JP2014116858A - 光受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】光電変換部に高いレベルの光信号が入力された場合でも非線形歪みの発生を防止する。
【解決手段】光受信機1は、光信号を複数の光信号に分岐し、当該分岐した複数の光信号を第2の光伝送路16a〜16dを介して出力する光分岐カプラ15と、光分岐カプラ15と第2の光伝送路16a〜16dを介して接続された第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dであって、分岐された光信号を電気信号に変換する第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dと、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dの各々と第1の伝送線路32a〜32dを介して接続された電気信号合成部33であって、変換された複数の電気信号を合成する電気信号合成部33とを備え、第2の光伝送路16a〜16dを相互に略同一の長さに形成すると共に、第1の伝送線路32a〜32dを相互に略同一の長さに形成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、光受信機に関し、特にセンターからのテレビ放送や告知放送等を光伝送路を介して受信して電気信号に変換して出力するCATV用光受信機に関する。
従来から、光ケーブルを用いた光伝送システムが普及している。この光伝送システムによれば、数10Km程度の無中継伝送が可能となるため、伝送システムを容易に広域化できる。この光伝送システムは、概略的には、送信者側に配置した光送信機と、受信者側に配置した光受信機(ONU:Optical Network Unit)とを、光ケーブルにて構成された長距離用の光伝送路を介して接続して構成されている。そして、送信者側においてTV信号が混合され、この混合された電気信号が光送信機によって光信号に変換され、この光信号が光伝送路を介して光受信機に送信される。また、この光受信機では、光信号が電気信号に変換されて、テレビ受像機に出力される。具体的には、この光受信機には、光信号を電気信号に変換するためのPD(Photo Diode)を含む光電変換回路が組み込まれており、このPDに逆電圧を印加することで、PDに入射した光エネルギーの光強度変化に比例した電流(逆電流)が流れ、光電変換を行うことができる。そして、このPDにて変換された電気信号における交流成分をコンデンサによるAC結合によって取り出されて、出力端子に出力される(例えば、特許文献1参照)。
また、近年のケーブルテレビの光受信機においては、停電時であってもセンターから送信するテレビ放送信号やセキュリティ放送信号などの各種信号を受信機側のユーザに供給できるように、電源供給を必要とせずに光電変換可能な光電変換回路で光/電気変換した信号を外部機器に出力できる所謂無給電型光受信機というものがある。この無給電型光受信機は電源を持たないために、電源が必要な高周波増幅器などを備えていない。そのため光電変換回路の出力信号は増幅されずに外部機器に信号出力される。(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−174211号公報 特開2009−033405号公報
このような光受信機においては、PDを備える光電変換回路に制限値以上の高いレベルの光信号が入力された場合に、光電変換回路から出力される電気信号に歪みが発生する。特にOFDM信号による地上デジタル放送信号にあっては歪みの影響を受けやすく、テレビ受像機において放送が映らなくなるという問題が生じる。そのため、光電変換回路に入力する光信号のレベルは歪み等が発生しないように、所定の限られた範囲内のレベルの信号を入力するよう規定されている。無給電型光受信機においては、高周波の増幅部を備えていないため、光電変換回路からできるだけ高い信号レベルで出力したいが、そのためには極力高い光入力レベルを光電変換回路に入力することが望ましい。しかしその反面、入力レベルが高くなるほど、出力信号のSN比や非線形歪みの影響を受けやすくなるという問題があった。
光電変換回路に制限値以上の高いレベルの光信号が入力された場合でも非線形歪みの影響を受けないようにするための対策例として、光電変換回路の前段に減衰器を挿入して光信号の入力レベルを減衰させることもあるが、それでは単に信号の損失となるだけであり、エネルギーの伝送方法としては非効率である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光電変換部に高いレベルの光信号が入力された場合でも非線形歪みの発生を防止して所望の出力レベルの信号が出力可能となる、光受信機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の光受信機は、光信号を受信して電気信号に変換する光受信機であって、前記光信号を複数の光信号に分岐し、当該分岐した複数の光信号を複数の光伝送路を介して出力する光信号分岐手段と、前記光信号分岐手段と前記複数の光伝送路を介して接続された複数の光電変換手段であって、前記光信号分岐手段にて分岐された光信号を電気信号に変換する複数の光電変換手段と、前記複数の光電変換手段の各々と複数の伝送線路を介して接続された電気信号合成手段であって、前記複数の光電変換手段にて変換された複数の電気信号を合成する電気信号合成手段と、前記電気信号合成手段にて前記複数の電気信号が合成される際に、当該複数の電気信号の位相が同調するように、前記複数の光信号の少なくとも一部の位相、又は当該複数の電気信号の少なくとも一部の位相を調整するための位相調整手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の光受信機は、請求項1に記載の光受信機において、前記位相調整手段は、相互に略同一の長さに形成された前記複数の伝送線路を含む。
また、請求項3に記載の光受信機は、請求項1又は2に記載の光受信機において、前記位相調整手段は、相互に略同一の長さに形成された前記複数の光伝送路を含む。
また、請求項4に記載の光受信機は、請求項1から3のいずれか一項に記載の光受信機において、前記位相調整手段は、前記複数の伝送線路のうち、前記複数の電気信号の少なくとも一部を伝送する伝送線路に設けられた位相調整器であって、当該伝送線路によって伝送された電気信号の位相を調整する位相調整器を含む。
また、請求項5に記載の光受信機は、請求項1から4のいずれか一項に記載の光受信機において、前記複数の光電変換手段を、相互に並列接続している。
請求項1に記載の光受信機によれば、光信号を複数の光伝送路に分岐した後、複数の光電変換手段で電気信号に変換し、電気信号合成手段にて複数の電気信号を合成する構成とし、さらに電気信号合成手段で合成する際に、当該複数の電気信号の位相が同調するように、複数の光信号の少なくとも一部の位相、又は当該複数の電気信号の少なくとも一部の位相を調整するための位相調整手段を備えたので、電気信号合成手段に入力される複数の電気信号の位相のずれを抑えることができ、電気信号合成手段にて合成される電気信号のレベルを所定レベルに維持することができる。よって、この電気信号に含まれるTV信号をテレビ受像機に歪みの影響を抑えて伝えることが可能となる。
また、請求項2に記載の光受信機によれば、位相調整手段は、相互に略同一の長さに形成された複数の伝送線路を含むので、電気信号合成手段に入力される複数の電気信号の位相のずれを抑えるための特殊な部品を備える必要がなくなり、当該光受信機の製造コストを抑えることができる。
また、請求項3に記載の光受信機によれば、位相調整手段は、相互に略同一の長さに形成された複数の光伝送路を含むので、各光電変換手段に入力される光信号の位相のずれを抑えるための特殊な部品を備える必要がなくなり、当該光受信機の製造コストを抑えることができる。
また、請求項4に記載の光受信機によれば、位相調整手段は、複数の伝送線路のうち、複数の電気信号の少なくとも一部を伝送する伝送線路によって伝送された電気信号の位相を調整する位相調整器を含むので、位相調整手段を複数の伝送線路にて形成した場合に比べて、複数の伝送線路を介して電気信号合成手段に出力される電気信号の位相のずれを正確に抑えることができ、電気信号合成手段にて合成される電気信号のレベルを所定レベルに安定して維持することができる。
また、請求項5に記載の光受信機によれば、複数の光電変換手段を相互に並列接続したので、複数の光電変換手段を相互に直列接続した場合に比べて、光受信機に内蔵された回路基板を流れる電流のレベルを増大させることができる。
実施の形態1に係る光受信機を示す概要図である。 実施の形態1に係る光受信機の構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る光受信機に係る実施の形態を詳細に説明する。最初に、光受信機の構成を説明し、次に、この光受信機の動作について説明し、最後に実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、これら実施の形態によって本発明が限定されるものではない。なお、実施の形態に係る光受信機の設置対象や適用対象は任意であるが、以下では、住戸の屋外に設置された光受信機に適用した場合を例として説明を行う。
〔実施の形態1〕
まず、実施の形態1について説明する。この形態は、ケーブルテレビのセンター装置から光伝送路を介してテレビ放送等を含む光信号を受信して、複数の光伝送路に分岐し、それぞれの光伝送路に備えた光電変換手段で光電変換した後、電気信号を合成する光受信機であり、さらに各電気信号の位相調整を所定の長さに形成された複数の伝送線路及び複数の光伝送路とした形態である。
(構成)
図1は、実施の形態1に係る光受信機を示す概要図である。図2は、実施の形態1に係る光受信機の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明においては、図1のX方向を左右方向(又は幅方向)、図1のY方向を前後方向、図1のZ方向を上下方向(又は高さ方向)とする。光受信機1は、一般家屋等の屋外の壁面等に設置された筐体(図示省略)の内部に収容されており、光通信網に接続される装置である。具体的には、光受信機1は、図1に示す筐体20の外部において、光送信機(図示省略)と光伝送路11(具体的には光ファイバ等である。なお、後述する第1の光伝送路14、第2の光伝送路16a〜16dについても同様とする。)を介して接続されていると共に、テレビ受像機(図示省略)と伝送線路40(具体的には同軸ケーブル、回路基板上の信号線路等である。なお、後述する第1の伝送線路32a〜32d、第2の伝送線路34についても同様とする。)を介して接続されている。また、この光受信機1は、光伝送路系統10と、回路基板30とを備えて構成されている。
(構成−光伝送路系統)
光伝送路系統10は、光送信機から送信された光信号を光受信機1に伝送する伝送処理を行う系統である。具体的には、図1、2に示すように、光伝送路系統10は、図1に示す筐体20の外部に配置されており、光入力端子13と、第1の光伝送路14と、光分岐カプラ15と、第2の光伝送路16a〜16dと、光コネクタ17a〜17dとを備えて構成されている。
光入力端子13は、光伝送路11に接続された光出力端子12から出力された光信号の入力を受け付ける端子である。具体的には、図1、2に示すように、光入力端子13は、例えば公知のオス型の光入力端子で構成されており、光出力端子12(例えば、公知のオス型の光出力端子)とメス型コネクタを介して着脱自在に接続されていると共に、第1の光伝送路14とも接続されている。
第1の光伝送路14は、光入力端子13から入力された光信号を光分岐カプラ15に伝送する光伝送路である。
光分岐カプラ15は、第1の光伝送路14によって伝送された光信号を複数の光信号に分岐し(本実施形態においては4つの光信号に分岐する)、当該分岐した複数の光信号を第2の光伝送路16a〜16dを介して出力する光信号分岐手段である。具体的には、図1、2に示すように、光分岐カプラ15は、例えば公知の光分岐カプラで構成されており、第1の光伝送路14と接続されていると共に、第2の光伝送路16a〜16dとも接続され、第1の光伝送路14で受信した光信号を第2の光伝送路16a〜16dに均等に分岐する。
第2の光伝送路16a〜16dは、光分岐カプラ15にて分岐された複数の光信号を、光コネクタ17a〜17dに伝送する光伝送路であり、全て同じ線路長である。
光コネクタ17a〜17dは、第2の光伝送路16a〜16dによって伝送された光信号を出力する端子である。具体的には、光コネクタ17a〜17dの各々は、例えば公知のオス型の光コネクタで構成されており、対応する第2の光伝送路16a〜16dのいずれか一つと接続されている。なお、光入力端子13、第1の光伝送路14、光分岐カプラ15、第2の光伝送路16a〜16d及び光コネクタ17a〜17dは、光伝送損失のばらつきをなくすため一体物としたほうがよい。
(構成−筐体)
筐体20は、光コネクタ17a〜17dと着脱可能なコネクタを配置し、回路基板30を外部から保護する保護手段である。具体的には、図1、2に示すように、筐体20は、例えば金属板を変形して形成しており、一側面(例えば、筐体20の上面等)を開放した略箱形状のベース部21と、このベース部21をその開放面側から略覆うカバー部22とを備えて構成されている。また、このカバー部22は、ベース部21に対して固定具等にて固定されている。
また、このベース部21の前方側の側面には、端子孔23が形成されており、この端子孔23を介して、後述する回路基板30の同軸コネクタである出力端子35が筐体20の外部に露出されている。これにより、この出力端子35に同軸ケーブルである伝送線路40を容易に接続することができる。
また、このカバー部22には、光コネクタ24a〜24dが一列に設けられている。光コネクタ24a〜24dは、光伝送路系統10から伝送された光信号の入力を受け付ける光コネクタ端子である。具体的には、図1に示すように、光コネクタ24a〜24dは、例えば公知のメス型の光コネクタで構成されており、筐体20の外部に露出された状態で配置され、カバー部22に対して固定具等にて固定されている。また、これら光コネクタ24a〜24dの各々は、対応する光伝送路系統10の光コネクタ17a〜17dのいずれか一つと着脱自在に接続されていると共に、後述する回路基板30の第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dのうち、対応する第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dのいずれか一つとカバー部22に設けられた開口(図示省略)を介して接続されている。光コネクタ24a〜24dと第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは光ファイバを介して接続されてもよいし、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dと光コネクタ24a〜24dが一体の部品であってもよい。
(構成−回路基板)
回路基板30は、光受信機1の各種機能を実現するための電気回路(図示省略)が実装された基板である。具体的には、回路基板30は、筐体20の内部に収容されており、ベース部21に対して固定具や嵌合構造等によって固定されている。また、図2に示すように、この回路基板30には、従来の光受信機に用いられるものと同様の公知の電子部品が実装されていると共に、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dと、第1の伝送線路32a〜32dと、電気信号合成部33と、第2の伝送線路34と、出力端子35とが実装されている。
第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは、対応する光コネクタ24a〜24dのいずれか一つから出力された光信号を電気信号に光電変換する光電変換手段である。具体的には、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは、例えば、公知の光電変換回路で構成されており、PDを備えて無給電で駆動可能なものであって、逆電圧を印加することなく光電変換が行えるように、逆電圧の印加のない無バイアスモード(例えば太陽電池モード等)で使用される。例えば、PDのアノードとカソードをコイルで短絡させ直流成分を環流するとともに、PDに直列にコンデンサを介して出力端に接続することで、無バイアスで光電変換して出力端からテレビ信号を出力できる回路からなる。
第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは、同一の光電変換特性を有する必要があるため、同一の回路構成で構成し電気信号を出力する。これら第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは、回路基板30上に配置され、回路基板30に対してハンダ付けにより接続されている。また、図2に示すように、これら第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dの各々は、対応する第1の伝送線路32a〜32dのいずれか一つと電気的に接続されている。これにより、光分岐カプラ15と電気信号合成部33との相互間において、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは並列接続されることになる。
第1の伝送線路32a〜32dは、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dにて光電変換された電気信号を、電気信号合成部33に伝送する伝送線路である。具体的には、第1の伝送線路32a〜32dは、回路基板30上に公知のプリント配線として実装されている(なお、第2の伝送線路34についても同様とする)。第1の伝送線路32a〜32dは同一の線路長となっている。
電気信号合成部33は、第1の伝送線路32a〜32dによって伝送された複数の電気信号を合成する電気信号合成手段である。具体的には、電気信号合成部33は、例えば公知の混合回路で構成されており、回路基板30上に配置され、回路基板30に対してハンダ付けにより接続されている。また、図2に示すように、この電気信号合成部33は、第1の伝送線路32a〜32dと電気的に接続されていると共に、第2の伝送線路34とも電気的に接続されている。
第2の伝送線路34は、電気信号合成部33にて合成された電気信号を出力端子35に伝送する伝送線路である。
出力端子35は、第2の伝送線路34によって伝送された電気信号を伝送線路40を介してテレビ受像機に出力する端子である。具体的には、出力端子35は同軸コネクタである。
(構成−第2の光伝送路及び第1の伝送線路の構成について)
ここで、第2の光伝送路16a〜16d及び第1の伝送線路32a〜32dの構成においては、下記に示す工夫が施されている。
上述したように、光分岐カプラ15と電気信号合成部33との相互間において、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは並列接続している。ここで、例えば、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dの各々に対応する、光分岐カプラ15から電気信号合成部33までの伝送距離(例えば、第1の光電変換回路31aにおける伝送距離としては、第2の光伝送路16aの長さと、第1の伝送線路32aの長さとの総和等)がそれぞれ異なる場合には、電気信号合成部33に入力される電気信号の位相がずれることになり、電気信号合成部33にて合成された電気信号のレベルが低下する原因となり、この電気信号に含まれるTV信号をテレビ受像機に正しく伝えることができない可能性がある。そこで、実施の形態1では、第2の光伝送路16a〜16d、及び第1の伝送線路32a〜32dは、電気信号合成部33に入力される電気信号の位相のずれを抑えるための位相調整手段として構成している。
具体的には、図2に示すように、第2の光伝送路16a〜16dの構成については、相互に略同一の長さとなるように形成している。これにより、光分岐カプラ15から第2の光伝送路16a〜16dを介して第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dに入力される光信号の位相を同調させることができる。また、光受信機1は、これら光信号の位相を同調させるための特殊な部品を備えなくてもよい。
また、図2に示すように、第1の伝送線路32a〜32dの構成については、プリント基板上の第1の伝送線路32a〜32dの線路長を相互に略同一の長さとなるように形成している。例えば第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dが図1のように横一列に並べられ、回路基板上の電気信号合成部33が基板の中央付近に備えられていた場合に、仮に、第2の光電変換回路31bと電気信号合成部33とが第1の伝送線路32bによって直線的に結ばれ、第3の光電変換回路31cと電気信号合成部33とが第1の伝送線路32cによって直線的に結ばれた場合には、第1の伝送線路32aが第1の伝送線路32bの配線の外側を回る配線パターンとなり、また第1の伝送線路32dが第1の伝送線路32cの配線の外側を回る配線パターンとなるため、第1の伝送線路32a、32dの長さが第1の伝送線路32b、32cより比べて長くなってしまう。そこで、本実施の形態においては、第1の伝送線路32a〜32dから電気信号合成部33までの各線路長が略同一となるように、第1の伝送線路32b、32cを、複数回折り返された迂回した線路パターンとして形成する。これにより、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dから第1の伝送線路32a〜32dを介して電気信号合成部33に入力される電気信号の位相を同調させることができる。また、光受信機1は、これら電気信号の位相を同調させるための特殊な部品を備えなくてもよい。
(光受信機の動作)
次に、上述のように構成された光受信機1の動作について説明する。
まず、CATVセンター側の光送信機から送信されたテレビ信号を含む光信号は、光伝送路11及び光出力端子12を介して光入力端子13に入力される。次いで、光入力端子13に入力された光信号は、第1の光伝送路14を介して光分岐カプラ15に出力される。
次に、光分岐カプラ15に入力された光信号は、当該光分岐カプラ15によって4つの光信号に分岐され、当該分岐された4つの光信号は、第2の光伝送路16a〜16dを介して対応する光コネクタ17a〜17dにそれぞれ出力される。例えば、光分岐カプラ15にて分岐された光信号の一つは、第2の光伝送路16aを介して光コネクタ17aに出力される。この場合において、第2の光伝送路16a〜16dが相互に略同一の長さにて形成されているので、光コネクタ17a〜17dに出力された4つの光信号の位相は同調される。
次いで、光コネクタ17a〜17dに入力された各光信号は、対応する光コネクタ24a〜24dのいずれか一つを介して対応する第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dのいずれか一つに出力される。例えば、光コネクタ17aに入力された光信号は、光コネクタ24aを介して第1の光電変換回路31aに出力される。
次に、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dに入力された各光信号は、対応する第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dのいずれか一つによって電気信号に光電変換される。第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは同一回路構成であるため、同一の光電変換特性で電気信号に変換される。そして、この光電変換された各電気信号は、対応する第1の伝送線路32a〜32dを介して電気信号合成部33にそれぞれ出力される。例えば、逆電圧が印加されていない第1の光電変換回路31aに、光分岐カプラ15から光コネクタ24aを介して所定の大きさの光エネルギーが入射されると、この光エネルギーが空乏層で吸収され、伝導電子と正孔との生成及びドリフトが行われることにより、光強度に比例した起電力が発生する。そして、第1の光電変換回路31aで発生した起電力によりテレビ信号が、第1の伝送線路32aを介して電気信号合成部33に流れる。この場合において、第1の伝送線路32a〜32dが相互に略同一の長さにて形成されているので、電気信号合成部33に出力された4つの電気信号の位相は同調される。
続いて、電気信号合成部33に入力された4つの電気信号は、当該電気信号合成部33によって合成される。そして、この合成された電気信号は、第2の伝送線路34及び出力端子35を介してテレビ受像機に出力される。
このような動作により、単一の光電変換回路の場合に比べて、光送信機から送信される光信号のレベルを高くすることができるので(具体的には、単一の光電変換回路の場合に比べて、上記実施の形態1の4分岐の場合は光信号のレベルを6dB程度高くすることができる)、出力端子35からレベルの高い電気信号を歪みの影響を抑えてテレビ受像機に出力することができる(具体的には、単一の光電変換回路の場合に比べて、電気信号のレベルを4倍程度高くすることができる)。
(効果)
このように実施の形態1によれば、従来の単一の光電変換手段を備える光受信機よりも高い光信号レベルを光受信機に入力し、光信号を複数の伝送路に分岐することで各光電変換手段にて歪みが生じない所定の光信号レベルに抑えた上で各々光電変換し、各電気信号を合成して信号レベルを高めて出力する構成としたことで、従来の単一の光電変換素子による電気信号の出力よりも高い信号レベルで信号出力することができる。また各電気信号の位相ズレを防ぐために、位相調整手段を、相互に略同一の長さとなるように形成された第2の光伝送路16a〜16dと、相互に略同一の長さに形成された第1の伝送線路32a〜32dとしたので、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dから第1の伝送線路32a〜32dを介して電気信号合成部33に入力される電気信号の位相を同調させることができ、電気信号合成部33にて合成される電気信号に含まれるTV信号をテレビ受像機に高レベルで正しく伝えることが可能となる。また、これら電気信号の位相を同調させるための特殊な部品を備える必要がない。
また、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dを相互に並列接続したので、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dを相互に直列接続した場合に比べて、回路基板30を流れる電流のレベルを増大させることができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、位相調整手段が、第1の伝送線路32a〜32dを介して電気信号合成部33に出力される複数の電気信号の位相を正確に同調することができない場合であっても、複数の電気信号の位相の同調を、従来とは異なる技術により従来と同様に達成できている場合には、本願発明の課題が解決されている。
(光受信機の設置について)
上記実施の形態1では、光受信機は、住戸の屋外に設置されていると説明したが、例えば、光受信機は、住戸の屋内に設置されてもよい。
(光伝送路系統について)
上記実施の形態1では、図1に示すように、光伝送路系統10は、筐体20の外部に配置されていると説明したが、例えば、光伝送路系統10の一部が筐体20の内部に収容されてもよい。具体的には、光伝送路系統10の構成要素のうち、第1の光伝送路14以外の構成要素は、筐体20の内部に収容されてもよい。
(光電変換回路の使用状態について)
上記実施の形態1では、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dは、逆電圧の印加のない無バイアスモードで使用されると説明したが、例えば、給電を受けて駆動させるものであって、逆電圧が印加された状態で使用されてもよい。
(光電変換回路の個数について)
上記実施の形態1では、回路基板30は、第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dを備えていると説明したが、これに限られない。例えば、回路基板30は、光送信機から送信される光信号のレベルに応じた個数の光電変換回路を備えてもよい。具体的には、上記実施の形態1においては、光送信機から送信される光信号のレベルが所定レベルよりも低い場合には、回路基板30は光電変換回路を2つ、又は3つ備えてもよい(なお、光分岐カプラ15による光信号の分岐や電気信号合成部33による混合の際に生じるレベルの損失を抑制することを考慮すると、光電変換回路の個数を減らすことが好ましい)。あるいは、光送信機から送信される光信号のレベルが所定レベルよりも高い場合には、回路基板30は光電変換回路を4つ以上備えてもよい。これらの場合において、第2の光伝送路及び第1の伝送線路の個数も、光電変換回路の個数に応じて変更される。
(位相調整手段について)
上記実施の形態1では、第1の伝送線路32a〜32dを全て同一の線路長とするために、第1の伝送線路32bと32cの線路パターンを折り返すと説明したが、これに限らず、図1に示したような第1の光電変換回路31a〜第4の光電変換回路31dを左右一列に配置する構成ではなく、配線パターンを外側に形成する第1の光電変換回路31aと第4の光電変換回路31dは、第2の光電変換回路31bや第3の光電変換回路31cよりも電気信号合成部33側に近づけた配置としてもよい。そして第1の伝送線路32b、32cは直線の線路パターンとして、全て同一線路長に構成することでもよい。
他に、電気信号合成部33を中心として周囲に光電変換回路を複数配置する構成として、第1の伝送線路32a〜32dを全て同一の線路長とする構成としてもよい。
(位相調整手段について)
また、上記実施の形態1においては、第1の伝送線路32a〜32dを全て同一の線路長にして位相を同調する構成を示したが、これに限らず、第1の伝送線路32a〜32d上に公知の位相調整器を挿入して、相互の位相が同調するように回路的に調整する様にしてもよい。例えば、線路パターンが短くなる第1の伝送線路32b、32cに位相調整器を挿入して、線路長が長い第1の伝送線路32a、32dの電気信号と位相をあわせるようにしてもよい。位相調整器の挿入で位相を同調させる場合は、全ての配線パターンの線路長が異なっていても、適宜、位相調整器を挿入することで同調するよう調整することができる。
1、 光受信機
10 光伝送路系統
11 光伝送路
12 光出力端子
13 光入力端子
14 第1の光伝送路
15 光分岐カプラ
16a、16b、16c、16d 第2の光伝送路
17a、17b、17c、17d、24a、24b、24c、24d 光コネクタ
20 筐体
21 ベース部
22 カバー部
23 端子孔
30 回路基板
31a 第1の光電変換回路
31b 第2の光電変換回路
31c 第3の光電変換回路
31d 第4の光電変換回路
32a、32b、32c、32d 第1の伝送線路
33 電気信号合成部
34 第2の伝送線路
35 出力端子
40 伝送線路

Claims (5)

  1. 光信号を受信して電気信号に変換する光受信機であって、
    前記光信号を複数の光信号に分岐し、当該分岐した複数の光信号を複数の光伝送路を介して出力する光信号分岐手段と、
    前記光信号分岐手段と前記複数の光伝送路を介して接続された複数の光電変換手段であって、前記光信号分岐手段にて分岐された光信号を電気信号に変換する複数の光電変換手段と、
    前記複数の光電変換手段の各々と複数の伝送線路を介して接続された電気信号合成手段であって、前記複数の光電変換手段にて変換された複数の電気信号を合成する電気信号合成手段と、
    前記電気信号合成手段にて前記複数の電気信号が合成される際に、当該複数の電気信号の位相が同調するように、前記複数の光信号の少なくとも一部の位相、又は当該複数の電気信号の少なくとも一部の位相を調整するための位相調整手段と、
    を備えた光受信機。
  2. 前記位相調整手段は、
    相互に略同一の長さに形成された前記複数の伝送線路を含む、
    請求項1に記載の光受信機。
  3. 前記位相調整手段は、
    相互に略同一の長さに形成された前記複数の光伝送路を含む、
    請求項1又は2に記載の光受信機。
  4. 前記位相調整手段は、
    前記複数の伝送線路のうち、前記複数の電気信号の少なくとも一部を伝送する伝送線路に設けられた位相調整器であって、当該伝送線路によって伝送された電気信号の位相を調整する位相調整器を含む、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の光受信機。
  5. 前記複数の光電変換手段を、相互に並列接続した、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の光受信機。
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