JPH02197678A - 回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具 - Google Patents

回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具

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JPH02197678A
JPH02197678A JP1262283A JP26228389A JPH02197678A JP H02197678 A JPH02197678 A JP H02197678A JP 1262283 A JP1262283 A JP 1262283A JP 26228389 A JP26228389 A JP 26228389A JP H02197678 A JPH02197678 A JP H02197678A
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JP
Japan
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frame
support member
hinge
fixed frame
arm
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JP1262283A
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English (en)
Inventor
Laurent Aumercier
ローラン　オメールシエ
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Ferco International Usine de Ferrures de Batiment
Original Assignee
Ferco International Usine de Ferrures de Batiment
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Publication date
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開き枠が固定枠に部分的に重なり合うように
なった回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具であって、凹
所に取付けた角部支持体と開き窓控えとからなり、両者
は夫々補助控えアームと、連結ロッドと第２の控えアー
ムとを備え、上記の夫々の補助控えアーム、連結ロッド
、第２の控えアームは支持部材を介してその一端部が固
定枠の下枠又は上枠に丁合され、補助控えアームと第２
の控えアームとの反対端部とは、直接に又は主控えを介
して夫々開き枠の下框及び上框に協働し、連結ロッドの
他端部はヒンジによって上記第２の控えアームに連結さ
れたものに関する。
〔従来の技術〕
上記の型式のヒンジ金具は公知である。
これらのヒンジ金具はより詳しくは、回転・傾動型扉、
窓等の分野に使用され、政界、窓は閉じた時に固定枠の
内面を押圧するカバー用ヘリを周縁に設けた開き枠を備
える。開き枠の上記の特徴とこれらのヒンジ金具が凹所
（ラベット）内に配設されているために、開き作動の開
始時に上記カバー用ヘリが上記扉、窓等の機能を妨げな
いように上記の開き枠が固定枠を乗り越えて移動する必
要がある。
この目的のために、これらのヒンジ金具は夫々補助控え
アームを設けた角部支持体と開き窓控えとを備え、該補
助控えアームの一端部は固定枠の下枠及び上枠に夫々連
結され、他端部は開き枠の下框と該開き枠の上框に協働
する主控えアームに夫々連結されている。
又、上記のヒンジ金具は第２の控えアームを備え、該第
２の控えアームの一端部は固定枠の下枠又は上枠に摺動
可能に設けられ、他端部はヒンジを介して固定枠の下枠
又は主控えアームに連結されている。
最後に、連結ロッドの一端部を第２の控えアームに丁合
し、他端を固定枠の下枠又は上枠に蝶着し、これらの要
素によって上記ヒンジ金具を構成する角部支持体と開き
窓控えが完成される。
角部支持体及び開き窓控えの各構成要素は支持部材を介
して固定枠の下枠又は上枠に設けられている。該支持部
材は長い金属板等で作られかつ第２の控えアームの端部
を摺動自在に載置した運び台を備える。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種のヒンジ金具を備えた扉、窓等には、シーリング
及び作動の信顛性に関して多くの問題がある。
開き枠は、扉又は窓に設けた開き窓錠、イスパニャ錠等
の錠止装置によって固定枠に対して押圧できるだけであ
る。この錠止装置は必然的に開き枠の召合せたて框に取
付けられているので、扉又は窓のこの召合せ部において
、上記開き枠からの圧力を上記固定枠に伝えることがで
きるだけである。
従って良好なシーリングを得るために上記開き枠が固定
枠に加える押圧力は、下記の要因によって決まる。即ち
角部支持体及び開き窓控えを構成する各要素、換言すれ
ば補助控えアーム、第２の控えアーム及び連結ロッドを
殊に僅少な公差で製作し、該各要素を開き枠及び固定枠
に遊隙なしに嵌装する。
しかしこれらの要素を上述のような厳密な公差で製作す
ることは予期できない製作費の高騰につながる。
凹所に設けたヒンジ金具を有する扉又は窓のシーリング
に関する問題及び作動に関する問題の解決法は、先ず第
一に従来のヒンジ金具にはなかった適宜の調節手段によ
って、固定枠に対する開き枠の位置決めを完全にするこ
とである。また固定枠に対する開き枠の吊天たで框の押
圧を向上するために角部支持体と開き窓控えとを構成す
る各要素間の遊隙もなくさねばならない。
事実、多くの解決法が提案されたが、それらは上記の問
題の一部を解決したに過ぎない。
例えば、開き窓控えの主控えアームに内側が開放された
直角状の弯曲後端部を設けて開き枠の上部角部を蔽うこ
とがもくろまれていた。この弯曲端の垂直側に開口が設
けられていて、該開口には開き窓錠又はイスバニャ錠等
の錠止装置によって作動ロッドの突端が係合する。
開き枠と主控え間において該開き枠の吊天たて框のすぐ
そばに位置したこの連結体があるために、内側に開いた
状態で開き枠を取付けることができるばかりでなく、該
開き枠と主控えアーム間の遊隙を制限することができる
。上記主控えに固着され、例えば開き窓錠又はイスバニ
ャ錠によって制御される作動ロッドと一体状に形成され
かつ開き枠の上縁に収容された錠止装置と協働する受部
材からなる普通的な解決法は、扉、窓等の吊天たて框か
ら余りにも離れた連結体となる欠点がある。
従ってこの連結体に僅かの遊隙があっても、この吊天た
て框の部分で開き枠が固定枠に対して動がなくなり、シ
ーリングが不完全になる。
上記の解決法は第一に角部支持体と窓控えとを構成する
要素間の機械的連結体間にある遊隙にっいての問題を解
決していない。またこの解決法には別の欠点があり、回
転・傾動型翼部の効率を減少させている。
主控えの弯曲した後端部と作動ロッドの突出端との協働
とのために開き枠と固定枠との凹所にさらに空間が必要
となる。
従って上記開き枠又は固定枠の吊天たて框又は吊天たて
枠に溝を掘る必要がある。
事実、この種の溝は避けるべきである。何故なら扉又は
窓を構成する構造物の強度を減らすのみならず、特殊な
小量生産と余分な貯蔵管理が必要となるので標準生産に
ふされしくない。
本発明の目的は上記の欠点を減少させることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、開き枠が固定枠に部分的に重なり合うよ
うになった回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具であって
、凹所に取付けた角部支持体と開き窓控えとからなり、
両者は夫々補助控えアームと、連結ロッドと第２の控え
アームとを備え、上記の夫々の補助控えアーム、連結ロ
ッド、第２の控えアームは支持部材を介してその一端部
が固定枠の下枠又は上枠に丁合され、補助控えアームと
第２の控えアームとの反対端部とは、直接に又は上控え
を介して夫々開き枠の下框及び上框に協働し、連結ロッ
ドの他端部はヒンジによって上記第２の控えアームに連
結されたものにおいて、上記ヒンジ金具は固定枠に対し
て開き枠を位置決めする水平方向位置決め手段及び垂直
方向位置決め手段と、上記開き枠を上記固定枠に押圧す
る押圧手段とを組合せ状に備えた回転・傾動型扉、窓等
のヒンジ金具によって解決される。
〔実施例〕
添付図面を参照した一実施例について本発明の詳細な説
明する。
本発明は、殊に開き枠が固定枠に部分的に重なり合うよ
うになった回転・傾動扉、窓等の縁部に使用するヒンジ
金具に関する。
従ってこの種のヒンジ金具は、固定枠４に翼部ｌを連結
する下部連結用角部支持体１０と、上記翼部１と固定枠
４間を連結する上部連結部を形成する開き窓控え１１と
を備える。角部支持体１０は翼部ｌを垂直軸及び水平軸
の周りに回転させることができる°、開き窓控え１１は
垂直軸の周りに上控え１２を回転させることができ、該
上控え１２が翼部ｌに連結されているので、該上控え１
２を介して翼部１に回転作用が伝動される。又上記の開
き窓控え１１は、翼部ｌが水平軸の周りに回転した時に
該翼部ｌの回転角を制限することができる。
第１．２図に示す角部支持体１０は、その一端１４がヒ
ンジ手段１５を介して開き枠９の下框３に連結された補
助控えアーム１３を備える。補助控えアームと翼部１間
の上記の連結部材は上記翼部の下部隅角部１６に出来る
だけ接近して配置することが好ましい、ヒンジ１７は補
助控えアーム１３の一端部１７Ａで固定枠４に連結され
、より詳しく説明すると該固定枠４の下枠２１上に配設
された長板１９状をした支持部材１８に連結される。
内側に開くと、上記の補助控えアーム１３によって翼部
ｌの吊天たて框２を固定枠の吊天たて枠２２から解放し
、これと同時に上記翼部ｌを扉又は窓の垂直面２３に直
角方向に移動させることができる。この移動は住居の内
部に向けて行なわれる。
ヒンジ金具が凹所８に設けられているので、翼部は部分
的に固定枠４に重なり合う、もしそうでなければ翼部の
端縁５は固定枠４の内面に衝合して垂直軸周りの回転を
阻害すると共に内側に開（のを阻害する。
角部支持体１０はまた開き枠９を固定枠４に連結する第
２の控えアーム２４を備える。この第２の控えアーム２
４の一端部２５は固定枠４の下枠２１上に摺動自在に設
けられ、他端部２６はヒンジ２６Ａによって下框３の凹
所８内に取付けられている。
上記の第２の控えアーム２４の固定枠４に対する摺動自
在の設置は固定枠４の下枠２１に取付けた支持部材１８
に設けられた運び台２７によって得られる。この運び台
２７は長板１９に設けた長い開口２８を備え、開口の前
部２９は固定枠４の百合せたて枠の方を向いている。上
記の開口２８には第２の控えアーム２４の端部２５に取
付けたピボットピン３０が係合している。
又角部支持体１０は、一端部４０が第２の控えアーム２
４に丁合され、他端部４２において支持部材１８即ち長
板１９とヒンジ４１を介して協働する連結ロッド３９を
備える。上記の連結ロッド３９の主たる機能は控えアー
ム１３及び２４の作用を翼部ｌに分配することである。
翼部ｌを閉めた時に第２の控えアーム２４と長板１９と
の間に連結ロッド３９が挿入できるように、第２の控え
アーム２４の端部２５は弯曲されている。しかし固定枠
４及び開き枠９に溝を設けなくてもよいように、角部支
持体１０の合計厚さ４４を固定枠４及び開き枠９の両凹
所７．８間の遊隙よりも常に小さ（することが肝要であ
る。
翼部１を閉めた時に補助控えアーム１３は第２の控えア
ーム２４及び連結ロッド３９との連続体を構成し、それ
らの要素の合計に等しい厚さ４５を有する。補助控えア
ーム１３がこのようにして補強されると、該控えアーム
１３が扉又は窓の垂直面２３の外方にもたらされた時に
も翼部ｌの重量を支えることができる。
開き窓控え１１は主控え１２以外は、角部支持体１０と
路間−の構造を有する。即ち第３．４図に示すように開
き窓控え１１は、一端部１１４をヒンジ１１５によって
主控え１２の後端部１１６に連結した補助控えアーム１
１３を備える。又ヒンジ１１７は補助控えアーム１１３
の他端部を長板１１９状に形成された支持部材１１８に
連結する。この支持部材１１８は凹所７内に設けた締結
要素１２０によって固定枠４の上枠１２１と一体状に形
成されている。
父上記の開き窓控え１１は支持部材１１Ｂに設けた運び
台１２７内にその一端部１２５を摺動自在に設けた第２
の控えアーム１２４を備える。第２の控えアーム１２４
の他端部１２６はヒンジ１２６Ａを介して主控え１２と
一体状に形成されている。又一端部１４０を上記第２の
控えアーム１２４に丁合した連結ロッド１３９によって
上記第２の控えアーム１２４を固定枠４の上枠１２１に
連結する。
主控え１２の翼部ｌに連結する部分には当業者が周知の
手法が用いられている。主控え１２の前端部にはピボッ
トピン（不図示）が設けられ、該ピボットビンは開き枠
９の上框１５０の凹所８の前端部１４９に設けた開口に
摺動自在に挿入されている。より詳しく説明するとこの
前端部１４９は、翼部ｌの縁部に形成されかつその内部
を開き窓錠又はイスパニャ錠等の錠止装置によって作動
される作動ロッドが摺動するようにされた溝１５１を蔽
っている。又主控え１２を開き枠９に連結する連結ロッ
ド（不図示）によって、傾斜開き時に上記開き枠が固定
枠４に対して移動するのを防止する。
主控え１２は内側開き時に、該主控え１２に一体形成さ
れた留め金７０を介して前端部１４９上に保持される０
本発明の好ましい実施例によれば上記の留め金７０は主
控え１２の弯曲部７２に形成した長い開ロア１を含む、
この間ロア２は扉又は窓を閉めた時に長板１１９の前部
に位置する。上記の留め金７０即ち長い開ロア１は、ロ
ーラ等の錠止部材７３と係合する。この錠止部材７３は
前端部１４９に設けた開ロア４から現出する。
第３図は扉又は窓の異なった開閉方法に対応した異なっ
た位置７５．７６、７７にある錠止部材７３を示す、破
線で示した位置７５にある錠止部材７３は留め金７０に
係合し扉又は窓は錠止されている。
次に実線で示す中間位置７６において錠止部材７３は長
い間ロア１に部分的に係合して主控え１２を開き枠９に
対して取付けるが、主控え１２は内側に開口部があるの
で垂直軸の周りを若干回転することができる。最後に７
７で示す位置において破線で示す錠止部材７３は、主控
え１２に弯曲部７２が設けられていて傾斜開きをするよ
うに該錠止部材７３を解放しているので留め金７０から
露出している。
第１図及び第２図に戻って、開き枠９は固定枠４に対し
て水平軸の周りを回転することができる。
これは補助控えアーム１３を支持部材１８に連結するヒ
ンジ１７に適当な遊隙が設けられているためである。
補助控えアーム１３を翼部ｌに連結するヒンジ手段１５
は、下端部５０が補助控えアーム１３の自由端部１４と
一体状になった垂直軸４９を備える。また翼部ｌの下框
３の吊天たて枠に設けた溝５３．５４内に入り込んで該
翼部１の下部隅部１６を蔽った直角部材５２が設けられ
ている。この溝５３．５４は通常作動ロッドと前端部と
を収容する役目をする。上記の直角部材５２はねじ等の
締結要素によって翼部１と一体状に形成され、その下縁
５５及び角部５６には垂直軸４９が通過・回転できるよ
うな寸法を有する凹所５７が設けられている。
本発明の回転・傾斜用ヒンジ金具はさらに開き枠９を固
定枠４に対して水平方向及び垂直方向に位置決めする水
平方向位置決め手段７８と垂直方向位置決め手段７９と
を備える。この種の位置決め手段の役目は、これらの枠
又はヒンジ金具の構成要素にある通常の製作誤差に起因
した固定枠４に対する開き枠の移動を補整することであ
る。
このようにして、扉又は窓のすぐれた密封性が得られる
。
固定枠４に対する開き枠９の水平方向位置決め手段７８
は支持部材１８即ち長板１９を固定枠４の下枠２１に接
続する摺動連結体８０を備える。
尚、第２の控えアーム２４の摺動端部、補助控えアーム
１３の端部１７Ａ、連結ロッド３９の端部４２は上記の
長板１９に取付けられている。
より詳しく述べると支持部材１８は、固定枠４の下枠２
１に恒久的に固定された固定の支持部材８２に、ねじ、
リベット等の取付部材８１によって摺動自在に設けられ
ている。また上記の固定の支持部材８２の前端部８３に
は支持部材１８と協働して該支持部材１８を移動状に調
節する調節手段８４が設けられている。
本発明の好ましい実施例によれば、上記の調節手段８４
はその頭部８６を固定の支持部材８２に対して移動しな
いように取付けた調節ねじ８５を備える。上記の調節ね
じ８５は、支持部材１８（以下の説明では固定の支持部
材８２と区別するために可動の支持部材と呼ぶ）の前端
部８９の上面８８に取付けたナツト８７と協働する。
従って取付部材８１を予め弛めた後に上記の調節ねじ８
５を作動すると、固定の支持部材８２に対して可動の支
持部材１８を長手方向に移動させ、これと同時に翼部ｌ
の下框３を固定枠４に対して水平方向に位置決めさせる
ことができる。
角部支持体１０と協働するこの種の調節ねじ８５に限定
された水平方向位置決め手段７８では、固定枠４に対し
て開き枠９を完全に調節するものではない、従って上記
の水平方向位置決め手段７８は長さ変更の可能な上控え
１２を備えた開き窓控え１１によって始めて完全となる
ものである（第３．４図）。
上記の上控え１２は略中央部９０においてがっ弯曲部７
２を越えた部分で、摺動連結体９３によって連結された
二つの別々の部分９１．９２に分けられているので、上
控え１２の全長を変えることが可能である。
従って後部分９１の前端部９４は前部分９２の後端部９
５に重なり合う、これらの後部分９１及び前部分９２の
前端部９４及び後端部９５に夫々形成された開口９６．
９７はねじ、リベット等の連結部材９８．９９の通路の
働きをする。前部分９２の後端部９５に設けた開口９６
を長孔にして、上記前部分９２を上記連結部材９８．９
９に対して、即ち上控え１２の後部分９１に対して摺動
可能に形成することが好ましい。上記上控え１２の長さ
は、連結部材９８．９９間に配設されて後部分９１を前
部分９２に連結する偏心ねじ９６Ａを作動することによ
って調節される。
固定枠４に対する開き枠９の垂直方向位置決め手段７９
（第１図）を角部支持体１０に協働させることが好まし
い、該手段は、翼部ｌの下部角部１６を蔽った直角部材
５２に向き合った垂直辺５９の上縁６４に設けた螺切孔
１０１に挿入される調節ねじ１００を備える。この螺切
孔１０１は円筒形凹所５７に開口し、該円筒形凹所５７
には補助控えアーム１３を固定枠４に連結するヒンジ手
段１７の垂直軸４９が挿入されている。従って上記調節
ねじ１００の下端１０２は垂直軸４９の上端１０３に担
持され、該ねじ１００を回転することによって翼部１を
垂直方向に移動させることができる。
しかし扉又は窓のシーリングは固定枠４に対する開き枠
９の良好な位置決めだけで得られるものではなく、扉又
は窓、を閉めた時に固定枠４にかかる開き枠の加圧力に
も関係する。この理由で本発明の対象を構成するヒンジ
金具は上記の位置決め手段７８．７９に組合せて開き枠
９を固定枠４に支える押圧手段１０４を備える。
この押圧手段１０４は、角部支持体１０と開き窓控え１
１における補助控えアーム１３．１１３と連結ロッド３
９　、１３９間の密接な協働から成立ち、一方の角度的
移動は同一角度の他方の移動を生ずる。
より詳しく説明すると、角部支持体１０と開き窓控え１
１の補助控えアーム１３．１１３及び連結ロッド３９　
、１３９は支持部材１８．１１８にヒンジされると共に
、翼部１を固定枠４に閉じた時に互に漸近的に噛合する
ようにした半円形周縁１０５．１０６上の歯１０７．１
０８を備える。
補助控えアーム１３．１１３と連結ロッド３９．１３９
の歯１０７．１０８の漸近的協働は、補助控えアーム１
３．１１３及び連結ロッド３９．１３９を支持部材１８
゜１１８に連結するヒンジの軸線１０９．１１０を、上
記補助控えアーム及び連結ロッドの長手中心面１１１゜
１１２から中心を外すことによって達成される。上記の
中心を外すことは第５図に示す連結ロッド３９、１３９
及び補助控えアーム１３，１１３の位置に対応する扉又
は窓を開いた位置において、上記連結ロッドと上記補助
控えアームとの歯１０７．１０８が互に解除され、他方
第６図に示す閉じた位置において、この補助控えアーム
１３．１１３と連結ロッド３９、１３９の端部１７Ａ、
１１７Ａと４２．１４２が互に接近して歯１０７と１０
８とが噛合するのでさらに効果的である。
本発明の押圧手段１０４の利点は、角部支持部材１０及
び開き窓控え１１を構成する要素間の遊隙が補整される
ことで、従って効率が大幅に向上しまた翼部１が固定枠
４を支える力が増大する。
従って閉じ時に開き枠９の８合せたて框に設けた開き窓
錠又はイスパニャ錠等の錠止装置の作用は連結ロッド３
９．１３９及び補助控えアーム１３゜１１３によって翼
部１の吊天たて框２に伝動される。
他方、扉又は窓の開き時に連結ロッド３９．１３９が補
助控えアーム１３，１１３に対して相対的に独立してい
るので、政界又は窓の大きな角度的移動を持った開きが
得られる。
上記のような理由で、本発明のヒンジ金具は従来のヒン
ジ金具に比べて問題なく完全である。
〔発明の効果〕
本発明によって得られる利点は調節手段が、開き枠を閉
じる時に該開き枠を固定枠に対して押付ける押圧手段と
結合されていることで、この効果がなければ製造加工費
を増加せねば扉、窓の良好なシーリングが得られない。
別の利点は開き枠を固定枠に押付ける押圧手段と同様に
、調節手段が扉又は窓の凹所に取付けられていることで
ある。従ってこれらの部品によって占める空間が減少し
、又開き枠または固定枠に余分な溝を設けることが防止
される。
さらに開き枠を固定枠に押付ける上記の押圧手段によっ
て開き窓控えと角部支持体とを構成する各種要素間に通
常存在する遊隙を補整することができる。
【図面の簡単な説明】
第・１図は本発明にかかる角部支持体の概略断面図、第
２図は第１図の角部支持体の概略平面図で、翼部が内側
に開いた状態を示し、第３図は本発明にかかる開き窓控
えの概略断面図で、開き枠が内側に開いた状態を示し、
第４図は第１図に示す開き窓控えの概略平面図、第５図
は扉又は窓を内側に最大限に開いた場合の開き窓控え又
は角部支持体の連結ロッド及び補助控えアームの配置を
示す概略平面図、第６図は第５図と同様の図で、扉又は
窓の開き枠が固定枠に部分的に重なり合った状態を示す
。 ３・・・下枠、　　　　　　　４・・・固定枠、９・・
・開き枠、　　　　　１０・・・角部支持体、１１・・
・開き窓控え、　　　　１２９．・主控え、１３．１１
３・・・補助控えアーム、１４．１１４・・・端部、１
６・・・下部隅角部、　　１７・・・ヒンジ手段、１７
Ａ、１１７Ａ・・・端部、　　１８．１１８・・・支持
部材、２１・・・下枠、　　　　２４．１２４・・・第
２の控えアーム、２６Ａ、１２６Ａ・・・端部、　　３
９．１３９・・・連結ロッド、４０、１４０・・・端部
、　　　４２．１４２・・・端部、４９・・・垂直軸、
　　　５０・・・端部、５５・・・下縁、　　　　　５
６・・・直角部材、５７・・・円筒形凹所、　５９・・
・垂直辺、６４・・・上縁、　　　７８・・・水平方向
位置決め手段、７９・・・垂直方向位置決め手段、８０
・・・摺動連結体、８２・・・固定支持部材、８３・・
・端部、８４・・・ｔ）１！ｆｆ手段、　　８５・・・
調節ねし、８６・・・頭部、　　　　　８７・・・ナツ
ト、８８・・・上面、　　　　　８９・・・端部、９０
・・・中央部、　　　　９１・・・後部分、９２・・・
前部分、　　　９４．９５・・・端部、９８．９９・・
・連結部材、　１００・・・調節ねし、１０１・・・螺
切孔、　　　１０２・・・端部、１０３・・・端部、　
　　　１０４・・・押圧手段、１０５・・・周縁、　　
　　１０９．１１０・・・軸線、１１１．１１２・・・
長手中心面、　１２１・・・上枠、１５０・・・上框。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、開き枠（９）が固定枠（４）に部分的に重なり合う
    ようになった回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具であっ
    て、凹所に取付けた角部支持体（１０）と開き窓控え（
    １１）とからなり、両者は夫々補助控えアーム（１３，
    １１３）と、連結ロッド（３９，１３９）と第２の控え
    アーム（２４，１２４）とを備え、上記の夫々の補助控
    えアーム、連結ロッド、第２の控えアームは支持部材（
    １８，１１８）を介してその一端部が固定枠（４）の下
    枠（２１）又は上枠（１２１）に丁合され、補助控えア
    ーム（１３，１１３）と第２の控えアーム（２４，１２
    ４）との反対端部（１４，１１４）と（２６Ａ，１２６
    Ａ）とは、直接に又は主控え（１２）を介して夫々開き
    枠（９）の下框（３）及び上框（１５０）に協働し、連
    結ロッド（３９，１３９）の他端部（４０，１４０）は
    ヒンジによって上記第２の控えアーム（２４，１２４）
    に連結されたものにおいて、上記ヒンジ金具は固定枠（
    ４）に対して開き枠（９）を位置決めする水平方向位置
    決め手段（７８）及び垂直方向位置決め手段（７９）と
    、上記開き枠（９）を上記固定枠（４）に押圧する押圧
    手段（１０４）とを組合せ状に備えたことを特徴とする
    回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具。 ２、固定枠（４）に対して開き枠（９）の水平方向位置
    決め手段（７８）は、角部支持体（１０）内に、支持部
    材（１８）を上記固定枠（４）の下枠（２１）に連結す
    る摺動連結体（８０）を備え、第２の控えアーム（２４
    ）の端部（２５）と補助控えアーム（１３）の夫々の端
    部（１７Ａ，１４）は上記の支持部材（１８）に取付け
    られ、上記摺動連結体（８０）は固定枠（４）の下枠（
    ２１）に恒久的に固定された固定支持部材（８２）に摺
    動自在に設けた可動支持部材（１８）と、該固定支持部
    材（８２）の前端部（８３）に設けられかつ可動支持部
    材（１８）の長手方向の移動を制御して固定枠（４）に
    対して開き枠（９）を水平方向に移動させるべく上記可
    動支持部材（１８）と協働する調節手段（８４）とを備
    え、上記調節手段（８４）はその頭部（８６）が固定支
    持部材（８２）に対して移動しないように取付けられる
    と共に可動支持部材（１８）の前端部（８９）の上面（
    ８８）に取付けたナット（８７）と協働する調節ねじ（
    ８５）を備えた請求項１に記載のヒンジ金具。 ３、開き窓控え（１１）の水平方向位置決め手段（７８
    ）は全長を変更可能な主控え（１２）を備え、該主控え
    （１２）は略中央部（９０）において前端部（９４）と
    後端部（９５）が互に重なり合った前部分（９２）と後
    部分（９１）の二つの別々の部分に分けられ、連結部材
    （９８，９９）及び偏心ねじ（９６Ａ）を挿通する前後
    の開口（９６，９７）を設けて上記主控え（１２）に摺
    動状の位置決め性を付与した請求項１又は２に記載のヒ
    ンジ金具。 ４、角部支持体（１０）は、補助控えアーム（１３）を
    開き枠（９）に連結するヒンジ手段（１７）を備え、該
    ヒンジ手段（１７）は、上記補助控えアーム（１３）の
    自由端部（１４）に垂直軸（４９）の下端（５０）が一
    体状に形成され、かつ開き枠（９）の下部隅角部（１６
    ）を蔽った直角部材（５６）の下縁（５５）に形成され
    た円筒形凹所（５７）に係合した垂直軸（４９）を備え
    た請求項１に記載のヒンジ金具において、固定枠（４）
    に対して開き枠（９）を位置決めする垂直方向位置決め
    手段は、直角部材（５２）の垂直辺（５９）の上縁（６
    ４）に設けた螺切孔（１０１）に挿入された調節ねじ（
    １００）を備え、上記調節ねじ（１００）の下端（１０
    ２）は円筒形凹所（５７）に挿入された垂直軸（４９）
    の上端（１０３）と協働したことを特徴とするヒンジ金
    具。 ５、固定枠（４）に対して開き枠（９）を押付ける押圧
    手段（１０４）は、扉又は窓を閉めた時の、角部支持体
    （１０）又は開き窓控え（１１）における補助控えアー
    ム（１３，１１３）と連結ロッド（３９，１３９）間の
    相互作用によって行なわれて、支持部材（１８，１１８
    ）に丁合された補助控えアーム（１３，１１３）と連結
    ロッド（３９，１３９）の端部（１７Ａ，１１７Ａ，４
    ２，１４２）の一方の角度的移動によって他方の同一角
    度の回転移動を生ずるものであり、開き枠（９）を固定
    枠（４）に閉めるにつれて、上記補助控えアームと連結
    ロッドの周縁（１０５，１０６）の半円形状の歯（１０
    ７，１０８）は、補助控えアーム（１３，１１３）と連
    結ロッド（３９，１３９）とを支持部材（１８，１１８
    ）に連結するヒンジの軸線（１０９，１１０）を上記補
    助控えアーム及び連結ロッドの長手中心面（１１１，１
    １２）から中心を外すことによって互に漸近的に噛合さ
    れた請求項１に記載のヒンジ金具。
JP1262283A 1988-10-11 1989-10-09 回転・傾動型扉、窓等のヒンジ金具 Pending JPH02197678A (ja)

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FR8813516 1988-10-11

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