JPH02203009A - クラウン型圧延機ロール - Google Patents
クラウン型圧延機ロールInfo
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- JPH02203009A JPH02203009A JP1934389A JP1934389A JPH02203009A JP H02203009 A JPH02203009 A JP H02203009A JP 1934389 A JP1934389 A JP 1934389A JP 1934389 A JP1934389 A JP 1934389A JP H02203009 A JPH02203009 A JP H02203009A
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、調節可能なクラウン型圧延機のロールに関す
る。特に、ロールに熱を加えたつ奪ったりすることによ
ってクラウンが調節されるロールに関連する。
る。特に、ロールに熱を加えたつ奪ったりすることによ
ってクラウンが調節されるロールに関連する。
[従来の技術]
紙、プラスティック、スチールや他の金属シートなどの
平面状の製品を圧延するあらゆる産業は、許容可能な平
面度つまり断面を得るために、ロール面を形成しなけれ
ばならをい。最も一般的な方法は、ロール上にクラウン
を施すことであり、これは負荷時における複合ロールの
ずれを補償する。
平面状の製品を圧延するあらゆる産業は、許容可能な平
面度つまり断面を得るために、ロール面を形成しなけれ
ばならをい。最も一般的な方法は、ロール上にクラウン
を施すことであり、これは負荷時における複合ロールの
ずれを補償する。
しかし、この方法は特定の負荷および特定の製品サイズ
のみに有効なものである。
のみに有効なものである。
通常は鋼鉄などの硬質の金属でできているロール間での
金属の圧延において、熱がロールのクラウンに影響を与
えることが知られている。熱間圧延では、ロールに分与
される熱の大半は、それらが熱い金属と接触することに
よって得られるが、冷間圧延においてさえ、金属の移動
が熱を発生させ、中には熱がロールに伝導するものもあ
る。ロールが熱くなるにつれて、そのクラウンは増大す
る。クラウンの変化は何百分の1ミリメーターで測定さ
れるが、厚さ数百分の1ミリメーターの材料片の圧延で
は、クラウンにおける変化は、材料片のゲージだけでな
く、その平面度や形状までも変えてしまう。
金属の圧延において、熱がロールのクラウンに影響を与
えることが知られている。熱間圧延では、ロールに分与
される熱の大半は、それらが熱い金属と接触することに
よって得られるが、冷間圧延においてさえ、金属の移動
が熱を発生させ、中には熱がロールに伝導するものもあ
る。ロールが熱くなるにつれて、そのクラウンは増大す
る。クラウンの変化は何百分の1ミリメーターで測定さ
れるが、厚さ数百分の1ミリメーターの材料片の圧延で
は、クラウンにおける変化は、材料片のゲージだけでな
く、その平面度や形状までも変えてしまう。
鋼鉄製のロールにおける径方向の熱の流れは、当然なが
ら非常に遅い、120℃の安定状態温度に達した直径1
.500ミリメーターの補助ロールなら、0.08ミリ
メーターの径方向のクラウン変化に1時間以上が必要で
あり、直径750ミリメーターの作動ロールでは、同じ
変化のために約半時間が必要となる。ロールのクラウン
を制御するために、ロールに液体冷却剤を吹きつけるこ
とが知られているが、従来のロールの熱慣性が、この手
段の有効性を著しく限定している。
ら非常に遅い、120℃の安定状態温度に達した直径1
.500ミリメーターの補助ロールなら、0.08ミリ
メーターの径方向のクラウン変化に1時間以上が必要で
あり、直径750ミリメーターの作動ロールでは、同じ
変化のために約半時間が必要となる。ロールのクラウン
を制御するために、ロールに液体冷却剤を吹きつけるこ
とが知られているが、従来のロールの熱慣性が、この手
段の有効性を著しく限定している。
ゲージおよび形状に加えて、材料片製造業者は、ロール
のクラウン付けのもうひとつの局面である「エツジドロ
ップ」、つまりフェザリング(端そぎ)として知られる
影響にもかかわっている。細片圧延機の操作者は、顧客
の注文に応じて同じ圧延機でさまざまな幅の材料片を圧
延することを要求される。端から端まで完全に平坦な材
料片は、以下に述べる本発明の以前には、材料片が圧延
機と同じ幅であるときのみに得られた。それより幅狭の
材料片を圧延しなければならないときは、両側で材料片
を超えて延びている対向するロール端部は、内側へ向っ
て25ミリメーターから場合によっては100ミリメー
ターにまで材料片の縁部を先細りにするために、無理に
つなぎ合わされていた。この縁部は後の作業でトリミン
グされなければならないため、圧延機からの産出高は減
少する。この間頚を汲ったひとつの方法は、1984年
10月30日付けで付与されたフェルトマン他のアメリ
カ特許4,479,374に提案されている。材料片か
らはみ出した作動ロールの端部をトリミングするよう調
節された旋盤型の刃部を有するロールスタンドが開示さ
れている。このような圧延機では、幅狭の材料片の注文
品が圧延される前に、幅広の材料片の注文品がすべて圧
延されるよう、圧延作業を計画しなければならない。
のクラウン付けのもうひとつの局面である「エツジドロ
ップ」、つまりフェザリング(端そぎ)として知られる
影響にもかかわっている。細片圧延機の操作者は、顧客
の注文に応じて同じ圧延機でさまざまな幅の材料片を圧
延することを要求される。端から端まで完全に平坦な材
料片は、以下に述べる本発明の以前には、材料片が圧延
機と同じ幅であるときのみに得られた。それより幅狭の
材料片を圧延しなければならないときは、両側で材料片
を超えて延びている対向するロール端部は、内側へ向っ
て25ミリメーターから場合によっては100ミリメー
ターにまで材料片の縁部を先細りにするために、無理に
つなぎ合わされていた。この縁部は後の作業でトリミン
グされなければならないため、圧延機からの産出高は減
少する。この間頚を汲ったひとつの方法は、1984年
10月30日付けで付与されたフェルトマン他のアメリ
カ特許4,479,374に提案されている。材料片か
らはみ出した作動ロールの端部をトリミングするよう調
節された旋盤型の刃部を有するロールスタンドが開示さ
れている。このような圧延機では、幅狭の材料片の注文
品が圧延される前に、幅広の材料片の注文品がすべて圧
延されるよう、圧延作業を計画しなければならない。
[発明の課題を解決するための手段、作用および効果]
本発明では、クラウンおよび圧延機の作動ロールと補助
ロールの全体の外形を、重要領域での温度を変化させる
ことによって制御している。温度は、任意のロール領域
で前加熱されたあるいは前冷却された熱交換流体を導入
することによって変えられる。ロールは、ロールを弱め
たり、その硬度を減少させたりすることなく、その作動
表面への、また表面からの熱移動を促進させるような構
造になっており、オンラインの材料片の断面と平面度の
制御のために充分に速い速度で作動する。
ロールの全体の外形を、重要領域での温度を変化させる
ことによって制御している。温度は、任意のロール領域
で前加熱されたあるいは前冷却された熱交換流体を導入
することによって変えられる。ロールは、ロールを弱め
たり、その硬度を減少させたりすることなく、その作動
表面への、また表面からの熱移動を促進させるような構
造になっており、オンラインの材料片の断面と平面度の
制御のために充分に速い速度で作動する。
本発明のロールの好適な実施例は、鋼鉄製の6軸とその
上に締め付け固定されている金属製スリーブからなる複
合ロールである。6軸には円周フィン間に円周溝が形成
されており、円周フィンはその軸方向寸法よりもがなり
大きな径方向寸法を有している。これらの溝は、ロール
端部を貫通しているボアによって、心軸内で、熱流体ま
たは冷流体の外部供給源に接続されている。フィンの寸
法は、外部流体からフィンへの第一次熱伝導をもたらす
よう選択される。この熱伝導は、外部フィンから6軸へ
の熱伝導、つまりフィンの底部から6軸への熱伝導より
も大きいものである。
上に締め付け固定されている金属製スリーブからなる複
合ロールである。6軸には円周フィン間に円周溝が形成
されており、円周フィンはその軸方向寸法よりもがなり
大きな径方向寸法を有している。これらの溝は、ロール
端部を貫通しているボアによって、心軸内で、熱流体ま
たは冷流体の外部供給源に接続されている。フィンの寸
法は、外部流体からフィンへの第一次熱伝導をもたらす
よう選択される。この熱伝導は、外部フィンから6軸へ
の熱伝導、つまりフィンの底部から6軸への熱伝導より
も大きいものである。
[実施例]
従来技術で知られている細片圧延作業の3つの状態を第
1区、第2図、第3図に誇張した形で示す、これらのう
ちの1つあるいは別の状態は、金属材料片が、材料片自
体よりも広い圧延機で圧延されたときに生じる。第1図
では、前工程から凸状のクラウンを有しているワークピ
ース11が、通常補助ロール13によって支持されてい
る平面の作動ロール12の間を通っている。ワークピー
スは作動ロール12をその中央部14で変形させ、。
1区、第2図、第3図に誇張した形で示す、これらのう
ちの1つあるいは別の状態は、金属材料片が、材料片自
体よりも広い圧延機で圧延されたときに生じる。第1図
では、前工程から凸状のクラウンを有しているワークピ
ース11が、通常補助ロール13によって支持されてい
る平面の作動ロール12の間を通っている。ワークピー
スは作動ロール12をその中央部14で変形させ、。
変形した作動ロール12はそれに応じて補助ロール13
をその中央部15で変形させる。このロールの変形は、
図示されているように、ロール端部間の中心点で最も激
しく、ロールの各端部に向かって減少している。その結
果としての材料片の両縁部16は所望のゲージ、つまり
前述した「エツジドロップ」以下の厚みまで圧搾され、
これらの縁部は、同じく前述したように、トリミングさ
れなければならない。
をその中央部15で変形させる。このロールの変形は、
図示されているように、ロール端部間の中心点で最も激
しく、ロールの各端部に向かって減少している。その結
果としての材料片の両縁部16は所望のゲージ、つまり
前述した「エツジドロップ」以下の厚みまで圧搾され、
これらの縁部は、同じく前述したように、トリミングさ
れなければならない。
第2図では、作動ロール12に挿入されているワークピ
ース17は平坦である。これは平面の作動ロール12を
その中央部18で変形させ、変形した作動ロールは補助
ロール13をその中央部19で変形させるが、これらの
変形は、その範囲のほとんどにわたって比較的平坦であ
る。しかし、結果とj、ての材料片の両縁部20は、前
と同じように、所望のゲージ以下の厚みまで圧搾され、
同様にトリミングされなければならない。
ース17は平坦である。これは平面の作動ロール12を
その中央部18で変形させ、変形した作動ロールは補助
ロール13をその中央部19で変形させるが、これらの
変形は、その範囲のほとんどにわたって比較的平坦であ
る。しかし、結果とj、ての材料片の両縁部20は、前
と同じように、所望のゲージ以下の厚みまで圧搾され、
同様にトリミングされなければならない。
第3図は、徐々にクラウン状にされた作動ロール12と
補助ロール13の、初期状態で平坦なワークピース21
への影響を示しており、クラウンはほぼワークピースの
幅と同形である。負荷時では、作動ロールおよび補助ロ
ールの変形領域22は、側面から見て、ワークピース2
1のほとんどにわたって比較的平坦であるが、クラウン
がロール端部につながっている領域23.24では、縁
部上がり、つまり凹状のエツジドロップ25がある。注
意深く、作動ロールおよび補助ロールの輪郭に沿わせる
ことによって、材料片の縁部を材料片中央部のゲージに
維持することができるが、これは特定幅の材料片のみの
ためのものである。
補助ロール13の、初期状態で平坦なワークピース21
への影響を示しており、クラウンはほぼワークピースの
幅と同形である。負荷時では、作動ロールおよび補助ロ
ールの変形領域22は、側面から見て、ワークピース2
1のほとんどにわたって比較的平坦であるが、クラウン
がロール端部につながっている領域23.24では、縁
部上がり、つまり凹状のエツジドロップ25がある。注
意深く、作動ロールおよび補助ロールの輪郭に沿わせる
ことによって、材料片の縁部を材料片中央部のゲージに
維持することができるが、これは特定幅の材料片のみの
ためのものである。
本発明は、作動ロール30と補助ロール31のロール層
が示されている第4図に概略的に表されている。補助ロ
ールは1つのみが完全に示されている。両タイプのロー
ルは、以下に詳細に述べるように、スリーブ36が締め
付け固定された心動35からなっていることが好ましい
。
が示されている第4図に概略的に表されている。補助ロ
ールは1つのみが完全に示されている。両タイプのロー
ルは、以下に詳細に述べるように、スリーブ36が締め
付け固定された心動35からなっていることが好ましい
。
作動ロール30は、複数の円周熱交換部材群32が配設
された心動35を有している。これらの熱交換部材群の
うち、2つのみが図示されており、好ましくは、中央部
材群33の各側部に均等に設けられている0個々の熱交
換装置群32および熱交換装置33にはそれぞれ、ロー
ルの端部まで延設されている41や45のようなボアお
よび以下に説明するクロスボアを介して、ロールの外部
で作られる加熱および冷却流体が供給される。
された心動35を有している。これらの熱交換部材群の
うち、2つのみが図示されており、好ましくは、中央部
材群33の各側部に均等に設けられている0個々の熱交
換装置群32および熱交換装置33にはそれぞれ、ロー
ルの端部まで延設されている41や45のようなボアお
よび以下に説明するクロスボアを介して、ロールの外部
で作られる加熱および冷却流体が供給される。
ロール端部で、ボアは、回転ジヨイント26を介して、
熱交換流体の外部供給源に接続されている。
熱交換流体の外部供給源に接続されている。
補助ロール31も同じような構造になっている。
多くの個々の熱交換装置32が互いに並設されている場
合は、各装置32のための個ノ2の入口用および出口用
のクロスボア27.28をそれぞれ有していることが、
ときとして望ましい。それらのクロスボアは、心動の内
部で回転ジヨイント29に接続されている。このジヨイ
ントの非回転部材およびそこへの供給・排水ラインは、
図示されていないが、心動の端部を貫通しており、その
ため、ロールにおける熱交換流体供給システムを簡素化
している。各熱交換部材に供給される加熱または冷却媒
体をさまざまに変えることによって、クラウンまたはロ
ールシェル36の外形はどのような幅の材料片に対して
も調節することができる。例えば、比較的幅狭の材料片
が圧延される場合は、ロールの各端部の3つの外側熱交
換装置32は、加熱されず、あるいはおそらく冷却され
る。中実装N33の各側部の2つの装置32は温められ
、中実装置33はその領域において最大クラウンを得る
ために加熱される。
合は、各装置32のための個ノ2の入口用および出口用
のクロスボア27.28をそれぞれ有していることが、
ときとして望ましい。それらのクロスボアは、心動の内
部で回転ジヨイント29に接続されている。このジヨイ
ントの非回転部材およびそこへの供給・排水ラインは、
図示されていないが、心動の端部を貫通しており、その
ため、ロールにおける熱交換流体供給システムを簡素化
している。各熱交換部材に供給される加熱または冷却媒
体をさまざまに変えることによって、クラウンまたはロ
ールシェル36の外形はどのような幅の材料片に対して
も調節することができる。例えば、比較的幅狭の材料片
が圧延される場合は、ロールの各端部の3つの外側熱交
換装置32は、加熱されず、あるいはおそらく冷却され
る。中実装N33の各側部の2つの装置32は温められ
、中実装置33はその領域において最大クラウンを得る
ために加熱される。
ロールスリーブへの、およびロールスリーブからの熱伝
導は急速であることが本発明の特徴で3F)る、この点
を充足させるロールの一実施例が第5図に断面で示され
ている。ロールは心動35およびそこに締め付け固定さ
れている筒状スリーブ36からなっている。スリーブ3
6は従来のものである。心動35には、一対のらせん状
円周講37、.38が対向して形成されており、ロール
中央で渭39に合流している。この溝はクロスボア40
によって、心動の一端を貫通して、図示されていない熱
交換媒体用外部供給手段に延びている長手方向ボア41
に接続されている。溝37の外端はクロスボア43によ
って心動35を貫通する長手方向ボア45に接続されて
いるとともに、講38の外端も同じように、クロスボア
44を介してボア45に接続されている。
導は急速であることが本発明の特徴で3F)る、この点
を充足させるロールの一実施例が第5図に断面で示され
ている。ロールは心動35およびそこに締め付け固定さ
れている筒状スリーブ36からなっている。スリーブ3
6は従来のものである。心動35には、一対のらせん状
円周講37、.38が対向して形成されており、ロール
中央で渭39に合流している。この溝はクロスボア40
によって、心動の一端を貫通して、図示されていない熱
交換媒体用外部供給手段に延びている長手方向ボア41
に接続されている。溝37の外端はクロスボア43によ
って心動35を貫通する長手方向ボア45に接続されて
いるとともに、講38の外端も同じように、クロスボア
44を介してボア45に接続されている。
上に述べた装置は、2つの制御セクション37.38を
提供している。ロールクラウンを増大させるために、加
熱媒体が、ボア40.41を介して、両セクションに供
給され、ボア43.44,45を介して排出される。ク
ラウンを減少させるためには、冷却媒体が加熱媒体の代
わりに供給されるか、あるいは加熱媒体がボア43.4
4.45を介して供給され、ボア40.41から排出さ
れてもよい、この装置は、セクション37の中央溝47
を、クロスボア49によって長手方向ボア51に、また
セクション38の中央溝48を、クロスボア50によっ
て、長手方向ボア51に接続することで、大幅に改善さ
れ、従って、4つの制御セクションを提供している。中
央セクションは、当然同じサイズである必要はなく、左
右対称のクラウンを得るためにこれらを操作することが
必ずしも望ましいわけではない 湧47.48の間にフィン53を形成している、第5図
に示された円周ロール部は、圧延圧力に充分耐え得るよ
う強靭なものでなければならないが、溝内における媒体
からスリーブへの熱伝導が急速であるためには、必要以
上に厚みのあるものであってはいけない、第6A図では
、熱伝導媒体は、講39に隣接するフィン53に熱を伝
達すべく、軸方向ボア41およびクロスボア4oを介し
て第5図の中央溝39に導入されるものとして示されて
いる。フィンおよび溝は、第5図に示すように、らせん
状であってもよいし、第6A図に示すように、独立して
円周に設けられていてもよい。独立した円周溝は、当然
、これらが別々に軸方向ボアまたはクロスボアによって
入力及び出力管路に接続されていない場合は、互いに接
続されなければならず、便宜的に、フィンごとに交互に
孔54まなは水路57によって接続されることもできる
。
提供している。ロールクラウンを増大させるために、加
熱媒体が、ボア40.41を介して、両セクションに供
給され、ボア43.44,45を介して排出される。ク
ラウンを減少させるためには、冷却媒体が加熱媒体の代
わりに供給されるか、あるいは加熱媒体がボア43.4
4.45を介して供給され、ボア40.41から排出さ
れてもよい、この装置は、セクション37の中央溝47
を、クロスボア49によって長手方向ボア51に、また
セクション38の中央溝48を、クロスボア50によっ
て、長手方向ボア51に接続することで、大幅に改善さ
れ、従って、4つの制御セクションを提供している。中
央セクションは、当然同じサイズである必要はなく、左
右対称のクラウンを得るためにこれらを操作することが
必ずしも望ましいわけではない 湧47.48の間にフィン53を形成している、第5図
に示された円周ロール部は、圧延圧力に充分耐え得るよ
う強靭なものでなければならないが、溝内における媒体
からスリーブへの熱伝導が急速であるためには、必要以
上に厚みのあるものであってはいけない、第6A図では
、熱伝導媒体は、講39に隣接するフィン53に熱を伝
達すべく、軸方向ボア41およびクロスボア4oを介し
て第5図の中央溝39に導入されるものとして示されて
いる。フィンおよび溝は、第5図に示すように、らせん
状であってもよいし、第6A図に示すように、独立して
円周に設けられていてもよい。独立した円周溝は、当然
、これらが別々に軸方向ボアまたはクロスボアによって
入力及び出力管路に接続されていない場合は、互いに接
続されなければならず、便宜的に、フィンごとに交互に
孔54まなは水路57によって接続されることもできる
。
第6A図では、本発明のロールの心軸35にある各フィ
ン53は、その軸方向寸法の約5倍の径方向寸法を有し
ている。管路41における熱流体からの熱の第一次つま
り主要伝導は、第6A図に小さな矢印によって示されて
いるように、フィン53を介して行なわれる。熱流体と
71137の両側のフィンとの間には大きな接触領域が
ある。溝37の外側縁部に比較的細い矢印で同様に示さ
れている、加熱流体からのスリーブ36への直接の第二
次熱伝導がある。最後に、?1137の底部における流
体から心軸35への第三次熱伝導がある。
ン53は、その軸方向寸法の約5倍の径方向寸法を有し
ている。管路41における熱流体からの熱の第一次つま
り主要伝導は、第6A図に小さな矢印によって示されて
いるように、フィン53を介して行なわれる。熱流体と
71137の両側のフィンとの間には大きな接触領域が
ある。溝37の外側縁部に比較的細い矢印で同様に示さ
れている、加熱流体からのスリーブ36への直接の第二
次熱伝導がある。最後に、?1137の底部における流
体から心軸35への第三次熱伝導がある。
第6A図に示されている熱の第一次伝導は、第二次およ
び第三次伝導よりもはるかに大規模であり、またこれは
、クロスボア40から離れる熱移動よりも、そのボアに
近づく伝導の方がはるかに大きい、第6B図は、圧延さ
れる材料が加熱されなければならないカレンダーや他の
装置に用いられるような、従来技術の熱クラウン制御ロ
ールにおける熱伝導の2つの構成流を示している。心軸
112には、その円周上にあるらせん状溝111が形成
されており、スリーブ113がその上から外域している
。心軸112はその中央線で穿孔され、軸方向ダクト1
14を形成しているとともに、その内側には、全長にわ
たり閏隔をおいてダクト114への開口部118を有し
ている同軸の小径ダクト115が形成されている。ダク
l−114は、立ち上がり管116によってらせん状溝
111の一端に、また立ち上がり管117によってその
溝の他端に接続されている。矢印によって示されている
講111からスリーブ11Bへの熱伝導のびとつの構成
流は、第6A図の第二次構成流とある程度まで対応して
いるため、「第二次」と記されている。「第三次」と記
された、ダクト114がら心軸112△、のもうひとつ
の熱移動の構成流は、第6A図の第三次構成流に対応し
ている。第6B図には、第6A図に「第一次」と記され
た熱伝導に対応する重要な構成流はない。
び第三次伝導よりもはるかに大規模であり、またこれは
、クロスボア40から離れる熱移動よりも、そのボアに
近づく伝導の方がはるかに大きい、第6B図は、圧延さ
れる材料が加熱されなければならないカレンダーや他の
装置に用いられるような、従来技術の熱クラウン制御ロ
ールにおける熱伝導の2つの構成流を示している。心軸
112には、その円周上にあるらせん状溝111が形成
されており、スリーブ113がその上から外域している
。心軸112はその中央線で穿孔され、軸方向ダクト1
14を形成しているとともに、その内側には、全長にわ
たり閏隔をおいてダクト114への開口部118を有し
ている同軸の小径ダクト115が形成されている。ダク
l−114は、立ち上がり管116によってらせん状溝
111の一端に、また立ち上がり管117によってその
溝の他端に接続されている。矢印によって示されている
講111からスリーブ11Bへの熱伝導のびとつの構成
流は、第6A図の第二次構成流とある程度まで対応して
いるため、「第二次」と記されている。「第三次」と記
された、ダクト114がら心軸112△、のもうひとつ
の熱移動の構成流は、第6A図の第三次構成流に対応し
ている。第6B図には、第6A図に「第一次」と記され
た熱伝導に対応する重要な構成流はない。
フィンの直径は、当然ながら、ロールのサイズ、その機
能、および望ましい制御の性質によって異なる。連続回
転圧延機にとっては、数秒あるいはその何分の一秒内で
修正されるゲージ(材料片に沿った厚さ)および断面(
材料片を横切る厚さ)を有していることが重要である。
能、および望ましい制御の性質によって異なる。連続回
転圧延機にとっては、数秒あるいはその何分の一秒内で
修正されるゲージ(材料片に沿った厚さ)および断面(
材料片を横切る厚さ)を有していることが重要である。
油圧シリンダが、ゲージの修正をすばやく行なう。断面
の修正には様々な方法が用いられるが、最も早いものは
、油圧式ロール曲げであり、最も遅いものは、ここで述
べている本発明の以前では、ロール本体に熱を供給した
り、熱を奪ったりすることによるものである0本体を介
する熱伝導に要求される時間は、はぼ、熱が伝達されな
ければならない距離の二乗に従って増加し、従来の圧延
ロールでは、オンラインのクラウンが変化するのに時間
がかかりすぎる。ここで述べた鋼鉄製の圧延ロールでは
、フィン長さすなわちフィンの根からその表面までの径
方向距離と、軸方向で測定されたその幅の比率は、オン
ラインのクラウン修正のためには、約4〜10の領域で
あることが望ましいことがわかったや連続圧延機の応用
において、ゲージおよび断面が数秒あるいはその何分の
−かで変更されることが最も重要となる。油圧シリンダ
がゲージ変更のためにすばやい修正を行なう。材料片の
断面修正には様々な方法が用いられ、最も早いものは、
油圧式ロール曲げであり、最も遅いものは、ロール本体
内に熱を導入しなり、本体から熱を取り除いたりするこ
とによるものである。最も一般的な熱交換は、ロール本
体に、外部からまた内部から吹きつけを行なうことであ
るが、これはオンライン使用には遅すぎる。
の修正には様々な方法が用いられるが、最も早いものは
、油圧式ロール曲げであり、最も遅いものは、ここで述
べている本発明の以前では、ロール本体に熱を供給した
り、熱を奪ったりすることによるものである0本体を介
する熱伝導に要求される時間は、はぼ、熱が伝達されな
ければならない距離の二乗に従って増加し、従来の圧延
ロールでは、オンラインのクラウンが変化するのに時間
がかかりすぎる。ここで述べた鋼鉄製の圧延ロールでは
、フィン長さすなわちフィンの根からその表面までの径
方向距離と、軸方向で測定されたその幅の比率は、オン
ラインのクラウン修正のためには、約4〜10の領域で
あることが望ましいことがわかったや連続圧延機の応用
において、ゲージおよび断面が数秒あるいはその何分の
−かで変更されることが最も重要となる。油圧シリンダ
がゲージ変更のためにすばやい修正を行なう。材料片の
断面修正には様々な方法が用いられ、最も早いものは、
油圧式ロール曲げであり、最も遅いものは、ロール本体
内に熱を導入しなり、本体から熱を取り除いたりするこ
とによるものである。最も一般的な熱交換は、ロール本
体に、外部からまた内部から吹きつけを行なうことであ
るが、これはオンライン使用には遅すぎる。
第6A図に示した本発明のロールにおいては、スリーブ
36がロール心動35に切り込まれた垂直のフィン53
に締め付け固定されている。これらのフィンの収縮比L
/Tは、ロールの機械的硬性に大きな影響を与えること
なく、できるだけ大きく維持される。補助ロールにおい
て、L/Tの最小値は約4であり、最大値は約10であ
る。大きな締め付け力および圧延力のもとてのこれらの
フィンのゆがみは、第8図および第9図に示されている
ように、ロッドなどによってこれらを互いに連結しよう
とすることによって回避される。
36がロール心動35に切り込まれた垂直のフィン53
に締め付け固定されている。これらのフィンの収縮比L
/Tは、ロールの機械的硬性に大きな影響を与えること
なく、できるだけ大きく維持される。補助ロールにおい
て、L/Tの最小値は約4であり、最大値は約10であ
る。大きな締め付け力および圧延力のもとてのこれらの
フィンのゆがみは、第8図および第9図に示されている
ように、ロッドなどによってこれらを互いに連結しよう
とすることによって回避される。
凸状のクラウンを得るためには、熱流体が圧延ロールの
中央部に供給され、中央のフィンをその端部53′でΔ
L分!!jMさせる。フィン53閏の溝37を上方向や
下方向に流れる間に、流体温度は予じめ計算された量だ
け下がり、追従する各フィンをだんだん少量に膨張させ
、最後のフィンは少量のδLだけの膨張となる。流体の
量および温度を変化させることにより、ロールクラウン
の量を予じめ設定し、閉回路作動において材料片に残っ
た結果を測定することにより、すばやく変更することが
できる。
中央部に供給され、中央のフィンをその端部53′でΔ
L分!!jMさせる。フィン53閏の溝37を上方向や
下方向に流れる間に、流体温度は予じめ計算された量だ
け下がり、追従する各フィンをだんだん少量に膨張させ
、最後のフィンは少量のδLだけの膨張となる。流体の
量および温度を変化させることにより、ロールクラウン
の量を予じめ設定し、閉回路作動において材料片に残っ
た結果を測定することにより、すばやく変更することが
できる。
凹状のロールクラウンについては、流れは逆になる。
ロールの総膨張は3つの副i脹からなる。
1、フィン長さのフィン壁厚さに対する比率のために最
大となる第一次フイン膨張。この横方向の熱交換は、温
度上昇とともにスリーブを押し上げ、温度下降とともに
締め付け力および圧延力のためにスリーブを収縮させる
という、主要な制御特徴である。
大となる第一次フイン膨張。この横方向の熱交換は、温
度上昇とともにスリーブを押し上げ、温度下降とともに
締め付け力および圧延力のためにスリーブを収縮させる
という、主要な制御特徴である。
2、スリーブの(加熱流体どスリーブ間の径方向の熱交
換による)第二次膨張。これはロールクラウンにはるか
に遅く小規模に影響するため、待つ必要はない。
換による)第二次膨張。これはロールクラウンにはるか
に遅く小規模に影響するため、待つ必要はない。
3、加熱流体ど心動の間の径方向の熱交換による第三次
膨張はさらに遅く、実際には無視することができるや 従来の熱l脹公式によると、径方向、つまりロールスリ
ーブ36に向かう方向におけるフィン53の熱!1脹量
(ΔL)は、フィンの長さ、フィンの温度(ΔT)の上
昇、およびフィン材料の熱膨脹率に直接比例している。
膨張はさらに遅く、実際には無視することができるや 従来の熱l脹公式によると、径方向、つまりロールスリ
ーブ36に向かう方向におけるフィン53の熱!1脹量
(ΔL)は、フィンの長さ、フィンの温度(ΔT)の上
昇、およびフィン材料の熱膨脹率に直接比例している。
本発明のフィン外形は、熱伝導媒体と接触する表面領域
と同様に長さも最大にする。そして、これらの特、徴は
公知の熱膨脹等式における長さとΔT係数を最大にする
。
と同様に長さも最大にする。そして、これらの特、徴は
公知の熱膨脹等式における長さとΔT係数を最大にする
。
フィン53は溝37を通って流れる熱流体によって急速
に加熱されるため、フィンは急速に径方向外側に膨張し
、フィンの端部53′は、第6A図に仮想線36′で示
された位置まで口・−ルスリーブ36を外側に押し上げ
る。こうして、新しいロールクラウンの断面ができあが
る。逆流モードつまり冷却モードにおいては、反対の作
用が生じスリーブと6軸間の締め付け固定のために、ま
た付与される圧延力のために、冷却されたフィンの径方
向収縮に続いてロールスリーブ36が急速に収縮する。
に加熱されるため、フィンは急速に径方向外側に膨張し
、フィンの端部53′は、第6A図に仮想線36′で示
された位置まで口・−ルスリーブ36を外側に押し上げ
る。こうして、新しいロールクラウンの断面ができあが
る。逆流モードつまり冷却モードにおいては、反対の作
用が生じスリーブと6軸間の締め付け固定のために、ま
た付与される圧延力のために、冷却されたフィンの径方
向収縮に続いてロールスリーブ36が急速に収縮する。
本発明のロール構造は以下のものを提供している。
a)機械的強度を維持しながらの効率的な熱交換のため
の最大表面、 b)時間単位ごとにおける最速最大形状変化、C)フィ
ンを介しての拡張された流体運動によって作り出される
とともに、最大温度勾配を許容する最良の流体ボンピン
グ効率、d)フィンを、以下に述べるブロンズやアルミ
合金などの高熱伝導材料でつくることによって、より早
い反応が得られる7 第6BIの従来技術のロールは、薄い材料の大領域を横
切る第一次横方向熱交換を有していない。
の最大表面、 b)時間単位ごとにおける最速最大形状変化、C)フィ
ンを介しての拡張された流体運動によって作り出される
とともに、最大温度勾配を許容する最良の流体ボンピン
グ効率、d)フィンを、以下に述べるブロンズやアルミ
合金などの高熱伝導材料でつくることによって、より早
い反応が得られる7 第6BIの従来技術のロールは、薄い材料の大領域を横
切る第一次横方向熱交換を有していない。
非常に長い時間単位にわたる第二次および第三次径方向
熱交換のみが得られる。Rがロール径を表し、Wがロー
ル幅を表すとすると、L/TはR/W<1に近づくため
、ロール膨張には実質的な効果はない。これは、扱う流
体が、ロールの中央でフィン間の溝内に導入され、ロー
ル端部で取り除かれることによる。
熱交換のみが得られる。Rがロール径を表し、Wがロー
ル幅を表すとすると、L/TはR/W<1に近づくため
、ロール膨張には実質的な効果はない。これは、扱う流
体が、ロールの中央でフィン間の溝内に導入され、ロー
ル端部で取り除かれることによる。
【別実施例]
フィンへの、またフィンからの改良された熱伝導は、フ
ィンに鋼鉄よりも高い熱伝導性を有する金属を用いるこ
とによって得ることができる。第7図において、鋼鉄製
各軸35には、スリーブ36の下でその表面にある円周
空洞63が形成されている。この空洞には第8図に示さ
れているように、鋼鉄よりも高い熱伝導性をもつ環状フ
ィン65の群64が固定されている。この目的のために
は、鋼鉄の約4倍の熱伝導性をもつブロンズが、市販さ
れている。各フィン65は、第8図に示されているよう
に、ロールの軸芯に沿って隣接するフィンから間隔をお
いて配されているが、この間隔は、フィン間における熱
交換流体の循環を許容できるだけの量である。各群64
のフィンはフィンにある孔を貫通する長手方向タイによ
って互いに接続されている。空洞63の底面67には、
空洞63の群64の1つあるいはそれ以上のフィンの下
方に、水路68が長手方向に延びて形成されており、こ
れらの群の同じフィン65間の空間を接続している。水
路68から開口しているクロスボア70は6軸35の一
端を貫通する長手方向ボア71と接続してる。ゴムなど
の材料でできたl′O」リング72が、6軸35と群6
4の各端部との間に挿入されており、各群64を隣接す
る群から密封している。フィン群64を空洞63に組み
付けるために、これらは、第9図に示すように、平面で
直径の端から端まで半分に分割されており、その半分は
それぞれガスケット73によって密封されている。様々
な群64を分割した平面は、第9図に斜線で示すように
互いに角度的にオフセットされている9分割されたフィ
ン群64は、タイボルト66の周囲で引っ張られたワイ
ヤ74によって、組み付けされている闇、6軸35に保
持される。
ィンに鋼鉄よりも高い熱伝導性を有する金属を用いるこ
とによって得ることができる。第7図において、鋼鉄製
各軸35には、スリーブ36の下でその表面にある円周
空洞63が形成されている。この空洞には第8図に示さ
れているように、鋼鉄よりも高い熱伝導性をもつ環状フ
ィン65の群64が固定されている。この目的のために
は、鋼鉄の約4倍の熱伝導性をもつブロンズが、市販さ
れている。各フィン65は、第8図に示されているよう
に、ロールの軸芯に沿って隣接するフィンから間隔をお
いて配されているが、この間隔は、フィン間における熱
交換流体の循環を許容できるだけの量である。各群64
のフィンはフィンにある孔を貫通する長手方向タイによ
って互いに接続されている。空洞63の底面67には、
空洞63の群64の1つあるいはそれ以上のフィンの下
方に、水路68が長手方向に延びて形成されており、こ
れらの群の同じフィン65間の空間を接続している。水
路68から開口しているクロスボア70は6軸35の一
端を貫通する長手方向ボア71と接続してる。ゴムなど
の材料でできたl′O」リング72が、6軸35と群6
4の各端部との間に挿入されており、各群64を隣接す
る群から密封している。フィン群64を空洞63に組み
付けるために、これらは、第9図に示すように、平面で
直径の端から端まで半分に分割されており、その半分は
それぞれガスケット73によって密封されている。様々
な群64を分割した平面は、第9図に斜線で示すように
互いに角度的にオフセットされている9分割されたフィ
ン群64は、タイボルト66の周囲で引っ張られたワイ
ヤ74によって、組み付けされている闇、6軸35に保
持される。
本件ロールに熱交換流体を供給するための装置は、第1
0図および第12図に、二状態を線図で示されていると
ともに、その結果のロールクラウンは第11図および第
13図のそれぞれに誇張した形状で示されている。ロー
ル自体は第10図および第12図には示されておらず、
単に、ロール熱交換領域およびそれらを接続するボア4
1.50.51を構成する第5図のらせん状溝37゜3
8を表わしているだけである。温水システム。
0図および第12図に、二状態を線図で示されていると
ともに、その結果のロールクラウンは第11図および第
13図のそれぞれに誇張した形状で示されている。ロー
ル自体は第10図および第12図には示されておらず、
単に、ロール熱交換領域およびそれらを接続するボア4
1.50.51を構成する第5図のらせん状溝37゜3
8を表わしているだけである。温水システム。
あるいは給水器、ポンプ、ヒーター、弁などを含む他の
熱交換流体システム76は、これを、以下に述べるよう
に設定された比率で、温水をライン82と、温水をシス
テム76に戻すライン84とに供給する比例弁80に接
続するための温水搬送パイプ78を有している。冷却水
システム、あるいは給水器、ポンプ、冷却器および弁を
有する他の熱交換流体システム77は、これを、以下に
述べる前述と同じ比率で、冷却水をライン83と、冷却
水をシステム77に戻すライン85とに供給する比例弁
に接続するための搬送パイプ7つを有している。
熱交換流体システム76は、これを、以下に述べるよう
に設定された比率で、温水をライン82と、温水をシス
テム76に戻すライン84とに供給する比例弁80に接
続するための温水搬送パイプ78を有している。冷却水
システム、あるいは給水器、ポンプ、冷却器および弁を
有する他の熱交換流体システム77は、これを、以下に
述べる前述と同じ比率で、冷却水をライン83と、冷却
水をシステム77に戻すライン85とに供給する比例弁
に接続するための搬送パイプ7つを有している。
温水システムの排出ロア8はまた、温水を三方弁90に
供給するパイプ88とも接続している。
供給するパイプ88とも接続している。
弁90の1つの排出口は温水をパイプ92からシステム
76に再循環させる。弁90の他の排出口はバイブ96
に接続しており、これは続いてロールにあるボア45お
よびクロスボア44.43を介してらせん状溝38.3
7の外端部と接続している。冷却水システムの排出ロア
9もまた、冷水を三方弁91に供給するバイブ89と接
続している。弁91の1つの排出口はバイブ93からシ
ステム77へ冷水を再循環させる。弁91の他の排出口
は、ロールにあるボア45およびクロスボア43.44
を介してらせん状溝37.38の外端部と接続している
バイブ97に接続している。らせん状溝37.38の接
続部39は、クロスボア40およびボア41を介して四
方弁94のひとつのポートに接続している。熱交換領域
37.38の中央溝は、それぞれクロスボア49.50
を介して、四方弁94の第2ポートに接続されている長
手方向ボア51に接続している。第3ポートは前述した
ライン82.83に接続され、第4ポートはライン95
とライン86.87を介して温水システム76および冷
水システム77のそれぞれに接続している。
76に再循環させる。弁90の他の排出口はバイブ96
に接続しており、これは続いてロールにあるボア45お
よびクロスボア44.43を介してらせん状溝38.3
7の外端部と接続している。冷却水システムの排出ロア
9もまた、冷水を三方弁91に供給するバイブ89と接
続している。弁91の1つの排出口はバイブ93からシ
ステム77へ冷水を再循環させる。弁91の他の排出口
は、ロールにあるボア45およびクロスボア43.44
を介してらせん状溝37.38の外端部と接続している
バイブ97に接続している。らせん状溝37.38の接
続部39は、クロスボア40およびボア41を介して四
方弁94のひとつのポートに接続している。熱交換領域
37.38の中央溝は、それぞれクロスボア49.50
を介して、四方弁94の第2ポートに接続されている長
手方向ボア51に接続している。第3ポートは前述した
ライン82.83に接続され、第4ポートはライン95
とライン86.87を介して温水システム76および冷
水システム77のそれぞれに接続している。
温度センサ97はライン51につながっており、温度セ
ンサ98はライン41につながっている。
ンサ98はライン41につながっている。
温度センサ97.98はそれらが感知する水温を電気信
号に変換する。センサ97はリード線100によってマ
イクロプロセッサ104とセンサ98に接続され、リー
ド線102ど103を介して比例弁80.81のそれぞ
れに接続されている。マイクロプロセッサ104は、リ
ード線101によって温度センサ98に接続されている
。
号に変換する。センサ97はリード線100によってマ
イクロプロセッサ104とセンサ98に接続され、リー
ド線102ど103を介して比例弁80.81のそれぞ
れに接続されている。マイクロプロセッサ104は、リ
ード線101によって温度センサ98に接続されている
。
ロールまたは図示されていない下流側の他の装置にある
形状センサからのフィードバック信号105が、リード
線99.101に供給される。
形状センサからのフィードバック信号105が、リード
線99.101に供給される。
マイクロプロセッサ104への手動入力106によって
、所望のクラウンに前設定される9上述した本装置は、
ロールクラウンを望ましい断面に維持すべく、ロールに
沿って温度を制御する。第11図はそのようにして得ら
れたロールクラウンを示している。
、所望のクラウンに前設定される9上述した本装置は、
ロールクラウンを望ましい断面に維持すべく、ロールに
沿って温度を制御する。第11図はそのようにして得ら
れたロールクラウンを示している。
第10図は、前方向流れ状態における本発明の制御装置
を示しており、つまり、温水が熱交横領vA37.38
の隣接し合う水路に供給され、冷水が各領域の外端部に
供給される。矢印によって示された流れ方向は三方弁9
0.91および四方弁94によって制御される。ライン
78.82からの温水は、四方弁94からライン41へ
、またロールの熱交換領域37.38の接続部へ流れる
。
を示しており、つまり、温水が熱交横領vA37.38
の隣接し合う水路に供給され、冷水が各領域の外端部に
供給される。矢印によって示された流れ方向は三方弁9
0.91および四方弁94によって制御される。ライン
78.82からの温水は、四方弁94からライン41へ
、またロールの熱交換領域37.38の接続部へ流れる
。
ライン89からの冷水はライン97およびボア45から
、クロスボア43.44および熱交換領域37.38の
外端部に流れる。クロスボア49.50およびバイブ5
1を通ってこれらの領域を離れた中間温度の水は、四方
弁94を通るとともに、この弁はバイブ95を介して水
をバイブ86.87に送る。復流水が温水システム76
に行くか、冷水システム77に行くかは、比例弁80.
81によって決定され、これらの弁は、一方が、例えば
温水が弁80およびバイブ84を通って温水システム7
6へ行くような、そのシステムへ戻る循環水の流れを増
加させるよう作動しているときには5他方は、弁81お
よびバイブ85を通って冷水システム77に循環する冷
水の流れを減少させるように、調節される。これらの状
態のもとでは、バイブ95を通って戻る水の容量が、バ
イブ87を通って冷水システム77へ行くことになる。
、クロスボア43.44および熱交換領域37.38の
外端部に流れる。クロスボア49.50およびバイブ5
1を通ってこれらの領域を離れた中間温度の水は、四方
弁94を通るとともに、この弁はバイブ95を介して水
をバイブ86.87に送る。復流水が温水システム76
に行くか、冷水システム77に行くかは、比例弁80.
81によって決定され、これらの弁は、一方が、例えば
温水が弁80およびバイブ84を通って温水システム7
6へ行くような、そのシステムへ戻る循環水の流れを増
加させるよう作動しているときには5他方は、弁81お
よびバイブ85を通って冷水システム77に循環する冷
水の流れを減少させるように、調節される。これらの状
態のもとでは、バイブ95を通って戻る水の容量が、バ
イブ87を通って冷水システム77へ行くことになる。
比例弁80.81は、熱交換領域37.38に入ってく
る水の温度、およびこれらの領域を離れた水の温度に従
って、自動的に制御される。最初に述べた温度は温度セ
ンサ98によって測定され、次に述べた温度は温度セン
サ97によって測定される。適した比例弁および温度セ
ンサが市販されている0問題の圧延機、好ましくは測定
ロールの下流に位置するロール形状センサからの信号1
05とともに、温度センサ97.98がらの信号が、制
御信号を比例弁80.81−へ送るマイクロプロセッサ
104に供給される。マイクロブセッサにおける手動操
作106は前設定されたクラウンに設定される。
る水の温度、およびこれらの領域を離れた水の温度に従
って、自動的に制御される。最初に述べた温度は温度セ
ンサ98によって測定され、次に述べた温度は温度セン
サ97によって測定される。適した比例弁および温度セ
ンサが市販されている0問題の圧延機、好ましくは測定
ロールの下流に位置するロール形状センサからの信号1
05とともに、温度センサ97.98がらの信号が、制
御信号を比例弁80.81−へ送るマイクロプロセッサ
104に供給される。マイクロブセッサにおける手動操
作106は前設定されたクラウンに設定される。
第12図は第10図と同じ回路を示しているが、流れ状
態は逆である。2つの比例弁80.81および四方弁9
4は、図示されているようにその第2位置つまり逆流位
置に向けられている。これらの図面の矢印は逆流状態に
おける流れ方向を示している。圧延機ロールの端部は加
熱されるとともに、その中央部は冷却されて、第13図
のロール断面をもたらす。
態は逆である。2つの比例弁80.81および四方弁9
4は、図示されているようにその第2位置つまり逆流位
置に向けられている。これらの図面の矢印は逆流状態に
おける流れ方向を示している。圧延機ロールの端部は加
熱されるとともに、その中央部は冷却されて、第13図
のロール断面をもたらす。
温水および冷水は、最も都合のよい熱交換流体からなる
が、本発明は他の流体または気体で実施されてもよい0
例えば超加熱水や超加熱流を、熱交換媒体として用いる
ことができる。
が、本発明は他の流体または気体で実施されてもよい0
例えば超加熱水や超加熱流を、熱交換媒体として用いる
ことができる。
添付の特許請求の範囲において、「中央部」という語句
は、円周溝の1つの中央部分およびロール軸芯に垂直の
中央平面の両側で互いに隣接する部分を含む。
は、円周溝の1つの中央部分およびロール軸芯に垂直の
中央平面の両側で互いに隣接する部分を含む。
本明細書において、本発明の好適な実施例を述べたが、
本発明は、添付の特許請求の範囲内で、他の方法で実施
されてもよい。
本発明は、添付の特許請求の範囲内で、他の方法で実施
されてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
めに番号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
第1図は、平面ロールを備えた細片圧延機におけるクラ
ウン状ワークピースの圧延の従来技術を示す正面図であ
る。 第2図は、平面ロールを備えた細片圧延機における平面
状のワークピースの従来の圧延技術を示す正面図である
。 第3図は、クラウン状のロールを備えた細片圧延機にお
ける平面状のワークピースの圧延の従来技術を示す正面
図である。 第4図は、本発明のロールを備えた四層圧延機の断面図
である。 第5図は、本発明のロールの要部断面図である。 第6A図は、本発明のロールへの熱の流れの3つの構成
流の方向を示す機略断面図である。 第6B図は、従来技術のロールへの熱の流れの2つの構
成流の方向を示す概略断面図である。 第7図は、本発明のロールの第2実施例の要部断面図で
ある。 第8図は、本発明のロールの第3実施例の要部断面図で
ある。 第9図は、第8図のI X−I X線断面図である。 第10区は、前方向流れ状態における本発明のロールの
ための熱交換流体供給装置と、そこでの流体の流れ方向
の線図である。 第11図は、第10図の装置によって制御された本発明
のロールの側面図であり、その結果である凸状のロール
クラウンを誇張した形状で示している。 第12図は、逆方向流れ状態における本発明のロールの
ための熱交換流体供給装置と、そこでの流体の流れ方向
の線図である。 第13国は、第12図の装置によって提供された本発明
のロールの側面図であり、その結果である凹状のロール
クラウンを誇張した形状で示している。 c鰺)−−−w軸 、 (30−−x”r−7”
<a’T)−−−fH1月己告(タリー一一フイン FIG、 6A FIG、 6B 町 フィードバック RG、10
ウン状ワークピースの圧延の従来技術を示す正面図であ
る。 第2図は、平面ロールを備えた細片圧延機における平面
状のワークピースの従来の圧延技術を示す正面図である
。 第3図は、クラウン状のロールを備えた細片圧延機にお
ける平面状のワークピースの圧延の従来技術を示す正面
図である。 第4図は、本発明のロールを備えた四層圧延機の断面図
である。 第5図は、本発明のロールの要部断面図である。 第6A図は、本発明のロールへの熱の流れの3つの構成
流の方向を示す機略断面図である。 第6B図は、従来技術のロールへの熱の流れの2つの構
成流の方向を示す概略断面図である。 第7図は、本発明のロールの第2実施例の要部断面図で
ある。 第8図は、本発明のロールの第3実施例の要部断面図で
ある。 第9図は、第8図のI X−I X線断面図である。 第10区は、前方向流れ状態における本発明のロールの
ための熱交換流体供給装置と、そこでの流体の流れ方向
の線図である。 第11図は、第10図の装置によって制御された本発明
のロールの側面図であり、その結果である凸状のロール
クラウンを誇張した形状で示している。 第12図は、逆方向流れ状態における本発明のロールの
ための熱交換流体供給装置と、そこでの流体の流れ方向
の線図である。 第13国は、第12図の装置によって提供された本発明
のロールの側面図であり、その結果である凹状のロール
クラウンを誇張した形状で示している。 c鰺)−−−w軸 、 (30−−x”r−7”
<a’T)−−−fH1月己告(タリー一一フイン FIG、 6A FIG、 6B 町 フィードバック RG、10
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、実質的に非可撓性の心軸(35)、そこに締め付け
固定されている金属スリーブ(36)、および心軸とス
リーブ間に、外部から供給される加熱または冷却熱伝導
流媒体を案内するための手段(40、41、43、44
、45)を有する、金属を圧延するための調節可能なク
ラウン型圧延機ロールにおいて、前記心軸(35)とス
リーブ(36)間に形成されている前記心軸の表面をフ
ィン(53)に分割すべく、前記心軸の表面において、
互いに接続されているとともに心軸に沿って互いに間隔
をおいて配されている複数の平行な円周溝(37)を有
するとももに、前記フィン(53)は、前記スリーブ(
36)に接する端部を有するとともに、前記流体媒体に
よる加熱時に前記スリーブと接するよう径方向外側に熱
膨脹されたときに、圧延圧力を前記心軸からスリーブへ
伝達してロールスリーブを押し上げるに充分な軸方向寸
法と、この軸方向寸法よりかなり大きいとともに、前記
流体媒体による冷却時に径方向内側に収縮されたときに
、前記ロールスリーブが内側へ収縮することを許容すべ
く、前記スリーブと熱伝導流媒体間よりも大きく、フィ
ンと熱移動流媒体間の熱伝導を実現するに充分な径方向
寸法を有していることを特徴とする調節可能なクラウン
型圧延機ロール。 2、前記フィン(53)の径方向寸法が、フィンの軸方
向寸法の少なくとも4倍であることを特徴とする請求項
1に記載のロール。 3、前記フィン(53)の径方向寸法が、フィンの軸方
向寸法の10倍以下であることを特徴とする請求項2に
記載のロール。 4、前記フィン(53)が、前記心軸の材料よりも高い
熱伝導性を有する材料で形成されていることを特徴とす
る請求項1に記載のロール。 5、前記平行円周溝(37)が、隣接するフィン(53
)を介して、管路(54、57)によって接続されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のロール。 6、前記複数の円周溝(37)が、ロールに沿って、少
なくとも2つのセクション(37、38)に分割されて
いるとともに、外部から供給される熱移動媒体を案内す
る手段(40、41、43、44、45)が、各セクシ
ョンのために、心軸において入口と出口とを有している
ことを特徴とする請求項1に記載のロール。 7、前記セクション(37、38)の1方が中央セクシ
ョンであり、他方が中央からずれたセクションであるこ
とを特徴とする請求項6に記載のロール。 8、請求項7に記載のロールにおいて、前記中央セクシ
ョンの中央点と接続する前記心軸にある管路(49)と
、前記中央からずれたセクションの中央点と接続する前
記心軸にある管路(50)とを有していることを特徴と
するロール。 9、請求項7に記載のロールにおいて、前記ロールの外
部にある温熱交換流体源と、前記ロールの外部にある冷
熱交換流体源と、前記ボアによつて、前記温熱交換流体
源と冷熱交換流体源とを接続する四方弁手段(94)と
を有しており、前記四方弁手段が、前記中央セクション
の取り入れ管路と排出管路のそれぞれへ、またそれぞれ
から、温熱交換流体を案内するとともに、前記中央から
ずれたセクションの取り入れ管路と排出管路のそれぞれ
へ、またそれぞれから、冷熱交換流体を案内する第1位
置と、前記中央からずれたセクションの取り入れ管路と
排出管路のそれぞれへ、またそれぞれから、温熱交換流
体を案内するとともに、前記中央セクションの取り入れ
管路と排出管路のそれぞれへ、またそれぞれから、冷熱
交換流体を案内することを特徴とするロール。 10、請求項9に記載の圧延機において、入力ポートと
前記温熱交換流体手段に接続されている1つの出力ポー
トとを備えた第1三方弁(90)と、入力ポートと前記
冷熱交換流体手段に接続されている1つの出力ポートと
を備えた第2三方弁(91)と、前記両三方弁の残りの
出力ポートを、作動面の端部で、前記流体管路に接続す
る手段とを有していることを特徴とする圧延機。 11、請求項9に記載の圧延機において、入力ポートと
前記温熱交換流体源に接続されている1つの出力ポート
とを備えた第1比例弁(80)と、入力ポートと前記冷
熱交換流体源に接続されている1つの出力ポートとを備
えた第2比例弁(81)と、前記両比例弁の他の出力ポ
ートを前記四方弁に接続するとともに、これによって前
記比例弁の調節が、前記流体管路に入る温熱交換流体と
冷熱交換流体の量を調節する手段とを有することを特徴
とする圧延機。 12、請求項11に記載の圧延機において、前記ロール
の外部に位置するとともに、作動面中央における熱交換
流体の温度を測定する第1温度測定手段(97)と、前
記ロールの外部に位置するとともに、作動面の中央と端
部の中間位置における熱交換流体の温度を測定する第2
温度測定手段(98)と、前記温度間の差異に応じて、
前記比例弁を調節する手段とを有することを特徴とする
圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019343A JP2567689B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | クラウン量可変ロ−ル及びクラウン量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019343A JP2567689B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | クラウン量可変ロ−ル及びクラウン量調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02203009A true JPH02203009A (ja) | 1990-08-13 |
JP2567689B2 JP2567689B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=11996755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1019343A Expired - Lifetime JP2567689B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | クラウン量可変ロ−ル及びクラウン量調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567689B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5082461A (ja) * | 1973-11-26 | 1975-07-03 | ||
JPS5699060A (en) * | 1980-01-11 | 1981-08-10 | Kubota Ltd | Roll for continuous casting and its manufacture |
JPS5786001U (ja) * | 1980-11-12 | 1982-05-27 | ||
JPS5856826A (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-04 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ロ−ルの形状制御方法及び装置 |
JPS6084371A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-13 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 水性エマルジヨン型接着剤組成物 |
JPS6110110A (ja) * | 1984-06-09 | 1986-01-17 | エデユアルド・キユスタ−ズ | ロール内加熱・冷却媒体流制御方法及びロール装置 |
JPH02127491A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-16 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 水系接着剤組成物 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1019343A patent/JP2567689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5082461A (ja) * | 1973-11-26 | 1975-07-03 | ||
JPS5699060A (en) * | 1980-01-11 | 1981-08-10 | Kubota Ltd | Roll for continuous casting and its manufacture |
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JPS6110110A (ja) * | 1984-06-09 | 1986-01-17 | エデユアルド・キユスタ−ズ | ロール内加熱・冷却媒体流制御方法及びロール装置 |
JPH02127491A (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-16 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 水系接着剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2567689B2 (ja) | 1996-12-25 |
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