JPH0218892A - 電界発光灯の製造方法 - Google Patents
電界発光灯の製造方法Info
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ＥＬｉ子を外皮フィルムで挟んで封止した電
界発光灯の製造方法に関するものである。
界発光灯の製造方法に関するものである。
液晶デイスプレィ装置のバンクライト等に広く使用され
ている有機型電界発光灯（以下、ＥＬパネルと呼ぶ）の
構造例を第４図乃至第７図に、またその製造装置の具体
例を第８図乃至第１０図に示し、以下、これらについて
説明する。
ている有機型電界発光灯（以下、ＥＬパネルと呼ぶ）の
構造例を第４図乃至第７図に、またその製造装置の具体
例を第８図乃至第１０図に示し、以下、これらについて
説明する。
第４図乃至第６図はＥＬパネル（１）の一部を切り開い
た平面図、第７図は第４図乃至第６図の線■−■に層Ｅ
Ｌパネルの部分縦断面図である。これらの図面に°おい
て、（２）はプレート状のＥＬ素子、（３）（４）はＥ
Ｌ素子（２）の一方の端縁から外部に導出されたリン青
銅等からなる２本の平行なリード線、（５） （６）
はＥＬ素子（２）を上下から挟んで封着する弗素系樹脂
等からなる可撓性の外皮フィルムである。ＥＬ素子（２
）は、何れも図示を省略するが、有機バインダ中に蛍光
体を分散させた発光層を絶縁層を介して透明電極と背面
電極で挾んだもので、透明電極と背面電極から前記リー
ド線（３）（４）が導出されている。外皮フィルム（５
）（６）は、内面にポリエチレンや、オレフィン系樹脂
等の低融点の接着剤（７）（７）を塗着したもので、こ
の外皮フィルム（５）（６）は、Ｅ１ｍ子（２）を上下
からサンドインチ式に挾み、後述の熱圧着ローラを用い
て加熱下に押圧することによって、ＥＬ素子（２）から
食み出した周辺部分同士を、接着材（７）（７）で封止
して、ＥＬｉ子（２）を気密に封着している。
た平面図、第７図は第４図乃至第６図の線■−■に層Ｅ
Ｌパネルの部分縦断面図である。これらの図面に°おい
て、（２）はプレート状のＥＬ素子、（３）（４）はＥ
Ｌ素子（２）の一方の端縁から外部に導出されたリン青
銅等からなる２本の平行なリード線、（５） （６）
はＥＬ素子（２）を上下から挟んで封着する弗素系樹脂
等からなる可撓性の外皮フィルムである。ＥＬ素子（２
）は、何れも図示を省略するが、有機バインダ中に蛍光
体を分散させた発光層を絶縁層を介して透明電極と背面
電極で挾んだもので、透明電極と背面電極から前記リー
ド線（３）（４）が導出されている。外皮フィルム（５
）（６）は、内面にポリエチレンや、オレフィン系樹脂
等の低融点の接着剤（７）（７）を塗着したもので、こ
の外皮フィルム（５）（６）は、Ｅ１ｍ子（２）を上下
からサンドインチ式に挾み、後述の熱圧着ローラを用い
て加熱下に押圧することによって、ＥＬ素子（２）から
食み出した周辺部分同士を、接着材（７）（７）で封止
して、ＥＬｉ子（２）を気密に封着している。
外皮フィルムの封着構造としては、第４図に示すように
２枚の弗素系樹脂等の外皮フィルム（５）（６）の間に
ＥＴ、素子（２）を封着したものの外、第５図に示すよ
うに１枚の弗素系樹脂等の外皮フィルム（５）を、リー
ド線（３）（４）の軸線方向に沿って２つ折りにし、リ
ード線＜３）（４）に平行な折曲げ線（５ａ）を形成し
たもの、あるいは第６図に示すように、１枚の弗素系樹
脂等の外皮フィルム（５）を、リード線（３）（４）の
導出側と反対側に折曲げ線（５ａ）が位置するようにし
て２つ折りにしたものがあげられる。この外、工程上の
必要に応じて実公昭６１−３１５１９号公報に記載され
ているように、リード線（３）（４）の導出側で外皮フ
ィルム（５）を２つ折りにする方法も採用可能である。
２枚の弗素系樹脂等の外皮フィルム（５）（６）の間に
ＥＴ、素子（２）を封着したものの外、第５図に示すよ
うに１枚の弗素系樹脂等の外皮フィルム（５）を、リー
ド線（３）（４）の軸線方向に沿って２つ折りにし、リ
ード線＜３）（４）に平行な折曲げ線（５ａ）を形成し
たもの、あるいは第６図に示すように、１枚の弗素系樹
脂等の外皮フィルム（５）を、リード線（３）（４）の
導出側と反対側に折曲げ線（５ａ）が位置するようにし
て２つ折りにしたものがあげられる。この外、工程上の
必要に応じて実公昭６１−３１５１９号公報に記載され
ているように、リード線（３）（４）の導出側で外皮フ
ィルム（５）を２つ折りにする方法も採用可能である。
尚、リード線（３）’ （４）は、外皮フィルム（５）
（６）の周辺部分の異なる２箇所から外部に導出されて
いる。
（６）の周辺部分の異なる２箇所から外部に導出されて
いる。
このようなＥＬパネル（１）の外皮フィルムの熱圧着は
、例えば第８図乃至第１Ｏ図に平面図で示す装置を使用
して行われる。これらの図面において、（８）および（
９）は、ＥＬ素子（２）を抱持した外皮フィルム（５）
（６）を挟んでその上下に対向配置された一対の熱圧着
ローラで、ヒータ（図示省略）を内蔵した弾性ローラか
ら構成されている。
、例えば第８図乃至第１Ｏ図に平面図で示す装置を使用
して行われる。これらの図面において、（８）および（
９）は、ＥＬ素子（２）を抱持した外皮フィルム（５）
（６）を挟んでその上下に対向配置された一対の熱圧着
ローラで、ヒータ（図示省略）を内蔵した弾性ローラか
ら構成されている。
第８図においては、リード線（３）（４）の導出側と反
対側に折曲げ線（５ａ）を位置せしめた状態で、長尺な
外皮フィルム（５）上にＥＬ素子（２）（２）・・・を
所定間隔で整列させ、恒速回転する熱圧着ローラ（８）
（９）の間に導入することによって、外皮フィルム（５
）内にＥＬ素子（２）（２）・・・を気密に封着する。
対側に折曲げ線（５ａ）を位置せしめた状態で、長尺な
外皮フィルム（５）上にＥＬ素子（２）（２）・・・を
所定間隔で整列させ、恒速回転する熱圧着ローラ（８）
（９）の間に導入することによって、外皮フィルム（５
）内にＥＬ素子（２）（２）・・・を気密に封着する。
熱圧着終了後、ＥＬ素子（２）（２）・・・が封着され
た長尺な外皮フィルム（５）を、等間隔で整列している
各ＥＬ素子＜２）（２）・・・の中間点で切断すること
によって、所望のＥＬパネル（１）が得られる。
た長尺な外皮フィルム（５）を、等間隔で整列している
各ＥＬ素子＜２）（２）・・・の中間点で切断すること
によって、所望のＥＬパネル（１）が得られる。
一方、第９賭においては、折曲げ線（５ａ）を熱圧着ロ
ーラ（８）（９）の軸線に対して平行に、かつ、外皮フ
ィルム（５）の移動方向の前方に位置せしめた状態で、
１個のＥＬｉ子（２）を熱圧着ローラ（８）（９）の間
に導入している。この熱圧着方式によれば、熱圧着ロー
ラ（８）（９）から表面に外皮フィルム（５）で封着さ
れたＥＬ素子（２）が、１個ずっＥＬパネル（１）とし
て所定の時間間隔で送り出される。
ーラ（８）（９）の軸線に対して平行に、かつ、外皮フ
ィルム（５）の移動方向の前方に位置せしめた状態で、
１個のＥＬｉ子（２）を熱圧着ローラ（８）（９）の間
に導入している。この熱圧着方式によれば、熱圧着ロー
ラ（８）（９）から表面に外皮フィルム（５）で封着さ
れたＥＬ素子（２）が、１個ずっＥＬパネル（１）とし
て所定の時間間隔で送り出される。
第８図および第９図が、２つ折りの１枚の外皮フィルム
（５）を使用した従来例を示しているのに対し、第１０
図は重ね合わされた２枚の長尺な外皮フィルム（５）
（６）の間に、所定の配設ピッチでＥＬ素子（２）（
２）・・・を整列させた状態で熱圧着を施す従来例を示
している。
（５）を使用した従来例を示しているのに対し、第１０
図は重ね合わされた２枚の長尺な外皮フィルム（５）
（６）の間に、所定の配設ピッチでＥＬ素子（２）（
２）・・・を整列させた状態で熱圧着を施す従来例を示
している。
熱圧着ローラ（８） （９）の間を通過するＥＬ素子
（２）（２）・・・は、加熱下の押圧によって対向配置
された２枚の外皮フィルム（５）（６）の間に気密に封
止される。熱圧着終了後、ＥＬ素子（２）（２）・・・
を封着した長尺な外皮フィルム（５）（６）を、等間隔
で整列している各ＥＬｉ子（２）（２）・・・の中間点
で切断することによって、所望のＥＬパネル（１）が得
られる。
（２）（２）・・・は、加熱下の押圧によって対向配置
された２枚の外皮フィルム（５）（６）の間に気密に封
止される。熱圧着終了後、ＥＬ素子（２）（２）・・・
を封着した長尺な外皮フィルム（５）（６）を、等間隔
で整列している各ＥＬｉ子（２）（２）・・・の中間点
で切断することによって、所望のＥＬパネル（１）が得
られる。
内面に接着剤（７）の塗布層を有する外皮フィルム（５
）（６）でＥＬ素子（２）を挟んで、熱圧着ローラ（８
）（９）間に挿通する際に、２枚の外皮フィルム（５）
（６）の重ね合わせ位置がずれたり、外皮フィルム（５
）の折曲げ線（５ａ）の位置が狂ったりすると、外皮フ
ィルム（５）（６）の周縁部から接着剤（７）が食み出
し、この接着剤（７）が熱圧着ローラ（８）（９）の弾
性押圧面に付着する。特に、外皮フィルム（５） （
６）のリード線（３）（４）導出側から接着剤（７）が
食み出し、熱圧着ローラ（８）（９）の弾性押圧面に付
着した場合には、この接着剤（７）が後続のＥＬ素子（
２）の熱圧着時に、このＥＬ素子（２）のリード線（３
）（４）の露出部分に転写され、後工程でのリード線（
３）（４）の半田付は処理等を難しくし、ＥＬパネル（
１）の商品価値を下落させる。
）（６）でＥＬ素子（２）を挟んで、熱圧着ローラ（８
）（９）間に挿通する際に、２枚の外皮フィルム（５）
（６）の重ね合わせ位置がずれたり、外皮フィルム（５
）の折曲げ線（５ａ）の位置が狂ったりすると、外皮フ
ィルム（５）（６）の周縁部から接着剤（７）が食み出
し、この接着剤（７）が熱圧着ローラ（８）（９）の弾
性押圧面に付着する。特に、外皮フィルム（５） （
６）のリード線（３）（４）導出側から接着剤（７）が
食み出し、熱圧着ローラ（８）（９）の弾性押圧面に付
着した場合には、この接着剤（７）が後続のＥＬ素子（
２）の熱圧着時に、このＥＬ素子（２）のリード線（３
）（４）の露出部分に転写され、後工程でのリード線（
３）（４）の半田付は処理等を難しくし、ＥＬパネル（
１）の商品価値を下落させる。
また、接着剤（７）の付着によって熱圧着ローラ（８）
（９）の表面に外皮フィルム（５）（６）が貼付くおそ
れがあり、更に熱圧着ローラ（８）（９）の弾性押圧面
の平滑性の低下によって、熱圧着ローラ（８）（９）に
よって加熱下に押圧されるり（皮フィルム（５）（６）
の表面に不均一押圧に起因する局部的な光沢斑が発生す
るおそれがある。このような障害を回避するためには、
所定の保全作業周期に従って装置を停止し、熱圧着ロー
ラ（８） （９）の弾性表面に付着している接着剤（
７）を剥取ったり熱圧着ローラの表面を研磨したりする
必要があり、生産性の向上に対しても大きな制約が認め
られた。
（９）の表面に外皮フィルム（５）（６）が貼付くおそ
れがあり、更に熱圧着ローラ（８）（９）の弾性押圧面
の平滑性の低下によって、熱圧着ローラ（８）（９）に
よって加熱下に押圧されるり（皮フィルム（５）（６）
の表面に不均一押圧に起因する局部的な光沢斑が発生す
るおそれがある。このような障害を回避するためには、
所定の保全作業周期に従って装置を停止し、熱圧着ロー
ラ（８） （９）の弾性表面に付着している接着剤（
７）を剥取ったり熱圧着ローラの表面を研磨したりする
必要があり、生産性の向上に対しても大きな制約が認め
られた。
本発明の主要な目的は、従来のＥＬパネルの製造方法、
特に、外皮フィルムとＥＬ素子との熱圧着工程に認めら
れた上記問題点の解決手段を提供することにある。
特に、外皮フィルムとＥＬ素子との熱圧着工程に認めら
れた上記問題点の解決手段を提供することにある。
上記課題の解決手段として本発明は、プレート状のＥＬ
素子を、内面に接着剤層を有する外皮フィルムで上下か
ら挟んで弾性表面を有する熱圧着ローラに供給し、加熱
下の押圧によって上下の外皮フィルムの間にＥＬ素子を
封着するに際し、 （ａ） 前記熱圧着ローラの押圧面と外皮フィルムと
の間に耐熱性接着剤除去フィルムを介在させ、 （ｂｌ この接着剤除去フィルムの供給速度を熱圧着
ローラの周速と略同速に設定し、 （Ｃ１前記外皮フィルムの周縁部から食み出した接着剤
を、接着剤除去フィルムの表面に転移させるＥＬパネル
の製造方法を提供するものである。
素子を、内面に接着剤層を有する外皮フィルムで上下か
ら挟んで弾性表面を有する熱圧着ローラに供給し、加熱
下の押圧によって上下の外皮フィルムの間にＥＬ素子を
封着するに際し、 （ａ） 前記熱圧着ローラの押圧面と外皮フィルムと
の間に耐熱性接着剤除去フィルムを介在させ、 （ｂｌ この接着剤除去フィルムの供給速度を熱圧着
ローラの周速と略同速に設定し、 （Ｃ１前記外皮フィルムの周縁部から食み出した接着剤
を、接着剤除去フィルムの表面に転移させるＥＬパネル
の製造方法を提供するものである。
熱圧着ローラと外皮フィルムの間に接着剤除去フィルム
を介在させることにより外皮フィルムの周縁部から食み
出した接着剤を接着剤除去フィルムの表面に転写させる
。
を介在させることにより外皮フィルムの周縁部から食み
出した接着剤を接着剤除去フィルムの表面に転写させる
。
第１図は、２つ折りにされた１枚の外皮フィルムの間に
ＥＬ素子を挾み込み、個別処理方式でＥＬ素子を封着す
る熱圧着装置の側面図である。また第２図は、２つ折り
にされた１枚の長尺な外皮フィルムの間にＥＬ素子を挾
み込み、連続処理方式でＥＬ素子を封着する熱圧着装置
の側面図である。更に、第３図は、対向配置された２枚
の長尺な外皮フィルムの間にＥし素子を挾み込み、連続
処理方式でＥＬ素子を封着する熱圧着装置の側面図であ
る。
ＥＬ素子を挾み込み、個別処理方式でＥＬ素子を封着す
る熱圧着装置の側面図である。また第２図は、２つ折り
にされた１枚の長尺な外皮フィルムの間にＥＬ素子を挾
み込み、連続処理方式でＥＬ素子を封着する熱圧着装置
の側面図である。更に、第３図は、対向配置された２枚
の長尺な外皮フィルムの間にＥし素子を挾み込み、連続
処理方式でＥＬ素子を封着する熱圧着装置の側面図であ
る。
以下、第１図乃至第３図に基づき本発明の詳細な説明す
るが、第４図乃至第１０図に示す構成部材と共通もしく
は同一の構成部材は同一の参照番号で表示し、説明を省
略する。
るが、第４図乃至第１０図に示す構成部材と共通もしく
は同一の構成部材は同一の参照番号で表示し、説明を省
略する。
第１図において、（１０） （１１）は、耐熱性と離
型性ならびに熱的安定性の良好な樹脂材料、例えばポリ
エステル樹脂の長尺フィルムからなる接着剤除去フィル
ムを示す。接着剤除去膜フィルム（１０） （１１）
は、熱圧着ローラ（８）（９）の間に接着剤（７）の転
写域を形成するため、供給スプール（１２） （１３
）から巻取りスプール（１４） （１５）に向かって
、熱圧着ローラ（８）（９）の周速と路間−の速度で供
給されている。接着剤除去フィルム（１０） （１１
）の供給速度は、巻取りスプール（１４） （１５）
の駆動モータに付設された速度制御装置（何れも図示省
略）によって熱圧着ローラ（８）（９）の周速と路間−
の速度となるように調節されている。なお、（１６）
（１７）はガイドローラ、（１８）（１９）はＥＬパ
ネル（１）の排出ローラを示す。ＥＬ素子（２）は、折
曲げ線（５ａ）を前端に位置させるように２つ折りにさ
れた外皮フィルム（５）の間に挾まれた状態で左右一対
に対向配置された熱圧着ローラ（８） （９）の間に
送り込まれ、加熱下の押圧によって外皮フィルム（５）
内に封着される。このとき、外皮フィルム（５）の周縁
部から食み出した接着剤（７）は、熱圧着ローラ（８）
（９）の弾性押圧面に沿って移動する接着剤除去フ
ィルム（１０） （１１）上に転移する。接着剤（７
）を表面に担持した接着剤除去フィルム（１０） （
１１）は、熱圧着ローラ （８） （９）からガイド
ローラ（１６） （１７）迄の区間を左右一対をなし
て外皮フィルム（５）と同時移動し、この間に外皮フィ
ルム（５）の周縁部から食み出した接着剤（７）を接着
剤除去フィルム（１０）に強固に接着させて、接着剤除
去機能を発揮する。接着剤除去フィルム（１ｏ）（１１
）は、この後ガイドローラ（１６） （１７）の配設
位置で外皮フィルム（５）から離れ、表面に接着剤（７
）の転写層を形成したままの状態で巻取リスブール（１
４） （１５）上に巻取られる、一方、接着剤除去Ｉ
ｍ！ （１０） （１１）による挟持状態を解除され
たＥＬパネル（１）は、前記ガイドローラ（１６）
（１７）の近傍に左右一対をなして配設された排出ロー
ラ（１８） （１９）の積極回転によって略一定の時
間間隔で系外に送り出される。
型性ならびに熱的安定性の良好な樹脂材料、例えばポリ
エステル樹脂の長尺フィルムからなる接着剤除去フィル
ムを示す。接着剤除去膜フィルム（１０） （１１）
は、熱圧着ローラ（８）（９）の間に接着剤（７）の転
写域を形成するため、供給スプール（１２） （１３
）から巻取りスプール（１４） （１５）に向かって
、熱圧着ローラ（８）（９）の周速と路間−の速度で供
給されている。接着剤除去フィルム（１０） （１１
）の供給速度は、巻取りスプール（１４） （１５）
の駆動モータに付設された速度制御装置（何れも図示省
略）によって熱圧着ローラ（８）（９）の周速と路間−
の速度となるように調節されている。なお、（１６）
（１７）はガイドローラ、（１８）（１９）はＥＬパ
ネル（１）の排出ローラを示す。ＥＬ素子（２）は、折
曲げ線（５ａ）を前端に位置させるように２つ折りにさ
れた外皮フィルム（５）の間に挾まれた状態で左右一対
に対向配置された熱圧着ローラ（８） （９）の間に
送り込まれ、加熱下の押圧によって外皮フィルム（５）
内に封着される。このとき、外皮フィルム（５）の周縁
部から食み出した接着剤（７）は、熱圧着ローラ（８）
（９）の弾性押圧面に沿って移動する接着剤除去フ
ィルム（１０） （１１）上に転移する。接着剤（７
）を表面に担持した接着剤除去フィルム（１０） （
１１）は、熱圧着ローラ （８） （９）からガイド
ローラ（１６） （１７）迄の区間を左右一対をなし
て外皮フィルム（５）と同時移動し、この間に外皮フィ
ルム（５）の周縁部から食み出した接着剤（７）を接着
剤除去フィルム（１０）に強固に接着させて、接着剤除
去機能を発揮する。接着剤除去フィルム（１ｏ）（１１
）は、この後ガイドローラ（１６） （１７）の配設
位置で外皮フィルム（５）から離れ、表面に接着剤（７
）の転写層を形成したままの状態で巻取リスブール（１
４） （１５）上に巻取られる、一方、接着剤除去Ｉ
ｍ！ （１０） （１１）による挟持状態を解除され
たＥＬパネル（１）は、前記ガイドローラ（１６）
（１７）の近傍に左右一対をなして配設された排出ロー
ラ（１８） （１９）の積極回転によって略一定の時
間間隔で系外に送り出される。
第２図は、２つ折りにされた１枚の長尺な外皮フィルム
（５）の間に、所定間隔で複数のＥＬ素子（２）（２）
・・・を封着する連続熱圧着装置に本発明を通用した具
体例を示す。図示するように、外皮フィルム（５）は、
その折曲げ線（５ａ）の方向を熱圧着ローラ（８）
（９）の軸線方向に対して略直交させるように供給方向
を調節されている。熱圧着ローラ（８）（９）による加
熱下の押圧によって、ＥＬ素子（２）（２）・・・は所
定の配設間隔で外皮フィルム（５）の間に封着される。
（５）の間に、所定間隔で複数のＥＬ素子（２）（２）
・・・を封着する連続熱圧着装置に本発明を通用した具
体例を示す。図示するように、外皮フィルム（５）は、
その折曲げ線（５ａ）の方向を熱圧着ローラ（８）
（９）の軸線方向に対して略直交させるように供給方向
を調節されている。熱圧着ローラ（８）（９）による加
熱下の押圧によって、ＥＬ素子（２）（２）・・・は所
定の配設間隔で外皮フィルム（５）の間に封着される。
外皮フィルム（５）の周縁部から食み出した接着剤（７
）は、熱圧着ローラ（８）と（９）の間を通過するとき
にポリエステル樹脂の長尺フィルムからなる接着剤除去
フィルム（１０） （１１）上に転写される。接着剤
（７）を転写された接着剤除去フィルム（１０）（１１
）はこの後巻取りスプール（１４） （１５）上に巻
取られ、一方、外皮フィルム（５）は、接着剤除去フィ
ルム（１０） （１１）による挟持状態を解除された
後、ＥＬ素子Ｃ２）（２）・・・の中間点で切断するこ
とによって、所望のＥＬパネル（１）に形成される。
）は、熱圧着ローラ（８）と（９）の間を通過するとき
にポリエステル樹脂の長尺フィルムからなる接着剤除去
フィルム（１０） （１１）上に転写される。接着剤
（７）を転写された接着剤除去フィルム（１０）（１１
）はこの後巻取りスプール（１４） （１５）上に巻
取られ、一方、外皮フィルム（５）は、接着剤除去フィ
ルム（１０） （１１）による挟持状態を解除された
後、ＥＬ素子Ｃ２）（２）・・・の中間点で切断するこ
とによって、所望のＥＬパネル（１）に形成される。
第３図においては、ＥＬ素子（２）（２）・・・を上下
から挾むように封着部材として２枚の長尺な外皮フィル
ム（５）（６）が使用されている。なお、（２０）
（２１）は、外皮フィルム（５）（６）の供給スプール
を示す。このような２枚の外皮フィルム（５）（６）に
よるＥＬ素子（２）（２）・・・の連続熱圧着において
も、外皮フィルム（５）（６）の重ね合わせ位置のずれ
等に起因して接着剤（７）に食み出し現象が発生した場
合、接着剤（７）は、接着剤除去フィルム（１０）
（１１）上に転写される。なお、本発明の実施に際し、
接着剤除去フィルム（１０）（１１）の幅寸法と熱圧着
ローラ（８）（９）の弾性押圧面に対する巻回位置は、
接着剤（７）の食み出しが予想される外皮フィルム（５
）（６）の周縁部の形状に応じて任意に選択することが
できる。
から挾むように封着部材として２枚の長尺な外皮フィル
ム（５）（６）が使用されている。なお、（２０）
（２１）は、外皮フィルム（５）（６）の供給スプール
を示す。このような２枚の外皮フィルム（５）（６）に
よるＥＬ素子（２）（２）・・・の連続熱圧着において
も、外皮フィルム（５）（６）の重ね合わせ位置のずれ
等に起因して接着剤（７）に食み出し現象が発生した場
合、接着剤（７）は、接着剤除去フィルム（１０）
（１１）上に転写される。なお、本発明の実施に際し、
接着剤除去フィルム（１０）（１１）の幅寸法と熱圧着
ローラ（８）（９）の弾性押圧面に対する巻回位置は、
接着剤（７）の食み出しが予想される外皮フィルム（５
）（６）の周縁部の形状に応じて任意に選択することが
できる。
ＥＬ素子を外皮フィルム内に封着する際に、外皮フィル
ムの重ね合わせ位置が狂い、接着剤が外皮フィルムの周
縁部から食み出した場合にも、食み出した接着剤を熱圧
着ローラの押圧面上に巻回された接着剤除去フィルム上
に転写することができる。
ムの重ね合わせ位置が狂い、接着剤が外皮フィルムの周
縁部から食み出した場合にも、食み出した接着剤を熱圧
着ローラの押圧面上に巻回された接着剤除去フィルム上
に転写することができる。
本発明によれば、熱圧着ローラの弾性押圧面への接着剤
の付着に起因するＥＬパネルのリード線の半田付は不良
や外皮フィルムの局部的な光沢斑の発生が未然に回避さ
れる。また、熱圧着ローラの弾性押圧面が常時接着剤除
去フィルムによって覆われているから、熱圧着ローラの
耐用期間の延長に対しても注目すべき効果を発揮するこ
とができる。このようにして本発明は、ＥＬパネルの品
質向上とＥＬ素子の熱圧着工程の生産性の向上に対して
従来技術の水準を大幅に上進る効果を奏し得るものであ
る。
の付着に起因するＥＬパネルのリード線の半田付は不良
や外皮フィルムの局部的な光沢斑の発生が未然に回避さ
れる。また、熱圧着ローラの弾性押圧面が常時接着剤除
去フィルムによって覆われているから、熱圧着ローラの
耐用期間の延長に対しても注目すべき効果を発揮するこ
とができる。このようにして本発明は、ＥＬパネルの品
質向上とＥＬ素子の熱圧着工程の生産性の向上に対して
従来技術の水準を大幅に上進る効果を奏し得るものであ
る。
第１図乃至第３図は、本発明に係るＥＬパネルの各種製
造方法を示す図であり、第１図は、２つ折りにされた１
枚の外皮フィルムの間にＥＬ素子を挾み込み、個別処理
方式でＥＬｍ子を封着する熱圧着装置の側面図、第２図
は、２つ折りにされた１枚の長尺な外皮フィルムの間に
ＥＬ素子を挾み込み、連続処理方式でＥＬ素子を封着す
る熱圧着装置の側面図、第３図は、対向配置された２枚
の長尺な外皮フィルムの間にＦ、 Ｌ素子を挾み込み、
連続処理方式でＥＬ素子を封着する熱圧着装置の側面図
である。第４図乃至第６図は、ＥＬパネルの一部を切欠
いた平面図、第７図は、第４図乃至第６図の線■−■に
沿うＥＬパネルの部分縦断面図である。また第８図乃至
第１Ｏ図は、従来の熱圧着工程の平面図である。 （１）−・・電界発光灯（ＥＬパネル）、（２）−・Ｅ
Ｌ素子、 （５） （６）・−外皮フィルム、 （７）・・・接着剤、 （８）（９Ｌ−−一熱圧着ローラ、
造方法を示す図であり、第１図は、２つ折りにされた１
枚の外皮フィルムの間にＥＬ素子を挾み込み、個別処理
方式でＥＬｍ子を封着する熱圧着装置の側面図、第２図
は、２つ折りにされた１枚の長尺な外皮フィルムの間に
ＥＬ素子を挾み込み、連続処理方式でＥＬ素子を封着す
る熱圧着装置の側面図、第３図は、対向配置された２枚
の長尺な外皮フィルムの間にＦ、 Ｌ素子を挾み込み、
連続処理方式でＥＬ素子を封着する熱圧着装置の側面図
である。第４図乃至第６図は、ＥＬパネルの一部を切欠
いた平面図、第７図は、第４図乃至第６図の線■−■に
沿うＥＬパネルの部分縦断面図である。また第８図乃至
第１Ｏ図は、従来の熱圧着工程の平面図である。 （１）−・・電界発光灯（ＥＬパネル）、（２）−・Ｅ
Ｌ素子、 （５） （６）・−外皮フィルム、 （７）・・・接着剤、 （８）（９Ｌ−−一熱圧着ローラ、
Claims (1)
- （１） プレート状のＥＬ素子を、内面に接着剤層を有
する外皮フィルムで上下から挟んで弾性表面を有する熱
圧着ローラに供給し、加熱下の押圧によって上下の外皮
フィルムの間にＥＬ素子を封着するに際し、 前記熱圧着ローラの押圧面と外皮フィルムとの間に、耐
熱性接着剤除去フィルムを介在させ、この接着剤除去フ
ィルムの供給速度を熱圧着ローラの周速と略同速に設定
し、前記外皮フィルムの周縁部から食み出した接着剤を
、接着剤除去フィルムの表面に転移させることを特徴と
する電界発光灯の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63167911A JPH0218892A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 電界発光灯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63167911A JPH0218892A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 電界発光灯の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0218892A true JPH0218892A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15858336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63167911A Pending JPH0218892A (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | 電界発光灯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0218892A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002221911A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-09 | Sony Corp | 表示装置及びその製造方法 |
| JP2010244698A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Seiko Epson Corp | 有機ｅｌ装置、有機ｅｌ装置の製造方法、電子機器 |
| WO2016043319A1 (ja) * | 2014-09-18 | 2016-03-24 | 積水化学工業株式会社 | 二次電池の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6324587A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-01 | 関西日本電気株式会社 | Ｅｌパネルの製造方法 |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP63167911A patent/JPH0218892A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6324587A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-02-01 | 関西日本電気株式会社 | Ｅｌパネルの製造方法 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002221911A (ja) * | 2001-01-24 | 2002-08-09 | Sony Corp | 表示装置及びその製造方法 |
| JP2010244698A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Seiko Epson Corp | 有機ｅｌ装置、有機ｅｌ装置の製造方法、電子機器 |
| WO2016043319A1 (ja) * | 2014-09-18 | 2016-03-24 | 積水化学工業株式会社 | 二次電池の製造方法 |
| JPWO2016043319A1 (ja) * | 2014-09-18 | 2017-07-06 | 積水化学工業株式会社 | 二次電池の製造方法 |
| CN107078334A (zh) * | 2014-09-18 | 2017-08-18 | 积水化学工业株式会社 | 二次电池的制造方法 |
| CN107078334B (zh) * | 2014-09-18 | 2019-09-13 | 积水化学工业株式会社 | 二次电池的制造方法 |
| US10637092B2 (en) | 2014-09-18 | 2020-04-28 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Method for manufacturing secondary battery |
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