JPH0218600Y2 - - Google Patents

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JPH0218600Y2
JPH0218600Y2 JP17496182U JP17496182U JPH0218600Y2 JP H0218600 Y2 JPH0218600 Y2 JP H0218600Y2 JP 17496182 U JP17496182 U JP 17496182U JP 17496182 U JP17496182 U JP 17496182U JP H0218600 Y2 JPH0218600 Y2 JP H0218600Y2
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signal
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output
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JP17496182U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遅延出力回路に係わり、より詳しくは
例えばパイプラインからの油の漏洩検出に適用さ
れる遅延出力回路に係わる。
従来パイプラインからの原油の漏洩を検出すべ
く、パイプラインに沿つて何Kmも離れた二つの地
点においてパイプライン中を流れる原油の瞬時的
流量を二つの流量計で検出し、該流量の差異を検
出することにより原油の漏洩の有無を検出してい
る。
しかし乍ら、この種の従来の漏洩検出器では、
各地点での同時刻における原油の検出流量を比較
していたために、例えば圧力脈動等がある場合漏
洩を必ずしも確実に検出し得なかつた。
油の漏洩の検出をより正確に行なうためには、
上流側の流量計から流量に比例して出力されるパ
ルス信号をある時間遅延させて下流側の流量計か
ら流量に比例して出力されるパルス信号と比較す
ることが望ましいが、パルス信号の各パルスを一
定時間遅延させて出力させるには実際上大容量の
記憶装置等を必要とし、複雑乃至高価となる虞が
ある。
本考案は前記した点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところはパイプラインからの
原油の漏洩検出器等に適用され得、比較的簡単な
構成を有しており、パルス信号を遅延させて出力
し得る遅延出力回路を提供することにある。
次に本考案による好ましい一具体例の遅延出力
回路を適用したパイプラインの油の漏洩検出器を
図面に基づいて説明する。
第1図中、1は原油等のパイプラインであり、
パイプ1中を原油がA方向に単位時間(例えば1
秒)当り流量Bで流れている。2,3は位置C,
Dでパイプ1に装着された同一の流量計であり、
流量計2,3は夫々位置C,Dにおける原油の流
速B1,B2に比例する繰り返し周波数E1,E
2でパルス信号F1,F2を出力すべく構成され
ており、例えばルーツ形の流量計よりなる。位置
C,D間の距離Gはパイプ1のC,D間の部位で
の油洩れの生起の可能性に応じて適当に設定され
るが、例えば数Kmである。
4は遅延出力回路であり、遅延出力回路4は流
量計2から出力されたパルス信号F1を多くとも
時間Hだけ遅延させて信号F1で生起し得る最大
の繰り返し周波数E3(パイプ1中を油が最大流
速で流れる場合の流量計2,3の出力信号の周波
数)のパルス信号F3として出力すべく構成され
ている。遅延回路4の最大遅延時間Hは調整可能
であり、油がパイプ1中で位置Cから位置Dまで
流れるのに要する時間及び圧力の伝播による流速
の変動より想定される遅延時間に実際上一致する
ように調整される。
5は比較回路であり、比較回路5は所与の時間
Q(例えば30秒程度)におけるパルス信号F3の
パルスf3の数とパルス信号F2のパルスf2の
数との一致を前記所与の時間Q毎に判定し、一致
していない場合報知信号を発してパイプ1からの
原油の漏洩を報知すべく構成されている。尚、比
較回路5において、例えば、二つの流量信号F
2,F3で示される流量の差異が30秒間当り80リ
ツトル以下である場合、許容誤差の範囲内である
とみなして、流量が実質的に一致しており、実質
的に漏洩がないと判定される。
第2図及び第3図は第1図の遅延回路4の詳細
を示すものである。6は加減算カウンタであり、
加減算カウンタ6はその入力6aでパルス信号F
1のパルスf1を一つ受け取る毎にその計数値J
が一つ増加し、その入力6bでパルス信号F3の
パルスf3を一つ受け取る毎にその計数値Jが一
つ減少するように構成されている。カウンタ6は
例えば二進カウンタからなる。カウンタ6は零に
初期設定される。
7は二つのインバータとアンド回路とからなる
オア回路であり、オア回路7にはカウンタ6の全
段(全出力ビツト)の内容Jが並列に入力されて
おり、カウンタ6の全段(全出力ビツト)の内容
Jが零である場合オア回路7からの出力信号Kは
一致信号としての低レベル信号K1になり、カウ
ンタ6の内容Jが零でない場合オア回路7は出力
信号Kとして高レベル信号K2を発する。
以上において、第一の計数器8は、加減算カウ
ンタ6とオア回路7とからなる。
9は第一のパルス発生器としてのクロツクパル
ス発生器であり、クロツクパルス発生器9は周波
数設定器10で調整される設定繰り返し周波数L
でクロツクパルスMを発生する。この周波数Lが
パルス信号F1,F3の周波数E1,E3よりも
十分に大きくなるように設定器10が調整されて
いる。
11は第二の計数器としてのプリセツトカウン
タであり、カウンタ11は、計数器8からの信号
Kをインバータを介してリセツト入力12で受け
取ると共にパルス発生器9からのクロツクパルス
Mをそのデータ入力13で受け取るべく構成され
ており、信号Kが低レベルK1に保たれている限
り、カウンタ11の内容Nは零に保持され、信号
Kが高レベルK2に保たれている場合、カウンタ
11はクロツクパルスMの数を計数する。カウン
タ11は、更にその計数値Nが入力14を介して
予め設定された設定値N1(N1=H・L)に一
致する毎に、一致パルス信号PとしてパルスPを
一つ出力すると共に再度零からクロツクパルスM
の数を計数すべく構成されている。計数器8の信
号Kが時刻t1において低レベルK1から高レベ
ルK2に変わつたとすると、時刻t1以降クロツ
クパルスMの数がカウンタ11で計数され、前記
最大の遅延時間H=1/Lの後、すなわち時刻t1
+N1/Lにおいてカウンタ11の計数値Nが設
定値N1に達し、カウンタ11からの一つのパル
スpが出力される。この時間Hが、位置Cから位
置Dまでの流体(圧)の伝播上予測される時間に
一致するように、パルス発生器9の周波数L乃至
カウンタ11の設定値N1が予め調整されてい
る。
15はセツトリセツトフリツプフロツプ回路で
あり、フリツプフロツプ回路15は、インバータ
を介してリセツト入力16で信号Kを受け取つて
おり、セツト入力17で信号Pを受け取つてい
る。フリツプフロツプ回路15は、例えば時刻t
1から時間Hの遅延の後時刻t1+Hにおいて信号
Pを受け取ることによりセツトされ、時刻t1+H
以降再度信号Kとして低レベル信号K1が出され
る時刻t2まで出力Rとしてその非反転出力18
から高レベル信号R1を発する。
19は調整器20で設定される前記繰り返し周
波数E3のパルス信号F3を出力するパルス発生
器であり、パルス発生器19はその入力21に信
号Rとして高レベル信号R1が与えられている場
合に限り、その出力22から信号F3を出力すべ
く構成されている。この出力信号F3は一方では
回路4の出力信号として比較回路5に与えられ、
他方では加減算カウンタ6の入力6bに与えられ
ている。信号F3の繰り返し周波数E3は、油が
パイプ1中を最大流速で流れている場合に流量計
2又は3から出力されるべきパルス信号F1,F
2のパルスの繰り返し周波数に一致している。
以上の如く構成された遅延出力回路4では、時
刻t1においてパルス信号F1がカウンタ6の入
力6aに与えられると、オア回路7の出力Kが高
レベルK2になり、カウンタ11がクロツクパル
スMの計数を開始する。時間Hの遅延の後、時刻
t1+Hにおいて、カウンタ11の内容NがN1に
一致すると、カウンタ11から一致パルスpが出
力され、フリツプフロツプ回路15がセツトさ
れ、パルス発生器19が作動されてパルス信号F
3の出力を開始する。その結果時刻t1以後パル
ス信号F1のパルスf1の数を計数して計数値J
が時刻t1+HにおいてH×E1に達していた加減
算カウンタ6の計数値Jは、時刻t1+H以降、H
×E1(E3−E1)・t(E3E1)に従つて減少する。
そして(t2−t1)×E1=〔t2−(t1+H)〕×E3なる
時刻t2において計数値Jが零になるまでパルス
発生器19からパルス信号F3が出力される。こ
こで時刻t1から時刻t2までの時間(t2−t1)
におけるパルスf1,f3の数は一致している。
時刻t2において加減算カウンタ6の計数値Jが
零になると、オア回路7によつてフリツプフロツ
プ回路15がリセツトされ、信号Rが高レベルR
1から低レベルR2に変わるためにパルス発生器
19の作動が停止せしめられる。時刻t2におい
てオア回路7によつてリセツトされたカウンタ1
1は時刻t3においてパルス信号F1のパルスf
1が加減算カウンタ6に与えられるとオア回路7
によつて再度作動され、クロツクパルスMの計数
を再開する。そして遅延出力回路4は前記時刻t
1以降における動作と同様な動作を繰り返す。
以上の如く、遅延回路4はほぼ時間(t2−t1)
毎に、時間Hの間パルス信号を出力せず、該時間
Hの遅延の後時間〔t2−(t1+H)〕の間パルス信
号F3を出力することを繰り返す。
その結果、原油の漏洩検出器ではパルス信号F
1とF2とのかわりに時間(t2−t1)毎にパルス
信号F1に対して時間Hだけ遅延して出力される
パルス信号F3とF2とが時間Q毎に比較される
ために、油の漏洩がない場合乃至許容誤差の範囲
内である場合、時間Qでのパルスf3,f2の数
の(許容誤差の範囲内での)一致が流量の一致に
応じて正確に判定される。換言すれば油の漏洩が
比較器5によつて確実に検出される。
尚、遅延出力回路4は油の漏洩検出器以外に適
用してもよい。
以上の如く、本考案遅延出力回路は、第一入力
に入力される第一のパルス信号によつて計数値が
一つずつ増加せしめられ、第一のパルス信号の繰
り返し周波数以上の繰り返し周波数を有してお
り、第二入力に入力される第二のパルス信号によ
つて計数値が一つずつ減少せしめられ、且つ計数
値が初期設定された値に一致している場合第一の
一致信号を発生するように構成された第一の計数
器と、 第一及び第二のパルス信号の繰り返し周波数よ
りも大きい第一の設定周波数で第三のパルス信号
を出力する第一のパルス発生器と、第三のパルス
信号の数を計数すべく構成されており、且つ計数
値が所与の値に一致する毎に第二の一致信号を発
すると共に計数値が零に再設定され、更に第一の
計数器から前記第一の一致信号を受けている場合
計数値が零に保持されるべく構成された第二の計
数器と、前記第二の一致信号によつてセツトされ
ると共に、前記第一の一致信号によつてリセツト
されるべく構成されたフリツプフロツプ回路と、
フリツプフロツプ回路がセツトされている場合に
のみ前記第二のパルス信号を出力すべく構成され
た第二のパルス発生器とを有しているために、比
較的簡単な構成でパルス信号を遅延させて出力し
得、原油の確実な漏洩の検出等に適用され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による好ましい一具体例の遅延
出力回路を有する漏洩検出器の説明図、第2図は
第1図の遅延出力回路の説明図、第3図は第2図
の遅延出力回路での信号のタイムチヤートであ
る。 8……計数器、9,19……パルス発生器、1
1……カウンタ、15……フリツプフロツプ、F
1,F3……パルス信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第一入力に入力される第一のパルス信号によつ
    て計数値が一つずつ増加せしめられ、第一のパル
    ス信号の繰り返し周波数以上の繰り返し周波数を
    有しており、第二入力に入力される第二のパルス
    信号によつて計数値が一つずつ減少せしめられ、
    且つ計数値が初期設定された値に一致している場
    合第一の一致信号を発生するように構成された第
    一の計数器と、 第一及び第二のパルス信号の繰り返し周波数よ
    りも大きい第一の設定周波数で第三のパルス信号
    を出力する第一のパルス発生器と、 第三のパルス信号の数を計数すべく構成されて
    おり、且つ計数値が所与の値に一致する毎に第二
    の一致信号を発すると共に計数値が零に再設定さ
    れ、更に第一の計数器から前記第一の一致信号を
    受けている場合計数値が零に保持されるべく構成
    された第二の計数器と、 前記第二の一致信号によつてセツトされると共
    に、前記第一の一致信号によつてリセツトされる
    べく構成されたフリツプフロツプ回路と、 フリツプフロツプ回路がセツトされている場合
    にのみ前記第二のパルス信号を出力すべく構成さ
    れた第二のパルス発生器とを有してなる遅延出力
    回路。
JP17496182U 1982-11-19 1982-11-19 遅延出力回路 Granted JPS5978734U (ja)

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JP17496182U JPS5978734U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 遅延出力回路

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JP17496182U JPS5978734U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 遅延出力回路

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Publication Number Publication Date
JPS5978734U JPS5978734U (ja) 1984-05-28
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