JPH02204418A - ソマトトロピン製剤 - Google Patents

ソマトトロピン製剤

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JPH02204418A
JPH02204418A JP1322452A JP32245289A JPH02204418A JP H02204418 A JPH02204418 A JP H02204418A JP 1322452 A JP1322452 A JP 1322452A JP 32245289 A JP32245289 A JP 32245289A JP H02204418 A JPH02204418 A JP H02204418A
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JP
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somatotropin
composition
dispenser
glycerol
buffer
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JP1322452A
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English (en)
Inventor
Michael Joseph Azain
マイクル ジョセフ アザイン
Thomas Richard Kasser
トーマス リチャード カッサー
Milton Jerome Sabacky
ミルトン ジェローム サバッキィ
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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    • A61K47/06Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite
    • A61K47/08Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite containing oxygen, e.g. ethers, acetals, ketones, quinones, aldehydes, peroxides
    • A61K47/10Alcohols; Phenols; Salts thereof, e.g. glycerol; Polyethylene glycols [PEG]; Poloxamers; PEG/POE alkyl ethers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明(儂、長期間に亘りてソマトトロピン全コントロ
ールして放出するソマトトロピンの投与法、よジ詳aン
こは、ソマトトロピンの放mをコントロルして動物にソ
マトトロピンk 投’i fるための改良式72.た#
i放物に関する。
長期間に亘ってソマトトロピンを放出するソマトトロピ
ンの多数の非経口投与法が+b′、案さtL TIJい
る。このような投与システムが有効でめるためには、い
くつかの要求t?1l111だす必要がある。即ち、第
1に目的とする生物学的幼来葡発揮するのQ゛こ十分な
程度に薬物の放出速度が早くなければならない。第2に
オーバー・ドーズを避けるのにおるいは薬物の無駄な消
費金避けるのに十分な程度に薬物の放出速度が遅くなけ
れはならない。第3に目的とする生物学的効果音発揮す
るのに十分な迷夏で長期間に亘って禁物が放出されるよ
うに薬物の投与讐が十分でなければならない。第4に非
経口投与用に便利なようにその投与谷麓が少l〈なけれ
ばならない。
ポリペプチドは、それぞれその6次元構造及び他の物質
との相互作用が相違するため、適当なビークル中でポリ
ペプチドを長期間に亘って有効に放出できるjlliJ
能性茫予測することは:不r=f能である。
しかしながら、ポリペプチドの生物学的活性盆錯効に且
つ経済的方法で発揮ざセ−るためKは、多くの場合ポリ
ペプチドを長期間に亘って放出でさる組成物の開発が必
要でおる。
ソマトトロピンtコントロールして放出する1つのアグ
ローテとして、体液中に吸収される速度を遅くするよう
な注射町MI Zもしくは移植可能なマトリックス組成
物中にソマトトロピンを製剤化する方法である。このよ
りな方法では、ソマトトロピンを抗水和剤の任意の存在
下で生体適付性オイル中に分散させる(欧州時計公開番
号177.478二1986年4月9日公開)。ソマト
トロピンは、デキストリン、デキストラン、各種の大豆
ガムなどの水浴解性もしくは水分散性のカーボハイドレ
ートzvマ・−と混合し、得らノ′Lるコンプレックス
金溶液、分散液あるいはペーストとして投与する〔欧州
/#計公開歪号193.917 : 1986年9月1
0日〕。
ンマトトロビン金コレステロールとともにA仕して圧m
成型して移植用マトリックスとする方法もある(例えば
、1984年6月5日にKent Kl4されたU、S
、 Pa、tent 4,452,775 )。lJ、
S。
patent 4+836.736(1989年ソ月5
日にMairiらに付与された)VCは、結合剤もしく
はマトリックスの非存在下でソマト)Lll”ン金圧縮
して移植す能なベレットもしくは錠剤?r:得る方法が
記載されている。
ポリペプチドの放出をコントロ・−・ルして投与する他
の方法としては、ポリペプチドの製剤全含有するブイス
ペンサーも(〜くはポンプ金柑いる方法がある。生物学
的活性物質ケ継続して供給するだめの各種の注入デバイ
スが提案されている。移植ポンプの1つのタイプは、固
い半透過性膜内に浸透剤と活性成分の製剤とを含有する
浸透性デイスペンサーであってその半透過t11:膜を
通って囲りの組織から水分が吸収される浸透性デイスペ
ンサーである。このデイスペンサーにおいては、水が吸
収されて浸透剤の容量が上昇して活性成分を外へ押し出
すようにして活性取分が放出され生体に吸収で?Lる。
このような浸透性移植デイスペンサーの例としては、U
、S、 Patent 3,995.632(Naka
noら)、U、S、 Patent 43.845.7
7 Ll(Theeuwesら)及びtr、s、 Pa
tent A 3,76 [J、805(Hlguch
i ) K記載δれたデイスペンサーかめる。
U、S、 patent /163.995+632に
記載されたデイスペンサーは、デイスペンサーの下部に
浸透剤を含有する1つの区画と、デイスペンサーの上部
に活性成分を含有する第2の区画と、これら2つの区画
を分離する移動可能なバリヤーもしくはピストンとから
なっている。このデイスペンサーの場合、浸透剤が膨張
するにつれて、ピストンt−第1の区画の万へ押し上げ
、活性成分が出口部分から押し出される。このタイプの
ものを、1ブツシユタイプ”インブラント・もしくはデ
イスペンサーと言うことができる。σ、S、 Pate
nt A 3,760,805に記載されたデイスペン
サーは、浸透剤を含有する区画内に活性取分を含むフレ
ツキシプルなバックを有しこのバックが出口部分に連結
しているデイスペンサーである。この場合には、水が吸
収され浸透剤が膨張するにつれて、バックが破れて活性
成分が出口部分から押し出される。活性取分がバック中
に含有されているこのタイプのデイスペンサーは、“崩
壊性バックタイプ”インブラントもしくはデイスペンサ
ーと言うことができる。他の各種の注入デバイスも多く
報告されてお多、特にインスリン投与用の各種のデバイ
スが報告されている。そのいくつかは移植されて用いら
れるものであシ、他のいくつかはカニユーレによシ外部
から装層されて活性成分を体液中に注入するものである
このような注入デイスペンサーのいずれの場合にも、活
性成分は典屋的には水性もしくは非水性の分散製剤中に
含有されている。ソマトトロピンの場合には、このよう
な注入システムを用いて投与するのが困難である。ソマ
トトロピンは、生物学的に非活性となるような分子変形
を受けやすい。
例、tば、ソマトトロピンはダイマーまたは凝集体を形
成する類句かめりそのため非活性となる。この1頃向は
一般的に水の存在によって促進される。
更に、溶液などの可動性相中に高−度で蛋白が存在する
場合にダイマーあるいは[4の傾向はより一層促進され
ることが観察されている。lた、デイスペンサーが移[
される動物の体温などの高い温度でダイマーもしくは凝
集体形成が促進される。
従って、非経口投与に望lしいとされるIwi−度混台
物タイブの一台に、生物学的活性のロスを最も受けやす
いと言える。更には、多くの蛋白ホルモンの水への溶解
性は低い。製剤中に同温状のホルモン粒子が存在する場
合、あるいは投与中にそのような粒子が形成される場合
には、ポンプの排出口が詰るようになってホルモンのア
ベイラビリティ−が減少する。このような問題を避ける
1つの方法として、活性ポリペプチドを比較的希釈した
濃度で製剤中に存在式せる方法がある。このアプローチ
は、例えば、注入デバイスによりインスリン全投与する
製剤の開発に利用されている。このような製剤中には比
較的低濃度のインスリンが用いられている。
従来、凝集しやすいタイプの蛋白ホルモンを投与するた
めの製剤の開発に多くの努力が払られれ”(イる。例え
ば、(J、S、 Patent A 4.571,52
6(Grodskyら)には、インスリンの凝集を抑制
する試薬を含有する水性Mi底物の調製が記載されてい
る。抗凝集剤は、2つのカルボキシ部分と少なくとも1
つのアミン部分を有する化合物でめシ、グルタミン酸及
びアスパラギン酸が特に好lしい。
この試薬を水性系でインスリンと混合し、put−この
抗凝集剤の等電点付近に調整する。
U、S、 patent 441439*181 (B
lackahear )には、水性蛋白ホルモン溶液を
グリセロールもしくは他のポリオールとめらかしめ混合
し、その後にこの溶液をドラックデリバリ−システムに
導入する方法が記載されている。グリセロールもしくは
他のポリオールは、長期間の保存期間中に蛋白が沈澱す
るの′ft阻止するのに十分な菫で加えられる。蛋白/
ポリオール酸液は、移植注入ポンプの加圧された薬剤保
4貯R器中に注入される。上ml特吐明祠書の実施例に
はインスリンt′話・有する組成物が記載δれている。
U、8. Paterxt A 4I675* 184
 (Hasega、waら)には、ウィルス注の苦涌を
処置するためのインターフェロン組成物が記載δ力、て
いる。この組成物は、5価もしくはそれ以上の多価アル
コール性糖アルコール(好lしくはグリセリン)15−
60係、p”k: 3 6に維持するだめの有機バソフ
ァーメ用的に用いられる薬学的担体もしくは希釈剤、及
び有効量のヒトインターフェロンを含有しティる。安定
剤として、アニオン性の界面活性剤もしくはアルブミン
がこの組成物中eこ官有ざnでいる。
パンファーは、クエン酸塩、コハク酸塩、歯石酸塩、7
マル酸塩、グルコン酸塩、シュウ酸塩、酢酸塩などであ
る。リン酸塩などの無機バッファ〜ではインターフェロ
ンの安定性が改善さtLないことが上dC特計明細書に
は記載されている。
PCTWO85/(J2118号明細書には、ホルモン
調製物などの蛋白の沈澱全阻止するためにドラッグデリ
バリ−システム中にグリセロールを用いることが記載さ
れている。蛋白の生物活性全維持するために蛋白の最適
声値の1μmユニット内に耐液のpJiを維持するため
にリン酸パンファーなどのバッファー・が用いらtして
いる。スルフェート化インスリンのメ&遇P14は5.
5で必り、中性のスタンダードインスリンの揚台には7
.4であることが記載されている。沈澱が庄じるの?防
ぐためeこインスリンの専箪点(5,4)は避けること
、よた蛋白の変性ケ生にるアルカリ側のpi((8,0
以上)は避けることが記載妊れている。明細書の実ゐ例
1には、1R1当ジ20−40ユニツトのブタインスリ
ン(約1−29 )、D。2チフエノール、12mM重
炭酸ナトリウム及び80ムit%グリセロールを含有す
る組成物が記載さハ5ている。Cの組成物は移植注入ポ
ンプにより投与1れる。この記載はインスリンに1髪ら
れているが、この明細書に04成長ホルモン、グルカゴ
ンなどの他の蛋白も同様Vこ沈澱?生じやすいことが述
べられている。
発明の要旨 本発明のいくつかの目的のうちで特に注目すべきは、浸
透性デイスペンサーなどの移植用ディスベン丈−などか
ら長期間に亘ってンマトトロビン倉投与するのに用いる
ことのできるデイスペンサー組M、物金提供することで
ある。このような組成物は実質的−度のツマ)トロピン
?含有し、長期の保存期間に鼠ってソマトトロピンは化
学的ニ安定で生物活性全維持し且つ物理的VCも安定で
沈澱を形成せず、史には長期の投与期間に区って生体温
匿で化学的に安定で生物活性を維持し物理的eζも安定
でお夕、lだこの組成物は生体温度で容易に投与し得る
ものである。
本発明の史て他の目的は、本発明の組成物’t 14装
する方法′f:提供することでおる。
しかして、本発明は、ソマトトロピンデイスペンサー組
成物に関し−、該組成物は、少なくとも約10チの生物
活性ソマトトピン好筐しくにウシもしくはブタンマトト
ロピン:グリセロールモしくはトリス(ヒドロギシメチ
ル〕アミノメタンなどの6つのヒドロキシ基を有する有
効量の安定化ポリオール:及び動物にソマト)ロビンk
 長JJ 間に亘って投与するために当該組成物を有効
に使用するのに十分な期間ソマトトロピンがその生物活
性全維持し得る範囲のpH6達成するた、めに十分な童
のバッファーからなる。
好ましい1つの態様においては、本発明のMi戟物は、
約4゜5と、約7もしくはソマトトロピンの等電点のど
ちらか大きい方の値との間の111111直を有する。
好筐しhバッファーとしては、ヒスチジン塩酸塩、アル
カリ金属ホスフェートバッファ〜トリス〔ヒドロキシメ
チル〕アミノメタンの塩酸塩、クエン酸塩パンファー 
あるいは目的とするpH値ゲ達成する他のいずれかのバ
ッファー等を挙げることができる。本発明の組成物は、
ソマトトロピンが賦形剤混会物中に取シ込まれる割会い
全改善するために湿潤剤金含有していてもよい。
更に本発明は、上記した組成物を長期間に亘って動物に
投与することからなる、動物へのソマトトロピンの投与
法に関する。
更には、上記した組成物の調製法であって、ポリオール
とバッファーの水性溶液そして任意の界面活性剤と全混
合し、この賦形剤で単一層が形成される1でソマトトロ
ピンを湿潤化させることからなる上記II製法も本発明
の目的とする方法である。
好ましい態様の記載 遺伝子組換えにより製造されるソマトトロピンは典型的
にはアルカリ条件下で単離精義される。
このため、ソマトトロピンの水性溶液は、l炭酸ナトリ
ウムなどの残渣アルカリバッファーの存在によりアルカ
リ性であることが多い。このような水性溶液は実質的に
生物活性を有していることが証明されている。ソマトト
ロピンの希釈浴液は高い−でも安定であるが、高−での
ソマトトロピン溶液は少なくとも化学的には不安定とな
り、特に高濃展でこの傾向がある。ソマトトロピンはダ
イマーを形成して凝集する傾向があり、このため非凝集
体での蛋白ホルモンとしての生物活性がしばしば失なわ
れる。
ソマトトロピンの化学的安定性はその水性システムのF
8t−低下させることによって達成できることが見出さ
れているが、最適な化学的安定性は、通常は、蛋白の溶
解性が最も低い等電点の比較的近くの一範囲で達成され
ている。従って、満足すべき化学的安定性を有する浴液
は典型的には物理的には安定ではなく、蛋白は沈澱する
頌同がめり、他方、高い溶解性全維持するーでの浴液は
典型的には化学的には不安定であり、急速にその生物活
性が失なわれる。
本発明により、高割合いのソマトトロピンを含有スるデ
イスペンサーソマトトロピン組成物の物理的安定性、化
学的安定性及び生物活性は、ダイマー化及び凝集化が阻
止されるようなレベルの一僅に維持するためにバッファ
ー化しつつ実負的割合いのポリオールを加えることによ
って維持でさることが見出された。蛋白ホルモンの溶解
性は、等電点の比較的近くの−であっても達成される。
本発明の組成物は、実質的割合いのソマトトロピンを含
有し、最初に調製した時と同様に実質的生物活性を発揮
し、長期間保存後であっても実質的レベルの生物活性を
維持し、液相からソマトトロピンが沈澱する傾向が低い
ものである。本発明のデイスペンサー組成物は、注入デ
イスペンサー、% ニ浸透性デイスペンサーを用いて放
出をコントロールしながら投与するのに用いることがで
きる。
不発qvcよれば各種のソマトトロピンヲ有効に製剤化
することができる。本発明に用いることのできるソマト
トロピンの例としては、例えば、ニワトリ、シチメンチ
ョウなどの処置用のトリノマトトロビン;魚などの処置
用の水生動物ソマトトロピン;ウシ、ブタ、ヒツジ、ヤ
イなどの処置用の哺乳動物ソマトトロピンなどが挙げら
れる。特に、ウシソマトトロピン及びブタソマトトロピ
ンが有用である。
ソマトトロピンを多意に生産する能力があるため、組換
えDNA技術を用いてンマ))ロビンを微生物学的に発
現するのが好箇しい。更には、組換えDNA技術により
、天然のソマトトロピンの配列と類似したあるいは相違
する配列を有するバリアントラ主座することが可能であ
る。天然のウシ及びブタソマトトロピンの配列は、Se
eburgetal・。
DNA、Vol、 2 s 1161 y  pp、3
7 45 (1983)に記載されており、本8A細書
にその記載全引用する。
ウシソマトトロピンバリアントの例としては、これらに
限定さnないが、以下に示すアミノ酸配列を有するポリ
ペプチドが挙げられる(尚、ここに示されていない部分
のアミノ酸配列は天然のソマトトロピンのアミノ酸配列
と同じである):NH2−mat−pho(1)−pr
o(2) 、 、 、 、1.eu、(126) −、
−、I)118 (190)−COOH2−met−p
he(1)−pro(2)−0゜、va+(126)−
1−Ihe(190)−COOHNETs=ala−p
h(!(1)=pro(2)−−−−vaコ(126)
=−−−phe(190)Cでm4−am−pba(1
)−pro(2)−、。、コ、eu()2シS、3.、
、、tlθ(19θ)−coaxNH2−I)11θ(
1)−pro(2)、 、 、、コeu(126)、−
−、It)e (19[J)(XX)丁(1%−phe
(i )−pro(2)−−、、vaコ、(126)−
−−−phe(190)−oxx+NHz”1101t
−asp−glJjl−11l101t−asp−−−
(12kS)−$a(90)−Q)OHNH2−met
ffisP−g]−u’−phi(1)−FOC2) 
−−−−V7al(125) −−−−phe(190
,)Coo)1」七−IIBt(4)−5er(5)、
 −,1eu(125) −−−−pheci’;’o
〕−coor+1%−mat(4)−ser(5) 、
 、、 、va:i、(12<5) −−−−phe(
190)−coonNHa−met−pba(lfl)
 −、、、,1θu(12I5)−、−p)>θ(19
0)aycxxNH+−rrkEjt phi(10)
、++ 、、、vaコ、(125)8.、−me(19
(J)−C(I)H上記した舖1番目のバリアントはN
−末端にメチオニル残基金有し12626番目置にロイ
シル残基金有し、本明細書ではメチオニルウシンマドト
ロピンlたは”NH8”と言り。上記した第6着目のバ
リアントはN−末端にアラニル残基を有し12626番
目置にバリルJA基を有し、本BA細書rU7ラニルー
パリルウシソマトトロビンまたは@ala−Va’l 
BST ”;iたは” A−BST ’と言う。
ブタソマトトロピンパリアントの例としては、これらに
限定されないが、例えば以下に示したアミノ酸配列を有
するポリペプチドが挙げられる(尚、ここに示していな
い部分のアミノ酸配列は天然のソマトトロピンと同じで
ある):NH2−a、1a−phe(1)−−−−Ph
e(190)−COOHNH2−me t −phe 
(lルー −−phe(190)−cooJ(NH2−
rne t(4)−Pro(5) 9.7.Phe (
190)−COOHNH2−met−1eu(6) −
−−−phe(190)−coonNH2−met−s
er(8ル−−−phe(190)−cooHH2−m
et−phe(10)−−−pha(190)−coo
n上記した第1番目のバリアントはN−末端にアラニル
残基を有し、本明細書ではアラニルブタソマトトロピン
筐たは’ APS ”と言う。上記した第2番目のバリ
アントは本明細書ではメチオニルブタソマトトロピンま
たは” MPS ”と言う。
上記したバリアントのN−末端におけるメチオニル残基
は、発現中あるいは発現後に除去することもできる。ま
た、次の配列ニ ーglu−ama、−tyr−11e−pro−glu
−(上記したウシ及びブタソマトトロピン配列の32−
38番目に相当する) における1つもしく祉それ以上のアミノ酸残基は除去さ
れていてもよい。このようなタイプの欠失は欧州特許公
開番号282,318及び282.319(両者とも1
988年9月14日に公開)に記載されている。ソマト
トロピン活性金有する他の欠失バリアント、例えば32
−45番目のアミノ酸残基が欠失したバリアントも用い
ることができる。
本発明のi成物勿用いて最も効果的に投与することので
きるソマトトロピンは、メチオニン以外のN−末端基を
有するソマトトロピンである。ある種のN−メチオニル
ンマトトロビンはバッファー化ポリオール製剤中でその
生物活性が有意に減少したが、APSとA−BSTとが
好ましいソマトトロピンである。
1安定化ポリオール”とは、物理的に安定な組成物中で
ソマトトロピンを維持できる、即ち、保存期間中あるい
は投与期間中に望1(−くない程度には沈#を生じない
J:うな5個のヒトμキシ基を有するポリオール企意味
する。グリセロールが好ましいポリオールであるが、ト
リス(ヒドロキシメチル)−アミノメタンなどの他のポ
リオールも用いることができる。
ソマトトロピンが生物活性を示す範囲内に組成物の−を
コントo−ルするために、生理学的に親和性?有するパ
ン7アーを用いる。−股に、溶液のPHはその最小値が
約465好1しくに約5より好lしくは5゜7であり、
その最大値が約7以上でソマトトロピンの等電点でbる
ようにする。APS。
等電点は7゜(5、MPSの等電点は7,6、A−BS
Tの等を点は8.6である。これらの等電点は、ソマト
トロピンのバルク製造の際に得られるスタンダード七ツ
マ−の等電点である。他のべ1rアント、他の綽導体及
び他の形態のバリアントは標準的技術によって測定する
ことができる。APSの場合、最適…は約6.1と約7
.[Jの間でらシ、A−BSTの場合、最適1!」は約
6.1と約7.5の間である。各種のバッファーを用い
ることができるが、バッファーはアルカリ金属ホスフェ
ートが好ましい・ 目的とする−範囲でバッファー化す
るためには、バッファーはリン酸2水素ナトリウムまた
はリン酸2水素カリウムなどの一塩基性リン酸塩から実
質的になるのが好筐しい。目的とする一範囲にコントロ
ールするための他の有効なバッファーは、ヒスチジン塩
酸塩などのヒスチジン水素化ノーライドである。
−範囲全維持する他のバッファーとしては、クエン酸塩
バッファー、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
の塩酸塩などの酸付加塩があげられる。これらのトリス
(ヒドロキシメチルコアミノメタン塩はヒドロキシ基を
有し、める状況下では安定化ポリオールとして作用する
ことができる。
目的とする一範囲を維持できれば他のいずれのバッファ
ーも使用可能である。
尚、本発明のffi底物の−を直接測定することは実際
的ではない。しかしながら、imm初物−を実際に測定
するには、組成物の少量、例えば1[t−約1 [11
11Jの水に入れ、得られる混合物の−を測定する。組
成物の実際のβ値はこのようにして測定されるβ値に極
めて近似している。いずれにせよ、このような希釈状態
での測定−値が本明細書でのIii底物の一値である。
本発明の組成物を調製する際にバッファー/ポリオール
賦形剤によるソマトトロピンの湿潤化を促進するために
、ノニオン性界面活性剤などの湿潤剤を用いるのが好l
しい。特に好ましいノニオン性界面活性剤は、工C工A
mericas工nc・からTyeen 80の商品名
で販売されているソルビタンモノオレエートのトリ(ポ
リオキシエチレン)エステルなどのポリエトキシ化ソル
ビタンエステルである。
ソマトトロピンの賦形剤としてバッファー化ポリオール
賦形剤を用いることにより、該賦形剤液でのソマトトロ
ピンの溶解性が上昇して高レベルのソマトトロピンを含
有させることができるという大きな利点が得られる。更
には、有意量の水を含有するMi成物中に高濃度でソマ
トトロピンが存在するにもかかわらず、バッファーによ
ってβ値が維持されてダイマー及び他の凝集体の形成が
阻止される。ソマトトロピンが真の溶液中あるいはコロ
イド溶液中のいずれに存在しているかは決定されていな
いが、ソマトトロピンは、放置されている状態でもある
いは組成物が注入ポンプの排出口を通過し剪断力の影響
を受ける状態でも、沈澱せずあるいは賦形剤から分離す
ることもない。組成物中でのソマトトロピンの濃度は、
少なくとも約1[1wt%、好壕しくに少なくとも約1
5wt優、より好1しくは少なくとも約2 Q wt%
、更に好ましくは少なくとも約25 wt係あるいは約
60vt%である。ンマトトロビン磯度は、約45 w
tチ、好萱しくは約40wt優、より好1しくは約35
 wtチの高濃度でもよい。ポリオール濃度は少なくと
も約2[Jwtチlfcは25vt俤であシ、80wt
%、70vt俤、6[JWt’J、50wt%または4
 [l wt優の高濃度でもよい。比較的高#度のグリ
セロールにより細菌阻止効果が得られる。
少なくとも約50%のグリセロールを含有する賦形剤に
よ勺細菌阻止効果が得られると一般に考°見られる。更
に、本発明の組成物は、ノニオン性の界面活性剤などの
湿潤剤t1約0.U 7 wt %もしくは約Q、5w
t優と約0.7wtチもしくはl wt憾の間の最適範
囲で含有するのが好1しく、時として2 wt e4の
ノニオン性界面活性剤を含有するのが好ましい。リン酸
塩バッファーの場合には典型的には4%−7ft−含有
するバッファー塩を除いて、!11成物の残少は典型的
には水である。組成物は、少なくとも約7 wt * 
%好1しくは少なくとも約15 Wt %の水を含有す
るのが望1しく、約25 wt%と約35 wt %の
間の範囲で水を含有するのが更に望ましい。
本発明の組成物は通常は透明で均質な単一相である。約
4℃の典型的保存温度では、本発明の組成物は固型状も
しくは半固型状である。動物の体温では本発明の組成物
はその粘度が減少して粘稠な液となる。このように本発
明の組成物は、全ての温反において流動性を有するわけ
ではないがデイスペンサーm酸物となシ得るものである
。温度が変動するにつれて組成物の粘度が変化すること
は、33%APS、33.5%/リセロール及び33.
5 % I Mリン酸ナトリウムバッファーを含むM放
物金側にとって説明することができる。この組成物は1
0°Cで2.υo o、o o oセンデボ4フ以上の
粘度を有し、25℃で約215.υD(Jセンチポイズ
の粘度を有し、67℃で約23.0 [J Oセンチポ
イズの粘度含有する。
約25係未満の級反のツマ)トロビ′ン金含有する比較
的希釈されたmH,物では、水及びバッファーに対する
ソマトトロピンのxix比【実践的に一定に維持し且っ
ソマトトロピンの一度がX少フるにつれてポリオールの
使用割合いと増加ざぜるのが望ましい。例えば、44チ
グリセロール金含有する10チAPS溶液は多少のAP
Sが沈澱しゃすく、78%グリ七ロールを含有する組成
物は物理的に安定であることが見出6れた。25チ未満
のソマトトロピン濃度では、水に対するソマトトロピン
o、tt比ti約o。9と約141の範囲内に、ホスフ
ェートバッファーに対するソマトトロピンのXt比は約
5.5と約7の範囲内に維持するのが好IL2い。
任意の湿潤剤?除いて、25%未満のソマトトロピン濃
度の組成物の残Qは本質的に社ポリオールであるのが好
ましい。
ソマトトロピン濃度が25%を越えるにつれて、ポリオ
ールの濃度をできるだけ高く維持するためにソマトトロ
ピンに対する水及びバッファーの重量比全減少式せるの
が好ましい。1−かじながら、ポリオール含有量は粘度
によ、0 frill限を受けるので、ソマトトロピン
の濃度が25チを越える場合にはポリオールの最大眞度
扛約40−45壬である。
ポリオールa度が高いと物理的安定性が上昇するが、粘
度が上昇して組成物の取り扱いが困難になる。
本発明の組成物の化学的安定性は、温度と保存期間に応
じてその保存中は維持δれねばならない。
例えば、室温では最適組成のAPS組成物は6ケ月もし
くはそれ以上の期間生物活性金欠なりことなく保存でき
る。生体温度ではいくらかの生物活性のロスはおるが、
そのロスの割合−はわずかで必り、時間に応じて上昇す
る。本発明の組成物は、要求される期間以上に亘って十
分な生物活性を維持できる。従って、ソマトトロピン金
投与することによって達成される公知の生物学的効果金
得るのに本発明の組成物は有用である。このような生物
学的効果として線、例えば、乳を分泌する哺乳動物での
乳の産生の上昇、飼料効果の上昇、H,艮の促進、乳房
の柔組織の増量、脂肉対赤身の比の上昇などでらる。得
られる効果はソマトトロピンの投与量、授乳状況及び成
長状況(例えば、乳を分泌しているかどうか、妊娠して
いるかどうかなど)などに依存している。本発明のf1
1i放物によれば、単回投与によシ約6週間あるいはそ
れ以上に亘ってソマトトロピンt−コントールして放出
することができる。
本発明の方法によれば、ポリオールとバッファーとを混
合することにより液状賦形剤が潤製できる。バッファー
溶液の最初のf8は約4.0−約4.4の範囲内にある
のが有利である。バッファーはリン酸2.!X素アルカ
リ金属塩を含むのが好ましく、特に、ポリオールと混合
する以前の一度が1.J。5−2Mであるのが好ましい
。ポリオールをバッファー溶液と温片する前に、ポリオ
ールにアニオン性界面活性剤全席えるのが好lしい。液
状賦形剤は典型的には滅菌濾過によって滅菌され、次い
で濾過滅菌された賦形剤はソマトトロピンと混合する前
に加温される。
本発明の方法の1つの態様においては、ソマトトロピン
粉末全滅菌した液状賦形剤に加える。しかしながら、ソ
マトトロピン粉末全天童の液状賦形剤に加える前に、そ
の液状賦形剤で湿らすのが好筐しboこれは各種の方法
によって行なうCとができる。例えば、攪拌ミキサー金
偏えたタンクなどの攪拌容器中で混合すればよい。この
場合には、液状賦形剤の表面上が波形となシンマドトロ
ぎン粉末の湿潤化が促進されるように十分な速度で且つ
空気泡が液状賦形剤中に取り込1れない速度で液状賦形
剤を機械的に攪拌する。ソマトトロピン粉末が液状賦形
剤の表面上で湿潤比重れるにつれて、液状賦形剤が取り
込1れる層中に1クリ一ム層”が形々兄される。更に攪
拌することによp湿潤化した粉末が分散し溶解して本発
明の組成物全形成する。他の態様で鉱、ローリングボト
ルらるいはドラム中で攪拌を行なうことができる。どの
ような混合法を用いてもよいが、剪断力が最低であって
空気のエントレインメントが最少となるのが好ましい。
組成物に吸収されたガスを除去するには、吸収された空
気が除かれる葦で攪拌しないで放置してもよい。
本発明の!ll動物、いずれのタイプの注入デリバリ−
デバイスによっても投与することができる。
移植用デリバリ−デバイスが好ましい。特に、浸透圧駆
動移植用デリバリ−デバイスが好筐しい。
ソマトトロピン組成物は、移植ポンプの1わりの生体液
が混入しないように保護されていることが重要である。
これは、1わルの生体液が不透過性のデイスペンサーチ
ャンバー中に本発明の1底物を設けることによって達成
される。
第1図及び第2図は、移植用の浸透圧駆動デイスペンサ
ーを示す。
第1図はブツシュタイプのデイスペンサーの断面図であ
る。このタイプのデイスペンサーでは、デイスペンサー
1と2の壁によって固定された構造カ形成され、ピスト
ン4によって分離された2つのチャンバー3及び5を包
囲するように形成される。浸透圧エンジンチャンバー5
には、水溶解性塩またはその飽和溶液:ヒドロデルと言
われる水膨張性ポリマー:あるいはヒドロデルと水溶解
性塩とt″組合わせたものなどの浸透活性剤が含有され
ている。浸透活性剤の例は、U、8. PatentA
 3.995.632 CKanekoら)及びσ、S
、 PatentA 4,327,725 (Cort
eseら)に記載されており、こnらの記載を本明細書
に引用する。浸透活性剤は、ヒドロデル、あるいはヒド
ロデルと水溶解性塩との混合物が好ましい。浸透圧エン
ジンチャンバーを囲む壁2の少なくとも1部は、反透圧
エンジンチャンバー中に水が吸収されるように水透過性
でなければならない。半透過性壁用の好適な物質として
は、浸透膜lfcは逆浸透膜として知られた物質が挙げ
られ、これらの多くはU、S。
Patent /164,327,725に記載されて
いる。水が浸透圧エンジンチャンバーに吸収されるにつ
れて、チャンバーのサイズが大きくなり、ピストン4を
活性成分チャンバー3の方へ押しやる。本発明の組成物
は活性成分チャンバー3中に含有さヘビストンが押され
るにつれてオリフィス6から押し出ちれる。ピストンは
、変形可能でデイスペンサー壁と常に接触してソマトト
ロピン組成物ト浸透圧エンジンとが接触することを避け
るような、ワックスまたエラストマーなどの適当な物質
から構成される。活性成分チャンバーの壁は、組成物の
安定性に影響を与える生体液のンマトトロビンMi属物
への混入を防ぐために、水不透過性もしくは実質的に水
不透過性でなければならない。不透過性は、不透過性ラ
イナー全挿入しあるいは不透過性コーティング全行なう
ことにより壁を不透過性物質で構成することによって達
成される。これを達成する代表的ポリマーとしては、不
透過性ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポ
リカーボネート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリホル
ムアルデヒド、ポリメラミンホルムアルデヒド、ポリス
ルホン、スチレンブタジェンラバー、不透過性ポリウレ
タン、ボリグロビレン、ポリビニルクロライドなどが挙
げられる。
第2図は、折力たたみ可能なバッグタイプのデイスペン
サーを示し、これはAlza Corporation
よ勺商品名AI go t■08m0tiCPumpと
して購入することができる。ソマトトロピン組成物13
は不透過性フレツキシブシバツク12中に含有されてい
る。このパンクは固定された半透過性壁11内に含有さ
れている。バッグと壁との間には浸透活性剤14が含有
されている。壁を通ってlわ夛の生体液から水が吸収さ
れるにつれて、浸透活性剤の体積が増大し、バッグが変
形し、ソマトトロぎン組放物が分配チューブ15から押
し出される。この構成体は一緒に保持され、シール16
と7ランジ11によってシールされる。外部の膜はブレ
ンドセルロースエステルであり、折りたたみ可能なバッ
クは熱可塑性ハイドロカーボンエラストマーである。
他のタイプの移植用浸透圧デイスペンサー及び他のタイ
プの注入ポンプは当業者に公知である。
デイスペンサーのキャパシティー、本発明の組放物中の
ンマトトロビン濃度及びデイスペンサーからの組成物の
供給速度は全てコントロール可能であり、それによって
所望する期間に亘って所望の速度でソマトトロピン全投
与できる。好ましい投与速度は、所望の生物学的応答、
動物の品種及び大@さに依存する。例えば、ブタへの好
ましい投与速度は、1日当クンマドトロピン約0゜5〃
l刀≧ら約10グであり、好lしくは、1日当シソマド
トロピン約19から約5ダである。乳の分圧、を促進す
るための、あるいは成長もしくは飼料効果を促進するだ
めのウシへの好筐しい投与速度は、1日当p約2ダから
約6υ〜、好筐しくけ1日当シ約59から約25Wyで
ある。ブタに投与する場合6週間もしくはそれ以上の有
効投与期間が達成され、ウシの場合1 t)−12週間
の有効投与期間が達成される。
以下に本発明を実施例に五役説明する。
例  1 一塩基性すン酸塩−水和物?水に加え、てpH4−4,
8のリン酸ナトリウム1.LI M 浴液【作りて賦形
剤′fI:調製した。グリセロールとTween 80
 k C(Dバッファー溶液に加えて、1優Twθen
 80.49.5チグリセロール及び1゜0Mリン酸ナ
トリウム溶液49.5俤を含有する賦形剤金得た。
この賦形剤音用いて、シリンジ中で一連のAPS/ホス
フェート/グリセロール製剤金調袈した。
製剤調製の際には、プランジャー【除いたシリンジのバ
レル中でAPS粉末の1fを測定した。あらかじめ決め
られた一足蓋の賦形卸jtシリンジに入れ、次いでプラ
ンジャーを挿入して、はとんどの空気全ボートから押し
出した。シリンジを室温で2−3 rpmで回転し及び
/又f−137°Cでインキュベーター中VC数時間1
区いた。Tween 8 LI It加えることによっ
て溶液の形成が促進されプこ。同様にして、パドルミキ
サー中で一連の製剤盆調表した。
液の表面上VC,波形が形成されるに十分な程度に速く
且つ空気のエントレインメントが最少になるのに十分な
程度に遅く混合して最適混会盆達成し/こ。
例  2 APS 3 Q wt lb 、グリセロール53−5
 wt%、水33.5 wt %及び十分盪のヒスチジ
ン塩酸塩(約3 Wt % )を含有する水性APS4
11成物全調製して、−約6.0の組成物を得た。比較
用として、60チAPS水溶液;十分にのヒスチジン塩
酸塩?含有する60チAPS水溶液(pH6,IJ);
十分艙のヒスチジン塩基を言む60壬APS ’7C浴
叔(−罎8゜5):3 [1% APSの50襲グリセ
ロール溶液、従って60%APs、35%グリセロール
及び65%水からなる溶液金それぞれiil[した。そ
れぞれの溶液’t37°Cで4日間保存し、その後サイ
ズ排除1(PLOに付して形成式れたダイマーの割合い
?測定し7ζ。
ダイマーが大量に形ggれた場合には化学的安定性が低
いこと金示している。七れぞれの溶液?視覚的に調べて
その曇シぐ必いを調べた。溶液の曇りは組成物の沈澱及
び物理的安定性の欠除を示す。
テストにより得られた結果は表1に示した。
表  1 pH9,56,C18−59,56,0ダイ1−優 4
6゜7  3,5   27.4   36.0   
2.l5K−HPLC +二組酸物が良好な安定性を示したこと金表わす。
二Mi抵9勿が安定性に省っていたことt衣v丁。
APS /ヒスチジン・HCi/水及びAPS /ヒス
チジン・H(J /グリセロール/水組成物の生物活性
全成熟した雌性ラットバイオアッセイにより測定した。
テストグロトコールによれば、成熟した雌性Harla
n 、  Spraque−Dawle7ラツト(22
[Jg)に、テストすべ@溶液を含有するAlzet 
pump f移植した。ポンプ中に含まれる溶液の各i
tはそれぞれのラットについて同じであった。テストす
べき溶液上それぞれ含有するポンプが移植されたラット
の体重増加を観察した。得られる結果は第3図にプロッ
トした。両者の溶液とも表1のデータで示されるように
化学的に安定であったが、グリセロールとヒスチジン・
HCIと2組会わせた浴液は優れた物理的安定性とより
長い生物活性を示した。
例  3 約3 Q wtチAPS 、  34.7 wt係グリ
セロール、29−9wt1水、Q−7wt%Tween
 50及び十分量の一塩基性リン酸ナトリウム(約4.
8wt優)を含有する水性APStmtx物を調製して
、−約6.6の組成物を得た。比較用として、30 %
 71IPS水溶液;60%APSと0−5 M Na
H2PO4に含有する水溶液;及ヒ30 % APSと
1−OM NaH2PO4’t”含有する水浴液をそれ
ぞれ調製した。それぞれの溶液t−37℃で4日間保存
し、その後それぞれをサイズ排除HPLCに付して、形
成されたダイマーの割会いを測定した。それぞれの溶液
について、溶液の物理的安定性の欠除を示す曇夛ぐあい
を調べた。これらのテストの結果とそれぞれの溶液の両
値を表2に示した。
表 2 9.5 ダイ−r−a)  46.。
部−HPIC 6,7 6,6 6,3 6,3 6,5 1,4 テストした各種の賦形剤、形成されたダイマー及び物理
的状態は表3に1とめて示した。
表  3 CS=透明溶液またはシロップ PPT =沈#(物理的に安定でない)水 i 、 Q M NaH2po4 0.5 M NaH2PO4 46,7 6,3 3,6 9,5 6,3 6,7 S PPT PPT 例  4 30、%APS及び50%グリセロール水溶液賦形剤並
びに十分量の一塩基性または二塩基性リン酸ナトリウム
を用いて、−がそれぞれ6.5.7.3及び9.5の3
の製剤¥C詞袈した。それぞれ3つの製剤を39℃で1
4日間保存し、サイズ排除クロマトグラフィーによりそ
れぞれのダイマー%f:測定した。−6,5の製剤は2
.9チダイマー p)17.3の製剤は10.6%ダイ
マー、セしてp)19.5の製剤は73.0%ダイマー
全含有していた。
2つの製剤、即ち、1つは3U%APS、5%%ノリン
酸ナトリウム、35チグリセロール及び30%水を含有
し−6,4であ多、第2の製剤は30%APS、3%ヒ
スチジン塩酸塩、33.5係グリセロール及び33.5
%水を含有しpi(6である。
これらの製剤に、4℃、22℃、37℃及び45℃で長
期間の安定性テストに付した。第4図にホスフェート/
グリセロール製剤の場合の時間に対するダイマー形成を
プロットし、第5図にヒスチジン/グリセロール製剤に
ついてプロットした。テストの結果から、ホスフェート
/グリセロール裂創が優れていることが判る。ヒスチジ
ン・HC//グリセロール裂剤1製剤t、APS o女
定性全維持するには有効であるが、ホスフェート/グリ
セロールIIJはどけ有効ではなく、時間がたつといく
分黄色になった。
例  5 3U%APS%  5チモノリン酸ナトリウム、65チ
グリセロール及び60%7K を含有Lt=J(6,4
の製剤を調製した。この製剤を室温で各種の期間保存し
、例2で用いたラツトバイオアンセイによりテストした
。比較として、ラットにホルモン?与えないコントロー
ル、及び新たにA真したAPS /ホスフェート/グリ
セロール浴液を用いり他ノコントロールを同様にテスト
した。こn、らのバイオ7ツセイの結果全第6図にプロ
ットした。
同様のAPS /ホスフェート/グリセロールに各種温
度で4−5チ月間保存したものについてもバイオアッセ
イした。これらの結果は第7図に示した。
例  6 それぞ)Ll、5チ、6.0壬、6.0チ及び60俤A
PSを含有する製剤金調裂した。5υ係グリセロールの
賦形剤中のAPSと5[3%IMモノリン酸ナトリウム
/水溶液と?混合して60チAPE表剤金調製した。他
の製剤は、6(コ係製剤にグリセロールを加えて希釈し
て作成した。Alze迎浸透圧デイスベンプ゛−モデル
2 M L 4を用いて投与した場合のA、PSの投与
蓋?各−度から計算すると−f:れぞn、、AI)s 
1. 2.、4.5及び22.5 In? / day
の投与量でおった。ブツシュタイプの浸透圧デイスペン
サーを用いた場合の投与1は42日間で1日当シAPS
 1.3−1.6 uIgであった。これらのそれぞれ
のシステムについてラットの成長アッセイを実施した。
得られる結果は第8図にプロットした。
例  7 60チAPE、  3チヒスチジン塩酸塩、33.5%
グリセロール及び33.5 %水金含有し」約6.0の
製剤を調製した。この製剤全8匹の雑種の去勢した雄ブ
タに、20014.14日Alzet#浸透圧デイスペ
ンサーを用いて1日当5 APS 3.6〜金投与した
。充填したデイスペンサー金耳の後に皮下移植し、第2
のデイスペンサーに14日後に移植した。1日の平均体
! (ADG)と1日の平均飼料(FC)とをそれぞれ
のブタについて記録しPC/ADG t−求めた。低い
値の飼料効果がよい飼料効果である。
28日間の処理期間に亘って得られた平均した結果全1
ホルモン金与えない同様のネガティブコントロール及び
毎日APS3.6InfiIt−含有する25mM1炭
酸ナトリウム(pi−19,5) k与えた同様のポジ
ティブコン)O−ルの結果とともに表4に示した。
表  4 15日及び29日目に飼料効果の改善及びインスリン様
成長因子工のレベル上昇が観察され、これによって、A
PSが14日間の移植期間に亘って効果的に投与された
ことが確認された。
例  8 1群9匹の去勢したブタ7群についてAPSで処置した
。用いた製剤中には以下の菫のAPS及び1Mモノリン
酸ナトリウムが水中に含有していた=1.5チAP8及
び1.8チホス7工〜ト溶液;3.U%APS及び3.
51ホスフェート溶液; 4.5 * APs及び5.
3’jホス:7エー)溶液p 6−CJ % APS及
び7.[lチホスフエート溶液;15%APS及び17
.5%ホスフェ−)82; 及び60%APS及び35
%ボスフェート溶液。それぞれの製剤の残りはグリセロ
ールである。デイスペンサーによりこれらの製剤全意図
する投与量で毎日投与した。コントロールとして2つの
コントa−ルit−用いた。B11チ、1つが未処置の
群〔ネガティブコントロール〕、他の1つがAPSのP
H9,5!炭酸ナトリウムバッファー溶液を用層で1日
当シAPS 2ダを毎日注射した群(ポジティブコント
ロール)である。処置1はブツシュタイプインブラント
により投与し、処置2−7は4週間の2シA1ze#y
透圧デイスペンサー金用いて投与した。処tJIt6と
7は、5週目の最初に、2週間のAl za t■浸透
圧ディスペンテ−で再移植した。このデイスペンサーに
は意図するTRT# 処置処方 2 1)〆day; Alzetデイスペンサー; 1
.5%ロード3  29’day; A1getディス
ペンテ−; 3.[7%”−ド4  311Vby; 
A1zetデイスペンサー;4.5%ロード5  41
+Ip/day; Alzetデイスペンサー;6.0
%ロート6 10 InVda7t A1getデイス
ペンサー; 15.[J%O−)”7 2[J ”Fd
a7* Alzetデイスペンサー;  3L1.U%
ロード処1t1U6M間、処置2−5#−15週間、処
置6及び7は6週間継続した。これらの処置についての
ADG、B’C及びPIFi ′f:表5に示し、ネガ
ティブコントロール及びポジティブコントロールと比較
シた。
以下の通)である。
処置1.6及び7は、6週間に亘って活性なAPs’l
有効に供給したことが判る。処置4及び5F1.5週間
に亘って活性なAPS f有効に供給した。
処f2及び6は効果が観察できた最初と同じであった。
テストに用いた各種の製剤の安定性を、閉じたシリンジ
中で67°Cで7日間及び28日間インキュベーション
することによ少観察した。製剤中に存在するダイマー優
はサイズ排除クロマトグラフィーによシ測定した。得ら
れる結果は表6に示した。
表  6 1.5      7・6 3、O6゜7 4、5        2.6 6.0       2.2 15.0       1.8 3D、[J        3.L1 12.3 6.1 4.5 6.4 2.6 5.3 例  9 1群9匹のブタ6群を用いて、異なる製剤音用いて異な
るAPSの投与速度の効果全詞べた。全てブツシュタイ
プの浸透圧デイスペンサー全周いて投与した。デイスペ
ンサーにより、304Aps2含有する製剤を2η/d
ayの毎日の投与量で投与した。1つの製剤は60チA
PS、35壬グリセロール及び35%IM水性モノリン
酸ナトリウムからなる。他の製剤は15%APS t″
含有る。2つの製剤金60優製剤と同様に(うて調製し
たが、それぞれ[1,07[3%及びILI−7[J 
% Twean” 8[J湿潤剤を含有していた。第5
番目の製剤はホスフェート/グリセロール賦形剤中に4
0 % APS及び0.6% Tween 80 k含
有していた。意図した毎日の投与量が達成されるように
1つもしくは2つのデイスペンサーを移植した。処置は
以下の通りである。
TRT# 処置処方 4、    Q、Q7%Twθen 80で1と同じ5
、   0−70%Tween80で1と同じ6週間に
亘って調べた。但し処112は6週間俊に終止した。得
られるAl11[)XFC及びFMの結果全表7に示し
、APS 1に与えないネガティブコントロールとAP
Sのp)19.5 、]U炭酸炭酸塩バッファ液浴用い
てAPSTh2り/daJの投与蓋で毎日投与したポジ
ティブコントロールと比較した。
ホスフェートグリセロール中に30%APSi含有する
多数のデイスペンサーをテストの終シに回収し、その内
容物を分析してダイマー/凝集体を測定した。ダイマー
/凝集体tは、回収した全ソマトト、ロピンの1ots
未満であり、このことから投与期間に亘って良好な安定
性を有していたことが判明した。6週間目の最後及びテ
ストの最後で、ホスフェート/グリセロール処[(1−
6)の全てについてブタソマトトロピンレベルとインス
リン様a長因子工のレベルとが上昇していた。これは4
2日間に亘って活性なAPSが投与されたことを示すも
のである。
例10 ホスフェートグリセロール/賦形剤中にN−アラニルウ
シソマトトロピン(A−BST)’を含有する製剤t−
i& 送圧ポンプを用いて投与してこのホルモンの乳分
泌に対する効果を#4べた。
産後93−252日目O37匹の後産の授乳ホルスタイ
ンウシt5つの処置群に分けた。これらのウシに7つの
方法によりA−B8Ti投与した。1つの方法では、A
−BST f 7 C1rnhl ][炭酸ナトリウム
バッファーに溶解し、1日1回9.01# k毎日注射
するかあるいは1回4.5〜を2回毎日注射して投与し
た。14日間タイプ2UO2A1zθt■浸透圧デイス
ペンサーあるいは28日間タイプ2MI、47uze 
t” 9透圧デイスペンサーを移植してA−BSTt−
投与した。2UL12デイスペンサーには、25係A−
BsT、  45.8俤グリセロール、28.6%1M
モノリン酸ナトリウム及び0.61 TVθan 3υ
を含有する表剤と充填した。2Uυ2デイスペンサーの
3つ’tz 1261n9A−BST )/ ミfkA
イ’7 イー/ソードーズとして隔週ごとに移植した。
2MI、4デイスペンサーには、15俤A−BST 、
 67.2 %グリセロール、17.4%1Mモノリン
酸ナトリウム及び[J、4 % Tween 80 t
”含有する裂創を充填した。
2mL4デイスペンサーはテストの最初に移植し、テス
ト期間中のノミナルドーズが252ダとした。
ウシの乳の生産をテスト期間中モニターした。
コントロールのウシに対して処置したウシでは乳の産生
の上昇が見られ(k& / day及び上?#優〕、そ
の結果を表8に示し第9図にグロツトした。
表  8 1 2.7 8.5’A 3.511.Lll 4.2
16.25J26・521.6% 6.32υ、9%8
.327.6俤3 5.31B、Lll 5.318.
LI’j 7.425.1係4 6.321.9係4.
314.9%6.622.9チ1−4 5.317.6
fi 5.CI 16.6俤6.822.ひ5 6.2
21.8優4,917.3優4,415.5係1−5 
5.518.5%5.C116,圀6.321.2チ4
.1 12.9嗟 7.524.9% 6.421.7% 4.8 16.7% 5.819.696 3.211.3% 5.617.8% 乳の産生は、A−BSTの注射に応答して迅速に上昇し
、このような応答は4週間維持された。
Alzatダイスペンサー処置したウシの乳の産%に化
FiA−BST t−注射した群よ)遅れていたが、乳
産生応答の強さは4週間に亘って同じでめった。5週間
目も、剋zatデイスペンサーを移植した2りツクルー
プでは乳の産生は4週間月のレベルト同じでおり、この
ことは少なくとも65日間はj、nvivo ′″cA
−BSTが維持されていたこと?示している。
例11 意図するAPS童及び賦形剤を用いて多数のAPS組成
物を調製した。それぞれの組成物について−とダイマー
の割会い全測定した。組成物は39’C!で保存した。
ダイマーの割合いは、14日、28日、及び45日後に
サイズ排除HPLCによシ測定し、組成物の透明度は4
5日後に調べた。組成物及び得られる結果を表9に示し
た。
上記の結果から、本発明の組成物は、長期間に亘って、
化学的及び物理的安定性?有しつつ生物活性を有するソ
マトトロピンを投与することができることが判る。
本発明の範囲内において各種の変更が可能であり、以上
に記載した記述及び図面に含”fAる全ての事項は本発
明を説明するものであって限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は移植用浸透圧駆動注入デバイスを示
す。 第6図、第6図、第7図及び第8図は、例2.5及び6
でテストしたラットの成長の結果金示すグラフである。 第4図及び第5図は例6でテストしたダイマー/凝集体
の形成の結果?示すグラフである。 第9図は例1 fJでテストした乳産生の結果を示すグ
ラフである。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも約10重量%の生物活性ソマトトロピ
    ン、有効量の安定化ポリオール、及び十分量のバッファ
    ーであつて動物に長期間に亘つてソマトトロピンを投与
    するための当該組成物を有効に使用するために十分な期
    間ソマトトロピンの生物活性が維持されるpHを達成す
    るのに十分量のバッファーを含むデイスペンサーソマト
    トロピン組成物。
  2. (2)少なくとも約15重量%の生物活性ソマトトロピ
    ンを含有する請求項1の組成物。
  3. (3)少なくとも約20重量%の生物活性ソマトトロピ
    ンを含有する請求項1の組成物。
  4. (4)ソマトトロピンが、ウシソマトトロピン及びブタ
    ソマトトロピンから選ばれる請求項1の組成物。
  5. (5)ソマトトロピンがN−アラニルソマトトロピンで
    ある請求項5の組成物。
  6. (6)ソマトトロピンが、ala−valウシソマトト
    ロピン及びアラニルブタソマトトロピンから選ばれる請
    求項5の組成物。
  7. (7)安定化ポリオールが、グリセロール及びトリス(
    ヒドロキシメチル)アミノメタンから選ばれる請求項1
    の組成物。
  8. (8)安定化ポリオールを、組成物の約20重量%−約
    80重量%含有する請求項1の組成物。
  9. (9)組成物が、約4.5と、約7もしくはソマトトロ
    ピンの等電点のいずれか大きい値との間のpH値を示す
    請求項1の組成物。
  10. (10)バッファーが、ヒスチジン塩酸塩及びアルカリ
    金属リン酸塩バッファーから選ばれる請求項9の組成物
  11. (11)更に湿潤剤を含有する請求項1の組成物。
  12. (12)湿潤剤がノニオン性界面活性剤である請求項1
    1の組成物。
  13. (13)ノニオン性界面活性剤がポリエトキシ化ソルビ
    タンエステルである請求項12の組成物。
  14. (14)少なくとも約10重量%の生物活性ソマトトロ
    ピン、約20重量%−約80重量%の安定化ポリオール
    、及び当該組成物が約4.5と約7もしくはソマトトロ
    ピンの等電点のいずれか大きい値との間のpH値を示す
    のに十分量のバッファーを含有するデイスペンサーソマ
    トトロピン組成物。
  15. (15)安定化ポリオールがグリセロールである請求項
    14の組成物。
  16. (16)バッファーが、ヒスチジン塩酸塩及びアルカリ
    金属リン酸塩から選ばれる請求項14の組成物。
  17. (17)ソマトトロピンが、ウシソマトトロピン及びブ
    タソマトトロピンから選ばれる請求項14の組成物。
  18. (18)ソマトトロピンが、ala−valウシソマト
    トロピン及びアラニルブタソマトトロピンから選ばれる
    請求項17の組成物。
  19. (19)更に湿潤剤を含有する請求項14の組成物。
  20. (20)少なくとも約10重量%の生物活性ウシもしく
    はブタソマトトロピン、約20重量%−約80重量%の
    グリセロール、及び当該組成物が約4.5と約7もしく
    はソマトトロピンの等電点のいずれか大きい値との間の
    pH値を示すに十分な量のバッファーを含むデイスペン
    サーソマトトロピン組成物。
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