JPH0219231Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219231Y2 JPH0219231Y2 JP1983154918U JP15491883U JPH0219231Y2 JP H0219231 Y2 JPH0219231 Y2 JP H0219231Y2 JP 1983154918 U JP1983154918 U JP 1983154918U JP 15491883 U JP15491883 U JP 15491883U JP H0219231 Y2 JPH0219231 Y2 JP H0219231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- frame
- periphery
- hole
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
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- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Screen Printers (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスクリーン伸張保持枠に関する。
たとえばスクリーン印刷のための製版の製作の
際などに、スクリーンを一定の張力で張つたまま
保持枠に保持することが要求される。従来ではエ
アーシリンダを備えた伸張器によつてスクリーン
を四方から引張つて枠に接着固定するか、又は枠
の各周縁に溝を設けておき、スクリーンの周縁を
溝にまたがらせておいてから溝に治具を埋込んで
スクリーンに張力をかけるようにしている。しか
し前者の場合数個のエアーシリンダを必要とする
ため、設備が大型かつ複雑となる。又後者の場合
スクリーンの各辺毎に張力をかけていくので、均
等な張力を与えることが極めて困難である。
際などに、スクリーンを一定の張力で張つたまま
保持枠に保持することが要求される。従来ではエ
アーシリンダを備えた伸張器によつてスクリーン
を四方から引張つて枠に接着固定するか、又は枠
の各周縁に溝を設けておき、スクリーンの周縁を
溝にまたがらせておいてから溝に治具を埋込んで
スクリーンに張力をかけるようにしている。しか
し前者の場合数個のエアーシリンダを必要とする
ため、設備が大型かつ複雑となる。又後者の場合
スクリーンの各辺毎に張力をかけていくので、均
等な張力を与えることが極めて困難である。
この考案は簡単な機構で、かつ簡単な作業でス
クリーンを均一に引張り、かつ固着保持すること
を目的とする。
クリーンを均一に引張り、かつ固着保持すること
を目的とする。
この考案の実施例を図によつて説明する。この
考案の保持枠は一対の枠1,4からなる。一方の
枠1はたとえば下枠で方形状とされており、周縁
の断面形状がL型とされている。これを更に説明
すると、垂直壁1Aと、その上端縁に連り外方水
平方向にのびる水平壁1Bとにより下枠1が構成
される。そして水平壁1Bの表面には複数のピン
2が樹立されてある。又水平壁1Bには数個所に
ネジ孔3が形成されてある。
考案の保持枠は一対の枠1,4からなる。一方の
枠1はたとえば下枠で方形状とされており、周縁
の断面形状がL型とされている。これを更に説明
すると、垂直壁1Aと、その上端縁に連り外方水
平方向にのびる水平壁1Bとにより下枠1が構成
される。そして水平壁1Bの表面には複数のピン
2が樹立されてある。又水平壁1Bには数個所に
ネジ孔3が形成されてある。
他方の枠4はたとえば上枠で、これも方形状と
されている。この上枠4も周縁の断面形状がL型
とされている。そして下枠1内に入りこむ大きさ
とされている。すなわちこの上枠4も垂直壁4A
と、その上端縁に連り外方水平方向にのびる水平
壁4Bとにより構成される。下枠1の垂直壁1A
に対してその内側で上枠4の垂直壁4Aが相対
し、又下枠1の水平壁1Bに対してその表面で上
枠4の水平壁4Bが相対するように、下枠1に対
して上枠4が嵌合するようになる。上枠4の水平
壁4Bには前記ピン2が挿通可能の孔5が設けて
あり、又前記ネジ孔3に向かい合う個所にネジ挿
通孔3Aが設けてある。8は締込み用のネジで、
ネジ挿通孔3Aを通つてネジ孔3にねじこまれ
る。
されている。この上枠4も周縁の断面形状がL型
とされている。そして下枠1内に入りこむ大きさ
とされている。すなわちこの上枠4も垂直壁4A
と、その上端縁に連り外方水平方向にのびる水平
壁4Bとにより構成される。下枠1の垂直壁1A
に対してその内側で上枠4の垂直壁4Aが相対
し、又下枠1の水平壁1Bに対してその表面で上
枠4の水平壁4Bが相対するように、下枠1に対
して上枠4が嵌合するようになる。上枠4の水平
壁4Bには前記ピン2が挿通可能の孔5が設けて
あり、又前記ネジ孔3に向かい合う個所にネジ挿
通孔3Aが設けてある。8は締込み用のネジで、
ネジ挿通孔3Aを通つてネジ孔3にねじこまれ
る。
6はスクリーンで、絹、ナイロン、ポリエステ
ル、ステンレス等からなる。そしてその周縁に前
記ピン2が挿通可能の孔7が形成されてある。な
おスクリーン6の、一方の周縁の孔7と、これに
相対する他方の周縁の孔7との間隔(対辺間隔)
は、下枠1の水平壁1B上の一方の周縁のピン2
と、これに相対する他方の周縁のピン2との間隔
(対辺間隔)よりも若干長く(たとえば垂直壁4
Aの垂直高さの2倍の高さをこえない範囲内)し
てある。
ル、ステンレス等からなる。そしてその周縁に前
記ピン2が挿通可能の孔7が形成されてある。な
おスクリーン6の、一方の周縁の孔7と、これに
相対する他方の周縁の孔7との間隔(対辺間隔)
は、下枠1の水平壁1B上の一方の周縁のピン2
と、これに相対する他方の周縁のピン2との間隔
(対辺間隔)よりも若干長く(たとえば垂直壁4
Aの垂直高さの2倍の高さをこえない範囲内)し
てある。
スクリーン6を張るには、まずスクリーン6の
周縁の孔7を下枠1のピン2に挿通する。これに
よつてスクリーン6は下枠1の上面を覆うように
なるが、前記した下枠1のピンの対辺間隔とスク
リーン6の孔の対辺間隔との差から、スクリーン
6はその中央においてややなか垂みとなる。この
状態で次に上枠4を下枠1内に前述のように嵌入
させる。この嵌入の過程でスクリーン6の全周縁
は、上枠4の垂直壁4Aによつて均一に押し下げ
られるようになる。この押し下げにともなつてス
クリーン6の張力は次第に増加する。更に上枠4
を押し下げれば、孔5にピン2が挿入されてい
く。上枠4を充分押下げたときスクリーン6は所
望の張力に達する。ここでネジ8をネジ挿通孔3
Aよりネジ孔3にねじこんで、下枠1と上枠4と
を固定する。これによつてスクリーン6の保持枠
に対する固定が終る。
周縁の孔7を下枠1のピン2に挿通する。これに
よつてスクリーン6は下枠1の上面を覆うように
なるが、前記した下枠1のピンの対辺間隔とスク
リーン6の孔の対辺間隔との差から、スクリーン
6はその中央においてややなか垂みとなる。この
状態で次に上枠4を下枠1内に前述のように嵌入
させる。この嵌入の過程でスクリーン6の全周縁
は、上枠4の垂直壁4Aによつて均一に押し下げ
られるようになる。この押し下げにともなつてス
クリーン6の張力は次第に増加する。更に上枠4
を押し下げれば、孔5にピン2が挿入されてい
く。上枠4を充分押下げたときスクリーン6は所
望の張力に達する。ここでネジ8をネジ挿通孔3
Aよりネジ孔3にねじこんで、下枠1と上枠4と
を固定する。これによつてスクリーン6の保持枠
に対する固定が終る。
この固定状態において、スクリーンは所定の張
力が加わつた状態にある。又これまでの過程で、
上枠4の下枠1への挿入によつて張力が加わつた
のであるが、このときの張力はスクリーン6の全
周縁に沿つてほぼ一定である。そしてこのスクリ
ーン保持の作業は、単に上枠4の下枠1への挿入
とネジ5によるねじこみで足りるため極めて容易
である。又いつたん保持したスクリーンはネジ5
を取り走れば簡単に各枠から除去でき、しかもこ
の枠の再使用も可能である。
力が加わつた状態にある。又これまでの過程で、
上枠4の下枠1への挿入によつて張力が加わつた
のであるが、このときの張力はスクリーン6の全
周縁に沿つてほぼ一定である。そしてこのスクリ
ーン保持の作業は、単に上枠4の下枠1への挿入
とネジ5によるねじこみで足りるため極めて容易
である。又いつたん保持したスクリーンはネジ5
を取り走れば簡単に各枠から除去でき、しかもこ
の枠の再使用も可能である。
なおこのように保持されたスクリーンに感光乳
剤を塗布して感光膜を作つてから製版するのであ
るが、これに代えてすでに感光膜を作つたスクリ
ーンを保持枠に保持するようにしてもよい。この
場合この考案ではスクリーンの全周縁に均一にか
つ同時に張力が加わるので、感光膜を形成したス
クリーンでも何の問題もなく保持できる。もし従
来のようにスクリーンに1辺ずつ張力を加えて張
つていくような場合は、感光乳剤を伸ばしてしま
う等の事故が起りやすく、不向きである。
剤を塗布して感光膜を作つてから製版するのであ
るが、これに代えてすでに感光膜を作つたスクリ
ーンを保持枠に保持するようにしてもよい。この
場合この考案ではスクリーンの全周縁に均一にか
つ同時に張力が加わるので、感光膜を形成したス
クリーンでも何の問題もなく保持できる。もし従
来のようにスクリーンに1辺ずつ張力を加えて張
つていくような場合は、感光乳剤を伸ばしてしま
う等の事故が起りやすく、不向きである。
なおこの固定状態において、スクリーン6の孔
7にピン2が挿入された状態でスクリーン6が引
張られているので、孔7の周縁に強い力が働いて
いることになる。スクリーン6の機械的強度が大
きい場合は特に問題ではないが、もしこれが小さ
いときは孔7の周縁が裂けることも予想できる。
これを防ぐためには第4図のようにスクリーン6
の周縁に補強枠9(紙は布製)を貼付けるなどし
て補強するようにするとよい。
7にピン2が挿入された状態でスクリーン6が引
張られているので、孔7の周縁に強い力が働いて
いることになる。スクリーン6の機械的強度が大
きい場合は特に問題ではないが、もしこれが小さ
いときは孔7の周縁が裂けることも予想できる。
これを防ぐためには第4図のようにスクリーン6
の周縁に補強枠9(紙は布製)を貼付けるなどし
て補強するようにするとよい。
以上詳述したようにこの考案によれば、スクリ
ーンの伸張、保持は極めて簡単であり、しかもス
クリーンには均一にかつ常に一定の張力が加わつ
た状態で保持できるといつた効果を奏する。
ーンの伸張、保持は極めて簡単であり、しかもス
クリーンには均一にかつ常に一定の張力が加わつ
た状態で保持できるといつた効果を奏する。
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は分解斜視図、第3図は枠の分解斜視図、第4
図はスクリーンの一部の変形例を示す斜視図であ
る。 1,4……枠、2……ピン、3……ネジ孔、5
……孔、6……スクリーン、7……孔、8……ネ
ジ。
図は分解斜視図、第3図は枠の分解斜視図、第4
図はスクリーンの一部の変形例を示す斜視図であ
る。 1,4……枠、2……ピン、3……ネジ孔、5
……孔、6……スクリーン、7……孔、8……ネ
ジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 方形状の第1および第2の枠と、周縁に複数の
孔が設けられてあるスクリーンとからなり、 前記第1の枠の周縁の水平壁に樹立された複数
のピンに前記スクリーンの孔を挿通し、前記第2
の枠の周縁の垂直壁が前記スクリーンの全周縁か
ら押し下げて前記スクリーンに張力をかけるよう
に、前記第2の枠を前記第1の枠に嵌入するとと
もに、前記ピンを前記第2の枠の周縁の水平壁に
設けた孔に挿入し、前記第2の枠を前記第1の枠
にネジで固定してなるスクリーン伸張保持枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15491883U JPS6062940U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | スクリ−ン伸張保持枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15491883U JPS6062940U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | スクリ−ン伸張保持枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6062940U JPS6062940U (ja) | 1985-05-02 |
JPH0219231Y2 true JPH0219231Y2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=30342298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15491883U Granted JPS6062940U (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | スクリ−ン伸張保持枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6062940U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621733Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1994-06-08 | 理想科学工業株式会社 | スクリ−ン印刷原版の版枠 |
JP6612511B2 (ja) * | 2015-03-23 | 2019-11-27 | 普烈 粕谷 | メタルマスク張設治具及びメタルマスク |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844251U (ja) * | 1971-09-23 | 1973-06-09 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP15491883U patent/JPS6062940U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844251U (ja) * | 1971-09-23 | 1973-06-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6062940U (ja) | 1985-05-02 |
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