JPH0219683B2 - - Google Patents
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- JPH0219683B2 JPH0219683B2 JP59006677A JP667784A JPH0219683B2 JP H0219683 B2 JPH0219683 B2 JP H0219683B2 JP 59006677 A JP59006677 A JP 59006677A JP 667784 A JP667784 A JP 667784A JP H0219683 B2 JPH0219683 B2 JP H0219683B2
- Authority
- JP
- Japan
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- connector
- conductor
- coaxial cable
- insulator
- conductors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は原子力発電所の格納容器等の壁に設け
た気密性を有する同軸ケーブル用電線貫通部に関
するものである。
た気密性を有する同軸ケーブル用電線貫通部に関
するものである。
原子力発電において、その中心部である炉は圧
力容器または格納容器と呼ばれるものに囲まれて
おり、万一の事故でも、内部の放射能が外部に洩
れないようになつている。それ故、この格納容器
には厳しい気密性が要求されている。さて、この
ような格納容器の壁を貫通する電線貫通部もまた
当然のことながら厳しい気密性を要求される。こ
の種の電線貫通部の一つに同軸ケーブル用電線貫
通部があるが、同軸ケーブルは中心導体のまわり
に内側から順に同心円状に設けられた絶縁体、外
部導体、外部被覆とからなることからも推定され
るように、その断面構造が複雑なため、気密シー
ルがとりにくい。前記電線貫通部を同軸ケーブル
で貫通する従来の同軸ケーブル用電線貫通部にお
いては、気密性という点で不安がある。
力容器または格納容器と呼ばれるものに囲まれて
おり、万一の事故でも、内部の放射能が外部に洩
れないようになつている。それ故、この格納容器
には厳しい気密性が要求されている。さて、この
ような格納容器の壁を貫通する電線貫通部もまた
当然のことながら厳しい気密性を要求される。こ
の種の電線貫通部の一つに同軸ケーブル用電線貫
通部があるが、同軸ケーブルは中心導体のまわり
に内側から順に同心円状に設けられた絶縁体、外
部導体、外部被覆とからなることからも推定され
るように、その断面構造が複雑なため、気密シー
ルがとりにくい。前記電線貫通部を同軸ケーブル
で貫通する従来の同軸ケーブル用電線貫通部にお
いては、気密性という点で不安がある。
前記問題に鑑み本発明の目的は気密性に優れた
同軸ケーブル用電線貫通部を提供することにあ
る。
同軸ケーブル用電線貫通部を提供することにあ
る。
前記目的を達成すべく本発明の同軸ケーブル用
電線貫通部は、外筒の両端に貫通孔を有する端板
が気密に装着され、該端板の貫通孔には金属管が
外部に突出して気密に装着され、かつ前記外筒が
貫通壁に気密に取付けられている電線貫通部であ
つて、該電線貫通部内に収納されている２心の導
体を有する無機絶縁金属シースケーブルは、２心
の導体を気密構造にて絶縁するガラスまたはセラ
ミツクからなる絶縁体と、該絶縁体を気密構造に
て内包し、かつ前記金属管の外部端にその一端が
気密に接続される金属アイレツトとからなるコネ
クタとその端末において各々導体同志が接続さ
れ、さらに前記無機絶縁金属シースケーブルの端
末に接続された前記コネクタの他端には、このコ
ネクタの一方の導体が中心導体と接続され、他方
の導体が外部導体と接続される同軸ケーブルが接
続されており、このコネクタと同軸ケーブルの接
続部は前記コネクタの金属アイレツトの他端に接
続されているスリーブにより収納され、かつ該ス
リーブ内側には透湿性のない絶縁物が充填されて
いることを特徴とするものである。
電線貫通部は、外筒の両端に貫通孔を有する端板
が気密に装着され、該端板の貫通孔には金属管が
外部に突出して気密に装着され、かつ前記外筒が
貫通壁に気密に取付けられている電線貫通部であ
つて、該電線貫通部内に収納されている２心の導
体を有する無機絶縁金属シースケーブルは、２心
の導体を気密構造にて絶縁するガラスまたはセラ
ミツクからなる絶縁体と、該絶縁体を気密構造に
て内包し、かつ前記金属管の外部端にその一端が
気密に接続される金属アイレツトとからなるコネ
クタとその端末において各々導体同志が接続さ
れ、さらに前記無機絶縁金属シースケーブルの端
末に接続された前記コネクタの他端には、このコ
ネクタの一方の導体が中心導体と接続され、他方
の導体が外部導体と接続される同軸ケーブルが接
続されており、このコネクタと同軸ケーブルの接
続部は前記コネクタの金属アイレツトの他端に接
続されているスリーブにより収納され、かつ該ス
リーブ内側には透湿性のない絶縁物が充填されて
いることを特徴とするものである。
本発明の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。第１図は本発明の一実施例を示すもので、本
図が示すように、外筒１の両端に各々貫通孔２を
有する端板３が溶接等で気密に装着され、該端板
３の各貫通孔２には各々金属管４が外部に突出し
て、やはり溶接等で気密にて装着され、かつ前記
外筒１が格納容器の貫通壁５に溶接等で気密に取
付けられている電線貫通部であつて、該電線貫通
部内には２心の導体６，６を有する無機絶縁金属
シースケーブル７（以下MICと称す）がほぼ中
央に収納されており、かつ該MIC７の両端の２
心の導体６，６には、各々コネクタ１０の２心の
導体１１，１１がそれぞれ図示されていない圧着
スリーブ等で接続されている。尚、このコネクタ
１０は前記導体１１，１１と、該導体１１，１１
を気密構造、すなわち各導体１１，１１との接合
面が気密シールされた状態で絶縁するスペーサ状
のガラスまたはセラミツクからなる絶縁体１２
と、該絶縁体１２を前記同様の意味で気密構造に
て内包する金属アイレツト１３から構成されてい
る。さて、このように電線貫通部のほぼ中央に配
されたコネクタ１０付きのMIC７において、ま
ず、前記端板３，３の各貫通孔２，２に装着され
ている金属管４，４の外部端に前記コネクタ１０
の金属アイレツト１３を溶接等で気密に接続す
る。尚、前記端板３，３の各貫通孔２，２の中心
軸はほぼ一致するように設けられている。次に、
MIC７の両端に接続されたコネクタ１０，１０
（一方は図示されていない）に第２図に示すよう
な断面構造を有する同軸ケーブル２０，２０（一
方は図示されていない）を接続する。この同軸ケ
ーブル２０は第２図の如く中心導体２１と、該中
心導体２１のまわりに設けられた絶縁体２２と、
該絶縁体２２の外側に設けられた外部導体２３
と、該外部導体２３を被覆する外部被覆２４とか
らなつており、この同軸ケーブル２０とコネクタ
１０との接続は第１図のように、コネクタ１０の
一方の導体１１と同軸ケーブル２０の中心導体２
１を接続し、他方の導体１１と同軸ケーブル２０
の外部導体２３をリード線２５等を介して接続す
る。しかる後、このコネクタ１０と同軸ケーブル
２０の接続部は前記コネクタ１０の金属アイレツ
ト１３の他端にねじ等で接続されるスリーブ３０
により収納保護され、かつ該スリーブ３０内には
エポキシ樹脂等の透湿性のない絶縁物３１が充填
される。
る。第１図は本発明の一実施例を示すもので、本
図が示すように、外筒１の両端に各々貫通孔２を
有する端板３が溶接等で気密に装着され、該端板
３の各貫通孔２には各々金属管４が外部に突出し
て、やはり溶接等で気密にて装着され、かつ前記
外筒１が格納容器の貫通壁５に溶接等で気密に取
付けられている電線貫通部であつて、該電線貫通
部内には２心の導体６，６を有する無機絶縁金属
シースケーブル７（以下MICと称す）がほぼ中
央に収納されており、かつ該MIC７の両端の２
心の導体６，６には、各々コネクタ１０の２心の
導体１１，１１がそれぞれ図示されていない圧着
スリーブ等で接続されている。尚、このコネクタ
１０は前記導体１１，１１と、該導体１１，１１
を気密構造、すなわち各導体１１，１１との接合
面が気密シールされた状態で絶縁するスペーサ状
のガラスまたはセラミツクからなる絶縁体１２
と、該絶縁体１２を前記同様の意味で気密構造に
て内包する金属アイレツト１３から構成されてい
る。さて、このように電線貫通部のほぼ中央に配
されたコネクタ１０付きのMIC７において、ま
ず、前記端板３，３の各貫通孔２，２に装着され
ている金属管４，４の外部端に前記コネクタ１０
の金属アイレツト１３を溶接等で気密に接続す
る。尚、前記端板３，３の各貫通孔２，２の中心
軸はほぼ一致するように設けられている。次に、
MIC７の両端に接続されたコネクタ１０，１０
（一方は図示されていない）に第２図に示すよう
な断面構造を有する同軸ケーブル２０，２０（一
方は図示されていない）を接続する。この同軸ケ
ーブル２０は第２図の如く中心導体２１と、該中
心導体２１のまわりに設けられた絶縁体２２と、
該絶縁体２２の外側に設けられた外部導体２３
と、該外部導体２３を被覆する外部被覆２４とか
らなつており、この同軸ケーブル２０とコネクタ
１０との接続は第１図のように、コネクタ１０の
一方の導体１１と同軸ケーブル２０の中心導体２
１を接続し、他方の導体１１と同軸ケーブル２０
の外部導体２３をリード線２５等を介して接続す
る。しかる後、このコネクタ１０と同軸ケーブル
２０の接続部は前記コネクタ１０の金属アイレツ
ト１３の他端にねじ等で接続されるスリーブ３０
により収納保護され、かつ該スリーブ３０内には
エポキシ樹脂等の透湿性のない絶縁物３１が充填
される。
このようにしてなる本発明の同軸ケーブル用電
線貫通部は電線貫通部本体部に収納されるケーブ
ルを従来の同軸ケーブルにかえて、第３図に示す
ような導体６，６と、これを絶縁する酸化マグネ
シウム粉末等の無機絶縁体３５と、該無機絶縁体
３５のまわりに設けたステンレス等からなる金属
シース３６とにより構成される２心の導体６，６
を有するMIC７を用いているが、この理由は
MIC７の部分が短く、かつ特性インピーダンス
の面からもその値が同軸ケーブル２０に近いた
め、同軸ケーブル２０にかえてMIC７を用いて
も特性上支障がないためであるが、このように
MICを電線貫通部中央に配したことで、ケーブ
ルに関してはMIC７の導体６，６に接続される
コネクタ１０の導体１１，１１を気密シールする
だけでよく、複雑な断面構造を有する同軸ケーブ
ルを気密シールするより作業も容易で、それ故、
気密の信頼性も高い。また２心導体のMICを用
いるということは通常使用される規格品のMIC
を使用できることであり、それ故両端に接続され
るコネクタ１０もまた日頃扱い慣れている通常品
を利用でき、この点からも気密の信頼性向上が期
待できる。
線貫通部は電線貫通部本体部に収納されるケーブ
ルを従来の同軸ケーブルにかえて、第３図に示す
ような導体６，６と、これを絶縁する酸化マグネ
シウム粉末等の無機絶縁体３５と、該無機絶縁体
３５のまわりに設けたステンレス等からなる金属
シース３６とにより構成される２心の導体６，６
を有するMIC７を用いているが、この理由は
MIC７の部分が短く、かつ特性インピーダンス
の面からもその値が同軸ケーブル２０に近いた
め、同軸ケーブル２０にかえてMIC７を用いて
も特性上支障がないためであるが、このように
MICを電線貫通部中央に配したことで、ケーブ
ルに関してはMIC７の導体６，６に接続される
コネクタ１０の導体１１，１１を気密シールする
だけでよく、複雑な断面構造を有する同軸ケーブ
ルを気密シールするより作業も容易で、それ故、
気密の信頼性も高い。また２心導体のMICを用
いるということは通常使用される規格品のMIC
を使用できることであり、それ故両端に接続され
るコネクタ１０もまた日頃扱い慣れている通常品
を利用でき、この点からも気密の信頼性向上が期
待できる。
前述の如く本発明によれば、電線貫通部本体中
に構造が複雑な同軸ケーブルにかえて、構造が単
純なMICを使用することにより、気密の信頼性
に優れた同軸ケーブル用電線貫通部を得ることが
できる。
に構造が複雑な同軸ケーブルにかえて、構造が単
純なMICを使用することにより、気密の信頼性
に優れた同軸ケーブル用電線貫通部を得ることが
できる。
第１図は本発明の同軸ケーブル用電線貫通部の
一実施例を示す一部縦断面図、第２図は本発明に
係る同軸ケーブルの横断面図、第３図は同じく本
発明に係るMICの横断面図である。 １……外筒、３……端板、７……MIC、１０
……コネクタ、１３……金属アイレツト、２０…
…同軸ケーブル、２１……中心導体、２３……外
部導体、３０……スリーブ、３１……絶縁物。
一実施例を示す一部縦断面図、第２図は本発明に
係る同軸ケーブルの横断面図、第３図は同じく本
発明に係るMICの横断面図である。 １……外筒、３……端板、７……MIC、１０
……コネクタ、１３……金属アイレツト、２０…
…同軸ケーブル、２１……中心導体、２３……外
部導体、３０……スリーブ、３１……絶縁物。
Claims (1)
- １ 外筒の両端に貫通孔を有する端板が気密に装
着され、該端板の貫通孔には金属管が外部に突出
して気密に装着され、かつ前記外筒が貫通壁に気
密に取付けられている電線貫通部であつて、該電
線貫通部内に収納されている２心の導体を有する
無機絶縁金属シースケーブルは、２心の導体を気
密構造にて絶縁するガラスまたはセラミツクから
なる絶縁体と、該絶縁体を気密構造にて内包し、
かつ前記金属管の外部端にその一端が気密に接続
される金属アイレツトとからなるコネクタとその
端末において各々導体同志が接続され、さらに前
記無機絶縁金属シースケーブルの端末に接続され
た前記コネクタの他端には、このコネクタの一方
の導体が中心導体と接続され、他方の導体が外部
導体と接続される同軸ケーブルが接続されてお
り、このコネクタと同軸ケーブルの接続部は前記
コネクタの金属アイレツトの他端に接続されてい
るスリーブにより収納され、かつ該スリーブ内側
には透湿性のない絶縁物が充填されていることを
特徴とする同軸ケーブル用電線貫通部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59006677A JPS60152218A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 同軸ケ−ブル用電線貫通部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59006677A JPS60152218A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 同軸ケ−ブル用電線貫通部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60152218A JPS60152218A (ja) | 1985-08-10 |
| JPH0219683B2 true JPH0219683B2 (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=11644990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59006677A Granted JPS60152218A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 同軸ケ−ブル用電線貫通部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60152218A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0516837Y2 (ja) * | 1987-06-23 | 1993-05-06 | ||
| JPH0510503Y2 (ja) * | 1987-06-23 | 1993-03-15 |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP59006677A patent/JPS60152218A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60152218A (ja) | 1985-08-10 |
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