JPH02193658A - 手術用メス切換装置 - Google Patents
手術用メス切換装置Info
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- JPH02193658A JPH02193658A JP1012224A JP1222489A JPH02193658A JP H02193658 A JPH02193658 A JP H02193658A JP 1012224 A JP1012224 A JP 1012224A JP 1222489 A JP1222489 A JP 1222489A JP H02193658 A JPH02193658 A JP H02193658A
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- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
光肌辺旦珀
[産業上の利用分野コ
本発明は、手術用メス切換装置に関し、詳しくは使用者
の音声によって動作する手術用メス切換装置に関する。
の音声によって動作する手術用メス切換装置に関する。
[従来の技術]
従来、手術用のメス、例えはレーザメスには、「切開」
「凝固」 「混合」といった動作モードがあり、これ
を切り換えるのに、フットスイッチが用いられていた。
「凝固」 「混合」といった動作モードがあり、これ
を切り換えるのに、フットスイッチが用いられていた。
このよう乙こ操作すべきフットスイッチの数が複数にな
ると、これらのフットスイッチを正確に操作することは
容易なことではない。
ると、これらのフットスイッチを正確に操作することは
容易なことではない。
まして、手術用のレーザメスを操作する場合、術者は患
部を凝視しているから、目視によりフットスイッチを確
認することはできない。従って、こうした場合、術者は
「凝固」 「切開」 「混合」等の動作モードに対応し
たフ・ントスイッチを、ある程度勘でを踏み分けねばな
らず、挾ることもなしとしない。しかも、レーザメス等
の操作には細心の注意を要するから、できればフット・
スイッチを踏み分けるといった動作を行なわず済ませら
れることが望ましい。
部を凝視しているから、目視によりフットスイッチを確
認することはできない。従って、こうした場合、術者は
「凝固」 「切開」 「混合」等の動作モードに対応し
たフ・ントスイッチを、ある程度勘でを踏み分けねばな
らず、挾ることもなしとしない。しかも、レーザメス等
の操作には細心の注意を要するから、できればフット・
スイッチを踏み分けるといった動作を行なわず済ませら
れることが望ましい。
そこで、動作モードの切換をフットスイッチによらず行
なう手術用メス切換装置と1ノで、例えは特公昭63−
33862号公報の「手術用出力発生装置」のように、
使用者の音声により、レーザメス等の動作モードを切り
換えるものが提案されている。
なう手術用メス切換装置と1ノで、例えは特公昭63−
33862号公報の「手術用出力発生装置」のように、
使用者の音声により、レーザメス等の動作モードを切り
換えるものが提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
かかる装置は、音声により手術用メスの動作モiドを切
り換えられる有用なものであるが、なお次の問題があり
、より−層の改善が求められていた。
り換えられる有用なものであるが、なお次の問題があり
、より−層の改善が求められていた。
(1) 音声の正確な認識とこは、現状では困難な面が
多く、手術に必要な応答性を確保しようとすると、正確
さは低下する。特に、手術を行なう場合には、術者は緊
張を強いられるから、その音域は高音側にシフトし口調
も早口となって、音声認識に誤りを生じ易い。また、ひ
とつのメス駆動装置を何人かで使用しようとすると、不
特定話者の認識が要求されるが、現状ではこの要請に実
用レベルで応えることは極めて困難である。
多く、手術に必要な応答性を確保しようとすると、正確
さは低下する。特に、手術を行なう場合には、術者は緊
張を強いられるから、その音域は高音側にシフトし口調
も早口となって、音声認識に誤りを生じ易い。また、ひ
とつのメス駆動装置を何人かで使用しようとすると、不
特定話者の認識が要求されるが、現状ではこの要請に実
用レベルで応えることは極めて困難である。
(2) もとよりこうした問題は、音声認識に充分な時
間をとることができればある程度は解消するが、認識し
てメスを駆動するまでに長時間を要したのでは、実使用
に耐えない。従って、こうした手術用のメス切換装置で
は、音声の認識の正確さと共に応答性の高さも要求され
るのであり、両要請に応えようとすると、装置の大型化
は避は難く、実用性に乏しい。
間をとることができればある程度は解消するが、認識し
てメスを駆動するまでに長時間を要したのでは、実使用
に耐えない。従って、こうした手術用のメス切換装置で
は、音声の認識の正確さと共に応答性の高さも要求され
るのであり、両要請に応えようとすると、装置の大型化
は避は難く、実用性に乏しい。
(3) 従来の装置では、音声認識により使用者が求め
る動作モードが特定されなかった場合、それ以前に特定
された動作モードが継続してしまう。この結果、メス駆
動装置が、使用者の望まないモードで動作してしまう虞
があった。
る動作モードが特定されなかった場合、それ以前に特定
された動作モードが継続してしまう。この結果、メス駆
動装置が、使用者の望まないモードで動作してしまう虞
があった。
本発明はかかる課題を解決し、使用者の音声に基づいて
、メス駆動装置を好適に切換・動作させることを目的と
する。
、メス駆動装置を好適に切換・動作させることを目的と
する。
発泄領Jl成
かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明す
る。
る。
[問題点を解決するための手段]
本発明の第1の手術用メス切換装置は、第1図(A)に
例示するように、 電気メス、し−ザメス等の手術用メスM1を駆動するメ
ス駆動装置M2に用いられる切換装置であって、 前記手術用メスM1の使用の直前に、該手術用メスM1
の動作モードに対応して定められた音声命令を、使用者
の音声により登録する音声登録手段M3と、 前記使用者の音声を入力し、これと前記登録された使用
者の音声命令との一致を判定し、一致したときのみ前記
動作モードのひとつを特定する動作モード特定手段M4
と、 前記使用者によってオン・オフ操作されるスイッチM5
と、 該スイッチM5がオン状態に操作された時、前記特定さ
れた動作子−・ドに対応した出力を、前記メス駆動装置
M2!こ出力する出力手段M6とを備えたことを要旨と
する。
例示するように、 電気メス、し−ザメス等の手術用メスM1を駆動するメ
ス駆動装置M2に用いられる切換装置であって、 前記手術用メスM1の使用の直前に、該手術用メスM1
の動作モードに対応して定められた音声命令を、使用者
の音声により登録する音声登録手段M3と、 前記使用者の音声を入力し、これと前記登録された使用
者の音声命令との一致を判定し、一致したときのみ前記
動作モードのひとつを特定する動作モード特定手段M4
と、 前記使用者によってオン・オフ操作されるスイッチM5
と、 該スイッチM5がオン状態に操作された時、前記特定さ
れた動作子−・ドに対応した出力を、前記メス駆動装置
M2!こ出力する出力手段M6とを備えたことを要旨と
する。
また、本発明の第2の手術用メス切換装置は、第1図(
B)に示すように、 電気メス、レーザメス等の手術用メスN1を駆動するメ
ス駆動装置N2に用いられる切換装置であって、 前記手術用メスN1の使用の直前に、該手術用メスN1
の動作モードに対応して定められた音声命令を、使用者
の音声により登録する音声登録手段N3と、 前記使用者の音声を入力し、これと前記登録された使用
者の音声命令との一致を判定し、一致したときのみ前記
動作モードのひとつを特定する動作モード特定手段N4
と、 前記使用者によってオン・オフ操作されるヌイ・ンチN
5と、 該スイッチN5がオン状態に操作されている間、前記特
定された動作モードに対応して、前記メス駆動装置N2
を切り換える切換手段N6と、該切り換えに伴って、特
定し22動作モードに対応した信号を出力する動作モー
ド出力手段N7と、前記スイッチN5がオフ状態に操作
されたとき、前記メス駆動装置N2を停止する停止手段
N8とを備えたことを要旨とする。
B)に示すように、 電気メス、レーザメス等の手術用メスN1を駆動するメ
ス駆動装置N2に用いられる切換装置であって、 前記手術用メスN1の使用の直前に、該手術用メスN1
の動作モードに対応して定められた音声命令を、使用者
の音声により登録する音声登録手段N3と、 前記使用者の音声を入力し、これと前記登録された使用
者の音声命令との一致を判定し、一致したときのみ前記
動作モードのひとつを特定する動作モード特定手段N4
と、 前記使用者によってオン・オフ操作されるヌイ・ンチN
5と、 該スイッチN5がオン状態に操作されている間、前記特
定された動作モードに対応して、前記メス駆動装置N2
を切り換える切換手段N6と、該切り換えに伴って、特
定し22動作モードに対応した信号を出力する動作モー
ド出力手段N7と、前記スイッチN5がオフ状態に操作
されたとき、前記メス駆動装置N2を停止する停止手段
N8とを備えたことを要旨とする。
[作用]
上記構成を有する本発明の第1の手術用メス切換装置は
、電気メス、レーザメス等の手術用メスM1を駆動する
メス駆動装置M2に用いられ、以下のように動作する。
、電気メス、レーザメス等の手術用メスM1を駆動する
メス駆動装置M2に用いられ、以下のように動作する。
この手術用メス切換装置を使用する場合には、まず手術
用メスM1の使用の直前にその手術用メスM1の動作モ
ードに対応して定められた音声命令を使用者の音声によ
り、音声登録手段M3に登録する。手術用メスM1の使
用を開始すると、動作モード特定手段M4が、使用者の
音声を入力し、これと音声登録手段M3に登録された使
用者の音声命令との一致を判定し、一致したときのみ動
作モードのひとつを特定する。
用メスM1の使用の直前にその手術用メスM1の動作モ
ードに対応して定められた音声命令を使用者の音声によ
り、音声登録手段M3に登録する。手術用メスM1の使
用を開始すると、動作モード特定手段M4が、使用者の
音声を入力し、これと音声登録手段M3に登録された使
用者の音声命令との一致を判定し、一致したときのみ動
作モードのひとつを特定する。
この状態で使用者がスイッチM5をオン・オフ操作する
と、出力手段M6は、動作モード特定手段M4により特
定された動作モードに対応した出力を、メス駆動装置M
2に出力する。
と、出力手段M6は、動作モード特定手段M4により特
定された動作モードに対応した出力を、メス駆動装置M
2に出力する。
従って、手術用メスM1の使用の直前に音声登録手段M
3に音声命令が登録されていること、および入力された
使用者の音声が登録された音声命令と一致することを条
件として、動作モードの特定がなされ、スイッチM5の
操作に伴って、出力手段M6!こよりメス1回動装置M
2が駆動される。
3に音声命令が登録されていること、および入力された
使用者の音声が登録された音声命令と一致することを条
件として、動作モードの特定がなされ、スイッチM5の
操作に伴って、出力手段M6!こよりメス1回動装置M
2が駆動される。
一方、第2の手術用メス切換装置は、音声命令の登録や
動作モードの特定を第1の装置と同様に行なうが、スイ
・ンチN5がオン状態とされている間、特定された動作
モードに対応して、切換手段N6によりメス駆動手段N
2を切り換えると共に、この切り換えに伴って、動作モ
ード出力手段N7により動作モードに対応した信号、例
えは音声を出力する。しかも、スイッチN5がオフ状態
に操作された場合には、停止手段N8によりメス駆動装
置N2を停止する。
動作モードの特定を第1の装置と同様に行なうが、スイ
・ンチN5がオン状態とされている間、特定された動作
モードに対応して、切換手段N6によりメス駆動手段N
2を切り換えると共に、この切り換えに伴って、動作モ
ード出力手段N7により動作モードに対応した信号、例
えは音声を出力する。しかも、スイッチN5がオフ状態
に操作された場合には、停止手段N8によりメス駆動装
置N2を停止する。
従って、スイッチ5をオン状態に操作している間、音声
命令によるメス駆動装置N2の動作モードの切り換えに
伴ってその動作モードに対応した信号を出力するから、
これを確認して挾った動作モードに切り換えられたとき
には、スイッチN5をオフ状態に操作すれは、手術用メ
スN1の出力は停止する。
命令によるメス駆動装置N2の動作モードの切り換えに
伴ってその動作モードに対応した信号を出力するから、
これを確認して挾った動作モードに切り換えられたとき
には、スイッチN5をオフ状態に操作すれは、手術用メ
スN1の出力は停止する。
[実施例]
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするた
めに、以下本発明の手術用メス切換装置の実施例につい
て説明する。まず、第1発明に対応した第1実施例ここ
ついて説明する。第2図は、実施例としての手術用メス
切換装置の概略構成図である。
めに、以下本発明の手術用メス切換装置の実施例につい
て説明する。まず、第1発明に対応した第1実施例ここ
ついて説明する。第2図は、実施例としての手術用メス
切換装置の概略構成図である。
図示するように、この手術用メス切換装置は、レーザメ
スlを駆動するレーザメス駆動装置3と共に用いられる
ものであり、コントローラ5と、使用者Hが装着・使用
する音声送信器8と、フットスイッチ10とから構成さ
れている。レーザメス駆動装置3は、患者Jの患部の手
術に使用するレーザ光をファイバ12を介して出力する
ものであり、コントローラ5からの3本の信号線a、
b。
スlを駆動するレーザメス駆動装置3と共に用いられる
ものであり、コントローラ5と、使用者Hが装着・使用
する音声送信器8と、フットスイッチ10とから構成さ
れている。レーザメス駆動装置3は、患者Jの患部の手
術に使用するレーザ光をファイバ12を介して出力する
ものであり、コントローラ5からの3本の信号線a、
b。
Cのいずれかがアクティブとなった場合に、それぞれ凝
固用、切開用、混合用の特性を備えたし−ザ光を出力す
る。尚、従来の使用においては、この信号線a、 b
、 cの各々に、出力を指示するフットスイッチが接
続されていた。
固用、切開用、混合用の特性を備えたし−ザ光を出力す
る。尚、従来の使用においては、この信号線a、 b
、 cの各々に、出力を指示するフットスイッチが接
続されていた。
患者Jを横たえる手術用べ・ンド15の下部に設けられ
た操作パネル20には、レーザメス駆動装置3からの光
ファイバ12をレーザメス1まで中継するコネクタ22
と、音声命令を登録する際にコントローラ5に登録する
音声命令を指定するスイッチ25とが設けられている。
た操作パネル20には、レーザメス駆動装置3からの光
ファイバ12をレーザメス1まで中継するコネクタ22
と、音声命令を登録する際にコントローラ5に登録する
音声命令を指定するスイッチ25とが設けられている。
このスイッチ25には、 「オフ」、 「凝固」、 「
切開」、 「混合」の4つの選択位置が存在する。
切開」、 「混合」の4つの選択位置が存在する。
コントローラ5は、前面パネル上に設けられ主電源を入
り切りするメインスイッチ30および音声認識の不成功
を示す表示ランプ32と、音声送信器8からの電波を受
信するアンテナ34と、レーザメス駆動装置3やフット
スイッチ10等との接続を行なうコネクタ35を備える
。
り切りするメインスイッチ30および音声認識の不成功
を示す表示ランプ32と、音声送信器8からの電波を受
信するアンテナ34と、レーザメス駆動装置3やフット
スイッチ10等との接続を行なうコネクタ35を備える
。
音声送信器8は、使用者Hの衣服等に取り付けられて使
用されるものであ。この音声送信器8には、使用者Hが
装着するマスク40内に取り付けられたマイク41が接
続されており、その筐体上部には送信用のアンテナ43
が備えられている。
用されるものであ。この音声送信器8には、使用者Hが
装着するマスク40内に取り付けられたマイク41が接
続されており、その筐体上部には送信用のアンテナ43
が備えられている。
次に、コントローラ5と音声送信器8の内部構成を、第
3図に1処って説明する。音声送信器8は、図示するよ
うに、マイタ41の入力した音声信号を所定の囮送波に
載せて変調する変調部45と、変調された信号をアンテ
ナ43から電波として出力する発信部47とを備える。
3図に1処って説明する。音声送信器8は、図示するよ
うに、マイタ41の入力した音声信号を所定の囮送波に
載せて変調する変調部45と、変調された信号をアンテ
ナ43から電波として出力する発信部47とを備える。
一方、コントローラ5は、音声送信器8が発信した電波
を受信する受信部50を有し、復調部51により、受信
部50が受信した信号から音声信号を復調する。復調後
の信号は、増幅回路(以下、AMP)52により増幅さ
れた後、バンドパスフィルタ(以下、BPF)54を通
過し、自動利得調整部(以下、AGC)55に入力され
る。BPF’ 54は、300Hz 〜3kHzの信号
のみを選択的に通過させるフィルタで、AMP52で増
幅されたいろんな成分のはいっている音声信号から雑音
等を取り除いて必要な成分だけを残すものである。また
、AGC55は、入力信号強度を調整し、所定期間内の
平均的な強度を一定のレベルにするものである。
を受信する受信部50を有し、復調部51により、受信
部50が受信した信号から音声信号を復調する。復調後
の信号は、増幅回路(以下、AMP)52により増幅さ
れた後、バンドパスフィルタ(以下、BPF)54を通
過し、自動利得調整部(以下、AGC)55に入力され
る。BPF’ 54は、300Hz 〜3kHzの信号
のみを選択的に通過させるフィルタで、AMP52で増
幅されたいろんな成分のはいっている音声信号から雑音
等を取り除いて必要な成分だけを残すものである。また
、AGC55は、入力信号強度を調整し、所定期間内の
平均的な強度を一定のレベルにするものである。
AC;C55の出力は、整流回路57により半波整流さ
れ、音声信号のエンベロープが取られる。
れ、音声信号のエンベロープが取られる。
エンベロープ信号は、A/D変換器5日に入力される。
一方、AGC55が作動してその増幅度が低下したとき
、換言すれは、音声信号が入力されたとき、これを受け
てパルス発生回路59は、パルス信号を発生する。この
パルス信号が、A/D変換器58に出力され、A/D変
換のトリガ信号となる。これにより整流回路57を介し
て入力されるエンベロープ信号はディジタル信号に変換
される。この様子を第4図のグラフに示した。尚、図に
おいて、間開Tは、A/D変換器5日によりA/D変換
が行なわれる時間を示している。
、換言すれは、音声信号が入力されたとき、これを受け
てパルス発生回路59は、パルス信号を発生する。この
パルス信号が、A/D変換器58に出力され、A/D変
換のトリガ信号となる。これにより整流回路57を介し
て入力されるエンベロープ信号はディジタル信号に変換
される。この様子を第4図のグラフに示した。尚、図に
おいて、間開Tは、A/D変換器5日によりA/D変換
が行なわれる時間を示している。
以上説明した各回路は、音声送信器8から電送された信
号をディジタル情報に変換するディスクリートな構成で
あるが、コントローラ5には、周知のCPU61.RO
M62.RAM63. ダイレクトメモリアクセスコン
トローラ(以下、DMAC)65.入力回路66、出力
回路67を、バス69により相互に接続して構成した算
術論理回路も備えられている。DMAC65は、A/D
変換器58により変換された信号を、RAM63に直接
転送する高速データ転送を司るものである。
号をディジタル情報に変換するディスクリートな構成で
あるが、コントローラ5には、周知のCPU61.RO
M62.RAM63. ダイレクトメモリアクセスコン
トローラ(以下、DMAC)65.入力回路66、出力
回路67を、バス69により相互に接続して構成した算
術論理回路も備えられている。DMAC65は、A/D
変換器58により変換された信号を、RAM63に直接
転送する高速データ転送を司るものである。
従って、音声が入力されると、トリガパルスから所定時
間T間のエンベロープ信号の強度は、総てRAM63上
に展開されることになる6 CPU61は、RAM63
に蓄えられた音声のエンベロープ信号に対し、音声パタ
ーンマ・ンチングを行なって、音声命令を解析しレーザ
メス駆動装置3の動作モードを特定する。
間T間のエンベロープ信号の強度は、総てRAM63上
に展開されることになる6 CPU61は、RAM63
に蓄えられた音声のエンベロープ信号に対し、音声パタ
ーンマ・ンチングを行なって、音声命令を解析しレーザ
メス駆動装置3の動作モードを特定する。
次に、コントローラ5において実行される音声認識なら
びにレーザメス駆動装置3の駆動制御の処理について説
明する。第5図は、かかる制御ルーチンを示すフローチ
ャートである。図示するように、本実施例の手術用メス
切換装置は、電源が投入されると、まず初期化の処理を
行なう(ステップ100)。初期化の処理としては、以
下の処理において用いるフラグ、例えばフラグFpのリ
セット(Fp←0)等がある。初期化の処理の後、登録
スイ・ンチ22がオフ状態か否かの判断を行なう(ステ
ップ110)。音声命令の登録を行なうとしてオフ以外
のポジションに設定されたとき、。
びにレーザメス駆動装置3の駆動制御の処理について説
明する。第5図は、かかる制御ルーチンを示すフローチ
ャートである。図示するように、本実施例の手術用メス
切換装置は、電源が投入されると、まず初期化の処理を
行なう(ステップ100)。初期化の処理としては、以
下の処理において用いるフラグ、例えばフラグFpのリ
セット(Fp←0)等がある。初期化の処理の後、登録
スイ・ンチ22がオフ状態か否かの判断を行なう(ステ
ップ110)。音声命令の登録を行なうとしてオフ以外
のポジションに設定されたとき、。
スイ・ソチの指定Sを読み込む処理を行ない(ステップ
120)、指定Sに対応する音声命令が未登録か否かの
判断を行なう(ステップ130L来登録であれは、その
音声命令の登録を行なうとして音声の入力を行なう(ス
テップ140)。この登録は、使用者が装着1ノだマイ
ク41によってピンクアップされ音声送信器8から電送
された信号に基づいて行なわれる。従って、実際の手術
の時点と同一の環境で、音声命令の登録がなされること
になる。
120)、指定Sに対応する音声命令が未登録か否かの
判断を行なう(ステップ130L来登録であれは、その
音声命令の登録を行なうとして音声の入力を行なう(ス
テップ140)。この登録は、使用者が装着1ノだマイ
ク41によってピンクアップされ音声送信器8から電送
された信号に基づいて行なわれる。従って、実際の手術
の時点と同一の環境で、音声命令の登録がなされること
になる。
入力した音声データは、音声命令の指定Sに対応するR
AM63内の領域に格納する(ステップ150)。続い
て、総ての音声命令の登録が完了したか否かの判断を行
ない(ステップ160)、「切開」「凝固」 「混合」
の総ての音声の入力が完了するまで、上述した処理(ス
テップ110ないし160)を繰り返す。従って、レー
ザメス駆動装置3によりレーザメス1を使用しようとす
る者は、手術を行なう前に、全音声命令の登録を行なわ
なけれはならない。尚、常時この装置を使う術者は音声
命令の登録の結果を外部記憶手段(例えはICカードや
フロッピーデスクなど)に出力することも考えられる。
AM63内の領域に格納する(ステップ150)。続い
て、総ての音声命令の登録が完了したか否かの判断を行
ない(ステップ160)、「切開」「凝固」 「混合」
の総ての音声の入力が完了するまで、上述した処理(ス
テップ110ないし160)を繰り返す。従って、レー
ザメス駆動装置3によりレーザメス1を使用しようとす
る者は、手術を行なう前に、全音声命令の登録を行なわ
なけれはならない。尚、常時この装置を使う術者は音声
命令の登録の結果を外部記憶手段(例えはICカードや
フロッピーデスクなど)に出力することも考えられる。
使用の都度それを使えは再び登録を行なう必要がない。
音声命令の登録が完了すると(ステップ160)、CP
U61は、DMA転送の完了直後であるか否かの判断(
ステップ200)とフットスイッチ10がオンか否かの
判断(ステップ300)とを繰り返す。術者が「切開」
といった命令を発すると、その言葉は音声送信器8から
電送され、コン]・ローラ5内で処理され、DMA転送
によりRAM63の所定の領域に展開される。展開が完
了すると、叩もトリガパルスが出力されてから所定時間
Tが経過すると、DMA転送の完了を示すフラグが立て
られる。そこで、CPU61は、DMA転送の完了直後
であると判断して、ステップ210以下の処理を実行す
る。
U61は、DMA転送の完了直後であるか否かの判断(
ステップ200)とフットスイッチ10がオンか否かの
判断(ステップ300)とを繰り返す。術者が「切開」
といった命令を発すると、その言葉は音声送信器8から
電送され、コン]・ローラ5内で処理され、DMA転送
によりRAM63の所定の領域に展開される。展開が完
了すると、叩もトリガパルスが出力されてから所定時間
Tが経過すると、DMA転送の完了を示すフラグが立て
られる。そこで、CPU61は、DMA転送の完了直後
であると判断して、ステップ210以下の処理を実行す
る。
まず、RAM63に展開されたその音声のデータを音声
命令として既に登録したデータとのマツチングを行なう
(ステップ210)。そのマツチングの手法として、広
く用いられているDPマツチングを採用した。この結果
、登録した音声命令のデータに対して若干の時間軸方向
の伸縮があっても正確なマツチングを高速に行なうこと
ができる。続いて、パターンマツチングにより音声命令
が特定されたか否かを判断しくステップ220)、特定
ができていれはフラグFl)に値1を設定し、更に特定
された音声命令に応じてフラグPの設定を行なう(ステ
・ンブ240)。フラグPは、特定された音声命令が「
切開」の場合には値lに、「凝固」の場合には値2に、
「混合」の場合には値3に、各々セットされる。
命令として既に登録したデータとのマツチングを行なう
(ステップ210)。そのマツチングの手法として、広
く用いられているDPマツチングを採用した。この結果
、登録した音声命令のデータに対して若干の時間軸方向
の伸縮があっても正確なマツチングを高速に行なうこと
ができる。続いて、パターンマツチングにより音声命令
が特定されたか否かを判断しくステップ220)、特定
ができていれはフラグFl)に値1を設定し、更に特定
された音声命令に応じてフラグPの設定を行なう(ステ
・ンブ240)。フラグPは、特定された音声命令が「
切開」の場合には値lに、「凝固」の場合には値2に、
「混合」の場合には値3に、各々セットされる。
一方、音声命令の特定ができなかった場合(例えは、音
声命令以外の指示をした時など)には、フラグFpには
値0を設定しくステップ250)、更に音声命令の特定
ができなかったことを報知するために、表示ランプ32
を点灯する処理を行なう(ステップ260)。これらの
処理により、−旦DMA転送された音声のデータに対し
て音声命令との一致・不一致の判断が行なわれたことに
なるから、その後、DMA転送を再び受付られる状態に
設定しくステ・ンブ270)、上述したステップ200
からの処理を繰り返す。
声命令以外の指示をした時など)には、フラグFpには
値0を設定しくステップ250)、更に音声命令の特定
ができなかったことを報知するために、表示ランプ32
を点灯する処理を行なう(ステップ260)。これらの
処理により、−旦DMA転送された音声のデータに対し
て音声命令との一致・不一致の判断が行なわれたことに
なるから、その後、DMA転送を再び受付られる状態に
設定しくステ・ンブ270)、上述したステップ200
からの処理を繰り返す。
一方、フットスイッチ10がオン状態にされた場合には
(ステップ300)、フラグFpが値1であるか否かの
判断を行なう(ステップ310)。
(ステップ300)、フラグFpが値1であるか否かの
判断を行なう(ステップ310)。
フラグFpが(偵1でない場合には、即ち音声命令の特
定がなされていない場合には、何も行なわずステップ2
00に戻って、既述した判断(ステップ200,300
)を繰り返す。尚、この時、 「音声命令を入力して下
さい」といった警告を音声合成等により出力して、使用
者Hに注意を促すものとしてもよい。フラグFpが値1
、即ち音声命令の特定がなされていれば、次にフラグP
の(直について判別しくステップ320)、値(1,2
゜3)に基づいて、それぞれ、切開出力(ステップ33
0)、 凝固出力(ステップ340)、混合出力(ステ
ップ350)を行なう。この結果、レーザメス駆動装置
3は、各動作モードに対応したレーザ光をレーザメス1
に出力する。
定がなされていない場合には、何も行なわずステップ2
00に戻って、既述した判断(ステップ200,300
)を繰り返す。尚、この時、 「音声命令を入力して下
さい」といった警告を音声合成等により出力して、使用
者Hに注意を促すものとしてもよい。フラグFpが値1
、即ち音声命令の特定がなされていれば、次にフラグP
の(直について判別しくステップ320)、値(1,2
゜3)に基づいて、それぞれ、切開出力(ステップ33
0)、 凝固出力(ステップ340)、混合出力(ステ
ップ350)を行なう。この結果、レーザメス駆動装置
3は、各動作モードに対応したレーザ光をレーザメス1
に出力する。
その後、フ・ントスイ・ンチ10がオフにされたか否か
の判断を行ない(ステップ360)、オフ状態にされる
まで、同一動作モードでのレーザメス1の出力を、継続
する。フ・ントスイッチ10がオフにされたとき、フラ
グFpに(i 0をセットしくステップ370)、メス
駆動装置3の出力をオフにした後(ステップ380)、
既述したステップ200に戻って上述した処理を繰り返
す。
の判断を行ない(ステップ360)、オフ状態にされる
まで、同一動作モードでのレーザメス1の出力を、継続
する。フ・ントスイッチ10がオフにされたとき、フラ
グFpに(i 0をセットしくステップ370)、メス
駆動装置3の出力をオフにした後(ステップ380)、
既述したステップ200に戻って上述した処理を繰り返
す。
以上説明した本発明の第1実施例の手術用メス切換装置
によれは、音声による命令によってレーザメス1のモー
ドを「切開」 「凝固」 「混合」の各モードに切り換
え、ただひとつのフットスイ・ンチ10の操作により出
力させて、術部に照射することができる。従って、レー
ザメス1の使用者Hは、フッ]・スイッチを踏み分ける
必要がなく、レーザメス1の使い勝手は格段に向上した
。しかもレーザメス1の使用の際、この実施例によれば
、実際に使用するのと同一の形態で事前に音声命令を登
録して音声認識を行なうから、使用者Hの緊張感による
音程や発語速度等の変更によって音声命令の認識率が低
下するということがない。従って、音声命令を正確かつ
迅速に認識してレーザメス1の動作モードを切り換える
ことができる。また、音声認識により動作モードの特定
ができなかった場合には、レーザの出力を行なわせない
から、雑音や音声命令以外の発語により誤動作するとい
うこともない。
によれは、音声による命令によってレーザメス1のモー
ドを「切開」 「凝固」 「混合」の各モードに切り換
え、ただひとつのフットスイ・ンチ10の操作により出
力させて、術部に照射することができる。従って、レー
ザメス1の使用者Hは、フッ]・スイッチを踏み分ける
必要がなく、レーザメス1の使い勝手は格段に向上した
。しかもレーザメス1の使用の際、この実施例によれば
、実際に使用するのと同一の形態で事前に音声命令を登
録して音声認識を行なうから、使用者Hの緊張感による
音程や発語速度等の変更によって音声命令の認識率が低
下するということがない。従って、音声命令を正確かつ
迅速に認識してレーザメス1の動作モードを切り換える
ことができる。また、音声認識により動作モードの特定
ができなかった場合には、レーザの出力を行なわせない
から、雑音や音声命令以外の発語により誤動作するとい
うこともない。
更に、本実施例では、・音声の入力をマスク40内に設
置したマイク41により行なっているので、使用者Hの
発する音声に対して外部の雑音等が紛れ込む余地がない
。また、そうして捉えた使用者Hの音声は、小型の音声
送信器8により無線でコントローラ5に伝達されるので
、使用者Hの動きがケーブル等で制約されることもない
。
置したマイク41により行なっているので、使用者Hの
発する音声に対して外部の雑音等が紛れ込む余地がない
。また、そうして捉えた使用者Hの音声は、小型の音声
送信器8により無線でコントローラ5に伝達されるので
、使用者Hの動きがケーブル等で制約されることもない
。
このほか、本実施例の手術用メス切換装置によれば、従
来のレーザメス駆動装置3を改造する必要がなく、従来
3台のフットスイッチが接続されていた端子にコントロ
ーラ5の出力を接続すだけで用いることができるといっ
た利点も得られる。
来のレーザメス駆動装置3を改造する必要がなく、従来
3台のフットスイッチが接続されていた端子にコントロ
ーラ5の出力を接続すだけで用いることができるといっ
た利点も得られる。
従って、既存の装置の有効利用を図ることができる。
次に第2発明に対応した実施例について説明する。第2
実施例の手術用メス切換装置は、予めROM62内に記
憶したデータの基づいて音声を出力する音声出力装置を
有するが、その他のハードウェアの構成は、第1実施例
の場合とほぼ同じなので、その説明は省略する。第2実
施例では、し−ザメス制御ルーチンが第1実施例のそれ
と相違するが、このルーチンを第6図(A)、(B)。
実施例の手術用メス切換装置は、予めROM62内に記
憶したデータの基づいて音声を出力する音声出力装置を
有するが、その他のハードウェアの構成は、第1実施例
の場合とほぼ同じなので、その説明は省略する。第2実
施例では、し−ザメス制御ルーチンが第1実施例のそれ
と相違するが、このルーチンを第6図(A)、(B)。
(C)のフローチャートに示す。第2実施例における処
理が、第5図に示されている第1実施例のレーザメス制
御ルーチンと較べて相違するのは、次の点である。
理が、第5図に示されている第1実施例のレーザメス制
御ルーチンと較べて相違するのは、次の点である。
(1) 動作モードを特定した際には、第6図(A)に
示すように、音声出力装置を用い、音声によりそのモー
ドを出力する(ステップ245)。
示すように、音声出力装置を用い、音声によりそのモー
ドを出力する(ステップ245)。
(2) 音声命令の認識・特定ができなかった場合には
、レーザ出力をオフする(ステップ255)。
、レーザ出力をオフする(ステップ255)。
(3) フ・ソトスイ・ンチlOの状態についての判断
をフラグPfにより行なうものとした(ステ・ン )3
05 ) 。
をフラグPfにより行なうものとした(ステ・ン )3
05 ) 。
(4) フットスイッチ10のオン操作およびオフ操作
をいずれも割込入力とし、オン操作がなされは場合の割
込ルーチン(第6図(B))では、フラグFfを値1に
セットしくステップ400)、一方、オフ操作がなされ
た場合の割込ルーチン(第6図(C))では、レーザ出
力をオフする(ステップ410)と共に、フラグFfを
値0にリセッ]・する(ステップ420)。
をいずれも割込入力とし、オン操作がなされは場合の割
込ルーチン(第6図(B))では、フラグFfを値1に
セットしくステップ400)、一方、オフ操作がなされ
た場合の割込ルーチン(第6図(C))では、レーザ出
力をオフする(ステップ410)と共に、フラグFfを
値0にリセッ]・する(ステップ420)。
以上のように構成された、第2実施例の手6術用メス切
換装置では、第1実施例と同様の効果を奏する上、以下
の効果を奏する。
換装置では、第1実施例と同様の効果を奏する上、以下
の効果を奏する。
乙の手術用メス切tai装置では、フットスイッチ10
をオンにしたまま、音声命令を入力するだけでレーザメ
スの出力モードを変えることが可能になった。従って、
−旦フットスイッチ10を踏んだ状態にすれは、手術中
にフットスイッチ10をオン・オフ操作する必要がなく
、細心の注意を払って行なうレーザメスの操作が一層容
易となる。
をオンにしたまま、音声命令を入力するだけでレーザメ
スの出力モードを変えることが可能になった。従って、
−旦フットスイッチ10を踏んだ状態にすれは、手術中
にフットスイッチ10をオン・オフ操作する必要がなく
、細心の注意を払って行なうレーザメスの操作が一層容
易となる。
また、本実施例では、動作モードを特定して切り換える
(あるいはそのまま維持する)場合、その動作モートに
対応した音声を出力する(ステップ245 )から、レ
ーザメスの使用者が、誤って異なる音声命令を発してし
まった場合や装置が音声認識を誤った場合に、これを直
ちに知ることができる。従って、フットスイッチ10を
オフすれは、直ちにレーザ出力を停止することができ、
安全性に優れる。
(あるいはそのまま維持する)場合、その動作モートに
対応した音声を出力する(ステップ245 )から、レ
ーザメスの使用者が、誤って異なる音声命令を発してし
まった場合や装置が音声認識を誤った場合に、これを直
ちに知ることができる。従って、フットスイッチ10を
オフすれは、直ちにレーザ出力を停止することができ、
安全性に優れる。
更に、本実施例の手術用メス切換装置では、新な音声命
令の入力に対し、術者の音声命令を特定できなかった場
合には、レーザ出力をオフにする(ステップ255)か
ら、音声認識を誤って非所望の動作モードでし−ザメス
を使用することがない。
令の入力に対し、術者の音声命令を特定できなかった場
合には、レーザ出力をオフにする(ステップ255)か
ら、音声認識を誤って非所望の動作モードでし−ザメス
を使用することがない。
以上、第1.第2発明の実施例について説明したが、本
発明はこうした実施例に同等限定されるものではなく、
例えばレーザメスに替えて電気メスを使用した構成や、
音声命令として「切開」等の詔に替えて「A」等の認識
しやすい言葉を使用した構成或はレーザメス上力を止め
るための「オフj等の言葉を追加登録した構成、さらに
は音声登録を複数回行なって認識の幅を広くした構成、
フットスイッチに替えてレーザメス上に設けたタッチス
イ・ンチを使用した構成など、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
発明はこうした実施例に同等限定されるものではなく、
例えばレーザメスに替えて電気メスを使用した構成や、
音声命令として「切開」等の詔に替えて「A」等の認識
しやすい言葉を使用した構成或はレーザメス上力を止め
るための「オフj等の言葉を追加登録した構成、さらに
は音声登録を複数回行なって認識の幅を広くした構成、
フットスイッチに替えてレーザメス上に設けたタッチス
イ・ンチを使用した構成など、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
発明の効果
以上詳述したように、第1.第2発明の手術用メス切換
装置は、手術用メスの動作モードを音声により好適に切
り換えることができるという優れた効果を奏する。特に
、動作モードに対応した音声命令の登録を使用の直前に
行なうから、音声命令を正確かつ確実tこ認識すること
ができる。また、音声命令を特定できなかった場合には
、スイッチの操作にも拘らず出力されないから、手術用
メスを誤って操作することもない。
装置は、手術用メスの動作モードを音声により好適に切
り換えることができるという優れた効果を奏する。特に
、動作モードに対応した音声命令の登録を使用の直前に
行なうから、音声命令を正確かつ確実tこ認識すること
ができる。また、音声命令を特定できなかった場合には
、スイッチの操作にも拘らず出力されないから、手術用
メスを誤って操作することもない。
更に、従来のように複数のフットスイッチ等を踏み分け
る必要がなく、使い勝手の大幅な向上と詰操作の防止と
いう両面を共に満足することができる。特に、第2発明
によれば、スイッチを操作することなく動作モードが切
り替わるので、使用者は患部等に集中することが一層容
易となる。こうした効果は、例えばレーザメスのように
患部に集中しなけれはならない装置では、顕著なもので
ある。
る必要がなく、使い勝手の大幅な向上と詰操作の防止と
いう両面を共に満足することができる。特に、第2発明
によれば、スイッチを操作することなく動作モードが切
り替わるので、使用者は患部等に集中することが一層容
易となる。こうした効果は、例えばレーザメスのように
患部に集中しなけれはならない装置では、顕著なもので
ある。
また、第2発明の手術用メス切換装置によれば、動作モ
ードの切り換えに伴ってこれを出力するから、音声認識
や発語の誤りを容易に知ることができ、非所望の動作モ
ードで手術用メスを使用することがないという効果も得
られる。
ードの切り換えに伴ってこれを出力するから、音声認識
や発語の誤りを容易に知ることができ、非所望の動作モ
ードで手術用メスを使用することがないという効果も得
られる。
第1図(A)は第1発明の手術用メス切換装置の基本的
構成を例示するブロック図、第1図(B)は第9発明の
手術用メス切換装置の基本的構成を例示するブロック図
、第2図は第1.第2発明の実施例としての手術用メス
切換装置のハードウェアを示す概略構成図、第3図は実
施例におけるコン]・ローラ5の構成を中心に示すブロ
ック図、第4図は音声信号の処理の様子を示すグラフ、
第5図は第1実施例におけるコントローラ5の処理を示
すフローチャート、第6図(A)、 (B)、 (
C)は各々第2実施例におけるコントローラ5の処理を
示すフローチャー!・、である。 1・・・レーザメス 3・・・レーザメス駆動装置5
・・・コントローラ 8・・・音声送信器10・・・フ
ットスイッチ 代理人 弁理士 定立 勉(ほか2名)第2図 H 1・・・レーザメス 3・・・レーザメス駆動1IIl1 6・・・コントローラ 8・・・音声送信器 10・・・フットスイッチ 第4図
構成を例示するブロック図、第1図(B)は第9発明の
手術用メス切換装置の基本的構成を例示するブロック図
、第2図は第1.第2発明の実施例としての手術用メス
切換装置のハードウェアを示す概略構成図、第3図は実
施例におけるコン]・ローラ5の構成を中心に示すブロ
ック図、第4図は音声信号の処理の様子を示すグラフ、
第5図は第1実施例におけるコントローラ5の処理を示
すフローチャート、第6図(A)、 (B)、 (
C)は各々第2実施例におけるコントローラ5の処理を
示すフローチャー!・、である。 1・・・レーザメス 3・・・レーザメス駆動装置5
・・・コントローラ 8・・・音声送信器10・・・フ
ットスイッチ 代理人 弁理士 定立 勉(ほか2名)第2図 H 1・・・レーザメス 3・・・レーザメス駆動1IIl1 6・・・コントローラ 8・・・音声送信器 10・・・フットスイッチ 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気メス、レーザメス等の手術用メスを駆動するメ
ス駆動装置に用いられる切換装置であって、 前記手術用メスの使用の直前に、該手術用メスの動作モ
ードに対応して定められた音声命令を、使用者の音声に
より登録する音声登録手段と、前記使用者の音声を入力
し、これと前記登録された使用者の音声命令との一致を
判定し、一致したときのみ前記動作モードのひとつを特
定する動作モード特定手段と、 前記使用者によってオン・オフ操作されるスイッチと、 該スイッチがオン状態に操作された時、前記特定された
動作モードに対応した出力を、前記メス駆動装置に出力
する出力手段と を備えた手術用メス切換装置。 2 電気メス、レーザメス等の手術用メスを駆動するメ
ス駆動装置に用いられる切換装置であって、 前記手術用メスの使用の直前に、該手術用メスの動作モ
ードに対応して定められた音声命令を、使用者の音声に
より登録する音声登録手段と、前記使用者の音声を入力
し、これと前記登録された使用者の音声命令との一致を
判定し、一致したときのみ前記動作モードのひとつを特
定する動作モード特定手段と、 前記使用者によってオン・オフ操作されるスイッチと、 該スイッチがオン状態に操作されている間、前記特定さ
れた動作モードに対応して、前記メス駆動装置を切り換
える切換手段と、 該切り換えに伴って、特定した動作モードに対応した信
号を出力する動作モード出力手段と、前記スイッチがオ
フ状態に操作されたとき、前記メス駆動装置を停止する
停止手段と を備えた手術用メス切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012224A JPH02193658A (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 手術用メス切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1012224A JPH02193658A (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 手術用メス切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193658A true JPH02193658A (ja) | 1990-07-31 |
Family
ID=11799405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1012224A Pending JPH02193658A (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 手術用メス切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02193658A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11318916A (ja) * | 1998-05-18 | 1999-11-24 | Olympus Optical Co Ltd | 医療システム用制御装置 |
JP2000513961A (ja) * | 1996-06-24 | 2000-10-24 | コンピュータ・モーション・インコーポレーテッド | 多機能外科用制御システムおよびスイッチング・インターフェース |
JP2012071167A (ja) * | 2005-03-31 | 2012-04-12 | Alcon Inc | 手術用フットスイッチと手術用機器の制御方法 |
JP2022527937A (ja) * | 2019-03-29 | 2022-06-07 | シラグ・ゲーエムベーハー・インターナショナル | モジュール式エネルギーシステムのエネルギーモジュール用のオーディオトーン構造 |
CN118397968A (zh) * | 2024-07-01 | 2024-07-26 | 惠科股份有限公司 | 显示面板的驱动方法和显示面板 |
-
1989
- 1989-01-21 JP JP1012224A patent/JPH02193658A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000513961A (ja) * | 1996-06-24 | 2000-10-24 | コンピュータ・モーション・インコーポレーテッド | 多機能外科用制御システムおよびスイッチング・インターフェース |
JP2007229510A (ja) * | 1996-06-24 | 2007-09-13 | Computer Motion Inc | 多機能外科用制御システムおよびスイッチング・インターフェース |
JPH11318916A (ja) * | 1998-05-18 | 1999-11-24 | Olympus Optical Co Ltd | 医療システム用制御装置 |
JP2012071167A (ja) * | 2005-03-31 | 2012-04-12 | Alcon Inc | 手術用フットスイッチと手術用機器の制御方法 |
JP2012183345A (ja) * | 2005-03-31 | 2012-09-27 | Alcon Inc | 手術用フットスイッチ |
JP2012183346A (ja) * | 2005-03-31 | 2012-09-27 | Alcon Inc | 手術用フットスイッチを用いた手術用レーザの照射方法 |
JP2022527937A (ja) * | 2019-03-29 | 2022-06-07 | シラグ・ゲーエムベーハー・インターナショナル | モジュール式エネルギーシステムのエネルギーモジュール用のオーディオトーン構造 |
CN118397968A (zh) * | 2024-07-01 | 2024-07-26 | 惠科股份有限公司 | 显示面板的驱动方法和显示面板 |
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