JPH02190798A - 燃料スペーサ - Google Patents
燃料スペーサInfo
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- JPH02190798A JPH02190798A JP1009747A JP974789A JPH02190798A JP H02190798 A JPH02190798 A JP H02190798A JP 1009747 A JP1009747 A JP 1009747A JP 974789 A JP974789 A JP 974789A JP H02190798 A JPH02190798 A JP H02190798A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、原子炉において使用する燃料集合体用の燃料
スペーサに関するものである。
スペーサに関するものである。
原子炉において使用される燃料集合体用の独立セル型燃
料スペーサとしては、例えば特開昭59−65287号
公報の第2A図と特公昭55−386.38号公報の第
1図に示すように構造の燃料スペーサなどが提案されて
いる。
料スペーサとしては、例えば特開昭59−65287号
公報の第2A図と特公昭55−386.38号公報の第
1図に示すように構造の燃料スペーサなどが提案されて
いる。
第9図は、特開昭59−65287号公報にて提案され
た燃料スペーサを示すものである。この燃料スペーサ7
は、内部に燃料体8が挿入される多数の円筒部材(独立
セル)9を格子状に配列し、隣接する相互の円筒部材ど
うしを溶接部Wiで溶接して結合して形成した円筒部材
の束の外周を帯状のサイドバンド10で取囲み、円筒部
材との接点(溶接部Wz)を溶接にして結合して構成し
たものである。なお、第9図における1及び11は、各
々燃料体8(第9図及び以下に述べる各回では、燃料枠
内に装填された核反応物質は示していない)を支持する
ためのスプリングと円筒部材の突起である。
た燃料スペーサを示すものである。この燃料スペーサ7
は、内部に燃料体8が挿入される多数の円筒部材(独立
セル)9を格子状に配列し、隣接する相互の円筒部材ど
うしを溶接部Wiで溶接して結合して形成した円筒部材
の束の外周を帯状のサイドバンド10で取囲み、円筒部
材との接点(溶接部Wz)を溶接にして結合して構成し
たものである。なお、第9図における1及び11は、各
々燃料体8(第9図及び以下に述べる各回では、燃料枠
内に装填された核反応物質は示していない)を支持する
ためのスプリングと円筒部材の突起である。
これまで述べた独立セル型燃料スペーサは、第10図に
示すように、スプリング1の中を円筒部材9の突片4B
が2枚通過する構造となっているので、突片4Bとばね
1との間隙やばねの上下の凸部6と燃料体8との間隙が
、例えば本燃料スペーサ7と同様に連続したループ型の
スプリングを有する格子型の燃料スペーサ(特開昭59
−63589号公報参照。この燃料スペーサでは、ばね
の中を一枚の格子部材が通過する)に比べて少なくとも
突片4Bの肉厚分だけ小さい、このため、独立セル型燃
料スペーサにおいては、極く限られたスペースの範囲内
で所定のスプリング力を発揮し、かつ燃料体挿入時(燃
料集合体組立時)や地震時など、スプリング1に極めて
大きな荷重が負荷される場合にもスプリング1が損傷又
は塑性変形によって弾性体としての機能を喪失しないよ
うに設計する必要があり、その一つの手段として特願昭
60−17750号で提案されている様にセルの形状を
工夫してスプリングの損傷又は塑性変形を防ぐ提案がさ
れている。また、今後の燃料体の展開として高燃焼度化
のための燃料棒配列を9×9にすることが特願昭61−
59204号で提案されており、この2つのタイプの燃
料体を比較したとき、9×9型燃料体の方が8×8型燃
料体よりも燃料棒間ピッチが狭くなっている。そして、
そのことによりスプリングの変位量が大きくなり、スプ
リングの応力が高くなりすぎる結果となるため、そのス
プリングの応力を下げる対策を施す必要がある。
示すように、スプリング1の中を円筒部材9の突片4B
が2枚通過する構造となっているので、突片4Bとばね
1との間隙やばねの上下の凸部6と燃料体8との間隙が
、例えば本燃料スペーサ7と同様に連続したループ型の
スプリングを有する格子型の燃料スペーサ(特開昭59
−63589号公報参照。この燃料スペーサでは、ばね
の中を一枚の格子部材が通過する)に比べて少なくとも
突片4Bの肉厚分だけ小さい、このため、独立セル型燃
料スペーサにおいては、極く限られたスペースの範囲内
で所定のスプリング力を発揮し、かつ燃料体挿入時(燃
料集合体組立時)や地震時など、スプリング1に極めて
大きな荷重が負荷される場合にもスプリング1が損傷又
は塑性変形によって弾性体としての機能を喪失しないよ
うに設計する必要があり、その一つの手段として特願昭
60−17750号で提案されている様にセルの形状を
工夫してスプリングの損傷又は塑性変形を防ぐ提案がさ
れている。また、今後の燃料体の展開として高燃焼度化
のための燃料棒配列を9×9にすることが特願昭61−
59204号で提案されており、この2つのタイプの燃
料体を比較したとき、9×9型燃料体の方が8×8型燃
料体よりも燃料棒間ピッチが狭くなっている。そして、
そのことによりスプリングの変位量が大きくなり、スプ
リングの応力が高くなりすぎる結果となるため、そのス
プリングの応力を下げる対策を施す必要がある。
上記従来技術は、燃料体配列9X9型燃料体への装着の
点について配慮がされておらず、9×9型燃料体に装着
するとスプリング応力が高くなりすぎるという問題があ
った。
点について配慮がされておらず、9×9型燃料体に装着
するとスプリング応力が高くなりすぎるという問題があ
った。
本発明の目的は、スプリングの最大応力をさげることに
ある。
ある。
上記目的は、下記により達成される。
■ スプリングの荷重のかかるルーフトップの近傍の剛
性を上げる。
性を上げる。
■ スプリングの全周の長さ(総体長さ)Lを板厚りの
170〜200倍にする。
170〜200倍にする。
スプリングの応力を緩和する手段として、スプリングの
全周の長さ(総体長さ)を長くするという方法を使った
が、ここにその作用について説明する。
全周の長さ(総体長さ)を長くするという方法を使った
が、ここにその作用について説明する。
まず、スペーサスプリングを両端固定はりと仮定した図
を第1図に示す。そして、その時のスプリング長さ2と
スプリング最大応力σaaXの関係を第3図に示す。第
3図から、最大応力σaaXはスプリング長さQlで最
小の値をとることがわかる。
を第1図に示す。そして、その時のスプリング長さ2と
スプリング最大応力σaaXの関係を第3図に示す。第
3図から、最大応力σaaXはスプリング長さQlで最
小の値をとることがわかる。
また、解析の結果、スプリングの長さQをスプリングの
総体長さしと置き換えても第3図は、成立する。
総体長さしと置き換えても第3図は、成立する。
よって、本発明は第3図において、スプリングの総体長
さL2をLLに近づけることにより最大応力の低減を行
なうものである。
さL2をLLに近づけることにより最大応力の低減を行
なうものである。
また、もう一つの最大応力を下げる手段としてスプリン
グのルーフトップ近傍の剛性を上げる方法を使用したが
、ここにその作用についての説明を示す。
グのルーフトップ近傍の剛性を上げる方法を使用したが
、ここにその作用についての説明を示す。
スプリングの最大応力を下げるには、スプリングのルー
フトップ部の応力σ2とエンドバルブ部の応力σlとに
おいて、1σ21−1σ11を小さくすればよい。
フトップ部の応力σ2とエンドバルブ部の応力σlとに
おいて、1σ21−1σ11を小さくすればよい。
Q
:エンドバルブ部の曲げモーント)とおいて、fとなり
αを増加すれば、fの値が下がっていくことがわかる。
αを増加すれば、fの値が下がっていくことがわかる。
よって、本発明は、ルーフトップ近傍の剛性を高め、た
わみ量を小さくシ、そして逆にそのことにより、エンド
バルブ側のたわみ量を大きくすることでMlの値を上げ
最大応力の低減を行なうものである。
わみ量を小さくシ、そして逆にそのことにより、エンド
バルブ側のたわみ量を大きくすることでMlの値を上げ
最大応力の低減を行なうものである。
本発明の目的は、燃料棒配列8×8型燃料体に使用され
たスペーサスプリングの燃料棒装着時の応力を同じ値か
それ以下に燃料棒配列9X9型燃料体の燃料棒装着時の
スプリングに与えることである。
たスペーサスプリングの燃料棒装着時の応力を同じ値か
それ以下に燃料棒配列9X9型燃料体の燃料棒装着時の
スプリングに与えることである。
それでは、スペーサスプリングの応力を低下する原理に
ついて述べる。
ついて述べる。
まずは、長さQのスペーサスプリングを第14図に示す
ようなはりと仮定し、その時のスペーサスプリングの長
さ、スプリング板厚及びスプリング全幅とスプリング最
大変位時の応力の関係を下記する。
ようなはりと仮定し、その時のスペーサスプリングの長
さ、スプリング板厚及びスプリング全幅とスプリング最
大変位時の応力の関係を下記する。
スプリングの変位量δは、ポイント1での曲げモーメン
トをMlとすると FQ また、荷重F、バネ定数には となる。
トをMlとすると FQ また、荷重F、バネ定数には となる。
ポイント2での曲げモーメントM2および最大応力σ2
は FQ M z = M t ・・・(6) 式(3)を式(6)に代入して、 ・・・(7) となる。
は FQ M z = M t ・・・(6) 式(3)を式(6)に代入して、 ・・・(7) となる。
ここで、
Foは初期スプリング押付力(一定)。
Qはスプリング長さ、
bはスプリング幅、
tはスプリング板厚。
Eはヤング率(一定)、及び
Δδはスプリングの最大変位量と初期変位量−の差であ
る。
る。
I FQ
から
α・FQ−C
σ1=±
■
とポイント1での応力σlを表わせる。
それでは、ここでスプリングの最大応力σ2を小さくす
る第1の手段を示す。
る第1の手段を示す。
従来のスプリングの曲げモーメントの分布図を第14図
の下側に示す。図かられかるように、M2はMlに比べ
てかなり高い値である。
の下側に示す。図かられかるように、M2はMlに比べ
てかなり高い値である。
スプリングの最大応力が最小となるのは、図に一点破線
で示したようにM 1: M xとなった時であり、最
大応力を下げるためには、全体的に従来のスプリングの
曲げモーメントを下方に移さなければならない。また、
以上のことを式にて表わせば、σ21−1σ11=f とし、fの値を小さくすることにより、最大応力が下げ
られることとなる。
で示したようにM 1: M xとなった時であり、最
大応力を下げるためには、全体的に従来のスプリングの
曲げモーメントを下方に移さなければならない。また、
以上のことを式にて表わせば、σ21−1σ11=f とし、fの値を小さくすることにより、最大応力が下げ
られることとなる。
fの値を小さくするためには、下記の式よりC2= σ
l=f ・・・(10) aa bt2 Q” (1−6α
)2となり、αを大きくすればよいといえその具体的の
加わるルーフトップの近傍の剛性を上げ、たわみ量を小
さくし、そして逆にそのことにより、エンドバルブ側の
たわみ量を太き(することでMlの値を上げ、最大応力
の低減を行なう。
l=f ・・・(10) aa bt2 Q” (1−6α
)2となり、αを大きくすればよいといえその具体的の
加わるルーフトップの近傍の剛性を上げ、たわみ量を小
さくし、そして逆にそのことにより、エンドバルブ側の
たわみ量を太き(することでMlの値を上げ、最大応力
の低減を行なう。
よって、本発明は、スプリングのルーフトップ近傍の剛
性を上げ、スプリングの最大応力を低減するものである
。尚、本発明によればαの値は、0.116〜0.12
5の範囲内となり、スプリング強度の観点で最適値であ
る0、125 に近い値が得られることが解析の結果
、判明している。
性を上げ、スプリングの最大応力を低減するものである
。尚、本発明によればαの値は、0.116〜0.12
5の範囲内となり、スプリング強度の観点で最適値であ
る0、125 に近い値が得られることが解析の結果
、判明している。
次に、スプリングの最大応力σ2を小さくする第2の手
段を示す。
段を示す。
式(8)において初期スプリング押付力Foは、スプリ
ングの構造が燃料体を支持し、冷却水の流れにより生じ
る燃料体の振動を防止する機能があるため、スプリング
の照射クリープが生じてもある値以上であることが必要
である。
ングの構造が燃料体を支持し、冷却水の流れにより生じ
る燃料体の振動を防止する機能があるため、スプリング
の照射クリープが生じてもある値以上であることが必要
である。
したがって、Fo を小さくすることはできない。
そのことより、今Foを一定とすると
C5=−(1−4α)F。
あることである。
もし、スペーサスプリングの最大応力をスプリング板厚
を厚くすること((12)の第1項)で低減しようとし
た場合 と定係数で表わせる。
を厚くすること((12)の第1項)で低減しようとし
た場合 と定係数で表わせる。
よって、
と表わせる。
式(12)より、スペーサスプリングの最大応力を低下
する方法としてスプリング幅を広くするか又はスプリン
グ板厚及びスプリング長さを最適化することより達成で
きる。
する方法としてスプリング幅を広くするか又はスプリン
グ板厚及びスプリング長さを最適化することより達成で
きる。
但し、ここで1つ考慮しなければならないことがある。
それは、スペーサスプリングが燃料装着時に、燃料体に
与える荷重は必ずPo。〜Pmaxポンドの範囲内に入
っていなければならないという規定がより、バネ定数k
がしの3乗に比例して増加する結果を招く。
与える荷重は必ずPo。〜Pmaxポンドの範囲内に入
っていなければならないという規定がより、バネ定数k
がしの3乗に比例して増加する結果を招く。
今、目をスペーサスプリングが燃料棒に与えろ荷重に向
けてみる。
けてみる。
第2図は、燃料体のスペーサスプリングの変位量の製造
公差がバネ定数の値によってどのような荷重範囲を取る
かを示したものである。第2図は、バネ定数の値を増加
させると燃料体のスペーサスプリングの製造公差はある
幅をもつ荷重範囲ではおさまりきれず、また逆に言えば
荷重をある一定の範囲におさめようとすれば、スペーサ
スプリングの製造公差の範囲を狭めなければならないこ
とになる。
公差がバネ定数の値によってどのような荷重範囲を取る
かを示したものである。第2図は、バネ定数の値を増加
させると燃料体のスペーサスプリングの製造公差はある
幅をもつ荷重範囲ではおさまりきれず、また逆に言えば
荷重をある一定の範囲におさめようとすれば、スペーサ
スプリングの製造公差の範囲を狭めなければならないこ
とになる。
しかし、製造公差の範囲を狭めることは、スプリング製
造時に不良品を増やす結果となり、コストアップにつな
がり実現性はない。
造時に不良品を増やす結果となり、コストアップにつな
がり実現性はない。
また、スプリング幅すを広くすることにより応力σ2を
小さくできるが、スプリング幅すはスプリングを組み込
むセルとの組合いによって制限される。
小さくできるが、スプリング幅すはスプリングを組み込
むセルとの組合いによって制限される。
本発明では、スプリング長さQを最適化し、かつスペー
サの圧損を抑えることができるスプリング構造を提案す
ることにある。
サの圧損を抑えることができるスプリング構造を提案す
ることにある。
以下にスプリング長さと最大応力の関係を述べる。
今、式(12)においてスプリング板厚を一定とし、式
を変形した。
を変形した。
Cs:Ca/ t” ・
・・(15)C2’= C番/l
・・・(16)よって となる。
・・(15)C2’= C番/l
・・・(16)よって となる。
式(17)を図に表わすと第3図のようになる。
に依存し減少傾向にあり、そしてスプリング長さQlに
おいてC2は最小値をとり、その後Qの値が大きくなる
につれて02はC1−Q に依存し増大し始める。
おいてC2は最小値をとり、その後Qの値が大きくなる
につれて02はC1−Q に依存し増大し始める。
本発明は、以上に述べたスプリング長さと最大応力との
間の特性を利用して燃料体のスペーサスプリングの長さ
を最適化した。
間の特性を利用して燃料体のスペーサスプリングの長さ
を最適化した。
また、以下に具体的な改良について述べる。
本発明は、燃料体のスプリングにおいてその長さを第3
図に示すQlからQlに近づけることにより燃料体用ス
プリング長さを最適化した。尚。
図に示すQlからQlに近づけることにより燃料体用ス
プリング長さを最適化した。尚。
Qの具体的な値は、解析からρ=85t、〜100 t
という結果を得た。
という結果を得た。
ところで、スプリング長さを単に長くすると。
第4図に示すようにスペーサ高さがΔHだけ高くなる。
このことは、スペーサの圧損を増加させることになり望
ましくない。
ましくない。
スプリングの応力解析結果によるとスプリング高さを高
くすることなく、スプリング総体長さを長くするとスプ
リング長さQを長くするのと同様の効果が得られた。
くすることなく、スプリング総体長さを長くするとスプ
リング長さQを長くするのと同様の効果が得られた。
すなわち、第3図の関係はスプリング長さQをスプリン
グ総体長さしにおきかえて説明することができる。
グ総体長さしにおきかえて説明することができる。
そこで1本発明はスペーサスプリングの高さを高くする
ことなしに、スプリングの全周の長さしく以後、スプリ
ング総体長さと称す)を板厚りの170〜200倍に長
くすることにより最大応力を低下することである。
ことなしに、スプリングの全周の長さしく以後、スプリ
ング総体長さと称す)を板厚りの170〜200倍に長
くすることにより最大応力を低下することである。
以下に本発明の実施例を示す。
第1の発明の実施例を第1図、第11図、第12図、第
13図に示す。第1図は、第1の実施例であるスプリン
グ1のルーフトップ2の近傍の板厚を第5図の従来のス
プリングよりも厚くすることにより、ルーフトップ2近
傍の剛性を高くシ。
13図に示す。第1図は、第1の実施例であるスプリン
グ1のルーフトップ2の近傍の板厚を第5図の従来のス
プリングよりも厚くすることにより、ルーフトップ2近
傍の剛性を高くシ。
Mzの値を下げ、Msの値を上げて、スプリング1の最
大応力を下げたスプリングである。
大応力を下げたスプリングである。
また、スプリングを組み込むセルは第7図に示すような
スプリング1の中を平坦な1枚のしかも上下に分離した
部材が通過するのと同一の状態となり、スプリング1と
突片4Aとの間隙が増し、また突片端面間の空間5をス
プリング中央部の通過スペースとすることのできるセル
とする。
スプリング1の中を平坦な1枚のしかも上下に分離した
部材が通過するのと同一の状態となり、スプリング1と
突片4Aとの間隙が増し、また突片端面間の空間5をス
プリング中央部の通過スペースとすることのできるセル
とする。
第11図は、第2の実施例であるスプリング1のルーフ
トップ2の近傍のスプリング幅を第5図の従来のスプリ
ングよりも広くすることにより、ルーフトップ2近傍の
剛性を高くし、Mzの値を下げ、Mlの値を上げて、ス
プリング1の最大応力を下げたスプリングである。
トップ2の近傍のスプリング幅を第5図の従来のスプリ
ングよりも広くすることにより、ルーフトップ2近傍の
剛性を高くし、Mzの値を下げ、Mlの値を上げて、ス
プリング1の最大応力を下げたスプリングである。
また、スプリングを組込むセルは、第1の実施例のセル
と同じとする。
と同じとする。
第12図は、第3の実施例である実施例1のスプリング
において、スプリング1のループトップ2の両端に少な
くとも1つ以上のくぼみ3を設けることにより、ルーフ
トップ2近傍の剛性を高くし、Mzの値を下げ、Mzの
値を上げて、スプリング1の最大応力を下げたスプリン
グである。また、スプリングを組込むセルは第1の実施
例のセルと同じである。
において、スプリング1のループトップ2の両端に少な
くとも1つ以上のくぼみ3を設けることにより、ルーフ
トップ2近傍の剛性を高くし、Mzの値を下げ、Mzの
値を上げて、スプリング1の最大応力を下げたスプリン
グである。また、スプリングを組込むセルは第1の実施
例のセルと同じである。
第13図は、第4の実施例である。実施例2のスプリン
グにおいてスプリング1のルーフトップ2の両端に少な
くとも1つ以上のくぼみ3を設けることにより、ルーフ
トップ2近傍の剛性を高くし、M2の値を下げ、Mlの
値を上げて、スプリング1の最大応力を下げたスプリン
グである。また、スプリングを組込むセルは第1の実施
例のセルと同じである。
グにおいてスプリング1のルーフトップ2の両端に少な
くとも1つ以上のくぼみ3を設けることにより、ルーフ
トップ2近傍の剛性を高くし、M2の値を下げ、Mlの
値を上げて、スプリング1の最大応力を下げたスプリン
グである。また、スプリングを組込むセルは第1の実施
例のセルと同じである。
第2の発明の実施例を、実施例5として、第6図、第8
図に示す。
図に示す。
第4の実施例は、スプリング1のルーフトップ2の両端
に少なくとも1つ以上のくぼみ3を設け。
に少なくとも1つ以上のくぼみ3を設け。
スプリングの総体長さしを長くしたスプリングである。
第6図は、ルーフトップ2の両端に2つずつくぼみ3を
設けた例である。この例によれば、くぼみ3の半径をR
とすると、くぼみ3を設けたことにより第5図の従来の
スプリングよりも約(π−2)x8Rだけスプリング1
の総体長さが長くなった。
設けた例である。この例によれば、くぼみ3の半径をR
とすると、くぼみ3を設けたことにより第5図の従来の
スプリングよりも約(π−2)x8Rだけスプリング1
の総体長さが長くなった。
第8図は、スプリング1のルーフトップ2を2ケ所から
4ケ所にし、隣り合う2つのルーフトップ2の間にくぼ
み3を設け、くぼみ3の半径をRとすれば(π−2)X
4Rだけスプリングの総体長さを長くしたスプリングで
ある。また、(a)のスプリングに比べ、より荷重を分
散するために2つのルーフトップの間隔を広げたスプリ
ングを(b)に示す。また、スプリングを組込むセルは
。
4ケ所にし、隣り合う2つのルーフトップ2の間にくぼ
み3を設け、くぼみ3の半径をRとすれば(π−2)X
4Rだけスプリングの総体長さを長くしたスプリングで
ある。また、(a)のスプリングに比べ、より荷重を分
散するために2つのルーフトップの間隔を広げたスプリ
ングを(b)に示す。また、スプリングを組込むセルは
。
第1の実施例のセルと同じとする。
本発明の第6の実施例を第12図に示す。
第6の実施例は第1の実施例と第5の実施例の2つを取
り入れたもので、ルーフトップ2の近傍の板厚を厚くし
てルーフトップ2近傍の剛性を高くするとともにルーフ
1−ツブ2の両側にくぼみを設はスプリングの総体長さ
を長くし、全体としてスプリング1の最大応力を下げた
スプリングである。
り入れたもので、ルーフトップ2の近傍の板厚を厚くし
てルーフトップ2近傍の剛性を高くするとともにルーフ
1−ツブ2の両側にくぼみを設はスプリングの総体長さ
を長くし、全体としてスプリング1の最大応力を下げた
スプリングである。
本発明の第7の実施例を第13図に示す。
第7の実施例は第2の実施例と第5の実施例の2つを取
り入れたもので、ルーフトップ2の近傍のスプリング幅
を広くしてルーフトップ2近傍の剛性を高くするととも
にルーフトップ2の両側にくぼみを設はスプリングの総
体長さを長くし、全体としてスプリング1の最大応力を
下げたスプリングである。
り入れたもので、ルーフトップ2の近傍のスプリング幅
を広くしてルーフトップ2近傍の剛性を高くするととも
にルーフトップ2の両側にくぼみを設はスプリングの総
体長さを長くし、全体としてスプリング1の最大応力を
下げたスプリングである。
以上説明したように本発明によれば、スペーサスプリン
グの燃料要素押付は力を変えることなくスプリングの最
大応力を低減することができる。
グの燃料要素押付は力を変えることなくスプリングの最
大応力を低減することができる。
第1図は、本発明の第1の実施例を示した図、第2図は
、バネ定数の大小によるスペーサスプリングの製造公差
と荷重の関係を示した図、第3図は、スプリング長さQ
と最大応力σ、&8の関係を示した図、第4図は、スプ
リングの高さの増加に伴うスプリング高さの増加を示し
た図、第5図は。 従来のスプリングの形状を示した図、第6図は、本発明
の第3の実施例を示した図、第7図は、スペーサスプリ
ングを組み込むセルを示した図、第8図は、本発明の第
3の実施例を示した図、第9図は、本発明及び従来の燃
料スペーサの構造を示す平面図、第10図は、従来の燃
料スペーサにおける燃料棒支持状態を表す断面図、第1
1図は、本発明の第2の実施例を示した図、第12図は
、本発明の第3と第6の実施例を示した図、第13図は
1本発明の第4と第7の実施例を示した図、第14図は
スペーサスプリングの曲げモーメントを示した図である
。 1・・・スペーサスプリング、2・・・スプリングのル
ーフトップ、3・・・スプリングのくぼみ、4A、4B
・・・突片、5・・・ばねの通過スペシス又は突辺の収
納スペース、6・・・スプリングのエンドバルブ、7・
・・燃料スペーサ、8・・・燃料棒、9・・・独立セル
(円筒部材)、10・・・サイドバンド、11・・・突
起。
、バネ定数の大小によるスペーサスプリングの製造公差
と荷重の関係を示した図、第3図は、スプリング長さQ
と最大応力σ、&8の関係を示した図、第4図は、スプ
リングの高さの増加に伴うスプリング高さの増加を示し
た図、第5図は。 従来のスプリングの形状を示した図、第6図は、本発明
の第3の実施例を示した図、第7図は、スペーサスプリ
ングを組み込むセルを示した図、第8図は、本発明の第
3の実施例を示した図、第9図は、本発明及び従来の燃
料スペーサの構造を示す平面図、第10図は、従来の燃
料スペーサにおける燃料棒支持状態を表す断面図、第1
1図は、本発明の第2の実施例を示した図、第12図は
、本発明の第3と第6の実施例を示した図、第13図は
1本発明の第4と第7の実施例を示した図、第14図は
スペーサスプリングの曲げモーメントを示した図である
。 1・・・スペーサスプリング、2・・・スプリングのル
ーフトップ、3・・・スプリングのくぼみ、4A、4B
・・・突片、5・・・ばねの通過スペシス又は突辺の収
納スペース、6・・・スプリングのエンドバルブ、7・
・・燃料スペーサ、8・・・燃料棒、9・・・独立セル
(円筒部材)、10・・・サイドバンド、11・・・突
起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、第1の発明として、互いに結合された多数の円筒部
材(独立セル)と、ばねと前記円筒部材の束の外周を取
囲む帯状部材からなり、複数の細長い要素を含む原子炉
の燃料集合体中で前記要素相互間の間隔を保持する燃料
スペーサにおいて、前記ばねは、連続したループ状のば
ねであつて、その長手方向中央部と上端及び下端に前記
燃料要素を支持するための凸部が両側に形成され、しか
も、前記長手方向中央部近傍の剛性が部分的に高くなつ
ているばねを有することを特徴とする燃料スペーサ。 2、前記ばねが、ルーフトップ近傍の板厚を厚くしたば
ねである請求項2の燃料スペーサ。 3、前記ばねが、ルーフトップ近傍のばね幅を大きくし
たばねである請求項1の燃料スペーサ。 4、前記ばねが、ルーフトップの両端に少なくとも1個
以上のくぼみ及び突起を形成したばねである請求項1の
燃料スペーサ。 5、前記ばねが、ばね長手方向上端および下端の曲げモ
ーメントM、荷重F及びばねの長さlとの関係α=M/
Fαの値が、0.116〜0.125の範囲に入つてい
るばねである請求項1の燃料スペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009747A JPH02190798A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 燃料スペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009747A JPH02190798A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 燃料スペーサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02190798A true JPH02190798A (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=11728898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1009747A Pending JPH02190798A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 燃料スペーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02190798A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03200093A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-02 | General Electric Co <Ge> | 核燃料集合体スペーサとたわみ性の高いループばね |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1009747A patent/JPH02190798A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03200093A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-02 | General Electric Co <Ge> | 核燃料集合体スペーサとたわみ性の高いループばね |
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