JPH022025A - 印字ヘッド - Google Patents
印字ヘッドInfo
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- JPH022025A JPH022025A JP14346988A JP14346988A JPH022025A JP H022025 A JPH022025 A JP H022025A JP 14346988 A JP14346988 A JP 14346988A JP 14346988 A JP14346988 A JP 14346988A JP H022025 A JPH022025 A JP H022025A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は感熱タイプの印字ヘッドに関する。
[従来技術]
従来のサーマルヘッドは、セラミック基板上にグレーズ
層、発熱抵抗層、電極、保護層を順次積層した構成とさ
れている。グレーズ層は、セラミック基板への熱の拡散
を防止するために発熱抵抗層に対応して形成されるもの
で、高融点材料のものが選定される0発熱抵抗層を形成
する素子は、高融点合金が用いられている0発熱抵抗層
の上面に接して、記録電極と共通電極が交互に配列され
、選択された記録電極から共通電極に電流が流れる際、
両電極間に介在された発熱抵抗層でジュール熱が発生し
、保護層を介して放熱するようになっている。保護層は
、熱伝導度が良く、繰り返し熱応力に対して安定性の良
いものが選択される。
層、発熱抵抗層、電極、保護層を順次積層した構成とさ
れている。グレーズ層は、セラミック基板への熱の拡散
を防止するために発熱抵抗層に対応して形成されるもの
で、高融点材料のものが選定される0発熱抵抗層を形成
する素子は、高融点合金が用いられている0発熱抵抗層
の上面に接して、記録電極と共通電極が交互に配列され
、選択された記録電極から共通電極に電流が流れる際、
両電極間に介在された発熱抵抗層でジュール熱が発生し
、保護層を介して放熱するようになっている。保護層は
、熱伝導度が良く、繰り返し熱応力に対して安定性の良
いものが選択される。
[発明が解決しようとする課題]
このように、従来のサーマルヘッドは、高価な材料を用
いた層数の多い積層構造とされ、且つ、記録電極と共通
電極を交互に配列したものであるから、電極形成に極め
て高精度が要求されるものであった。このため、生産性
も悪く、当然高価なものになるという問題があった。
いた層数の多い積層構造とされ、且つ、記録電極と共通
電極を交互に配列したものであるから、電極形成に極め
て高精度が要求されるものであった。このため、生産性
も悪く、当然高価なものになるという問題があった。
この発明の目的は、構造が簡単で、生産性に優 で形
成することが可濠な他、グレーズ層を省略すれ、安価に
製作することができる印字ヘッドを提 ることもでき
るため、構造が簡単で、生産性が子供する。とアある。
成することが可濠な他、グレーズ層を省略すれ、安価に
製作することができる印字ヘッドを提 ることもでき
るため、構造が簡単で、生産性が子供する。とアある。
く、且つ安価なも
のとすることができる。
のとすることができる。
[課題を解決するための手段]
この発明は、基板上に多数の記録電極を所定間隔に配列
して各記録電極上に発熱抵抗層を設け、この発熱抵抗層
の形成領域の全幅に亘って前記各発熱抵抗層上を横切る
帰路電極を固着形成したものである。
して各記録電極上に発熱抵抗層を設け、この発熱抵抗層
の形成領域の全幅に亘って前記各発熱抵抗層上を横切る
帰路電極を固着形成したものである。
[作 用]
この発明によれば、記録jL極と帰路電極とが発熱抵抗
層を介して層状に形成されるので、記録電極の間隔は従
来の2倍の余裕がある。従って、生産性を向上できる。
層を介して層状に形成されるので、記録電極の間隔は従
来の2倍の余裕がある。従って、生産性を向上できる。
また、発熱抵抗層で発生したジュール熱は、記録電極ま
たは帰路電極自体を熱伝導媒体として外部に放出するこ
とができるから、保護層を省略することができる。さら
に、本発明の印字ヘッドは、各素子を極めて安価な材料
[第1実施例] 以下、第1図〜第3図を参照して、この発明の第1実施
例を説明する。
たは帰路電極自体を熱伝導媒体として外部に放出するこ
とができるから、保護層を省略することができる。さら
に、本発明の印字ヘッドは、各素子を極めて安価な材料
[第1実施例] 以下、第1図〜第3図を参照して、この発明の第1実施
例を説明する。
第1図は感熱タイプの印字ヘッドを示す、この印字ヘッ
ドlは、基板2の上面に所定の間隔で多数の記録電極3
・・・を配夕曜し、この各記録電極3・・・上に発熱抵
抗層4・・・を設け、これらの間に絶縁層5・・・を設
けたうえ、その上面に発熱抵抗層4・・・を横切る帯状
に帰路電極6を固着し、この帰路電極6の一端をアース
電極7に接触させた構成となっている。この場合、基板
2は耐熱性フィルムや硬質プラスチック樹脂等からなる
。記録′:[極3・・・はそれぞれ細長いリード状をな
し、基板2上に所定の間隔で平行に配列形成されている
0発熱抵抗層4・・・は、例えばカーボンインク等より
なり、記録電極3・・・上に設けられ、この記録電極3
・・・とその上の帰路電極6とに記録信号電圧が印加さ
れると、上下の各電極3.6と対応する部分が発熱する
。絶縁層5・・・は記Q′¥L極3・・・間に設けられ
て、記Q電極3・・・と帰路電極6との導通を防ぐもの
であり、その上面は発熱抵抗層4・・・の各上面と面一
に形成され、これにより上面全体は平坦面となっている
。帰路電極6は帯状をなし、発熱抵抗層4・・・と絶縁
層5・・・とからなる平坦面上のほぼ中央に発熱抵抗層
4・・・上を横切り、かつ発熱抵抗層4・・・の形成領
域の全体に亘ってに設けられている。アース電極7は基
板2上の左端側に設けられ、その上面には発熱抵抗層4
は設けられず、帰路電極6の左端部が直接接触している
。
ドlは、基板2の上面に所定の間隔で多数の記録電極3
・・・を配夕曜し、この各記録電極3・・・上に発熱抵
抗層4・・・を設け、これらの間に絶縁層5・・・を設
けたうえ、その上面に発熱抵抗層4・・・を横切る帯状
に帰路電極6を固着し、この帰路電極6の一端をアース
電極7に接触させた構成となっている。この場合、基板
2は耐熱性フィルムや硬質プラスチック樹脂等からなる
。記録′:[極3・・・はそれぞれ細長いリード状をな
し、基板2上に所定の間隔で平行に配列形成されている
0発熱抵抗層4・・・は、例えばカーボンインク等より
なり、記録電極3・・・上に設けられ、この記録電極3
・・・とその上の帰路電極6とに記録信号電圧が印加さ
れると、上下の各電極3.6と対応する部分が発熱する
。絶縁層5・・・は記Q′¥L極3・・・間に設けられ
て、記Q電極3・・・と帰路電極6との導通を防ぐもの
であり、その上面は発熱抵抗層4・・・の各上面と面一
に形成され、これにより上面全体は平坦面となっている
。帰路電極6は帯状をなし、発熱抵抗層4・・・と絶縁
層5・・・とからなる平坦面上のほぼ中央に発熱抵抗層
4・・・上を横切り、かつ発熱抵抗層4・・・の形成領
域の全体に亘ってに設けられている。アース電極7は基
板2上の左端側に設けられ、その上面には発熱抵抗層4
は設けられず、帰路電極6の左端部が直接接触している
。
第2図は印字へラド1の製造工程を示す、この印字へラ
ドlを製作する場合には、まず、第2図(A)に示すよ
うに、基板2を用意する。この基板2はポリイミド樹脂
等の耐熱性フィルムからなり、その厚さは約6〜25p
m程度である0次に。
ドlを製作する場合には、まず、第2図(A)に示すよ
うに、基板2を用意する。この基板2はポリイミド樹脂
等の耐熱性フィルムからなり、その厚さは約6〜25p
m程度である0次に。
第2図(B)に示すように、基板2の表面全域に金属膜
8を蒸着、メツキ等により形成する。この金属膜8は記
録電極3・・・となるものであり、銅(Cu)、ニッケ
ル(Xi)、アルミニウム(A1)等からなり、その膜
厚は約0.1−0.5 pLm程度である。この後、金
Ell!28の表面に発熱抵抗層4をスクリーン印刷、
ロールコツト等により固着して硬化させる。すると、第
2図(C)に示すように、金属膜8の表面にリード状の
発熱抵抗層4・・・が所定の間隔(例えば、0.1mm
)で多数平行に配列形成される。この発熱抵抗層4は
、例えばカーボン粉末に耐熱性を有するバインダを混合
したペースト等であり、その厚さは約5〜20ILm程
度である。この状態で、金属11!28をエツチング処
理すると、発熱抵抗層4・・・がレジストとなって、金
属膜8の不要な部分が徹り除かれ、第2図(D)に示す
ように、発熱抵抗層4・・・の下に記録電極3・・・が
形成される。この場合、基板2の左端側には金属膜8よ
りなるアース電極7が同時に形成され、その上面の発熱
抵抗層は除去される。このようにして、記録電極3・・
・を形成した後は、第1図に示すように、各記録電極3
・・・の間に絶縁層5・・・を発熱抵抗層4・・・の上
面と面一となるように設ける。そして、この絶縁層5・
・・と発熱抵抗層4・・・とからなる平坦面の中央に帯
状の帰路電極6を設ける。この帰路電極6は銀(Ag)
ペースト、銅(Cu)ペースト等の導電ペーストを印刷
等により帯状に形成される。この場合、帰路電極6は発
熱抵抗層4・・・の形成領域全体に亘って発熱抵抗層4
・・・上を横切って設けられ、その一端(左端)は基板
2の左端側に設けられたアース電極7に第1図に示すよ
うに接触して導通する。これにより、印字へラドlが形
成される。
8を蒸着、メツキ等により形成する。この金属膜8は記
録電極3・・・となるものであり、銅(Cu)、ニッケ
ル(Xi)、アルミニウム(A1)等からなり、その膜
厚は約0.1−0.5 pLm程度である。この後、金
Ell!28の表面に発熱抵抗層4をスクリーン印刷、
ロールコツト等により固着して硬化させる。すると、第
2図(C)に示すように、金属膜8の表面にリード状の
発熱抵抗層4・・・が所定の間隔(例えば、0.1mm
)で多数平行に配列形成される。この発熱抵抗層4は
、例えばカーボン粉末に耐熱性を有するバインダを混合
したペースト等であり、その厚さは約5〜20ILm程
度である。この状態で、金属11!28をエツチング処
理すると、発熱抵抗層4・・・がレジストとなって、金
属膜8の不要な部分が徹り除かれ、第2図(D)に示す
ように、発熱抵抗層4・・・の下に記録電極3・・・が
形成される。この場合、基板2の左端側には金属膜8よ
りなるアース電極7が同時に形成され、その上面の発熱
抵抗層は除去される。このようにして、記録電極3・・
・を形成した後は、第1図に示すように、各記録電極3
・・・の間に絶縁層5・・・を発熱抵抗層4・・・の上
面と面一となるように設ける。そして、この絶縁層5・
・・と発熱抵抗層4・・・とからなる平坦面の中央に帯
状の帰路電極6を設ける。この帰路電極6は銀(Ag)
ペースト、銅(Cu)ペースト等の導電ペーストを印刷
等により帯状に形成される。この場合、帰路電極6は発
熱抵抗層4・・・の形成領域全体に亘って発熱抵抗層4
・・・上を横切って設けられ、その一端(左端)は基板
2の左端側に設けられたアース電極7に第1図に示すよ
うに接触して導通する。これにより、印字へラドlが形
成される。
次に、第3図を参照して、上記のような印字へラド1で
被記録紙9に熱転写する場合について説明する。まず、
被記録紙9上に熱転写シート10を配置する。この場合
、熱転写シートlOはベースシート11の下面に熱溶融
インク7912を設けたものであり、印字ヘッドの発熱
部4a・・・で発熱した熱によりその発熱部4a・・・
と対応する部分の熱溶融インク層12が溶融する。した
がって、熱転写シー)10を被記録紙9の上に配置する
場合には、熱転写シー)10の熱溶融インク層12を被
記録紙9の上面に対向させて密着させる。この状態で、
熱転写シートloの上面つまりベースシート11の上面
に印字へラド1を上下反転させて配置し、印字へラド1
の帰路電極6を押し当てる。そして、印字ヘッドlを熱
転写シート10に対して矢印X方向へ相対的に移動させ
ながら、記録電極3・・・と帰路電極6とに記録信号電
圧を印加すると、帰路電極6と接触する発熱抵抗層4の
発熱部4aがジュール熱により発熱する。この熱は帰路
電極6を介して熱転写シート1oに伝わり、さらにこの
熱転写シートlOのベースシー)11を介して熱溶融イ
ンク層12に伝わり、発熱部9aと対応する部分の熱溶
融インクJ312を溶融する。この溶融部12aはその
下の被記録紙9に転写される。これにより、記録信号電
圧に応じて、被記録紙9に熱溶融インク層12の溶融部
12aが確実かつ良好に転写される。
被記録紙9に熱転写する場合について説明する。まず、
被記録紙9上に熱転写シート10を配置する。この場合
、熱転写シートlOはベースシート11の下面に熱溶融
インク7912を設けたものであり、印字ヘッドの発熱
部4a・・・で発熱した熱によりその発熱部4a・・・
と対応する部分の熱溶融インク層12が溶融する。した
がって、熱転写シー)10を被記録紙9の上に配置する
場合には、熱転写シー)10の熱溶融インク層12を被
記録紙9の上面に対向させて密着させる。この状態で、
熱転写シートloの上面つまりベースシート11の上面
に印字へラド1を上下反転させて配置し、印字へラド1
の帰路電極6を押し当てる。そして、印字ヘッドlを熱
転写シート10に対して矢印X方向へ相対的に移動させ
ながら、記録電極3・・・と帰路電極6とに記録信号電
圧を印加すると、帰路電極6と接触する発熱抵抗層4の
発熱部4aがジュール熱により発熱する。この熱は帰路
電極6を介して熱転写シート1oに伝わり、さらにこの
熱転写シートlOのベースシー)11を介して熱溶融イ
ンク層12に伝わり、発熱部9aと対応する部分の熱溶
融インクJ312を溶融する。この溶融部12aはその
下の被記録紙9に転写される。これにより、記録信号電
圧に応じて、被記録紙9に熱溶融インク層12の溶融部
12aが確実かつ良好に転写される。
したがって、上記のような印字へラド1によれば、基板
2上に多数の記録電極3・・・を所定間隔に配列して各
記録電極3・・・上に発熱抵抗層4・・・を設け、この
発熱抵抗層4・・・の形成領域の全幅に亘ってその各発
熱抵抗層4・・・上を横切る帯状の帰路電極6を固着し
たので、構造が簡単で、生産性に優れ、安価に製作する
ことができる。この場合、記録電極3・・・の間に絶縁
層5・・・を設けたので、記録電極3・・・と帰路電極
6との導通を確実に防ぐことができ、しかも絶縁層5・
・・を発熱抵抗層4・・・の上面と面一となるように設
けたので、その上面が平坦面となり、帰路電極6の形成
が容易で、精度良く形成することが可催となる。
2上に多数の記録電極3・・・を所定間隔に配列して各
記録電極3・・・上に発熱抵抗層4・・・を設け、この
発熱抵抗層4・・・の形成領域の全幅に亘ってその各発
熱抵抗層4・・・上を横切る帯状の帰路電極6を固着し
たので、構造が簡単で、生産性に優れ、安価に製作する
ことができる。この場合、記録電極3・・・の間に絶縁
層5・・・を設けたので、記録電極3・・・と帰路電極
6との導通を確実に防ぐことができ、しかも絶縁層5・
・・を発熱抵抗層4・・・の上面と面一となるように設
けたので、その上面が平坦面となり、帰路電極6の形成
が容易で、精度良く形成することが可催となる。
なお、上述した実施例では、記録電極3・・・間に絶縁
層5・・・を設けたが、これに限らず、第4図に示すよ
うに、記録′−u極3・・・上に設けられる発熱抵抗層
4・・・にそれぞれ記録電極3・・・の両側端から突出
するオーバーハング部4a・・・を設ければ、上述した
絶縁層5・・・を設ける必要がなく、発熱抵抗層4・・
・上を横切るように導電ペーストを印刷等により固着さ
せて帰路電極6を形成することができる。この場合には
、帰路電極6の被着時に導電ペーストが発熱抵抗層4・
・・間に流れ込んでも、発熱抵抗層4・・・のオーバー
ハング部4a・・・により記録電極3・・・に接触して
導通するのを防ぐことができる。このようなオーバーハ
ング部4a・・・は、基板2上に設けられた金属膜8を
エツチング処理するときのサイドエツチングにより形成
される。このサイドエツチングはエツチング時間ととも
に進行するから、第4図に示すように発熱抵抗層4がオ
ーバーハング状態となるのに必要な充分な時間エツチン
グ液に浸しておけば良い、そのため、オーバーハング部
4a・・・を形成するための特殊な工程が不要であり、
筒単に形成することができる。
層5・・・を設けたが、これに限らず、第4図に示すよ
うに、記録′−u極3・・・上に設けられる発熱抵抗層
4・・・にそれぞれ記録電極3・・・の両側端から突出
するオーバーハング部4a・・・を設ければ、上述した
絶縁層5・・・を設ける必要がなく、発熱抵抗層4・・
・上を横切るように導電ペーストを印刷等により固着さ
せて帰路電極6を形成することができる。この場合には
、帰路電極6の被着時に導電ペーストが発熱抵抗層4・
・・間に流れ込んでも、発熱抵抗層4・・・のオーバー
ハング部4a・・・により記録電極3・・・に接触して
導通するのを防ぐことができる。このようなオーバーハ
ング部4a・・・は、基板2上に設けられた金属膜8を
エツチング処理するときのサイドエツチングにより形成
される。このサイドエツチングはエツチング時間ととも
に進行するから、第4図に示すように発熱抵抗層4がオ
ーバーハング状態となるのに必要な充分な時間エツチン
グ液に浸しておけば良い、そのため、オーバーハング部
4a・・・を形成するための特殊な工程が不要であり、
筒単に形成することができる。
また、帰路電極6に金属箔を用いる場合も、単に発熱抵
抗層4・・・上に固着するだけでも良いので、絶縁層を
省略することができる。
抗層4・・・上に固着するだけでも良いので、絶縁層を
省略することができる。
[第2実施例]
次に、:55図を参照して、第2実施例を説明する。こ
の場合、前述した第1実施例と同一部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。
の場合、前述した第1実施例と同一部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。
この第2実施例の印字ヘッド20は、基板2の角部に対
応させて帰路電極21を設けたものである。この場合に
は、基板z上に多数配列された記録電極3上に設けられ
る発熱抵抗層22は、その一端部22aが記録電極3の
端部から基板2の端面に亘ってrLJ字状に形成されて
いる。そして、この発熱抵抗層22の一端部22a上に
帰路電極21が「L」字状に設けられている。すなわち
、この帰路電極21は、記録電極3の端面から基板2の
端面に亘ってrLJ字状に形成され発熱抵抗層22の一
端部22aを覆って設けられており、しかも上述した第
1実施例と同様に、発熱抵抗層22上を横切り、かつ発
熱抵抗層22の形成領域全体に亘って形成されている。
応させて帰路電極21を設けたものである。この場合に
は、基板z上に多数配列された記録電極3上に設けられ
る発熱抵抗層22は、その一端部22aが記録電極3の
端部から基板2の端面に亘ってrLJ字状に形成されて
いる。そして、この発熱抵抗層22の一端部22a上に
帰路電極21が「L」字状に設けられている。すなわち
、この帰路電極21は、記録電極3の端面から基板2の
端面に亘ってrLJ字状に形成され発熱抵抗層22の一
端部22aを覆って設けられており、しかも上述した第
1実施例と同様に、発熱抵抗層22上を横切り、かつ発
熱抵抗層22の形成領域全体に亘って形成されている。
これにより、発熱抵抗層22は帰路電極21と対応する
一端部22aつまりその角部が発熱部となる。
一端部22aつまりその角部が発熱部となる。
したがって、このような印字ヘッド20で熱転写を行な
う場合には、被記録紙9上に配lされた熱転写シートI
Oの上面に印字ヘッド20を少し傾けて、その下端の帰
路電極21の角部を熱転写シート10のベースシート1
1に押し当てる。この状態で、印字へラド20を熱転写
シート10に対して矢印X方向へ相対的に移動させなが
ら、記録電極3と帰路電極21とに記録信号電圧を印加
ると、第1実施例と同様に発熱抵抗層22の発熱部(一
端部22aの角部)が発熱し、その熱が帰路電極21の
角部から熱転写シート10に伝わり、熱溶融インク層1
2を溶融する。これにより、溶融部12aが被記録紙9
に熱転写される。
う場合には、被記録紙9上に配lされた熱転写シートI
Oの上面に印字ヘッド20を少し傾けて、その下端の帰
路電極21の角部を熱転写シート10のベースシート1
1に押し当てる。この状態で、印字へラド20を熱転写
シート10に対して矢印X方向へ相対的に移動させなが
ら、記録電極3と帰路電極21とに記録信号電圧を印加
ると、第1実施例と同様に発熱抵抗層22の発熱部(一
端部22aの角部)が発熱し、その熱が帰路電極21の
角部から熱転写シート10に伝わり、熱溶融インク層1
2を溶融する。これにより、溶融部12aが被記録紙9
に熱転写される。
したがって、このような印字へラド20においても、上
述した第1実施例と同様の効果がある。
述した第1実施例と同様の効果がある。
[第3実施例]
次に、第6図を参照して、第3実施例を説明する。この
場合にも、第1実施例と同一部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
場合にも、第1実施例と同一部分には同一符号を付し、
その説明は省略する。
この第3実施例の印字ヘッド30は、基板31に可撓性
を有する耐熱フィルムを用い、この基板31上に第1実
施例と同様に記録電極31発熱抵抗層4.絶縁層(図示
せず)、および帰路電極6を設け、これらを「U」字状
に折り返し、この折り返し部に支持体32を配置したも
のである。この場合、基板31は帰路電極6の箇所にお
いて、この帰路電極6を内側に向け、かつこの帰路電極
6に沿って折り返される。また、支持体32は印字ヘッ
ド30全体を基体(図示せず)に取り付けて支持するも
のであり、基板31と同じ幅の平板状をなし、接着剤3
3.33により折り返し部内に接着されている。
を有する耐熱フィルムを用い、この基板31上に第1実
施例と同様に記録電極31発熱抵抗層4.絶縁層(図示
せず)、および帰路電極6を設け、これらを「U」字状
に折り返し、この折り返し部に支持体32を配置したも
のである。この場合、基板31は帰路電極6の箇所にお
いて、この帰路電極6を内側に向け、かつこの帰路電極
6に沿って折り返される。また、支持体32は印字ヘッ
ド30全体を基体(図示せず)に取り付けて支持するも
のであり、基板31と同じ幅の平板状をなし、接着剤3
3.33により折り返し部内に接着されている。
このような印字ヘッド30で被記録紙9に熱転写を行な
う場合には、第1実施例と同様に、被記録紙9上に配こ
された熱転写シートlO上に印字ヘッド30の下端を押
し当て、この状態で印字ヘッド30を矢印X方向へ相対
的に移動させながら、記録電極3と帰路電極6とに記録
信号電圧を印加する。すると、帰路電極6と対応する発
熱抵抗層4の発熱部4aが発熱し、この熱が記録電極3
および基板2を介して熱転写シートlOに伝わり、この
熱転写シート10の熱溶融インク層12を溶融する。こ
れにより、溶融部12aが被記録紙9に熱転写される。
う場合には、第1実施例と同様に、被記録紙9上に配こ
された熱転写シートlO上に印字ヘッド30の下端を押
し当て、この状態で印字ヘッド30を矢印X方向へ相対
的に移動させながら、記録電極3と帰路電極6とに記録
信号電圧を印加する。すると、帰路電極6と対応する発
熱抵抗層4の発熱部4aが発熱し、この熱が記録電極3
および基板2を介して熱転写シートlOに伝わり、この
熱転写シート10の熱溶融インク層12を溶融する。こ
れにより、溶融部12aが被記録紙9に熱転写される。
したがって、このような印字ヘッド30においては、上
述した第1実施例と同様の効果があるほか、帰路電極6
を内側にして基板31を折り返したので、この基板12
により各電極3.6を保護することができる。なお、基
板31を内側にして折り返しても良いことは言うまでも
ない、また、支持体32を金属で形成し、その下端を帰
路電極6に接触させれば、第1実施例のようなアース電
極7が不要となる。
述した第1実施例と同様の効果があるほか、帰路電極6
を内側にして基板31を折り返したので、この基板12
により各電極3.6を保護することができる。なお、基
板31を内側にして折り返しても良いことは言うまでも
ない、また、支持体32を金属で形成し、その下端を帰
路電極6に接触させれば、第1実施例のようなアース電
極7が不要となる。
なお、この発明の印字ヘッドは、必ずしも上述したよう
な熱転写シート3を介して被記録紙2に転写する必要は
なく、感熱性記録紙を用いれば熱転写シート3を用いず
に転写を行なうことができる。
な熱転写シート3を介して被記録紙2に転写する必要は
なく、感熱性記録紙を用いれば熱転写シート3を用いず
に転写を行なうことができる。
[発明の効果1
以上詳細に説明したように、この発明の印字ヘッドによ
れば、基板上に多数の記録電極を所定間隔に配列して各
記録電極上に発熱抵抗層を設け、この発熱抵抗層の形成
領域の全幅に亘って前記各発熱抵抗層上を横切る帰路電
極を回着形成したので、構造が簡単で、生産性に優れ、
安価に製作することができる。
れば、基板上に多数の記録電極を所定間隔に配列して各
記録電極上に発熱抵抗層を設け、この発熱抵抗層の形成
領域の全幅に亘って前記各発熱抵抗層上を横切る帰路電
極を回着形成したので、構造が簡単で、生産性に優れ、
安価に製作することができる。
′:51図〜第3図はこの発明の第1実施例を示し、第
1図は印字ヘッドの要部外観斜視図、第2図(A)〜(
D)は印字ヘッドの製造工程を示す図、第3図は印字ヘ
ッドで被記録紙に熱転写を行なう状態の拡大断面図、第
4図は印字ヘッドの変形例を示す要部拡大断面図、第5
図は第2実施例の印字ヘッドで熱転写を行なう状Sの拡
大断面図、第6図は第3実施例の印字ヘッドで熱転写を
行なう状態の拡大断面図である。 l、20.30・・・・・・印字ヘッド、2.31・・
・・・・基板、3・・・・・・記録電極、4,22・・
・・・・発熱抵抗層、6.21・・・・・・帰路電極。 第 図 第 図 第 図
1図は印字ヘッドの要部外観斜視図、第2図(A)〜(
D)は印字ヘッドの製造工程を示す図、第3図は印字ヘ
ッドで被記録紙に熱転写を行なう状態の拡大断面図、第
4図は印字ヘッドの変形例を示す要部拡大断面図、第5
図は第2実施例の印字ヘッドで熱転写を行なう状Sの拡
大断面図、第6図は第3実施例の印字ヘッドで熱転写を
行なう状態の拡大断面図である。 l、20.30・・・・・・印字ヘッド、2.31・・
・・・・基板、3・・・・・・記録電極、4,22・・
・・・・発熱抵抗層、6.21・・・・・・帰路電極。 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 基板上に多数の記録電極を所定間隔に配列して各記録電
極上に発熱抵抗層を設け、この発熱抵抗層の形成領域の
全幅に亘って前記各発熱抵抗層上を横切る帰路電極を固
着形成したことを特徴とする印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14346988A JPH022025A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14346988A JPH022025A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 印字ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022025A true JPH022025A (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=15339432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14346988A Pending JPH022025A (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5665167A (en) * | 1993-02-16 | 1997-09-09 | Tokyo Electron Kabushiki Kaisha | Plasma treatment apparatus having a workpiece-side electrode grounding circuit |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644678A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-23 | Hitachi Ltd | Thermo-sensitive recording head |
JPS6220839B2 (ja) * | 1981-03-04 | 1987-05-08 | Hitachi Ltd | |
JPS62236763A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | 面サ−マルヘツド |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP14346988A patent/JPH022025A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644678A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-23 | Hitachi Ltd | Thermo-sensitive recording head |
JPS6220839B2 (ja) * | 1981-03-04 | 1987-05-08 | Hitachi Ltd | |
JPS62236763A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | 面サ−マルヘツド |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5665167A (en) * | 1993-02-16 | 1997-09-09 | Tokyo Electron Kabushiki Kaisha | Plasma treatment apparatus having a workpiece-side electrode grounding circuit |
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