JPH02191892A - 圧力伝達装置 - Google Patents

圧力伝達装置

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JPH02191892A
JPH02191892A JP1257623A JP25762389A JPH02191892A JP H02191892 A JPH02191892 A JP H02191892A JP 1257623 A JP1257623 A JP 1257623A JP 25762389 A JP25762389 A JP 25762389A JP H02191892 A JPH02191892 A JP H02191892A
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vane
pressure
rotor
region
chamber
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Albin J Niemiec
アルビン・ジェイ・ニーミーク
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Vickers Inc
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons
    • F01C21/0809Construction of vanes or vane holders
    • F01C21/0818Vane tracking; control therefor
    • F01C21/0854Vane tracking; control therefor by fluid means
    • F01C21/0863Vane tracking; control therefor by fluid means the fluid being the working fluid

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は圧力伝達装置に関し、特にポンプやモーターな
どに使用する流体圧力伝達装置に関する。
(従来技術) 油圧伝達装置に使用されるポンプやモーターは複数の半
径方向に相互に離間するベーンを備えたロータを含んで
いる。各ベーンはロータとともに回転可能であり、ロー
タ内に設けられたスロット内を摺動可能である。ロータ
とベーンはカムの内側輪郭とともに、1又は2以上のポ
ンプ室を、ロータの外周とカムリングの輪郭との間に画
定し、このポンプ室内において、ベーンによりインレッ
トポートからアウトレットポートへと流体が送られる。
チークプレートがカムのとロータの各側に関連され、そ
の中を流体がロータとの間を流通する。カムの輪郭に沿
ってチークプレート内に設けられた通路と溝により、ポ
ンプの周期又は領域、すなわち、充填(インレット)、
予備圧縮移行(インレットから圧縮へ)、吐出(排水)
、及び圧縮(吐出からインレットへ)が画定される。
(発明が解決しようとする課題) ポンプを効果的に操作するためには、ベーンの下側の室
にバイアス圧力を供給することにより、ベーンとカムと
の接触を保持することが必要であることが了解される必
要がある。これまでも、圧力は連続的にあるいは断続的
にベーンの下側に供給されていた。しかしながら、連続
的に圧力を加えた場合には、ベーンが低圧力領域にある
場合にも圧力が加えられるために、結果的にカムやベー
ンの先端の摩耗が過度に進行するおそれがある。また断
続的に圧力を加えた場合には、圧力がベーンが高圧領域
にある場合にのみ加えられ、ベーンが低圧力領域にある
場合には遠心力のみによってベーンをカムの方向に付勢
しなければならなかった。かかるベーン装置の典型例は
米国特許第3.869.231号に開示されている。こ
の装置は、断続的な圧力が加えられる1つのベーン下方
面を有している。結果的に、ベーンとカムとの接触が行
程のある部分では十分ではなく、効率や摩耗に関し不利
に作用するおそれがあった。
これまでにも、各ベーンに関連して別の室を設けた装置
が考案されまた販売されている。各ベーンの基部にある
室は通常はベーン下方室として知られており、圧力を周
期適に変化させるために使用される。別の室はベーン中
間室として知られており、連続的に高圧を加えるために
使用されている。典型的な装置としては米国特許第2.
919.651号、第2.967、488号、第3.1
02゜494号、第3.103.893号、第3.42
1.413号、第3、447.477号、第3.645
.654号、第3.752.609号、第4.431.
389号及び第4.505.654号などに開示されて
いる。これらの装置にあっては、ベーンとカムの接触は
ベーン中間室及び対応するベーン下方室に加えられる流
体圧力により常に制御される。 これらの装置は加えら
れる圧力が、3000psi (210kg/cd)程
度であれば十分に機能する。しかしながらある種の環境
においては、高圧を加えることが好ましい場合がある。
従って、本発明の目的は、高圧で操作されるベーン型ポ
ンプ又はモーターにも使用可能な圧力伝達装置を提供す
るにある。さらに本発明の目的はロータ部分の強度を改
良可能な装置を提供するにある。さらに本発明の目的は
負荷が加えられたロータによるベーンの締め付けを減少
させることが可能な装置を提供するにある。さらに本発
明の目的はベーン先端の摩耗による半径方向に対するア
ンバランスの影響を受けにくい装置を提供するにある。
さらに本発明の目的はカムリングの輪郭をより正確にベ
ーンが追尾可能なように、ベーンの下方がより静的に保
持される装置を提供するにある。さらに本発明の目的は
ロータの直径を減少させることにより、最大回転速度を
改良可能な装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明によれば、内側輪郭
を有するカムリングと二ロータとともに回転可能であり
、ロータ内のスロット内を摺動可能であり、その−万端
が前記内側輪郭に係合するような複数のベーンを備えた
、ロータとを含み;前記ロータと内側輪郭を備えたカム
リングにより、ベーンがインレットポートからアウトレ
ットポートへと流体を流すl又は2以上の室が、ロータ
とカムリングの内側輪郭との間に画定され:前記ポンプ
室が、流体インレット領域と、流体予備圧縮領域と、流
体と出領域と、流体圧縮領域とを含み;さらに各ベーン
に関し少なくとも2つの圧力室を画定する手段を含み;
各ベーンが少なくとも2つの面を有し、2つの面の各々
が一方の室に面し、各室の圧力が両方の面に作用するこ
とにより、ベーンが付勢されてカムリングに係合し;前
記圧力室の一方が各ベーンの内側端に隣接するベーン下
方室から成り、前記圧力室の他方が各ベーンの両端の中
間にあるベーン中間室からなり:ロータ周辺から1つの
室に延びる圧力感知通路により各室に圧力が供給され;
各ベーンの半径方向外側において追尾可能なように伸張
する部分にテーパ面が設けられ、各圧力感知通路が回転
方向に対し各ベーンに先行し、それによりベーンが流体
インレット領域、流体予備圧縮領域、流体と出領域、さ
らに流体圧縮領域へと連続的に移動するにつれ、各ベー
ンの前方の圧力を感知するように配置され;さらに各周
期の流体インレット領域に流体を供給する手段を含み:
さらに各周期の吐出領域から流体を排出する手段を含み
;さらにベーンが圧縮領域、インレット領域、さらに予
備圧縮領域を通過するにつれ、隣接するベーン中間室の
間を連通させるための、ベーン中間室に関連する第1の
手段を含み;さらにベーンがその後予備圧縮領域及び吐
出領域を通過するにつれ、隣接するベーン中間室の間を
連通させるための、ベーン中間室に関連する第2の手段
を含み:さらにベーンがインレット領域を通過するにつ
れ、隣接するベーン下方室の間を連通させるための、ベ
ーン下方室に関連する第3の手段を含み;さらにベーン
が吐出領域を通過するにつれ、ベーン下方室の間を連通
ずるための第4の手段を含むことを特徴とする、摺動ベ
ーン型流体圧力伝達装置が提供される。
すなわち、本発明においては、内側輪郭を有するカムリ
ングと、複数のベーンを備えたロータとから成る摺動ベ
ーン型流体圧エネルギー伝達装置においては、ベーンは
ロータとともに回転可能であり、各ベーンの一方端は内
側輪郭と係合しており、ロータ内のスロットに関連して
摺動可能である。ロータと内側輪郭により、ロータの周
囲とカムリングの内側輪郭の間に1又は2以上のポンプ
室が画定され、このポンプ室を介して、ベーンにより流
体がインレットからアウトレットに送られる。2つのベ
ーン下方圧力室が各ベーン用に形成される。これらの室
の1つは制御面に作用し、連続的な吐出圧力を加えるこ
とにより、ベーンをカムに係合させるべく付勢する。(
回転方向に対して)先行する圧力感知通路がロータの周
辺から延び、個々のベーン下方室に連通し、ボンピング
周期の間ベーン室の圧力を保持する。各ベーンの半径方
向外側においてカムリングに追尾可能なように伸張する
部分にはテーパ面が設けられ、各圧力感知通路が回転方
向に対し各ベーンに先行し、それによって各ベーンの先
方の圧力を感知する。先導通路により、ベーン下方水量
を吐出するための通路が提供され、これによりベーン上
に油圧バイアスがかけられ、これにより、圧力移行領域
と圧縮領域との間2、ベーンがカムリングの輪郭に接触
させられる。
(実施例) 次に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例に
ついて詳述する。
第1図及び第2図には、ケーシング11及びカートリッ
ジ又はサブアセンブリ12からなる回転摺動ベーン装置
、すなわちポンプlOが示されている。ケーシング11
は本体11bとカバー11aから構成される。カートリ
ッジ12は中間チークプレー目6.17とともに支持プ
レート14.15の間に挟持されたカムリング13を含
み、これらはすべて支持プレー)14及びカムリング1
3を貫通し支持プレー)15内の螺子穴内に伸張するボ
ルト18によって相互に固定される。カバー11aは、
第2図に示すようなカム13の一対の流体インレットポ
ート20に連通ずるインレット−サプライ連結用ボート
19と、第9図に示すような支持プレー)14.15内
に形成された通路23と、さらにチークプレート16.
17内に形成されたリセス24とを備えている。
カバー11a内にはアウトレフト連結用ボート22が配
設され、このアウトレフト連結用ポートは、通路22a
により、支持プレート15内に形成された圧力伝達室及
びチークプレー目6,17内の通路48に直接連結され
る。
ロータ25はカムリング13内においてシャフト27の
スプライン部分26上に回転自在に取り付けられ、シャ
フト27は支持プレート14内の軸受け28内及び本体
11bに取り付けられた玉軸受け29内に回転自在に取
り付けられている。
カムリング13は内側輪郭30を有しており、この内側
輪郭30はおおむね楕円形上をしており、ロータ25の
周囲とチークプレート16.17の隣接する側の表面と
ともに、ロータ25を挟んで反対側に2つのポンプ室3
1.32が画定され、この各々が流体インレット領域、
流体移動領域、及び流体アウトレフト領域を巡回してい
く。流体インレット領域は、ポンプ室、すなわち空所3
1,32のうち、流体インレットポート20及びチーク
プレートの通路24に関連する部分から構成される。流
体移動領域は、ポンプ室31.32のうち、アウトレフ
ト連結用ボートに直接連結されたチークプレート16.
17内の対抗するアーチ状流体移動用ボート48に関連
する部分から構成される。
流体は、インレットポート20と支持プレート14゜1
5内に形成された通路23、さらにカムリング13の側
方にあってインレット19からの流体を流すチークプレ
ート16内のりセス24を介して、インレット領域に流
れる。
ポンプ装置としては、たとえば米国特許第2゜967、
488号に開示されているような構造のものを使用する
ことができる。この種の装置においては、複数の放射状
ベーンスロット35を取り付けるのが通常であって、ベ
ーン36はこれらのベーンスロット内を摺動自在に取り
付けられる。
ベーンの外側端、すなわちベーン端はカムリング13に
係合する。カムリング13の輪郭は、インレット上昇部
、中間アーチ状部、アウトレフト降下部を含んでいる。
カムリングの輪郭は楕円の短軸に対してほぼ対称的であ
り、こうして各上昇部、降下部、及びアーチ状部は輪郭
の反対側部分に分割される。ロータ25に担持されるベ
ーン片36がアウトレット上昇部を旋回するにつれ、ベ
ーン36は半径方向内側に移動する。隣接する各ベーン
36の間隔は各対のボート間の間隔に対応するように調
整され、ポンプ装置のインレット室とアウトレフト室と
の間が好適に密封される。
各ベーン36は、ベーンの内側端すなわち基部からほぼ
ベーンの中央にまで延びる矩形のノツチ37を有してい
る。反応部材38は、ベーン内のノツチ37とおおむね
等しい幅及び厚みを有する平坦なブレード状部材からな
り、ベーン内及び各ロータのベーンスロット35の側壁
内を摺動可能に調整される。ロータのベーンスロット3
5側壁、ベーン36及び反応部材38により、拡張可能
なベーン中間室39が画定される。ベーン下方圧力室4
0は各ベーン36の基部及びロータの各ベーンスロット
35の側壁及び基部により画定される。
室39.40は反応部材38によって相互に分割されか
つ相互に密封される。このようにして、2つの室39.
40が、米国特許第2.967、488号とほぼ同様に
形成される。
第1図及び第2図によれば、各ベーン36の基部に関連
するベーン下方圧力室40はロータ25内の放射状通路
41により流体圧力を受ける。放射状通路41は流体を
ベーン下方圧力室40に送り、さらにベーン36の基部
に送る。このようにして、ベーン36の先端がカムリン
グのインレット部分及びアウトレット部分を移動するに
つれ、ベーンの先端上に加わる周期的に変化する圧力が
ベーン36の基部に伝達される。
圧力流体は、各チークプレート16.17の各面につけ
られたアーチ上溝44に関連するロータ25内のスロッ
ト42により、ベーン中間室39に供給される。各溝4
4はロータ25の道程部分に伸張している。溝43は、
スロット42と関連すべく溝44と同心上に吐出領域内
に設けられる。圧力平衡パッド45がチークプレートの
対抗面に設けられ、シールにより囲まれている。開口4
6はプレートを貫通して延び、圧力パッド45を備えた
各溝43に関連している。2つの開口47はプレートを
貫通して延び、溝44と圧力パッド45を連結している
。軸方向スロット42がアーチ状溝43を横切って移動
するにつれ、ベーン中間室39において排出される流体
は、制限された開口に送られ、そこを通して、圧力平衡
パッド45の空胴内に排出される。結果として増大した
流体圧力がベーン中間室39に送られ、ベーン下方室4
00基邪に対して反応部材38を保持し、又カムリング
13に対してベーンを保持する。 ボンピングサイクル
の間、回転部材とチークプレート間の内部圧力分布は、
平衡パッド45の油圧により、はぼ等しいか、又は若干
高めに保持される。この点については米国特許第3.7
52.609号に記載されている。
サイクルのインレット上昇部分においては、通路41は
圧力をインレット圧力に保持するように機能する。サイ
クルのアウトレット降下部分においては、通路41はベ
ーン下方圧力を上昇させ、ベーンの半径方向内側への移
動を送らせ、ベーンをカムリング13に接触状態に保持
する。
アウトレフト領域とインレット領域の間の低い位置(m
inor dwell)領域においては、通路41は体
積を圧縮させるように機能し、吐出は行わない。インレ
ット部分から圧力が転移する間、通路41と軸方向スロ
ット42は圧力流体フィルムによってベーンを収納し、
ベーンの移動を容易にするとともに、負荷を受けるロー
タ部が口・−タのスロット内においてベーンを締め付け
ないようにする。 これまではポンプとの関連で本発明
について説明してきたが、摺動ベーンタイプのモーター
に関し本発明を使用することも可能である。
本発明によれば、第4図に示すような端部構造を有する
ベーン36は、従来技術における通常位置からスロット
35内に後退されるので、半径方向最先端Tが回転方向
を追尾していく。加えて、ロータ25内の圧力感知通路
41が回転方向に関し個々のベーン36に先行するよう
には位置されるので、圧力感知通路41はベーン36の
先端の圧力を感知し、その圧力流体を個々のベーンに関
連する好適な室に供給可能である。先行通路41により
ベーン下方室の流体を吐出するための通路が供給され、
これによりベーンの油圧バイパスを得ることができる。
このバイアスされた圧力は溝50内に分布され、吐出領
域内のベーンに半径方向流体静力学的支持を与える。
かかる構造により、ロータの半径方向寸法をあまり拡大
せずに、高圧操作が可能になる。さらに、過度なノイズ
をたてずに操作を行うことが可能になり、ロータのスロ
ット内におけるベーンの摩耗を軽減することが可能であ
り、ベーン先端の摩耗に起因する半径方向のアンバラン
スの影響を受けにくく、さらにカムリングの輪郭をベー
ンがより追尾しやすくなる。
第5A図及び第5B図には本発明に基づく装置と先行技
術に基づく技術の略図がそれぞれ示されている。従来技
術にあっては、スロット35における応力は引っ張り応
力を生じさせるが、本発明に基づく装置のロータ25の
対応する部分における応力は、ベーンスロット35に交
差する半径方向通路41の内側端部に圧縮応力を生じさ
せる。反復試験の結果、本発明に基づくポンプによれば
、ロータの疲れ強さが実質的に改善される。
第6Δ図及び第6B図には、従来技術と本発明に基づく
装置がそれぞれ示されているが、これらの図から明らか
なように、ベーン下方室40はベーン36前方の圧力を
感知するので、ベーンスロット35は、従来技術に比較
して、インレット領域から吐出領域に移行する間、完全
にかつ迅速に圧縮される。結果として、圧力分布を示す
矢印により表されるように、内側吐出サイクルの当初よ
りクーロン摩擦及び摩耗を減じることができる。
第7A図及び第7B図には、従来技術と本発明に基づく
装置がそれぞれ示されているが、本発明に基づく装置に
おいては、吐出圧力がベーン36の前方で感知され、ベ
ーン36の真下で連絡される。遠心力に加え、ベーン3
6に加わる半径方向外側の力がベーン下方領域に作用す
る吐出圧力を生み出す。さらにベーン中間領域に作用す
るシステム圧力も作用する。 (インレット領域から吐
出領域への) 「移動領域」にあるベーンに加わる全て
の半径方向内側の力は、ベーンの先端領域に吐出圧力を
生じさせる。圧力に曝されるベーン先端の面積は、カム
リング句の輪郭を追尾するベーン先端の接触線の位置に
よって決定される。ベーンの先端は摩耗するので、内部
吐出圧力に曝される面積を変化させ減少させ、外側力が
それに応じて大きくなる。
従来のベーンベーン中間室を備えたポンプの設計におい
ては、カムリングの輪郭との接触線が連続的に変化する
結果、ベーンの先端の摩耗により、ベーンに加わる半径
方向外側の力が減少した。ベーン先端の圧力に曝される
面積がベーン中間室の圧力曝される面積を超過した場合
に、ベーンが不安定になるおそれがある。
第8A図及び第8B図は、従来技術と本発明に基づく装
置をそれぞれ示しているが、第8A図に示す従来技術の
設計においては、ベーン下方の体積は、第8A図に示す
伸張したベーンの間の共通室に追従して変位する。
吐出領域に入るベーン下方室における圧力Plは、イン
レットから吐出への移行を行う圧力感知通路41による
固有の圧力遅れにより、吐出圧力Pを瞬間下回る。吐出
圧力Pは、接線方向流れから軸方向流れへと方向を変化
させる吐出流れにより、さらに別の潜在的圧力を有して
いる。この潜在的圧力はシャフト速度が増加した場合に
顕著になる。吐出圧力PがPLを超過すると、吐出領域
に入ったベーンを不安定にするおそれがある。
第8B図に示す本発明に基づく設計においては、ベーン
下方の吐出は、ポンプ吐出室に直接連通ずるベーンの先
方にある通路41に向けられている。ベーン下方の変位
がベーンに生じるので、圧力P1は吐出室Pよりも大き
くなる。結果として生じる圧力のバイアスによりベーン
がカムリングの輪郭に維持される。
第8A図に示す従来の設計においては、ベーン中間室か
らの吐出流れにより、吐出象限におけるベーンを安定化
する試みが制限されていた。
これは変位体積が比較的小さいために限定されていた。
また、チークプレートと回転部材との間にある軸方向間
隙の漏れ通路により、吐出圧力の制御(増加)が困難で
あった。
ベーン36に先行する通路410機能を容易にするため
に、チークプレートには、第31!lに示すように、ベ
ーン下方アーチ状吐出溝5oが設けられる。これらの溝
により、増加したベーン下方圧力が吐出領域にあるベー
ン36及び圧力がインレット移行領域に入ったベーンに
関連づけられ、これにより、ベーンがカムリング13の
輪郭に接触状態に維持される。
さらに均一な断面を有する圧縮溝52がベーン下方充填
開口33から伸張している。溝52は、通路4Iが溝5
2及び空所31.32に連絡するように配置され、これ
により、ベーンの間と通路41における吐出体積の圧縮
を早期に行うことが可能になり、早期にベーン下方室を
充填することが可能になる。これは第9図に示す従来技
術のチークプレートとは対象的である。従来技術のチー
クプレートにおいては、開口33aにより下方室を短い
周期で充填することが可能になる。各チークプレートは
充填開口48と関連する圧力計量溝48bを備え、吐出
移行周期の間、圧力を生じさせる体積の割合を制御して
いる。
吐出周期の間、変位される内部体積に機械的予備圧縮を
加える周期がおかれる。機械的予備圧縮は、計量溝48
bの開口とポート4Bとが連通ずる時間を遅らせること
により制御される。ベーン先端と下方ベーンの間の所望
の圧力遅れは追尾ベーンにおいて生じるのであって、イ
ンレットと吐出との間を密封する先導ベーンにおいて生
じるのではないの゛で、先導通路41により上記予備圧
縮が可能になる。第16図に示すように、従来のベーン
ポンプの設計(通路41がベーンを追尾するタイプ)に
おいては、(機械的予備圧縮により生じる)所望の瞬間
圧力のアンバランスが、インレットと吐出の間を完全に
密封している先導ベーンにおいて生じるおそれがある。
溝及びポケットがチークプレートに設けられているが、
それらは、可撓性チークプレートを使用しない限り、ハ
ウジングの固定位置に配置可能である。
さらに、本発明に基づくチークプレートは、第3図に示
すように、エロージョン制御ポケット53をインレット
付近に備えており、圧力が加わるインレットの移行部分
における泡の形成を防止できるため、従ってチークプレ
ートの臨界表面にあけるエロージョンによる被害を防止
可能である。この点は第9図に示すように、インレット
側よりは吐出側付近にエロージョンボケッ) 53aが
配設されていた従来技術と大きく異なる点である。
第1図に示すような内側ベーン室を備えた圧力伝達装置
との関連で本発明を説明してきたが、本発明はベーンに
関連する2つの室を有する上述の特許に示されるような
他の種類のベーンを備えた圧力伝達装置にも適用できる
。このように、第1O図及び第11図に示されるように
、圧力伝達装置70は、ベーン先端71aが回転方向に
追従可能なように配置されたベーン71を有している。
ビン72がベーンの基部に係合しており、ポケット73
はビンを半径方向外側に付勢するように配置されている
。通路74はロータ内の溝75により画定されてふり、
回転方向に対して各ベーン71に先行する。かかる圧力
伝達装置は米国特許第4.629.406号に記載され
ており、その典型例が第12図及び第13図に示されて
いる。これらの図において同様の機能を有する部材には
添え字raJを付した同じ番号を用いている。第12図
及び第13図に示すように、通路74aはベーンVia
を追尾し、先端Taがベーンに先行する。従来技術を示
す第13図にみられるように、ベーンスロットの表面S
によって画定される最大圧力面積は通路72aによって
遮られている。これは本発明に基づく圧力伝達装置を示
した第11図と対称的であり、そこでは表面Sは遮断さ
れることなく連続しており、それにより、本発明に基づ
く他の効果に加えて、大きな負荷に対する耐性を得るこ
とができる。
第14図に示す実施例においては、ベーン80は端部切
欠き部81を備えており、この切欠き部81により、ベ
ーン80の移動方向に先行する半径方向通路が画定され
る。ベーンの先端は第2図に示すように形成される。こ
のようにして、ベーンは周辺通路83を介して相互に連
通する内側ベーン室82とともに形成される。また、周
辺通路83はロータの周辺と順々に連絡しており、ロー
タ85の周辺は通路84により連絡している。ベーン下
方室86はチークプレート内の溝87に連通している。
これは、他の点では米国特許第4.431゜389号に
示される装置と同様である。
第15図に示す実施例においては、先導通路がベーン9
1内の溝90として形成されている。各ベーンはベーン
中間室92とベーン下方室93を備えており、これらは
第14図に示すように通路94.95と連通している。
これは、他の点では米国特許第4.505.654号に
示される装置と同様である。
第14図及び第15図に示す実施例においては、ベーン
の位置は回転方向に関し反対側に向けられてふり、ベー
ンの先端は回転方向を追尾するように配置される。第1
4図及び第15図に示される実施例においては、ベーン
とロータスロットの間の追尾遮断面により、優れた負荷
担持サポートが得られる。
(効果) 以上のように本発明によれば、上述の構造から明らかな
ように、高圧で操作可能なベーン型ポンプ又はモーター
に使用される圧力伝達装置が提供される。また本発明に
よる装置においては、ロータ部分の機械的強度を高める
ことが可能であり、ロータに負荷が加わった場合のベー
ンの締め付けを減少することができるため、より良好な
操作環境を得ることが可能であり、さらに本発明によれ
ば、ベーン先端の摩耗によるアンバランスの影響を受け
にくいため、より耐久性のある安定的な装置が提供され
る。また本発明によれば、ベーンに対して常に適切な圧
力が加えられるため、ベーンとカムの良好な接触が得ら
れ、装置の効率を改良することができる。
また本発明によればロータの直径を減少させることが可
能なため、装置の最大回転速度をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく圧力伝達装置の縦断面図であり
、 第2図は第1図中の切断線2−2に沿って裁断した断裁
図であり、 第3図は従来の圧力プレートを示す平面図であり、 第4図はベーンの自由端を示す断面図であり、第5A図
及び第5B図は、それぞれ従来技術と本発明に基づく装
置について、ロータ内の応力の関係を示す略図であり、 第6A図及び第6B図は、それぞれ従来技術と本発明に
基づく装置について、ベーンに沿った圧力分布を示す略
図であり、 第7A図及び第7B図は、それぞれ従来技術と本発明に
基づく装置について、装置に加わるベーンの摩耗の影響
を示す略図であり、第8A図及び第8B図は、それぞれ
従来技術と本発明に基づく装置について、装置に加わる
そう耐圧力を示す略図であり、 第9図は本発明に基づく装置に使用される圧力プレート
の平面図であり、 第10図は本発明の別の実施例を示す断面図であり、 第11図は第10図中の切[[11−11に沿って断裁
した断面図であり、 第12図は本発明の別の実施例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内側輪郭を有するカムリングと; ロータとともに回転可能であり、ロータ内 のスロット内を摺動可能であり、その一方端が前記内側
    輪郭に係合するような複数のベーンを備えた、ロータと
    を含み; 前記ロータと内側輪郭を備えたカムリング により、ベーンがインレットポートからアウトレットポ
    ートへと流体を流す1又は2以上の室が、ロータとカム
    リングの内側輪郭との間に画定され; 前記ポンプ室が、流体インレット領域と、 流体予備圧縮領域と、流体と出領域と、流体圧縮領域と
    を含み; さらに各ベーンに関し少なくとも2つの圧 力室を画定する手段を含み; 各ベーンが少なくとも2つの面を有し、2 つの面の各々が一方の室に面し、各室の圧力が両方の面
    に作用することにより、ベーンが付勢されてカムリング
    に係合し; 前記圧力室の一方が各ベーンの内側端に隣 接するベーン下方室から成り、前記圧力室の他方が各ベ
    ーンの両端の中間にあるベーン中間室からなり; ロータ周辺から1つの室に延びる圧力感知 通路により各室に圧力が供給され; 各ベーンの半径方向外側において追尾可能 なように伸張する部分にテーパ面が設けられ、各圧力感
    知通路が回転方向に対し各ベーンに先行し、それにより
    ベーンが流体インレット領域、流体予備圧縮領域、流体
    と出領域、さらに流体圧縮領域へと連続的に移動するに
    つれ、各ベーンの前方の圧力を感知するように配置され
    ; さらに各周期の流体インレット領域に流体 を供給する手段(24)を含み; さらに各周期の吐出領域から流体を排出す る手段(48)を含み: さらにベーンが圧縮領域、インレット領域、さらに予備
    圧縮領域を通過するにつれ、隣接するベーン中間室の間
    を連通させるための、ベーン中間室に関連する第1の手
    段(44)を含み; さらにベーンがその後予備圧縮領域及び吐 出領域を通過するにつれ、隣接するベーン中間室の間を
    連通させるための、ベーン中間室に関連する第2の手段
    (43)を含み; さらにベーンがインレット領域を通過する につれ、隣接するベーン下方室の間を連通させるための
    、ベーン下方室に関連する第3の手段(33)を含み; さらにベーンが吐出領域を通過するにつれ、ベーン下方
    室の間を連通するための第4の手段を含むことを特徴と
    する、摺動ベーン型流体圧力伝達装置。 2 前記予備圧力領域の輪郭が機械的に予備圧力を付加
    する部分を含むことを特徴とする、請求項1に記載の装
    置。 3 前記機械的な予備圧力領域への吐出圧力計量手段を
    含むことを特徴とする、請求項2に記載の装置。 4 前記ベーン中間室に関連する第1及び第2の手段が
    第1の通路及び第2の通路からなることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。 5 前記第1及び第2の通路が、前記ロータに関連する
    チークプレート内に設けられた、周方向に離間するアー
    チ状の第1及び第2の溝からなることを特徴とする、請
    求項4に記載の装置。 6 前記ベーン下方室に関連する第3及び第4の手段が
    第3の通路及び第4の通路からなることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。 7 前記第3の通路及び第4の通路が、前記ロータに関
    連するチークプレート内に設けられた周方向に離間する
    第3及び第4の溝からなることを特徴とする、請求項6
    に記載の装置。 8 予備圧縮領域部分においてベーン下方室に連通する
    ように、エローションポケットがさらに設けられたこと
    を特徴とする、請求項1に記載の装置。 9 前記圧力感知通路が前記ロータ内に設けられること
    を特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の装
    置。 10 前記圧力感知通路が前記各ベーンと前記ロータと
    の間に設けられることを特徴とする、請求項1ないし8
    のいずれかに記載の装置。 11 前記圧力感知通路が、ベーンの軸方向外側におい
    て空所を形成するように配置されることを特徴とする、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の装置。 12 前記圧力感知通路が、半径方向に延びるベーン内
    の溝として形成されることを特徴とする、請求項1ない
    し8のいずれかに記載の装置。
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