JPH0510503Y2 - - Google Patents
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- JPH0510503Y2 JPH0510503Y2 JP1987096825U JP9682587U JPH0510503Y2 JP H0510503 Y2 JPH0510503 Y2 JP H0510503Y2 JP 1987096825 U JP1987096825 U JP 1987096825U JP 9682587 U JP9682587 U JP 9682587U JP H0510503 Y2 JPH0510503 Y2 JP H0510503Y2
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- Japan
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- liquefied gas
- tank
- cable
- pump motor
- submerged pump
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Landscapes
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は液化ガス運搬船タンク内のサブマージ
ドポンプモータに電力を供給する電力供給装置に
関するものである。
ドポンプモータに電力を供給する電力供給装置に
関するものである。
第4図は液化ガス運搬船の概略を示す断面図で
あり、図示するように液化ガス運搬船は、船体8
内に液化ガス2を収容する球形タンク1が配置さ
れており、該球形タンク1内にはタンクドーム3
が配設されており、該タンクドーム3の下部、即
ち球形タンク1の底部には液化ガス2を汲み揚げ
るサブマージドポンプモータ4が配設されてい
る。上記構成の液化ガス運搬船内において、サブ
マージドポンプモータ4に電力を供給するための
電力供給装置は、液化ガスが電力供給用ケーブル
内に浸透し、爆発する危険を防止するため電力供
給用ケーブルとして導電体を金属パイプに封入し
た構造のMIケーブル5を用い、該MIケーブル5
をグランド部7を通してタンクドーム3内に導
き、サブマージドポンプモータ4に接続した構成
である。
あり、図示するように液化ガス運搬船は、船体8
内に液化ガス2を収容する球形タンク1が配置さ
れており、該球形タンク1内にはタンクドーム3
が配設されており、該タンクドーム3の下部、即
ち球形タンク1の底部には液化ガス2を汲み揚げ
るサブマージドポンプモータ4が配設されてい
る。上記構成の液化ガス運搬船内において、サブ
マージドポンプモータ4に電力を供給するための
電力供給装置は、液化ガスが電力供給用ケーブル
内に浸透し、爆発する危険を防止するため電力供
給用ケーブルとして導電体を金属パイプに封入し
た構造のMIケーブル5を用い、該MIケーブル5
をグランド部7を通してタンクドーム3内に導
き、サブマージドポンプモータ4に接続した構成
である。
MIケーブル5はその断面構造が第5図に示す
ように、芯線となる導電体21を酸化マグネシユ
ーム(MgO)22で被覆し、導電体21及び酸
化マグネシユーム22を銅パイプ23に封入した
構造である。
ように、芯線となる導電体21を酸化マグネシユ
ーム(MgO)22で被覆し、導電体21及び酸
化マグネシユーム22を銅パイプ23に封入した
構造である。
しかしながら上記従来の電力供給装置は、液化
ガスが電力供給用ケーブル内に浸透し、爆発する
危険を防止するため、銅パイプ23内に導電体2
1及び酸化マグネシユーム22を封じ込めた構造
の柔軟性に欠けるMIケーブル5を用いているか
ら、その敷設作業、メンテナンス等において非常
に困難な問題があつた。
ガスが電力供給用ケーブル内に浸透し、爆発する
危険を防止するため、銅パイプ23内に導電体2
1及び酸化マグネシユーム22を封じ込めた構造
の柔軟性に欠けるMIケーブル5を用いているか
ら、その敷設作業、メンテナンス等において非常
に困難な問題があつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上
記問題点を除去し、敷設作業、メンテナンス等が
容易で且つ信頼性の高い液化ガス運搬船用サブマ
ージドポンプモータの電力供給装置を提供するこ
とにある。
記問題点を除去し、敷設作業、メンテナンス等が
容易で且つ信頼性の高い液化ガス運搬船用サブマ
ージドポンプモータの電力供給装置を提供するこ
とにある。
上記問題点を解決するため本考案は、超低温液
化ガス運搬船に備え付けられた液化ガス収容用タ
ンク内に配置され上端が該タンクを貫通し上方に
突出するタンクドームと、該タンクドーム下部に
配置されタンク内の液化ガスを汲み揚げるサブマ
ージド型ポンプモータと、該サブマージド型ポン
プモータに該タンクドーム内を通り電力を供給す
る電力ケーブルとを具備するる電力供給装置にお
いて、前記電力ケーブルに中心導電体の外周に絶
縁材からなる被覆層を形成し、その外周に金属編
組の被覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブ
ルケーブルを使用すると共に、該フレキシブルケ
ーブルがタンクドームの前記タンク上部に突出し
た部分から外部に出る引出部を気密性のある引出
口構造としたことを特徴とする。
化ガス運搬船に備え付けられた液化ガス収容用タ
ンク内に配置され上端が該タンクを貫通し上方に
突出するタンクドームと、該タンクドーム下部に
配置されタンク内の液化ガスを汲み揚げるサブマ
ージド型ポンプモータと、該サブマージド型ポン
プモータに該タンクドーム内を通り電力を供給す
る電力ケーブルとを具備するる電力供給装置にお
いて、前記電力ケーブルに中心導電体の外周に絶
縁材からなる被覆層を形成し、その外周に金属編
組の被覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブ
ルケーブルを使用すると共に、該フレキシブルケ
ーブルがタンクドームの前記タンク上部に突出し
た部分から外部に出る引出部を気密性のある引出
口構造としたことを特徴とする。
液化ガス運搬船用サブマージドポンプモータの
電力供給装置を上記の如く構成することにより、
電力供給用ケーブル可撓性を有するフレキシブル
ケーブルを使用しているから、その敷設作業及び
メンテナンス等が容易となる。また、フレキシブ
ルケーブルが前記タンクを貫通し船上に出る引出
部を気密性を有する引出口構造とするので、フレ
キシブルケーブルに液化ガスが浸透してもタンク
外に液化ガスが排出されたり、タンク内に外気等
が侵入することなく引火及び爆発の危険はなく極
めて信頼性の高いものとなる。
電力供給装置を上記の如く構成することにより、
電力供給用ケーブル可撓性を有するフレキシブル
ケーブルを使用しているから、その敷設作業及び
メンテナンス等が容易となる。また、フレキシブ
ルケーブルが前記タンクを貫通し船上に出る引出
部を気密性を有する引出口構造とするので、フレ
キシブルケーブルに液化ガスが浸透してもタンク
外に液化ガスが排出されたり、タンク内に外気等
が侵入することなく引火及び爆発の危険はなく極
めて信頼性の高いものとなる。
また、電力ケーブルに中心導電体の外周に絶縁
材からなる被覆層を形成し、その外周に金属編組
の被覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブル
ケーブルを使用するので、MIケーブルと異なり、
液化ガスは外周にこの金属編組の被覆を通して浸
入するが、例えば、液化運搬船がドツク入りした
時などタンク内を大気に開放した場合、該ケーブ
ルが外気に触れるとこの浸入した液化ガスは直ち
に蒸発して排出されるから、MIケーブルのよう
に金属パイプ内に液化ガスが残り、この残つた液
化ガスが引火したり、爆発する等の危険がなくな
る。
材からなる被覆層を形成し、その外周に金属編組
の被覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブル
ケーブルを使用するので、MIケーブルと異なり、
液化ガスは外周にこの金属編組の被覆を通して浸
入するが、例えば、液化運搬船がドツク入りした
時などタンク内を大気に開放した場合、該ケーブ
ルが外気に触れるとこの浸入した液化ガスは直ち
に蒸発して排出されるから、MIケーブルのよう
に金属パイプ内に液化ガスが残り、この残つた液
化ガスが引火したり、爆発する等の危険がなくな
る。
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る液化ガス運搬船用サブマ
ージドポンプモータの電力供給装置を使用した液
化ガス運搬船の概略を示す断面図である。同図に
おいて、第4図と同一符号を付した部分は同一又
は相当部分を示す。
ージドポンプモータの電力供給装置を使用した液
化ガス運搬船の概略を示す断面図である。同図に
おいて、第4図と同一符号を付した部分は同一又
は相当部分を示す。
超低温液化ガス運搬船の船体8に備え付けられ
た球形タンク1内に配置されたタンクドーム3の
底部には液化ガス2を汲み揚げるためのサブマー
ジドポンプモータ4が配置されており、該サブマ
ージドポンプモータ4にはフレキシブルケーブル
10が接続されている。また、フレキシブルケー
ブル10がタンクドーム3から船上に出る引出部
には気密性を有する特殊な引出口構造9となつて
いる。
た球形タンク1内に配置されたタンクドーム3の
底部には液化ガス2を汲み揚げるためのサブマー
ジドポンプモータ4が配置されており、該サブマ
ージドポンプモータ4にはフレキシブルケーブル
10が接続されている。また、フレキシブルケー
ブル10がタンクドーム3から船上に出る引出部
には気密性を有する特殊な引出口構造9となつて
いる。
フレキシブルケーブル10は第2図にその断面
構造を示すように、導電体101の周囲に順次遮
蔽材102、ポリエステル材等の絶縁被覆10
3、テフロン材等の外装104、ステンレス材等
からなる金属編組105を施した構造である。
構造を示すように、導電体101の周囲に順次遮
蔽材102、ポリエステル材等の絶縁被覆10
3、テフロン材等の外装104、ステンレス材等
からなる金属編組105を施した構造である。
上記断面構造のフレキシブルケーブル10は液
化ガスがケーブル内に浸透するが、MIケーブル
のように導電体及びその絶縁材を金属パイプに閉
じ込める構造でないので、ケーブルに可撓性があ
る。
化ガスがケーブル内に浸透するが、MIケーブル
のように導電体及びその絶縁材を金属パイプに閉
じ込める構造でないので、ケーブルに可撓性があ
る。
第3図は引出口構造9の一例を示す断面図であ
り、引出口構造9はタンクドーム3に取付られた
座31に引出口キヤツプ32がボルト33とナツ
ト34で締め付けた構造であり、該引出口キヤツ
プ32内で導体棒35の両端にフレキシブルケー
ブル10の端部が接続された構造である。また、
導体棒35の端部にはガラス繊維材からなる積層
板38にエポキシ系の樹脂材36,37を充填し
て固定し、該積層板38と引出口キヤツプ32で
囲まれた空間に絶縁性の充填材を充填している。
また、積層板38はボルト42で引出口キヤツプ
32に固定されており、船上に導かれるフレキシ
ブルケーブル10はケーブルグランドで引出口キ
ヤツプ32に締め付け固定されている。なお、図
中41は断熱材である。
り、引出口構造9はタンクドーム3に取付られた
座31に引出口キヤツプ32がボルト33とナツ
ト34で締め付けた構造であり、該引出口キヤツ
プ32内で導体棒35の両端にフレキシブルケー
ブル10の端部が接続された構造である。また、
導体棒35の端部にはガラス繊維材からなる積層
板38にエポキシ系の樹脂材36,37を充填し
て固定し、該積層板38と引出口キヤツプ32で
囲まれた空間に絶縁性の充填材を充填している。
また、積層板38はボルト42で引出口キヤツプ
32に固定されており、船上に導かれるフレキシ
ブルケーブル10はケーブルグランドで引出口キ
ヤツプ32に締め付け固定されている。なお、図
中41は断熱材である。
引出口構造9を上記の如く構成することによ
り、タンクドーム3内と外部とは気密性を保つて
完全に遮断されことになる。
り、タンクドーム3内と外部とは気密性を保つて
完全に遮断されことになる。
液化ガス運搬船用サブマージドポンプモータの
電力供給装置を上記の如く構成することにより、
電力供給用ケーブルとし可撓性を有するフレキシ
ブルケーブル10を使用するので、その敷設作業
及びメンテナンス等が容易となる。また、フレキ
シブルケーブル10がタンクドーム3を貫通し船
上に出る引出部を気密性を有する引出口構造とす
るので、タンクドーム3内でフレキシブルケーブ
ル10に液化ガスが浸透してもタンク外に液化ガ
スが排出されたり、タンク内に外気等が侵入する
ことなく引火及び爆発の危険はない。また、フレ
キシブルケーブル10はケーブル内に液化ガスが
侵入しても外気にさらと直ちに蒸発して排出され
るので、フレキシブルケーブル10内に液化ガス
が残るという心配もない。
電力供給装置を上記の如く構成することにより、
電力供給用ケーブルとし可撓性を有するフレキシ
ブルケーブル10を使用するので、その敷設作業
及びメンテナンス等が容易となる。また、フレキ
シブルケーブル10がタンクドーム3を貫通し船
上に出る引出部を気密性を有する引出口構造とす
るので、タンクドーム3内でフレキシブルケーブ
ル10に液化ガスが浸透してもタンク外に液化ガ
スが排出されたり、タンク内に外気等が侵入する
ことなく引火及び爆発の危険はない。また、フレ
キシブルケーブル10はケーブル内に液化ガスが
侵入しても外気にさらと直ちに蒸発して排出され
るので、フレキシブルケーブル10内に液化ガス
が残るという心配もない。
なお、第2図に示すフレキシブルケーブル10
の断面構造及び第3図に示す引出口構造9は、本
考案のフレキシブルケーブル及び引出口構造の一
構成例を示す図であり、本考案に用いるフレキシ
ブルケーブル及び引出口構造はこれに限定される
ものではない。
の断面構造及び第3図に示す引出口構造9は、本
考案のフレキシブルケーブル及び引出口構造の一
構成例を示す図であり、本考案に用いるフレキシ
ブルケーブル及び引出口構造はこれに限定される
ものではない。
以上説明したように本考案によれば下記のよう
な優れた効果が得られる。
な優れた効果が得られる。
電力ケーブルに可撓性を有するフレキシブル
ケーブルを使用するから、該電力ケーブルの敷
設作業及びサブマージド型ポンプモータの点検
修理において該電力ケーブルを接続したり外し
たりする等のメンテナンスの作業が容易とな
る。
ケーブルを使用するから、該電力ケーブルの敷
設作業及びサブマージド型ポンプモータの点検
修理において該電力ケーブルを接続したり外し
たりする等のメンテナンスの作業が容易とな
る。
また、フレキシブルケーブルがタンクドーム
のタンク上部に突出した部分から外部に出る引
出部を気密性のある引出口構造とするので、こ
こからタンク内の液化ガスが外に排出された
り、タンク内に外気等が浸入する等引火及び爆
発の原因となる事象を排除し、信頼性の高い電
力供給装置が提供できる。
のタンク上部に突出した部分から外部に出る引
出部を気密性のある引出口構造とするので、こ
こからタンク内の液化ガスが外に排出された
り、タンク内に外気等が浸入する等引火及び爆
発の原因となる事象を排除し、信頼性の高い電
力供給装置が提供できる。
電力ケーブルに中心導体の外周に絶縁材から
なる被覆層を形成し、その外周に金属編組の被
覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブルケ
ーブルを使用するので、液化ガスは外周に金属
編組の被覆を通して浸入するが、例えば液化運
搬船がドツク入りしタンク内が大気に開放され
た場合等タンク内にあるケーブルが大気にふれ
た場合、この電力ケーブルの金属編組を通して
浸入した液化ガスは直ちに蒸発して排出される
から液化ガスが電力ケーブル内に残るというこ
とがなく、MIケーブルのように電力ケーブル
内に残つた液化ガスに引火したり爆発したりす
る危険がなくなる。
なる被覆層を形成し、その外周に金属編組の被
覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブルケ
ーブルを使用するので、液化ガスは外周に金属
編組の被覆を通して浸入するが、例えば液化運
搬船がドツク入りしタンク内が大気に開放され
た場合等タンク内にあるケーブルが大気にふれ
た場合、この電力ケーブルの金属編組を通して
浸入した液化ガスは直ちに蒸発して排出される
から液化ガスが電力ケーブル内に残るというこ
とがなく、MIケーブルのように電力ケーブル
内に残つた液化ガスに引火したり爆発したりす
る危険がなくなる。
第1図は本考案に係る液化ガス運搬船用サブマ
ージドポンプモータの電力供給装置を使用した液
化ガス運搬船の概略を示す断面図、第2図はフレ
キシブルケーブルの断面図、第3図は引出口構造
の断面図、第4図は従来の電力供給装置を具備す
る液化ガス運搬船の概略を示す断面図、第5図は
MIケーブルの断面図である。 図中、1……球形タンク、2……液化ガス、3
……タンクドーム、4……サブマージドポンプモ
ータ、5……MIケーブル、8……船体、9……
引出口構造、10……フレキシブルケーブル。
ージドポンプモータの電力供給装置を使用した液
化ガス運搬船の概略を示す断面図、第2図はフレ
キシブルケーブルの断面図、第3図は引出口構造
の断面図、第4図は従来の電力供給装置を具備す
る液化ガス運搬船の概略を示す断面図、第5図は
MIケーブルの断面図である。 図中、1……球形タンク、2……液化ガス、3
……タンクドーム、4……サブマージドポンプモ
ータ、5……MIケーブル、8……船体、9……
引出口構造、10……フレキシブルケーブル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 超低温液化ガス運搬船に備え付けられた液化ガ
ス収容用タンク内に配置され上端が該タンクを貫
通し上方に突出するタンクドームと、該タンクド
ーム下部に配置され、前記タンク内の液化ガスを
汲み揚げるサブマージド型ポンプモータと、該サ
ブマージド型ポンプモータに該タンクドーム内を
通り電力を供給する電力ケーブルとを具備する電
力供給装置において、 前記電力ケーブルに中心導電体の外周に絶縁材
からなる被覆層を形成し、その外周に金属編組の
被覆を施した構成の可撓性のあるフレキシブルケ
ーブルを使用すると共に、 該フレキシブルケーブルが前記タンクドームの
前記タンク上部に突出した部分から外部に出る引
出部を気密性のある引出口構造としたことを特徴
とする液化ガス運搬船用サブマージドポンプモー
タの電力供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987096825U JPH0510503Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987096825U JPH0510503Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS642517U JPS642517U (ja) | 1989-01-09 |
JPH0510503Y2 true JPH0510503Y2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=31321938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987096825U Expired - Lifetime JPH0510503Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510503Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005521589A (ja) * | 2002-03-28 | 2005-07-21 | クバエルネル マサ − ヤーズ オサケ ユキチュア | 船舶の重量を減らし、長手強度を最適化する方法及び装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100948987B1 (ko) | 2007-10-29 | 2010-03-23 | 대우조선해양 주식회사 | Lng선 리퀴드 돔의 카고 밸브 배치 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191414A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-30 | 住友電気工業株式会社 | 極低温電線・ケ−ブル用の構築物貫通気密装置 |
JPS60152218A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-10 | 古河電気工業株式会社 | 同軸ケ−ブル用電線貫通部 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433269Y2 (ja) * | 1971-03-08 | 1979-10-13 | ||
JPS5414966Y2 (ja) * | 1974-03-22 | 1979-06-19 |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP1987096825U patent/JPH0510503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191414A (ja) * | 1983-04-12 | 1984-10-30 | 住友電気工業株式会社 | 極低温電線・ケ−ブル用の構築物貫通気密装置 |
JPS60152218A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-10 | 古河電気工業株式会社 | 同軸ケ−ブル用電線貫通部 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005521589A (ja) * | 2002-03-28 | 2005-07-21 | クバエルネル マサ − ヤーズ オサケ ユキチュア | 船舶の重量を減らし、長手強度を最適化する方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS642517U (ja) | 1989-01-09 |
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