JPH0219746Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219746Y2
JPH0219746Y2 JP1983150431U JP15043183U JPH0219746Y2 JP H0219746 Y2 JPH0219746 Y2 JP H0219746Y2 JP 1983150431 U JP1983150431 U JP 1983150431U JP 15043183 U JP15043183 U JP 15043183U JP H0219746 Y2 JPH0219746 Y2 JP H0219746Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection sensor
fault detection
voltage
monitoring
resistance element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983150431U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6059173U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15043183U priority Critical patent/JPS6059173U/ja
Publication of JPS6059173U publication Critical patent/JPS6059173U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219746Y2 publication Critical patent/JPH0219746Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Locating Faults (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、通信・電話回線等に使用されてい
る通信ケーブルの浸水障害を主に検出するための
障害検出センサに関するものである。
従来、通信ケーブルの浸水障害を監視する方式
としては、通信ケーブル内にガス(窒素ガス、乾
燥空気など)等を充てんし、その圧力、及び圧力
傾度を通信ケーブルの接続部等に設けてあるセン
サによつて検出し、浸水事故を鑑視すると共にそ
の障害地点を割り出していた。
しかしながら、このような方式ではガスを充て
んする装置、及びガス圧を検出するセンサ等が高
価となり、監視する装置構成も複雑となるという
欠点があつた。
この考案は、かゝる実状にかんがみなされたた
もので、監視用の往復線路間に湿度によつて抵抗
値が変化する湿度感応抵抗素子を使用して定電圧
回路の出力電圧を分圧し、この分圧された電圧に
より制御されるトランジスタによつてラツチング
リレーを駆動し、浸水事故があつたとき前記往復
線路間を短絡状態にセツトすることができる障害
検出センサを提供することを目的とし、かゝる障
害検出センサよつて浸水事故発生地点が容易に検
出できるようにしたものである。
第1図はこの考案に係る障害検出センサの一実
施例を示す回路図で、L1,L2は後述する中央監
視装置から延びている通信ケーブル又はその監視
用の往復線路を示し、一点鎖線で囲つたSが障害
検出センサを示す。
障害検出センサSは端子X,Y間定電圧回路を
構成する抵抗r1,r2,及びツエナーダイオードDz
が接続され、湿度によつて抵抗値が変化する湿度
感応抵抗素子mによつてP点の電圧を分圧し、ダ
ーリントン接続されている2つのトランジスタ
T1,T2がオン・オフ制御される構成としてある。
RYは2次コイルが併設されているラツチング
リレーを示し、B,MはラツチングリレーRYに
よつて切り替えられる接点を示す。
なお、r0は前記接点B,Mの保護用の抵抗を示
し、D1,D2,D3はダイオードである。
前記湿度感応抵抗素子mは、第2図にみられる
ように、セラミツクからなる基板1にくし形の電
極2,3を形成し、このくし形の電極2,3を覆
うように樹脂と導電粒子からなる抵抗皮膜4を被
覆したので、その特性は第3図に示すように通常
の湿度では10KΩ以下の抵抗値を示しているが、
浸水等によつて抵抗皮膜4が濡れると、前記導電
粒子の間隙が拡大され、その抵抗値が急峻に上昇
(湿度100%で数100KΩ以上)するものである。
このような構成からなるこの考案の障害検出セ
ンサSは、浸水事故がなく乾いた状態にある時は
前記湿度感応抵抗素子mの抵抗値が低いので、ト
ランジスタT1,T2ともオン駆動されることがな
く、ラツチングリレーRYにも電流が流れない。
したがつて、ラツチングリレーRYは実線のよ
うに接点B側にラツチされているる。
しかし、今この障害検出センサSが配置されて
いる近傍のケーブル外被又は接続部等に孔があ
き、浸水、又は冠水事故が発生すると、前記湿度
感応抵抗素子mはほぼ100%の湿度雰囲気中で濡
れることなるので、その抵抗値が急上昇する。
すると、トランジスタT1のベース電圧が上昇
し、ベース電流が流れると共に、トランジスタ
T2もオン状態に制御されるのでラツチングリレ
ーRYが付勢され、接点M側に反転してラツチさ
れる。
そのため往復線路L1,L2からみると抵抗r0,ダ
イオードD3を通して短絡回路が構成されるので
後述するように中央監視装置から供給されている
電流が、この障害検出センサS内を流れるように
なり障害地点が検出される。
なお、ダイオードD1,D2はラツチングリレー
RYをリセツト状態に戻すために付勢する回路
で、往復線路L2側が,L1側電位となるよう
に中央監視装置側から制御されたとき接点B側が
オンとなるように戻され短絡状態が解除されるも
のである。
第4図はこの考案の障害検出センサSを使用し
た遠隔異常監視システムの一例を示したもので、
a1,a2,……ao点は通信ケーブルの検出地点、
S1,S2,……Soは前述した障害検出センサ、1/2
R1,1/2R2はそれぞれの区間の線路抵抗を示す。
中央監視装置Wには定電流源l及び電源Eが切
替スイツチSWによつて往復線路L1,L2に接続さ
れるように配置してある。
このように通信ケーブル又はケーブル内に設け
た往復線路L1,L2に前述したこの考案の障害検
出センサS1,S2……Soを配置しておくと、例えば
検出地点a1に浸水事故があると障害検出センサS1
が短絡状態にラツチされ、定電流源lから一定電
流iが往復線路L1,L2を介して流れる。
このとき一定電流iが流れる線路抵抗が1/2R1
に設定してあれば、監視側でi×(1/2R1+1/2 R2)=i・R1なる電圧e1が検出できるので、端子
t1,t2間の電圧を監視しているとその検出電圧に
よつてどの点で障害が発生したかということが検
出できる。
そして、切替スイツチSWを投入し電源Eを往
復線路L1,L2に接続すると、前述したように障
害検出センサS1,S2,……Soがリセツトされるの
で、誤動作か否かの判定を行うこともできる。
以上説明したように、この考案の障害検出セン
サは、監視用の往復線路に供給されている電源を
定電圧化し、湿度感応抵抗素子の抵抗変化によつ
てラツチングリレーを動作し、短絡回路を形成す
るようにしているので、中央監視装置から容易に
浸水事故を検出することができ、回路構成が簡素
化できると共に小形化が可能になるので、通信ケ
ーブルの1部、又は接続部等に簡単に収容するこ
とができる。
さらに、本考案の障害検出センサの場合は短絡
回路がラツチされたあとも、中央監視装置からの
制御によつて簡単にリセツトできるようにしてい
るので誤動作の確認が容易になり、遠隔異常監視
システムに使用した場合に信頼度が向上したもの
になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の障害検出センサの一実施例
を示す回路図、第2図は湿度感応抵抗素子の構造
図、第3図は湿度感応抵抗素子の抵抗値−湿度の
特性図、第4図はこの考案の障害検出センサを通
信ケーブルの浸水障害に使用した時の概要図であ
る。 図中、L1,L2は監視用の往復線路、mは湿度
感応抵抗素子、Dzはツエナーダイオード、RYは
ラツチングリレー、D1〜D3はダイオード、T1
T2はトランジスタを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 監視用の電源が供給されている往復線路の間に
    接続されている定電圧回路と、該定電圧回路の電
    圧を分圧している湿度感応抵抗素子と、前記湿度
    感応抵抗素子で分圧された電圧でオン・オフ制御
    されるトランジスタと、該トランジスタによつて
    付勢され前記監視用の往復線路間を短絡する回路
    を形成するラツチングリレーと、前記監視用の電
    源の極性が反転したときに、前記ラツチングリレ
    ーを復旧させる方向に電流を供給するダイオード
    によつて構成されていることを特徴とする障害検
    出センサ。
JP15043183U 1983-09-30 1983-09-30 障害検出センサ Granted JPS6059173U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15043183U JPS6059173U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 障害検出センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15043183U JPS6059173U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 障害検出センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6059173U JPS6059173U (ja) 1985-04-24
JPH0219746Y2 true JPH0219746Y2 (ja) 1990-05-30

Family

ID=30333651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15043183U Granted JPS6059173U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 障害検出センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6059173U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49127123A (ja) * 1973-04-09 1974-12-05
JPS5023490A (ja) * 1973-06-14 1975-03-13
JPS5538044A (en) * 1978-09-12 1980-03-17 Toshiba Corp Preparation of multiplex-winding coil

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49127123A (ja) * 1973-04-09 1974-12-05
JPS5023490A (ja) * 1973-06-14 1975-03-13
JPS5538044A (en) * 1978-09-12 1980-03-17 Toshiba Corp Preparation of multiplex-winding coil

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6059173U (ja) 1985-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109416382B (zh) 接地损耗检测电路
RU2618793C1 (ru) Способ и устройство для измерения сопротивления линии управляющих линий в системах аварийной сигнализации и управления
EP1777671A1 (en) Monitoring of alarm system wiring
US4019067A (en) Conductive probe level control
US5109199A (en) Seat belt buckle monitor switch having cooperative circuit
US4761638A (en) Means and method for detecting presence of electrically conductive fluid
US11124138B2 (en) Device for supplying power to a control unit and method for monitoring a power supply
JPH072450B2 (ja) 電気負荷、特にランプをモニタする回路
US5153487A (en) Method and circuit for the monitoring of electromotive controlling elements
JP2004125738A (ja) 酸素センサの異常検出装置
KR20110138058A (ko) 전자식 주차 브레이크 시스템의 구동 모터의 단선 감지 회로
JPH0219746Y2 (ja)
KR100851147B1 (ko) 스마트 정션박스를 이용한 이중 전원시스템 및 그의 라인쇼트 감지방법
US7019532B2 (en) Device and method for error diagnosis at digital outputs of a control module
US6717416B2 (en) Circuit configuration for the voltage supply of a two-wire sensor
JPH0125451Y2 (ja)
JP2992955B2 (ja) センサ装置及びその運転方法
US11897445B2 (en) Apparatus and method for determining a rotational speed of at least one wheel of a vehicle
US3508232A (en) Electrical monitoring system having ready performance testing capability
JPH0317257Y2 (ja)
JPS6244350Y2 (ja)
JP2597028B2 (ja) 油漏れ検知方法及び検知器
JP3049340B2 (ja) 地区ベル鳴動システム
JPH0342540Y2 (ja)
JPS6010400U (ja) 車速センサ異常検出装置