JPH02204446A - ジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロフルオロプロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロプロパン類の製造法 - Google Patents

ジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロフルオロプロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロプロパン類の製造法

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JPH02204446A
JPH02204446A JP1023750A JP2375089A JPH02204446A JP H02204446 A JPH02204446 A JP H02204446A JP 1023750 A JP1023750 A JP 1023750A JP 2375089 A JP2375089 A JP 2375089A JP H02204446 A JPH02204446 A JP H02204446A
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JP
Japan
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tetrahydrofluoropropanes
tetrachloropropane
antimony
tantalum
niobium
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JP1023750A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Morikawa
森川 真介
Shunichi Samejima
鮫島 俊一
Keiichi Onishi
大西 啓一
Shin Tatematsu
伸 立松
Toshihiro Tanuma
敏弘 田沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロフ
ルオロプロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロプ
ロパン類CC5HaCt 4−0Frl:2≦n≦4)
の製造法に関するものである。
ジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロフルオロプ
ロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロプロパン類
は従来から用いられてきたフロン類と同様に発泡剤、冷
媒、洗浄剤等の用途が期待される。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来知
られているジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロ
フルオロプロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロ
プロパン類の合成ルート・とじては、例えば、1.、2
.3−トリクロロプロパンを脱塩酸して2,3−ジクロ
ロプロペンとし、これをフッ化カリウムと反応させて2
−クロロ−3−フルオロプロペンとし、次にこれに塩素
を付加して1,2.2−トリクロロ−3−フルオロプロ
パンとしな後、二塩化三フッ化アンチモンでフッ素化し
て1−クロロ−2,2,3−トリフルオロプロパンを合
成する方法にあるように多段の工程を必要とするため、
収率の向上が困難であり工業的生産に適さないという欠
点を有している。
[課題を解決するための手段] 発明者はジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロフ
ルオロプロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロプ
ロパン類(CsH4C1a−F−;2≦n≦4)の効率
的製造法について鋭意検討を行なった結果、テトラヒド
ロハロゲノプロパン類(C5HAC1J−、、IF−:
O≦m≦1)をニオブ、タンタル、アンチモンのハロゲ
ン化物の少なくとも一種よりなる触媒の存在下でフッ化
水素によりフッ素化することにより、塩素がフッ素へ置
換してジフルオロメチレン基を有するテトラヒドロフル
オロプロパン類およびテトラヒドロクロロフルオロプロ
パン類が得られることを見いだし本発明を提供するに至
ったものである。
以下本発明の詳細について実施例とともに説明する。
すなわちテトラヒドロハロゲノプロパン類(CsHaC
l 4−−F、;0≦厖≦1)を液相でフッ化水素によ
りフッ素化すると、下式に示すようにジフルオロメチレ
ン基を有するテトラヒドロフルオロプロパン類およびテ
トラヒドロクロロフルオロプロパン類(CaHaCl 
4−、IF、、;2≦n≦4)が収率よく生成すること
を見いだしな。
IF (,3)(ict  a−−F−”  C3H4C1a
−lIFno≦謹≦1          2≦n≦4
本反応においてはニオブ、タンタル、アンチモンのハロ
ゲン化物、例えば、フッ化ニオブ、塩化ニオブ、五フッ
化タンタル、五塩化タンタル、五フッ化アンチモン、五
塩化アンチモン、二塩化三フッ化アンチモンおよび二臭
化三フッ化アンチモン等よりなるフッ素化触媒が使用可
能である。
フッ素化反応は液相中常圧もしくは加圧下で、0〜20
0℃、特に好ましくは常温〜150℃の温度範囲で行な
うことが適当である。
本発明において反応は通常無溶媒で行うが、溶媒を用い
てもよく、この場合に用いられる溶媒は、原料であるプ
ロパン類を溶かし込み、さらに溶媒自身が原料よりフッ
素化されにくいものであれば特に限定されないが、通常
0〜10kg/cyl!で行うのが適当であり、反応圧
は溶媒を用いる場合は溶媒の種類等によっても異なる。
フッ化水素は反応前にあらかじめ仕込んでおいてもかま
わないが、反応時液相へ吹き込む方が好適である。
原料に用いるテトラヒドロハロゲノプロパン類((、a
H4ct a−F−;o≦m≦1)としては<  1.
2゜2.3−テトラクロロプロパン(R−250aa、
)、1、1.2.2−テトラクロロプロパン(R−25
0ab)、1.2.3− トリクロロ−2−フルオロプ
ロパン(R−251ba)、1.1.2−トリクロロ−
2−フルオロプロパン(R−251bb)があげられる
が5.これらはいずれも公知の化合物である。
反応により生成するジフルオロメチレン基を有するテト
ラヒドロフルオロ10パン類およびテトラヒドロクロロ
フルオロプロパンX1(CsHaCl 4−−Fn;2
≦n≦4)としては、1.3−ジクロロ−2,2−ジフ
ルオロプロパン(R−252ca)、1゜1−ジクロロ
−2,2−ジフルオロプロパン(R−252cb)、1
−クロロ−2,2,3−トリフルオロプロパン(R−2
53ca)、1−クロロ−1,2,2−)リフルオロプ
ロパン(R−253cb)、1.1.2.2−テトラフ
ルオロプロパン(R−254cb)等があげられ、これ
らは慣用の方法、例えば、分別蒸留等により分離し得る
[実施例コ 以下、本発明の実施例を示す。
実施例 1 内容積1リツトルのハステロイC製オートクレーブに、
1.2.2.3−テトラクロロプロパン(R−250a
a)の500g、五塩化アンチモンの50gを入れて、
フッ化水素を50g/時の割合で3時間供給しながら、
120℃まで昇温した後、更にフッ化水素を50g/時
の割合で3時間供給した。この状態で20時間、反応温
度を保持して反応させた0反応物は一78℃に冷却した
トラップに捕集した。捕集物の酸分を除去した後の組成
をガスクロマトグラフィー及び19F−NMRを用いて
分析した結果、 ジフルオロメチレン基を有するCH2
Cl CF2CH2Cl  (R252ca)が生成す
る事を確認した。成績を表1に示す。
表1.R−250aaのフッ素化 実施例2 1、2.2.3−テトラクロロプロパン(H,−250
aa)のかわりに1.1.2.2−テトラクロロプロパ
ン(R−250ab)の500gを、五塩化アンチモン
のかわりに五フッ化タンタルの50gを使用し、反応温
度を130℃とする他は実施例1と同様の条件で反応を
行なった。その結果、ジフルオロメチレン基を有するC
HF2CF2CH3(R254cb)、CHCI F 
CF 2CH3(R253cb)、CHCl2CF2C
HsCR252cb)などの他にCHF 2 CCi 
F CHs (R253bb)、CHCl FCCI 
FCH3(R252bb)等の2個以上のフッ素原子を
有する250番台フロンが生成する事を確認した。
主な成績を表2に示す。
表2.R250abのフッ素化 ンが生成する事を確認しな、成績を表3に示す。
表3.R−251baのフッ素化 実施例3 1、2.2.3−テトラクロロプロパン(R−250a
a)のかわりに1.2.3− トリクロロ−2−フルオ
ロプロパン(R−251ba)の500gを使用し、五
塩化アンチモンのかわりに五塩化ニオブの1゜Ogを使
用し、反応温度を100℃とする他は実施例1と同様の
条件で反応を行なった。その結果、ジフルオロメチレン
基を有するC H2Ct CF 2CH2F (R−2
53ca)およびCH2Ct CF 20H2CL  
(R−252ca)などの250番台フロ実施例4 1、2.2.3−テトラクロロプロパン(R−250a
a)のかわりに1.1.2− )ジクロロ−2−フルオ
ロプロパン(R−25thb)の500gを、五塩化ア
ンチモンのかわりに五塩化タンタルの40gを使用し、
反応温度を120℃とする他は実施例1と同様の条件で
反応を行なった。その結果、ジフルオロメチレン基を有
するCHF20F2CH3(R−254cb)、CHC
l FCF2CH3(R253cb)およびCHCl 
2CF2CH3(R252bb)などの他にCHF2C
Cl FCHs(R−253bb)、CHCL F C
CL F CHs (R252bb)等の2個以上のフ
ッ素原子を有する250番台フロンが生成する事を確認
しまた。
主な成績を表4に示す。
表4、  R−251bbのフッ素化 [発明の効果] 本発明は、テトラヒドロハロゲノプロパン類を原料とし
てフッ素化触媒の存在下に液相でフッ化水素と反応さぜ
ることによりジフルオロメチレン基を有するテトラヒド
ロフルオロプロパン類およびテトラしドロクロロフルオ
ロプロパン類を製造し得るという効果を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジハロゲノメチレン基を有するテトラヒドロハロゲ
    ノプロパン類(C_3H_4Cl_4_−_mF_m;
    0≦m≦1)をニオブ、タンタル、アンチモンのハロゲ
    ン化物の少なくとも一種よりなる触媒の存在下でフッ化
    水素によりフッ素化することを特徴とするジフルオロメ
    チレン基を有するテトラヒドロフルオロプロパン類およ
    びジヒドロクロロフルオロプロパン類(C_3H_4C
    l_4_−_nF_n;2≦n≦4)の製造法。 2、フッ素化反応を常圧または液相加圧下で、0〜20
    0℃の温度範囲で行なう請求項1に記載の製造法。 3、テトラヒドロハロゲノプロパン類が1,2,2,3
    −テトラクロロプロパンである請求項1または2に記載
    の製造法。 4、テトラヒドロハロゲノプロパン類が1,1,2,2
    −テトラクロロプロパンである請求項1または2に記載
    の製造法。 5、テトラヒドロハロゲノプロパン類が1,2,3−ト
    リクロロ−2−フルオロプロパンである請求項1または
    2に記載の製造法。 6、テトラヒドロハロゲノプロパン類が1,1,2−ト
    リクロロ−2−フルオロプロパンである請求項1または
    2に記載の製造法。
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DE69029290T DE69029290T2 (de) 1989-02-02 1990-02-01 Verfahren zur herstellung eines 2,2-difluorpropans
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