JPH0220214A - 刈払機の刈刃取付け装置 - Google Patents

刈払機の刈刃取付け装置

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JPH0220214A
JPH0220214A JP17157688A JP17157688A JPH0220214A JP H0220214 A JPH0220214 A JP H0220214A JP 17157688 A JP17157688 A JP 17157688A JP 17157688 A JP17157688 A JP 17157688A JP H0220214 A JPH0220214 A JP H0220214A
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JP
Japan
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cutting blade
output shaft
ball
blade
engine
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Application number
JP17157688A
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English (en)
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JPH0534926B2 (ja
Inventor
Hiroaki Hatano
波多野 洋明
Tatsumi Kawabe
河辺 長己
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Makita Numazu Corp
Original Assignee
Fuji Robin KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は刈払機の刈刃取付は装置に関し、さらに詳し
くは、刈払機の備えるギヤケースの出力軸に対して刈刃
を確実、かつ、安全に取付けるための装置に関する。
【従来の技術】
従来周知の刈払機の多くは、操作主杆の一端部に動力源
としての小型のエンジンが取付けられており、このエン
ジンの出力が操作主杆の内部を貫いて挿通されている伝
達軸を介して操作主杆の他端部に設けであるギヤケース
に入力されており、ギヤケースの出力軸に取付けな刈刃
抑えと、刈刃の締着座金とにより刈刃を締着固定するよ
うに構成されたものである。 さらに詳しくは、前記出力軸には円板状の刈刃抑えが一
体的に固定されていて、この刈刃抑えに対して密着する
刈刃を出力軸に嵌込み、出力軸に形成した雄ねじ部に固
定ナツトをねじ込むことで出力軸に対して刈刃を締着す
る構成である。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、刈刃は毎分数千回転もの高速回転をさせられ
るものであるから、高速回転中に刈刃が脱落するような
ことがあると、刈刃が回転しながら辺りを暴れて不慮の
事故を起すことになる。 そこで、刈刃は出力軸に対してダブルナツトにより締着
される場合が多い。 そのために、刈刃の取付けや、交換に際してはダブルナ
ツトの締着けや、弛緩作業が必要となり大へんに煩わし
く、機械に対する認識が浅い婦女子の場合、刈刃の交換
ができないことがあり、また通常、出力軸は左回転させ
られているから左ねじによる締着が行われているので、
不慣れな作業者が刈刃を交換すると確実な締着が行われ
ないこともあって甚だ危険である。 そこで、この発明は比較的簡単な作業で刈刃の脱着を行
い得、しかも、刈刃の回転が高速になればなる程きつく
刈刃を締着固定できる取付は装置を提供することを目的
とするものである。
【課題を解決するための手段】
上述のような目的を達成するために、この発明は、操作
主杆の一端部にエンジンをもち、他端部にギヤケースを
もち、このギヤケースの出力軸に取付けられている刈刃
抑えと、出力軸に取付けられ、この刈刃抑えとの間で刈
刃を取付ける刈刃の締着台とを備える刈払機の刈刃取付
は装置において、前記締着台は前記出力軸に対する取付
部と、内部に形成した収容空間に収容されていて遠心力
で移動する移動子と、この移動子の移動により刈刃抑え
に対して圧接される摩擦板とを備え、前記摩擦板と刈刃
抑えとの間で刈刃を所定回転数以上で摩擦固定するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【作  用】
この発明の刈刃取付は装置は、締着台の内部空間に収容
されている移動子が、出力軸の高速回転で発生する遠心
力により径方向に移動し、この移動に伴う摩擦板のせり
上げによって、刈刃を刈刃抑えに対して強力に締着け、
出力軸の回転が低下すると、遠心力の減少に伴い締着力
も低下し、出力軸と刈刃との関係は両者互に自由になる
【実 施 例】
以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。先ず、第1図は刈刃機の刈刃と、これを取付けるギ
ヤケースの出力軸部分を示す部分断面図であって、符号
1は例えば減速機構を内包するギヤケースを示し、この
ギヤケース1の下面には段付の出力軸2が突設されてい
て、この出力軸2のギヤケース1寄りが大径部2Aで、
その下端寄りが小径部2Bになっており、大径部2A、
小径部2Bともに左ねじによる雄ねじ部か形成されてい
る。 さらに、ギヤケース1の下面部には円盤状の刈刃抑え3
が前記大径部2Aの雄ねじ部にねじ込まれて閉塞状態に
おかれており、この刈刃抑え3は、その周縁のフランジ
部3Aの中心部に段部3Bを介してボス部3Cになって
いる。このボス部3Cの径は刈刃Xの中心孔X1に嵌ま
る寸法に定められている。 前記出力軸2の小径部2Bには、締着台4が、その中心
に設けた取付部としての雌ねじ孔4^がねじ込まれるこ
とで螺着される。この締着台4は、その下面41が緩や
かな曲面を描いた容器型をしているもので、中心部上側
には前記ボス部3Cを収容できる内径をもつドーナツ型
のボス部42が形成されており、ボス部42の外径は前
記刈刃抑え3のフランジ部3Aの外径よりやや小さいも
のになっている。 さらに、ボス部42の外周には底面が外周に向って漸次
浅くなってテーパ面43となったドーナツ型の空間が形
成され、移動子としてのボールを収容する移動子収容空
間44となっており、その移動子収容空間44の外周縁
はリム45になっており、リム45の外周には締着台4
を出力軸2にねじ込んだり、緩めたりする指間りとなる
凹凸45Aが設けである。 前記移動子収容空間44の開放面には摩擦板としてのド
ーナツ型板ばね5が被せられ、この板ばね5の内周縁5
Aは移動子収容空間44の内周壁に対して圧入笠の手段
で係止状態になって一体化されており、その外周縁は自
由状態であり、弾性により常時フラットな状態に戻ろう
としている(第3図)。 また、移動子収容空間44中には移動子としての複数の
ボール6、あるいは、ロールや、くさびなと(図示せず
)が収容されており、ボール6の径は、移動子収容空間
44の中心寄りの部分では板ばね5に接触せずに、テー
パ面43に沿って外周方向に移動した場合に前記板ばね
5に当たる寸法に定められてくさび効果を期待できるよ
うになっており、また、ボス部42の外周に沿って一列
に並ぶことかできる。 そして、刈刃Xを出力軸2に対して装着する場合には、
その中心孔X1を刈刃抑え3のボス部3Cに嵌込み、出
力軸2の小径部2Bに対して締着台4の錐ねじ孔4^を
螺合させて、ボス部42の上縁と、刈刃抑え3のフラン
ジ部3^との間で板ばね5を締着状態にする。 エンジン起動時にはその回転数はさほど高くないから、
出力軸2が回転してもボール6に対して大きな遠心力は
作用せず、ホール6は移動子収容空間44の中心部寄り
で、加えられる遠心力の大きさに比例して遊動状態にな
っている。 この状態では、出力軸2、ならびに、締着台4は回転さ
せられても、刈刃Xは出力軸2や、締着台4と直接に一
体的な結合となっているではなく、摩擦接触のみの結合
であるから、刈刃Xにトルクを伝達するに十分な摩擦力
が摩擦板と刈刃との間に発生して結合されるまでは、恰
もクラッチの機能を果していて、刈刃X自体は緩やかに
連れ回される程度の回転状態である。 エンジンの回転数を上昇させるにしたがい、出力軸2の
回転も高速回転となり、ボール6に作用する遠心力が大
きくなって、テーパ面43に沿って移動子収容空間44
の外周へとボール6が移動する。 ホール6はテーパ面43と板はね5との間にあって、遠
心力の大きさに比例して外周に移動するので、板ばね5
の弾性を越える遠心力が作用すると、言換えると、高速
回転状態になると、板ばね5は自己弾性に抗してボール
6により押上げられて、板ばね5と刈刃Xとの間に強い
摩擦力が発生し、この摩擦力により出力軸2.刈刃抑え
3.締着台4と共に一体的になって刈刃Xは回転させら
れる。 エンジンの低回転領域では、ホール6に作用して板ばね
5を強力に刈刃Xに圧着する遠心力は発生していないか
ら、刈刃Xと出力軸2との間には一種の遠心クラッチS
構が存在して刈刃Xは回転せず、逆に云うと刈刃Xが樹
木に食込んでロック状態になったときには、刈刃Xと出
力軸2.延いてはエンジンとの間の摩擦により急激な増
加負荷を吸収することができる。 なお、以上の実施例では、板ばね5の内周縁をボス部4
2の内側に係止状態にしたものを示したが、第4図、第
5図に示すように、ボス部42に予め形成しである凹凸
スリット42Aに対して板ばね5の凹凸5Bを嵌込んで
、凹凸のピッチだけ回転させてビス7により固定したも
のであってもよい。この場合、ボス部42の上縁がリム
45の上縁よりやや上位の平面内に位置することになり
、刈刃Xの中心孔X1はボス部42に対して嵌込まれる
。なお、5Cはビス7が嵌入するビス孔である。 とくに、この発明の実施例では、出力軸2に対する締着
台4の取付けにはねじによる取付は例を挙げたが、ねじ
以外の取付は形式を採用できることは勿論であり、刈刃
Xを確実に取付は得る形式のちのであればその形式は問
わない。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明の刈払機の刈
刃取付は装置は、出力軸に取付けて刈刃を刈刃抑えに対
して締着する締着台に遠心力の作用で外周に拡がる移動
子を設け、この移動子の遠心力による移動により、締着
台に設けた摩擦板を刈刃に対して押しつけることで生じ
る摩擦力により出力軸や締着台と一体化できるように構
成したから、次のような効果が得られる。 (a)、エンジン出力の増大に比例して刈刃を固定する
摩擦力が大きくなるので、刈刃の固定を確実に行い得る
。 (b)、エンジン出力が低域1例えばアイドリンク状態
では、刈刃と出力軸との間では直接的な動力伝達が断た
れるので刈刃はわずかじか回転せず、エンジン起動時に
刈刃がエンジン回転と同様に回転することかなく安全で
ある。 (C)、エンジンのクランク軸に設けである遠心クラッ
チを省略し、出力軸とエンジンとを直列形式としてm構
の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明の実施例を示し、第1図は要部の側
断面図、第2図は締着台の平面と底面とを示す図、第3
図は第1図■部拡大断面図、第4図は他の実施例による
第3図相当拡大断面図、第5図は第4図の取付は前を示
す平面図である。 1・・・ギヤケース 2・・・出力軸、2^・・・大径部、2B・・・小径部
3・・・刈刃抑え、3^・・・フランジ部、3B・・・
段部、3C・・・ボス部 4・・・締着台、4A・・・雌ねじ孔、41・・・下面
、42・・・ボス部、42A・・・凹凸スリット、43
・・・テーパ面、44・・・移動子収容空間、45・・
・リム、45^・・・凹凸5・・・板ばね 6・・・ボール 7・・・ビス 特許出願人    富士口ビン株式会社代理人 弁理士
  小 橋 信 滓 量

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操作主杆の一端部にエンジンをもち、他端部にギ
    ヤケースをもち、このギヤケースの出力軸に取付けられ
    ている刈刃抑えと、出力軸に取付けられ、この刈刃抑え
    との間で刈刃を取付ける刈刃の締着台とを備える刈払機
    の刈刃取付け装置において、前記締着台は前記出力軸に
    対する取付部と、内部に形成した収容空間に収容されて
    いて遠心力で移動する移動子と、この移動子の移動によ
    り刈刃抑えに対して圧接される摩擦板とを備え、前記摩
    擦板と刈刃抑えとの間で刈刃を所定回転数以上で摩擦固
    定するように構成したことを特徴とする刈払機の刈刃取
    付け装置。
JP17157688A 1988-07-08 1988-07-08 刈払機の刈刃取付け装置 Granted JPH0220214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17157688A JPH0220214A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 刈払機の刈刃取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17157688A JPH0220214A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 刈払機の刈刃取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220214A true JPH0220214A (ja) 1990-01-23
JPH0534926B2 JPH0534926B2 (ja) 1993-05-25

Family

ID=15925711

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JP17157688A Granted JPH0220214A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 刈払機の刈刃取付け装置

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