JPH0219317A - 白血病治療用組成物 - Google Patents

白血病治療用組成物

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JPH0219317A
JPH0219317A JP63156690A JP15669088A JPH0219317A JP H0219317 A JPH0219317 A JP H0219317A JP 63156690 A JP63156690 A JP 63156690A JP 15669088 A JP15669088 A JP 15669088A JP H0219317 A JPH0219317 A JP H0219317A
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fluorophenyl
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dihydro
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JP63156690A
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D Brewer Arthur
アーサー ディー.ブリューワー
A Minateri John
ジョン エイ.ミナテリ
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Arysta LifeScience Great Britain Ltd
Uniroyal Chemical Co Inc
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Uniroyal Chemical Ltd
Arysta LifeScience Great Britain Ltd
Uniroyal Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分針〕 本発明は新しい置換5−ビリミジンカルポクサミド及び
そのヌクレオシドに関する。更に詳細には、本発明は抗
白血病及び抗腫瘍活性を有する新しいt換N−(フルオ
ロフェニル)−5−ビリミジンカルボフサミド誘導体、
治療的に有効な成分O誘導体金含有する薬学的組成物、
及び哨乳動物の白血病の退行及び腫瘍の生長の抑制を引
き起こす九めにそれ金利用する方法に関する。
〔背景技術〕
米国特許出願第725,736号(特開昭62−592
64に対応する)に抗白血病及び抗腫瘍活性を示す一つ
の部類の5−ピリミジンカルボ、〃サミド化合物が開示
されている。前記特許出願に開示さnだ化合物は下記の
式を有する。
〔式中 R1は水素又はフラノシル、ぎラノシル、グルコピラノ
シル又はガラク)&ラノシル基、そのデオキシ銹導体、
並びにそのアルコ−?7及びアルキル部分のおのおのに
2〜12個の炭素原子を有するヒドロキシアルコキシア
ルキル及ヒポリヒドロキシアルキル基、及び R2は水素又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基
である。] 特開昭62−59264において、N−(フルオロフェ
ニル)−置換5−ビリミジンカルポクサミドの好ましい
基は、同様に抗白血病及び抗腫瘍活性を示すことが開示
されている。
これらの化合物は匣宜上以後は“6.4−ジヒドcI”
又は1ジヒドロ”化合物といい、下式を有する。
〔式中 R1は水素又は上記に記述されmような炭水化物残基で
あり、R3又はR4の一つにフッ素でありそしてそのほ
かは水素である。〕 13.4−ジヒドロ”という名称は6及び4の位置の飽
和並びにピリミジン環の1と2の位置の間の二重結合に
関係している。
特開昭62−59264に記述されているように調製さ
れm化合物は、もとは上に示した3、4−ジヒドロ病造
を持つと信じられてい九〇しう)しながら、さらに進ん
だ本発明者らの研究によれば、上述の出願の実施例1及
び2に記述されたように製造された物質は、実のところ
約75モル幅の開示された6、4−ジヒドロ化合物と約
25モル係の更に還元され九″’1,2,3.4−テト
ラヒト0”すなわちその“テトラヒドロ減”との混合物
であることが見出され九。“1.2,5.4−テトラヒ
lFa”という名称はピリミジン環の12.3及び4の
位置のおのおのの飽和に関係している。これらの化合物
は下Cの式を有する。
〔式中Rλ%R4及びR4は上記と同義である。〕テト
ラヒドロ化合物はラネーニッケルによる還元によってそ
の生成物中に存在するジヒドロ化合物の更なる過還元に
よって生成されたものと考えられる。テトラヒドロ化合
物の生成の証拠は特開昭62−59264の実施例1に
おけるN−(2−フルオロフェニル)−3,4−ジヒド
ロ−6−ヒドロ千シー4−オキソ−5−ピリミジンカル
ポクサミドの合成中に見出され九。このように生成され
た生成物は純粋の3.4−ジヒドロ化合物のNMRスペ
クトルと一致しない凪迅スペクトルを示し、そこにはジ
しr口化合物の構造に基づいて説明のつかない4.55
8の追加のピークがある。その上、生成物のマススペク
トルはジヒドロ化合物に対して249 m / eの期
待されたC−りに加えて251m/6の解明されていな
いピークを示した。
氷酢酸中の過酢酸による注意深くコントロールされた酸
化によって実施例1の生成物の構造を確認する九めの試
みもなされ九〇生じ友生成物は酸化に先立って注目され
友251m/@のマススペクトルピークがないことによ
って特徴づけられてい友。酸化された生成物の分析はジ
ヒドロ化合物の構造と一致した。後のスクリーニングに
おいてこのように生成され九N−フルオロフエニルジヒ
ドロ化合物は実質的な活性金示さなかつ九。それゆえ、
特開昭62−59264の実施例1に記述されたように
調製された活性生成物は実のところジヒドロ化合物とテ
トラヒドロ化合物の混合物であって、後者が混合物t−
特徴づける抗白血病又は抗腫瘍活性を与えると信じられ
る。
本発明はかくして前に3,4−ジヒドロ化合物として特
徴づけられた、相当するテトラヒドロ化合物であって、
混合物が抗白血病及び抗腫瘍活性を示すような割合のジ
ヒドロ化合物とテトラヒドロ化合物の混合物であると信
じられるN−(フルオロフェニル)−5−fリミジ/カ
ルボクサミドに関する。
〔発明の要約〕
本発明の新規なN−(フルオロフェニル)−5−ビリミ
ゾ/カルポクサミドは下記の式を有する。
〔式中 R1は水素又は上記のような炭化水素残基、そしてR3
又はR4の一つはフッ素でめシそのほかは水素である。
〕 本発明は更に示されxl、2,5.4−テトラヒドロ化
合物と下記の式を有する相当する6、4−ジヒドロ化合
物の混合物を含んでおり、〔式中 R1、”3及びR1は上記と同義であ)〕その割合は混
合物が抗白血病及び抗腫瘍活性金示すような割合である
。弐Iのテトラヒドロ化合物、及び式■の相当するジヒ
ドロ化合物又はジヒドロ化合物の薬理学的に受は入れら
れる付加塩との混合物中に少なくとも約5モルチ、好ま
しくは約25モル係のテトラヒドロ化合物を含有してい
る混合物は、かくして以下にもつと完全に記述されるよ
うに、国立癌研究所(NCI)の試験の実験計画3■3
1の1.p、−移1!L1’210白血病に対して生物
体中での活性を見出された。
本発明のテトラヒドロ化合物は付加塩上形成しない。し
かしながら、ジヒドロ化合物(それとともに混合されう
る)はさまざまの薬理学的に受は入れられる有機及び無
機塩を形成する薬剤で付加塩を形成する。付加塩は通常
、水、メタノール及びエタノールのような極性溶媒並び
にジエチルエーテル、ペンゼ/、トルエンなどのような
非極性溶媒の両方に比較的不溶性である。それらはジメ
チルホルムアミド及びジメチルスルホ中シトのような非
プロトン溶媒にいくぶん溶けやすい。
他方、R1が炭化水素残基であるとき、それはフラノシ
ル(九とえば、リボフラノシル)、キラノシル(九とえ
ば、アラビノピラノシル、グルコピラノフル、又はガラ
クトぎラノシル)、それらのデオ中シ誘導体、又はそれ
らの脂肪族類似体(九と、l:、2−ヒトa−+シェド
中ジメチル又は2゜3−ジヒvaqシゾロビルのような
、そのアルコ中シ及びアル中ル部分のおのおのに2〜1
2個の炭素原子を有するヒトa中シアルコ中シアル中ル
又はポリヒトC1dtジアルキル基)であシうる。ここ
に便用されるとき、“炭化水素残基”という術iliは
ピリミジ/ヌクレオシド又は擬似ヌクレオ7ド、九とえ
ば、以上に具体的に挙げた環式及び非環式基の両方を含
有する物質全形成するこれらの環式及び非環式基を参照
することを意図する。
本発明oフルオロフェニル置換5−ぎりミジ/カルボク
ナミドは上記の式1に例を挙げて説明した形、又はその
互換異性体の形のどれにおいても存在する可能性がある
。理解の容易の九めに、本発明の化合物は九だ上記の式
に示され丸形だけをここに説明するだけであるが、その
異性体又は異性体混合物を包含することは理解されるで
あろう。
フルオロフェニル置換5−ビリミゾ7カルボクサミドは
、1985年2月8日に出願され丸係属出願第699,
776号(5953Kou I A )に記述されてい
るように調製され九相当するN−(2−フルオロフェニ
ル)−及riw−<a−フルオロフェニル)−置換2−
チオキソ−5−ピリミジ7カルポクサミドを、ラネーニ
ッケルで還元することによって調製することが可能であ
る。
本発明の新規化合物は固体及び非固体腫瘍の生長の抑制
と同様に、白血病のような血液の悪性度の退行を引き起
こすのに有効な細胞障害薬剤である。これらは単独で又
はこれらの目的に対して活性的なほかの化学治療薬剤と
組合せて便用することができる。ここに使用されたとき
、”退行”及び“抑制”という術語は治療の不在の疾病
の進行と比較され九疾病の悪性度又はほかの現れの生長
の停止又は遅延を包含する。
体重について約12〜200M9/に9、好ましくは約
25〜100#/kgの範囲の量のマウスに対する新規
なフルオロフェニル置換5−ぎりミジンカルポクサミド
の投与は白血病の退行を引き起こすために有効であるこ
とが見出された。ほかの大きさ及び種の哺乳動物に対す
る用量の相互関係はFr・1reiah 、 LJ、等
、マウス、ラット、ハムスター、犬、猿及びヒトにおけ
る抗癌剤の毒性の定量的比較、Cancer  Che
motherapY %  R@g−50、肩4.21
9〜24A、1966年5月に記述されて−る。
もちろん、用量レベルは最適治療応答を与える友めに調
整されうる。たとえば、いくつかの分割された用量が毎
日投与されてよく、又は治療情勢の必要性によって示さ
れるように、用量は比例して減少されてよい。
活性化合物は非経口に、腹膜内に、静脈内に又は経口的
に適切に投与されうる。活性化合物の溶液又は分散液は
ヒドロ午ジプロピルセルロースのような界面活性剤と適
切に混合されて、水中で調製される可能性がある。分散
液はまmグリセロール、液体ポリエチレングリコール、
及びその混合物中で並びに油中で調製される可能性があ
る。普通の状態の貯蔵及び便用のもとで、これらの調製
品は微生物の生長を予防するために防腐剤を含有してい
る。
注射可能な用途に対し適切な薬学的な形態は無菌の水溶
液又は分散液及び無菌の注射可能な溶液又は分散液の即
席の調製用の無菌の粉末を包含する。そのような用途に
対してその形態は無菌でなければならなく容易な注射可
能性 (8yringability )を与える友めに必要
な程度に至るまで流体でなければならない。それは製造
及び貯蔵条件のもとて安定でなければならなくま几細菌
及び真菌類のような微生物の汚染作用に対して保存がき
かなければならない。
苧ヤリャーは、九とえば水、エタノール、ポリオール(
2とえばグリセロール、プロピレングリコール、液体ポ
リエチレングリコールなど)、その適切な混合物、及び
植物油を包含する溶媒又は分散媒質であシうる。適切な
流動性は、九とえばレシチ□ンのようなコーティングの
使用によって、分散液の場合には必要とする粒径の維持
によって、そして界面活性剤の使用によって維持するこ
とができる。微生物の作用の予防はさまざまの抗菌剤及
び抗かび剤、友とえばパラベン(parabsn )、
クロロブタノール、フェノール、ツル♂ン識、メチロサ
ールなどによって保証される可能性がある。
多くの場・さに、等張物質、九とえばショ糖又は塩化ナ
トリウムを、調剤の形の中に含むことが好ましい。注射
できる処方の吸収を延長させることは、その中へ吸収を
遅らせる薬剤、九とえばモノステアリン酸アルミニウム
及びゼラチンを混合することによって成し遂げることが
できる。
無菌の注射できる溶液は上に列挙したさまざまなほかの
成分と混合して適当な溶媒中に活性な化合物を混合する
ことによって、必要なときは続いて殺菌されtものを濾
過することによって調製される。通常、分散液は殺菌さ
れた活性成分を分散媒及びほかの必要な成分を含有して
いる無菌のぎビクル中へ混合することによって調製され
る。他方、無菌の粉末が無菌の注射できる溶液を調製す
るために便用されるとき、所望の成分の無菌の、濾過さ
れ九溶液が真空乾燥又は凍結乾燥を受け、活性成分にど
れでも追加の所望の成分を加え几粉体を生じることが好
ましい。
ここに使用されると色、“薬学的に受は入れられる、実
質的に非毒性の中ヤリャー又は賦形剤”は溶媒、分散媒
、コーティング、抗菌剤及び抗かび剤、等張剤及び吸収
遅延剤などを包含する。薬学的に活性な物質に対する中
ヤリャー又は賦形剤としてそのような媒質及び薬剤の使
用は当技術において工く知られている。どの伝統的な媒
質又は薬剤も活性成分と同時に飲めないか毒性である場
合を除いて、本発明の治療的処方中でのその便用は熟考
される。追加の活性成分も治療組成物中に混合されうる
投与の容易さ及び投薬量の均一性の九めに単位投与量の
形に本発明の組成物を処方することは有利である。ここ
に便用されるとき、単位投薬量は治療されるべき哺乳動
物の被験者に対する単位の用量として使用する九めに適
切な物理的に分離した単位に当てはまる。各単位は必要
な薬学的に受は入れられる千ヤリャーと共同して、所望
の治療効果を生じるように計算された前もって計算され
た量の活性物質を含有する。単位投薬量の形に対する明
細事項は(at活性物質の独特の特性及び達成されるべ
き特別の治療効果、及び(b)度を越した細胞障害性の
副作用なしに、病的な状態を有する生きている被験者の
疾病の治療に対してそのような活性物質を調合すること
に関する当技術に本来備わっている限度によって指示さ
れそして直接に依存する。
本発明の5−ビリミジンカルポクサミドによる白血病の
退行又は腫瘍の生長の抑制は、九とえば5もしくは10
日まで、又はもつと長期間の毎日の投薬の便用に工って
達成される可能性がある。
複合的な投薬、又はどんな所望の周期的な基礎に基づく
投薬もまt利用することができる。治療的に活性な成分
はこのように細胞障害性の度を越し九副作用の不在にお
いて白血病又は腫瘍の退行又はそれ以上の生長の抑制を
助ける丸めに十分な量で投薬さnる。
〔発明を実行するための最善の方法〕
フルオロフェニル置換5−ぎりミジ/カルポクサミドの
中で好ましいものUN−(4−フルオロフェニル)−1
,2,3,4−テトラヒドロ−6−とドロ千シー4−オ
ギソー5−ぎリミジンカルカクサミF及びN−(2−フ
ルオロフェニル)−1,2,!1.4−テトラヒトo−
6−ヒドロキシ−4−オ牟ソ〒5−ビリミシンカルがフ
サミド、並びにその3,4−ジヒドロ相当物と一緒に上
述の化合物全含有している混合物である。本発明はこれ
らの化合物の調製及び試験を説明する下記の特殊の実施
例に関連してより詳細に記述されるであろう。
実施例1 濃厚アンモニア水(200jlj)と水(200111
)の混合物に7.2yの出発物質N−(2−フルオロフ
ェニルノー1.2,3.4−テトラヒドロ−6−ヒドロ
キシ−4−オキソ−2−チオキソ−5−ビリミジンカル
ボフナミド(そのlli裂が上述の同時係属出願第69
9.776号の実施例1に記述されている類似体化合物
と同じ方法でv4製され九)を添加した。これにラネー
ニッケル(26,9)を添加し九〇懸濁液を6時間おだ
やかに加熱しく80〜90℃にンそして冷却した。強塩
酸を反応混合物が完全に酸性になって2ネーニツケルが
溶解し始めるまで添加した。それ以上の水素の発生が全
くなくなったとき固体は収集され、フィルターケーキは
水とエタノールで洗浄され次いでエタノール(50m)
に再懸濁された。懸濁液はそれから沸騰近くにもたらせ
られた。固体は収集され、少しばかシのエタノールとエ
チルエーテルで洗浄されたそして乾燥された。
この調製ははりきシした融点を持たなくて240℃及び
それ以上で分解する4、2gの灰色の粉末を生じた。生
成物は第1図及び第2図に示したNMR及びマススペク
トルを示した。それは約601量−のN−(2−フルオ
ロフェニル)−1,2,3゜4−テトラヒドロ−6−ヒ
ドロキシ−4−オキソ−5−ピリミジンカルボフサミド
と約70mEtチのN−(2−フルオロフェニル)−5
,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキノー5−ピ
lJミゾ7カルポクサミドを含有することがわかったO
これらの化合物に当てはめられた構造は第1図及び第2
図の小化及びマススペクトルの解釈に基づいている。第
1図を参照すると、NMRはN−(2−フルオロフェニ
ル)−3,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ
−5−ビリミジンカルボフナミドの構造に基づいて理論
的に存在する全ての水素の共鳴ピークを示す。重要なの
はビリミシン環の2の位置の水素を示す8.626のは
つ1!シしたシングレットのピーク、及びビリミシン環
の2の位置の二つの水素を示す4.56の広い多重線で
ある。同時に存在するこれらのピークのあの両方のセッ
トは二つの化合物、すなわち6−4−ジヒドロ及び1.
2.5.4−テトラヒドロ構造の混合物の存在の明確な
証拠である。6.95〜7.75 ’Jの多重ピーク構
造は置換力ルポクサミド環の芳香族水素原子によるもの
である。この複合のピークの特殊の形状はフッ素置換基
の位置の指示である。第1図において、フッ素は環の2
の位置上にある。(7ツ索が4の位置にある第5図と比
較せよ)。
第2図に示されたマススペクトルはNMRデータに基づ
く構造的指定を確認する。主要な特徴はその化合物の二
つの1親”(M)ピーク(249及び251m/e)及
びプロトン付加によるそのM+1当量(250及び25
2m/e)である。分解図形において、最強ピークはジ
ヒドロ及びテトラヒドロ成分の両方に共通の、2−フル
オロ部分のプロトン付加による1 11 m/eである
。また169及び141 m/eにビリミシンカルボニ
ル7ラグメントも存在する@ 現在1で、1,2,6.4−テトラヒドロ化合物は純粋
な形で生成されたことになく、そしてその6,4−ジヒ
ドロ相当物と一緒に、上記と類似の反応生成物との混合
物でのみ存在する。
精製され九N−(2−フルオロフェニル)−6゜4−ジ
ヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ−5−ビリミジン
カルボフナミドは下記の工うに実施例1の混合物中に含
まれている1 、2,5.4−テトラヒドロ化合物の制
御さnfcuit化によって調製された@ 混合物(10,lk氷酢酸(25d)中に懸濁し、そし
て過酢酸の40チ酢酸溶液(91Ll)を連続的に添加
した。懸濁液は1/2時間おだやかに暖め比。追加の氷
酢酸は、固体が実質的に溶解するまで、暖めながら、暖
い溶液に添加した0溶液は熱い間には過され、それから
1時間冷却しそして現れた固体を収集した。はつきシし
た融点を示さなくて約230 ’0で融解しながら分解
する淡黄褐色の微結晶固体(6,2!I)が生成し之。
1.2,3.4−テトラヒドロ化合物の脱離は、第6図
に示されたように、核磁気共鳴スペクトルの4.556
及びほかの小さなピークの消失によって、そして第4図
に示されたようにマススペクトルの251 m/eのピ
ークの不在によって示されfC。
実施例2 キシ−4−オキソ−5−ビリミジンカルボフサミドの混
合物 濃アンモニア水(200ゴ)と水(200ral)の混
合物に7.2Iの出発物質N−(4−:yルオロフェニ
ル)−1,2,6,4−テトラヒドロ−6−ヒドロキシ
−4−オキソ−2−チオキソ−5−ビリミゾン力ルポク
サミド(出願番号第699 、776号の実施例1にそ
の調製が記述されている類似体化合物と同じ方法で調#
!ちれた)を添加した。これにラネーニッケル(26g
)7ki1加した。懸濁液r16時間おだやかに加熱さ
れ(8[]〜90℃にうそして冷却された。反応化合物
が完全に酸性になってう不一ニッケルが溶解し始めるま
で強塩([−添加した。水素のそれ以上の発生がなくな
つ友とき固体は収集され、フィルターケーキは水とエタ
ノールで洗浄され、次いでエタノール(50117)中
に再懸濁された。懸濁液はそれから沸点近くにもたらさ
れた。固体は収集され、少量のエタノールとエチルエー
テルで洗浄されそして乾燥された〇はつきジした融点t
”!′+几なくて、240℃及びそれエリ高温で分解す
る4、2gの灰色の粉末を生じ友。生成物のNMR及び
マススペクトルは第5図及び第6図に付は加える。スペ
クトルはN−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,
4−テトラヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ−5−
ビリミジンカルボフサミドとN−(4−フルオロ7エ二
ル)−3、4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ
−5−ビリミジンカルボフサミドの混合物と一致し九〇 特に、第5図のNMRスペクトルは、6.4−ジヒドロ
化合物におけるように、ビリミシン環上の2の位置の1
個の水素を示し、そして1.2.3゜4−テトラヒドロ
化合物に2けるように、ビリミシン環上の2の位置の2
個の水素を示す8.626及び4.56にピークを示す
。これらの構造の両方は同じ分子内に同時に存在するこ
とができな^ので、これらの化合物の混合物が指し示さ
れる◎この結論は第6図のマススペクトルデータによっ
て支持される。このスペクトルに2いて、一つが6.4
−ジヒドロ(249m/e)に対する、そして一つが1
.2.3.4−テトラヒドロ(251m/e)に対する
、二つの親Mビークが明瞭に示される。
i、p、−移植リンパ白血病L1210の退行に関する
実施例1及び比較例A1並びに実施例2の化合物と類似
し之置換−5−ビリミゾン力ルポクサミドとの抗白血病
活性の比較 実施例1、比較例A1及び実施例2、並びに類似し友構
遺のほかのit倶5−ビリミジンカルボフサミドの試験
化合物のサンプルは、i、p、−億え付けら扛たL12
10白血病(J、 Nat’1. CancerIns
t、 13 (5〕:162d、15>53)に対する
化合物の効果を測定するためにNCI試験の実験計画6
LE61(MCI実験計画1,100.癌化学療法報告
、パート6.6巻、/162.1972年9月)に従っ
て生物体中で試験した。各試験は6匹のDBA / 2
マウスにおける白血病の細胞の移41[ヲ含んでおり、
実験当り一つの性を用い、最小18.9の体重の誰と最
小1710体重の雌を用い、そして実験動物の全ては5
11ozk変動範囲内に入っていた。試験化合物は腹水
流体で稀釈さnた0、1−の用量(用量当シ105細胞
)の1.p、注射によって投与され、腫瘍植え付は後1
日で開始し、そして9日間毎日続けた。
試験動物は秤量され、そして生き残った生物は60日の
試験期間中規則正しい規準に基づいて記録された。処置
された動物と比較対照動物に対する生存時間の比率(T
/C) t−百分率として測定した◎ 試験は各試験化合物について得られた結果に基づいて服
用量レベルを変えて行なった。少なくとも125%に等
しい初期T/C値が活性を証明するために必要でめシ、
一方125%と等しいか又はそれ以上の再生できるT/
Cがそれ以上の研究の正当な理由となる3Lg31試験
システムで統計的に測定された。1sos又はそれニジ
高い再生できるT/Cは意味のある活性と考えられる。
実施例1及び比較例A1実施例2、並びに同様に調製さ
れた2−クロロフェニル、6−フルオロフェニル又は2
.4−ゾフルオロフェニ#fill換類似体(比較例B
−D)の化合物に対する試験結果は表Iに要約する。3
LE31試験システムのもとて実施例1の化合物は50
m9/kg(実施例1)という低い用量で抗白血病活性
(、T10 S >125チ)を示した。他方比較対照
化合物はどれも全く活性を示さなかった〇 3Lg31試験に加えて、実施例1の混合物は国立癌研
究所の実験計画3P831 (、腹膜内に移植されたP
688白血病)及び3MBG5(5ubrenal @
のンヒト乳房の悪性腫瘍MX−i異穐移植片)に従って
、次のように試験された=1、p、−移[P、588白
血病の退行に関する実施例1の化合物の抗白血病活性 実施例1の試験化合物のサンプルは1.p・−移植され
たP688白血病に対する混合物の効果を測定する九め
に(Amerlcan Journal of P&t
bology。
66:、%3,603頁、1957年) MCIの試験
の実験計画3ps61 (癌化学療法報告、パート6.
6巻、2号、1972年9月)に従って生物体中で試験
された。各試験は6匹のDBA / 2マウスに白血病
のm胞の移植を含んでおり、実験当り一つの性を用い、
最小18IO体重の鳩のマウスと最小17gの体亘の雌
のマウスを用い、そして実験動物の全ては6gの重量変
動4囲内に入っていた。試験化合物は腹水流体で稀釈さ
れた0、1−の用量(用量当!010’!胞)の1.p
、注射によって投与され、腫瘍植え付は後1日で開始し
、そしてこれらの合成生成物に対して5日間毎日続けた
試験動物は秤量され、そして生き残った生物は60日の
試験期間中毎日の基準に基づいて記録され比。処置され
た動物と比較対照動物に対する生存時間の比!(T/C
)kg分率として測定した。
試験は用量レベルを変えて行なった。6PS61試威に
2いて合成物質に関して少なくとも120%に等しいか
又はそれより大きい初期T/C値が適度の活性t−証明
するために必要である。
175慢又はそれよシ高い再現のできるT/Cは意味の
める活性と考えられる。実施例1の化合物は以下の活性
を示し九〇 表 ■ 1、p、移植されたP688白血病の退行に関する実施
例1の化合物の活性 1 LIO158 実施例1の混合物は25m9/々という低い用量で抗白
血病活性(’r7C%>i 20’4)’を示した。
5ubrenal gの9ヒト乳房の悪性腫瘍MX−i
異種移植片の退行に関する実施例1の混合物の比較試験 実施例1の試験化合物のサンプルは8ubrenal破
の9ヒト乳房の悪性腫瘍(以前に化学療法を受けてない
29才の婦人の最初の乳房の腫瘍から1974年に外科
移愼さnた)に対する混合物の効果を測定するためにN
(Jの試験の実験計画3MBG5(癌化学療法報告、パ
ート3.6巻、2号、1972年9月)に従って生物体
中で試験した。
各試験は無胸腺症のスイス又は無胸腺症の無原則繁殖マ
ウスのいずれかの腎臓の膜形成性被覆のもとての腫瘍断
片の移植を含んでいる。試験グループにつき6匹のマウ
スそして比較対照につき12匹t1実威について一つの
性を用い、最小1811の体ムの雄のマウスと最小17
&の体重の雌のマウスを用い、そして実験動物の全ては
4gの重量変動範囲内に入っていた。試験化合物は1・
p、注射によって投与され肺癌移植後1日で開始され、
全部で6回の注射’を各4日ごとに繰返し友。
試験動物は秤量されぞして死は11日の試験期間中毎日
記録された。処置された動物と比較対照動物に対する平
均腫瘍重量の変化の比率(T/C,1は百分率として測
定し之◎ 試験は用型レベルを変えて行なった。20%より小さい
か又は等しい初期T/Cが適度の活性を証明するために
必要であることが決定されてきた。
10チよシ小さいか又は等しい再現できるT/Cが意味
のある活性と考えられる。実施例1の混合物は下記の活
性を示した。
異種移植片の退行に関する実施例1の化合物の活性 用量(呪/kl/ )     ’r / Cチ   
T/Cチ(繰返し)SOO−一− 実施例1の混合物は3MBCl3試験システムのもとで
は不活性であることが判明した。
前述のことから、本発明に従って一つの部類の新規な5
−%!′リミシン力ルポクサミドが提供され、その構成
員は哺乳動物に関して実質的な細胞障害性の活性を示し
、そして白血病及び腫瘍の退行及び/又は成長の抑制を
引き起こすことがわかるでろろう。さまざ1な変化が本
発明の治療的に活性な化合物に関して、特別の置換と同
様に調製の方法及び使用法になされうろことは明らかで
あろう。
従って、上述の開示は説明のためだけと解釈されるべき
であplそして発明の範囲はここに付は加えられた特許
請求の範囲に従って解釈されるべきである◎
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1に記述されたように製造された化合物
の混合物のNMRスペクトルであり、第2図は実施例1
の混合物のマススペクトルであシ、 第6図は比較例Aの精製6.4−ジヒドロ化合物のNM
Rスペクトルでf59、 第4図は比較例Aの精製3,4−ジヒドロ化合物のマス
スペクトルでおり、 第5図は実施例2の混合物のNMRスペクトルであpl 第6図は実施例2の混合物のマススペクトルである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中 R_1は水素又はフラノシル、ピラノシル、グルコピラ
    ノシル又はガラクトピラノシル基、そのデオキシ誘導体
    、並びにそのアルコキシ及びアルキル部分のおのおのに
    2〜12個の炭素原子を有するヒドロキシアルコキシア
    ルキル及びポリヒドロキシアルキル基、そして R_3又はR_4の一つはフッ素でありそのほかは水素
    である〕 の化合物と下記式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中 R_1、R_3及びR_4は上記と同義である〕の化合
    物又はその薬学的に許容し得る付加塩との混合物(式(
    I )の化合物と式(II)の化合物の割合いは該混合物
    が抗白血病及び抗腫瘍活性を示すような割合である)の
    有効量と薬学的に許容し得る実質的に非毒性の担体又は
    希釈剤とからなる、抗白血病及び抗腫瘍活性を有する薬
    学的組成物。
  2. (2)式( I )の化合物を少なくとも約5モル%含有
    している混合物である請求項1の薬学的組成物。
  3. (3)N−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,4
    −テトラヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ−5−ピ
    リミジンカルボキサミドとN−(4−フルオロフェニル
    )−3,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ−
    5−ピリミジンカルボキサミドの混合物である請求項1
    の薬学的組成物。
  4. (4)N−(2−フルオロフェニル)−1,2,3,4
    −テトラヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ−5−ピ
    リミジンカルボキサミドとN−(2−フルオロフェニル
    )−3,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−4−オキソ−
    5−ピリミジンカルボキサミドの混合物である請求項1
    の薬学的組成物。
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