JPH02200940A

JPH02200940A - 内外壁複合壁パネル

Info

Publication number: JPH02200940A
Application number: JP1018189A
Authority: JP
Inventors: Minoru Saito; 実斉藤
Original assignee: Kajima Corp
Current assignee: Kajima Corp
Priority date: 1989-01-27
Filing date: 1989-01-27
Publication date: 1990-08-09
Anticipated expiration: 2009-04-06
Also published as: JPH0625456B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、外壁面がタイルや石等の張り付は材からな
る内外壁複合壁パネルに関するものである。

〔従来の技術〕

建物の外壁をタイルや石等によって仕上げると掃除がし
易く、然も見栄えが良い為、最近では広〈実施されてい
る。

ところで、従来、タイルや石等による外壁の施工は、建
物の躯体表面にタイル等の張り付は材を一枚一枚接着し
ていたが、張り付は手間がかかることから、これらの張
り付は材の裏側にコンクリートを打設することにより複
数枚のタイル等の張り付は材とコンクリートとを一体成
形した、所謂プレキャストコンクリート板を建物の躯体
にボルト止めするものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、プレキャストコンクリート板は風圧力や地震力
に対して充分な強度を持たせる必要があることから相当
厚くする必要があり、従って重量が相当重くなって運搬
、取付は等の取り扱いが困難となるだけでなく、耐震的
にも極めて不利であった。

又、壁パネルの室内側には内装材を取り付ける為、壁全
体が更に厚くなって床面積も相当制約されてしまい、然
も壁を厚くした分だけ材料費も嵩み割り高になりやすい
ものであった。

更に、施工に際しては、外壁の施工が完了してから内壁
の施工を行う為、工期も大幅に要用いた。

この発明はこのような前記従来の問題点を解決する為に
開発されたもので、軽量化、軽量化による施工性の向上
並びに工期の大幅短縮化を可能にした内外壁複合壁パネ
ルを提供することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段〕この発明は、外壁面が石やガラス、或いは大型タイル等
といった比較的重量の重い仕上げ材からなる内外壁複合
壁パネルに関するもので、金属枠体の室外側に金属板を
張り付け、その表面に石やタイル等の外装材を取り付け
、更に前記金属枠体の室内側に内装材を取りつけた構成
とすることにより前記目的を達成するものである。

〔実施例］以下、この発明を図示する一実施例によって説明する。

内外壁複合壁パネル１は金属枠体２の室外側に金属板３
を張り付け、この金属板３の表面に複数枚の外装パネル
４を取り付け、且つ前記金属枠体２の室内側に内装パネ
ル５を取り付けることにより構成されている。

金属枠体２は複数本の溝形鋼や山形鋼等の形鋼を溶接若
しくはボルト止めしつつ格子状に組み立てることにより
構成されている。

金属Ｆｉ３は金属枠体２の室外側にその全体に亘って溶
接又はボルト接合することにより張り付けられている。

当該金属板３は耐火・防水機能を果たすもので、その表
面に耐火被覆材１２・防水塗料が塗着されている。

金属板３の表面には複数本の胴縁６．・・・が上下方向
に一定間隔おきに取り付けられている。

胴縁６．・・・はＨ形の鋼材若しくは溝形の鋼材より形
成され、その室内側に複数本の取付ボルト７、・・・が
胴縁６の長手方向に一定間隔おきに溶接することにより
突設されている。

そして、金属板２の上下両端部には溝形の綱材からなる
胴縁６が金属枠体２の取付孔（図省略）に取付ボルト７
を貫通すると共に、当該取付ボルト７の貫通部分に固定
ナツト８を螺合することにより水平に取り付けられてい
る。

又、金属枠体２の上下両端以外の部分にはＨ形の鋼材か
らなる胴縁６．・・・が前記胴縁６と同じ方法によって
金属枠体２にボルト止めすることにり水平に取り付けら
れている。

第５図は金属枠体２の上下両端の胴縁だけでなく中間部
分の胴縁も全て溝形の綱材からなる胴縁を使用した場合
を示したものである。

係る場合、中間部分の胴縁６，６は溝形の鋼材からなる
胴縁６，６を抱き合わせて取りつけるものとする。

このような構成にすると、施工途中、或いは施工終了後
に、設計変更や模様変え等の為、外装パネル４を取り替
える必要が生じても、上端側の胴縁６のみを取り外すだ
けで既に取り付だ外装パネル４を簡単に取り外すことが
できる。

これらの胴縁６．・・・の垂直片が外装パネル４゜・・
・を固定する係止部６ａ、６ａになっている。

外装パネル４には石や大型タイル、或いは結晶化ガラス
等と言った比較的重いものが使用され、当該外装パネル
４の上下縁端部にスリット９．９が横方向に連続して形
成されている。

このように形成された外装パネル４．・・・は各上下胴
縁６，６間に設置され、且つその上下スリット９，９を
上下胴縁６．６の垂直片６ａ。

６ａに嵌着することにより固定されている。

尚、各外装パネル４と４との間には熱変化による外装パ
ネル４，４の伸縮を吸収する目的で若干の隙間が確保さ
れ、必要により目地部材１０が充填されている。

又、金属枠体２の室内側には複数本の胴縁Ｉｆ、・・・
が上下方向に一定間隔おきに設置され、その内側に内装
パネル５が取り付けられている。

内装パネル５には石膏ボードや石綿ボード或いは軽量カ
ルシウム板が使用され、その表面仕上げとしてペンキ等
の塗料を塗着したり、成い３゜はクロスやタイルを接着する。

このように構成された内外壁複合壁パネル４゜・・・は
クレーン等によって吊り上げて建物軸組の所定の位置に
設置し、複数個のファスナーによって建物軸組に固定す
る。

（発明の効果〕この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有する
。

構造部分はプレキャストコンクリート板ではなく、山形
等の形鋼より格子状に構成された金属枠体である為、大
幅な軽量化が図れる。

従って、運搬、設置等の取り扱いが極めて容易となるだ
けでなく耐震的にも有利となる。

又、外装パネル及び内装材が既に取りつけられている為
、パネルの設置と同時に外壁及び内壁を同時に施工でき
工期の大幅短縮が可能となる。

面の簡単な説明第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示したもので、
第１図は内外壁複合壁パネルの正面図、第２図は第１図
に於ける縦断面図、第３図及び第５図は外装パネルの取
付状態を示す一部縦断面図、第４図及び第６図は胴縁の
斜視図である。

ｌ・・・内外壁複合壁パネル、２・・・金属枠体、３・
・・金属板、４・・・外装パネル、５・・・内装パネル
、６・・・胴縁、７・・・取付ボルト８・・・固定ナツ
ト、９・・・スリット、ＩＯ・・・目地部材、１１・・
・胴縁、１２・・・耐火被覆材。

第２図第３図手続（ｎＩ正門平成　１年１１月　９日平成　　１　年　　特２、　発明の名称外壁パネル願第１８１８９号３、　補正をする昔事件との関係名　　称

Claims

【特許請求の範囲】

（１）金属枠体の室外側に金属板を張り付け、その室外
側に外装パネルを取り付け、且つ前記金属枠体の室内側
に内装材を取り付けてなることを特徴とする内外壁複合
壁パネル。
（２）金属枠体は複数本の形鋼を溶接若しくボルト止め
しつつ格子状に構成してなることを特徴とする請求項第
１項記載の内外壁複合壁パネル。