JPH02205215A - 建築用パネルのプレスによる製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は壁用パネルその伯の建築用パネルのプレスによ
る製造方法に関するものである。

〔従来の技術〕

本出願人は特願昭６２−４３８４７号において建築用パ
ネルのプレスによる製造方法を提供している。この製造
方法は、予め所定の形状に打ら恢いた板材におりる各へ
り部を各別に立ち上げた俊、各コーナー部を格別に絞る
ようにしたものでおる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の方法においては各コーナー部を絞り加工しな
ければならないのであるが、絞り加工は高価なプレスを
必要とするため製品のコストを上背させる結果となる。

また、絞り加工するコーナ部にしわが生ずるという問題
もある。

本発明は以上の問題を解決しようとしてなされたもので
ある。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために本発明は、略長方形状又は略
正方形状の板材にお（プる各コーナー部を略「状に切り
欠くと共に各切り欠きコーナー部における略正方形状部
の内側二辺を谷折りし当該内側二辺のなす頂点と対向頂
点とを結ぶ対角線を山折りすることにより当該各略正方
形状部をパネルの裏側に起こした後、板材における各辺
のへり部をパネルの表側に折り曲げ、続いて板材の相対
向する一対の辺の各々において各略正方形状部の相対応
する内側の辺を結ぶ直線に沿って板材の当該一対の辺を
パネルの裏側に立ち上げ、更に、板材の残り一対の辺の
各々において各略正方形状部の相対応する内側の辺を結
ぶ直線に沿って板材の当該残り一対の辺をパネルの表側
に立ち上げるようにしてなる、建築用パネルのプレスに
よる”Ａ”／Ｔｉ方法を提供するものである。

（作　用〕 本発明による製造方法においては、予め板材の各コーナ
ー部に折り込み（略正方形状部の折り込み）が設けられ
るため、板材の各辺を立ち上げる際に板材のコーナー部
は無理な力を受けることなくスムーズに畳み込まれ、各
辺はスムーズに且つきれいに折り曲げられる。各辺のへ
り部はねじ等の固着具を貫通させることにより建築用パ
ネルを下地材等の支持体に固定するためのものである。

板材の各辺は建築用のパネルの側壁部となるものである
が、各側壁部は前記折り込みを介して相互に一体的に連
続する。

（実施例） 次に、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。

図示の実施例においては、下記の工程が下記の順序で行
なわれる。

（１）　略正方形状部状部正方形状の板材１における各
コーナー部２を略「状に切り欠いて略「状の切り火き３
を形成すると共に、各切り欠きコーナー部２における略
正方形状部４の内側二辺５．５を谷折りし、当該内側二
辺５．５のなす頂点６と対向頂点７とを結ぶ対角線８を
山折りすることにより当該各略正方形状部４をパネルの
裏側（第３図における右側）に起す（第１図△、第２図
参照）。なお、本明細出において「谷折り」、「山折り
」はパネルの表側から見たときの状態をいう。

（２）　板材１における各辺のへり部９をパネルの表側
（第３図にお【プる左側）に折り曲げる（第１図Ｂ、第
２図参照）。

（３）　板材１の相対向する一対の辺の各々において各
略正方形状部４．４の相対応する内側の辺５．５を結、
Ｓ（直線１０に沿って板材１の当該一対の辺をパネルの
表側に立ち上げる（第１図Ｃ１第２図参照）。

（４）　更に、板材１の残り一対の辺の各々において各
略正方形状部４．４の相対応する内側に辺５．５を結ぶ
直線１１に沿って板材１の当該残り一対の辺をパネルの
裏側に立ら上げる（第１図第一図Ｄ、第２図参照）。

第１図（Ｄ＞は完成した建築用パネルを示し、第３図は
その使用状態を示す。第３図において、建築用パネル１
２はそのへり部９にてねじ等の固着具１３により横下地
材１４に固定されている。

１５は竪下地材、１６は目地詰材である。

〔発明の効果〕

本発明においては、板材の切り欠ぎと曲げ加工のみによ
り建築用パネルが製造され、絞り加工は不要となるため
、！！造設備は安価なもので済み、製品のコストを低減
させることができる。また、予め板材の各コーナー部に
折り込みが設けられるため、板材の多片はスムーズに且
つきれいに折り曲げられ、しわ等が生ずることはない。

更に、できあがった建築用パネルの各側壁部は該折り込
みを介して相互に一体的に連続するため、水漏れの原因
となる隙間がパネルのコーナー部に生ずることはなく、
パネルの外観、強度等の面でも申し分ない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図は板材の
裏面図、第３図は本発明の方法により製造された建築用
パネルの使用状態を示す断面図である。 １・・・板　材　　　　　　２・・・コーナー部３・・
・略「状の切り火き　４・・・略正方形状部５・・・内
側辺　　　　　　６・・・頂　点７・・・対向頂点　　
　　　８・・・対角線９・・・へり部　　　　　１０．
１１・・・直　線１２・・・建築用パネル　　１３・・
・固着具１４・・・横下地材　　　　１５・・・竪下地
材１６・・・目地詰材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、略長方形状又は略正方形状の板材（１）における各
   コーナー部（２）を略「状に切り欠くと共に各切り欠き
   コーナー部における略正方形状部（４）の内側二辺（５
   ）、（５）を谷折りし当該内側二辺のなす頂点（６）と
   対向頂点（７）とを結ぶ対角線（８）を山折りすること
   により当該各略正方形状部をパネルの裏側に起こした後
   、板材における各辺のへり部（９）をパネルの表側に折
   り曲げ、続いて板材の相対向する一対の辺の各々におい
   て各略正方形状部の相対応する内側の辺（５）、（５）
   を結ぶ直線（１０）に沿つて板材の当該一対の辺をパネ
   ルの裏側に立ち上げ、更に、板材の残り一対の辺の各々
   において各略正方形状部の相対向する内側の辺を結ぶ直
   線（１１）に沿って板材の当該残り一対の辺をパネルの
   裏側に立ち上げるようにしてなる、建築用パネルのプレ
   スによる製造方法。