JPH02198379A - 周波数変調波を用いるレーダ装置 - Google Patents

周波数変調波を用いるレーダ装置

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JPH02198379A
JPH02198379A JP1787589A JP1787589A JPH02198379A JP H02198379 A JPH02198379 A JP H02198379A JP 1787589 A JP1787589 A JP 1787589A JP 1787589 A JP1787589 A JP 1787589A JP H02198379 A JPH02198379 A JP H02198379A
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良英 上里
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山田 幸則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、周波数変調された送信波を被検出物体に向け
て放射し、その反射波と送信波とから被検出物体を検出
するレーダ装置に関する。
従来の技術 第7図は、周波数変調波を用いて被検出物体までの距離
およびその相対速度などを検出する従来の典型的なレー
ダ装置のブロック図である。以下、第7図に示すレーダ
装置の動作について説明する。
ガン(Cunn )発振器などによって構成される搬送
波発生回路51から出力された搬送波信号は周波数変調
回路52に送出され、変調電圧発生回路53から出力さ
れた変調電圧に対応した周波数変調が行われる0周波数
変調された送信信号は、サーキュレータ54を介してア
ンテナ55から、被検出物体56に向けて送信波Woと
して大気中に放射される。
被検出物体56によって反射した反射波Wrは、アンテ
ナ55によって受信された後、サーキュレータ54を介
してミキサ57に送出される。またこのサーキュレータ
54を介して、アンテナ55に送出される送信信号の一
部がミキサ57に送出されており、該ミキサ57からは
受信信号の周波数と送信信号の周波数との差の周波数の
信号が増幅回路58に出力される。増幅回路58は、ミ
キサ57から出力された信号を振幅増幅し、信号処理回
路59に送出する。
増幅回路58によって振幅増幅された信号は、帯域通過
フィルタ59aによって必要な探知領域(周波数)に相
当する信号が波形整形回路59bに与えられる。波形整
形回路59bでは、しきい値発生回路59cにおいて予
め定めるしきい値THに基づき、帯域通過フィルタ59
aの出力信号の振幅を弁別し、パルス信号に変換した後
、カウンタ59dに送出する。カウンタ59dは、波形
整形回路59bから出力されたパルス信号のパルス数を
予め定める時間だけ計数し、その計数値を処理回路60
に送出する。
処理回路60は、カウンタ59dから送出されたカウン
ト値に基づき、被検出物体56までの距離およびその相
対速度を算出する。
このように、周波数変調された送信波W、と、被検出物
体56によって反射された反射波W、との周波数差を検
出することによって、電波の伝搬時間、すなわち被検出
物体56までの距離を検出することができ、また被検出
物体56の移動によるドツプラ効果に基づく反射波Wr
の周波数の変位から、被検出物体56の相対速度を検出
することができる。
光明が解決しようとする課題 アンテナ55から放射される送信波Wtの送信信号は、
周波B変調回路52からサーキュレータ54を介してア
ンテナ55に給電される。また、被検出物体56によっ
て反射した反射波Wtの受信信号は、アンテナ55から
サーキュレータ54を介してミキサ57に与えられる。
送信信号および受信信号が伝送される伝送路は、一般に
、伝送される周波数によって伝送路のインピーダンスが
異なる周波数特性を有している。また、周波数変調回路
52の出力信号は、発振周波数によって出力インピーダ
ンスが変化する。このように、伝送路の周波数特性や、
周波数変調回路52の出力信号の振幅変動によって、帯
域通過フィルタ59aの出力信号は、第8図(1)に示
すように振幅変調を受けた検出信号が出力される。この
検出信号が波形整形回路59bにおいて、しきい値発生
回路59cによって設定されたしきい値T Hによって
、パルス信号に変換されると、検出信号の振幅がしきい
値THより低下する時間Tの期間においては、第8図(
2)に示すようにパルス信号が出力されず、したがって
時間Tの期間においては、カウンタ59(量におけるカ
ウント動作が行われないという問題を生じる。
そこで従来から、雑音成分を除去するためのローパスフ
ィルタやノツチフィルタ〈帯域除去フィルタ)が設けら
れているが、雑音成分の周波数と被検出物体56が近距
離の場合の検出信号の周波数とが接近しているので、雑
音成分を充分除去できない、その結果、受信信号レベル
の低い遠距離の検出信号に対しては、上述の雑音によっ
てカウントが正確に行われず、結局受信感度の低下を招
いていた。
そこで本発明の目的は、遠距離に存在する被検出物体か
らの反射波の受信信号の受信感度を向上させるとともに
、被検出物体の検出範囲を改善する周波数変調波を用い
るレーダ装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、時間経過とともに周波数の変化する送信信号
を発生する信号発生手段と、前記送信信号を被検出物体
に向けて大気中に放射し、前記被検出物体によって反射
した反射波の一部を受信するアンテナと、前記アンテナ
によって受信した受信信号の周波数と前記送信信号の周
波数との差および和の周波数の信号を出力する混合手段
と、前記混合手段の出力信号から゛必要な探知領域の信
号を帯域通過フィルタによって抽出し、前記検出信号の
振幅を予め定めるしきい値により弁別してパルス信号に
変換する信号処理手段とからなる周波数変調波を用いる
レーダ装置において、前記信号処理手段には、各周波数
帯域が重ならない複数の帯域フィルタが設けられ、前記
各帯域フィルタの検出信号の振幅を弁別するしきい値は
、隣接する低い周波数帯域を有する帯域フィルタの検出
信号の振幅を弁別するしきい値より低い値が選ばれるこ
とを特徴とする周波数変調波を用いるレーダ装置である
作用 本発明においては、信号発生手段から時間経過とともに
周波数の変化する送信信号がアンテナに給電され、その
送信信号は被検出物体に向けて大気中に放射される。被
検出物本に向けて放射された送信信号は被検出物体で反
射し、アンテナによってその一部が受信される。アンテ
ナによって受信された受信信号は、混合手段において送
信信号の一部と混合され、受信信号の周波数と送信信号
の周波数との差および和の周波数の信号が信号処理手段
に出力される。信号処理手段では、混合手段から出力さ
れた信号のうち、必要な探知領域の信号が帯域通過フィ
ルタによって抽出される。この抽出された検出信号の振
幅は、予め定めるしきい値で弁別されてパルス信号に変
換される。
実施例 第1図は、本発明の一実施例である周波数変調波を用い
るレーダ装置のブロック図である。ガン(Cunn )
発振器などによって構成される連続したミリ波(たとえ
ば、50GIIz)を発生する搬送波発生回路1の出力
信号は、周波数変調回路2に与えられる。また変tA電
圧発生回路3で発生した変調電圧、たとえば三角波の変
調電圧が周波数変調回路2に出力される0周波数変調回
路2は、搬送波発生回路1から送出された搬送波信号を
変調電圧の電圧値に対応して周波数を変調し、送信信号
を発生する0周波数変調回路2から出力される送信信号
は、サーキュレータ4を介してアンテナ5に給電され、
送信波W、とじて被検出物体6に向けて大気中に放射さ
れる。
送信波W、は、被検出物体6で反射され、その反射波W
rはアンテナ5によって受信される。アンテナ5によっ
て受信された受信信号は、サーキュレータ4を介してミ
キサ7に与えられる。ミキサ7にはまた、サーキュレー
タ4を介して前記送信信号の一部が与えられており、こ
うして受信信号と送信信号とが混きされ、それらの信号
の差および和の周波数の信号が増幅回路8に出力される
増幅回路8は、ミキサ7の出力信号を振幅増幅し、第1
信号処理回路9および第2信号処理回2810に出力す
る。
第1信号処理回路9は被検出物体6が近距離(たとえば
5 rn〜30m)に存在する場合の信号検出を行い、
第2信号処理回路10は遠距離(たとえば30「0〜6
0m)に存在する被検出物体6の検出を行う。本実施例
においては、T1に検出物体6までの距離は、後述する
ように送受信信号の差の周波数から算出されるので、第
1帯域通過フィルタ9aの通過周波数の上限および下限
を被検出物体6までの距離が5m〜30mに相当する差
の周波数の信号が通過する゛ことができるように、また
第2帯域通過フィルタ10aの通過周波数の上限および
下限を被検出物体6までの距離が30m〜60mに相当
する差の周波数の信号を通過できるように設定する。
第1帯域通過フィルタ9aによって抽出された差の周波
数の検出信号は、第1波形整形回239bに入力され、
第1しきい値発生回IN 9 cによって設定されたし
きい値に基づいて検出信号の振幅が弁別され、パルス信
号に変換される。この変換されたパルス信号は第1カウ
ンタ9dに入力され、該第1カウンタ9dは予め定める
時間内に入力されたパルス数を計数し、処理回路11へ
送出する。
第1帯域通過フィルタ9aから出力された検出信号は比
較的近距離の被検出物体6によって反射された受信信号
に基づいており、したがって検出信号レベルは比較的高
いが、伝送路の周波数特性などから生じる検出信号の振
幅変調による雑音成分を含んでいるおそれがあり、この
ため第1しきい値発生回路9Cによって設定されるしき
い値は、それらの雑音成分による第1カウンタ9(量の
計数に影響を与えない値に設定される。
第2信号処理回路においても第1信号処理回路と同様の
処理が行われ、第2しきい値発生回路10Cによって設
定されたしきい値を基準として、検出信号の振幅の弁別
が行われ、パルス信号に変換される。第2カウンタ10
dは、入力される)(ルス数を計数し、その計数された
値は処理回路11に送出される。
第2しきい値発生回路10cにおいて設定されるしきい
値は、第2帯域通過フィルタ10aによって、伝送路の
周波数特性に起因する雑音成分は除去されており、また
被検出fI5体6が遠距離に存在する場合は、反射波の
受信信号レベルは比較的低レベルとなるので、第1しき
い値発生回路9Cによって設定されるしきい値より低い
値が設定される。
第1カウンタ9dまたは第2カウンタ10dによって計
数されたカウント値に基づいて、処理口n11は後述す
る演算動作によって、被検出物体6までの距離およびそ
の相対速度を算出する。そして、被検出物体6およびそ
の相対速度が予め定める範囲内になると、衝突等の危険
状態の発生のおそれがあると判断し、たとえばブザーあ
るいはランプなどによって構成される警報装置12から
、運転者に対して警報が発せられる。
次に、被検出物体6までの相対距離および相対速度の算
出について述べる。第2図および第3121は、被検出
物体6までの相対距離および相対速度の算出を説明する
ためのタイミングチャートである。第2図(1)は周波
数変調回路2に印加する変調電圧の変化を示す波形を、
第2図(2)のライン13はアンテナ5から放射される
送信波W。
の直線的に変化する送信周波数の時間的変化を、ライン
14はアンテナ5によって受信される反射波W、の直線
的に変化する受信周波数の時間的変化を、第2図(3)
は送受信波の周波数の差の絶対値の時間的変化をそれぞ
れ示す。
先ず、被検出物体6までの相対距離の算出について説明
する。被検出物体6までの相対距離は、送信波W、およ
び反射波Wrの伝搬時間から求めることができ、第2図
に示すように相対速度がOの場合は、受信周波数の変化
を示すライン14は、送信周波数の変化を示すライン1
3を横軸左方向に平行移動しただけであるので、送受信
周波数差を求めることにより、相対距離を算出すること
ができる。すなわち、第2図(3)に示すように時間T
1において、送受信周波数差fa+を求めることによっ
て、相対距離を算出することができる。
次に、相対距離が変化している場なの被検出物体6の相
対距離および相対速度の算出について説明する。第3図
(1)は変調電圧の時間的変化を、第311W(2>は
送信周波数および受信周波数の時間的変化を示し、ライ
ン15は送信周波数、ライン16は受信周波数の時間的
変化を示す。第3図(3)は、送受信周波数の差の絶対
値の時間的変化を示す。
被検出物体6までの相対距離が変化する場きは、ドツプ
ラ効果によって送信波の周波数が受信時において相対速
度に比例して変化する。すなわち、第3図(2)に示す
ように、相対距離はライン16の横軸左方向への平行移
動量に比例し、相対速度はライン16の縦軸方向への平
行移動量に比例する。したがって、送信周波数が増加す
る時間Tと、送信周波数が低下する時間T、の時間にお
ける送受信周波数差fa2.faxを求めると、相対距
離Rおよび相対速度■は、比例計数をに、、K。
とすると、第1式および第2式から算出される。
V”K、’  (f −x−f d3)       
”・ (2)したがって、処理回路11は信号ラインs
l 1の変調電圧の変化を検出することによって、送信
周波数が増加する時間T2と、送信局yi数が低下する
時間T、とを区別し、時間T2における送受信周波数差
fd2を第1カウンタ9dまたは第2カウンタ10dか
ら求め、また時間T、における送受信周波数差faxを
第1カウンタ9dまたは第2カウンタ10dから求め、
上述した第1式および第2式から相対距離および相対速
度を算出する。
次に、第1しきい値発生回路9cおよび第2しきい値発
生回路10cにおけるしきい値の設定基準について説明
する。第4図はこのしきい値の設定基準を説明するため
のグラフで、帯域通過フィルタの帯域幅の関係と受信信
号レベルとの関係および伝送路に起因する雑音成分のス
ペクトラム、との関係を示すグラフである。第4図にお
いて、ライン17は第1帯域通過フィルタ9aの通過帯
域周波数の範囲を示すラインで、周波数f、からf2ま
での周波数を通過させ、ライン18は第2帯域通過フィ
ルタ10aの通過帯域幅を示すラインで、周波数f2か
らで、までの周波数を通過させる。ラインI9は増幅回
路8の出力信号の周波数特性を示すラインで、周波数が
高くなるに従い被検出物体6までの相対距離が長くなる
ので、信号レベルは低下する。これは、アンテナ5にお
ける受信信号の受信レベルが被検出物体6までの相対距
離の4乗に反比例して、小さくなることから理解される
スペクトラムA0は、伝送路等の周波数特性に起因して
発生する増幅回路8の出力に含まれる振幅変調成分のス
ペクトラムレベルを示し、スペクトラムA1〜A、はそ
の高調波成分で、スペクトラムレベルは周波数が高くな
るに従い低くなる。これらのスペクトラムA、〜A0の
雑音成分は、第1帯域通過フィルタ9aの帯域周波数内
に発生するので、これらの雑音成分をフィルタなどによ
って除去することが困難である。そこで、比較的近距離
の被検出物体6を検出する第1帯域通過フィルタの周波
数帯域内においては、増幅回路8から出力される受信信
号レベルも比較的高いので、第1しきい値発生回路9c
で設定されるしきい値はレベルL1に設定することがで
き、雑音成分による誤カウントを防止することができる
第2帯域通過フィルタ10aは、周波数f2からf、の
範囲の信号を通過させ、伝送路等の周波数特性に起因し
て発生する雑音成分のスペクトラムA0〜Aaを効果的
に除去することができるので、第2しきい値発生回路1
0cにおいて設定されるしきい値レベルを、第1しきい
値発生回路9Cにおいて設定されるしきい値レベルLl
よりも低いしきい値レベルL2に設定することができ、
遠距離に存在する被検出物体6からの反射波の受信感度
を向上させることができる。
次に、処理回路11における被検出物体6の相対距離お
よび相対速度を算出する手順について説明する。第5図
は、被検出物体6の相対距離および相対速度を算出する
手順を説明するためのフローチャートである。先ず、ス
テップS1では、第1カウンタ9dのカウント値が読込
まれ、さらにステップ52では第2カウンタ10dのカ
ウント値が読込まれる。ステップS3では、第1カウン
タ9dから読込まれたカウント値が0であるか否かが判
断され、0でないJ′%合は被検出物体6が比較的近距
離に存在することを意味し、ステップS4において相対
iiおよび相対速度が前述した第1式および第2式に促
って算出される。そして、ステップS5において、算出
された相対距離および相対速度に基づき、警報を発すべ
きであるか否か判断され、W報を発すべきであるときは
、v報装置12から警報が発せられる。
ステップs3において、第1カウンタ9dのカウント値
が0であるP4きは、被検出物体6が近距離に存在しな
いことを意味し、ステップs6へ進み、第2カウンタ1
0(1のカウント値が0であるか否かが判断される。0
でないS6は、被検出物体6が比較的遠距離に存在する
ことを意味し、ステップS7において被検出物体6の相
対距離および相対速度が、前述した第1式および第2式
に従って算出される。そして、算出された相対Wr!離
および相対速度に基づき、前述と同様の警報処理がステ
ップs5において行われる。ステップs6において第2
カウンタのカウント値が0である場きは、被検出物体6
が存在しないことを意味し、連の処理を終了する。
第6図は、本実施例のレーダ装置による被検出物体の探
知領域を示す図である0本実施例では、ライン110お
よびライン111によって囲まれる領域において被検出
物体が検出される。距fiD1、は、第1信号処理回路
9によって被検出物体6が探知される距離(たとえば5
m〜30m〉を示し、距離り、の範囲は第2信号処理回
路10によって被検出物体6が探知される距離を示す、
このように、遠距離の被検出物体6を検出する第2信号
処理回路10におけるしきい値を低く設定することによ
って、探知領域を拡大することができる。
なお、本実施例においては、送受信周波数差はカウンタ
のカウント動作によって求められるが、波形整形回路か
ら出力されるパルス信号を積分することによっても求め
ることができる。
さらに、本実施例においては帯域通過フィルタが2つ設
けられた場合について説明したが、さらに多くの帯域通
過フィルタによって周波数帯域を分割し、それらの帯域
通過フィルタに対応したしきい値を設定することによっ
て、被検出物体の検出精度をさらに向上させることがで
きる。
さらにまた、本実施例では相対速度を求めているが、レ
ーダ装置を搭載する自動車の速度を加算することによっ
て、被検出物体の絶対速度を算出することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、遠距離に存在する被検出
物体を検出するためのしきい値を低く設定することがで
きるので、遠距離に存在する被検出物体からの反射波の
受信感度を向上させることができる。また、近距離に存
在する被検出物体と、遠距離に存在する被検出物体とか
らの反射波に応じて、しきい値を設定することができる
ので、被検出物体の探知範囲を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である周波数変調波を用いる
レーダ装置のブロック図、第2図および第3図は被検出
物体6までの相対距離およびその相対速度の算出を説明
するためのタイミングチャート、第4図は帯域通過フィ
ルタとその周波数帯域との関係および検出信号の周波数
特性および伝送路に起因する雑音成分のスペクトラl−
との関係を示すグラフ、第5図は被検出物体6までの相
対距離および相対速度を算出するためのフローチャート
、第6図は本実施例のレーダ装置における被検出物体の
探知領域を示す図、第7図は周波数変調波を用いて被検
出物体までの相対距離および相対速度などを検出する従
来の典型的なレーダ装置のブロック図、第81121は
第7図のレーダ装置における帯域通過フィルタ59 a
および波形整形回路59bの出力信号波形である。 1・・・搬送波発生回路、2・・・周波数変調回路、3
・・・X′調電電圧発生回路4・・・サーキュレータ、
5・・・アンテナ、7・・・ミキサ、9・・・第1信号
処理回路、10・・・第2信号処理回路、11・・・処
理回13代理人  弁理士 西教 圭一部 t42図 第3図 第 図 (小)□(犬) ]波数 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 時間経過とともに周波数の変化する送信信号を発生する
    信号発生手段と、前記送信信号を被検出物体に向けて大
    気中に放射し、前記被検出物体によつて反射した反射波
    の一部を受信するアンテナと、前記アンテナによつて受
    信した受信信号の周波数と前記送信信号の周波数との差
    および和の周波数の信号を出力する混合手段と、前記混
    合手段の出力信号から必要な探知領域の信号を帯域通過
    フィルタによつて抽出し、前記検出信号の振幅を予め定
    めるしきい値により弁別してパルス信号に変換する信号
    処理手段とからなる周波数変調波を用いるレーダ装置に
    おいて、 前記信号処理手段には、各周波数帯域が重ならない複数
    の帯域フィルタが設けられ、前記各帯域フィルタの検出
    信号の振幅を弁別するしきい値は、隣接する低い周波数
    帯域を有する帯域フィルタの検出信号の振幅を弁別する
    しきい値より低い値が選ばれることを特徴とする周波数
    変調波を用いるレーダ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04318700A (ja) * 1991-04-17 1992-11-10 Fujitsu Ten Ltd 閾値決定手段を有する車間距離測定装置
JP2013088273A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Mitsubishi Electric Corp Fmcwレーダ装置
JP2015017967A (ja) * 2013-06-11 2015-01-29 三菱電機株式会社 レーダ装置

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