JPH0219433Y2 - - Google Patents

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JPH0219433Y2
JPH0219433Y2 JP1986193649U JP19364986U JPH0219433Y2 JP H0219433 Y2 JPH0219433 Y2 JP H0219433Y2 JP 1986193649 U JP1986193649 U JP 1986193649U JP 19364986 U JP19364986 U JP 19364986U JP H0219433 Y2 JPH0219433 Y2 JP H0219433Y2
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fluid pressure
lid
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storage container
outdoor
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Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えばアスフアルト合材生産ライ
ンにおける屋外骨材貯蔵装置に関する。 (従来の技術) 一般にアスフアルト合材生産ラインにおける屋
外骨材貯蔵容器の多くは、上部が開口しており、
この開口部に上方から舗装道路の維持、修繕工事
によつて発生するアスフアルト廃材から得られる
骨材および新規の骨材を投入する方式をとつてい
る。このような貯蔵容器内の骨材を用いてアスフ
アルト合材を生産する場合、次表に示すように、
骨材の含水比が上昇するに従い、アスフアルト合
材の生産能力が低下する傾向がある。
【表】 (考案が解決しようとする問題点) このため、上述した従来の上部が開口したまま
の貯蔵容器では、例えば降雨時には内部に雨が入
り込み、この結果骨材の含水比が上昇してアスフ
アルト合材の生産能力が低下するという問題があ
る。 この対策として、降雨状態となつたら、骨材投
入用開口部をビニールシートなどで覆うことが考
えられるが、雨が降りだしてからシートを被せる
までには時間がかかり、特に夜間など周囲に人が
いないような場合には雨水の入り込む量が多くな
つて骨材の含水比上昇を防止できない不具合があ
る。 この考案は上記のような問題に着目してなされ
たもので、降雨状態となつて、例えば夜間のよう
に周囲に人がいないような場合であつても屋外貯
蔵容器の骨材投入用開口部から雨が入り込まない
ようにして、骨材の含水比の上昇を抑え、アスフ
アルト合材の生産能力を向上させた屋外骨材貯蔵
装置の提供を目的とする。 [考案の構成] (問題点を解決するための手段) この目的を達成させるためにこの考案は、上部
に骨材投入用開口部を備えた屋外貯蔵容器に、前
記投入用開口部を開閉可能にする蓋体を設け、蓋
体の両側部のほぼ中央部に一端を固定し他端を屋
外貯蔵容器側の両側部に回転可能に装着した一対
の支持アームを設け、蓋体と屋外貯蔵容器との間
の支持アームの所定部位に流体圧シリンダのピス
トンロツド先端を取り付けると共に、流体圧シリ
ンダのシリンダ本体を屋外貯蔵容器側に装着し、
この流体圧シリンダに電磁弁を介して流体圧供給
手段を接続し、屋外には雨滴を検知する降雨セン
サを設けてこの降雨センサが雨滴を検知したとき
には電磁弁を作動させて流体圧供給手段により流
体圧シリンダに流体を供給し蓋体を閉塞させる制
御手段を設ける構成とした。 (作用) 晴天時などには蓋体を開放して骨材を自然乾燥
させ、この状態から降雨状態となると、その雨滴
を降雨センサが検出して検出信号は制御手段に出
力され、これにより制御手段は電磁弁を開弁して
流体圧供給手段から流体が流体圧シリンダに供給
される。この結果、流体圧シリンダのピストンロ
ツドがシリンダ本体内に入り込むべく移動して支
持アームが回動し、これとともに蓋体は開放状態
から閉塞状態となつて貯蔵容器内の骨材が雨に晒
されることがなくなる。 (実施例) 以下、図面に基づきこの考案の一実施例を説明
する。 アスフアルト合材の生産用に用いる骨材の貯蔵
容器1は、第1図に示すように、土台3上に立設
された支柱5の上部に支持されている。この貯蔵
容器1は下部側が先細となる四角錐形状を呈して
おり、上端部に骨材を投入する投入用開口部7
が、下端部には内部に貯蔵された骨材を排出する
排出用開口部9がそれぞれ形成されている。排出
用開口部9には図示していないが開閉装置が設け
られている。 このような貯蔵容器1は、第1図の紙面に直交
する方向に、第2図に示すように、6つ直列に並
べられており、これらの貯蔵容器1の下方には、
排出用開口部9から排出された骨材を受けて次工
程まで搬送する搬送ベルト装置11が第2図中で
左右方向に延長して設けられている。 貯蔵容器1の上方には、投入用開口部7を開閉
可能にする蓋体13が設けられている。蓋体13
は上面が凸面状となるよう円弧状に湾曲してお
り、すべての貯蔵容器1の投入用開口部7を開閉
できるように貯蔵容器1の配列方向に延長されて
いる。 上記蓋体13の長手方向両端部の略中央には、
支持アーム15の一端が固定され、支持アーム1
5の他端は第2図中の左右両端の貯蔵容器1の各
上側部に回転可能に装着されている。一方、第2
図中で左右両端の貯蔵容器1を支持する支柱5の
上部に、流体圧シリンダとしてのエアシリンダ1
7のシリンダ本体17a端部が回転可能に取付け
られ、エアシリンダ17のピストンロツド19先
端は前述した支持アーム15の略中央部位に回転
可能に取付けられている。上記ピストンロツド1
9がシリンダ本体17a内に収納されているとき
は、蓋体13は第1図の実線で示す位置にあつて
投入用開口部7を閉塞し、シリンダ本体17aか
ら突出したときには、蓋体13は第1図の二点鎖
線で示す位置にあつて投入用開口部7を開放す
る。また貯蔵容器1の第1図中で左側上端には支
持片21が設けられ、蓋体13の閉塞時に蓋体1
3は支持片21に当接支持される。 上記エアシリンダ17には、第3図に示すよう
に、電磁弁23を介して流体圧供給手段としての
エアポンプ25が接続され、更にエアポンプ25
には例えばマイクロコンピユータからなる制御手
段を含むジヤンクシヨンボツクス27を介して電
源29および降雨センサ31が接続されている。
ジヤンクシヨンボツクス27には自動・手動切替
スイツチが設けられている。このようなエアシリ
ンダ17は、降雨時等骨材が水に晒される恐れの
あるときはピストンロツド19が収納されて蓋体
13を閉塞させる一方、晴天時等骨材が水に晒さ
れる恐れのないときはピストンロツド19が突出
して蓋体13を開放させる。 このような構成において、晴天時などには第1
図中2点鎖線図示のように、蓋体13を開放して
おき、貯蔵容器1内の骨材を自然乾燥させる。そ
して、ジヤンクシヨンボツクス27の自動・手動
切替スイツチを自動に設定した場合については、
降雨センサ31が降雨等を検知すると、電磁弁2
3が作動してエアシリンダ17とエアポンプ25
とを連通状態にすると共に、エアポンプ25が作
動してエアがシリンダ本体17a内に供給され
る。この結果、ピストンロツド19がシリンダ本
体17a内に入り込むべく移動し、これに伴つて
支持アーム15が第1図中で反時計方向に回動し
て蓋体13も同方向に移動して第1図中の実線図
示のような閉塞状態となる。電磁弁23は、この
蓋体13の開放状態から閉塞状態までの所定時間
後エアシリンダ17とエアポンプ25との連通を
遮断し、またエアポンプ25は停止して蓋体13
の閉塞状態を維持する。これにより、貯蔵容器1
内に収納されている骨材が雨に漏れるようなこと
がなくなり、アスフアルト合材の生産能力の低下
が防止される。 このように、蓋体13の閉塞は降雨センサ31
が降雨を検知して自動的に行われるので、例えば
夜間のように周囲に人がいないような場合でも、
雨水の貯蔵容器1内への侵入は確実に防止され
る。また、蓋体13の開閉機構は流体圧シリンダ
17のピストンロツド19に支持アーム15を連
結するという簡単な構成であるため、開閉機構を
設けることによるコストアツプは、上記したアス
フアルト合材の生産能力を考慮すれば、大きなも
のではない。 一方晴天等降雨センサ13が降雨等を検知して
いないときはエアシリンダ17は蓋体13を開放
するように作動して骨材を自然に乾燥させる。ま
た、自動・手動切替スイツチ27を手動に設定し
た場合には、降雨センサ31が降雨等を検知する
と警報を発し、これに基づいて蓋体13を閉塞す
るよう手動操作し、一方晴天時等降雨センサ31
が降雨等を検知していないときは蓋体13を開放
するよう手動操作する。 なお、この考案は前述の実施例に限定されるも
のではない。例えば蓋体を開閉させるのはエアシ
リンダに代えて油圧シリンダでもよく、またモー
タの駆動力を利用し歯車およびリンク機構を介し
て蓋体を開閉させるようにしてもよい。 [考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、降雨センサが
雨滴を検知したとき、制御手段が電磁弁を作動さ
せて流体圧供給手段により流体圧シリンダに流体
を供給し、支持アームを介して確実に蓋体を閉塞
するようにしたため、屋外貯蔵容器の周囲に人が
いないような場合であつても、屋外貯蔵容器骨材
投入用開口部が閉塞されて貯蔵容器内の骨材が雨
に濡れるようなことがなくなり、アスフアルト合
材の生産能力を向させることができる。 また、蓋体の開閉機構は、流体圧シリンダに支
持アームを連結しただけという簡単な構成である
ため、この開閉機構を設けることによるコストア
ツプは、アルフアルト合材の生産能力向上を考慮
すれば大きなものではない。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案の一実施例に係わり、第1
図は屋外骨材貯蔵装置の正面図、第2図は第1図
の縮小された右側面図、第3図はエアシリンダの
作動系統を示す説明図である。 1……貯蔵容器、7……投入用開口部、13…
…蓋体、15……支持アーム、17……流体圧シ
リンダ、19……ピストンロツド、23……電磁
弁、25……エアポンプ(流体圧供給手段)、2
7……ジヤツクシヨンボツクス(制御手段)、3
1……降雨センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に骨材投入用開口部を備えた屋外貯蔵容器
    に、前記投入用開口部を開閉可能にする蓋体を設
    け、蓋体の両側部のほぼ中央部に一端を固定し他
    端を屋外貯蔵容器側の両側部に回転可能に装着し
    た一対の支持アームを設け、蓋体と屋外貯蔵容器
    との間の支持アームの所定部位に流体圧シリンダ
    のピストンロツド先端を取り付けると共に、流体
    圧シリンダのシリンダ本体を屋外貯蔵容器側に装
    着し、この流体圧シリンダに電磁弁を介して流体
    圧供給手段を接続し、屋外には雨滴を検知する降
    雨センサを設けてこの降雨センサが雨滴を検知し
    たときには電磁弁を作動させて流体圧供給手段に
    より流体圧シリンダに流体を供給し蓋体を閉塞さ
    せる制御手段を設けたことを特徴とする屋外骨材
    貯蔵装置。
JP1986193649U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0219433Y2 (ja)

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JPS5551277U (ja) * 1978-10-02 1980-04-04

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