JPH02201324A - 偏波ダイバーシチ光受信装置 - Google Patents

偏波ダイバーシチ光受信装置

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JPH02201324A
JPH02201324A JP1020521A JP2052189A JPH02201324A JP H02201324 A JPH02201324 A JP H02201324A JP 1020521 A JP1020521 A JP 1020521A JP 2052189 A JP2052189 A JP 2052189A JP H02201324 A JPH02201324 A JP H02201324A
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JP
Japan
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light
polarization
optical
locally generated
local oscillation
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Pending
Application number
JP1020521A
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English (en)
Inventor
Katsumi Emura
克己 江村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光へテロダイン検波、光ホモダイン検波を用
いる光通信システムや光計測システム等に用いられる偏
波ダイバーシチ光受信装置に関する。
(従来の技術) −mに光ヘテロダイン、ホモダイン検波方式には、従来
の光直接検波方式に比べ受信感度を10から100倍以
上に高めることができるという大きな特徴がある。そこ
で、光へテロダイン、ホモダイン検波方式は長距離光通
信幹線システムや各種高感度光センサに有効な光検波方
式となっている。
近年、光通信システムの高速化にともなって高速システ
ムに有利なホモダイン検波システムの検討も盛んになっ
てきた。とくに3×3光カツプラを用いる位相ダイバー
シチ光ホモダインシステムは、3×3光カツプラが12
0°ハイブリツドとして動作するので、光PLL等が必
要ではなく簡単な構成でシステムを実現できるので注目
されている(1988.9.11−15、イギリス、ブ
ライトンで開催されたEC0C′88で注封らによって
発表された論文”4トク5 G b / s  )ニー
ズ ダイバーシチ ホモダイン デイテクション エク
スベリメント’  (PD−57頁>((K。
Emura  et  al、、4to5Gb/5ph
ase  diversity  homodyne 
 detection  experiment))。
光へテロダイン、ホモダイン検波システムとも、高い光
受信感度を実現するためには、信号光と局部発振光の効
率よい合波が必要であり、信号光と局部発振光の偏波状
態を一致させなければならない、しかし光通信の場合に
は、長い距離の光ファイバを伝搬してきた信号光の偏波
状態は、光ファイバに加わる様々な擾乱の影響を受は時
間的に変動するし、また、光計測システムの場合も、被
測定物の状態により信号光の偏波状態が変動する。
従って、これらのシステムでは、信号光と局部発信光の
偏波状態を常に一致させるための方策が必要となる。
このための一つの方法が、本発明に関係する偏波ダイバ
ーシチ光受信である。偏波ダイバーシチ受信では、先ず
信号光と局部発振光を合波し、この合波光を偏光分離素
子で直交する二つの偏波成分に分ける。ここで分離され
た光では、入力偏波の状態によらず、常に信号光と局部
発振光の偏波状態は一致している。そこで直交するふた
つの光をそれぞれ受信し、各電気信号を合成することに
より復調信号を得る。この偏波ダイバーシチ受信方式に
ついては、大越らによる電子通信学会通信方式研究会資
料C383−22,1983”ヘテロダイン/コヒーレ
ント型光ファイバ通信のための偏波グイバーシナ光受信
器”に詳しく説明されている。
(発明が解決しようとする課題) 偏波ダイバーシチシステムで、信号光から電気信号への
変換効率を一定に保とうとする場合には、偏光分離素子
で分離された後の局部発振光強度が二つの偏波とも一定
であることが必要である。また、高速のシステムや雑音
特性の悪い光受信器を用いる場合に、受信器の雑音の影
響を抑え、高感度を実現するためには、局部発振光の強
度が強いことも望まれる。しかし通常の偏波ダイバーシ
チシステムでは、一つの局部発振光を用いており、この
出力は光カップラ、偏光分離素子で分岐されるので、一
つの光検出器当りの局部発振光強度は必ずしも大きくな
い、とくに3X3光カツプラを用いる光ヘテロダイン、
ホモダインシステムでは、カップラで局部発振光が3分
岐されるので、高感度が実現しにくいという問題がある
本発明の目的は、高速で低雑音の実現が難しいシステム
や3X3光カツプラを用いるシステムでも各光検出器で
受信器雑音をカバーするだけの十分な強度の局部発振光
が得られ、高感度の実現が可能な偏波ダイバーシチ光受
信装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による偏波ダイバーシチ光受信装置は、局部発振
光を出射する手段と、信号光と局部発振光とを合波する
光合波部と、この光合波部によって得られる合波光を偏
波面が互いに直交する光ビームに分離する偏光分離素子
と、この偏光分離素子で分離された各光ビームをそれぞ
れ受光して前記各ビームに対応する電気信号を生成する
受光部と、該受光部からの各電気信号を合成して信号出
力を得る信号処理部とを含む偏波ダイバーシチ光受信装
置であって、局部発振光出射手段は第1及び第2の光源
からなり、これら第1及び第2の光源は偏波面が互いに
直交する第1及び第2の光をそれぞれ出射し、光合成部
は第1及び第2の光を局部発振光として受けることを特
徴とする。
(作用) 光へテロダイン或はホモダイン検波を行う場合、光合波
器としては通常2×2光フアイバカツプラまたは3X3
光フアイバカツプラを用いる。2×2光フアイバカツプ
ラを用いる場合には本願発明では第2図(a)、(b)
の様な構成が考えられる。第2図(a)では、先ず漏波
の直交した二つの局部発振光を偏光分離素子を用いて多
重している。このとき多重する光が互いに直交していれ
ば、多重による損失はほとんど無い、この多重された局
部発振光を信号光と2×2光フアイバカツプラで合波し
た後、合波光を偏光分離素子で偏波が互いに直交する成
分に分は各々を受信処理することにより偏波ダイバーシ
チ受信が実現される。第2図(b)では先ず信号光を曙
光分離素子で分離した後、各々の偏光成分に偏光方向の
マツチした局部発振光を合波してヘテロダイン或はホモ
ダイン検波を行う、ここで得られた受信出力を合成すれ
ば、偏光状態に依存しない復調出力が得られる。
第3図は、3×3光フアイバカツプラを用いる場合の例
である。3X3光フアイバカツプラの1入力端子は信号
入力に、残りの二つを互いに偏波方向が直交する局部発
振光源入力に用いている。
カップラの3つの出力端子にそれぞれ曙光分離素子を用
い、直交信波毎に復調を行った後に電気的に合成すれば
、偏波ダイバーシチ受信が実現される。
以上何れの場合も受信部における局部発振光パワーが一
つの局部発振光源を用いた場合の2倍になる。これによ
り受信回路の大きい場合でも十分な局部発振光によりこ
の雑音をおおい隠すことができ、高感度受f8が実現さ
れる。
(実施例) 以下本発明の実施例について図面を参照して詳しく説明
する。
第1図は本発明の実施例のブロック図である。
第1の局部発振光源1から出射した直線偏光を持つ局部
発振光は、光合波部としての3X3光フアイバカツプラ
4の一つの入射端に結合される。また第2の局部発振光
源2の出力は、偏光状態が第1の局部発振光と直交する
ように調整されたのち3X3光フアイバカツプラ4の他
の入力端に結合される。また信号光3は3×3光フアイ
バカツプラ4の残りの端子から入力される。3×3光フ
アイバカツプラ4の3つの出力はそれぞれ第1、第2、
第3の曙光分離素子5.6.7で直交する2つの直線漏
光成分に分離される。第1、第2、第3の偏光分離素子
5.6.7の出力は第1、第2、第3、第4、第5、第
6の光受信器8,9.10゜11.12.13で受信さ
れる。この内筒1、第3、第5の光受信器8,10.1
2は同一の偏光成分を受信している。また、第2、第4
、第6の光受信器9,11.13はそれと直交する偏光
成分を受信している。信号処理部は次のようにして構成
される。′!iず、第1、第3、第5の光受信器8.1
0.12の出力は第1の復調回路14に入力され、信号
光の内−つの偏光成分についての復調が行われる。また
第2、第4、第6の光受信器9.11.13の出力は第
2の復調回路15に入力され、第1の復調回路14で復
調したものと直交する信号成分についての復調が行われ
る。第1、第2の復調回路14.15の出力を合成器1
6で合成することにより、信号光に偏波変動があっても
一定の復調出力を得ることができる0本実施例では、第
1の復調回路14で第1の局部発振光源1の偏光と一致
した偏光成分についての復調を行っており、第1の復調
回路14からその復調時の中間周波数変動についての情
報を得ることができる。その情報から、第1の制御回#
117により第1の局部発振光源1の発信周波数の制御
を行う。
第2の局部発振光源2の発信周波数については、第2の
復調回路15からの情報をもとに第2の制御回路18で
lli!Jalする。
この実施例においては、信号光3は2 G b / s
で振幅偏移変調(ASK変調)された光であり、これを
半導体レーザからなる第1、第2の局部発振光源1,2
からの光により位相ダイバーシチホモダイン検波した。
このとき第1、第2の局部発振光源1,2の出力強度は
同じ値に設定した0位相ダイバーシチホモダイン受信の
ため、第1、第2の局部発振光源1.2の周波数は、信
号光3の周波数と等しくなるように、第1、第2の制御
回路17.18で制御しな、@波ダイバーシチ受信のた
めの偏光分離素子5,6.7としては、プリズムに多層
膜を蒸着したものを用いた。光受信器8.9,10,1
1,12.13は高速フォトダイオード、前置増幅器、
主増幅器で構成し、復調回路14.15では、光受信器
からの信号を自乗検波したのちに抵抗加算器で加算し、
復調出力を得た0合成器16としては第1、第2の復調
回路14.15からの電気信号を各々め強度比に対応し
た比で合成する、レシオスケアラ合成器を用いた。
本構成においては、局部発振光源を一つだけ用いた場合
に比べ、はぼ2倍の局部発振光強度を得ることができた
。今回用いた光受信器の透過入力雑音電流は15pA/
FTであり、これまではこの雑音により光受信感度が制
限されていたが、本発明によって局部発振光強度を増加
することにより、2dBの感度改善が実現された。
本発明においては、上の実施例の外にも様々な変形例が
考えられる。光合波器としては、3×3光フアイバカツ
プラ4のかわりに2×2光フアイバカツプラを用いるこ
とも可能である。その場合のシステム構成としては第2
図に示した構成を始めとして様々なものが考えられる。
同様にnxm(n>1、m>1>の光フアイバカップラ
の場合にも本発明を適用することができる。また光を合
波する手段としては、光フアイバカップラのみならず、
ハーフミラ−1導波路型の光合波器等の使用も可能であ
る9局部発振光源1.2としては半導体レーザの他に各
種レーザの使用が可能である。
偏光分離素子5,6.7としては光学結晶を用いたロシ
ョンプリズム等であっても良い6本発明はあらゆる変調
信号に対しても用いることができ、その変調方式に合わ
せて復調回路14.15では包絡線検波回路、同期検波
回路、周波数弁別回路等を用いることになる0合成器1
6は、復調回路14.15からの信号を一定比率で合成
するようにしても良いし、強度の大きい方のみを選択す
るようにしても良い0局部発振光源1.2の周波数の制
御に関しては、局部発振光源1.2を相対的に周波数コ
ントロールしておなし周波数で発振するようにし、第1
の局部発振光源1の周波数のみを第1の制御回路でコン
トロールするようにしてもよい、この局部発振光源の周
波数のコントロールの仕方により、ホモダイン検波、ヘ
テロダイン検波双方を行うことができる。
(発明の効果) 本発明では、偏光状態が互いに直交する二つの局部発振
光源を用いることにより、偏波ダイバーシチ受信装置で
得られる局部発振光強度を2@に高めている。このため
特に、受信回路の雑音が支配的なシステムでは最大3d
Bまでの受信感度の改善が見込まれる。
以上のように本発明の偏波ダイバーシチ光受信装置を用
いれば、受信回路の雑音が問題となる高速光へテロダイ
ン、ホモダイン検波システムにおいても、偏波変動によ
る影響がなくしかも高感度な光受信装置を得ることがで
きる。
バカツプラを用いる場合の本発明の構成を示した図であ
る。
1.2・・・局部発振光源、3・・・信号光、4・・・
3×3光フアイバカツプラ、5.6.7・・・偏光分離
素子、8,9,10,11.12.13・・・光受信器
、14.15・・・復調回路、16・・・合波器、17
18・・・制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  局部発振光を出射する手段と、信号光と前記局部発振
    光とを合波する光合波部と、前記光合波部によって得ら
    れる合波光を偏波面が互いに直交する光ビームに分離す
    る偏光分離素子と、前記偏光分離素子で分離された各光
    ビームをそれぞれ受光して前記各光ビームに対応する電
    気信号を生成する受光部と、前記受光部からの各電気信
    号を合成して信号出力を得る信号処理部とを含む偏波ダ
    イバーシチ光受信装置であって、前記局部発振光出射手
    段は第1及び第2の光源からなり、これら第1及び第2
    の光源は偏波面が互いに直交する第1及び第2の光をそ
    れぞれ出射し、前記光合波部は前記第1及び第2の光を
    前記局部発振光として受けることを特徴とする偏波ダイ
    バーシチ光受信装置。
JP1020521A 1989-01-30 1989-01-30 偏波ダイバーシチ光受信装置 Pending JPH02201324A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014116858A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 光受信機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014116858A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 光受信機

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