JPH02204506A - 舗装等の長期保存性を有する反応性補修材 - Google Patents

舗装等の長期保存性を有する反応性補修材

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JPH02204506A
JPH02204506A JP2085989A JP2085989A JPH02204506A JP H02204506 A JPH02204506 A JP H02204506A JP 2085989 A JP2085989 A JP 2085989A JP 2085989 A JP2085989 A JP 2085989A JP H02204506 A JPH02204506 A JP H02204506A
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curing
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南 哲行
Toshio Hishita
樋下 敏雄
Shoichi Sakata
坂田 昇一
Yoshio Saiga
雑賀 義夫
Masaaki Nohara
正昭 野原
Kaoru Fukada
深田 芳
Seiichi Matsuura
松浦 精一
Hiroshi Yamanokuchi
浩 山之口
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    • C08G59/66Mercaptans
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、IJ装等が災害などにより破H4した時、応
急的に補修するのに適した長1tJ備蓄可能なレゾ−ミ
ックス型の反応性補修材に関する。更に詳しくは、骨材
と液状の変性エポキシ樹脂とからなる混合物の所要量と
リモネンジハイドロオキシチオールにより変性したエー
テル型ポリメルカプタン系硬化剤を主成分とする常温硬
化型液状硬化剤の所要量とを、それぞれ別々の容器にパ
ックし、これらをセットにしているレゾ−ミックス型の
舗装等の長期保存性を有する反応性補修材に関するもの
である。
災害により舗装などが破壊したとき、応急的に補修する
必要がある。災害時には電力を使用できず、交通も混乱
することが予想され、一般に補修に使用されている加熱
アスファルト混合物を補修材として用いることは、アス
ファルトプラントでの製造、さらには、製造された加熱
アスファルト混合物の運搬が困難なこと、施工に施工機
器を要し、また、加熱アスファルト混合物の温度が下れ
ば使用できない等いろいろ問題がある。また、瀝青乳剤
と骨材を用いる浸透式1法や混合式1法は、常温で施工
できる利点があるが、労力が著しくいること1強度発現
に時間を要すると共に、雨天での施工は瀝青乳剤が流出
するおそれがあり好ましくないなど、応急処理に使用す
るのには問題がある。
したがって、災害時の応急処理に使用できる補修材とし
ては、冬季の低温時でも夏季の高温時でも、常に常温に
おいて、人力で簡単な道具を用いる程度で施工でき、施
工後には早期に交通開放できる安定度の高いもので、し
かも何時おきるか判らない災害に対処できるよう長期間
保存できるものが必要であるなど、従来の舗装などに用
いられる補修材と異なる性能のものが要望されている。
本発明者らは、このような要望にかんがみ。
1)備蓄が可能な期間は少くとも3年間は可能であるこ
と。
2)常温で容易に造れる混合物で、その混合物はスコッ
プ、振動コンパクタ等を用いて人力施工が容易にできる
こと。
3)天候に左右されず施工できること。
4)施工後には、冬季でも夏季でも早期に安定度が十分
比ること。
5)平常時には、補修材としてはもとより、パッチング
材や歩道舗装材料として自由に用いることができる品質
を有するものであること、(少くとも、約3年間の備蓄
期間を経過し、新たに備蓄材を造る場合、今まで備蓄し
ていた材料が補修材としてはもとより、パッチング材や
歩道舗装材料として使用できる十分な品質をもっている
こと、) などの要件をみたすものを開発目標として研究を重ね、
本発明を完成することができたのである。
本発明の目的は、少くとも3ケ年、おおむね3〜5年の
備蓄が可能で、使用の際には、現場で計量を不要とし、
人力により混合し得て、容易に反応性混合物を造ること
ができ、その混合物は施工性が良く、冬季から夏季の幅
広い気温において反応硬化性、硬化後の物性が良好で、
all装などの応急的補修に適しているレディミックス
型の反応性補修材を提供するものである。
そして本発明は、骨材と液状の変性エポキシ樹脂とから
なる混合物の所要量(a)と、リモネンジハイドロオキ
シチオールにより変性したエーテル型ポリメルカプタン
系硬化剤を主成分とする常温硬化型液状硬化剤の所要量
(b)とを、それぞれ別々の容器にパックし、これらを
セットにしたことを特徴とする舗装等の長期保存性を有
する反応性補修材を要旨とするものである。
本発明でいう骨材とは、アスファルト舗装やエポキシ樹
脂を結合材とする樹脂舗装に使用される骨材が用いられ
る。
その骨材は、粗骨材、細骨材が主体で、最大粒系20+
nm以下のものが好ましく、単粒度、複粒度、連続粒度
なといろいろの粒度のものが用いられる。また、顔料、
体質顔料、フィラー類を適宜混合した骨材も用いられる
使用できる骨材の1例をあげれば、たとえば、砕石、切
込砕石、クラッシャラン、スラブ、砂利、砂、砕石ダス
ト、スクリーニングス、明色骨材(ルクソバイト、ジノ
パール、セラミック粒、ガラス粒、アルミ粒、着色骨材
等)、硬質骨材(エメリー、シリカサンドなど)がある
骨材は乾燥しであるものを使用する。好ましくは、ドラ
イヤを通して乾燥した骨材を使用する。
また、骨材は吸油性の少ないものが好ましい。
本発明で使用する液状の変性エポキシ樹脂とは、液状の
エポキシ樹脂に、液状の反応性稀釈剤、非反応性稀釈剤
等を適宜混合したものである。
液状のエポキシ樹脂としては、最も代表的なものに、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、すなわち、ビスフェノ
ールAとエピクロルヒドリンの縮合物(DGEBA、ジ
グリシジルエーテルビスフェノールA)がある、このほ
か、ビスフェノールF型樹脂(ジグリシジルエーテルビ
スフェノールF)、フェノールノボラック型エポキシ樹
脂、アルキルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、グ
ノシジルエステル系エポキシ樹脂、ポリグリシジルアミ
ン系エポキシ樹脂などがあるに れらのエポキシ樹脂は、1種または2種以上混合して用
いられる。
反応性稀釈剤としては、分子中にエポキシ基を1個以上
有する一官能性あるいは多官能性エポキシドが用いられ
る0例えば、エチレングリコールまたはポリエチレング
リコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコー
ルまたはポリプロピレングリコールのジグリシジルエー
テル、ネオベンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1.6ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ジグリ
シジルフタレート、グリセロールジクリシジルエーテル
、トリメチロールプロパンジグリシジルエーテル、アル
キルフェノールグリシジルエーテル、高級アルコールグ
ルシジルエーテル、高級脂肪酸グリシジルエステルなど
があり、適宜用いることができる。
非反応性稀釈剤としては、例えば、高級アルコール類、
可塑剤(例えば、フタル酸エステル類、脂肪酸エステル
類)、フェノール、アルキルフェノール類、ザリチル酸
、アルキルジフェニール類、液状ゴム、液状石油樹脂、
液状キシレン樹脂、液状アルキレン樹脂、リン酸エステ
ル(例えば、トリフェニルホスフェート)、高沸点芳香
族炭化水素(例えば、芳香族炭化水素系プロセスオイル
)、ひまし油、パイン油、フルフリルアルコール、フル
フラール、スルホン等があり、適宜用いることができる
以上のほか、変性エポキシ樹脂には、酸化防止剤、老化
防止剤等を適宜添加することができる。
本発明で使用されるリモネンジハイドロオキシチオール
により変性したエーテル型ポリメルカプタン系硬化剤を
主成分とする常温硬化型液状硬化剤とは、エーテル型ポ
リメルカプタン系硬化剤を主成分とし、リモネンジハイ
ドロオキシチオールおよびエポキシ樹脂変性に用いられ
る非反応性稀釈剤等で変性混合したものである。
ポリメルカプタン系硬化剤は、−分子中にメルカプト基
(−3H基、チオール基ともいう)を2個以上有する化
合物であり、メルカプト基とエポキシ基を常温で反応さ
せる為の促進剤とした第三級アミンのような塩基性触媒
を第二成分として混合したものである。
ポリメルカプタンは、大別して脂肪族エーテル型、芳香
族エーテル型および脂肪族エステル型があるが、塩基性
触媒の混合系の保存性については、一般にエーテル型の
ものは、空気中の酸素によって貯蔵中に表面の皮張りや
粘度の上昇が生じる傾向がある。また、エステル型のも
のは、湿気の存在によって貯蔵中に硫化水素の発生、触
媒の中和による硬化剤の機能が低下をおこすおそれがあ
るので、エーテル型のものを用いることが好ましい6本
発明では、ポリメルカプタンはエーテル型ポリメルカプ
タンを主成分とする。貯蔵性の点で改善すれば、エステ
ル型も一部併用することができる。
エーテル型ポリメルカプタンには、例えばポリオキシプ
ロピレン2−ハイドロオキシチオール(POPHT)、
エチレングリコールジエタンチオール(EGDET)、
 リモネンジハイドロオキシチオール(RDHT)、芳
香族ポリチオール(BFADT)などがある、そのほか
、上記グリシジルエーテル反応稀釈剤にSH基を付加し
た物などがある。
塩基性触媒(硬化促進剤)としては、脂肪族ジアミン、
脂肪族ポリアミン、ペンシルジメチルアミン、トリスジ
メチルアミノメチルフェノール(TDMAMPあるいは
DMP−30)、ピペリジンなと゛がある。そのほか、
トリブチルフォスフイン、ベンジルアミン、モルホリン
などがある。
このほか、ポリアミドアミン系、ポリアミン系等の硬化
剤を併用することもできる。
本発明で使用する硬化剤には上述のエーテル型ポリメル
カプタン、塩基性触媒等のほかに、非反応性稀釈剤、酸
化防止剤、老化防止剤、安定剤、反応調節剤等を適宜添
加することができる。
中でもリモネンジハイドロオキシチオールは、低粘度で
保存安定性もあり、硬化物の物理物性は他の低粘度ポリ
メルカプタンと比較して非常に優れている。この為高粘
度エーテル型ポリメルカプタンとの変性混合用として用
いた。
しかし、非反応性希釈剤等を併用しなければその硬化物
は非常に脆く早期交通開放により、舗装体が破壊されて
しまう。
非反応性稀釈剤は、前述の変性エポキシ樹脂の非反応性
稀釈剤と同様のものが用いられる。非反応性稀釈剤の添
加は、液状硬化剤の量を増し、また液状硬化剤の粘度を
下げ、骨材と変性エポキシ樹脂との混合物に1π合する
際の混合性を良好にする、また、硬化反応の調節、硬化
後の物性向上(例えば、撓み性の向上)等に寄与する。
また、硬化剤の物性向上にも寄与する。
本発明の液状硬化剤は、長期間の保存中に皮弓Mす、粘
度上昇、硬化剤の機能の低下等を防止するために、空気
中の酸素、湿気の影響を受けないように安定化されてい
るが、更に液状硬化剤を入れる容器には、後述するよう
に空気中の酸素、湿気や光等の影響を受けないような容
器が採用され、密封される。
本発明の反応性補修材は、骨材と液状の変性エポキシ樹
脂(以下、単にエポキシ樹脂という)とを混合した混合
物(以下、単にエポキシ樹脂混合物という)の所要量(
a)と、リモネンジハイドロオキシチオールにより変性
したエーテル型ポリメルカプタン系硬化剤を主成分とす
る常温硬化型液状硬化剤(以下、単に硬化剤という)の
所要量(b)とを、それぞれ別々の容器にパックし、両
者をセットにして供給される。
本発明の反応性補修材は、使用するに際し、エポキシ樹
脂混合物と硬化剤とを1パツク対1パツクの割合で混合
することにより反応性常温混合物を造って使用する。こ
の場合におけるエポキシ樹脂混合物中の骨材量に対する
結合材の量は、エポキシ樹脂混合物中におけるエポキシ
樹脂の量と硬化剤の量の和と成る。
結合材におけるエポキシ樹脂と硬化剤との混合割合は、
エポキシ樹脂のエポキシ当量、硬化剤のメルカプタン当
量1.アミン価等を基準にしてきめられるが、一般にポ
リメルカプタン量は理論当量より少ない比率で設定され
る。
反応性補修材のエポキシ樹脂混合物中における骨材の質
、粒度等と、結合材の質、量等とは、使用対象、使用目
的によって異なる。しかしながら、骨材に対する結合材
量は、舗装材に対する各種試験、例えば、マーシャル安
定度試験、ラベリグ試験、ホイールトラッキング試験、
その他によってきめることができる。骨材に対する結合
材量の1例をあげると、例えば、7号砕石の単粒度骨材
では、結合材量は約45重1%であるが、7号砕石と粗
目砂とを重量比1:1で混合した複粒度骨材では、結合
材量は約8重量%になる。また、骨材に顔料、フィラー
等が加われば、結合材量もかわってくる。
主材となるエポキシ樹脂混合物は、材質、粒度等を選定
した乾燥している骨材と所要量のエポキシ樹脂とを混合
して造られる。混合には、パグミル、その他公知の混合
装置を使用する。混合して造られるエポキシ樹脂混合物
は、常温で団塊になることのないルーズの状態のもので
ある。
エポキシ樹脂混合物は、運搬、取扱いに便利なように通
常1バツクの量を40Kg以下、好ましくは30Kg、
あるいは30Kg以下の量にする。容器には、プラスチ
ックフィルムなどの袋が用いられる。また、プラスチッ
ク容器、金属製缶なども用いられる。また、紙袋、麻袋
等でプラスチックフィルムをラミネートしたものも用い
られる。プラスチックでは、紫外線を通さないように紫
外線吸収剤等を混入しているものも用いられる。
硬化剤は、エポキシ樹脂混合物の1パツク量に対応する
量が容器にパックされる。大体0.5〜2Kgの量が1
バンクの量となる。
容器は、硬化剤が長期間の保存中に光、空気中の酸素や
湿気の影響を受けないように出来るものが使用される0
通常は、内面を樹脂コーティングした金属製缶にパック
する。内面を樹脂コーティングするのは、ポリメルカプ
タンと金属の接触が、長期保存のためには好ましくない
からである。t!1脂コーティングは、通常、エポキシ
樹脂(焼付)が用いられる。プラスチックの袋、チュー
ブ、瓶等に入れて、これを金属缶にパックしてもよい。
また、プラスチックの袋、チューブ、瓶等の外面に金属
箔をラミネートしたものでもよい、また、プラスチック
製の袋、チューブ、瓶等でも、材質が空気中の酸素、温
気等を全(透さないようなものであれば、そのまま使用
することができる。また、ガラス瓶も使用できる。
硬化剤は、このような容器にパックされるが、この容器
入り硬化剤は、エポキシ樹脂混合物をバツクした容器内
に同封し1セツトとして供給することも、エポキシ樹脂
混合物をパックした容器内に入れずに1セツトとして供
給することも出来る。
本発明で使用される硬化剤は、非常に安定化された状態
で保存するために、貯蔵安定性試験(加速老化試験)で
、約3年間の保存期間中に変質がなく、硬化剤としての
機能低下がみられず、実用上3年間程度の長期備蓄可能
であることが確認され、更に実地の長期備蓄実験を開始
している。
本発明の反応性補修材は、実際に使用するときは、エポ
キシ樹脂混合物と硬化剤とを混合して反応性常温混合物
を造り、この可使時間内に補修等に使用する。混合には
撹拌器付の容器内での混合、適当なミキサ内での混合が
好ましいが、現場で、鉄板あるいは舗装面上等を利用し
、スコップ等を用いて手練り混合することもできる。混
合にはエポキシ樹脂混合物1バツクに対し硬化剤1パツ
クの割合で混合すればよいので、計量は不要である。
エポキシ樹脂混合物と硬化剤とを所定の割合で混合して
造られる反応性常温混合物は、反応の早くなる夏季にお
ける気温の高い季節でも十分な可使時間があり、また反
応のおそくなる冬季における気温の低い季節でも可使時
間、硬化時間が長すぎないものが要求される0本発明で
は硬化剤の主成分としてリモネンジハイドロオキシチオ
ールにより変性したエーテル型ポリメルカプタン系硬化
剤を用いることにより、このような要望にこたえること
が可能になった。本発明の実施例では、気温5℃で可使
時間を1〜2時間、硬化時間を1時間半から2時間半、
また、気温20℃で可使時間を30〜40分、硬化時間
を40分〜1時間、そして、気温30℃で可使時間を2
0〜30分、硬化時間を40〜50分程度に調節し、本
発明の反応性補修材を長期保存期間(一応3年間を目安
としている)内の夏季でも冬季でも使用できるようにし
ている。
エポキシ樹脂混合物と硬化剤とを混合した反応性常温混
合物の舗設、補修等には、いろいろな機器を使用するこ
とができる9例久ば、敷きならしには、小型フィニッシ
ャの様な敷きならし機械で施工することも、スコップ、
レーキなどを用いて人力で施工することもできる。敷き
ならした後、転圧することが好ましい、転圧には、−輪
ローラ、振動ローラ、タンデムローラ、ビブロプレート
、クンバ等が用いられる。また反応性常温混合物を敷き
ならす下地面に、あらかじめブライマーを塗布すること
も行うことができる。
反応性常温混合物は、上述のように硬化時間が早い、ま
た、硬化過程における強度発現が早く、比較的短時間に
大きな強度(交通荷重に耐える安定度)に達するので、
舗装等の補修に使用した際、早期に交通開放することが
できる。
次に本発明の反応性補修材の特長と作用効果を要約して
説明する。
(1)エポキシ樹脂混合物と硬化剤とを別々に分けて容
器にパックし、特に硬化剤を長期間の保存にたえられる
ように安定な状態にしであるので、長期間の備蓄が可能
であり、いつでも品質が安定し、良好な物性に硬化でき
る反応性常温混合物を造ることができる。
エーテル型ポリメルカプタン硬化剤を主成分とする常温
硬化型液状硬化剤を安定化すると共に、光、空気中の酸
素、湿気等の影響を受けない容器にパックしているので
、長期間の保存中に皮張り、粘度上昇、硬化剤としての
機能の低下等が生じない、そのため、いつでも良好な反
応性常温混合物を造ることができる。
(2)使用に際して、計量が不要であり、常温混合によ
って容易に反応性常温混合物を造ることができる。
エポキシ樹脂混合物と硬化剤とが、それぞれ所要量宛パ
ックされ、1パツク対1バツクの量で混合すればよいよ
うにセットになっているので、その混合に際して計量が
不要である。また、エポキシ樹脂混合物に対する硬化剤
の量も比較的多く。
そして硬化剤の粘度も低目であり貯蔵中に増粘しないた
め、常温混合によって容易に反応性常温混合物を造るこ
とができる。
(3)夏季でも冬季でも気温に左右されず、また、天候
に左右されずに使用できる。
硬化剤の主成分がエーテル型ポリメルカプタン系硬化剤
であるため、冬季の気温の低いときでも反応性常温混合
物の硬化反応はスムースに進行し、短時間に十分な強度
を発現でき、また夏季の気温の高いときでも作業(施工
)に必要な可使時間を有しているので、夏、冬を通じて
使用できる。また、反応性常温混合物は、雨水の中でも
硬化反応はスムースに進行し、安定した物性のものに硬
化するので、天候に左右されずに使用することができる
(4)反応性常温混合物は、施工性良好である。
フィニッシャ、簡易フィニッシャ等で敷きならしができ
るほか、スコップ、レーキ等によって人力による敷きな
らしもでき、締固めも、ローラ、小型ローラ、振動ロー
ラ、タンパ、ビブロプレートなどで行うことができる。
(5)反応性常温混合物の強度発現が早く、その硬化物
は、舗装材として十分な安定度、強度、耐摩耗性、耐久
性等を有している。
舗装体としてのマーシャル安定度試験、ラベリング試験
、ホイールトラッキング試験を、反応性常温混合物の舗
設直後、硬化過程、硬化後等、また夏季の施工、冬季の
施工等を想定して条件をかえて行なったが、いづれも良
好な結果を得ている。
そのため、緊急時に備えて備蓄しているものを、定期的
に新規のものにとりかえる場合に、今まで保存していた
ものを補修材としてはもとより、有効に舗装等に使用で
きる。たとえば、歩道舗装材、パッチング材等に使用す
ることができる。
本発明の反応性補修材は、緊急時における舗装などの破
損ケ所を短時間に補修し、交通開放ができるように開発
されたものであるが、パッチング材、カラー舗装材、歩
道舗装材等に使用できるほか、いろいろな構造物の補修
材としても使用することができる。
次に本発明の反応性補修材に使用される硬化剤について
行った貯蔵安定性の試験結果を説明する。
試験は、本発明で使用される硬化剤400gをエポキシ
樹脂を内面にコーティングし焼付している500mjl
l入り金属缶に入れて密栓し、25℃で1年間、60°
Cで6ケ月間の長期間保存し、粘度、アミン価、比重に
ついて性状の変化を調べると共にエポキシ樹脂との硬化
反応性の変化を調べた。比較例としてポリエステル系ポ
リメルカプタン常温硬化剤を主成分とする硬化剤につい
ても同様に試験した。
試験方法は、次のようである。
粘  度 JIS  K6833に準する。
アミン価 JIS  K7237に準する。
比  重 JIS  K2249に準する。
エポキシ樹脂との硬化反応性(結合材の塗膜硬化性)は
、RCI塗料乾燥時間測定器を使用して、配合差異によ
る硬化時間の変化を測定した。
その試験は、5℃で塗膜厚さは50umで行った。
(RCI塗料乾燥時間測定器) 塗料の乾燥度合を測定するもので、ガラス板上に一定条
件で塗布された塗料の乾燥状態を、その表面を鋼針で引
掻いて行き、その引掻き軌跡を観察して乾燥時間を測定
する。
ガ  ラ  ス  板  350X25X2mm   
6本書引掻ストローク 300+nm最大 i++  定 時 間 6.12.24時間/300m
m引 掻 鋼 針 鋼針Sに−23mn+$ X 35
mm (ff l先端が2mmψ球、11ψフラ ット、2mmφフラット、3mm φフラットの4種がある。
結合材の塗膜が硬化しないうちは、引掻針の通った軌跡
は塗膜表面が流れて平らに復元するのであとがつかない
0反応がはじまり結合材が増粘してくると引掻針の通っ
た軌跡が塗膜表面にはっきり残り復元できなくなる。こ
のあとのつきはじめるまでの時間が指触乾燥時間である
。さらに引掻針が移動して塗膜が硬化はじめると引掻針
の軌跡が浅くなりはじめ、それから間もなくすると塗膜
は硬化し引掻針の軌跡が表面につかなくなる。その引掻
針の軌跡が浅くなりはじめるまでの時間を半硬化時間、
軌跡かつかな(なるまでの時間を硬化時間とする。
試験結果を、次表に示す。
第1表は、液状変性エポキシ樹脂と硬化剤の配合を示す
ものであり、表中のエポキシ樹脂は、液状の変性エポキ
シ樹脂の配合を示す。
第2表は、硬化剤の保存(経時変化)に伴う粘度、アミ
ン価、比重についての性状変化、即ち貯蔵安定性の試験
結果を示す。
第3表は、エポキシ樹脂と硬化剤の保存(経時変化)に
伴う硬化反応性の試験結果を示す。
※ 2 ※3 ※ 4 ※6 ※7 ×8 ビスフェノールA型エポキシ樹脂 エピコート828 
(シェル化学製品、商品名)反応性稀釈剤 第三級脂肪
酸モノグリシジルエステル カージュラE10(シェル
化学製品、商品名) 反応性稀釈剤 1.6ヘキサンジオールジクリシジルエ
ーテル エーテル型ポリメルカプタン ポリオキシプロピレン2
−ハイドロオキシチオールエーテル型ポリメルカプタン
 リモネンジハイドロオキシチオール エーテル型ポリメルカプタン 芳香族ポリチオール エーテル型ポリメルカプタン エチレングノコールジエ
タンチオール ペンタエリスリトールテトラメルカプトプロビオネート ※9 第三級アミン トリスジメチルアミノメチルフェノール 第1表 液状変性エポキシ樹脂と硬化剤の配合(!1量部)第2
表にみられるように、試験例1.3.4のいづれも硬化
剤の粘度、アミン価、比重についての性状に変化がなく
貯蔵安定性に優れていることが判る。すなわち、25℃
における保存条件では、1年間経過後においても、これ
らについて変化が殆んどみられない、また、60℃にお
ける保存条件では、6袋月経過後においても、これらに
ついて変化が殆んどみられないで安定である。60℃に
おける保存条件の2袋月は25℃における保存条件の1
年間に相当するとみなされるので、60℃における保存
条件の6袋月は25℃における保存条件の3年間に相当
する。比較例1では、硬化剤の粘度、アミン価、比重の
性状変化が著しい、粘度の上昇は、チオール基とアミン
の反応が生じたためとみられ、それはアミン価の減少、
比重の増大にあられれており、貯蔵安定性に欠けている
ことを示している。
更に、第3表において、結合材の塗膜硬化性をみると、
試験例1〜4が長期間の保存(25℃および60℃)に
おいて指触乾燥、半硬化、硬化の時間に殆んど変化なく
、安定した値を示すのに対して、比較例1では、長期間
の保存により指触乾燥、半硬化、硬化の時間が非常にの
びてきており、硬化剤としての機能低下がはっきりとみ
られる。
以上の試験結果から明らかなように、本発明の反応性補
修材における硬化剤を樹脂コーティング缶内にバックし
ておくことにより、長期間(3年間を目安とした)の保
存中に性状の変化や硬化剤としての機能の低下がみられ
ないことが判かる。
次に、本発明の反応性補修材の実施例とそれを用いた反
応性常温混合物の試験結果等について説明する。
実施例に使用した液状の変性エポキシ樹脂および液状硬
化剤は、次のようである。
液状の変性エポキシ樹脂 エピコート 828(シェル化学製品液状エポキシ樹脂
、商品名)100重量部に反応性稀釈剤カージュラE−
10(シェル化学製品、商品名)25重量部を混合した
もの。
液状硬化剤: ポリオキシブロビレン2−ハイドロオキシチオール40
重量部、リモネンジハイドロオキシチオール25重量部
、エチレングリコールジエタンチオール10重量部、ト
リスジメチルアミノメチルフェノール5重量部、液状変
性石油樹脂20重量部、酸化防止剤011重量部を混合
したもの。
実施例1 アスファルトプラントのドライヤを通して乾燥し、ふる
い分けして常温にした乾燥された7号砕石95.5重量
部に、液状の変性エポキシ樹脂2.5重量部をパグミル
を用いて混合しエポキシ樹脂混合物を得る。このエポキ
シ樹脂混合物を紫外線吸収剤入りポリエチレン袋の袋(
厚0.25mm)に1袋当り30Kgづつ入れる。これ
らの袋の中に、内面エポキシ樹脂コーティング金属缶(
フタ付)に硬化剤600gをつめた容器入り硬化剤を、
1袋に対して1個人れてポリエチレン袋を密封し、骨材
に7号砕石を用いた本発明の反応性補修材を得る。
上記において、エポキシ樹脂混合物30Kgを入れたポ
リエチレン袋に容器入り硬化剤を入れることな(、エポ
キシ樹脂混合物入りポリエチレン袋を密封し、これに容
器入り硬化剤をセットにして本発明の反応性補修材とす
ることもできる。
実施例2 ドライヤを通して乾燥しふるい分けした常温の7号砕石
および粗目砂を重量比1.1に混合した骨材92重量部
に対し液性の変性エポキシ樹脂4.5重量部をパグミル
を用いて混合しエポキシ樹脂混合物を得る。このエポキ
シ樹脂混合物を紫外線吸収剤入りポリエチレン袋の袋に
1袋当り30Kgづつ入れる。これらの袋の中に、内面
エポキシ樹脂コーティング金属缶(フタ付)に硬化剤1
100gをつめた容器入り硬化剤を1袋に対して1個人
れてポリエチレン袋を密封し、骨材に7号砕石と粗目砂
を重量比1:1の割合で混合した骨材を用いた本発明の
反応性補修材を得る。
上記において、エポキシ樹脂混合物30K・gを入れた
ポリエチレン袋に容器入り硬化剤を入れることなく、エ
ポキシ樹脂混合物入りポリエチレン袋を密封し、これに
容器入り硬化剤をセットにして本発明の反応性補修材と
することもできる。
実施例1と実施例2の反応性補修材について1ケ月後に
室内試験でエポキシ樹脂混合物と硬化剤とを混合して反
応性常温混合物を造り、その可使時間、硬化時間、硬化
物の舗装体としての物性をみるため、ホイールトラッキ
ング試験、アスファルト舗装への接着力試験、湿潤時の
硬化確認試験(マーシャル安定度試験)等を行って舗装
材としての性能を評価した。それらの試験結果を次に示
す、以下、実施例1および実施例2の反応性補修材を使
用した反応性常温混合物を夫々Aタイプ混合物およびB
タイプ混合物と呼ぶことにする。
第4表は可使時間を示し、マーシャル安定度給試体作製
によって混合開始から締固めまでの時間と密度、安定度
の関係を温度を変えて求め、これより各温度における可
使時間を求めた。
第4表 可使時間(Bタイプ) 第6表 透水係数(Aタイプ) 第5表は硬化時間を示し、混合開始から締固めまでの時
間を一定とし、混合開始からマーシャル安定度測定開始
までの時間と安定度の関係を求め、これより各温度にお
ける硬化時間を求めた。
第5表 硬化時間(Bタイプ) 第7表は、ホイールトラッキング試験結果を示し、締固
め条件を一定とし、試験開始時間を可使時間+15分、
可使時間+40分として試験を行った。試験方法は日本
道路協会発行「アスファルト舗装要綱j昭和53年改訂
版による。ただし、走行試験の接地は6.4±O、15
Kg/cm”、試験温度は20°Cである。
第6表は透水試験結果を示し、養生温度20℃、定水位
法で、Aタイプ混合物について行った結果である。
第7表 ホイールトラッキング試験結果(走行試験温度
20℃、接地圧6 、4 Kg/am”)本開始時間は
可使時間からの時間(分)基dA密度は A : 1.
773  B : 2.087第1図および第2図は接
着力の試験結果を示し、密粒度アスファルトコンクリー
ト舗装体上にAタイプどBタイプの反応姓常?M 0合
物を施工したときの接着力をみるもので、ブライマー不
使用の場合、ブライマーとしてアクリル系樹脂エマルジ
ョンを使用した場合、ブライマーとしてエポキシ樹脂混
合物に使用した変性エポキシ樹脂と硬化剤とを混合した
結合材を使用した場合について、その接着力を湿潤、乾
燥のそれぞれについて試験を行った。試験は、建研式接
着力試験機を用いて測定した。
第8表は、湿潤時の硬化の確認のマーシャル安定度試験
結果を示し、Aタイプ混合物につき、混合及び養生温度
20℃で、次のような三つの湿潤状態の場合についてマ
ーシャル安定度試験を行った。
■エポキシ樹脂混合物が湿潤している状態エポキシ樹脂
混合物にあらかじめ水を添加して使用した。
■エポキシ樹脂混合物に硬化剤を混合した反応性常温混
合物が湿潤している状態 硬化剤を混合し、5分後に水を添加して混合した。
■エポキシ樹脂混合物に硬化剤を混合した反応性常(F
Aifi合物の転圧後に水の影響を受けた状態締固めの
5分後、15分後に、それぞれ60℃の水中に30分間
水浸し、マーシャル安定度の測定を行った。
第8表 湿潤時の硬化(Aタイプ) 以上の各試験から明らかなように、本発明の反応性補修
材を使用した反応性常温混合物は、災害の時の補修用混
合物としての性能を十分満足するものといえる。
また、実施例1および実施例2の反応性補修材を用いて
、製造してから約1ケ月後に、次のような試験施工を行
った。
歩道用透水舗装として、路床上に山砂を転圧厚さ10c
mに施工した後、さらにクラッシャランC−30を転圧
厚さ10cmに施工し、その上にAタイプ混合物を転圧
厚さ4cmに施工した。施工は、幅3m、長さ12m、
面積36m2である。
歩道用舗装として路床上にクラッシャランC−40を転
圧厚さ10cmに施工し、その上にBタイプ混合物を転
圧厚さ4cmに施工した。施工は、幅2m、長さ10m
、面fj120m”である。
仮設道路舗装として路床に、粒度調整砕石M−40を転
圧厚さ15cmに施工し、その上にBタイプ混合物を転
圧厚さ5cmに施工した。施工は、幅2m、長さ10m
、面積20m2である。
車道用舗装として路床上にクラッシャランC−30を転
圧厚さ20cmに施工し、さらに粒度調整砕石M−40
を転圧厚さ15cmに施工し、その上にBタイプ混合物
を転圧厚さ5cmに施工した。
路盤の作製は、常法により転圧にはマカダムローラ、タ
ンデムローラが用いられた。Aタイプ混合物、Bタイプ
混合物の混合には水平回転型強制練りミキサが用いられ
た。混合物の敷きならしは、鉄製レーキ、簡易フィニッ
シャ、有振式簡易フィニッシャ等を用いて行った。転圧
は、マカダムローラ、タンデムローラ、小型振動ローラ
、ビブロプレート、タンパ等を用いた。Aタイプ混合物
では密度1.63〜1.69、Bタイプ混合物で密度1
.82〜2.03であった。転圧ではタンデムローラ、
ついで小型振動ローラ、ビブロプレートなどがよく転圧
できた。何れも仕上り面は良好であり、良好な結果が得
られた。
さらに、本発明の反応性補修材は、結合材が透明である
ところから、自然色舗装用材料またはカラー舗装用材料
としての用途にも適している。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 骨材と液状の変性エポキシ樹脂とからなる混合物の所要
    量(a)と、リモネンジハイドロオキシチオールにより
    変性したエーテル型ポリメルカプタン系硬化剤を主成分
    とする常温硬化型液状硬化剤の所要量(b)とを、それ
    ぞれ別々の容器にパックし、これらをセットにしたこと
    を特徴とする舗装等の長期保存性を有する反応性補修材
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