JPH02194917A - 熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置 - Google Patents

熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置

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Publication number
JPH02194917A
JPH02194917A JP1014034A JP1403489A JPH02194917A JP H02194917 A JPH02194917 A JP H02194917A JP 1014034 A JP1014034 A JP 1014034A JP 1403489 A JP1403489 A JP 1403489A JP H02194917 A JPH02194917 A JP H02194917A
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JP
Japan
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roll
sheet
thickness
change
molten resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP1014034A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Demura
出村 公明
Kunihiko Otaki
大滝 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP1014034A priority Critical patent/JPH02194917A/ja
Publication of JPH02194917A publication Critical patent/JPH02194917A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、熱可塑性樹脂シートの押出成形時に
おける駆付は用ロールのロール間隙と、ロール回転速度
とを自動的に変更して前記のシートの板厚を変更する装
置に関する。
〔従来の技術〕
グイから押出された溶融樹脂シートを冷却固化すると同
時に、板表面の光沢を良くする従来の駆付は用の装置は
、第2図に示すように、例えば3本illの上ロール3
0、中ロール3L 下ロール32を垂直方向に配列し、
図示しない駆動装置により、前記した3本のロール30
.31.32と図示しない引取装置に取付けられた引取
ロールとが回転するようにされる。また、上ロール30
と下ロール32とは、その両端の軸受部38.40を図
示しないシリンダ装置によって移動させ上下方向には固
定される中ロール31に圧着することができ、更に、上
ロール30と中ロール31との間隙及び下ロール32と
中ロール31との間隙をそれぞれ模型ロール間隙調整装
置35゜36を手動あるいはモータ等を用いて進退させ
ることによって任意の間隙に調整が可能となっている。
なお、33はグイ、37は上ロール30の軸受部38、
中ロール31の軸受部39及び下ロール32の軸受部4
0を支持するフレームである。
ダイ33から押出された溶融樹脂は中ロール31と下ロ
ール32の間で樹脂溜り(以下バンクという)34をロ
ール全幅に亘ってほぼ均一に形成させ、ロール間で圧延
しながらシート表面を平滑にするとともにロール表面に
密着させて冷却し、中ロール31をほぼ半周した後、上
ロール30をほぼ半周して、その間にシート面を転写す
るとともに冷却固化して艶付けを完了し板厚みを決定し
て、前記ダイ33の前方(図中左方向)に設けられた図
示しない引取装置に引取られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したような装置においては、押出量一定で連続運転
中にシート板厚みを変更する必要が生じるが、このよう
なシート板厚みの変更を行う際には、例えば、板厚みを
薄いものから厚いものに変更する場合ロール回転数をロ
ール回転数制御装置を用いて下げ、かつ模型ロール間隙
調整装置35゜36を押し込むことにより、ロール間隙
を広げる操作が必要になる。また、板厚みを厚いものか
ら薄いものに変更する場合は、前記の操作の逆、すなわ
ち、ロール回転数を上昇させ、かつロール間隙を狭(す
る操作が必要となる。
前記した、板厚み変更操作は、従来においては、手動操
作で行われており、中ロール31と下ロール32の間に
ロール全幅にわたって均一に形成されていたバンク34
の安定性が失われ、バンクマーク。
ヒケ等によるシート表面への欠陥が発生し製品収率が著
しく悪くなり、最悪の場合は樹脂のロールからの離脱や
、ロールへの巻き付き等の発生により、ラインの停止を
余儀なくされることが多い。
また、前記板厚み変更操作を段階的に徐々に行い、バン
クの安定性を維持しながら板厚みの変更を行うとしても
、ロール回転数の変更幅の設定及びロール間隙調整用の
楔の送り量の設定は経験に頼らざるを得なく、その調整
に長時間を要し製品収率の悪化を招くという問題がある
そこで、バンクの安定性を維持したま−1いかにして板
厚み変更の操作を行い、製品収率の低下を最少にとどめ
るかを鋭意検討した結果、本発明を得たものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記従来技術の諸欠点を解消すべく検討の結
果得られたもので、複数本配列されたロールと、該ロー
ル間にシート状の溶融樹脂を供給するダイとを備え、前
記シート状溶融樹脂の厚みを設定する手段と、該設定さ
れた値となるように、前記のそれぞれのロール感激とロ
ール回転数とを同調させる手段とを備えたことを特徴と
する熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置を提供する
ものである。
〔作用〕
複数本が配列されたロール間にダイからシート状の溶融
樹脂を連続的に供給しながら、前記のシート板厚みを変
更するのに、前記したロール間隙とロール回転速度の同
調させながら、所望の値に変更させることによって、シ
ートの板厚を自動的に変更するようにしたものである。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は固定状態とされた中ロールで、咳
中ロール1の上、下にそれぞれ上ロール2及び下ロール
3が配設され、これら中ロール1、上ロール2及び下ロ
ール3は、フレーム4.4にそれぞれのロール1,2.
3の両端軸受部5,6及び7に支持され回転自在とされ
るとともに、前記上ロール2の軸受部6及び下ロール3
の軸受部7は図示しないシリンダ装置等によって中ロー
ル1に圧着するようにされる。8.9及び10はそれぞ
れ、中ロール1、上ロール2及び下ロール3を駆動する
駆動モータである。
11は押出機(図示しない)から押出される溶融樹脂1
2のシートを押出すダイであり、12′は下ロール3と
中ロール1との間で両ロール1.3のロール幅全体に亘
ってほぼ均一に形成されたバンクであり、13は前記フ
レーム4.4に支持されて下ロール3と中ロール1との
間隙を調整する下部模型ロール間隙調整装置で、14は
同様にフレーム4゜4に支持された上ロール2と中ロー
ル1との間隙を調整する上部模型ロール間隙調整装置で
あり、15は前記下部模型ロール間隙調整装置13を駆
動する下部楔移動用モータ、16は上部模型ロール間隙
調整装置14を駆動する上部校移動用モータであり、こ
れら下部横移動用モータ15及び上部楔移動用モータ1
6を駆動して下部及び上部模型ロール間隙調整装置13
及び14を進退させて、それぞれのロール間隙を調整す
るものであり、また、図示した、下部及び上部模型ロー
ル間隙調整装置13及び14、更に下部及び上部横移動
用モータについては、各ロール1,2.3の反射側の軸
受部にも同様な機能を有する装置が設置されている。
17は板厚み設定器、18は演算器で、該演算器18に
おいて、前記板厚み設定器17に入力された板厚み変更
量と変更時間を板厚み変更量に分割するとともに、設定
された時間で、板厚み変更が完了するように、回転数指
令装置19へ信号を出力する。
20は、中ロール2の駆動モータ8を制御する中ロール
モータ制御盤、21は上ロール2の駆動モータ9を制御
する上ロールモータ制御盤、22は下ロール3の駆動モ
ータ10を制御する制御盤であり、これら制御盤20.
21.22は、前記した回転数指令装置工9より出され
た回転数変更指令を受けてそれぞれのロール駆動モータ
8,9.10の回転数を制御するものである。
23は、上ロール2と中ロール1との間隙を調整するた
めの上部模型ロール間隙調整装置14を駆動する上部横
移動用モータ16を制御する上部模移動用モータ制御盤
であり、24は、下部ロール3と中ロール1との間隙を
調整するための下部模型ロール間隙調整装置13を駆動
する下部楔移動用モータ15を制御する下部楔移動用モ
ータ制御盤であり、これら、上及び下部楔移動用モータ
制御盤23.24は、前記した回転数指令装置19から
の指令により、上部及び下部模型ロール間隙調整装置1
4.13を各ロール間の所望の位置に進退させるための
回転数指令を出す。
25、26は引取ロールであり、27は前記引取ローラ
25を駆動する駆動モータであり、該駆動モータ27を
制御する引取ロールモータ制御盤28は、前記の中ロー
ルモータ制御盤20と接続してあり、中ロール1の回転
数が変化すると引取ロール25の回転数も変化するよう
にしである。また29は駆動モータ27と引取ロール2
5とに懸回したベルトである。
本発明の実施例は、前述したように構成されるもので、
図示しない押出機より押出される熔融樹脂をダイ11に
てシート状に押出し、該シート状の溶融樹脂12が下ロ
ール3と中ロール1との間でバンク12’を前記ロール
の全幅に亘ってほぼ均一に形成され、下ロール3と中ロ
ールlで圧延しながらシート表面を平滑にするとともに
、ロール表面に密着させ冷却し中ロール1をほぼ半周し
た後、上ロール2をほぼ半周して、その間にシート面を
転写するとともに冷却固化して艶付けを完了し板厚みを
決定して、その下流に設置しである引取ロール25.2
6に引取られるようになっている。
そして、上記した作業中において、シート状溶融樹脂の
厚みを変更する必要が生じ、板厚みを変更する際には、
板厚み設定器17に板厚みの変更量と変更時間を入力す
る。演算器18において板厚みの変更量を分割するとと
もに、設定された時間で板厚み変更が完了するように回
転数指令装置19へ信号を出力すると、回転数指令装置
19は、上ロール2の駆動モータ9を制御する上ロール
モータ制御盤21及び中ロール1の駆動モータ8を制御
する中ロールモータ制御盤20及び下ロール3の駆動モ
ータ10を制御する下ロールモータ制御盤22へ回転数
変更指令を出すとともに、上ロール2と中ロール1との
間隙を調整するための上部模型ロール間隙調整装置14
を駆動するための上部模移動用モータ16を制御する上
部楔移動用モータ制御盤23と、中ロール1と下ロール
3との間隙を調整するための下部模型ロール間隙調整装
置13を駆動するための下部楔移動用モータ15を制御
する下部横移動用モータ制御盤24へ上部及び下部模型
ロール間隙調整装置14.13をそれぞれ所望の位置へ
移動させるための回転指令を出す。このようにして、設
定された板厚みとなるように、各ロール1,2.3の回
転数及びそれぞれのロール間隙を同調させながら変更し
、ダイ11からシート状溶融樹脂を連続供給しながら所
望の板厚みに自動的に変更が可能となるものである。
そして、前記の中ロール1の回転数の変更により、引取
ロール25を駆動するための駆動モータ27を制御する
引取ロールモータ制御盤28は、前記の中ロール1の回
転数を制御する中ロールモータ制御盤20と接続しであ
るので、前記の中ロール1の回転数が変更されると、引
取ロール25の回転数も変更され、引取り速度もシート
の板厚みの変更に対応できるものである。
上述したように、連続運転中の熱可塑性樹脂シートの板
厚み変更は、板厚みの変更量を最適な変更時間を設定す
るだけで自動的に行うことが可能となり、従来、変更操
作とバンクの安定化再現のための平均で30分を要して
いた1111fflの板厚み変更が本実施例の装置を用
い変更時間の最適化を行ったところ、1分でバンクの安
定性を維持したま\シートの板厚み変更が可能であった
なお、本実施例においては、シートの駆付はロールにつ
いて説明したが、シートの板厚みの変更は駆付はロール
に限定されるものでなく一般のロールによる板厚みの変
更にも可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、熱可塑性樹脂シートの板厚みを変更す
る際に、板厚みの変更量と最適な変更時間を設定すれば
、ロール間隙とロール回転数を同調させながら、所望の
板厚みに変更が可能であり、しかもこのとき、ロール全
幅に均一に形成されているバンクを崩すことなく、前記
のロール間隙とロール回転数を自動的に変更できるため
、これまで経験に顛らざるを得なかった板厚みの変更操
作を省力化、宏量化できるとともに製品収率を向上させ
、安定した品質の熱可塑性樹脂シートを得ることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す装置の構成を示す説明図
、第2図は従来装置の要部の概略説明図である。 1:中ロール   2:上ロール 3:下ロール 8.9,10:各ロールの駆動モータ 11:ダ イ    12:溶融樹脂 12′:バンク 13.14:模型ロール間隙調整装置 15.16F楔移動用モータ 17:板厚み設定器 18;演算器 19:回転数指令器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数本配列されたロールと、該ロール間にシート状の溶
    融樹脂を供給するダイとを備え、前記シート状溶融樹脂
    の厚みを設定する手段と、該設定された値となるように
    、前記のそれぞれのロール間隙とロール回転数とを同調
    させる手段とを備えたことを特徴とする熱可塑性樹脂シ
    ートの板厚自動変更装置。
JP1014034A 1989-01-25 1989-01-25 熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置 Pending JPH02194917A (ja)

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JP1014034A JPH02194917A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置

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JP1014034A JPH02194917A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置

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Publication Number Publication Date
JPH02194917A true JPH02194917A (ja) 1990-08-01

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ID=11849859

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JP1014034A Pending JPH02194917A (ja) 1989-01-25 1989-01-25 熱可塑性樹脂シートの板厚自動変更装置

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JP (1) JPH02194917A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5529730A (en) * 1992-09-15 1996-06-25 Gross; Heinz Methods and apparatus for controlling the bead height in a plastic web extruder
US5639404A (en) * 1994-09-27 1997-06-17 Roehm Gmbh Chemische Fabrik Method and apparatus for preparing thermoplastic sheets, films, and plates
KR100693967B1 (ko) * 2005-05-23 2007-03-12 도시바 기카이 가부시키가이샤 시트 형성 장치 및 롤러 간극 제어 방법
JP2016078256A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 住友ゴム工業株式会社 ゴムストリップの製造装置

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US5639404A (en) * 1994-09-27 1997-06-17 Roehm Gmbh Chemische Fabrik Method and apparatus for preparing thermoplastic sheets, films, and plates
KR100693967B1 (ko) * 2005-05-23 2007-03-12 도시바 기카이 가부시키가이샤 시트 형성 장치 및 롤러 간극 제어 방법
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