JPH02203917A - 固まる除湿剤 - Google Patents

固まる除湿剤

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JPH02203917A
JPH02203917A JP2521189A JP2521189A JPH02203917A JP H02203917 A JPH02203917 A JP H02203917A JP 2521189 A JP2521189 A JP 2521189A JP 2521189 A JP2521189 A JP 2521189A JP H02203917 A JPH02203917 A JP H02203917A
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salt
water
calcium chloride
sodium
anhydrous
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JP2521189A
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Minoru Matsushita
松下 實
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、衣裳箱用・箪笥類・[」ツカ−類等の家具用
・押入れ・納戸・げた箱等の収納場所用の除湿剤に関す
る。
〈従来技術とその問題点〉 固まる除湿剤としては、潮解性で吸湿性・水溶性の小石
の固型酸性薬剤の粉末を、吸水によって結晶水となり、
石こう(CaSO+  ・2 )−120)として固化
する白色粉末状の焼石こう(CaSO4’H20>の吸
水剤を多量に使用したものに混合した除湿剤が市販され
ているが、透湿性に劣る包装材に内装されており、それ
程の成果を挙げていない。
この市販品の場合、塩化カルシウム塩の無水塩の粉末(
Kfl解性・吸湿性・水溶性)が吸関し、最後に6水塩
となり、29.5℃以上の室温で水溶液になると、焼石
こうに水分を吸収され、該吸水性薬剤は塩化カルシウム
塩の水分を吸収して石こうとなって固化するが、水分を
失った塩化カルシウム塩は、再び吸湿して水溶液どなり
、上記吸水性薬剤がすべで石こうとなって固化して吸水
性を失っても、吸湿性の強い塩化カルシウム塩は吸湿を
続け、最後に水溶液となり、水溶液になっても、さらに
吸湿して酸性を呈する液体になるため、危険であって好
ましくない。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記従来技術、衣料品に変色、褪色等の損侮
を生じさせないこと、吸湿すると酸性を呈する液体にな
る塩化カルシウム塩の欠点である危険を除去づるために
、イオン交換・固化反応にて中性塩の固化物の水和物と
せしめる除湿剤であることが必要であること、固化した
後は不溶性であること、衣料品用、衣服用等にあっては
、着色性の指示薬や物質を使用できないこと等の諸条件
を満足し、さらには固化することにより、吸湿を目や手
で確認でき、しかも、吸水率の大ぎいことが必要である
という条件を満足しな【ノればならないことに着目して
なしたものである。
本発明は、強アルカリと弱酸の化合物であって、吸湿性
・水溶性(一部潮解性を呈する物質を混合することもあ
る)で水溶液がアルカリ性を呈する一種又は複数種の珪
酸ナトリウム塩と強酸と弱アルカリの化合物(塩化カル
シウム塩)であって、これに水酸化カルシウム(消石灰
)を加えて、水溶液が弱いアルカリ性を早する様に調整
した薬剤で強い吸湿性を有し、潮解性・水溶性の固型薬
剤(フレーク状・塊状物を粒状にしたもの又は粒状)の
一種又は複数種とを混合使用又は併用し、湿気の存在下
において、アルカリ性にて反応せしめ、珪酸カルシウム
塩9水和物のような中性塩の不溶性固化物の水和物を生
成せしめると共に中性塩の食塩(塩化ナトリウム塩)及
び吸湿して安定な水和物となるメタ珪酸ナトリウム塩9
水和物とし工、共に固化せしめ両薬剤共全て反応して固
化し、最後に水溶液が生成されないように構成したもの
である。
〈作 用〉 本発明は、上記手段からなるので、化学的に吸湿による
水分が利用され、イオン交換・同化反応により不溶性の
中性塩の水和物がつくられ、アルカリ性を呈する固型珪
酸ナトリウム塩も水和物がつくられる為に、多聞の湿気
(水分)を吸湿する。
〈実施例〉 本発明の実施例を使用可能な薬剤、化学反応などの順に
説明する。
使用可能な吸湿性・水溶性で水溶液がアルカリ性を呈す
る固型薬剤としては、塩化カルシウム塩の水溶液とイオ
ン交換・同化反応を起こして不溶性の中性塩の水和物の
固化物をつくりやすく又薬剤自体が水和物を生成して安
定する珪酸ナトリウム塩の無水塩(普通・メタ珪酸ナト
リウム塩の無水塩であるが、オルソ珪酸ナトリウム塩及
びこの中間の性質を有するメタ珪酸ナトリウム塩の無水
塩、但し、オルソ珪酸ナトリウム塩の無水塩は、吸湿性
・潮解性の為無水塩になりにくく通常水分を10〜30
%含むものが一般的である)が最適である。メタ珪酸ナ
トリウム塩の無水塩は、粉末状又は粒状があるが、粒状
は反応しにくいので、粉末状のは・うが好ましい。
アルカリ性固型薬剤の無水珪酸プトリウム塩陽20−n
sLO2(nは何倍かで一定しない)は主としてメタ珪
酸ナトリウムPA (Na20−SiO2)が−殻内で
ある。無水塩の分子量は123.1であるが、nの数に
より一定しない。無水塩は、石英と炭酸ナトリウム塩と
の渥合物を約1000℃で溶融した後に固化してつくる
。水に可溶、水溶液は水で加水分解を起してアルカリ性
を呈する。又ナトリウムの含有量の多いものほどアルカ
リ性が強く水に溶解しやすい。
加水分解の反応式を記すと、 2Naz 0−3LOz   +   H20(2メタ
珪酸ナトリウム塩)  (水)?  1VJaz Si
20S    +    2NaOH(メタ珪酸ナトリ
ウム塩)(2水酸化ナトリウム)又、ナトリウムの含有
量の多いものほど、アルカリ性が強く水に溶解しやすい
のは、該薬剤の成分のうち、陽20が加水分解を起こし
て水酸化ナトリウム(潮解性)を生成するためである。
その反応式を記すと、 Na2O十ト120 (酸化ナトリウム)    (水) →2NaOH(潮解性で強アルカリ) (2水酸化ナトリウム) その他の珪酸ナトリウム塩としては、オルソ珪酸ナトリ
ウム塩((Na20)2 5LO2) 、メタ二珪R太
トリウム塩(IV&12 Si205 > 、メタ四珪
酸ナトリウム塩(Naz SLn 09 >などがある
メタ珪酸ナトリウム塩は、多少の吸湿性があり、水分を
加えると、不安定な5水和物となり、さらに水分を加え
ると、安定な9水和物になる。このようによく水分を吸
収する。
強い吸湿性を有し潮解性・水溶性で水溶液が、本来は酸
性を呈する使用可能な固形薬剤としては、吸湿性・潮解
性・水溶性で吸湿力の強い塩化カルシウム塩の無水塩(
水酸化カルシウムを加えて弱いアルカリ性を呈づるもの
)が最適である。
水酸化カルシウムを加えると、塩化カルシウム塩が吸湿
しても塩酸(強酸性)を生成しない。
その反応式を記りど、 CaCB2+   2H20 (塩化カルシウム塩)    (2水)−*  Ca 
(OH) 2    +  211Cf(水酸化カルシ
ウム)   (2塩酸)となるが、水酸化カルシウムを
加えると、2 ト1cR+         Ca(0
11)  2(2塩酸)    (水酸化カルシウム)
−>     CaCf 2           +
   2  H20(塩化カルシウム塩)    (2
水)となって塩化カルシウム塩にもどってしまうためで
ある。
この無水塩はフレーク状・塊状物を破砕して粒状にした
もの・粒状であるものが使用出来る。この他二水塩(粒
状)又は水溶液にしたもの及び本来の酸性を呈するもの
、中性を呈する様に処理したものも使用出来る。唯し酸
性を呈するものは酸アルカリ反応が起き中和される為好
ましくない。
酸性を呈する場合の酸アルカリ反応が起ぎ、中和される
反応を記寸と、 CaCl2       4  2H20(塩化カルシ
ウム塩)    (2水)→ Ca(OH)2   →
−21−1(J (強酸性)(水酸化カルシウム)  
 (2塩酸)発生した塩酸は強い酸性を早Jるので、メ
タ珪酸ナトリウム塩のナトリウム成分と水の存在下に於
いて酸アルカリ・中和反応を起こづ。
その反応式を記すと、 HCJ      +       Na0H(塩酸)
   (水酸化ナトリウム) → IV&1lcF   +   H2O(食塩)  
   (水) そのため両薬剤共急速に反応してしまい吸湿性を失って
しまう。
又二水塩及び水溶液の場合は吸湿力が少なくなる。又こ
れらの混合物を使用づる事も出来る。
塩化ノJルシウム塩の無水塩は、水への溶解度が74.
5g/ 100g(水)20℃である。塩化カルシウム
塩の無水塩(Ca(Jz)の分子量は110.99であ
る。
塩化カルシウム塩の無水塩は吸湿して、1水塩。
2水塩、4水塩、6水塩となり、6水塩は、29.5℃
以上の室温で水溶液となる。
湿気の存在下において、メタ珪酸ナトリウム塩と塩化カ
ルシウム塩との反応式を記すとNa2O−8LO2+C
ac夕2 (メタ珪酸ナトリウム塩) (塩化カルシウム塩)→ 
   CaO−5iOz      +     2N
aCR(メタ珪酸カルシウム塩)  (2食塩)(1’
!120 ) 2 ・5LO2+  CaCR2(オル
ソ珪酸ナトリウム塩)(塩化カルシウム塩)→ (Ca
O) 2 ・SiO2+   41VlaCR(オルソ
珪酸カルシウム塩)   (4食塩)となる。
この反応を起こす湿気(水分)は、最終的には中性塩の
固化塩であるメタ珪酸カルシウム塩又はオルソ珪酸カル
シウム塩の9水和物として、又メタ珪酸ナトリウム塩又
はオルソ珪酸プ」〜リウム塩の9水和物となって安定す
る。又両反応共中性塩の食塩(塩化ナトリウム塩)が生
成する。
9水和物になる反応式を記すと。
CaO−5LO2+    9H20 (メタ珪酸カルシウム塩)  (9水)→ CaO−3
,02・9H2゜ (メタ珪酸カルシウム塩9水和物) (CaO)z  ・ 5io2     +    9
H20(オルソ珪酸カルシウム塩)    (9水)→
 (CaO〉2 ・5LO2・9H20(Aルン珪酸カ
ルシウム塩9水和物) Na20・SiO2+  9H2゜ (メタ珪酸ナトリウム塩)   (9水)→ Na2O
−8LO2・9H20 (メタ珪酸ナトリウム塩9水和物) (Na20)  2  5LO2+    9H20(
オルソ珪酸ナトリウム塩)    (9水)→ (Na
20)2・5Lo2 ・9H20(オルソ珪酸ナトリウ
ム塩9水和物) となって多量の湿気(水分)を吸収する。
吸湿による薬剤の反応について記すと、まず最初に、潮
解性である塩化カルシウム塩の無水塩が吸湿し、6水塩
となって液化する。液化した塩化カルシウム塩は、メタ
珪酸ナトリウム塩の無水n11に吸収されて、水溶性で
あるメタ珪酸ナトリウム塩の無水塩と一部はアルカリ性
に於てイオン交換・固化反応を起こし、メタ珪酸カルシ
ウム塩の9水和物と食塩になり又一部以外の塩化カルシ
ウム塩水溶液は、メタ珪酸ナトリウム塩の無水塩に水分
を吸収されて、安定なメタ珪酸ナトリウム塩の9水和物
どなり固化して来る。水分を失った塩化カルシウム塩は
潮解性で強い吸湿性の為、再び吸湿して、固化した薬剤
の状態の中で上記反応を続け、最後に塩化カルシウム塩
が仝てメタ珪酸カルシウム塩と食塩となって反応を終了
する。終了した以後は固化した状態で重量と体積を増し
た状態で以後変化を起こさない。オルソ珪酸ナトリウム
塩の場合も同様である。
塩化カルシウム塩の変化を記すと、 Ca(J2  +   6H20 (塩化カルシウム塩)  (6水) →CaC92・6H20 (塩化カルシウム6水塩) caCR2・ 6H20 (塩化カルシウム塩6水塩) →      Ca(J2     +    6H2
0(塩化カルシウム塩)  (6水) 塩化カルシウム塩の無水塩はメタ珪酸ナトリウム塩の無
水塩より比重が軽く、混合した場合、横に数回振るだけ
で比重差により大半が分離して、塩化カルシウム塩の無
水塩(二水塩も同様)が上になり、メタ珪酸ナトリウム
塩の無水塩が下になる。単に両薬剤を混合した状態であ
ると、塩化カルシウム塩の無水塩の表面に不溶性のメタ
珪酸カルシウム塩の皮膜が出来て反応が中止してしまう
塩化カルシウム塩の水溶液をメタ珪酸ナトリウム塩に混
合した場合は反応を続けるが二水塩を使用した場合より
もさらに無水塩に比し吸水量が少い。
この様に本特許の特徴は、塩化カルシウム塩の強い吸湿
性・潮解性により除湿し、メタ珪酸ナトリウム塩の無水
塩の水溶性と水和物を作る性質を利用して、多量の湿気
(水分)を吸収させる所に特徴があり、又固化した状態
で吸湿を続け、体積及び重聞く水分)を増し、最後に固
化した状態で反応を終了し、水分を分離しない事を特徴
とした除湿剤である。
メタ珪酸ナトリウム塩無水塩と塩化カルシウム塩無水塩
との配合割合は、塩化カルシウム塩1に対し、メタ珪酸
ナトリウム塩は2前後(重量比)と条目にした方が除湿
憬が多い。
実験に使用した薬剤を記すと。
メタ珪酸ナトリウム塩無水塩の粉末は広米化学工業株式
会社製の酸化ナトリウム(Na20 ) 50.5%、
無水珪酸(SLO2> 46.1%、酸化第二鉄(Fe
203 ) 0.05%、水不溶解方0,2%以下、モ
ル比0.94と云う比較的アルカリ性の強い、即ちナト
リウム塩の多い製品を使用した。この製品の場合は、塩
化カルシウム塩が吸湿して水溶液になると、その水分に
よって水溶液となりやすいためである。
塩化カルシウム塩無水塩はフレーク状を使用したが、セ
ントラル硝子株式会社製品で、塩化カルシウム(CaC
f2) 72%以上、酸化第二鉄(Fe203 )  
0.005%以下、水不溶等分0,04%以下、PH9
,0〜10.0(消石灰にてアルカリ性に調整)を使用
した。この製品の場合は、塩化カルシウム塩が吸湿して
も塩酸を生成しにくいためである。他の塩化カルシウl
\塩でも使用出来る。
〈実験例〉 薬剤の包装材としては、片面は透湿性(不透水性)の多
孔性ポリオレフィンシート(積水化学工業株式会社製)
を使用し、細面は透明で透湿性、透水性のないポリプロ
ピレン樹脂フィルムを使用した。テストは冬期、梅雨期
、夏)Ill、秋雨期、の四回に行い、吸水時間の差及
び夏期は塩化カルシウム塩は2水塩程瓜で吸湿せずに液
化するが結果は大体同じ程度の結果を得た。
O実験例(1)両薬剤を基紙(透水性大)で分離メタ珪
酸ナトリウム塩無水塩 10g 塩化カルシウム塩無水塩   20g メタ珪酸ナトリウム塩は固化したが、塩化カルシウム塩
水溶液が分離してしまう。
O実験例(2)両薬剤を基紙(透水性大)で分離メタ珪
酸す1〜リウム塩無水塩 20g塩化カルシウム塩無水
塩   70g 吸水量2]7で固化し、其後吸湿せず、体積増生○実験
例(3)両薬剤を基紙(透水付人)で分離メタ珪酸ナト
リウム塩無水塩 30g 塩化カルシウム塩無水塩   20g 吸水量303で固化し、多少体積を増大○実験例(4)
  両薬剤を基紙(透水付人)で分離メタ珪酸ナトリウ
ム塩無水塩 40g 塩化カルシウム塩無水塩   20g−吸水量609で
固化した後も吸湿を続()体積を約2倍に増加。最も良
好。
O実験例(5)両薬剤を基紙(透水性大)で分離メタ珪
酸す1−リウム塩無水塩 50g塩化カルシウム塩無水
塩   20り 吸水量60gで固化した後も吸湿を続Gフ体積を増した
が、実験例(4)と変らず、 ○実験例(6)両薬剤を基紙(透水付人)で分離メタ珪
酸ナトリウム塩無水塩 60g 塩化カルシウム塩無水塩   20g 吸水fi6Bで固化したが、多少軟かい状態で吸湿を停
止 O実験例(7)両薬剤を混合したまま メタ珪酸ナトリウム塩無水塩 40!?塩化カルシウム
塩無水塩   20g 吸水量は非常に少なく固化してしまったO実験例(8)
両薬剤を混合(数回横に振って両薬剤を分離 メタ珪酸ナトリウム塩無水塩 40g 塩化カルシウム塩無水塩   209 吸水量は6047で固化した後も吸水し吸湿時間が実験
例(4)より時間がかかる。結果良好。
以上の様に塩化カルシウム塩無水塩を一定の209にし
た場合、メタ珪酸ナトリウム塩無水塩は409が最も合
理的であり、基紙にて分離した場合は塩化カルシウム塩
は消えてなくなるのを目で確認出来る。又、両薬剤を混
合した場合は数回横に振るだけで、比重差により両薬剤
を分離出来る。又、上記実験は全て安全性を加味して透
湿シートを上にした為、塩化カルシウム塩が下になる様
に設置した。基紙にて両薬剤を分離した場合は、塩化カ
ルシウム塩水溶液は上昇して固化した。逆の場合も同様
な結果になる。
〈発明の効果〉 本発明は、以上の構成からなるので、化学的に吸湿によ
る水分が利用され、イオン交換・固化反応により、中性
又はアルカリ性の水和物の混合固体となり、固化終了後
は変化がなく、最後に液状を呈することがなくて安全で
ある。従って除湿剤を必要とする場所であれば、衣料品
、収納品などを損傷せしめる心配がなく、安心して使用
づ−ることができ、かつ取扱いにも便利である。
ゆえに、衣裳箱用・家具類用・収納場所用として好適な
除湿剤を提供でき、所期の目的を達成できる。
特許出願人   松 下   宵

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸湿性・水溶性の一種又は複数種のアルカリ性を呈する
    固型珪酸ナトリウム塩を主剤として、吸湿性・潮解性・
    水溶性であり自らも強力な吸湿性を有する一種又は複数
    種の固型又は水溶液{酸性・中性・アルカリ性(本来は
    水溶液が酸性を呈する薬剤であるが、アルカリ性を呈す
    る水酸化カルシウムにて、中性又はアルカリ性を呈する
    様に処理したもの。)}の塩化カルシウム塩の吸湿した
    水分を利用して、主剤の薬剤を水溶液化せしめる吸湿性
    を有する薬剤を助剤にして、両薬剤を湿気の存在下にお
    いて、イオン交換・固化反応又は中和反応(吸湿性、潮
    解性、水溶性を有する塩化カルシウム塩が酸性を呈する
    場合を使用した場合)せしめ、水に不溶性の中性塩とア
    ルカリ性を呈する珪酸ナトリウム塩との混合物の水和物
    にすることを特徴とする固まる除湿剤。
JP2521189A 1989-02-02 1989-02-02 固まる除湿剤 Pending JPH02203917A (ja)

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