JPH02189597A - 電子楽器の制御装置 - Google Patents

電子楽器の制御装置

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JPH02189597A
JPH02189597A JP1010667A JP1066789A JPH02189597A JP H02189597 A JPH02189597 A JP H02189597A JP 1010667 A JP1010667 A JP 1010667A JP 1066789 A JP1066789 A JP 1066789A JP H02189597 A JPH02189597 A JP H02189597A
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JP
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musical
message
mute
sound
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Application number
JP1010667A
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English (en)
Inventor
Akio Mihashi
三橋 明城男
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電子楽器の制御装置に関し、特に音源を有効
に活用するための技術に関する。
[従来技術とその問題点] 電子楽器に備えられる操作子のセット(@奏制御入力装
fi)は基本的に1台の「楽器」を「演奏」するための
操作子としての意味をもつ、このため、複数の楽音発生
チャンネルをもつ音源を罰えた電子楽器では、演奏制御
入力装置(楽器本体あるいはMIDIコントローラのよ
うな外部の演奏制御入力装置)から墜えられた任意の1
つの発音メツセージに対し、空5になっている1つの楽
音発生チャンネルを見つけ出し、その楽音発生チャンネ
ルに対し1発音を指示するという制御を電子楽器の制v
4装21(代表的にはマイクロコンピュータ)で行って
きた0合成夕・イブの音源の場合、各々の楽音発生チャ
ンネルは、音色データ(複数の波形生成モジュールで1
つの楽音発生チャ・ンネルを構成するような場合におけ
るモジュール間の接続構造を可変に規定するような楽音
合成アルゴリズム等のデータも含まれる)を差し換える
ことにより、その音源のもつ楽音生成能力の範囲内で、
任意の音色の楽音を生成することができる。
しか17.いったん、特定の音色データが設定された後
ではその設定された音色データで規定される11色の楽
音しか発生できない(複雑な合成を行う音源の場合は、
音色データの漬が多いため、プイクロコンピユータから
楽音発生チャンネルへの音色データの設定は、発音要求
に対する実時間応答の必要性から事前に行われ、代表的
には楽器のパネル上での音色選択操作に応答して行われ
るが、PCMデータを利用する音源のように設定すべき
音色データの量が少ない音源の場合には、発音指示を行
うときに音色データを音源に転送することもできる)。
1つの発音メツセージに対し、1つの楽音発生チャンネ
ルを鳴らすという方式は、発音メツセージのソースであ
る演奏制御装置を1台の楽器の演奏操作子として使用す
るという、基本的な考え方に沿うものである。しかしな
がらこの方式の場合、いったん、音色データが設定され
た場合に、その楽音発生チャンネルで生成される楽音の
音色は固定されるわけであり、発音メツセージ自体によ
って音色が変化することはない、伝統的な楽器の場合、
楽音の音色は、演奏タッチの強さ、音高にも依存する。
したがって、電子楽器においても、発音メツセージに含
まれる情報に依存して音色等が変化することが望ましい
、たしかに、1つの楽音発生チャンネルにおけるエンベ
ロープやカットオフ岡波数等を発音メツセージに依存し
て変化させる制御を行うことにより、ある程度の変化を
楽音(楽音発生チャンネル出力)に付けることができる
。しかしながら、その変化の度合には限界がある。より
ダイナミックな変化を付けるには、1発音メツセージに
付き1つの(音色の)楽音発生チャンネルという制限を
はずす必要がある。また、音楽表現者(演奏者)にとっ
ては−人で、同蒔に複数の「楽器」を演奏したような効
果が得られることは有難いことである(伝統的なアコー
スティック楽器の場合にはこれは困難であり続けた)。
このような楽音特性のダイナミズムやリアリズムの追及
、複数楽器による演奏表現の追及の観点から、最近では
、1つの発音メツセージに付き。
1つの音色の楽音発生チャンネルを鳴らすというモード
だけでなく、1つの発音メツセージに対し、複数の異な
る楽音発生チャンネルを鳴らしたり、発音メツセージに
含まれる情報に依存しで、ダイナミックに音色が変化す
るように1選択的に異なる楽音発生チャンネルを鳴らし
たり、あるいは複数の異なる楽音発生チャンネルにおけ
る背縫バランス(楽音混合比)を発音メツセージに依存
して変化させながら、複数の異なる楽音発生チャンネル
を鳴らすことなどができるモード(コンビネーションモ
ードと呼ばれている)を有する電子楽器の制御装置が実
用化されるに至った。コンビネーションモードとしては
例えば、音域(WI域)によって系統(音色)を切り換
えるキースプリット、音域によって2系統あるいはそれ
以上の系統の楽音の混合比を連続的に変化させるボジシ
迩ナルクロスフェード、演奏タッチの強さによって楽音
の系統を切り換えるベロシティスプリットなどが知られ
ている。
コンビネーションモードの機能を電子楽器にもたせるこ
とにより、演奏表現、楽音のリアリズム、ダイナミズム
が格段に向上することとなった。しかし、任意の1つの
発音メツセージに対しくパネル上でa色切換操作等がな
されない限り)、変化することのないl系統の楽音を発
生させる通常のモードでは問題にならなかった問題が生
じることになった。この問題とは、音源の複数の楽音発
生チャンネルのなかに、遊びの(使用されない)楽音発
生チャンネルが発生するという問題である。
発音メツセージに依存するコンビネー・ジョンモードの
場合、演奏制御入力装置から与えられる任意の1つの発
音メツセージに対して、選択的に1乃至複数の楽音の系
統が鳴る。このようなコンビネーションモードをもつ既
存の電子楽器の制御装置では、1つの発音メツセージが
笑えられたときに、ヴォイスアサインメモリにある既に
与えられている発音メツセージと音源を構成する複数の
楽音発生チャンネルとの対応関係を管理するため情報(
ヴォイスアサイン管理情報)を参照して、発音メツセー
ジが割り当てられていない発音チャンネル(空チャンネ
ル)を複数の系統分(すべての発音メツセージに対する
楽音系統の数だけ)見つけ、それぞれの空チャンネルを
今回の発音メツセージに対する楽音発生チャンネル用と
して確保するために、ヴォイスアサイン管理情報を変更
する。その後、実際に音源に対し、発音の指示を行う段
階で、系統の設定内容と発音メツセージとを比較してど
の系統の楽音を鳴らすべきかを決め。
その系統の楽音発生用として、先のヴォイスアサイン管
理情報の変更処理において確保しである楽音発生チャン
ネルに対し、発音を指示する。ここにおいて、実際に発
音を指示した以外の系統の楽音発生チャンネル(ヴォイ
スアサイン管理情報のうち上記変更に係る残りの楽音発
生チャンネル)は、当然のことながら、不使用状態のま
まに鐙かれる。しかし、ヴォイスアサイン管理情報メモ
リ」丸では、これら不使用の楽音発生チャンネルにも、
上述の発音メツセージが割り当てられているため、その
後、新しい発音メツセージが与えられて、空チャンネル
を見つけるときに、実際に楽音を発生しているチャンネ
ルだけでなく、これらの不使用の楽音発生チャンネルも
「使用中」として空チャンネルから除外されてしまう、
この結果、楽音を発生させることのできない遊びの楽音
発生チャンネルが生じてしまい、音源自体のもつポリフ
ォニック能力を十分に活用できなくなっていた。
[発明の目的] したがって、この発明の目的は、コンビネーシ覆ンモー
ドの場合にも、音源をもつポリフォニック能力まで音源
を活用することのできる電子楽器の制v4装置を提供す
ることである。
[発明の構成、作用] この発明によれば、上記の目的を達成するため演奏制御
入力手段から与えられる任意の1つの発音メツセージに
対して、選択的に1乃至複数の楽音の系統を設定する系
統設定手段と、音源を構成する複数の楽音発生チャンネ
ルと上記演奏制御入力手段から与えられた発音メツセー
ジとの対応関係を管理するためのヴォイスアサイン管理
情報を記憶するヴォイスアサイン記憶手段と、上記演奏
制御入力手段から1つの発音メツセージが与えられたと
きに、上記系統設定手段の設定内容に従い、選択的に上
記ヴォイスアサイン管理情報を変更し、選択的に上記楽
音発生チャンネルに対し楽音の発音を指示する発音制御
手段と、上記演奏制御入力手段から1つの消音メー7セ
ー・ジが与えられたときに、選択的に上記ヴォイスアサ
イン管理情報を変更し、選択的に上記楽音発生チャンネ
ルに対し、楽音の消音を指示する消音制御手段とを有す
ることを特徴とする電子楽器の制御装置が提供される。
この4R成によれば、発音メツセージが与えられたとき
に、実際に発音すべき系統のみに対応して、ヴォイスア
サイン管理情報が変更されるので、従来のように、実際
には発音していないのにヴォイスアサイン管理情報の面
からは発音しているチャンネルとなってしまって、他の
発音メツセージを受は付けなくなる楽音発生チャンネル
を排除することができる。したがって、音源を有効に活
用することができる。
一構成例において、上記消音制御手段は上記演奏制御入
力手段から1つの消音メツセージがダーえちれたときに
、上記系統設定手段の設定内容に従い1選択的に上記ヴ
ォイスアサイン管理情報を変更する。
この構成は2消音メー2セージが与えられてから音順に
消音の指示が与えられるまでの処理時間を短縮する上で
有効である。もっとも、消音制御に関しては、系統設定
手段の設定内容を調べなくても、適切なヴォイスアサイ
ン管理情報の変更と音源への消音指示は可能である。な
ぜなら、ヴォイスアサイン管理情報のなかから、与えら
れた消音メツセージに対応する発音メツセージを見つけ
出し、それに対応する楽音発生チャンネルに消音を指示
を出し、その楽音発生チャンネルがこの消音指示によっ
て空になったことを示せばよいからである。
更にもう1つの構成例において、上記発音制御手段は、
与えられた発音メ5・セージに含まれる情報と上記系統
設定手段の設定内容とを比較して、発音すべき楽音の系
統を決定する発音系統決定手段と、上記発音系統決定手
段の決定結果に従い。
上記ヴォイスアサイン管理情報を変更する発音ヴォイス
アサイン管理情報変更手段と、上記発音ヴォイスアサイ
ン管理情報変更f段の変更した上記ヴォイスアサイン管
理情報に対応する上記楽音発生チャンネルに対し、発音
すべき系統の楽音の発音を指示する発音実行手段と、を
有し、更に、上記消音制御手段は、与えられた消音メツ
セージに含まれる情報と上記系統設定手段の設定内容と
を比較して、消音すべき楽音の系統を決定する消音系統
決定手段と、上記消音系統決定手段の決定結果に従い、
上記ヴォイスアサイン管理情報を変更する消音ヴォイス
アサイン管理情報変更手段と、上記消音ヴォイスアサイ
ン管理情報変更手段の変更した上記ヴォイスアサイン管
理情報に対応する上記楽音発生チャンネルに対し、消音
すべき系′統の楽音の消音を指示する消音実行手段とを
有する。
この構成の場合、発音メツセージがテえもれたときに、
前処理として、ヴォイスアサイン管理情報を調べて、複
数の楽音系統用として空チャンネルを捜し出すような処
理は不要にできるので、発音メツセージが与えられてか
ら、実際に音源に発音の指示データが送られるまでの時
間、すなわち、発音要求に対する実時間の応答特性をよ
くすることができる。
更にもう1つの構成例では、上記発音メツセージと上記
消音メツセージには音高指示データが含まれ、上記系統
設定手段は各音高に対して使用されるべき楽音の系統を
設定し、上記発音系統決定手段は上記系統設定手段の設
定内容に従い、与えられた発音メツセージに含まれる音
高指示データに対して発音されるべき楽音の系統を決定
し、上記消音系統決定手段は上記系統設定手段の設定内
容に従い、午えられた消音のメツセージに含まれる音高
指定データに対して消音すべき楽音の系統を決定する。
この構成は、キースプリットやボジシ璽ナルクロスフェ
ードなどのコンビネーションモードにおいて有効である
更に、もう1つの構成例では、上記発音メツセージと上
記消音メツセージには音高指示データが含まれ、更に上
記発音メツセージには演奏タッチデータが含まれ、上記
系統設定手段は各演奏タッチに対して使用されるべき楽
音の系統を設定し、上記発音系統決定手段は1記系統設
定手段の設定内容に従い、与えられた発音メツセージに
対して発音されるべき楽音の系統を決定するとともに。
その発音メツセージに含まれる音高指定データと演奏タ
ッチデータを一時記憶し、上記消音系統決定手段は、与
えられた消音メツセージに含まれる音高指定データと一
致する一時記憶されている音高指定データに係る演奏タ
ッチデータを識別し、この演奏タッチデータを上記系統
設定手段の設定内容と比較して消音すべS楽音の系統を
決定する。
この構成は、演奏タッチによるスピリット(ベロシティ
スプリット)や演奏タッチによるクロスフェードなどの
コンビネーションモードにおいて有効である。
以上の外にも、キースピリットとトーンミックスとの複
合形態、ボジショナルクロスフェードとベロシティスプ
リットとの複合形態等々のフンビネーシゴンモードをも
つ電子楽器にもこの発明を適用できる。
また、発音メツセージや消音メツセージにどのような情
報が含まれるかは電子楽器の仕様によることがらであり
、任意の所望の情報をもたせることができる0例えばM
 I D I (Musical DigitalIn
terface )の場合には1発音メツセージは、M
IDIチャンネル番号とノートオンを示すステータスバ
イト、ノートナンバーを示す第2バイト、ベロシティを
示す第3バイトから成るが、この発明はその他の任意の
所望の情報が発音あるいは消音メツセージに含まれる場
合にも適用される。
[実施例] 以下1図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
く全体構成〉 この発明の特徴を組み込んだ電子楽器lの全体構成を第
1図に示す、鍵盤1−1では、操作された鍵の情報とし
て、キーコードを始めとして押鍵速度、離鍵速度データ
及び押鍵後の社用データ(鍵盤におけるアフタータッチ
データ)を検出し、本電子楽器lの制W装置としてのマ
イクロコンピュータ(CPU)1−2に送出する。スイ
ッチ1−3は一連の機箋スイッチから成り、各スイッチ
の状態はマイクロコンピュータ1−2に送られて処理さ
れる。コントローラ1−4は鍵盤l以外の演奏用操作子
を構成するものであり1足で操作されるフットポリウム
、トレモロの深さを変更するためのモジュレーションホ
イール、予め設定されたlないし複数の楽音構成要素に
対して作用するためのデフアイナブルホイール等の操作
子を含み、各操作子データはマイクロコンピュータ1−
2に送られる0表示部1−5はLEDやLCD(液晶)
デイスプレィ等から成り、マイクロコンピュータ1−2
の制御の下に、現在の演奏状態、電子楽器lの動作状態
(システム状態)、設定データ等を表示する。MIDI
 1−6はマイクロコンピュータ1−2が外部の電子楽
器、シーケンサ等との間でデータの通信を行うのに用い
られる外部インターフェースである。もう1つの外部イ
ンターフェースl−7はマイクロコンピュータ1−2と
ICカードとのインターフェースであり、マイクロコン
ピュータ1−2はこの外部インターフェース1−7を介
してICカードからデータまたはプログラム等を取り込
んだり、ICカードにデータまたはプログラムを書き込
んだりする。マイクロコンピュータ1−2はROMl−
8とRAMl−9を有し、ROMl−8には本電子楽器
lを動作させるためのプログラムや、音色データ、演奏
データなどが記憶され、RAMl−9にはプログラムの
実行中に使用するデータ、例えば音色データ、音色制御
用データ、演奏データ、演奏状態データなどが一時的に
記憶される。
音[1−10はマイクロコンピュータ1−2の制御の下
に複数のヴオイスの楽音信号を発生する。音源1−10
としては、例えば、特願昭62−249467号に示す
ような1PD(インター・ラクティブ位相歪み方式)の
音源が使用できる。音源1−10の生成したデジタル楽
音信号は系統別(例えば2系統)にD/A変換器1−x
iに送られ、各系統のアナログ楽音信号に変換される。
D/A変換1ll−11からの各系統のアナログ楽音信
号はマイクロコンピュータ1−2によって制御されるバ
ンニング効果発生器1−12に入力される。バンニング
効果発生器1−12は、入力される各系統のアナログ楽
音信号を相補的に振幅制御する対のVCAを本電子楽器
のコンビネーションモードにおける最大の系統数の数N
×ステレオチャンネル数S(ここでは2ステレオチヤン
ネル)だけ、有しており、系統ごとに2つずつのVCA
出力をミックスしてステレオの右チャンネルと左チャン
ネルの信号を形成する。これにより、系統別に音像の定
位が制御される。バンニング効果発生器1−12からの
各ステレオチャンネル信号はフィルター1−13で不要
周波数成分が除去され、アンプ1−14で増幅された後
、左右のスピーカ1−15から放音される。
く基本動作〉 次に、電子楽器lの基本的な動作について、第2A図〜
第2E図及び第3図を参照して説明する。
第2A図は一定周期ごとに起動される第1のタイマー割
込ルーチンであり、このルーチン2−1−1において、
鍵盤1−1の状態と、スイッチ1−・3の各スイッチ状
態がマイクロコンピュータi−2に取り込まれる。
第2B図は第2のタイマー割込ルーチンであり、ステッ
プ2−2−1でコントローラ1−4のデータがマイクロ
コンピュータ1−2に取り込まれ、前回のコントロール
データとの比較から、コントロールデータの変化の有無
が調べられ、変化した場合にはコントロールデータ変化
処理2−2−2が実行される0次のステップ2−2−3
では、LFOビブラートを実現するための演算が実行さ
れる。すなわち、ビブラートに作用するデータ(基準レ
ート、基準デプス、ビブラートパラメータ変調用のコン
トロールデータやMIDIデータ)から、現在のビブラ
ートデータを生成する。
次にステップ2−2−4ではシステムのピッチ変更設定
状態に従いLFOビブラート、MIDIデータ、コント
ロールデータにより、楽音のピッチを変更することを実
現するための演算を行い、結果を音源1−10に送って
、ピッチの制御を行う0次にステップ2−2−5ではL
FO)レモロ(グロール)を実現するためのデータの演
算(コントロールデータまたはMIDIデータがトレモ
ロあるいはグロールに対して変調をかけている場合に必
要な演算処理も含まれる)を行う0次にステップ2−2
−6ではLFO)レモロ、MIDIデータ(例えばアフ
タータッチデータ)、コントロールデータが実際に楽音
の音色、音量を変更することを実現するための演算を行
い、結果を音源1−10に送って楽音の音色、音量を制
御する。
最後のステップ2−2−7ではバンニング効果を発生す
るためのパンデータ作成処理が行われる。
第2C図は第3のタイマー割込ルーチンであり、このル
ーチン2−3−1で、第1図のバンニング効果発生器】
−12に対し、実際に効果を実現させるためにマイクロ
コンピュータ1−2から制御信号が送られる。
第2D図はMIDIデータが送られてきたときに、MI
DIインターフェースl−6からの割込によって起動さ
れるMIDI受信処理ルーチン2−4−1であり、ここ
では受信のための処理(RAMI−9上のMIDI関係
バッファ上へのデータセット等)を行うのみである。第
2E図はMIDIデータを外部の電子楽器等に対して送
ったときにMIDIインターフェース1−6からの割込
によって起動されるMIDI送信処理ルーチン2−5−
1であり、これにより、MIDIデータの伝送速度が維
持される。
第3図は、マイクロコンピュータ1−2のジェネラルフ
ロー(メインプログラム)を示したものである。始めに
、電源が入ると、イニシャライズルーチン3−1に入り
、ここで、音源1−6に対する初期設定や、表示部1−
5への初期表示データの設定、各制御データ、演算用デ
ータ等の初期設定が行われる。ステップ3−2において
は、鍵!/スイッチのデータ取込の割込ルーチン(第2
A図)の結果を参照してスイッチの状態変化を判別し、
変化有りの場合にはスイッチ変化処理ルーチン3−3を
実行する。このルーチン3−3では、演奏モードの設定
、音色データの設定、MIDI制御データの設定、パン
制御データの設定、音源1−ioに対する楽音制御用デ
ータの設定、表示部1−5への表示データの設定、コン
トロールデータの初期設定、バンニング効果発生器1−
12に対する制御、ICカードの外部インターフェース
1−7とのデータまたはプログラムの授受、MIDIイ
ンターフェース1−6の制御などがシステムの状態(以
下、メニューという)に従って実行される。
次にステップ3−4で、MIDIインターフェース1−
6からMIDIデータの入力があったかどうかを、MI
DI受信ルーチン2−4−1 (第2D図)で設定され
る検査フラグを参照して判別し、入力有りの場合はMI
DI  IN処理ルーチン3−5を実行する。この入力
処理ルーチン3−5では、MIDI込カデータを識別し
、その結果に従い対応する内部演奏モードの変更、音色
データの変更、パン制御データの変更、楽音制御データ
の変更、楽音の制御(/−トオン/才)等)、表示デー
タの制御、MIDIインターフェース!−6の制御など
がメニューや設定データに従って実行される。
次に、ステップ3−6ではwI5111−1の状態変化
、すなわち押鍵の有無、離鍵の有無等が割込ルーチン2
−1−1 (第2A図)の処理結果から判別され、変化
有りの場合には、社交化処理ルーチン3−7において押
、離鍵に伴うデータの変更。
発音の割当、発音処理、消音処理、MIDIインターフ
ェースl−6の制御などが行われる。
以下、この発明が本実施例においてどのように具体化さ
れているかについて明らかにしていくが、その前に多数
の楽音発生チャンネルを使用可f@なフローティングモ
ードに関する説明、並びに、発音メツセージ1つに付き
、予め定めた1系統の音色の楽音を発音メツセージの値
の如何にかかわらず発生させる通常の楽音出力モードに
おいても、実行されるノートオンジョブ(NOTEON
  JOB)判別処理とメートオフジョブ(NOTE 
 OFF  JOB)判別処理とについて説明を行うこ
とにする。
くフローティングモード、ノートオン/オフジョブ〉 さて本電子楽器lの最大同時発音数は8であるがMID
I  ZNからの8を越える同時発音に対して本電子楽
器lを複数用いて、全体としての最大同時発音数の拡張
が可謝である。このモードをフローティングモードと呼
ぶことにする。フローティングモードの設定は第3図の
スイッチ変化処理3−3の中で呼ばれるサブルーチンで
ある第4図のフローにて行われる。このフローはフロー
ティングモードの設定を行うメニュー状態の時にデータ
を設定するのに用いられるVALUE−UPKEY (
バ!J ! −@ 7−/プ$−) またL)VALU
E−DOWN  KEY (バリュ一番ダウンキー)に
変化があった時に、呼ばれるフローである。このフロー
で設定されるものはフローティングフラグ4−11とユ
ニットナンバであり、これらは第1図のRAMl−9の
一部に置かれる。フローティングフラグ4−11は[1
]でDISABLE、すなわち通常のモードを意味し、
[0]でENABLE、すなわちフローティングモード
を意味する。なお、このフラグ4−11は第3図のMI
DI  IN処理3−5の中で参照される。ユニットオ
ン/<−4−12はフローティングモードの時、何台目
であるかを意味する0本実施例では0〜7で、計8台を
用いて最大同時発音数64まで拡張回部である0例えば
、UNIT  No、=0のとぎは、1台目を意味し、
l盲目〜8盲目までのMIDIデータに対応して発音す
る。UNITNb、=1のときは2台目を意味し、9音
目へ・16合−11までのMIDIデータに対応して発
音する。
さて第4図のフローに於いて4−1ではVALUE−U
P  KEYとVALUE−DOWN  KEYのどら
らが押されたのかを判断する。UPの時、4−2でフロ
ーティングフラグがDISかENAかを判断し、DIS
の時は4−3にてENAにし、UNIT  No、を0
にセットする。ENAの時は4−4.4−5で7を越え
ないようにUNIT  No、をインクリメントする。
VALUE−DOWN  KEYが押された時は、(4
−1→4−6) 、4−6でブローティングフラグがD
ISかENAかを判断し、ENAの時、4−7.4−9
で、0までは、デクリメントを行ない、UNNT  N
o、=oの時4−8にて、フローティングフラグがDN
Sにセットされる。この様子を4−13 ニ示す、右矢
印がVALUE−UPの動き、左矢印がVALUE−D
OWN(7)動きである。モして4−1Oで第5図に示
す発音割り当て制御のイニシャライズを行ない、また、
発音中の楽音を全て消音する。
第5図は、後述するN0TE  ON  JOB判別処
理、及びN0TE  OFF  JOB判別処理で参照
書き込みされる発音割り当て制御メモリVSM (ヴォ
イスアサイン管理情報記憶装置)の構成であ6.N0T
E  5AVE  MEMORY(ノートセーブメモリ
)は64バイトから成り、64個まで発音メツセージに
含まれるノートデータをセーブできる。1バイトの構成
は下7bitがノートデータ(θ〜7F (H))、M
SB=0でN0TE  ON (ノートオン)、MSB
= 1でN0TE  OFF (ノートオフ)とし、O
FFの時は80(H)となる、CHANNEL  5A
YE  MEMORY (チャンネルセーブメモリ)も
64バイトのバッファで前記N0TE  SAVEME
MORY内のノートに対応するMIDIチャンネル番号
がセーブされる。OFF  POINTER(才) ポ
インタ)はN0TE  OFFしたノートデータがセー
ブされていたN0TE  5AVE  MEMORYの
先頭番地からの相対アドレスでかつ一番小さなアドレス
値が書き込まれる。
EMPTY  C0UNTER(エンプティ僧カウンタ
)にはN0TE  5AVE  MEMORYに一度、
ノートナンバーがセーブされ、さらにN0TE  OF
Fによって80(H)が書き込まれた後に、まだノート
ナンバーが書き込まれていない番地の総数が書き込まれ
る。ON  POINTER(オン ポインタ)にはN
0TE  SAVEME MORYにセーブされている
ノートナンバー・の中で最も相対アドレスが大きいノー
トナンバーの相対アドレスに1を加算した値が入る。J
OBRANGE  LOWERPOINTER(ジ。
ブ範囲下限ポインタ)、JOB  RANGE  UP
PERl’0INTER(ジョブ範囲上限ポインタ)に
は、例えば2台目(UNIT  No  、  =1)
であれば9音目から16音目を発音するが、その数値よ
りもl小さい数値が入る。これは第4図の4−1Oに於
いてセットされる。N0TEON  C0UNTER(
ノートオンカウンタ)には、N0TE  5AVE  
MEMORYに−t=−ブされているノートデータの総
数が入る。ここで、発音メツセージ1つに付き、1つの
楽音発生チャンネルを鳴らす通常の楽音出力モードにお
いて行われる。この発音割り当て制御メモリVSMに対
する情報の変更処理について筒単に説明する、本電子楽
器lが複数台あり、全て同じMIDIデータを受信する
様に接続されているとする。MIDIから発音メツセー
ジすなわちノートオンがあると、いずれの電子楽器1で
もN0TE  SAVEMEMORYの相対アドレス0
から順にセーブしてゆ< (CHANNEL  5AV
E  MEMORYも対応しており、説明は省略する。
)、消音メツセージ、すなわちノートオフがあると、ノ
ートオフのノートナンバーと同じノートナンバーを相対
アドレス0から順に探し、あったらそこに80H(空き
を示す)を書き込む、いくつかノートオフがあるとN0
TE  5AVE  MEMORYに808がいくつか
書き込まれた状態となるが、ここで7−トオンがあった
場合、複数80Hがある’5ち、N0TE  5AVE
  MEMORY(7)相対アドレスの小さい方から順
にノートナンバーを書き込んでゆく、前記の如く本電子
楽器lが複数台あり、トレモ等L<N0TE  5AV
E  MEMORYに相対アドレス0から、ノートナン
バーが書き込まれている。今、2台目(UNIT  N
o。
=1)に着LI してみると、トータルの同時発音のう
ち8音目から16盲目に関するノートオン、ノートオフ
に関してのみ音[1−10に対する発/消音処理(NO
TE  0N10FF  JOB)をすれば良い、この
発/消音処理の有無を、第4図のフローティングフラグ
4−11のBIT2(JOB  REQUEST、ジョ
ブ要求ビット)によって示す。
以上の動作を実現するためのフローを第6図(NOTE
  ON  JOB判別フロー)と第7図(NOTE 
 OFF  JOB判別フロー)に示す。
まず、第6図に示すN0TE  ON  JOB判別フ
ローは、フローティングモードで、ノートオンがあった
時に、第3図のMIDI  IN処理3−5の中で呼ば
れるフローで、この時AレジスタにはN0TE  No
、(ノートナンバー)BレジスタにはMIDI  CH
ANNEL (MIDIチャンネル番号)がセットされ
ている。6−1でN0TE  ON  C0UNTER
が64以りの時は6−16でJOB  REQUEST
  FLAGをリセットし終了する0本実施例でのトー
タルの同時発音数は64だからである。ここで、6−1
7に第4図のルーチン4−1Oにてなされる発音割り当
て制御メモリVSMのイニシャライズの値を示す、ただ
し、2台目(UNIT  No  、  =1)として
いる、6−2ではN0TE  ON  C0UNTER
t−1インクリメントしている。6−3でEMPTY 
 C0UNTERが0かどうかを判断し、Oの場合は6
−4でON  POINTER1jtCレジスタに入れ
、ON  POINTERを+1進める。Oでない場合
、つまり80H(空きチャンネル)がある場合(6−5
)、データに80Hを持つアドレスのうちの最小のもの
、すなわちOFF  POINTERをCレジスタに入
れ、またEMPTY  C0UNTERも1つ減らし2
でおく。こうして6−4または6−5で得られたCレジ
スタはMIDIの発音メツセージに含まれるN0TE 
 No−を入れるべきN0TE  5AVE  MEM
ORYの先頭番地からの相対アドレスとなり56−6で
N0TE  No、(Aレジスタ)がセーブされ、同様
にしてCHANNELSAVE  MEMORYにもM
IDIのCHANNELがセーブされる。6−7では、
Cレジスタの伯が発11すべきレンジ内(電子楽器l自
身の受は持ち範囲内)であるかどうかの判断をし、YE
SならばJOB  REQUEST  FLAGをセッ
ト (6−8)、Noならばリセット (6−9)する
、6−10でEMPTY  C0UNTERが0かどう
かを判断し、0の場合はそのまま終rする。0でない場
合は、まだ80H(空きの楽fl、発生チャンネル)が
あるはずであるから、新しくOFF  POINTER
を設定しなければならない、Cレジスタ(相対アドレス
)以下に80Hは無いはずなので、6−11.6−12
によってCレジスタが63を越えないようにインクリメ
ントしては6−14にて、80Hを探してゆく、もし、
80)■が見つからずに、Cレジスタの値が64以上に
なってしまったら、それはエラーなので6−13でエラ
ー処理をし、6−16でJOBREQUEST  FL
AGをリセットして終了する。80Hが見つかった場合
はそこが新しいOFF  POINTERとなるべき相
対アドレスだから、6−15にてその時のCレジスタの
内容を、OFF  POINTERにロードし、終了す
る。
第7図はN0TE  ’OFF  JOB判別フローで
、フローティングモードでN0TE  OFFがあった
時に第3図のMIDX  IN処理3−5の中で呼ばれ
るフローで、この時AレジスタにはN0TE  F&+
−BレジスタにはMIDI  CHANNELがセット
されている。7−1でCレジスタに0をロードする。こ
こでもCレジスタはN0TE  5AVE  MEMO
RYの先頭アドレスからの相対アドレスを表している。
7−2から7−5まではN0TE  OF Fすべき相
対アドレス(Cレジスタ)を決めるための作業で、その
Cレジスタの値はON  POINTER以上ではない
はずだから、7−2でYESの場合は7・−6でJOB
  REQUEST  FLAGをリセットして終了す
る。7−2でNOの場合、80 Hを入れるべく、N0
TE  No、とMIDI  CHANNELを探すた
め、7−3でN0TE  陽、(Aレジスタ)、7−4
でCHANNEL(Bレジスタ)を比較し、どちらかで
も異なれば、7−5でCレジスタをインクリメントする
。どちらも〜致すれば、7−7に於いて、その相対アド
レス(Cレジスタ)のところに808を入れ、EMPT
Y  C0UNTERを+1増やす、7−8から7−1
0までは、OFF  POXNTERの更新を行なって
いる。7−8で、EMPTY  C0UN ”I’ E
 Rが1ということは、80 Hが他に無いので Cレ
ジスタのイ1が、そのままOF F  I) OINT
El’lとなるから、7−10−2進む、7−8でNO
の場合、80Hが他にもあるので以前のOFF  PO
INTERよりも今回入れた80Hの場所つまりCレジ
スタの値が小さければ、Cレジスタの値を新しいOFF
  POINTERとしなければならない、これが7−
9の1咥で、0FFPO(NTERの方がCレジスタの
値よりも小さい場合はOFF  POINTEIIはそ
のままで7−11へと進む、7−11では、Cレジスタ
の値が消音すべきレンジ内〒あるかどうかの判断をし、
YESならば、JOB  REQUEST  FLAG
をセット(7−12)、Noならばリセッ)(7−13
)する、7−14でCレジスタの値をインクリメントし
、7−15でON  POINTERとの比較している
が、等しければ、0NPOINTERの直前に80Hを
入れたことを意味するので、7−16で、ON  PO
INTERを1つ戻し、7−17で、E M P T 
Y  COU NTERを1つ減らし、7−18でN0
TE ’ 0NCOUNTERを1つ減らして終了する
。7−15の判断で、Noの場合、ON  POINT
ERの直前に80Hを入れたことにならないので。
7−18で、N0TE  ON  C0UNTERを1
つ減らし終了する。
くコンビネーションモード〉 ところで1本電子楽器lは、一つの押鍵、または一つの
MIDIの押鍵情報により、異なる複数の音色を同時に
発音するモードを備えており、これをコンビネーション
モードと呼ぶことにする。
ここでは2音色のコンビネーションモー ドについて説
明する。2音色のコンビネーションモードは、音色の7
サインの仕方によって、2つに大別される。1つは、音
色lと音色2を合わせて出力する方法(2音MIX)で
1+2と表記する。もう1つは音色lと音色2を音域(
鍵域)によって分けて出力する方法(SPLIT)で、
l/2と表記する。l+2の場合は同時発音数が半分と
なり1/2の場合は各々の鍵域ごとに同時発音数が半分
となる。また1+2の場合、押鍵の強さによって音色を
割り当てるベロシティスプリット(第8A図、8−1参
照)や鍵域によって音色を割り出てるボジシ1ナル番ク
ロスフェード(18H図、8−2参照)が可能である。
まず、8−1ベロシテイ・スプリットはθ〜127の1
28段階で示されるベロシティ値直による範囲が音色1
.w色2の各々で設定で!!8−1の例では、θ〜80
までのベロシティ値に対しては音色1が発音され260
〜127までのベロシティ値に対しては音色2が発音さ
れる。したがって60〜80までのベロシティ値に対し
ては音色1.音色2ともに発音されることになる。第1
図のICカードi−8や、ROMl−9、RAM1−8
の音色データがRAMl−8の発音領域にロードされる
時に、音色lのベロシティスプリットの下限値、上限値
、音色2のベロシティスプリットの下限値、上限値が8
−1に示すRAM (VEL  5PLITLOWER
I、VEL  5PLIT  UPPERl、VEL 
 5PLIT  LOVER2、VELSPLIT  
UPPER2)に記憶される、次に、8−2に示すボジ
ショナル・クロスフェードでは、指定されたクワス範囲
内では、音色lと音色2が図に示すような音量バランス
で出力され、クロス範囲よりも下側の鍵域(音域)では
音色lがクロス範囲よりも上側の鍵域では音色2が出力
される。このクロス範囲のL限、下限も、8−2に示す
RAM (PO3X−Fade  LOWEFl、PO
5X−Fade  Upper)に記憶される。また、
ポジショナルクロスフェードに関しては、ON / O
F F (7) 7 ラグ(PosX−Fade  O
N  FLAG)があり、こ(7)7ラグが[11の時
、有効となる。
くフローティング兼コンビネーシ1ンモード下のヴォイ
スアサイン管理情報VSM> さて、ここで2音色のコンビネーションモードでかつフ
ローティングモードが設定されているとする。この時、
第5図に示したN0TE  5AVE  MEMORY
、CHANNEL  SAVEMEMORYは2分割さ
れ、音色lに関しては、先頭番地から順にセーブされ音
色2に関しては先頭番地からの相対アドレス、32番地
目から順にセーブされてゆくことになる。また、0FF
POINTER,EMPTY  C0UNTER1ON
  POINTER,JOB  RANGE  LOV
ERPOINTER,JOB  RANGEUPPER
POINTER,N0TE  0NCOUNTERの各
RAMも、各々音色1用のものと音色z用のものとが必
要となる。また、第4図のルーチン4−10の中でイニ
シャライズされるデータのうち、JOB  RANGE
  LOWERPOINTER,UPPERPOINT
ERは音色l用が4〜8.音色2用が36〜40となる
(ただし、UNIT  Nb、=1 (2台[I)の時
)、また、第4図に4−11で示すFLAGに関しては
、第10図の1O−9の様になる。すなわち、このフラ
グ1O−9のビット0がフローティングのオン/オフ(
FLOTING  D15、ピッ)lが音色lのノート
オン/オフジョブノ要求の有無(JOB−REQ−1)
ビット2が音色2のノートオン/オフジョブの要求の有
無(JOB−REQ−2)ビット3が音色lの発生の有
無(NOTE  RANGE  OK−1)  ビット
4が音色2の発生の有無(NOTE  RANGE  
0K−2)を意味する。
<MIDI  IN処理〉 ではここで、第9図のMIDI  INフローを説明す
る。このフローは、$2図の2−4.、l−5の内容を
示したものである。まず、9−1で、MIDIデータが
有るか無いかを判断する。無ければ、9−2で終了する
。有った場合は、9−3に進み、N0TE  0N10
FFのデータかどうか判断し、N0TE  0N10F
Fのデータで無い場合は、9−4でその他のコマンドに
応じた処理をし、5TARTに戻る。N0TE  0N
10FFのデータの場合、そのN0TE  No、JJ
IDI  CHANNEL、VELOCITYのデータ
を9−5にてKEEPに確保しておく、 9−6におい
て、N0TE  ONかN0TE  OFFかを判断し
、以下9−7から9−16がN0TEONに関する処理
9−17から9−26までがN0TE  OFFに関す
る処理である。まず、N0TE  ONに関する処理を
説明する。9−7においてノロ−ティングモードかどう
かを判断するDISABLE  FLAGが立っていな
ければフローティングモードであるから、9−8に進む
9−8は第1O因に示す判断フローで、音色1を発音す
るかどうかを1+2モードでは、ベロシティスプリット
の範囲、ポジショナルークロスフェードの範囲に関して
判断し、1/2モードではスプリットポイントとの高低
に関して判断し、音色lを発音すべきであれば、第10
図10−9に示すFLAGIO−9のビット4、すなわ
ちN0TE  RANGE  0K−1を立てる。もし
、音色lを発音すべきであれば、N0TE  ON  
JOB判別処理9−9を行い、そうでなければ9−10
に進む、9−9のN0TE  ON  JOB判別処理
は前述した通り、第6図のフローである。
9−8.9−9は音色1に関する処理であり、音色2に
関しても同様の処理を9−10.9−11において行な
う、9−12において、音色1のJOB  REQUE
ST  FLAG (10−9のJOB  REQ−1
)をみて、lであれば9−13テ音色1 (7) N 
OT E  ON ’A 理(’* II 1 10 
ニ対す発音処理)を行なう、0であれば音色1のノート
オンはせずに9−14に進む、9−12.9−13は音
色1に関するものであり、音色2に関しても同様の処理
9−14.9−15において行う、また、9−7におい
てYES、つまりフローティングモードでない通常の場
合は9−16にて通常のNO’TE  ON処理を行い
5TARTへ戻る。N0TE  0FF(9−17から
9−26)に関しても、9−7から9−16と同様の処
理をN0TE  OFFに関して行なう。
く発音/消音系統の決定〉 次に、第1θ図を用いて9−8.9−10.9−18.
9−20に於けるN0TE  RANGE判別処理(発
音/消音系統の決定処理)を説明する。まず、to−t
ではコンビネーションモードの1+2か1/2かを判断
する。l+2の時。
10−2において、ベロシティ値が、LOWERからU
PPERまでの範囲内にあるかどうかの判断をする。範
囲内にない場合は1O−6でRANGE  OKフラグ
をリセットして終了する。a1囲内にあれば、1O−3
でボジショナルクロスフェードがONかどうかを判断し
、ONでなければ、10−4でRANGE  OKフラ
グをセットして終了する。ONであれば、10−5でボ
ジシゴナルクロスフェードの鍵域内であるかどうかを判
断し、YESの場合は10−4.NOの場合は1O−6
へ進み終了する。10−7は1/2モードの時、スプリ
ットされた鍵域内であるかどうかを判断し、YESの場
合は1O−8でRANGEOKフラグをセットし、No
の場合は1G−6でRAMGE  OKフラグをリセッ
トし、終了する。
なお、10−2の判断で使用するベロシティのデータV
ELは、MIDIからのメツセージが発音メツセージ(
ノートオン)のときは、それに含まれるベロシティデー
タであり、MIDIからのメツセージが消音メツセージ
(ノートオフ)のときには、9−5でKEEPに一時記
憶しておいたデータの中の対応ベロシティデータ、すな
わち、消音メツセージに含まれるN0TE  No  
MIDI  CHANNELにそれぞれ一致するN0T
E  NoとMIDI  CHANNELを有する発音
メツセージに含まれていたベロシティデータ(■ELO
CI TY)である。
[変形例] 以上で実施例の説明を終えるが、この発明の範囲を逸説
することなく種々の変形、変更が可壱である。
例えば、上記実施例は、通信インタフェースを介して複
数の電子楽器を接続し、スレーブの各電子楽器において
共通の演奏制御入力情報を受信ijJ能としたいわゆる
フローティングモードにおいて、楽音の出力形態として
コンビネーションモードが選択されている場合の発/消
音機能に関して、この発明を適用したものである。しか
しながら、フローティングモードと、コンビネーション
モードとは本来的に独立のalflであり、楽器本体の
@奏制御入力装置からの発音要求や、内部シーケンサ(
機能的には演奏制御入力情報である)からの発音要求に
対して選択的に1乃至複数の系統の楽音を鳴らすコンビ
ネーションモードをもつ電子楽器の制御装置にも、この
発明を適用できる。
また、上記実施例では、消音制御の場合にも、コンビネ
ーションの設定内容(どのような発音メツセージに対し
て、どのような系統の楽音を鳴らすかを表わすデータ)
を参照して、消音すべき楽音の系統を決定しているが、
消音制御の場合はコンビネーションの設定内容を参照し
なくてもよい、すなわち、第5図に例示するような発音
割り占で制御メモリ(ヴォイスアサイン管理情報記憶装
置)の情報を調べるだけで、消音メツセージの意図する
楽音を消音することができる。一般に、ヴォイスアサイ
ン管理情報記憶装置には、第5図のノートセーブメモリ
 (NOTE  5AVE  MEMORY)に示すよ
うなノートナンバー(発音メツセージの固有データ)と
楽音発生チャンネルと対応関係を示すアサインテーブル
が含まれる。
したがって、消音メツセージに含まれるノートナンバー
をキーデータとして、アサインテーブルをサーチして、
一致するノートナンバーを見つけ出し、対応する楽音発
生チャンネルに消音を指示し、アサインテーブル上から
、そのノートナンバーを消去(第5図の場合なら、ビッ
ト7にオフ(“1”)のビットを入れる)すればよい、
もつとも、この方式の場合、アサインテーブルに対する
サーチの量が増加し、最悪のケースでは、アサインテー
ブルの端から端まで調べなければならない、したがって
、音源に多数の楽音発生チャンネルが用意されている場
合には、消音の実行が遅れてしまう、なお、アサインテ
ーブルには、発音メツセージに含まれるすべての情報を
もたせるようにしてもよい(発音メツセージと消音メツ
セージとの対応関係が容易に把握できるようにするため
)、また第5図に示すチャンネルセーブメモリ(CHA
NNEL  5AVE  MEMORY) は発音メツ
セージのデータの一部である通信チャンネル番号を記憶
するテーブルであるが、このテーブルは、複数の異なる
通信チャンネルの情報を受信する場合に必要(例えばノ
ートオ)のとき、消音メツセージのノートナンバーと、
発音メツセージのうちノートナンバーだけが書かれてい
るノートセーブメモリとを比較しただけでは、消音メツ
セージに対応する発音メツセージ、したがって消音すべ
き楽音発生チャンネルを特定できない)なだけで、受信
される通信チャンネルが1つの場合等にはなくてもよい
また、上記実施例では、複雑な楽音合成を行う音源(i
PD)音源を採用したことから、音源の各楽音発生チャ
ンネルに設定する音色データの量が多く、マイクロコン
ピュータ!−2から音源1−1Oに転送するのに時間が
かかるため、スイッチl−3でコンビネーションの音色
への切換があったときに、音源1−10の楽音発生チャ
ンネルを系統別に分け、各系統の楽音発生チャンネルに
対し、各系統の音色データ(楽音合成アルゴリズムのデ
ータ等)を設定している。これに関連してアサインテー
ブルも暗黙のうちに系統別に分けられる。しかしながら
、発音メツセージによる発音要求に対する実時間応答性
が問題にならない場合(PCM音源のようなものを使用
する場合)。
あるいは多少時間がかかっても許容される用途では、音
源の楽音発生チャンネルに対する発音指示の実行時に、
必要な音色データをすべて転送することができる。この
場合、アサインテーブルは前景って系統ごとに分割する
必要はない、すなわち1発音メツセージが与えられたら
、コンビネーションの設定内容に従って発音すべき系統
を特定し、アサインテーブルをサーチして空になってい
る楽音発生チャンネルを発音すべき系統の数だけ見つけ
出し、発音すべきそれぞれの*汗の系統名(系統識別子
)と発音メツセージの識別子を見つけ出した空チャンネ
ルに対応づければよい(アサインテーブルが楽音発生チ
ャンネル番号に対応して番地付けされているのであれば
、空チヤンネル番号に対応する記憶場所に系統名と発音
メツセージの識別子を書き込めばよい)、なお、この場
合、系統名の情報はアサインテーブルに持たせなくても
よいが、系統名も付けることにより、楽音発生中におけ
る系統別の効果(例えば、ピッチベンド、バンニング等
々)の付与や、消音時における系統別のリリース特性の
付与などが可能となる。
この発明では、発音メツセージに依存して可変の系統の
楽音を発生させるコンビネーションモードをもつ電子楽
器のffj411装置において、発音メツセージのイン
スタンス(内容が特定された発音メツセージ)が与えら
れたときに、その発音メツセージと系統設定手段の設定
内容を比較してどの系統の楽音を発音すべきかを発音系
統決定手段で決定し、その結果に従って発音ヴォイスア
サイン管理情報変動手段がヴォイスアサイン記憶手段の
内容である発音メツセージ対楽音発生チャンネルの対応
関係を示すヴォイスアサイン管理情報を変更し1発音実
行手段にて、対応する楽音発生チャンネルに対し楽音の
発音を指示している。1つの変形例として発音メツセー
ジのインスタンスが与えられたときに、いったん発音メ
ツセージの債に依存しないすべての系統の楽音を仮に発
音させるものとして、ヴォイスアサイン管理情報から、
その系統数に等しい空チャンネルを見つけ、それらの空
チャンネルを各々の系統の楽音発生チャンネルとして仮
に決め(ヴォイスアサイン管理情報を変更し)、シかる
後、発音系統決定手段にてどの系統の楽音を発音すべき
かを決定し、発音する必要のない系統があれば、その系
統に対して仮状めしてあった楽音発生チャンネルに対応
するヴォイスアサイン管理情報を空チャンネルであるこ
とを示す情報に変更し5発音系統決定手段によって決定
された発音系統に対応する楽音発生チャンネルのみに対
して、最終的な発音の指示を行うようにしてもよい、こ
の方式は、一般には時間を食うが。
発音メツセージの取り得る値の全匍城のうちの多部分の
領域において、使用する楽音系統のa類と数が固定され
ているような場合には有効である。
この変形例の場合も1発音系統決定手段の決定結果によ
ってヴォイスアサイン管理情報記憶手段の変更内容が規
定される点で、本発明の原理を採用していることに外な
らない。
[発明の効果] 以上の詳細な説明から明らかなように、請求項1に示す
電子楽器の制御装置は、演奏制御入力手段から与えられ
る任意の1つの発音メツセージに対して、選択的に1乃
至複数の楽音の系統を設定する系統設定手段と、音源を
構成する複数の楽音発生チャンネルと上記演奏制御入力
手段から午えられた発音メツセージとの対応関係を管理
するためのヴォイスアサイン管理情報を記憶するヴォイ
スアサイン記憶手段と、上記演奏制御入力手段から1つ
の発音メツセージが与えられたときに、選択的に上記ヴ
ォイスアサイン管理情報を変更し、選択的に上記楽音発
生チャンネルに対し楽音の発音を指示する発音制御手段
とを有しているので、演奏制御入力手段から発音メツセ
ージが与えられたときに、1乃至複数の楽音系統のなか
から実際に発音すべき楽音の系統が特定され、それに従
ってヴォイスアサイン管理情報が変更されることになる
。この結果、従来のように、実際には発音されなかった
にもかかわらず、ヴォイスアサイン管理情報上は、発音
されているとみなされてしまう遊びの楽音発生チャンネ
ルがなくなり、いわゆるコンビネーションモードのとき
にも、ポリフォニックの能力いっばいまで音源を使用す
ることが可能となる。
また、請求項2の構成は消音メツセージが与えられてか
ら音源に対し消音を指示するまでの時間を短縮するのに
有効である。
また、請求項3の構成の場合1発音メツセージが与えら
れたときに、仮のヴォイスアサイン処理としてヴォイス
アサイン管理情報を調べて複数の楽音系統用として空チ
ャンネルを割り当てるような事前処理は不要にできるの
で、発音要求に対する実時間の応答性をよくすることが
できる。
また請求項4の構成は、コンビネーションモードとして
キースプリットやボジショナルクロスフェードなどが選
ばれている場合に有効である。
また請求項5の構成はコンビネーションモードとしてベ
ロシティによるスプリットやクロスフェードなどが選ば
れている場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した電子楽器の全体構成図、第
2A図は第1図の@fit−1とスイッチ1−3の状態
をマイクロコンピュータ1−2に取り込むためのタイマ
ー割込処理のフローチャート、第2B図は各種の楽音特
性制御のための処理が行われるタイマー割込ルーチンの
フローチャート、第2C図は第1図のバンニング効果発
生器1−12への制御を実行するフローチャート、第2
D図はMIDI受信処理のフローチャート、第2E図は
MIDI通信処理のフローチャート、第3図は全体の動
作のフローチャート、第4図はフローティングモードの
設定のフローとともに関連するメモリを示す図、第5図
はフローティングモード時の発音割り当て制御メモリの
構成図、第6図はN0TE  ON  JOB判別のた
めの(発音メツセージに対する発音割り当て制御メモリ
への情報の選択的変更と発音の要求の有無の判別のため
の)フローチャート、第7図はN0TE  OFF  
JOB判別のための(消音メツセージに対する発音割り
当て制御メモリへの情報の選択的変更と消音の要求の有
無の判別のための)フローチャート、第8A図は2音色
コンビネーションモードにおけるベロシティスプリット
の態様及びそれに関連するメモリを示す図、第8B図は
2音色コンビネーションモードにおけるボジショナルク
ロスフェードの態様及びそれに関連するメモリを示す図
、第9図はMIDIのメツセージに対する発音、消音制
御が行われるMIDI  INのフローチャート、第1
O図は2音色のコンビネーションモードにおいてどの系
統の楽音を使用するかを判別するためのN0TE  R
ANGE判別処理のフローとともに関連するフラグを示
す図である。 1−1・・・・・・鍵i、l−2・・・・・・マイクロ
コンピュータ、1−3・・・・・・スイッチ、l−8・
・・・・・MIDl、  1−8・・・・・・ROM、
  1−9・・・・・・RAM、  1−1O・・・・
・・音源、1O−9・・・・・・フラグ、VSM・・・
・・・発音割り当て制御メモリ、N0TE  SAVE
MEMORY・・・・・・ノートセーブメモリ、N0T
ERANGE  0K−1・・・・・・第1系統の楽音
を発音すべきかどうかを示すフラグ、N0TE  RA
NGE  0K−2・・・・・・第2系統の楽音を発音
すべきかどうかを示すフラグ。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 第 2A 第2C 図 図 第 B 因 第 2D 第2E 図 図 第 図 コロ− ,1,RAM11円値 ON POINTER−0

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)演奏制御入力手段から与えられる任意の1つの発
    音メッセージに対して、選択的に1乃至複数の楽音の系
    統を設定する系統設定手段と、 音源を構成する複数の楽音発生チャンネルと上記演奏制
    御入力手段から与えられた発音メッセージとの対応関係
    を管理するためのヴォイスアサイン管理情報を記憶する
    ヴォイスアサイン記憶手段と、 上記演奏制御入力手段から1つの発音メッセージが与え
    られたときに、上記系統設定手段の設定内容に従い、選
    択的に上記ヴォイスアサイン管理情報を変更し、選択的
    に上記楽音発生チャンネルに対レ楽音の発音を指示する
    発音制御手段と、上記演奏制御入力手段から1つの消音
    メッセージが与えられたときに、選択的に上記ヴォイス
    アサイン管理情報を変更し、選択的に上記楽音発生チャ
    ンネルに対し、楽音の消音を指示する消音制御手段と、 を有することを特徴とする電子楽器の制御装置。
  2. (2)請求項1記載の電子楽器の制御装置において、上
    記消音制御手段は上記演奏制御入力手段から1つの消音
    メッセージが与えられたときに、上記系統設定手段の設
    定内容に従い、選択的に上記ヴォイスサイン管理情報を
    変更することを特徴とする電子楽器の制御装置。
  3. (3)請求項2記載の電子楽器の制御装置において、 上記発音制御手段は、 与えられた発音メッセージに含まれる情報と上記系統設
    定手段の設定内容とを比較して、発音すべき楽音の系統
    を決定する発音系統決定手段と、上記発音系統決定手段
    の決定結果に従い、上記ヴォイスアサイン管理情報を変
    更する発音ヴォイスアサイン管理情報変更手段と、 上記発音ヴォイスアサイン管理情報変更手段の変更した
    上記ヴォイスアサイン管理情報に対応する上記楽音発生
    チャンネルに対し、発音すべき系統の楽音の発音を指示
    する発音実行手段と、を有し、 更に、上記消音制御手段は、 与えられた消音メッセージに含まれる情報と上記系統設
    定手段の設定内容とを比較して、消音すべき楽音の系統
    を決定する消音系統決定手段と、上記消音系統決定手段
    の決定結果に従い、上記ヴォイスアサイン管理情報を変
    更する消音ヴォイスアサイン管理情報変更手段と、 上記消音ヴォイスアサイン管理情報変更手段の変更した
    上記ヴォイスアサイン管理情報に対応する上記楽音発生
    チャンネルに対し、消音すべき系統の楽音の消音を指示
    する消音実行手段と、を有することを特徴とする電子楽
    器の制御装置。
  4. (4)請求項3記載の電子楽器の制御装置において、 上記発音メッセージと上記消音メッセージには音高指示
    データが含まれ、上記系統設定手段は各音高に対して使
    用されるべき楽音の系統を設定し、上記発音系統決定手
    段は上記系統設定手段の設定内容に従い、与えられた発
    音メッセージに含まれる音高指示データに対して発音さ
    れるべき楽音の系統を決定し、上記消音系統決定手段は
    上記系統設定手段の設定内容に従い、与えられた消音メ
    ッセージに含まれる音高指定データに対して消音すべき
    楽音の系統を決定することを特徴とする電子楽器の制御
    装置。
  5. (5)請求項2記載の電子楽器の制御装置において、 上記発音メッセージと上記消音メッセージには音高指示
    データが含まれ、更に上記発音メッセージには演奏タッ
    チデータが含まれ、上記系統設定手段は各演奏タッチに
    対して使用されるべき楽音の系統を設定し、上記発音系
    統決定手段は上記系統設定手段の設定内容に従い、与え
    られた発音メッセージに対して発音されるべき楽音の系
    統を決定するとともに、その発音メッセージに含まれる
    音高指定データと演奏タッチデータを一時記憶し、上記
    消音系統決定手段は、与えられた消音メッセージに含ま
    れる音高指定データと一致する一時記憶されている音高
    指定データに係る演奏タッチデータを識別し、この演奏
    タッチデータを上記系統設定手段の設定内容と比較して
    消音すべき楽音の系統を決定することを特徴とする電子
    楽器の制御装置。
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