JPH02188898A - カップ式飲料販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、湯タンクから注出される湯と原料収容部より
送出される原料とを調合してなる温かい飲料をカップへ
と供給するカップ式飲料販売機に関する。

（ロ）従来の技術 従来、温かい飲料を販売するカップ式飲料販売機では販
売する飲料の温度を低下させない様に工夫を凝らずのが
一般的である。例えば実開昭６２１６２７８７号公報に
開示されるカップ式飲料自動販売機では、ミキシングボ
ールを伝熱性を有する材料で形成するとともに、このミ
キシングボールの外面上に加熱装置を設けたことにより
、ミキシングボールにて飲料用原料と高温度の飲料用水
とを攪拌し飲料を調製する時に、この飲料の温度がミキ
シングボールとの熱交換により低下することを防いでい
る。このため外気温に左右されずに常に温かい飲料をカ
ップへと供給することができる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながらカップ式飲料販売機の利用者は常に高い温
度の温かい飲料を要求しているとは限らず、例えば限ら
れた休憩時間内にこの温かい飲料を飲み干さなければな
らない場合には熱すぎて飲みきれない場合も考えられる
。

前述の公報に開示きれるカップ式飲料販売機では、利用
者の判断によって高い温度あるいは低め一 の温度の温かい飲料を選択することができないという課
題が存在する。。

本発明は前記課題を解決するために、飲料に冷却水を添
加し飲料温度を低下させる飲料温度低下手段と、この飲
料温度低下手段を選択的に作動させる選択釦とを設けた
ことにより、利用者の判断によって低めの温度の温かい
飲料を選択できるカップ式飲料販売機を提供するもので
ある。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は前記課題を解決するためになされたものであり
、販売信号に基づいて湯タンクから注出される湯と原料
収納部から送出される原料とを調合してなる温かい飲料
をカップに供給するカップ式飲料販売機において、飲料
に所定量の冷却水を添加することにより飲料温度を低下
させる飲料温度低下手段と、該飲料温度低下手段を作動
させる選択釦とを具備したことにより前記課題を解決す
る。

（ホ）作用 本発明のカップ式飲料販売機によれば、通常の高い温度
の温かい飲料の販売に加えて、選択釦を選択操作すれば
飲料温度低下手段は作動し、飲料に冷却水を添加するこ
とにより飲料の温度を低下させ、通常よりも低めの温度
の温かい飲料を販売する。

くべ〉実施例 図面に従って本発明の詳細な説明すると、第１図は実施
例としてのカップ式飲料販売機の外観斜視図、第２図は
同カップ式飲料販売機の要部構成を示すブロック図、第
３図は同カップ式飲料販売機の配管図である。

まず第１図において（１）は温かい飲料と冷たい飲料を
販売するカップ式飲料販売機の機体であり、前面には端
部をヒンジ部（２）に軸支された開閉扉（３〉を備えて
いる。

また該開閉扉（３）の前面側には接客部（４）を設け、
この接客部（４）は硬貨の投入を行う硬貨投入口（５）
、先に該硬貨投入口（５）に投入した貨幣の返却を行う
返却レバー（６）、つり銭及び該返却しバー（６）への
操作により返却きれる硬貨を取出すための硬貨返却口（
７）、商品即ち飲料が収容されたカップの受は渡しを行
う販売口（８）、販売する飲料種類毎に設けられた複数
の商品選択釦（９〉・・・（９）、及び通常の高い温度
の温かい飲料より低めの温度の温かい飲料を選択する選
択釦としての低温度選択釦（１０）より構成される。

尚、前記商品選択釦（９）は温かい飲料の商品群Ａと冷
たい飲料の商品群Ｂとに分かれているとともに個々に販
売可能をランプの点灯により示す販売可ランプ（１１）
・・・（１１〉が設けられている。また前記低温度選択
釦（１０）には前記販売可ランプ（１１）と同期して点
灯し、前記低温度選択釦（１０）が押圧されれば点滅す
る低温度ランプ＜１２）が一体的に設けられている。

続いて第３図に示す実施例としてのカップ式飲料販売機
の配管図について説明すると、（１３）はジスターンで
あり、内部に該ジスターン（１３〉内の水位を検出する
ためのフロート（１４）が配設され、前記ジスターン（
１３）の水位が下限になれば該フロート（１４）は下限
スイッチ（１５）を作動いせ、これに基づき電磁弁（１
６）は開弁じ水道管（１７）の水を前記ジスターン（１
３〉に導き、一方前記シスターン（１３）の水位が上限
になれば前記フロート（１４）は上限スイッチ（１８）
を作動させ、これに基づき前記電磁弁（１６）け閉弁し
、前記水道管（１７〉から前記ジスターン（１３）への
水の供給を停止させる。

また湯タンク（１９）内には該湯タンク（１９）内の水
を加熱するヒーター（図示せず）が配設きれており、更
にこの湯タンク（１９〉は前述のジスターン（１３）と
同様の原理で電磁弁（２０）が開閉し、前記水道管（１
７）から湯タンク（１９）へと水を導き、水の補充を行
っている。

一方希釈水供給ライン（２１）は前記ジスターン（１３
）と希釈水ノズル（２２）との間に配管され、該希釈水
供給ライン（２１）内には単位時間当りの流量が一定で
あるポンプ（２３）、冷却コイル（２４）、希釈水バル
ブ〈２５〉が配設されている。そして該ポンプ＜２３〉
が運転を開始すれば、前記ポンプ（２３〉は前記ジスタ
ーン（１３）から吸引した水を前記冷却コイル（２４）
側へと吐出する。前記冷却コイル（２４〉は図示しない
冷却ユニットにより保冷された冷却水槽（２６）内に配
設されているため、前記冷却コイル（２４）内で水は冷
却され、開弁じた希釈水バルブ（２５）を介して希釈水
ノズル（２２）よりカップ（２７）へと注出される。

そしてシロップライン（２８）はシロップタンク（２９
）とシロップノズル（３０）との間に配管され、該シロ
ップライン（２８）には冷却コイル（３１〉及びシロッ
プバルブ（３２〉が配設されている。尚シロップタンク
（２９）にはガスレギュレータ（３３）により調圧きれ
た炭酸ガスボンベ〈３４）のガス圧が付与きれているた
め、前記シロップバルブ＜３２）を開弁ずれば前記シロ
ップタンク（′２９＞内のシロップは押出され前記シロ
ップライン（２８）へと流出し、冷却コイル〈３１〉に
て冷却された後、シロップバルブ（３２）ヲ介しテシロ
ップノズル（３０）よりカップ（２７）へと注出される
。

また原料収納部（３５ａ）（３５ｂ）（３５ｃ）（３５
ｄ）には各々コーヒー、クリーム、砂糖、ココアの粉末
原料が収納されており、下端部に設けられた原料送出部
（３６ａ）（３６ｂ）（３６ｃ）（３６ｄ）よりかかる
粉末原料を所定量ずつ送出可能である。

一方ミキシングボール（３７ａ）（３７ｂ）は給湯弁（
３８ａ）（３ｇｂ）の開弁によって湯タンク（１９）か
ら湯ホース（３９ａ）（３９ｂ）を介して注出される湯
と、前記原料収納部（３５ａ）（３５ｂ）（３５ｃ）（
３５ｄ）の前記原料送出部（３６ａ）（３６ｂ）（３６
ｃ）（３６ｄ）より粉シュート（４０ａ）（４０ｂ）を
介して送出される粉末原料とを図示しない攪拌翼により
攪拌し、飲料チューブ（４１ａ）（４１ｂ）を介して温
かい飲料をカップ（２７）へと注出する。

次に第２図の実施例としてのカップ式飲料販売機の要部
構成を示すブロック図につい説明すると、販売制御部（
４２）は硬貨投入口（５）に連通した硬貨処理装置（４
３）からの投入貨幣信号に基づき、投入金額を計数する
とともに予め設定した飲料種類毎の販売価格とかかる投
入金額とを比較し販売可能な飲料種類を決定する。

そして前記販売制御部（４２）は販売可能と判定した飲
料種類に対応した商品選択釦（９）の販売可ランプ（１
１）を点灯させるとともに低温度選択釦（１０）の低温
度ランプ（１２）を点灯きせる。

この状態にて販売可能な前記商品選択釦（９）を選択操
作すれば前記商品選択釦（９）は前記販売制御部（４２
）に商品選択信号を出力し、一方前記低温度選択釦（１
０）を選択操作すれば前記低温度選択釦（１０）は前記
販売制御部（４２）に選択信号を出力する。

続いて商品選択信号を入力した前記販売制御部（４２）
は、カップ搬出装置（４４）にカップ搬出指令を出力し
、カップ（２７）を販売口（８）へと送出させる。

そして先に選択操作された商品選択釦〈９）が冷たい飲
料を選択するものであれば、前記販売制御部（４２）は
希釈水供給装置（４５）及びシロップ供給装置（４６）
に各々販売信号としての供給信号を出力し、所定量ずつ
希釈水及びシロップをカップ（２７）へと供給する。

尚前記希釈水供給装置（４５）は希釈水ライン（２８）
、ポンプ（２３）、冷却コイル（２４）、希釈水バルブ
（２５）、希釈水ノズル（２２）より構成され、前記低
温度選択釦（１０〉を選択操作し、更に温かい飲料の商
品選択釦（９）を選択操作した場合には飲料温度低下手
段として動作し、冷却水を温かい飲料に添加する。また
前記シロップ供給装置（４６）はシロップライン（２８
）、ガスレギュレータ（３３）、炭酸ガスボンベ（３４
）、冷却コイル（３１）、シロップバルブ（３２）、シ
ロップノズル（３０）より構成される。

−力先に選択操作された商品選択釦（９）が温かい飲料
を選択するものであれば、低温度選択釦（１０）への操
作の有無により２通りの飲料供給動作が存在する。

まず低温度選択釦（１０）が操作されないで、商品選択
釦（９）のみが選択操作された場合には販売制御部（４
２）は原料送出部（３６）及び給湯弁（３８）に原料送
出信号及び開弁信号を出力するとともにミキシングボー
ル（３７）に攪拌信号を出力し、これにより該ミキシン
グボール（３７）に所定量ずつ供給された原料粉末と湯
は図示しない攪拌翼により攪拌きれ、飲料ホース（４１
）を介して通常の高い温度の温かい飲料としてカップ（
２７）へと注出される。

続いて低温度選択釦〈１０〉が操作され、且つ商品選択
釦（９）が選択操作、された場合には、販売制御部（４
２）は、原料送出部（３６）、給湯弁（３８）、ミキシ
ングボール（３７）に各々原料送出信号、開弁信号、攪
拌信号を出力するのに加えて希釈水供給装置（４５）に
信号を出力し、冷却水を温かい飲料に添加させ、通常よ
り低い温度の温かい飲料とする。以上が実施例としての
カップ式飲料販売機の構成の説明であり、以下に第４図
のフローチャートを用いて同カップ式飲料販売機の動作
を説明する。

ステップＳ、では、硬貨投入口（５）へ硬貨が投入され
、ステップＳ、に移行する。

ステップＳ、ではステップＳ１にて硬貨投入口（５〉に
投入された硬貨毎に硬貨処理装置（４３）は販売制御部
（４２）に投入硬貨信号を出力し、該販売制御部（４２
）はこの投入硬貨信号に基づき投入金額を計数し、更に
予め設定された販売価格とかかる投入金額を比較し、販
売可能であると判定したらステップＳ、へ移行し、一方
ステップＳ、にて投入金額の不足により販売できないと
判定されたらステップＳＩに戻る。

ステップＳ３では販売制御部（４２）は販売可能と判定
した商品選択釦（９）の販売可ランプ（１１）を点灯さ
せるとともに低温度選択釦（１０）の低温度ランプ（１
２〉を点灯させ、操作可能であることを示してステップ
Ｓ４に移行する。

ステップＳ４では、低温度選択釦（１０）を抑圧操作し
たか否かを判定し、抑圧操作したと判定したらステップ
Ｓ６に移行し、一方ステップＳ４にて低温度選択釦（１
０）を抑圧操作しないと判定したらステップＳ、に移行
する。

ステップＳ、では販売可ランプ（１１）の点灯した商品
選択釦（９）を抑圧操作したか否かを判定し、押圧した
と判定したらステップＳ、に移行し、方ステップＳ６に
て商品選択釦（９）を押圧していないと判定されたらス
テップＳ、に戻る。

ステップＳ６では、ステップＳ４での低温度選択釦（１
０）の抑圧操作に基づき、低温度ランプ（１２）は点滅
を開始し、該低温度選択釦（１０）を選択操作したこと
を利用者に表示するとともに販売制御部（４ｌ１− ２〉に選択信号を出力しステップＳ８に移行する。

ステップＳ、では販売可ランプ（１１）の点灯した商品
選択釦（９）を抑圧操作したか否かを判定し、押圧操作
したと判定されたらステップＳ、に移行し、一方ステッ
プＳ８にて商品選択釦（９）を抑圧操作していないと判
定されたらステップＳｓにとどまる。

ステップＳ、ではステップＳ、にて点灯した販売可ラン
プ（１１）を全て消灯させ、ステップＳ１゜に移行する
。

ステップＳ１０では、ステップＳ８にて抑圧操作された
商品選択釦〈９）は温かい飲料を販売するものか否かを
判定し、温かい飲料を販売するものと判定されたらステ
ップＳｌｌに移行し、一方ステップＳ、。にて温かい飲
料を販売する商品選択釦（９）でないと判定されたらス
テップＳ１ｍに移行する。

ステップＳ□、では、販売制御部（４２）は原料送出部
（３６）、給湯弁（３８〉、ミキシングボール（３７）
に各々原料送出信号、開弁信号、攪拌信号を出力し、該
ミキシングボール（３７）に所定量の原料粉末及び湯を
供給し、更にミキシングボール（３７）にて原料粉末と
湯とを攪拌した後、飲料チューブ（４１）を介してカッ
プ（２７）へと温かい飲料を注出しステップＳ　Ｌ３に
移行する。尚給湯弁（３８）の開弁時間は通常の開弁時
間より短かく、これは後に冷却水を添加して、カップ（
２７）から飲料があふれることを防止するためである。

ステップＳ　Ｉｓでは、販売制御部（４２〉はステップ
Ｓ４における低温度選択釦（１０）からの選択信号に基
づき、飲料温度低下手段としての希釈水供給装置（４５
）に冷却水送出信号を出力し、これよりポンプ（２３）
は所定時間運転するとともに希釈水バルブ（２５）はそ
れに対応して開弁じ少量の冷却水をカップ（２７）へと
添加しステップＳ１４に移行する。尚これによりカップ
（２７）には通常より低めの温度の温かい飲料が供給さ
れている。

ステップＳＩ４では、低温度ランプ（１２）は点滅状態
から消灯状態に切換わり終了に至る。

スデップＳ工、では、低温度ランプ（１２）は点滅状態
から消灯状態へと切換り、ステップＳ　Ｉｓに移行する
。

ステップＳＩ６では、販売制御部（４２）は希釈水供給
装置（４５）及びシロップ供給装置（４６〉に各々希釈
水供給信号及びシロップ供給信号を出力して希釈水及び
シロップを所定量ずつカップ（２７）に注出することに
より冷たい飲料を該カップ（２７）へと供給し終了に至
る。

ステップＳ７では、ステップＳ、にて点灯した販売可ラ
ンプ（１１〉及び低温度ランプ（１２）を消灯し、ステ
ップ８１６に移行する。

ステップＳ　＋ａでは、ステップＳ、にて抑圧操作した
商品選択釦り９）は冷たい飲料を販売するものか否かを
判定し、冷たい飲料を販売するものと判定されたらステ
ップ３１５に移行し、一方ステップＳＩ６にて冷たい飲
料を販売するものではないと判定されたらステップＳ　
１７に移行する。

ステップＳ　１７では販売制御部（４２）は原料送出部
（３６）、給湯弁（３８）、ミキシングボール（３７）
に各々原料送出信号、開弁信号、攪拌信号を出力し、該
ミキシングポール〈３７）に所定量ずつの原料粉末及び
湯を供給し、更に前記ミキシングポールク３７〉内で原
料粉末と湯とを攪拌した後、飲料チューブ（４１）を介
して、カップ（２７）へと通常の高い温度の温かい飲料
を供給し、終了に至る。

以上が実施例としてのカップ式飲料販売機の動作の説明
である。

尚上記実施例では単一の低温度選択釦（１０）のみ設け
る例を説明したが、複数の低温度選択釦を設け、更に個
々の低温度選択釦毎に冷却水の添加する量を変え、これ
により通常より低めの温かい飲料の中でも飲料温度に段
階を設けるようにすることもできる。

（ト〉発明の効果 本発明のカップ式飲料販売機によれば、選択釦への操作
により飲料温度低下手段が作動し、飲料に所定量の冷却
水を添加して飲料温度を低下きせて通常より低めの温度
の温かい飲料を販売でき、これにより利用者の希望によ
り通常の高い温度の温かい飲料と通常より低めの温度の
温かい飲料を選択的に販売することができるため、利用
者へのザービス向上に有用である。

【図面の簡単な説明】 第１図は実施例としてのカップ式飲料販売機の外観斜視
図、第２図は同販売機の要部構成を示１ブロック図、第
３図は同販売機の配管図、第４図は同販売機の動作を説
明するためのフローチャートである。 （１０）・・・低温度選択釦、　（１９）・・・湯タン
ク、　（２７）・・・カップ、　（３５ａ）（３５ｂ）
（３５ｃ）（３５ｄ）−原料収納部、　（４５）・・・
希釈水供給装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、販売信号に基づいて湯タンクから注出される湯と原
   料収納部から送出される原料とを調合してなる温かい飲
   料をカップに供給するカップ式飲料販売機において、飲
   料に所定量の冷却水を添加することにより飲料温度を低
   下させる飲料温度低下手段と、該飲料温度低下手段を作
   動させる選択釦とを具備したことを特徴とするカップ式
   飲料販売機。