JPH0219699B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0219699B2
JPH0219699B2 JP7501485A JP7501485A JPH0219699B2 JP H0219699 B2 JPH0219699 B2 JP H0219699B2 JP 7501485 A JP7501485 A JP 7501485A JP 7501485 A JP7501485 A JP 7501485A JP H0219699 B2 JPH0219699 B2 JP H0219699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
cylindrical part
ducts
electric blower
cylindrical
Prior art date
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Expired
Application number
JP7501485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61236339A (ja
Inventor
Takami Izumitani
Eiji Sawano
Naoharu Fujimori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
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Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP7501485A priority Critical patent/JPS61236339A/ja
Publication of JPS61236339A publication Critical patent/JPS61236339A/ja
Publication of JPH0219699B2 publication Critical patent/JPH0219699B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D27/00Heating, cooling, ventilating, or air-conditioning
    • B61D27/0072Means for cooling only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の科用分野〕 この発明は鉄道車両におけるトランスや整流器
等の一定の動力回路機器に具備された冷却用のオ
イルクーラーと、このオイルクーラーに対し強制
的に送風を行う電動送風機の両機器間において、
気密状態下において互いに連結させるための、た
わみ風道の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のごとく、この種の風道は、送風機からの
通風が途中で漏洩することなく、気密状態下にお
いて冷却用オイルクーラーに完全に送風されるこ
とが必要不可欠であるほか、両機器自体が車体に
おいてかなり限られた小スペース内に設置される
ことから保守・点検等の見地より機器脱着をきわ
めて容易に為し得ることが好ましい。またさら
に、各機器自体がそれぞれ別個の機器枠に取り付
けられていることから振動系が著しく相違し、か
つまた電気送風機からの強制通風に伴う流体的な
いし機械的振動がさらにこれに加わるため、両機
器双方からの振動を緩和・吸収し、その相互伝達
を可及的に阻止し得ることが、車体全体の強度を
図る上からも望ましいものである。
しかるにこの点で従来のこの種の風道は、第3
図及び第4図に示す様に、一方の機器側のフラン
ジ付ダクトに取り付ける相フランジ付内側風道体
11と、他方の機器側のフランジ付ダクトに取り
つける相フランジ付外側風道体12とを、管径の
大小によつて差し違え構造で連結させ、かつ当該
差し違え部分13に多数個のビス止めによつてパ
ツキン14,15をかませたいわゆる金属風道が
ほとんどであり、当該差し違え部分13において
ビス16の緩めないし取外しによつて機器脱着を
行い得るように為し、パツキン14,15におい
てそのたわみ性を利用して振動の緩和・吸収を図
ると同時に気密性をも兼備させていたものであつ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従つて機器脱着の際には、わざわざ多数個のビ
ス16を緩めないし取外さなければならず、きわ
めて手数を要し、しかも前述のごとく両機器自体
が車体においてかなり限られた小スペース内に設
置されていることから当該脱着作業は困難きわま
りないものであつた。
またこの種構造では、振動の緩和・吸収はひと
えにパツキン14,15のたわみ性にのみ依存さ
せているため、そのたわみ範囲ないし程度も限ら
れたものとならざるを得ず、両機器双方からの振
動の緩和・吸収の程度は未だ充分満足し得るもの
ではなかつた。また特にこの種の構造は、この差
し違え部分13において機器脱着をなし、かつた
わみ作用および気密性を同時に持たせたいわゆる
三重の重複機能構造であるが、元来この種構造に
おいては各機能は相互に相反するものであること
から、三者の機能を同時に、しかも良好に満足さ
せることは事実上不可能であつた。すなわち脱着
容易性を向上させれば気密性はダウンし、気密性
を上げれば脱着容易性は乏しくなる。またたわみ
性についても同じく気密性との関係で相反する性
質を露呈するものであつた。
また図示のごとく風道の全体の構造自体として
も著しく複雑であり、かつまた部品点数が多いた
め、組立もきわめてわずらわしく、また重量があ
つて取扱いがすこぶる困難であつた。
そこでこの発明の目的とするところは、上述の
欠点を悉く解消したものであつて、気密状態を完
全に確保し得るのは勿論、オイルクーラーと電動
送風機間の機器脱着をきわめて容易に為し得ると
ともに、両機器双方からの振動を可及的に緩和・
吸収することができ、しかも構造がきわめて簡単
であつて取扱いに著しく簡便な鉄道車両における
この種たわみ風道を提供しようとするところにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成のためこの発明は、たわみ風道
本来を従来のごとく金属構造物で構成するのでは
なく、ゴム引布その他のシート状素材からなるジ
ヤバラ構造体で構成し、その両端には、動力回路
機器冷却用のオイルクーラー及び電動送風機のダ
クト、ないしこれらのフランジ付ダクトに相フラ
ンジで連結する連結ダクトに、緊密状態に嵌着す
る筒状部を設けたもので、特にこの筒状部の少な
くとも一方を、素材の伸びを利用してダクトない
し連結ダクトに緊密に被着し、取外し自在な緊締
バンドで固着される可脱着取付構造となし、か
つ、この筒状部の開口周端部にはダクトないし連
結ダクトの外径を上回る拡開リングを固着した構
成を採用したものである。
〔作用〕
従つて風道全体がきわめてフレキシビリテイー
に富み両機器両方からの振動を可及的に緩和・吸
収することができる外、拡開リングの働きによ
り、たとえこのようにフレキシブルなシート状素
材を主体とした風道であつても、きわめて容易に
ダクト外周面に嵌着することができるものとな
る。さらにまた筒状部はシート状素材の伸びを利
用していることから、ダクトへの嵌着はきわめて
緊密に被着されることになり、加えて緊締バンド
によりワンタツチで当該被着状態を固定化するこ
とができることから、簡易な操作で固着状態を得
ることができる。
要するにシート状素材の伸びを、いわば構造的
に最大限利用した点に画期的な特徴を有するもの
である。
〔実施例〕
以下この発明に係るたわみ風道の一実施例につ
いて第1図及び第2図に従つて具体的に説明す
る。
まず1はガラスクロスを基布とし、その表面を
テフロン(商品名)で被覆した不燃性のシート状
素材からなるジヤバラ構造体で、中間部に中骨2
を配し、両端部においてダクトに嵌着する筒状部
3a,3bがそれぞれ設けられている。一方の筒
状部3aは、図示のごとく、既存のものとの互換
性をもたせる見地から、トランス冷却用オイルク
ーラーのフランジ付ダクト4に相フランジで連結
する連結ダクト5に嵌着されており、他方の筒状
部3bについては、電動送風機のダクト6に、フ
ランジなしでダイレクトに嵌着されている。筒状
部3a,3bはまた、その常態の口径を連結ダク
ト5ないしダクト6の最外周径と同等もしくはそ
れ以下の口径になるように構成し、ダクト嵌着の
際、バイアス構造に織られたガラスクロスの織組
織の伸びを利用してダクト外周面に緊密に被着す
るようにしている。
一方7は、筒状部3a,3bのダクト外周面へ
の被着面上において、全周面に渡つて設けられた
緊締バンドであり、上述した筒状部3a,3bの
ダクト外周面への被着状態を物理的に固定化し、
ダクトへの筒状部3a,3bの固着を確実なもの
としている。
なお特にこの実施例の緊締バンド7は、固着性
並びに操作性向上の見地から、いわゆるワンタツ
チタイプのレバークランプ式金具8をバンド端に
取付けており、レバーを倒し回動させるのみで、
バンドの両端部相互間を強固にかつ確実に緊締し
もしくは緊締解除し得る構造となつている。無論
この種のクランプに限らず、他の緊締手段を用い
てもよいのは言うまでもない。たとえばネジ止め
や一定のバンド止め部材を用いて緊締することも
できる。なお9はバンドの位置決め部材である。
10は、前述と同じくガラスクロスの織組織の
伸びを利用して、筒状部3a,3bの開口周端部
を連結ダクト5ないしダクト6の外径を上回る口
径にまで強制拡開して固着された拡開リングで、
ダクト外表面への装着をきわめて容易ならしめる
案内機能を確保させているものである。
この実施例に係るたわみ風道は上述の様な構成
であるので、使用の際、着脱作業はきわめて簡便
に行うことができるものである。すなわち、取付
ける場合は、緊締バンド7を解除状態のままで、
そのまま単に連結ダクト5等に嵌込むだけで、拡
開リング10の働きとシート状素材の伸び特性に
よつて何ら無理を伴うことなく容易にダクト外周
面に装着され、しかも緊密状態に被着されるもの
である。従つて次には、単に緊締バンド7に設け
られたレバークランプ式金具8のレバーを締め方
向に回動するのみで、被着状態下でダクトに確実
に固着されることになる。また一方、この種風道
を取外す際においても、単に上述の装着手順と逆
手順で行うのみできわめて容易に取外すことがで
きる。
なおまた特にこの種の風道は、ジヤバラ構造で
あることから、その軸方向の伸縮作用をも利用す
ることができるもので、如何に装着空間が小スペ
ースであつても、取付け取り外しは容易であり、
機器脱着の操作をさらに一層すぐれたものとして
いる。
ところで、この実施例では、シート状素材はガ
ラスクロスを基布とし、この表面をテフロン(商
品名)で被覆した引布を用いたが、無論これに限
定されないことはいうまでもない。例えばナイロ
ン織布の表面をハイパロンゴム(商品名)で被覆
したゴム引布等を用いても差し支えない。要する
に織組織によりないしは糸自体において適度の伸
びがあり、適度の復元力があるシート状素材であ
ればすべて適用し得るものである。なお使用場所
との関係から不燃性のシート状素材であることが
望ましい。
またこの実施例では、一方端の筒状部3aは、
連結ダクト5に装着されているが、これは前述し
たごとく、あくまで既設のフランジ付ダクト4に
対処するためである。従つて両筒状部とも直接、
ダクトに装着する場合には、連結ダクト5は不要
である。なお勿論、この種の筒状部をたわみ風道
の両端に配する構造ではなく、一端を例えば電動
送風機のダクトもしくはフランジ付ダクトにボル
ト等であらかじめ固着し、他方の筒状部のみにお
いて可脱着取付構造としても差し支えない。
また、この実施例においては、筒状部3aの連
結ダクト5への嵌入過剰を防止する見地から筒状
部3aの開口周端部が当接する止め板(図示せ
ず)を、連結ダクト5の外周面上において適当間
隔ごとに突出させており、さらにまた筒状部3
a,3bがダクトから抜け外れないように、第2
図に示すごとく、連結ダクト5の周端部に抜止め
部5aを突出させているが、無論これらの部材が
なくとも充分適用し得るものである。しかしなが
ら特に、抜け止め部5aは、シート状素材を強制
的に径方向に押し出す作用を与えることから、単
に抜け止め効果を与えるだけでなく、この種のた
わみ風道の気密効果をさらに一層向上させる効果
をも併有せしめている。
〔発明の効果〕
上述の様にこの発明に係るたわみ風道は、いわ
ばゴム引布等のシート状素材の伸びを構造的に最
大限利用した点においてきわめて大きな技術的効
果を発揮することができたものである。すなわち
当該伸びを、まずたわみ性と機器脱着の容易性を
もたせるべくジヤバラ構造において利用し、次
に、気密性並びに機器脱着の容易性をもたせるべ
く筒状部において利用し、さらにはダクトへの取
り付けを著しく筒便にするために拡開状態の開口
周端部において利用したものである。
従つて、送風機からの通風が途中で漏洩するこ
とは皆無となり、良好な気密状態を確保したのは
勿論、トランス等と電動送風機の両機器から伝達
される各振動も従来に比すれば、格段にすぐれた
吸収・緩和性能を具備し得たものであり、さらに
は従来特に問題となつていた機器脱着の点につい
ても従来のものとは比較にならない程簡便であ
り、しかも迅速に行うことができ、操作性ないし
作業性の画期的な向上を図つたものである。
しかも、この発明によるたわみ風道は、構造が
きわめて簡単であり、部品点数も従来のものに比
して少なく、金属風道でなくシート状素材を主体
とした構造であることから、きわめて軽量で取り
扱いに便利であり、保管もしやすく、さらには加
工性、量産性に著しく富むものであつて、当該技
術分野に資するところきわめて大きいこの種たわ
み風道を提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るたわみ風道の半断面
図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は従来の
金属風道の半断面図、第4図は差し違え部分の拡
大断面図である。 1……ジヤバラ構造体、3a,3b……筒状
部、4……フランジ付ダクト、5……連結ダク
ト、6……ダクト、7……緊締バンド、10……
拡開リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴム引布その他のシート状素材で構成したジ
    ヤバラ構造体からなり、トランス等の動力回路機
    器冷却用のオイルクーラー及び電動送風機のダク
    ト、ないしこれらのフランジ付ダクトに相フラン
    ジで連結する連結ダクト、に両端の筒状部を緊密
    状態に嵌着し、オイルクーラーと電動送風機間を
    連結するたわみ風道で、少なくとも一方の筒状部
    は、素材の伸びを利用してダクトないし連結ダク
    トに緊密に被着し、取外し自在な緊締バンドで固
    着される可脱着取付構造となし、かつ、この筒状
    部の開口周端部にはダクトないし連結ダクトの外
    径を上回る拡開リングを固着してなる鉄道車両に
    おけるトランス等の動力回路機器冷却用クーラー
    と電動送風機間の連結用たわみ風道。
JP7501485A 1985-04-08 1985-04-08 鉄道車両におけるトランス等の動力回路機器冷却用ク−ラ−と電動送風機間の連結用たわみ風道 Granted JPS61236339A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7501485A JPS61236339A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 鉄道車両におけるトランス等の動力回路機器冷却用ク−ラ−と電動送風機間の連結用たわみ風道

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61236339A JPS61236339A (ja) 1986-10-21
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JPS61236339A (ja) 1986-10-21

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