JPH02192176A - ラッチ型圧電アクチュエータ - Google Patents

ラッチ型圧電アクチュエータ

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JPH02192176A
JPH02192176A JP1011313A JP1131389A JPH02192176A JP H02192176 A JPH02192176 A JP H02192176A JP 1011313 A JP1011313 A JP 1011313A JP 1131389 A JP1131389 A JP 1131389A JP H02192176 A JPH02192176 A JP H02192176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable member
displacement
electrostrictive
piezoelectric element
latch
Prior art date
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Pending
Application number
JP1011313A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nishizawa
西澤 猛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH02192176A publication Critical patent/JPH02192176A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電歪あるいは圧電素子を用いたラッチ型のア
クチュエータに関する。
(従来の技術〕 従来、ラッチ型のアクチュエータとしてはコイルを用い
た電磁アクチュエータが使用されてきた。しかしながら
、電磁アクチュエータはコイルに通電することにより磁
界を発生しその磁力を利用して可動部材を動かずため、
大きなエネルギを必要とし発熱および磁気干渉などの問
題点があった。また、コイルを使うため小型化が難しか
った。
そこで、特開昭61−168275に電歪あるいは圧電
素子を用いた第5図のラッチ型のアクチュエータが開示
されている。
ベース10のL部に2個の電歪あるいは圧電素子1が互
いに対向して取付けられている。また、可動部材11は
、2つの電歪あるいは圧電素子1の中間になるようにベ
ース10に取付けられた支持部15に回動可能に支持さ
れ、その自由端には電歪あるいは圧電素子1と対向する
ように飛行部材12が取付けられている。支持部15と
可動部材11に両端を支持されたラッチばね14が設け
られ、このばね14のバネ力により可動部材11はいず
れか一方の電歪あるいは圧電素子1の方に傾けられてい
る。
この構成により、可動部材11に電歪あるいは圧電素子
1により力を与えて可動部材11が支持部15の延長練
土を通過すると、可動部材11はラッチばね14の力に
より反転動作を起こしラッチされる。
(発明が解決しようとする課題〕 しかし、このラッチ型アクチュエータでは、飛行部材1
2が電歪あるいは圧電素子1と接触していて、飛行部材
12が電歪あるいは圧電素子1を所定の力で加圧してい
る。そしてラッチばね14のばね定数は500g/mm
以上が必要である。このため電歪あるいは圧電素子1の
速度が零から飛行部材12を駆動するため、ラッチばね
14の変形や電歪あるいは圧電素子1と飛行部材12と
の接触面での摩擦や塑性変形などにより運動エネルギが
大きくロスしてしまい、駆動のための電歪あるいは圧電
素子1への投入電気エネルギを大きくしなければならな
い。そこで、電歪あるいは圧電素子1としては層の厚さ
がO,1mmで64層積層したものでは断面積としては
5X5mm以上のものが必要になり、価格が高くなり、
また駆動用の電源も高出力のものか必要になるという欠
点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のラッチ型圧電アクチュエータは、ベースと、 電歪あるいは圧電素子と、該素子の伸縮運動を伝達し増
幅するだめの2木のレバーアームと、そのレバーアーム
で挟むように支持された変位増幅手段としての梁とから
構成され、互いに対向してベースに取イ(1けられてい
る2つの変位増幅機構と、 自由端に飛行部材を有し、該飛行部材が梁と対向するよ
うにベースに回動可能に支持された板状の可動部材と、 ベースに支持されており、面記0丁動部材に接触して、
前記各梁と前記飛行部材の間に一定の間隔を保つための
ストッパと、 一端がベースに、他端が可動部材に支持されて可動部材
を前記ストッパに押圧するばね部材とを有している。
(作用) 本発明は、電歪あるいは圧電素子に変位増幅機構を設け
、変位増幅機構の梁と飛行部材との間に間隙を設けたも
のである。
したがって、1:歪あるいは圧電素子が、飛行部材との
接触などにエネルギをロスすることがなくなり、′電歪
あるいは圧電素子への′心気エネルギが小さくて済む。
なお、変位増幅機構の梁と飛行部との間の間隙は、梁が
飛行部材に当たるときに梁の速度が最大になるように設
定するのがよい。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明のラッチ型圧電アクチュエータの一実施
例の斜視図、第2図は本実施例における変位増幅機構9
の斜視図である。
第2図において、電歪あるいは圧電素子1は層の厚さ0
.1mmのPZT板と一層当たり5μmの厚みのAg−
Pd電極を交互に64層積層したもので、断面積として
は3X3mmである。本素子は電圧150v印加で8.
5μmの変位が得られる。電歪あるいは圧電素子1の変
位/力を伝える手段としての細くくびれたT字状のヒン
ジ部2−1.2−2の平坦面に電歪あるいは圧電素子1
の両端面が熱硬化型のエポキシ樹脂で接続されている。
ヒンジ部2−12−2はそれぞれレバーアーム3−1.
3−2に接続されている。個々のレバーアーム3−1.
3−2は取り付は穴4を有する固定部5の両端面と変位
/力の伝達手段としての「てこ」の支点にあたる平板状
のヒンジ部2−3.2−4によって接続されている。な
お、ヒンジ部2−1.2−2、レバーアーム3−1.3
−2、固定部5は厚み3mmの42%Ni−Fe合金板
から放電加工方法により一体物として製作しである。レ
バーアーム3−1.3−2の先端部で作用素子としての
梁6は厚さO,12mmの5US304のばね材から幅
3m[lI、長さ16mmの形状に加工し、アルミニュ
ウム製のリベット7を用いてレバーアーム3−1.3−
2の先端に梁の中央部8での初期たわみが0.5mmに
なるように締結されている。
このように構成された変位増幅機構9においては電歪あ
るいは圧電素子1の変位は1字状の変位伝達手段として
のヒンジ部2−1.2−2を介して個々のレバーアーム
3−1.3−2に伝えられ、レバーアーム3−1.3−
2の先端で変位が拡大される。ヒンジ2−]、 2−2
とヒンジ2−3.2−4との間隔が3mmで、ヒンジ2
−3.2−4とレバーアーム3−1.3−2の先端との
距離が28mmであり、約9倍変位が拡大される。しか
るにレバーアーム3−1.3−2に挟持された梁6の両
端には軸方向の変位が与えられ、そこで梁6は周知の座
屈理論から両端に与えられた変位に対して重両方向に変
形し、梁6の中央部8に最大変位が生じる。電歪あるい
は圧電素子1に電圧150Vを印加すると、梁6の中央
部8て0.:1mm変位する。変位増幅機構9は固定部
5の取り付は穴4にねじを用いてベース10に取り付け
られている。なお、片方の変位増幅機構は図示されてい
ない。さらに、可動部材11の一端はベース10と蝶つ
がいで回転支持され、自由端部には鋼球の飛行部材12
が変位増幅機構9の梁の中央部8と間隙0.1mmを打
してセットされている。変位増幅機構9は時間1msで
電圧がOVから]50Vへ変化する電源を用いて駆動す
ると、0.1mm変位したところで梁の中央部8の速度
が最大になるので隙間が0.1mmにセットされている
。間隙はベース10に取り付けられたストッパ13−1
.13−2によって可動部材11の動作範囲を調節する
ことによりセットされる。可動部材11にはばね定数が
500g/mmのコイルばねからなるラッチばね14が
設けられている。このラッチばね14は可動部材11の
支持部15と距離を隔ててベース10に接続されている
。このとき、可動部材11はラッチばね14の復帰力に
よりいずれか一方に20度傾けられている。本実施例で
は500g/mmのコイルばねを使用しているが、振動
条件等使用条件により小さいばね定数のものを使用して
もよい。
このような構造において、電歪あるいは圧電素子1に電
圧を印加すると、梁の中央部8が変位して0.1mmの
ところで飛行部材12に衝突して可動部材11が支持部
15を中心にして回転運動を起こす。
飛行部材12がベースlOの可動部材とラッチばねの支
持部15の延長線上を可動部材11が越えると、可動部
材11はラッチばね14の復帰力により反転動作し、反
対側のストッパ13−2に当たって止まる。
本実施例のラッチ型圧電アクチュエータは従来のものと
同じラッチばねを使用しても、電歪あるいは圧電素子の
断面積を6割も小さくできた。さらに弱いラッチばねな
使用すると、より小さい断面積の素子を用いることがで
きる。
第3図は本発明のラッチ型圧電アクチュエータの第2の
実施例の斜視図、第4図は本実施例における変位増幅機
構の斜視図である。
本実施例は第1の実施例のうちラッチばねを体にした可
動部材17を用いており、また変位増幅機構9は第1の
実施例で用いたものと、梁の中央部8に梁6と等しい材
料の球16を取り付けた点か異なる。この変位増幅機構
9を第2の実施例に取り付けて、同じ電源で駆動すると
ラッチばねのばね定数を600g/mmに替えても反転
動作が安定的に可能であった。
〔発明の効果〕
以ト説明したように本発明は、電歪あるいは圧電素子の
変位を拡大する変位増幅機構を設け、ストッパにより、
変位増幅機構の梁と飛行部材の間に間隙を設けた構造と
することにより、構造が簡単で、小型、低電力で磁気干
渉のないラッチ型圧電アクチュエータが得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のラッチ型圧電アクチュエータの第1の
実施例の斜視図、第2図は第1の実施例における変位増
幅機構9の斜視図、第3図は本発明のラッチ型圧電アク
チュエータの第2の実施例の斜視図、第4図は第2の実
施例における変位増幅機構9の斜視図、第5図は従来の
ラッチ型の圧電アクチュエータの斜視図である。 1・・・電歪あるいは圧電素子、 2−1〜2−4・・・ヒンジ部、 3−1.3−2・・・レバーアーム、 4・・・取り付は穴、   5・・・固定部、6・・・
梁、         7・・・リベット、8・・・梁
の中央部、   9・・・変位増幅機構、10・・・ベ
ース、     11.17・・・可動部材、12・・
・飛行部材、 13−1.13−2−・・ストッパ、14・・・ラッチ
ばね、15・・・ベースの可動部材とラッチばねの支持
部、16・・・球。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ベースと、 電歪あるいは圧電素子と、該素子の伸縮運動を伝達し増
    幅するための2本のレバーアームと、そのレバーアーム
    で挟むように支持された変位増幅手段としての梁とから
    構成され、互いに対向してベースに取付けられている2
    つの変位増幅機構と、 自由端に飛行部材を有し、該飛行部材が梁と対向するよ
    うにベースに回動可能に支持された板状の可動部材と、 ベースに支持されており、前記可動部材に接触して、前
    記各梁と前記飛行部材の間に一定の間隔を保つためのス
    トッパと、 一端がベースに、他端が可動部材に支持されて可動部材
    を前記ストッパに押圧するばね部材とを有するラッチ型
    圧電アクチュエータ。
JP1011313A 1989-01-20 1989-01-20 ラッチ型圧電アクチュエータ Pending JPH02192176A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876129B2 (en) * 2001-09-26 2005-04-05 Mitsuba Corporation Rotary actuator and method of controlling an actuator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876129B2 (en) * 2001-09-26 2005-04-05 Mitsuba Corporation Rotary actuator and method of controlling an actuator
US7078846B2 (en) 2001-09-26 2006-07-18 Mitsuba Corporation Rotary actuator and method of controlling an actuator

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