JPH0219172Y2 - - Google Patents

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JPH0219172Y2
JPH0219172Y2 JP11504283U JP11504283U JPH0219172Y2 JP H0219172 Y2 JPH0219172 Y2 JP H0219172Y2 JP 11504283 U JP11504283 U JP 11504283U JP 11504283 U JP11504283 U JP 11504283U JP H0219172 Y2 JPH0219172 Y2 JP H0219172Y2
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JP
Japan
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wheels
wheel
skate
notch
roller
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JP11504283U
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JPS6025674U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ローラースケートの改良、詳しくは
ローラースケートの車輪の構造に関するものであ
る。
<従来の技術> 一般に、ローラースケートは靴と一体又は別体
のスケート本体と、該本体の前後より直接又はブ
ラケツト等を介して車軸を設け、車軸の両側部に
車輪を回動又は回転自在に軸支したものからな
り、通常前後2箇づつの車輪はローラースケート
の垂線に対して平行しており、かつ車輪の形状は
円筒形であつて通路の接地部である車輪の外周幅
だけ道路に接地している。これらは、例えば、実
開昭57−54482、実開昭56−33977、実開昭56−
14368、実開昭57−23378及び実開昭58−33081等
として公知である。しかしこのような構成からな
るローラースケートは、前輪間及び後輪間の間〓
が広く、したがつて直進性に欠け、車輪幅が広い
ために左折又は右折の方向転換としての機能が十
分でなく、車輪のころがり摩擦係数が大であるた
めにスピードが出ないばかりか、衝突を防止する
ために走行停止用のストツパーを別途設ける必要
があつた。そこで、上記前輪間と後輪間の間〓を
小さくしたものとして実公昭41−820が、また車
輪をスケートの下方垂線に対して内側に鋭角に傾
斜するようにしたものとして実公昭52−44145が
ある。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、これらの考案は直進性と方向転
換には優れているものの、いずれも車輪の接地が
点接触であるために走行に安定性がなく、急激な
方向転換によつて転倒を招くおそれが生じる。
本考案の目的は、車輪を傾斜することにより、
アイススケートやスキーのように滑り坂にエツジ
機能、即ち片足でも十分に左折もしくはストツパ
ー機能を持たし、なおかつ2つの前輪と後輪間に
若干の間〓を設けることにより、直進性と曲進性
とを考慮し、その上で傾斜した車輪に若干の接地
する幅を設けることにより走行の安全性を図つた
ものである。
また、この考案の他の目的は、車輪を傾斜して
急激に方向転換する場合に車輪が地面に接地しな
いようにしたローラースケートを提供せんとす
る。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記目的を達成するためになされた
もので、その要旨はスケート本体前後の車軸両側
部にそれぞれ相対する車輪を回動自在に軸支し、
かつ前記車軸両側部の車輪をローラースケートの
下方を垂線に対して内側に鋭角に傾斜すると共
に、相対する車輪間を若干の間〓を設けて位置し
てなるローラースケートにおいて、車輪の外周に
は、前記車輪の傾斜角と同じ角度に切欠いた接地
部として若干の幅を有する外周切欠部を形成する
と共に、該外周切欠部の外側を車輪の中央部に対
して薄肉厚になるよう除肉切欠部を形成したこと
を特徴とするローラースケートにある。また、本
考案の他の目的は前記各車輪の外周切欠部に輪状
溝を設け、該溝中に車輪の材質より柔軟で、かつ
摩擦係数の大なる滑止め部材を装着したことにあ
る。
<作用> 本考案は、単にローラースケートの車輪の下方
を垂線に対して内側に傾斜することにより車輪を
スキーやスケートの坂エツジと同様に機能させる
ことによつて急激な方向転換を図り、また相対車
輪間に若干の間〓を設けることによつて直進性
(スピード)を良好にするだけでなく、車輪の外
周に前記車輪が傾斜した角度と同じ角度に切欠い
て接地部として若干の幅を設けることにより、従
来の車輪が点で接地して線上に回転していたもの
を、線で接地して帯状に回転することができるよ
うにして安定走行を確保する。また、本考案は車
軸に相対する車輪が共に内側に傾斜しているの
で、前記外周切欠部の外側を除肉することで、ロ
ーラースケートが傾く方向転換(走行回転)時に
おける車輪の外側の地面への接地を防止する。
<実施例> 本考案の具体的実施例を添付図面により説明す
ると、第1図は靴を固定した状態のローラースケ
ートの側面図、第2図は靴をスケート上に紐(図
示せず)等で着脱できるようにした正面図、第3
図は予め靴をスケート上に固定した正面図であ
る。第1乃至第3図において、スケート本体1の
下部前後には、本体1と分離可能にローラー組立
体1となるブラケツト2,2′が垂設されており、
該ブラケツト2に左右二個の前車輪3と後車輪
3′が車軸4に回動自在に軸支している。また、
スケート本体1とブラケツト2には、第1図乃至
第6図に示すように本体1の前後下方に縦断面略
逆T字形の突設板5,5′が一体に設けると共に
ブラケツト2に前記突設板5,5′が第1図矢印
の前後よりストツパー6,6′まで挿着できるよ
うに突設板と同形の溝7,7′を設けている。こ
の突設板5,5′と溝7,7′を挿着後一体にする
には、第1図乃至第4図に示すように止めピン
8,8′を互いの間に挿し込むか、第5図に示す
ように互いの間にネジ9を螺着するか、又は第6
図に示すように溝7,7′の内側両側にネジで固
定した圧接バネ10,10′で圧着するか等が考
えられる。
なお、突設板5,5′と溝7,7′は縦断面略逆
T字形のものに限られず、スケート本体1とブラ
ケツト2を着脱できるものであれば他の知られ得
る機能が考えられる。
ブラケツト2は、第7図乃至第10図のように
車輪4を回動自在に軸支している。第7図は、座
金11を介して車軸4をブラケツト2に螺着し、
螺着具合を加減して車輪2を回動自在にしたも
の、第8図は第7図を玉軸受けとしたもの、第9
図と第10図はブラケツトのハウジング12内に
車輪3と車軸4の一体ものを回動自在に装置した
ものであり、第9図は第10図を玉軸受けとした
ものである。なお、第7図における13は、車軸
4の廻りの車輪3に設けた油受けである。
なお、上記実施例では車軸4は、ブラケツト2
を介してスケート本体1に連結しているが、車軸
4を直接スケート本体に連結してもよい。
しかして、本考案はブラケツト2を介して、又
は直接スケート本体1の前後に取付けた車軸両側
部の車輪をローラースケートの垂線lに対してそ
れぞれ鋭角αに傾斜して形成するが、この傾斜角
は車軸4をローラースケートの垂線に直角な水平
に対して両側部をそれぞれ鋭角α分だけ下方に傾
斜することにより達成できる。傾斜角αは、17度
〜20度がスピード、ローラースケートの左折・右
折の回転及び車輪3,3′のエツジを効かせてス
トツパーの役割を果す上で都合が良い。なお、前
記スピード、回転及びストツパーの役割という点
では車輪3,3′をスケート本体の前後一個づつ
あれば問題ないが、車輪前後に一個宛ではローラ
ースケートが路上で滑るというものであるところ
から安全性がなく、本考案のように車輪3,3′
がスケート本体前後の両側部にそれぞれ二個づつ
計四個必要である。
また、前後の車輪両側部の車輪の接地箇所を若
干の〓間16、例えば約3m/mをもつて形成す
ることにより、路面に微小の凸条をもたらしてロ
ーラースケートに直進性を与える(第12図)。
さらに、各車輪の接地部である車輪の外周を車
輪の傾斜角と同じ17〜20度βに傾斜して切欠部1
4を形成することにより車輪3,3′を路上にお
いて線上に接地することができるので安定して走
行することができる。また、前記切欠部14には
輪状溝を設け、該溝中に車輪の材質(例えば、金
属、硬化プラスチツク)より柔軟でかつ摩擦係数
の大なる滑止め部材15(例えば、軟質ゴム、軟
質プラスチツク)を装置することにより、車輪
3,3′の空廻りを防止して、ストツプ機能を十
分にすることによつて安全性が保たれる(第11
図)。
なお、車輪3,3′の外周切欠部14の外側部
θに37度〜40度の切欠部17を設けることにより
車輪の接地部分を小にし、かつローラースケート
の回輪をスムースに行えるようにしている。
<考案の効果> 以上述べたように、本考案では、単に、車軸の
両側部の車輪を内側に傾斜し、かつ相対する車輪
間に若干の間〓を設けることにより、スピードを
上げ、方向転換と、走行停止及び直進性を良好に
するだけでなく、各車輪の外周を車輪の傾斜角と
同じ角度に切欠くことで、外周切欠部を形成する
ことにより、車輪を少しの幅だけ線状に接地でき
るので走行時の安定性を確保することができる。
その上、本考案では、上記車輪の外周切欠部の
外側に除肉切欠部を形成しているので、従来外周
幅だけ接地している円筒状車輪に較べて方向転換
時における車肉による走行の妨げを防止するよう
にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は第1図の正面図、第3図は第2図とは別のスケ
ート本体に靴を一体に固定した正面図、第4図イ
は第1図及び第2図のスケート本体とブラケツト
をピンで固定した状態を示す部分正面図、第4図
ロは第4図イの側面図、第5図イはスケート本体
とブラケツトをネジで固定した状態を示す一部正
面図、第5図ロは第5図イの正面図、第6図イは
ブラケツトの溝の両側のに圧接バネを設けて固定
する状態を示すスケート本体とブラケツトとの一
部正面図、第6図ロは第6図イにおける溝の圧接
バネの部分説明図、第6図ハはブラケツトの溝の
部分の一部平面図、第7図、第8図、第9図及び
第10図はブラケツトに車輪を取付けた各種態様
の一部断面図、第11図は車輪の外周に滑止め部
材を装置した状態の正面図、第12図は本考案で
ある車輪の路面に対する傾斜を示す一部説明図で
ある。 1……スケート本体、4……車軸、3,3′…
…車輪、α……ローラースケートの垂線に対する
車輪の傾斜角、14……車輪外周の切欠部、15
……滑止め部材、16……車輪の接地開所の間
〓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 スケート本体前後の車軸両側部にそれぞれ相
    対する車輪を回動自在に軸支し、かつ前記車軸
    両側部の車輪をローラースケートの下方を垂線
    に対して内側に鋭角に傾斜すると共に、相対す
    る車輪間を若干の間〓を設けて位置してなるロ
    ーラースケートにおいて、車輪の外周には、前
    記車輪の傾斜角と同じ角度に切欠いた接地部と
    して若干の幅を有する外周切欠部を形成すると
    共に、該外周切欠部の外側を車輪の中央部に対
    して薄肉厚になるよう除肉切欠部を形成したこ
    とを特徴とするローラースケート。 2 前記各車輪の外周切欠部に輪状溝を設け、該
    溝中に車輪の材質より柔軟で、かつ摩擦係数の
    大なる滑止め部材を装着したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のローラ
    ースケート。
JP11504283U 1983-07-26 1983-07-26 ローラースケート Granted JPS6025674U (ja)

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JP11504283U JPS6025674U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 ローラースケート

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JP11504283U JPS6025674U (ja) 1983-07-26 1983-07-26 ローラースケート

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JPS6025674U JPS6025674U (ja) 1985-02-21
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