JPH02192898A - プレスダイクツシヨンの圧力読取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプレスのクランク角とともに変化するグイク
ッションの圧力を瞬時に読取ることのできるプレスダイ
クッションの圧力読取り装置に関する。

〔従来の技術〕

従来絞り成形などに使用されるプレスのグイクッション
は、油圧シリンダと空圧シリンダより構成されていて、
両シリンダによりクッション機能を得るようになってい
る。

また油圧シリンダハＮＣ制御されるダイクッションタン
クユニットが接続されていて、プレスのクランク角に応
じて上記油圧シリンダを制御することにより、クッショ
ン能力が可変できるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のようなグイクッションでは、プレスのクランク角
に対してクッション能力を所定通り制御するためには、
クランク角とともに変化するグイクッションの圧力を知
る必要があるが、従来ではオシロスコープ等の市販の測
定器を使用してダイクッションの圧力を測定しているた
ため、プレスのクランク角とともに変化するダイクッシ
ョンの圧力が瞬時に読取れなかったり、空圧及び油圧の
何れかを測定しているため、空圧及び油圧の合計値が瞬
時に読取れないなどの不具合があった。

また測定の作業が煩雑であるなどの不具合もあった。

この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもので
、簡単な操作でプレスのクランク角とともに変化するダ
イクッションの圧力を瞬時に読取れるようにしたプレス
ダイクッションの圧力読取り装置を提供しようとするも
のである。

〔課題を解決するための手段及び作用〕この発明は上記
目的を達成するために、クッション作用をなす空圧シリ
ンダと、クッション能力を可変及びロックする油圧シリ
ンダとよりなるプレスダイクッションにおいて、上記空
圧シリンダ及び油圧シリンダにそれぞれ空圧検出器及び
油圧検出器を、またプレスの駆動系にクランク角検出器
を設けて、これら検出器によりクランク角に対する空圧
シリンダ及び油圧シリンダの圧力をそれぞれ検出すると
共に、得られた検出値をクランク角に応じて空圧、油圧
及びこれらの合計値側を表示装置に表示するようにした
ことにより、プレスクランク角とともに変化するダイク
ッションの圧力が合計値とともに瞬時に読取れるように
したプレスダイクッション圧力読取り装置を提供するも
のである。

〔実　施　例〕

この発明の一実施例を図面に参照して詳述する。

図において１は図示しないプレスに設けられたダイクッ
ションで、空圧シリンダ２により弾性支持されたダイク
ッションパッド３を存しており、このダイクッションパ
ッド３上にクッションピンを介して下型クッションパッ
ド（ともに図示せず）が支持されている。

また上記空圧シリンダ２は管路４を介してダイクッショ
ンエアタンク５に接続されていて、図示しない空圧源よ
り供給された一定圧の空圧がこのダイクッションエアタ
ンク５より管路４を介して空圧シリンダ２の圧力室２ａ
へ供給されてい・ると共に、上記ダイクッションエアタ
ンク５には空圧検出器６が接続されていて、この空圧検
出器６により検出されたダイクッションエアタンク５内
の圧力測定値は、増幅器７を介して、読取り装置本体８
へ入力されるようになっている。

一方上記空圧シリンダ２の下部には油圧シリンダ１０が
接続されている。

上記油圧シリンダ１０内は２個のピストン１０ａ、１０
ｂにより３室１０１，１０２．１０ｓに区割されていて
、各ピストン１０ａ、１０ｂの取付けられたピストン杆
１０ｃの上端は空圧シリンダ２の中空なピストン杆２ｂ
内を通ってダイクッションパッド３に下方より当接され
ている。

また油圧シリンダ１０の上側の室１０１はロッキングバ
ルブ１１に接続されていて、このロッキングバルブ１１
によりクッション機能がロックできるようになっている
と共に、中間に室１０２は管路１２により、そして下側
の室１０３は途中にサーボ弁１３の設けられた管路１４
によりダイクッションタンクユニット９へ接続すれてい
て、ＮＣ制御されるサーボ弁１３によりプレスのクラン
ク角に応じてクッション能力が連続的に可変できるよう
になっている。

一方上記室１０３とサーボ弁１３の間を接続する管路１
４に室１０３の圧力を検出する油圧検出器１５が設けら
れていて、この油圧検出器１５により検出されｎ１定値
は増幅器１６に介して読取り装置本体８へ入力されてい
る。

上記読取り装置本体８は第２図に示すように構成されて
いて、プレスのメイン軸またはロータリカム軸（何れも
図示せずに取付けられたインクリメンタリエンコーダな
どのクランク角検出器１７より角度検出信号が、そして
上記空圧検出器６及び油圧検出器１５よりそれぞれ測定
値が入力されるようになっている。

次に作用を説明すると、プレスの動作が開始されると、
スライドの下降とともにクランク角検出器１７よりクラ
ンク角が読取り装置本体８へ入力され、カウンタ１８に
よりクランク角が計数されて中央演算処理装置１つへク
ランク角のデータが送られる。

また空圧検出器６及び油圧検出器１５からも測定値がＡ
／Ｄ変換器２０を介して中央演算処理装置１９へ送られ
る。

そして中央演算処理装置１９は、入力されたデータから
クランク角に対する空圧シリンダ２の空圧と、油圧シリ
ンダ１０の室１０３の圧力及びこれらの合計値を演算し
、ＣＲＴコントローラ２１を介してＣＲＴよりなる表示
装置２２へ出力するため、表示装置２２を監視すること
により、クランク角に対するダイクッション５の空圧と
室１０３の油圧及びこれらの合計値が瞬時に読取れるよ
うになる。

さらに必要に応じてこれらデータをプリンタ２２へ打ち
出すこともできる。

〔発明の効果〕

この発明は以上詳述したように、プレス作業中クランク
角とともに変化するダイクッションの圧力を、空圧、油
圧及びこれらの合計値側に瞬時に読取れるようにしたこ
とから、ＮＣ制御に必要なデータが容易かつ精度よく得
られると共に、表示装置上に表示されるデータを監視す
るだけでよいため、従来の測定に比べて測定作業も容易
である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は全体的な構
成図、第２図は読取り装置本体のブロック図である。 ２は空圧シリンダ、６は空圧検出器、 １０は油圧シリンダ、１５は油圧検出器、１７はクラン
ク角検出器、２２は表示装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クッション作用をなす空圧シリンダ２と、クッション能
   力を可変及びロックする油圧シリンダ１０とよりなるプ
   レスダイクッションにおいて、上記空圧シリンダ２及び
   油圧シリンダ１０にそれぞれ空圧検出器６及び油圧検出
   器１５を、またプレス駆動系にクランク角検出器１７を
   設けて、これら検出器６，１５，１７によりクランク角
   に対する空圧シリンダ２及び油圧シリンダ１０の圧力を
   それぞれ検出すると共に、得られた検出値をクランク角
   に応じて空圧、油圧及びこれらの合計値別に表示装置２
   ２に表示してなるプレスダイクッションの圧力読取り装
   置。