JPH02185191A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH02185191A JPH02185191A JP525489A JP525489A JPH02185191A JP H02185191 A JPH02185191 A JP H02185191A JP 525489 A JP525489 A JP 525489A JP 525489 A JP525489 A JP 525489A JP H02185191 A JPH02185191 A JP H02185191A
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- signal
- image display
- phosphor
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Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はカラーテレビジョン受像機、計算機の端末デイ
スプレィ等に用いられる画像表示装置に関する。
スプレィ等に用いられる画像表示装置に関する。
従来の技術
複数のバンドブロックに分割された画像スクリーンを持
つ画像表示装置としては例えば特開昭60−18984
8号公報(平板形陰極線管を用いた画像表示装置)に示
されるものが知られている。
つ画像表示装置としては例えば特開昭60−18984
8号公報(平板形陰極線管を用いた画像表示装置)に示
されるものが知られている。
第31図は同装置の主要部分の斜視図であり、1は複数
のバンドブロックに分割された画像スクリーン、2は赤
、緑、青の3原色がストライプ状に水平方向に繰り返し
順次配列された蛍光体、3は電子ビームを水平方向に偏
向するためのバンドブロックと同数の対を持つ水平偏向
電極、4は水平偏向電極3を支えるガラス基板、5は水
平方向に独立して等間隔で配置されたバンドブロックと
同数の垂直方向に長い電子を放出する線状カソード、6
は線状カソード5からの電子ビームを制御するグリッド
、7は線状カソード5をはさんで画像スクリーン1と反
対方向に線状カソード5に近接して設けられ電気的に分
割された水平方向に細長い垂直走査を行なうための垂直
走査電極であり、通常は水平走査線の数と同数設けられ
ている。なお画面の水平垂直方向を明確にするため水平
方向H1および垂直方向Vを図示している。
のバンドブロックに分割された画像スクリーン、2は赤
、緑、青の3原色がストライプ状に水平方向に繰り返し
順次配列された蛍光体、3は電子ビームを水平方向に偏
向するためのバンドブロックと同数の対を持つ水平偏向
電極、4は水平偏向電極3を支えるガラス基板、5は水
平方向に独立して等間隔で配置されたバンドブロックと
同数の垂直方向に長い電子を放出する線状カソード、6
は線状カソード5からの電子ビームを制御するグリッド
、7は線状カソード5をはさんで画像スクリーン1と反
対方向に線状カソード5に近接して設けられ電気的に分
割された水平方向に細長い垂直走査を行なうための垂直
走査電極であり、通常は水平走査線の数と同数設けられ
ている。なお画面の水平垂直方向を明確にするため水平
方向H1および垂直方向Vを図示している。
次に前記画像表示装置において、線状カソード5に映像
信号が印加されるまでの信号処理系について説明するた
め、第32図の信号処理系統図を用いる。テレビ同期信
号8をもとにタイミングパルス発生器9でラインメモリ
12.13とD/A変換器14を駆動させるためのタイ
ミングパルスを発生させる。R1G1 Bの3原色信号
(ERlEGl EB)10はA/D変換器11にて
ディジタル信号に変換し、IH(1水平走査期間)の信
号を第1のラインメモリ12に入力する。18間の信号
が全て入力されると、その信号は第2のラインメモリ1
3へ同時に転送され、次のIHの信号がまた第1のライ
ンメモリ12に入力される。第2のラインメモリ13に
転送された信号はIH期間データ保持されると共に、D
/A変換器14.&こ入力されアナログ信号に変換され
る。このアナログ信号は増幅されて前記第31図に示す
線状カソード5に印加される。なおラインメモリ12,
13は時間軸変換(シリアル−パラレル変換)のために
用いるものである。
信号が印加されるまでの信号処理系について説明するた
め、第32図の信号処理系統図を用いる。テレビ同期信
号8をもとにタイミングパルス発生器9でラインメモリ
12.13とD/A変換器14を駆動させるためのタイ
ミングパルスを発生させる。R1G1 Bの3原色信号
(ERlEGl EB)10はA/D変換器11にて
ディジタル信号に変換し、IH(1水平走査期間)の信
号を第1のラインメモリ12に入力する。18間の信号
が全て入力されると、その信号は第2のラインメモリ1
3へ同時に転送され、次のIHの信号がまた第1のライ
ンメモリ12に入力される。第2のラインメモリ13に
転送された信号はIH期間データ保持されると共に、D
/A変換器14.&こ入力されアナログ信号に変換され
る。このアナログ信号は増幅されて前記第31図に示す
線状カソード5に印加される。なおラインメモリ12,
13は時間軸変換(シリアル−パラレル変換)のために
用いるものである。
有効画面領域を走査するために用いられるビーム数(線
状カソード本数)をnl 各ビームが水平走査する領域
を2トリブレツト(1トリプレツトはR1G1 B蛍光
体ストライブIMのこと)とすると、あるIH期間のR
1G1 B各原色信号10の映像信号の有効表示期間T
をT/n に分割し、個々の期間の映像信号の時間軸を
0倍してTとし、蛍光面上の蛍光体ストライプの配列が
R4G+Bとなっていれば前記0倍されてT期間に時間
軸伸張された各原色信号はT/6期間のゲートパルスで
ゲートされ、ERt→EGt→EBtという時系列信号
(パラレル信号)に変換されて線状カソード5に入力さ
れる。
状カソード本数)をnl 各ビームが水平走査する領域
を2トリブレツト(1トリプレツトはR1G1 B蛍光
体ストライブIMのこと)とすると、あるIH期間のR
1G1 B各原色信号10の映像信号の有効表示期間T
をT/n に分割し、個々の期間の映像信号の時間軸を
0倍してTとし、蛍光面上の蛍光体ストライプの配列が
R4G+Bとなっていれば前記0倍されてT期間に時間
軸伸張された各原色信号はT/6期間のゲートパルスで
ゲートされ、ERt→EGt→EBtという時系列信号
(パラレル信号)に変換されて線状カソード5に入力さ
れる。
以上のような垂直、水平走査によりカラー画像を表示す
る画像表示装置において、忠実なカラー画像を表示しよ
うとすると電子ビームが入射している色蛍光体と対応し
た各色の映像信号(時系列信号15)が線状カソードに
入力する必要がある。
る画像表示装置において、忠実なカラー画像を表示しよ
うとすると電子ビームが入射している色蛍光体と対応し
た各色の映像信号(時系列信号15)が線状カソードに
入力する必要がある。
その方法として、インデックス信号を基に各色の映像信
号を印加するタイミングを制御して色むら補正を行なっ
ている。この従来の色むら補正回路について、第33図
の色むら補正回路の基本原理の説明図を用いて説明する
。
号を印加するタイミングを制御して色むら補正を行なっ
ている。この従来の色むら補正回路について、第33図
の色むら補正回路の基本原理の説明図を用いて説明する
。
第33図(a)に示すように、画像スクリーン1上の表
示領域(画像有効領域)16外にインデックス領域17
を設ける。このインデックス領域17は第34図に示す
ように、インデックス蛍光体95を表示領域16の色蛍
光体98との相対位置が所定の関係になるように塗布し
、表示領域16と同様のビーム走査をおこなうことによ
って発光させる。インデックス蛍光体25は色蛍光体2
6と同じか、あるいは異なる発光波長のものでもよい。
示領域(画像有効領域)16外にインデックス領域17
を設ける。このインデックス領域17は第34図に示す
ように、インデックス蛍光体95を表示領域16の色蛍
光体98との相対位置が所定の関係になるように塗布し
、表示領域16と同様のビーム走査をおこなうことによ
って発光させる。インデックス蛍光体25は色蛍光体2
6と同じか、あるいは異なる発光波長のものでもよい。
このインデックス領域17から発光された光を、フェー
スプレイドの前面に設けられた光電変換素子18によっ
て電気信号に変換し、この信号をBPF (帯域通過フ
ィルタ)24イを通し波形整形等の処理を行なってイン
デックス信号(イ)となる。一方表示領域16の青(B
)蛍光体の発光された光を、同様にフェースプレイドの
前面に設けられた別の光電変換素子19によって電気信
号に変換し、BPF240を通し波形整形を行なって青
(B)蛍光体の位置信号(ロ)となる。ここで青CB)
蛍光体の発光を受光したのは、短残光であることにより
応答速度の速い信号が得られるためである。
スプレイドの前面に設けられた光電変換素子18によっ
て電気信号に変換し、この信号をBPF (帯域通過フ
ィルタ)24イを通し波形整形等の処理を行なってイン
デックス信号(イ)となる。一方表示領域16の青(B
)蛍光体の発光された光を、同様にフェースプレイドの
前面に設けられた別の光電変換素子19によって電気信
号に変換し、BPF240を通し波形整形を行なって青
(B)蛍光体の位置信号(ロ)となる。ここで青CB)
蛍光体の発光を受光したのは、短残光であることにより
応答速度の速い信号が得られるためである。
こうして得られたインデックス信号(イ)とB位置信号
(ロ)の位相関係は、装置の組み立て精度が良好であれ
ば第33図(b)に示すような関係となる。そこでイン
デックス信号(イ)の各立ち上がり部分からのB位置信
号(ロ)の立ち上がり部分までの時間差tl、t2・・
・・・・を計測し、これをメモリ21に記憶する。この
作業は色信号に位相補正を行なわない状態であらかじめ
画面表示領域全体にわたって行なう。そして実際に画像
表示するときには、インデックス信号(イ)の各立ち上
がり部分からメモリ21に記憶させておいた時間だけ経
過した時点を、B色信号を印加するタイミングとする。
(ロ)の位相関係は、装置の組み立て精度が良好であれ
ば第33図(b)に示すような関係となる。そこでイン
デックス信号(イ)の各立ち上がり部分からのB位置信
号(ロ)の立ち上がり部分までの時間差tl、t2・・
・・・・を計測し、これをメモリ21に記憶する。この
作業は色信号に位相補正を行なわない状態であらかじめ
画面表示領域全体にわたって行なう。そして実際に画像
表示するときには、インデックス信号(イ)の各立ち上
がり部分からメモリ21に記憶させておいた時間だけ経
過した時点を、B色信号を印加するタイミングとする。
またR、 G、 B色信号については、このタイミ
ング信号を3通倍することによって印加タイミングを得
ることができる。
ング信号を3通倍することによって印加タイミングを得
ることができる。
以上のようにして、電子ビームが入射している色蛍光体
と対応した各色の映像信号が線状カソードに印加させて
、忠実なカラー画像表示が行なわれる。
と対応した各色の映像信号が線状カソードに印加させて
、忠実なカラー画像表示が行なわれる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では、3原色信号を時間
軸伸張した時系列信号(パラレル信号)を線状カソード
に供給しているため、時系列信号の応答速度(立ち上が
り、立ち下がり特性)と平板形陰極線管の高輝度でのス
ポット特性における劣化により、輝度むら、色むら等の
分割むらが生じるという問題点を有していた。
軸伸張した時系列信号(パラレル信号)を線状カソード
に供給しているため、時系列信号の応答速度(立ち上が
り、立ち下がり特性)と平板形陰極線管の高輝度でのス
ポット特性における劣化により、輝度むら、色むら等の
分割むらが生じるという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、画像表示領域の電子ビームを
連続的に走査させ、かつ各蛍光体位置のみ偏向速度を非
連続的に変調を行なうことにより、各蛍光体位置でのス
ポット特性を改善して輝度むら、色むら等の分割むらの
生じない画像表示装置を提供することを目的とする。ま
た画像表示領域の同一走査ラインを交互にn回走査する
手段や、垂直方向の蛍光体配列手段により、特に水平方
向のスポット特性の劣化を低減させて安定で色純度がよ
く分割むらのない画像表示装置を提供することを目的と
する。
連続的に走査させ、かつ各蛍光体位置のみ偏向速度を非
連続的に変調を行なうことにより、各蛍光体位置でのス
ポット特性を改善して輝度むら、色むら等の分割むらの
生じない画像表示装置を提供することを目的とする。ま
た画像表示領域の同一走査ラインを交互にn回走査する
手段や、垂直方向の蛍光体配列手段により、特に水平方
向のスポット特性の劣化を低減させて安定で色純度がよ
く分割むらのない画像表示装置を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段
本発明は、各蛍光体が繰り返し順次配列された蛍光面を
設けた複数の画像表示領域と、前記画像表示領域を発光
させる複数の電子銃と、前記画面表示領域を電子ビーム
を連続的に偏向させる複数の偏向手段と、映像信号を前
記各画像表示領域に対応させるためシリアル−パラレル
変換を行なう手段と、前記シリアル−パラレル変換手段
からのパラレル信号の各蛍光体位置に対応した信号より
補正信号を作成する手段と、この補正信号を前記偏向波
形に重畳して各蛍光体位置のみの電子ビームの走査速度
を変調する手段とを備えたことを特徴とする。
設けた複数の画像表示領域と、前記画像表示領域を発光
させる複数の電子銃と、前記画面表示領域を電子ビーム
を連続的に偏向させる複数の偏向手段と、映像信号を前
記各画像表示領域に対応させるためシリアル−パラレル
変換を行なう手段と、前記シリアル−パラレル変換手段
からのパラレル信号の各蛍光体位置に対応した信号より
補正信号を作成する手段と、この補正信号を前記偏向波
形に重畳して各蛍光体位置のみの電子ビームの走査速度
を変調する手段とを備えたことを特徴とする。
作 用
画像表示領域全体を走査するための連続的な偏向を行い
、その領域内の各蛍光体位置のみの走査速度を変調する
ことにより、特に水平方向のスポット特性の劣化を低減
させて、鮮明で色純度がよく分割むらの生じない画像表
示を行なうものである。
、その領域内の各蛍光体位置のみの走査速度を変調する
ことにより、特に水平方向のスポット特性の劣化を低減
させて、鮮明で色純度がよく分割むらの生じない画像表
示を行なうものである。
実施例
第1図〜第6図は、本発明の第1の実施例における画像
表示装置を示すものである。
表示装置を示すものである。
第1図において、1は画像スクリーンであり従来例(第
31図参照)と同様なものである。15.16.17は
3原色の映像信号(ER,EGlEB)を入力する入力
端子、30は各色の映像信号のシリアル信号を各画像表
示領域に対応させるための時間軸変換と、各画像表示領
域の3原色に対応させるために、各色の時間軸変換信号
を混合して複数のパラレル信号に変換するシリアルー−
パラレル変換回路、25は同期信号を入力する入力端子
、26は同期信号より連続した水平のこぎり波の水平偏
向波形を作成する水平偏向回路、27はシリアル−パラ
レル変換回路30からのパラレル信号により走査速度変
調用の補正信号を作成する補正信号作成回路、28は水
平偏向回路26からの水平偏向波形に補正信号作成回路
27からの補正信号を重畳する重畳回路であり、重畳回
路28からの出力信号は水平偏向電極3に印加されてい
る。
31図参照)と同様なものである。15.16.17は
3原色の映像信号(ER,EGlEB)を入力する入力
端子、30は各色の映像信号のシリアル信号を各画像表
示領域に対応させるための時間軸変換と、各画像表示領
域の3原色に対応させるために、各色の時間軸変換信号
を混合して複数のパラレル信号に変換するシリアルー−
パラレル変換回路、25は同期信号を入力する入力端子
、26は同期信号より連続した水平のこぎり波の水平偏
向波形を作成する水平偏向回路、27はシリアル−パラ
レル変換回路30からのパラレル信号により走査速度変
調用の補正信号を作成する補正信号作成回路、28は水
平偏向回路26からの水平偏向波形に補正信号作成回路
27からの補正信号を重畳する重畳回路であり、重畳回
路28からの出力信号は水平偏向電極3に印加されてい
る。
以上のように構成された本実施例の画像表示装置につい
て、以下その動作を説明するため、第2図の波形図と第
3図の特性図を用いる。
て、以下その動作を説明するため、第2図の波形図と第
3図の特性図を用いる。
入力端子15.16.17には第2図(a)に示す3原
色の映像信号(ER,Ec、 EB )が入力され、
この映像信号はシリアル−パラレル変換回路30に供給
され、各画像表示領域に対応させるための時間軸変換と
各色信号の並び替えが行なわれる。すなわち第2図(a
)に示すT2期間の信号を第2図(b)に示すようにt
2期間になるように時間軸変換と各色信号の並び替えが
行なわれ、第2図(a)に示すT3、T4期間は第2図
(c)に示すt3、t4期間に、T5期間は第2図(d
)に示すt5期間に、TI、 Tl1i、T7の無信
号期間は無信号のパラレル信号が作成される。シリアル
−パラレル変換回路30からのパラレル信号の一部を拡
大した波形を第2図(f)に示すように、各画像表示領
域に対応して3原色の映像信号(eRteG%eB)が
順次出力される。シリアル−パラレル変換回路30から
の第2図(f)に示すパラレル信号は線状カソード5に
印加される。このとき画像表示素子では特定のスポット
特性を有しているため、画面上でのレスポンスは第2図
(g)に示すようにパルス応答が鈍った状態となる。こ
のパルス応答の劣化によって生じる輝度むら、色むら等
の分割むらを低減させるため、各色蛍光体位置の部分の
みの偏向速度すなわち走査速度を変調してスポット特性
の改善を行っている。シリアル−ハラレル変換回路30
からのシリアル信号は、走査速度を変調するための補正
信号作成回路27に供給され第2図(h)に示すように
な三角波の補正信号を作成している。入力端子25には
同期信号がが入力され、この同期信号は水平偏向回路2
6に供給され、第2図(e)に示すように水平偏向を行
うための偏向波形を作成している。水平偏向回路28か
ろの第2図(e)に示す水平偏向波形と、補正信号作成
回路27からの第2図(h)に示す補正波形は重畳回路
28に供給されて加算される。この加算された波形は水
平偏向電極3に印加されて、各画像表示領域の連続した
走査と、各色蛍光体位置の部分のみの走査速度を変調す
ることにより、第2図(i)に示すように第2図(g)
の波形に比べ大幅なスポット特性の改善を行うことがで
きる。
色の映像信号(ER,Ec、 EB )が入力され、
この映像信号はシリアル−パラレル変換回路30に供給
され、各画像表示領域に対応させるための時間軸変換と
各色信号の並び替えが行なわれる。すなわち第2図(a
)に示すT2期間の信号を第2図(b)に示すようにt
2期間になるように時間軸変換と各色信号の並び替えが
行なわれ、第2図(a)に示すT3、T4期間は第2図
(c)に示すt3、t4期間に、T5期間は第2図(d
)に示すt5期間に、TI、 Tl1i、T7の無信
号期間は無信号のパラレル信号が作成される。シリアル
−パラレル変換回路30からのパラレル信号の一部を拡
大した波形を第2図(f)に示すように、各画像表示領
域に対応して3原色の映像信号(eRteG%eB)が
順次出力される。シリアル−パラレル変換回路30から
の第2図(f)に示すパラレル信号は線状カソード5に
印加される。このとき画像表示素子では特定のスポット
特性を有しているため、画面上でのレスポンスは第2図
(g)に示すようにパルス応答が鈍った状態となる。こ
のパルス応答の劣化によって生じる輝度むら、色むら等
の分割むらを低減させるため、各色蛍光体位置の部分の
みの偏向速度すなわち走査速度を変調してスポット特性
の改善を行っている。シリアル−ハラレル変換回路30
からのシリアル信号は、走査速度を変調するための補正
信号作成回路27に供給され第2図(h)に示すように
な三角波の補正信号を作成している。入力端子25には
同期信号がが入力され、この同期信号は水平偏向回路2
6に供給され、第2図(e)に示すように水平偏向を行
うための偏向波形を作成している。水平偏向回路28か
ろの第2図(e)に示す水平偏向波形と、補正信号作成
回路27からの第2図(h)に示す補正波形は重畳回路
28に供給されて加算される。この加算された波形は水
平偏向電極3に印加されて、各画像表示領域の連続した
走査と、各色蛍光体位置の部分のみの走査速度を変調す
ることにより、第2図(i)に示すように第2図(g)
の波形に比べ大幅なスポット特性の改善を行うことがで
きる。
第2図(g)(i)の出力波形を蛍光面上の位置に対応
させて表わした波形図を第3図(b)(d)に示す。第
3図(b)は第3図(a)に示すように部分的な走査速
度変調を行なわないときの波形であり、スポット特性に
よりパルス幅が広くφlとなり、隣接するRBの蛍光体
に入射するため色純度の低下を招くと共に、G蛍光体で
の開口率が低下するため輝度の低下を招いた。第3図(
d)は第3図(C)に示すようにG蛍光体位置の期間M
lでの部分的な走査速度変調を行なったときの波形であ
り、G蛍光体位置での走査速度を遅くする方向に制御す
ることにより第3図(b)に示すパルス幅φ1に比べ小
さいパルス幅φ2となる。
させて表わした波形図を第3図(b)(d)に示す。第
3図(b)は第3図(a)に示すように部分的な走査速
度変調を行なわないときの波形であり、スポット特性に
よりパルス幅が広くφlとなり、隣接するRBの蛍光体
に入射するため色純度の低下を招くと共に、G蛍光体で
の開口率が低下するため輝度の低下を招いた。第3図(
d)は第3図(C)に示すようにG蛍光体位置の期間M
lでの部分的な走査速度変調を行なったときの波形であ
り、G蛍光体位置での走査速度を遅くする方向に制御す
ることにより第3図(b)に示すパルス幅φ1に比べ小
さいパルス幅φ2となる。
よって隣接するRBの蛍光体に入射することなく色純度
のよい画像が表示できる。またG蛍光体での開口率が向
上するため高輝度化が図れると共に、パラレル信号の位
相が変化しても比較的輝度変化が少ないため輝度むらも
生じにくく安定な分割画像の表示が可能となる。
のよい画像が表示できる。またG蛍光体での開口率が向
上するため高輝度化が図れると共に、パラレル信号の位
相が変化しても比較的輝度変化が少ないため輝度むらも
生じにくく安定な分割画像の表示が可能となる。
次に走査速度変調は高輝度や高解像度表示はど効果が大
きい理由について、以下数式を用いて説明する。
きい理由について、以下数式を用いて説明する。
遅延線の終端を短絡しその反射を利用して一次微分する
場合、入力された映像信号は終端で反射され、再び入力
端に逆極性で2τ遅れて帰還される。したがっていま入
力信号Elnが、E In:= Acos(JJt (A:振幅、ω:2πf、f:入力信号周波数)であっ
たとき、遅延線入力端での電圧ETは、E T= Ac
osωt−Acosω(t−2τ)=2AS1nωτ−
81nω(τ−t)………(I)となる。
場合、入力された映像信号は終端で反射され、再び入力
端に逆極性で2τ遅れて帰還される。したがっていま入
力信号Elnが、E In:= Acos(JJt (A:振幅、ω:2πf、f:入力信号周波数)であっ
たとき、遅延線入力端での電圧ETは、E T= Ac
osωt−Acosω(t−2τ)=2AS1nωτ−
81nω(τ−t)………(I)となる。
信号波形は走査速度変調電流とのタイミング関係からτ
だけ遅れた信号にする必要がある。したがって信号波形
はAcosω(t−τ)である。
だけ遅れた信号にする必要がある。したがって信号波形
はAcosω(t−τ)である。
水平偏向電極3を駆動する偏向波形Wdは式(1)%式
%) で示される。但しαは水平偏向速度である。
%) で示される。但しαは水平偏向速度である。
画面上の輝度は映像信号に比例し、偏向速度に反比例す
るため、輝度りは、 L = [K+Acosω(t−τ )コ/(d/dt
−Wd)= [K+Acosω(t−r )コ/[α
−2Aω51nct+ τ・cosω(t−τ)]・
・・・・・・・・(2)(但し、Kは信号の直流バイア
ス) となる。一般にα)Aωsinωτが成立するため、式
(2)のテーラ−展開の一次項をとって、L″= [K
+Acosω(t−τ)コ・[α+2Aωsinω τ
−QO8ω(t−τ )コ となる。−1≦COSω(t−τ)≦1であるから、L
max= (K+A)(α+2A(L) slnωr
)L m1n= (K−A)(a−2Aωs1nωr
)L wax−L m1n== 4KAωslnωr
−・−φ・・・・e(3)となり、画面上での輝度変
化[:Lmax−Lmln]はKに比例して大きくなる
。すなわち走査速度変調は高輝度またビームスポットサ
イズが小さいほどその効果が大きい。
るため、輝度りは、 L = [K+Acosω(t−τ )コ/(d/dt
−Wd)= [K+Acosω(t−r )コ/[α
−2Aω51nct+ τ・cosω(t−τ)]・
・・・・・・・・(2)(但し、Kは信号の直流バイア
ス) となる。一般にα)Aωsinωτが成立するため、式
(2)のテーラ−展開の一次項をとって、L″= [K
+Acosω(t−τ)コ・[α+2Aωsinω τ
−QO8ω(t−τ )コ となる。−1≦COSω(t−τ)≦1であるから、L
max= (K+A)(α+2A(L) slnωr
)L m1n= (K−A)(a−2Aωs1nωr
)L wax−L m1n== 4KAωslnωr
−・−φ・・・・e(3)となり、画面上での輝度変
化[:Lmax−Lmln]はKに比例して大きくなる
。すなわち走査速度変調は高輝度またビームスポットサ
イズが小さいほどその効果が大きい。
次に、走査速度変調の動作と補正信号作成回路27につ
いて詳細に説明するため第4図のプロッり図と第5図の
波形図を用いる。第4図において従来例と同様の動作を
行なうものは同じ番号で示し説明は省略する。シリアル
−パラレル変換回路30からの第5図(a)に示す各色
の映像信号の時間軸変換と各色信号の並び替えが行なわ
れ複数のパラレル信号は、増幅回路23と補正信号作成
回路27に供給される。なお増幅回路23での帯域制限
によって第5図(b)に示すようにパルス応答が劣化し
た信号が画像スクリーン1の線状カソード5に印加され
る。補正信号作成回路27は波形整形回路31とのこぎ
り波発生回路32とスライス回路33で構成されており
、波形整形回路31では第5図(C)に示すようにパル
ス幅が制御された信号が出力され、この信号をのこぎり
波発生回路32で第5図(d)に示すのこぎり波信号を
発生している。のこぎり波発生回路32からの各色パラ
レル信号の周期で発生したのこぎり波形は、スライス回
路33へ供給され、第5図(e)に示すように各色蛍光
体位置に対応した範囲のみののこぎり波形を選択して補
正信号を作成している。入力端子25には水平同期信号
が入力され、この同期信号は水平偏向回路26で第5図
(f)に示す水平偏向波形を発生している。補正信号作
成回路27からの補正波形と、水平偏向回路26からの
水平偏向波形は重畳回路28に供給されて第5図(g)
に示す補正波形が重畳された水平偏向波形が得られる。
いて詳細に説明するため第4図のプロッり図と第5図の
波形図を用いる。第4図において従来例と同様の動作を
行なうものは同じ番号で示し説明は省略する。シリアル
−パラレル変換回路30からの第5図(a)に示す各色
の映像信号の時間軸変換と各色信号の並び替えが行なわ
れ複数のパラレル信号は、増幅回路23と補正信号作成
回路27に供給される。なお増幅回路23での帯域制限
によって第5図(b)に示すようにパルス応答が劣化し
た信号が画像スクリーン1の線状カソード5に印加され
る。補正信号作成回路27は波形整形回路31とのこぎ
り波発生回路32とスライス回路33で構成されており
、波形整形回路31では第5図(C)に示すようにパル
ス幅が制御された信号が出力され、この信号をのこぎり
波発生回路32で第5図(d)に示すのこぎり波信号を
発生している。のこぎり波発生回路32からの各色パラ
レル信号の周期で発生したのこぎり波形は、スライス回
路33へ供給され、第5図(e)に示すように各色蛍光
体位置に対応した範囲のみののこぎり波形を選択して補
正信号を作成している。入力端子25には水平同期信号
が入力され、この同期信号は水平偏向回路26で第5図
(f)に示す水平偏向波形を発生している。補正信号作
成回路27からの補正波形と、水平偏向回路26からの
水平偏向波形は重畳回路28に供給されて第5図(g)
に示す補正波形が重畳された水平偏向波形が得られる。
この偏向波形を画像スフIJ−71の水平偏向電極3に
供給することにより、第5図(a)の信号の各色蛍光体
の位置に対応する時点での走査速度を変調している。画
面上でのビームの走査速度は第5図(e)の立ち上がり
後半期間では逆にビームの走査速度が早くなるため、画
面上の対応する点では発光量は少なく抑えられる。また
立ち下がり期間では遅くなるため、画面上の対応する点
では発光量は急激に増加する。
供給することにより、第5図(a)の信号の各色蛍光体
の位置に対応する時点での走査速度を変調している。画
面上でのビームの走査速度は第5図(e)の立ち上がり
後半期間では逆にビームの走査速度が早くなるため、画
面上の対応する点では発光量は少なく抑えられる。また
立ち下がり期間では遅くなるため、画面上の対応する点
では発光量は急激に増加する。
結局画面の水平方向の蛍光体位置上の発光量は第5図(
h)実線eG2に連続走査の場合を、破線eGlに部分
的な走査速度変調を行なった場合を示ように変化し、特
に高輝度また高域周波数成分での水平方向のスポット特
性を改善することができ次に、第5図(h)破線のeG
lに示すのようなレスポンスが実現できることにより、
輝度むら、色むらが低減できる理由について詳細に説明
するため第6図の特性図を用いる。第6図(a) (
b)は連続走査の場合、第6図(C)は本実施例の走査
速度変調を行なった場合の蛍光面上の位置でのレスポン
スである。第6図(a)では隣接する蛍光体BRに信号
が入射しているため単色緑色(6)ではなく、色純度の
低下が生じるため分割むらが発生する。また第6図(b
)では隣接する蛍光体には入射していないが、G蛍光体
での開口率が低いため輝度が低くまた信号位相が微小な
変化が生じても開口率が変化するため輝度むらが生じる
。
h)実線eG2に連続走査の場合を、破線eGlに部分
的な走査速度変調を行なった場合を示ように変化し、特
に高輝度また高域周波数成分での水平方向のスポット特
性を改善することができ次に、第5図(h)破線のeG
lに示すのようなレスポンスが実現できることにより、
輝度むら、色むらが低減できる理由について詳細に説明
するため第6図の特性図を用いる。第6図(a) (
b)は連続走査の場合、第6図(C)は本実施例の走査
速度変調を行なった場合の蛍光面上の位置でのレスポン
スである。第6図(a)では隣接する蛍光体BRに信号
が入射しているため単色緑色(6)ではなく、色純度の
低下が生じるため分割むらが発生する。また第6図(b
)では隣接する蛍光体には入射していないが、G蛍光体
での開口率が低いため輝度が低くまた信号位相が微小な
変化が生じても開口率が変化するため輝度むらが生じる
。
第6図(C)は本実施例の走査速度変調を行った場合で
あり、G蛍光体位置での走査速度を遅くなるように走査
速度変調を行いスポット特性の改善を行っているため、
隣接する蛍光体への入射がなく、またG蛍光体での開口
率が高いため分割むらが生じない。
あり、G蛍光体位置での走査速度を遅くなるように走査
速度変調を行いスポット特性の改善を行っているため、
隣接する蛍光体への入射がなく、またG蛍光体での開口
率が高いため分割むらが生じない。
以上のように本実施例によれば、画像表示領域全体を走
査するための連続的な偏向を行い、その領域内の各蛍光
体位置のみの偏向速度を変調することにより、特に信号
位相の変動に対して各蛍光体での開口率が常に安定であ
るため輝度むら生じず、また水平方向のスポット特性の
劣化を低減させて、鮮明で色純度がよく分割むらの生じ
ない忠実な画像表示が行なわれる。
査するための連続的な偏向を行い、その領域内の各蛍光
体位置のみの偏向速度を変調することにより、特に信号
位相の変動に対して各蛍光体での開口率が常に安定であ
るため輝度むら生じず、また水平方向のスポット特性の
劣化を低減させて、鮮明で色純度がよく分割むらの生じ
ない忠実な画像表示が行なわれる。
第7図〜第10図は、本発明の第2の実施例を示してい
る。第1の実施例と異なるのは、より一層のスポット特
性の改善と分割むらの低減を図るため、パラレル信号の
一次微分した高域抽出信号で走査速度変調による輪郭補
償を採用した点である。なお、第7図において第1の実
施例と同様の動作を行なうものは同じ番号で示し説明は
省略する。
る。第1の実施例と異なるのは、より一層のスポット特
性の改善と分割むらの低減を図るため、パラレル信号の
一次微分した高域抽出信号で走査速度変調による輪郭補
償を採用した点である。なお、第7図において第1の実
施例と同様の動作を行なうものは同じ番号で示し説明は
省略する。
本実施例の画像表示装置を詳細に説明するため第8図の
波形図と第9図の特性図を用いる。34.35はパラレ
ル信号より輪郭補償用補正信号を作成する遅延回路、3
6は前記遅延回路35で構成された輪郭補正信号作成回
路である。シリアル−パラレル変換回路30からの第8
図(a)に示す各色の映像信号の時間軸変換と各色信号
の並び替えが行なわれた複数のパラレル信号は、輪郭補
正信号作成回路36に供給される。輪郭補正信号作成回
路36は遅延回路35の反射を利用してパラレル信号の
一次微分をして高域成分の抽出を行って、第8図(b)
に示す各色蛍光体位置に対応した一次微分された補正信
号を作成している。遅延回路35の終端を短絡しその反
射を利用して一次微分する場合、その信号波形は前記(
1)式よりAc。
波形図と第9図の特性図を用いる。34.35はパラレ
ル信号より輪郭補償用補正信号を作成する遅延回路、3
6は前記遅延回路35で構成された輪郭補正信号作成回
路である。シリアル−パラレル変換回路30からの第8
図(a)に示す各色の映像信号の時間軸変換と各色信号
の並び替えが行なわれた複数のパラレル信号は、輪郭補
正信号作成回路36に供給される。輪郭補正信号作成回
路36は遅延回路35の反射を利用してパラレル信号の
一次微分をして高域成分の抽出を行って、第8図(b)
に示す各色蛍光体位置に対応した一次微分された補正信
号を作成している。遅延回路35の終端を短絡しその反
射を利用して一次微分する場合、その信号波形は前記(
1)式よりAc。
sω(t−τ)となり、その周波数特性はsinの変化
で帯域通過フィルタが構成できる。これからfiが中心
周波数になるようにτを設定すると、fi=1/4Φτ
であるから、 τ=1/4・fi となる。よって中心周波数(f i)が1/4・τでN
ul1周波数(fn)が1/4争τのくし形の帯域通過
フィルタが構成できる。すなわちインデックス周波数の
周期の174の遅延時間を有する遅延回路35を用いれ
ばよい。このような方法で特定周波数成分のみを抽出す
ることは前記でも述べたように等測的に一次微分を行な
ったことになる。入力端子25には水平同期信号が入力
され、この同期信号は水平偏向回路26で第8図(C)
に示す水平偏向波形を発生している。輪郭補正信号作成
回路36からの補正波形と、水平偏向回路2Bからの水
平偏向波形は重畳回路28に供給されて第8図(d)に
示す補正波形が重畳された水平偏向波形が得られる。こ
の偏向波形を画像スクリーン1の水平偏向電極3に供給
することにより、第8図(a)の信号の立ち上がり、下
がりに対応する時点での走査速度を変調している。画面
上でのビームの走査速度は第8図(a)の立ち上がり前
半期間では遅くなるため、画面上の対応する点では発光
量は急激に増加する。また立ち上がり後半期間では逆に
ビームの走査速度が早くなるため、画面上の対応する点
では発光量は少なく抑えられる。
で帯域通過フィルタが構成できる。これからfiが中心
周波数になるようにτを設定すると、fi=1/4Φτ
であるから、 τ=1/4・fi となる。よって中心周波数(f i)が1/4・τでN
ul1周波数(fn)が1/4争τのくし形の帯域通過
フィルタが構成できる。すなわちインデックス周波数の
周期の174の遅延時間を有する遅延回路35を用いれ
ばよい。このような方法で特定周波数成分のみを抽出す
ることは前記でも述べたように等測的に一次微分を行な
ったことになる。入力端子25には水平同期信号が入力
され、この同期信号は水平偏向回路26で第8図(C)
に示す水平偏向波形を発生している。輪郭補正信号作成
回路36からの補正波形と、水平偏向回路2Bからの水
平偏向波形は重畳回路28に供給されて第8図(d)に
示す補正波形が重畳された水平偏向波形が得られる。こ
の偏向波形を画像スクリーン1の水平偏向電極3に供給
することにより、第8図(a)の信号の立ち上がり、下
がりに対応する時点での走査速度を変調している。画面
上でのビームの走査速度は第8図(a)の立ち上がり前
半期間では遅くなるため、画面上の対応する点では発光
量は急激に増加する。また立ち上がり後半期間では逆に
ビームの走査速度が早くなるため、画面上の対応する点
では発光量は少なく抑えられる。
一方第8図(a)の立ち下がり期間ではこれと対称とな
るため、結局画面上の水平方向での発光量は第8図(e
)に示す様に変化し、特に高輝度また高域周波数成分で
の水平方向の鮮鋭度を向上させることができる。
るため、結局画面上の水平方向での発光量は第8図(e
)に示す様に変化し、特に高輝度また高域周波数成分で
の水平方向の鮮鋭度を向上させることができる。
次に従来の連続走査と第1、第2の実施例の特性比較を
第9図に示す。第9図(a)に従来の連続走査を行なう
ための水平偏向波形を、第9図(b)に本発明のパラレ
ル信号の一次微分信号が重畳された水平偏向波形を、第
9図(C)に偏向速度を停止させるための補正信号が重
畳された水平偏向波形を、第9図(d)に−次微分信号
と偏向速度を停止させるための補正信号が重畳された水
平偏向波形を示す。また第9図(e)に前記第9図(a
)(b)(c)(d)で走査したときの蛍光面上でのレ
スポンスを示す。第9図(a)に示す従来の連続走査で
は、連続走査と画像表示素子の有限スポット特性によっ
て、第9図(e)の(1)に示すようにパルス応答が劣
化したレスポンスとなる。また第9図(b)に示す一次
微分信号により速度変調を行なうと、第9図(e)の(
2)に示すように特に高輝度でのパルス応答の改善され
たレスポンスとなる。また第9図(C)に示す部分的な
偏向速度の停止では、G蛍光体上での偏向速度を停止さ
せることにより、第9図(e)の(3)に示すようにレ
スポンスが向上して高輝度となると共に(りの従来走査
に比ベパルス応答を改善することができる。第9図(d
)に示す一次微分信号と偏向速度を停止させるための補
正信号が重畳されたときは、第9図(e)の(2)と(
3)の特徴が組み合わされて(4)に示すように高輝度
でかつパルス応答速度の早いレスポンスを実現すること
ができる。
第9図に示す。第9図(a)に従来の連続走査を行なう
ための水平偏向波形を、第9図(b)に本発明のパラレ
ル信号の一次微分信号が重畳された水平偏向波形を、第
9図(C)に偏向速度を停止させるための補正信号が重
畳された水平偏向波形を、第9図(d)に−次微分信号
と偏向速度を停止させるための補正信号が重畳された水
平偏向波形を示す。また第9図(e)に前記第9図(a
)(b)(c)(d)で走査したときの蛍光面上でのレ
スポンスを示す。第9図(a)に示す従来の連続走査で
は、連続走査と画像表示素子の有限スポット特性によっ
て、第9図(e)の(1)に示すようにパルス応答が劣
化したレスポンスとなる。また第9図(b)に示す一次
微分信号により速度変調を行なうと、第9図(e)の(
2)に示すように特に高輝度でのパルス応答の改善され
たレスポンスとなる。また第9図(C)に示す部分的な
偏向速度の停止では、G蛍光体上での偏向速度を停止さ
せることにより、第9図(e)の(3)に示すようにレ
スポンスが向上して高輝度となると共に(りの従来走査
に比ベパルス応答を改善することができる。第9図(d
)に示す一次微分信号と偏向速度を停止させるための補
正信号が重畳されたときは、第9図(e)の(2)と(
3)の特徴が組み合わされて(4)に示すように高輝度
でかつパルス応答速度の早いレスポンスを実現すること
ができる。
以上のことから、第9図(b)に示す偏向速度をパラレ
ル信号の一次微分信号より変調した場合は、第9図(C
)に示す偏向速度停止に比べ大幅なスポット特性の改善
が行われることがわかる。第9図(C)に示すようにG
蛍光体上の期間MIOの偏向速度を停止させるというこ
とは、第9図(e)に示す信号位置において、信号位相
がtlOからtllの間に信号位置が存在すればG蛍光
体上の期間MIOに映出されることになる。すなわち偏
向速度を停止させることにより信号に位相変動が生じた
場合においても、開口率の変化によって生じる輝度変化
を大幅に低減することができる。以上のように画像表示
領域内の各蛍光体位置のみの偏向速度を、−次微分信号
により変調することによりスポット特性の改善を、また
偏向速度を停止させることにより信号の位相変化に対し
て補正余裕を持つことができ、かつ高輝度が図れる。第
9図(f)に−次微分信号と偏向速度を停止させるため
の補正信号を重畳する場合の補正信号作成回路27のブ
ロック図を示す。パラレル信号は偏向速度を停止させる
ためののこぎり波を発生するためののこぎり波発生回路
42と、−次微分信号で変調するための輪郭信号を作成
するための輪郭補正信号作成回路43に供給され各補正
信号を作成している。
ル信号の一次微分信号より変調した場合は、第9図(C
)に示す偏向速度停止に比べ大幅なスポット特性の改善
が行われることがわかる。第9図(C)に示すようにG
蛍光体上の期間MIOの偏向速度を停止させるというこ
とは、第9図(e)に示す信号位置において、信号位相
がtlOからtllの間に信号位置が存在すればG蛍光
体上の期間MIOに映出されることになる。すなわち偏
向速度を停止させることにより信号に位相変動が生じた
場合においても、開口率の変化によって生じる輝度変化
を大幅に低減することができる。以上のように画像表示
領域内の各蛍光体位置のみの偏向速度を、−次微分信号
により変調することによりスポット特性の改善を、また
偏向速度を停止させることにより信号の位相変化に対し
て補正余裕を持つことができ、かつ高輝度が図れる。第
9図(f)に−次微分信号と偏向速度を停止させるため
の補正信号を重畳する場合の補正信号作成回路27のブ
ロック図を示す。パラレル信号は偏向速度を停止させる
ためののこぎり波を発生するためののこぎり波発生回路
42と、−次微分信号で変調するための輪郭信号を作成
するための輪郭補正信号作成回路43に供給され各補正
信号を作成している。
前記のこぎり波発生回路42と輪郭補正信号作成回路4
3からの補正信号と、水平偏向回路26からの水平偏向
信号は重畳回路28に供給されて第9図(d)に示す偏
向波形を作成され、この偏向波形は水平偏向電極に印加
される。
3からの補正信号と、水平偏向回路26からの水平偏向
信号は重畳回路28に供給されて第9図(d)に示す偏
向波形を作成され、この偏向波形は水平偏向電極に印加
される。
次に前記第9図(d)に示す偏向波形について詳細に説
明するため、第9図(g)の偏向波形図を用いる。第9
図(g)破線に従来の連続走査時のこのぎり波電圧を示
し、実線に補正信号が重畳された偏向波形を示す。まず
最初にブラックストライプ(B S)期間の波形処理に
ついて説明する。
明するため、第9図(g)の偏向波形図を用いる。第9
図(g)破線に従来の連続走査時のこのぎり波電圧を示
し、実線に補正信号が重畳された偏向波形を示す。まず
最初にブラックストライプ(B S)期間の波形処理に
ついて説明する。
各蛍光体間の過渡応答期間に相当する期間t21は、階
段波形のように急峻に変化させると各色信号位置の補正
余裕は大きくとれるが、BS期間位置に信号が位置する
ときは隣接する2つの蛍光体に入射されて色純度が低下
することになる。したがってBS期間の相当する各蛍光
体間の過渡応答期間t21では従来の連続走査波形とし
、隣接する2つの蛍光体への入射を防止している。次に
各蛍光体上期間の波形処理について説明する。各色信号
の映出が行なわれる期間t20は、前記述べてきたよう
に連続走査を行なうと輝度と信号位相の補正余裕の点で
輝度むらが発生する。したがって各蛍光体上期間t20
では偏向速度と停止させる補正波形とし、開口率の向上
と補正余裕の拡大を図っている。次に前記BG期間内の
過渡応答期間t21と各蛍光体上の期間t20間の波形
処理について説明する。この期間は連続走査t21と停
止走査t20の境界期間に相当する。また画面上での開
口率は停止期間t20によって決定されるため、この境
界期間ではを限スポット特性(ガウス分布)によりレス
ポンスが下降特性ををする期間となる。そのため有限ス
ポット特性の改善を行なうため境界期間t22、t23
ではパラレル信号を一次微分した正、負極性の補正波形
とし、スポット特性の改善を行なっている。以上述べて
きたように、BS期間内に存在する各蛍光体間の過渡応
答期間t21では従来の連続走査波形、各蛍光体と過渡
応答期間t21間の境界期間t22では正極性の一次微
分の補正波形、各蛍光体上期間t20では偏向速度を停
止させるための補正波形、各蛍光体上期間t20と過渡
応答期間t24間の境界期間t23では負極性の一次微
分の補正波形で走査され、以降その走査波形がパラレル
信号の読み出しタイミングに同期して繰り返し走査され
る。
段波形のように急峻に変化させると各色信号位置の補正
余裕は大きくとれるが、BS期間位置に信号が位置する
ときは隣接する2つの蛍光体に入射されて色純度が低下
することになる。したがってBS期間の相当する各蛍光
体間の過渡応答期間t21では従来の連続走査波形とし
、隣接する2つの蛍光体への入射を防止している。次に
各蛍光体上期間の波形処理について説明する。各色信号
の映出が行なわれる期間t20は、前記述べてきたよう
に連続走査を行なうと輝度と信号位相の補正余裕の点で
輝度むらが発生する。したがって各蛍光体上期間t20
では偏向速度と停止させる補正波形とし、開口率の向上
と補正余裕の拡大を図っている。次に前記BG期間内の
過渡応答期間t21と各蛍光体上の期間t20間の波形
処理について説明する。この期間は連続走査t21と停
止走査t20の境界期間に相当する。また画面上での開
口率は停止期間t20によって決定されるため、この境
界期間ではを限スポット特性(ガウス分布)によりレス
ポンスが下降特性ををする期間となる。そのため有限ス
ポット特性の改善を行なうため境界期間t22、t23
ではパラレル信号を一次微分した正、負極性の補正波形
とし、スポット特性の改善を行なっている。以上述べて
きたように、BS期間内に存在する各蛍光体間の過渡応
答期間t21では従来の連続走査波形、各蛍光体と過渡
応答期間t21間の境界期間t22では正極性の一次微
分の補正波形、各蛍光体上期間t20では偏向速度を停
止させるための補正波形、各蛍光体上期間t20と過渡
応答期間t24間の境界期間t23では負極性の一次微
分の補正波形で走査され、以降その走査波形がパラレル
信号の読み出しタイミングに同期して繰り返し走査され
る。
次に前記走査速度変調による輪郭補正の効果について詳
細に説明するため第10図の特性図を用いる。前記(3
)式よりビーム電流すなわち輝度に比例して鮮鋭度向上
効果が大きくなることが証明できたが、第10図に実際
の走査速度変調の有無によりビーム電流対レスポンス特
性を示す。第10図(b)に示す走査速度変調なし時の
レスポンスは、一定値になるはずであるが高輝度域での
ブルーミング現象により、高輝度でのスポット径が拡大
してレスポンスが低下する。しかしながら第10図(a
)に示す走査速度変調動作時のレスポンスは、高輝度は
どレスポンスが向上する結果が得られる。このことは走
査速度変調による輪郭補正を行うことにより大幅なスポ
ット径の改善が行われたことになり、隣接する蛍光体へ
の入射がなく、またG蛍光体での開口率が高いため分割
むらが生じない。
細に説明するため第10図の特性図を用いる。前記(3
)式よりビーム電流すなわち輝度に比例して鮮鋭度向上
効果が大きくなることが証明できたが、第10図に実際
の走査速度変調の有無によりビーム電流対レスポンス特
性を示す。第10図(b)に示す走査速度変調なし時の
レスポンスは、一定値になるはずであるが高輝度域での
ブルーミング現象により、高輝度でのスポット径が拡大
してレスポンスが低下する。しかしながら第10図(a
)に示す走査速度変調動作時のレスポンスは、高輝度は
どレスポンスが向上する結果が得られる。このことは走
査速度変調による輪郭補正を行うことにより大幅なスポ
ット径の改善が行われたことになり、隣接する蛍光体へ
の入射がなく、またG蛍光体での開口率が高いため分割
むらが生じない。
以上のように、画像表示領域全体を走査するための連続
的な偏向を行い、その領域内の各蛍光体位置のみの偏向
速度をパラレル信号の−次微分信号で変調するように走
査速度変調を行なうことにより、特に大幅な水平方向の
スポット特性の劣化を低減させて、鮮明で色純度がよく
分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる。また
各蛍光体位置のみの偏向速度を停止させることにより、
高輝度で輝度むら補正余裕を持つことができる。
的な偏向を行い、その領域内の各蛍光体位置のみの偏向
速度をパラレル信号の−次微分信号で変調するように走
査速度変調を行なうことにより、特に大幅な水平方向の
スポット特性の劣化を低減させて、鮮明で色純度がよく
分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる。また
各蛍光体位置のみの偏向速度を停止させることにより、
高輝度で輝度むら補正余裕を持つことができる。
第11図〜第15図は、本発明の第3の実施例における
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、水平偏向電極3の電極容量が大きく高周波での走査速
度変調が困難であるため、画像表示領域内の各蛍光体位
置のみの偏向速度を補助偏向電極34を用いて行うよう
にした点である。なお、第11図において第1の実施例
と同様の動作を行なうものは同じ番号で示し説明は省略
する。
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、水平偏向電極3の電極容量が大きく高周波での走査速
度変調が困難であるため、画像表示領域内の各蛍光体位
置のみの偏向速度を補助偏向電極34を用いて行うよう
にした点である。なお、第11図において第1の実施例
と同様の動作を行なうものは同じ番号で示し説明は省略
する。
本実施例の画像表示装置を詳細に説明するため第12図
の波形図と第13図の水平偏向回路26の構成図を用い
る。現行方式のテレビジョン信号(NTSC信号)で画
像表示素子のバンドブロックを25トリオとして考えた
場合、画像表示領域内の各蛍光体位置のみの偏向速度を
停止させる場合の偏向波形の基本周波数は15.75k
HzX25X3=IMHzとなる。また前記蛍光体位置
のみの偏向速度をパラレル信号の一次微分信号より変調
した場合の偏向波形の基本周波数はスポット径の相当す
る周波数的5MHz程度となる。第13図(a)に水平
偏向出力の基本回路を、第13図(b)にその等価回路
を示すように、一般に負荷容量数千pFのコンデンサ負
荷の充放電回路で構成されており、第12図に示すよう
な高周波の変調波形を重畳するには、周波数特性と消費
電力点で不可能である。したがって、画像表示素子の偏
向手段で負荷容量が少なく、かつ偏向感度の高いグリッ
ド6と水平偏向電極3の間に高周波の変調波形を印加す
る補助偏向電極34を新たに設けて走査速度の変調を行
っている。この時従来ののこぎり波電圧による連続走査
は水平偏向電極3で行っている。
の波形図と第13図の水平偏向回路26の構成図を用い
る。現行方式のテレビジョン信号(NTSC信号)で画
像表示素子のバンドブロックを25トリオとして考えた
場合、画像表示領域内の各蛍光体位置のみの偏向速度を
停止させる場合の偏向波形の基本周波数は15.75k
HzX25X3=IMHzとなる。また前記蛍光体位置
のみの偏向速度をパラレル信号の一次微分信号より変調
した場合の偏向波形の基本周波数はスポット径の相当す
る周波数的5MHz程度となる。第13図(a)に水平
偏向出力の基本回路を、第13図(b)にその等価回路
を示すように、一般に負荷容量数千pFのコンデンサ負
荷の充放電回路で構成されており、第12図に示すよう
な高周波の変調波形を重畳するには、周波数特性と消費
電力点で不可能である。したがって、画像表示素子の偏
向手段で負荷容量が少なく、かつ偏向感度の高いグリッ
ド6と水平偏向電極3の間に高周波の変調波形を印加す
る補助偏向電極34を新たに設けて走査速度の変調を行
っている。この時従来ののこぎり波電圧による連続走査
は水平偏向電極3で行っている。
次に、非連続走査の動作を詳細に説明するため、第14
図の構成図と第15図の波形図を用いる。
図の構成図と第15図の波形図を用いる。
41はパラレル信号のパルス幅や位相等の波形整形を行
う波形整形回路、43は波形整形回路41からの信号よ
り一次微分の補正信号を作成する輪郭補正信号作成回路
、42は波形整形回路41からの信号より色蛍光体周期
でののこぎり波を発生するのこぎり波発生回路、44は
前記のこぎり波発生回路42と輪郭補正信号作成回路4
3からの補正波形を加算する加算回路、45.4B、4
7は増幅回路23からのパラレル信号を印加するための
線状カソードで各バンド毎に設けられている。
う波形整形回路、43は波形整形回路41からの信号よ
り一次微分の補正信号を作成する輪郭補正信号作成回路
、42は波形整形回路41からの信号より色蛍光体周期
でののこぎり波を発生するのこぎり波発生回路、44は
前記のこぎり波発生回路42と輪郭補正信号作成回路4
3からの補正波形を加算する加算回路、45.4B、4
7は増幅回路23からのパラレル信号を印加するための
線状カソードで各バンド毎に設けられている。
48.49.50は加算回路44からの変調用補正電圧
を印加する各バンド毎の補助偏向電極である。シリアル
−パラレル変換回路30からの第15図(b)に示す蛍
光面上の位置に対応した各色の映像信号の時間軸変換と
各色信号の並び替えが行なわれ第15図(a)に示す複
数のパラレル信号は、増幅回路23と波形整形回路41
に供給される。増幅回路23で増幅された信号は各バン
ドブロック毎の線状カソード45.4B、47に印加さ
れる。波形整形回路41ではシリアル−パラレル変換回
路30からのパラレル信号のパルス幅、位相(タイミン
グ調整)等の波形整形を行って、のこぎり波発生回路4
2と輪郭補正信号作成回路43に供給される。輪郭補正
信号作成回路43では第15図(C)に示す一次微分処
理を行って補正信号を作成している。またのこぎり波発
生回路32では第15図(d)に示すのこぎり波信号を
発生している。輪郭補正信号作成回路43からの第15
図(C)に示す一次微分信号と、のこぎり波発生回路4
2からの第15図(d)に示すのこぎり波信号は、加算
回路44に供給されて加算を行い、第15図(e)に示
すように各色蛍光体位置に対応した補正信号となる。こ
の加算回路44からの補正信号は各バンド毎の補助偏向
電極48.49.50に印加される。入力端子25には
水平同期信号が入力され、この同期信号は水平偏向回路
26で第15図(f)に示す水平偏向波形を発生して水
平偏向電極3に印加される。第15図(h)に蛍光面上
でのレスポンスを示すが、第15図(h)に示す従来の
走査方式の場合を破線に示すように、隣接する蛍光体へ
入射して色純度が低下すると共に、各蛍光体での開口率
が低いため分割むらが生じていた。しかしながら第15
図(g)に示す各色蛍光体の位置に対応する時点での走
査速度を変調を行うことにより、第15図(h)実線に
示すように大幅なスポット径の改善や開口率の向上を図
って分割むらの低減が可能である。また高周波の変調信
号は補助偏向電極34で行っているため、低電力で安定
な走査速度変調が可能である。
を印加する各バンド毎の補助偏向電極である。シリアル
−パラレル変換回路30からの第15図(b)に示す蛍
光面上の位置に対応した各色の映像信号の時間軸変換と
各色信号の並び替えが行なわれ第15図(a)に示す複
数のパラレル信号は、増幅回路23と波形整形回路41
に供給される。増幅回路23で増幅された信号は各バン
ドブロック毎の線状カソード45.4B、47に印加さ
れる。波形整形回路41ではシリアル−パラレル変換回
路30からのパラレル信号のパルス幅、位相(タイミン
グ調整)等の波形整形を行って、のこぎり波発生回路4
2と輪郭補正信号作成回路43に供給される。輪郭補正
信号作成回路43では第15図(C)に示す一次微分処
理を行って補正信号を作成している。またのこぎり波発
生回路32では第15図(d)に示すのこぎり波信号を
発生している。輪郭補正信号作成回路43からの第15
図(C)に示す一次微分信号と、のこぎり波発生回路4
2からの第15図(d)に示すのこぎり波信号は、加算
回路44に供給されて加算を行い、第15図(e)に示
すように各色蛍光体位置に対応した補正信号となる。こ
の加算回路44からの補正信号は各バンド毎の補助偏向
電極48.49.50に印加される。入力端子25には
水平同期信号が入力され、この同期信号は水平偏向回路
26で第15図(f)に示す水平偏向波形を発生して水
平偏向電極3に印加される。第15図(h)に蛍光面上
でのレスポンスを示すが、第15図(h)に示す従来の
走査方式の場合を破線に示すように、隣接する蛍光体へ
入射して色純度が低下すると共に、各蛍光体での開口率
が低いため分割むらが生じていた。しかしながら第15
図(g)に示す各色蛍光体の位置に対応する時点での走
査速度を変調を行うことにより、第15図(h)実線に
示すように大幅なスポット径の改善や開口率の向上を図
って分割むらの低減が可能である。また高周波の変調信
号は補助偏向電極34で行っているため、低電力で安定
な走査速度変調が可能である。
以上のように、画像表示領域全体を走査するための連続
的な偏向を行うための水平偏向電極3と、各バンド毎の
各蛍光体位置のみの偏向速度を変調するための補助偏向
電極34を設けて走査速度変調を行なうことにより、低
電力で安定な走査速度変調が可能であり、鮮明で色純度
がよく分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる
。
的な偏向を行うための水平偏向電極3と、各バンド毎の
各蛍光体位置のみの偏向速度を変調するための補助偏向
電極34を設けて走査速度変調を行なうことにより、低
電力で安定な走査速度変調が可能であり、鮮明で色純度
がよく分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる
。
第16図〜第19図は、本発明の第4の実施例における
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、インデックス領域エフでの信号位相検出ではリニアな
検出精度が要求されるため、画像スクリーン1の有効画
面内のみに補助偏向電極51を設け、それ以外のインデ
ックス領域には補助偏向電極を設けず色むら補正回路6
4によって色むら補正を行うようにした点である。
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、インデックス領域エフでの信号位相検出ではリニアな
検出精度が要求されるため、画像スクリーン1の有効画
面内のみに補助偏向電極51を設け、それ以外のインデ
ックス領域には補助偏向電極を設けず色むら補正回路6
4によって色むら補正を行うようにした点である。
第16図において、3は有効画面領域の表示画面16と
インデックス領域17の全画面の電子ビームを水平方向
に偏向する水平偏向電極でバンドブロックと同数の対を
持つ。51は全画面の有効画面内の表示領域16のみに
各色蛍光体位置での走査速度変調を行うための補助偏向
電極である。
インデックス領域17の全画面の電子ビームを水平方向
に偏向する水平偏向電極でバンドブロックと同数の対を
持つ。51は全画面の有効画面内の表示領域16のみに
各色蛍光体位置での走査速度変調を行うための補助偏向
電極である。
なお、第16図において第1の実施例と同様の動作を行
なうものは同じ番号で示し説明は省略する。
なうものは同じ番号で示し説明は省略する。
本実施例の画像表示装置を詳細に説明するため第17図
の波形図を用いる。第16図に示す有効画面領域の表示
画面16とインデックス領域17には全画面の電子ビー
ムを水平方向に偏向する、バンドブロックと同数の対を
持つ水平偏向電極3が接続されており、この水平偏向電
極3には第17図(a)に示す水平走査周期ののこぎり
波電圧が印加され、全画面内の連続的な走査を行ってい
る。また各色蛍光体位置での走査速度変調を行う補助偏
向電極51は有効画面内の表示領域16のみに接続され
ており、この補助偏向電極51には各色蛍光体位置での
走査速度変調を行うための補正電圧が印加される。この
ときの総合的な走査波形しては第17図(b)に示すよ
うに、第17図(a)の水平走査用のこぎり波電圧と補
正電圧が重畳された偏向波形となる。
の波形図を用いる。第16図に示す有効画面領域の表示
画面16とインデックス領域17には全画面の電子ビー
ムを水平方向に偏向する、バンドブロックと同数の対を
持つ水平偏向電極3が接続されており、この水平偏向電
極3には第17図(a)に示す水平走査周期ののこぎり
波電圧が印加され、全画面内の連続的な走査を行ってい
る。また各色蛍光体位置での走査速度変調を行う補助偏
向電極51は有効画面内の表示領域16のみに接続され
ており、この補助偏向電極51には各色蛍光体位置での
走査速度変調を行うための補正電圧が印加される。この
ときの総合的な走査波形しては第17図(b)に示すよ
うに、第17図(a)の水平走査用のこぎり波電圧と補
正電圧が重畳された偏向波形となる。
次に本実施例のパネル構成において色むら補正を行う場
合について説明するため、第18図の構成図と第19図
の波形図を用いる。第18図において第1の実施例と同
様の動作を行なうものは同じ番号で示す。インデックス
領域17のインデックス蛍光体2の発光は光電変換素子
18で第19図(a)に示す電気信号に変換され、帯域
通過フィルタ(BPF)24イでインデックス周波数近
傍の信号のみを抽出して第19図(b)に示すインデッ
クス信号が得られる。このインデックス信号は位相差計
測回路20に供給され、第19図(C)に示すようにイ
ンデックス信号のピーク位置を検出するピーク位置検出
や、従来例の第34図に示したようにインデックス蛍光
体25は色蛍光体28の1トリプレツトのピッチの2/
3倍のピッチで塗布されているため分周器により2/3
分周して、第19図(d)に示すようにB位置付号の繰
返し周波数と一致させて位相計測を行っている。
合について説明するため、第18図の構成図と第19図
の波形図を用いる。第18図において第1の実施例と同
様の動作を行なうものは同じ番号で示す。インデックス
領域17のインデックス蛍光体2の発光は光電変換素子
18で第19図(a)に示す電気信号に変換され、帯域
通過フィルタ(BPF)24イでインデックス周波数近
傍の信号のみを抽出して第19図(b)に示すインデッ
クス信号が得られる。このインデックス信号は位相差計
測回路20に供給され、第19図(C)に示すようにイ
ンデックス信号のピーク位置を検出するピーク位置検出
や、従来例の第34図に示したようにインデックス蛍光
体25は色蛍光体28の1トリプレツトのピッチの2/
3倍のピッチで塗布されているため分周器により2/3
分周して、第19図(d)に示すようにB位置付号の繰
返し周波数と一致させて位相計測を行っている。
一方、B蛍光体の発光は光電変換素子19で第19図(
e)に示す電気信号に変換され、インデックス信号と同
様の方法で帯域通過フィルタ240でインデックス周波
数近傍の信号のみを抽出して第19図(f)に示すB位
置付号が得られる。
e)に示す電気信号に変換され、インデックス信号と同
様の方法で帯域通過フィルタ240でインデックス周波
数近傍の信号のみを抽出して第19図(f)に示すB位
置付号が得られる。
このB位置付号は位相計測回路20に供給され、第19
図(g)に示すようにB位置付号のピーク位置を検出し
てそれぞれインデックス信号とB位置付号の位相差を検
出し、第19図(g)に示す位相差tlからt5がメモ
リ21に記憶される。位相差の検出は水平同期信号(H
D)に同期したクロックパルスをインデックス信号パル
スで検出開始し、B位置信号パルスで検出終了させる方
法で行なうことができる。また画面位相シフトや振幅変
化等の画面変動に対して自動的に対応させるため、前記
インデックス領域17からのインデックス信号を常に検
出し、この信号に同期してシリアル−パラレル変換回路
30からのパラレル信号の読み出しを行っている。した
がって電子ビームが入射している色蛍光体2と対応した
各色の映像信号が線状カソード5に印加されて、忠実な
カラー画像表示を行なわれる。すなわち画面変動の検出
するためのインデックス領域17の偏向波形としては、
第17図(a)に示すように連続的の走査波形が印加さ
れるように水平偏向電極3のみに接続されている。また
有効画面内の表示領域16の偏向波形は、前記に述べた
ように第17図(b)に示すような走査波形が印加され
るように水平偏向電極3と各バンド毎の補助偏向電極6
1.62.63が接続されている。
図(g)に示すようにB位置付号のピーク位置を検出し
てそれぞれインデックス信号とB位置付号の位相差を検
出し、第19図(g)に示す位相差tlからt5がメモ
リ21に記憶される。位相差の検出は水平同期信号(H
D)に同期したクロックパルスをインデックス信号パル
スで検出開始し、B位置信号パルスで検出終了させる方
法で行なうことができる。また画面位相シフトや振幅変
化等の画面変動に対して自動的に対応させるため、前記
インデックス領域17からのインデックス信号を常に検
出し、この信号に同期してシリアル−パラレル変換回路
30からのパラレル信号の読み出しを行っている。した
がって電子ビームが入射している色蛍光体2と対応した
各色の映像信号が線状カソード5に印加されて、忠実な
カラー画像表示を行なわれる。すなわち画面変動の検出
するためのインデックス領域17の偏向波形としては、
第17図(a)に示すように連続的の走査波形が印加さ
れるように水平偏向電極3のみに接続されている。また
有効画面内の表示領域16の偏向波形は、前記に述べた
ように第17図(b)に示すような走査波形が印加され
るように水平偏向電極3と各バンド毎の補助偏向電極6
1.62.63が接続されている。
次に色むら補正の調整方法について説明するため、第1
9図(h)の動作図を用いる。初期調整としでは、各バ
ンドの水平方向25トリオと垂直方向480ラインの位
置データを表示領域16からのB位置信号と、インデッ
クス領域17からのインデックス信号の位相差を位相計
測回路20で計測し、その位相差をメモリ21に記憶す
るため、表示領域16に接続されている補助偏向電極6
1.62.63に印加される変調波形の入力を停止して
いる。その後補助偏向電極61.62.63に変調波形
を入力することにより、大幅なスポット特性の改善と各
色蛍光体2の開口率の向上により高輝度で分割むらのな
い画像表示が実現できる。
9図(h)の動作図を用いる。初期調整としでは、各バ
ンドの水平方向25トリオと垂直方向480ラインの位
置データを表示領域16からのB位置信号と、インデッ
クス領域17からのインデックス信号の位相差を位相計
測回路20で計測し、その位相差をメモリ21に記憶す
るため、表示領域16に接続されている補助偏向電極6
1.62.63に印加される変調波形の入力を停止して
いる。その後補助偏向電極61.62.63に変調波形
を入力することにより、大幅なスポット特性の改善と各
色蛍光体2の開口率の向上により高輝度で分割むらのな
い画像表示が実現できる。
すなわち色むら補正信号を作成するための初期調整時で
は、精度よく検出するために連続走査波形のみで検出を
行い、その後画像映出時は表示領域16内のみに変調波
形を入力している。またその後の画面変動に対しては、
インデックス領域17からのインデックス信号の変化に
対応してメモリ、21からのデータの読み出しが行われ
、自動的に補正されるシステム構成となっている。
は、精度よく検出するために連続走査波形のみで検出を
行い、その後画像映出時は表示領域16内のみに変調波
形を入力している。またその後の画面変動に対しては、
インデックス領域17からのインデックス信号の変化に
対応してメモリ、21からのデータの読み出しが行われ
、自動的に補正されるシステム構成となっている。
以上のように、画像スクリーンの有効画面内のみに補助
偏向電極51を設け、それ以外の有効画面外のインデッ
クス領域17には補助偏向電極を設けないパネル構成に
して色むら補正を行なうことにより、安定で高精度の色
むら補正ができると共に、各バンド毎の各蛍光体位置の
みの偏向速度を変調するための補助偏向電極81.82
.83を設けて走査速度変調を行なうことにより、高輝
度で分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる。
偏向電極51を設け、それ以外の有効画面外のインデッ
クス領域17には補助偏向電極を設けないパネル構成に
して色むら補正を行なうことにより、安定で高精度の色
むら補正ができると共に、各バンド毎の各蛍光体位置の
みの偏向速度を変調するための補助偏向電極81.82
.83を設けて走査速度変調を行なうことにより、高輝
度で分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる。
また画像表示素子のパネル構成において、表示領域16
のみに補助偏向電極51を設けるだけで容易に実現でき
る。
のみに補助偏向電極51を設けるだけで容易に実現でき
る。
第20図〜第25図は、本発明の第5の実施例における
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、開口率の高い信号作成と色むら低減を図るため、表示
領域の同一走査ラインを交互にn回走査させて、色むら
低減を図るようにした点である。
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、開口率の高い信号作成と色むら低減を図るため、表示
領域の同一走査ラインを交互にn回走査させて、色むら
低減を図るようにした点である。
第20図において、71は垂直走査電極7の駆動パルス
を発生する垂直走査回路、72は入力端子25からの水
平同期信号の2倍の周波数を有する同期信号を発生する
てい倍回路、73は前記てい倍回路72からの信号に同
期した三角波を発生する三角波発生回路、74は入力映
像信号の1水平走査期間の172期間に2倍の速度で、
かつ各走査方向に対応して読み出される時間軸圧縮型シ
リアル−パラレル変換回路である。なお、第20図にお
いて第1の実施例と同様の動作を行なうものは同じ番号
で示し説明は省略する。
を発生する垂直走査回路、72は入力端子25からの水
平同期信号の2倍の周波数を有する同期信号を発生する
てい倍回路、73は前記てい倍回路72からの信号に同
期した三角波を発生する三角波発生回路、74は入力映
像信号の1水平走査期間の172期間に2倍の速度で、
かつ各走査方向に対応して読み出される時間軸圧縮型シ
リアル−パラレル変換回路である。なお、第20図にお
いて第1の実施例と同様の動作を行なうものは同じ番号
で示し説明は省略する。
本実施例の画像表示装置を詳細に説明するため第21図
の波形図と第22図の動作図を用いる。
の波形図と第22図の動作図を用いる。
入力端子25には第21図(a)に示す水平同期信号が
入力され、この信号はてい倍回路72に供給されて第2
1図(b)に示す2倍の周波数の同期信号を作成してい
る。てい倍回路72からの信号は三角波発生回路73に
供給されて第21図(C)に示す三角波を発生し、水平
偏向電極3に印加される。したがって偏向動作としては
、第22図に示すように同一走査ラインを交互に2回走
査している。また入力端子25からの同期信号は垂直走
査回路71に供給され、第21図(f) (g)に示
す入力の1水平走査期間周期の各走査ラインに対応した
複数のパルス信号が、垂直走査電極7に印加される。入
力端子15.1θ、17からの各色の映像信号は、シリ
アル−パラレル変換回路74に供給され従来は第21図
(d)に示す各色の映像信号の時間軸変換と各色信号の
並び替えが行なわれ複数のパラレル信号が出力されるが
、本実施例では第21図(e)に示すように入力映像信
号の1水平走査期間の1/2期間に2倍の速度で、かつ
各走査方向に対応して読み出されたパラレル信号となる
。このパラレル信号は増幅回路23を通して線状カソー
ド5に印加される。この時の画像スクリーン1上に映出
される走査方向と信号配列の拡大図を第22図に示す。
入力され、この信号はてい倍回路72に供給されて第2
1図(b)に示す2倍の周波数の同期信号を作成してい
る。てい倍回路72からの信号は三角波発生回路73に
供給されて第21図(C)に示す三角波を発生し、水平
偏向電極3に印加される。したがって偏向動作としては
、第22図に示すように同一走査ラインを交互に2回走
査している。また入力端子25からの同期信号は垂直走
査回路71に供給され、第21図(f) (g)に示
す入力の1水平走査期間周期の各走査ラインに対応した
複数のパルス信号が、垂直走査電極7に印加される。入
力端子15.1θ、17からの各色の映像信号は、シリ
アル−パラレル変換回路74に供給され従来は第21図
(d)に示す各色の映像信号の時間軸変換と各色信号の
並び替えが行なわれ複数のパラレル信号が出力されるが
、本実施例では第21図(e)に示すように入力映像信
号の1水平走査期間の1/2期間に2倍の速度で、かつ
各走査方向に対応して読み出されたパラレル信号となる
。このパラレル信号は増幅回路23を通して線状カソー
ド5に印加される。この時の画像スクリーン1上に映出
される走査方向と信号配列の拡大図を第22図に示す。
第22図実線に示す第1番目の走査ラインでは信号源8
1で順方向から逆方向に走査され、破線に示す第2番目
の走査ラインでは信号S2で前記と同様に順方向から逆
方向に走査された信号配列となっている。すなわち同一
信号源で同一走査ラインを交互に2回走査している。
1で順方向から逆方向に走査され、破線に示す第2番目
の走査ラインでは信号S2で前記と同様に順方向から逆
方向に走査された信号配列となっている。すなわち同一
信号源で同一走査ラインを交互に2回走査している。
次にこの走査方式による色むら改善効果について詳細に
説明するため第23図の特性図と第24図の色度図を用
いる。従来の単一方向のみの走査方式に場合、第23図
(a)の蛍光面上でのスポット径が右側にシフトすると
、第24図に示す色度図でG(緑)色がB(青)色の黒
矢印方向に変化し、また第23図(a)の蛍光面上での
スポット径が左側にシフトすると、第24図に示す色度
図でG(緑)色がR(赤)色の黒矢印方向に変化して、
ブロック内の色相が同一方向に変化するため分割むらが
生じやすい。本実施例では第22図に示したように同一
走査ラインを交互に走査して、蛍光面上でのレスポンス
は第23図に示すように、同一走査ラインの第1番目の
順走査方向では実線、第2番目の逆走査方向では破線と
なる。このとき画像表示素子に画面振幅や位相変動が生
じて、第23図(b)に示すように、信号位置が進む方
向にシフトした場合G蛍光体上に位置した信号は、順走
査時では左側、逆走査時では右側にシフトする。すなわ
ち従来の単一走査方式では第24図の黒矢印にように色
相が変化するが、交互走査では白矢印のように2方向の
黒矢印が平均された方向にシフトすることになる。この
ことは同一走査ラインの色相変化を交互走査を行なうこ
とにより、信号位相の変化による色相変化を平均化させ
て色むらを低減させている。また走査ライン毎に交互走
査を行なう場合に比べ、同一走査ライン内での色相変化
の平均化を行なっているためその低減効果が非常に大き
くなる。
説明するため第23図の特性図と第24図の色度図を用
いる。従来の単一方向のみの走査方式に場合、第23図
(a)の蛍光面上でのスポット径が右側にシフトすると
、第24図に示す色度図でG(緑)色がB(青)色の黒
矢印方向に変化し、また第23図(a)の蛍光面上での
スポット径が左側にシフトすると、第24図に示す色度
図でG(緑)色がR(赤)色の黒矢印方向に変化して、
ブロック内の色相が同一方向に変化するため分割むらが
生じやすい。本実施例では第22図に示したように同一
走査ラインを交互に走査して、蛍光面上でのレスポンス
は第23図に示すように、同一走査ラインの第1番目の
順走査方向では実線、第2番目の逆走査方向では破線と
なる。このとき画像表示素子に画面振幅や位相変動が生
じて、第23図(b)に示すように、信号位置が進む方
向にシフトした場合G蛍光体上に位置した信号は、順走
査時では左側、逆走査時では右側にシフトする。すなわ
ち従来の単一走査方式では第24図の黒矢印にように色
相が変化するが、交互走査では白矢印のように2方向の
黒矢印が平均された方向にシフトすることになる。この
ことは同一走査ラインの色相変化を交互走査を行なうこ
とにより、信号位相の変化による色相変化を平均化させ
て色むらを低減させている。また走査ライン毎に交互走
査を行なう場合に比べ、同一走査ライン内での色相変化
の平均化を行なっているためその低減効果が非常に大き
くなる。
次に同一走査ラインを2度走査する動作について詳細に
説明するため第25図の特性図を用いる。
説明するため第25図の特性図を用いる。
まず最初に第23図(a)に示すように同一位置に2度
走査して信号を印加することにより約1.2倍の輝度向
上が図れる。このとき各蛍光体2での信号位相による輝
度むらを少なくするためには、各蛍光体に入射される信
号レスポンスを100%に近づかせる必要がある。第2
5図(a)に示すようにG蛍光体での斜線信号の開口率
が低いほど、信号位相の変化に対して輝度変化が大きく
なる。
走査して信号を印加することにより約1.2倍の輝度向
上が図れる。このとき各蛍光体2での信号位相による輝
度むらを少なくするためには、各蛍光体に入射される信
号レスポンスを100%に近づかせる必要がある。第2
5図(a)に示すようにG蛍光体での斜線信号の開口率
が低いほど、信号位相の変化に対して輝度変化が大きく
なる。
本実施例では第25図(b)に示すように、実線の順走
査方向の信号(+)と逆走査方向の信号(2)を同一走
査ライン上に印加し、破線に示す信号(りと(2)の加
算信号(3)が得られ、この信号を各蛍光体に入射させ
ることにより開口率の高い信号が印加できる。信号レス
ポンス(3)において、両端部の下降特性はスポット径
により決定され中心部の平坦特性は両信号の加算により
決定される。このときの輝度むらの要因は、中心部の平
坦特性と両端部の下降特性を比較した場合、両端部での
下降特性による要因が大きくなる。したがって異なる信
号源(1)と(2)の加算によって信号(3)を作成す
ることにより、平坦特性と下降特性の設定がが容易にで
きるため開口率を向上させることが可能となる。
査方向の信号(+)と逆走査方向の信号(2)を同一走
査ライン上に印加し、破線に示す信号(りと(2)の加
算信号(3)が得られ、この信号を各蛍光体に入射させ
ることにより開口率の高い信号が印加できる。信号レス
ポンス(3)において、両端部の下降特性はスポット径
により決定され中心部の平坦特性は両信号の加算により
決定される。このときの輝度むらの要因は、中心部の平
坦特性と両端部の下降特性を比較した場合、両端部での
下降特性による要因が大きくなる。したがって異なる信
号源(1)と(2)の加算によって信号(3)を作成す
ることにより、平坦特性と下降特性の設定がが容易にで
きるため開口率を向上させることが可能となる。
第25図(C)に非対称スポット径を構成したときの特
性図を示すように、実線の順走査方向の立ち上がりの急
峻な信号(1)と逆走査方向の立ち上がりの急峻な信号
(2)を同一走査ライン上に印加し、破線に示す信号(
!)と(2)の加算信号(3)が得られる。
性図を示すように、実線の順走査方向の立ち上がりの急
峻な信号(1)と逆走査方向の立ち上がりの急峻な信号
(2)を同一走査ライン上に印加し、破線に示す信号(
!)と(2)の加算信号(3)が得られる。
信号レスポンス(3)では両端部の下降特性が急峻でか
つ、中心部の平坦特性が広いすなわち開口率の高い信号
が実現できる。したがって信号位相の変化に対しても、
色むら輝度むら等の分割むらが生じにくい信号が容易に
実現できる。
つ、中心部の平坦特性が広いすなわち開口率の高い信号
が実現できる。したがって信号位相の変化に対しても、
色むら輝度むら等の分割むらが生じにくい信号が容易に
実現できる。
以上のように本実施例によれば、表示領域の同一走査ラ
インを交互にn回走査させて、このn回走査の信号源に
より両端部の下降特性と中心部の平坦特性に任意に設定
して開口率の高い信号が容易に実現できるため、高輝度
で分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる。ま
た交互走査を行なうことにより、信号位相の変化による
色相変化を平均化させて色むら低減を図ることができる
。
インを交互にn回走査させて、このn回走査の信号源に
より両端部の下降特性と中心部の平坦特性に任意に設定
して開口率の高い信号が容易に実現できるため、高輝度
で分割むらの生じない忠実な画像表示が行なわれる。ま
た交互走査を行なうことにより、信号位相の変化による
色相変化を平均化させて色むら低減を図ることができる
。
第26図〜第30図は、本発明の第6の実施例における
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、安定な分割画像の表示と駆動系の帯域幅を低減を図っ
て高精度の補正を実現するため、表示領域の各色の蛍光
体を各走査ライン毎の垂直方向に配列して表示させるよ
うにした点である。
画像表示装置を示している。第1の実施例と異なるのは
、安定な分割画像の表示と駆動系の帯域幅を低減を図っ
て高精度の補正を実現するため、表示領域の各色の蛍光
体を各走査ライン毎の垂直方向に配列して表示させるよ
うにした点である。
第26図において、81.82.83は画像表示を行な
うR蛍光体、G蛍光体、B蛍光体、84.85.88は
各走査ラインを選択するための垂直走査電極、89は入
力端子25からの水平同期信号の3倍の周波数を有する
同期信号を発生するてい倍回路、88は前記てい倍回路
89からの信号より垂直方向の補正信号を作成する垂直
補正信号作成回路、87は前記垂直補正信号作成回路8
8からの補正信号を印加する補助走査電極、90は入力
の各色の映像信号の1水平走査期間の1/3期間に3倍
の速度で、かつ各走査方向に対応して読み出される時間
軸圧縮型シリアル−パラレル変換回路である。なお、第
26図において第1の実施例と同様の動作を行なうもの
は同じ番号で示し説明は省略する。
うR蛍光体、G蛍光体、B蛍光体、84.85.88は
各走査ラインを選択するための垂直走査電極、89は入
力端子25からの水平同期信号の3倍の周波数を有する
同期信号を発生するてい倍回路、88は前記てい倍回路
89からの信号より垂直方向の補正信号を作成する垂直
補正信号作成回路、87は前記垂直補正信号作成回路8
8からの補正信号を印加する補助走査電極、90は入力
の各色の映像信号の1水平走査期間の1/3期間に3倍
の速度で、かつ各走査方向に対応して読み出される時間
軸圧縮型シリアル−パラレル変換回路である。なお、第
26図において第1の実施例と同様の動作を行なうもの
は同じ番号で示し説明は省略する。
本実施例の画像表示装置を詳細に説明するため第27図
の波形図と第28図の動作図を用いる。
の波形図と第28図の動作図を用いる。
入力端子25には第27図(a)に示す水平同期信号が
入力され、この信号はてい倍回路72に供給されて第2
7図(b)に示す3倍の周波数の同期信号を作成してい
る。てい倍回路72からの信号は水平偏向回路26に供
給されて第27図(C)に示すのこぎり波を発生し、水
平偏向電極3に印加される。したがって偏向動作として
は、第28図に示すように同一走査ライン内を垂直方向
に配列された各色の蛍光体81.82.83に、RGB
の各色の映像信号が順次走査される。また入力端子25
からの同期信号は垂直走査回路71に供給され、第27
図(h)(i)に示す入力の1水平走査期間周期の各走
査ラインに対応した複数のパルス信号が、垂直走査電極
84.85.86に印加される。入力端子15.18.
17からの各色の映像信号は、シリアル−パラレル変換
回路74に供給される。従来は第27図(d)(e)(
f)に示す各バンドに対応した各色の映像信号SR,S
G、 SHの並び替えが行なわれ複数のパラレル信号
が出力されるが、本実施例では第27図(g)に示すよ
うに入力映像信号の1水平走査期間の1/3期間に3倍
の速度で、RGBの信号が順次読み出されたパラレル信
号となる。このパラレル信号は増幅回路23を通して線
状カソード5に印加される。この時の画像スクリーン1
上に映出される信号配列の拡大図を第28図に示すよう
に、垂直走査方向の制御を行なわないと例えば第27図
(g)に示す信号が同一蛍光体面上に映出されるが、垂
直補正信号作成回路88で各走査ライン毎に走査位置を
制御する第27図(j)に示す補正信号を作成して補助
走査電極87に印加することにより、第27図(g)に
示す信号SRはR蛍光体81に、信号SCはG蛍光体8
2に、信号SRはB蛍光体83に映出される。すなわち
同一走査ラインの垂直方向に配列された各色の蛍光体8
1.82.83上に各色の映像信号で走査していること
になる。
入力され、この信号はてい倍回路72に供給されて第2
7図(b)に示す3倍の周波数の同期信号を作成してい
る。てい倍回路72からの信号は水平偏向回路26に供
給されて第27図(C)に示すのこぎり波を発生し、水
平偏向電極3に印加される。したがって偏向動作として
は、第28図に示すように同一走査ライン内を垂直方向
に配列された各色の蛍光体81.82.83に、RGB
の各色の映像信号が順次走査される。また入力端子25
からの同期信号は垂直走査回路71に供給され、第27
図(h)(i)に示す入力の1水平走査期間周期の各走
査ラインに対応した複数のパルス信号が、垂直走査電極
84.85.86に印加される。入力端子15.18.
17からの各色の映像信号は、シリアル−パラレル変換
回路74に供給される。従来は第27図(d)(e)(
f)に示す各バンドに対応した各色の映像信号SR,S
G、 SHの並び替えが行なわれ複数のパラレル信号
が出力されるが、本実施例では第27図(g)に示すよ
うに入力映像信号の1水平走査期間の1/3期間に3倍
の速度で、RGBの信号が順次読み出されたパラレル信
号となる。このパラレル信号は増幅回路23を通して線
状カソード5に印加される。この時の画像スクリーン1
上に映出される信号配列の拡大図を第28図に示すよう
に、垂直走査方向の制御を行なわないと例えば第27図
(g)に示す信号が同一蛍光体面上に映出されるが、垂
直補正信号作成回路88で各走査ライン毎に走査位置を
制御する第27図(j)に示す補正信号を作成して補助
走査電極87に印加することにより、第27図(g)に
示す信号SRはR蛍光体81に、信号SCはG蛍光体8
2に、信号SRはB蛍光体83に映出される。すなわち
同一走査ラインの垂直方向に配列された各色の蛍光体8
1.82.83上に各色の映像信号で走査していること
になる。
次にこの垂直方向蛍光体配列方式による色むら改善効果
について詳細に説明するため第29図の特性図と第30
図の画面構成図を用いる。第30図に示すように、現行
方式のテレビシロン信号(NTSC信号)で画像表示素
子のバンドブロック数を15バンドで1バンドを25ト
リオとして考えてみる。第29図(a)に示すように水
平方向蛍光体配列方式では、各バンド表示領域内の各色
の信号の基本周波数f5は次式で表される。
について詳細に説明するため第29図の特性図と第30
図の画面構成図を用いる。第30図に示すように、現行
方式のテレビシロン信号(NTSC信号)で画像表示素
子のバンドブロック数を15バンドで1バンドを25ト
リオとして考えてみる。第29図(a)に示すように水
平方向蛍光体配列方式では、各バンド表示領域内の各色
の信号の基本周波数f5は次式で表される。
f5=fHX)リオ数×蛍光体数
したがってf5は、15.75kHzX25X3=IM
Hzとなる。しかしながら画像表示素子のスポット特性
や分割むら余裕を持つためには、ブラックストライプ期
間を信号停止状態とする必要があるため、駆動波形とし
ては約20MHzの帯域が必要とされる。次に第29図
(b)に示すように垂直方向蛍光体配列方式では、各バ
ンド表示領域の基本周波数f6は次式で表される。
Hzとなる。しかしながら画像表示素子のスポット特性
や分割むら余裕を持つためには、ブラックストライプ期
間を信号停止状態とする必要があるため、駆動波形とし
ては約20MHzの帯域が必要とされる。次に第29図
(b)に示すように垂直方向蛍光体配列方式では、各バ
ンド表示領域の基本周波数f6は次式で表される。
f8=(現行方式帯域/15)X走査スピードしたがっ
てf6は、(4,2MHz/15)X3=約IMHzと
なり、水平方向に連続した各色蛍光体で構成されている
ため、駆動波形はこの基本周波数f6のIMHzで対応
できることになる。
てf6は、(4,2MHz/15)X3=約IMHzと
なり、水平方向に連続した各色蛍光体で構成されている
ため、駆動波形はこの基本周波数f6のIMHzで対応
できることになる。
本実施例では駆動系の帯域を従来の20分の1のIMH
zと大幅に削減できると共に、水平方向の輝度むら色む
ら等の分割むらが生じないことになる。また画像色表示
においては、第29図(a)では水平方向に配列された
各蛍光体で選択を行なっていたが、第29図(b)では
垂直方向に配列された各蛍光体81.82.83で選択
を行なうことにより色表示を行なうことができる。また
色むら補正を行なうときはB蛍光体83のみに信号を映
出して、従来と同様の色むら補正を行なうことにより実
現できる。
zと大幅に削減できると共に、水平方向の輝度むら色む
ら等の分割むらが生じないことになる。また画像色表示
においては、第29図(a)では水平方向に配列された
各蛍光体で選択を行なっていたが、第29図(b)では
垂直方向に配列された各蛍光体81.82.83で選択
を行なうことにより色表示を行なうことができる。また
色むら補正を行なうときはB蛍光体83のみに信号を映
出して、従来と同様の色むら補正を行なうことにより実
現できる。
以上のように、表示領域の各色の蛍光体81.82.8
3を各走査ライン毎の垂直方向に配列し、各蛍光体部を
連続した各色信号で順次走査させ表示することにより、
駆動波形の帯域幅を大幅に低減できると共に、高周波で
の補正システムが不要となるため安定で分割むらの生じ
ない忠実な画像表示が行なわれる。
3を各走査ライン毎の垂直方向に配列し、各蛍光体部を
連続した各色信号で順次走査させ表示することにより、
駆動波形の帯域幅を大幅に低減できると共に、高周波で
の補正システムが不要となるため安定で分割むらの生じ
ない忠実な画像表示が行なわれる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。
とができる。
例えば上記実施例では画像表示装置が複数の画像表示領
域と赤、緑、青の3原色の蛍光体を順次配列した平板形
陰極線管を用いた場合について説明したが、それ以外の
画像表示装置としてもよい。
域と赤、緑、青の3原色の蛍光体を順次配列した平板形
陰極線管を用いた場合について説明したが、それ以外の
画像表示装置としてもよい。
また、上記実施例において補正信号の作成はシU フル
ーパラレル変換回路からのパラレル信号より作成する場
合について説明したが、色むら補正回路からのバ箋しル
信号の読み出しクロックを用いて行なってもよい。
ーパラレル変換回路からのパラレル信号より作成する場
合について説明したが、色むら補正回路からのバ箋しル
信号の読み出しクロックを用いて行なってもよい。
また、上記実施例において補正信号の作成は遅延線の反
射を利用した一次微分波形や、パラレル信号周期に同期
したのこぎり波形で行なう場合について説明したが、パ
ラレル信号の帯域制限した波形やその他の微分処理で行
なってもよい。
射を利用した一次微分波形や、パラレル信号周期に同期
したのこぎり波形で行なう場合について説明したが、パ
ラレル信号の帯域制限した波形やその他の微分処理で行
なってもよい。
また、上記実施例において各色蛍光体位置間での補正信
号の過渡応答は、ブラックストライプ期間内に存在すれ
ばどの位置でもよい。
号の過渡応答は、ブラックストライプ期間内に存在すれ
ばどの位置でもよい。
また、↓記実流側において各色蛍光体での偏向速度を停
止させるための補正波形は、水平偏向波形と独立された
場合について説明したが、水平偏向波形と共用した階段
波形としてもよい。
止させるための補正波形は、水平偏向波形と独立された
場合について説明したが、水平偏向波形と共用した階段
波形としてもよい。
また、上記実施例において走査方法はのこぎり波形の同
一走査方向としたが、三角波等のその他の走査方式とし
てもよい。
一走査方向としたが、三角波等のその他の走査方式とし
てもよい。
また、上記流側において補助電極はグリッドと水平偏向
電極間の設けた場合について説明したが、走査速度が変
調できる電極位置であればどの位置でもよい。
電極間の設けた場合について説明したが、走査速度が変
調できる電極位置であればどの位置でもよい。
また、上記実施例においてインデックス領域は画面上部
に設けた場合について説明したが、画像表示領域に影響
されない領域であればどの位置でもよい。
に設けた場合について説明したが、画像表示領域に影響
されない領域であればどの位置でもよい。
さらに、上記実施例において垂直方向の蛍光体配列方式
の走査方法としては、同一走査方向とした場合について
説明したが、各蛍光体毎に交互に走査を行なえばより一
層の分割むら低減が行えることは言うまでもない。
の走査方法としては、同一走査方向とした場合について
説明したが、各蛍光体毎に交互に走査を行なえばより一
層の分割むら低減が行えることは言うまでもない。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば画像表示領域全体を
走査するための連続的な偏向を行い、その領域内の各蛍
光体位置のみの偏向速度を非連続的に変調を行なうこと
により、特に信号位相の変動に対して各蛍光体での開口
率が常に安定であるため輝度むら生じず、また水平方向
のスポット特性の劣化を低減させて、鮮明で色純度がよ
く分割むらの生じない忠実な画像表示が行なうことにか
できる。
走査するための連続的な偏向を行い、その領域内の各蛍
光体位置のみの偏向速度を非連続的に変調を行なうこと
により、特に信号位相の変動に対して各蛍光体での開口
率が常に安定であるため輝度むら生じず、また水平方向
のスポット特性の劣化を低減させて、鮮明で色純度がよ
く分割むらの生じない忠実な画像表示が行なうことにか
できる。
また、画像表示領域内の各蛍光体位置のみの偏向速度を
パラレル信号の一次微分信号で変調を行なうことにより
、特に大幅な水平方向のスポット特性の劣化を低減させ
てことができる。また階段波形等により偏向速度を停止
させることにより、各色蛍光体の開口率を向上と輝度む
ら補正余裕を持つことができ、高輝度化と分割むらの低
減が図れる。また蛍光面でのブラックストライプ期間内
に存在する各蛍光体間の過渡応答期間は連続走査波形、
各蛍光体と過渡応答期間間の第1の境界期間はパラレル
信号を一次微分した正極性の補正波形、各蛍光体上期間
は偏向速度を停止させるための補正波形、各蛍光体上期
間と過渡応答期間間の第2の境界期間はパラレル信号を
一次微分の負極性の補正波形で走査を行なうことにより
、安定した分割画像表示が行える。
パラレル信号の一次微分信号で変調を行なうことにより
、特に大幅な水平方向のスポット特性の劣化を低減させ
てことができる。また階段波形等により偏向速度を停止
させることにより、各色蛍光体の開口率を向上と輝度む
ら補正余裕を持つことができ、高輝度化と分割むらの低
減が図れる。また蛍光面でのブラックストライプ期間内
に存在する各蛍光体間の過渡応答期間は連続走査波形、
各蛍光体と過渡応答期間間の第1の境界期間はパラレル
信号を一次微分した正極性の補正波形、各蛍光体上期間
は偏向速度を停止させるための補正波形、各蛍光体上期
間と過渡応答期間間の第2の境界期間はパラレル信号を
一次微分の負極性の補正波形で走査を行なうことにより
、安定した分割画像表示が行える。
また、画像表示領域全体を走査するための連続的な偏向
を行うための水平偏向電極と、各バンド毎の各蛍光体位
置のみの偏向速度を変調するための補助偏向電極を設け
て走査速度変調を行なうことにより、低電力で安定な走
査速度変調が実現できる。また、画像スクリーンの有効
画面内のみに補助偏向電極を設け、それ以外の有効画面
外のインデックス領域には補助偏向電極を設けないよう
なパネル構成にして色むら補正を行なうことにより、簡
単なパネル構成で安定で高精度の色むら補正が実現でき
、忠実な画像表示が行なわれる。また色むら補正信号を
作成するための初期調整時は連続走査を行ない、調整後
の画像映出時は走査速度変調を動作させることによって
、高輝度でかつ安定な画像表示ができる。
を行うための水平偏向電極と、各バンド毎の各蛍光体位
置のみの偏向速度を変調するための補助偏向電極を設け
て走査速度変調を行なうことにより、低電力で安定な走
査速度変調が実現できる。また、画像スクリーンの有効
画面内のみに補助偏向電極を設け、それ以外の有効画面
外のインデックス領域には補助偏向電極を設けないよう
なパネル構成にして色むら補正を行なうことにより、簡
単なパネル構成で安定で高精度の色むら補正が実現でき
、忠実な画像表示が行なわれる。また色むら補正信号を
作成するための初期調整時は連続走査を行ない、調整後
の画像映出時は走査速度変調を動作させることによって
、高輝度でかつ安定な画像表示ができる。
また、表示領域の同一走査ラインを交互にn回走査させ
て、このn回走査の信号源により両端部の下降特性と中
心部の平坦特性に任意に設定して開口率の高い信号を容
易に構成できるため、高輝度で分割むらの生じない忠実
な画像表示が行なわれる。さらに交互走査を行なうこと
により、信号位相の変化による色相変化を平均化させて
色むら低減が容易に実現できる。
て、このn回走査の信号源により両端部の下降特性と中
心部の平坦特性に任意に設定して開口率の高い信号を容
易に構成できるため、高輝度で分割むらの生じない忠実
な画像表示が行なわれる。さらに交互走査を行なうこと
により、信号位相の変化による色相変化を平均化させて
色むら低減が容易に実現できる。
また、表示領域の各色の蛍光体を各走査ライン毎の垂直
方向に配列し、各蛍光体部を連続した各色信号で順次走
査させ表示することにより、駆動波形の帯域幅を大幅に
低減できると共に、高周波での補正システムが不要とな
るため安定で分割むらの生じない画像表示が行なうこと
ができ、その実用的効果は大きい。
方向に配列し、各蛍光体部を連続した各色信号で順次走
査させ表示することにより、駆動波形の帯域幅を大幅に
低減できると共に、高周波での補正システムが不要とな
るため安定で分割むらの生じない画像表示が行なうこと
ができ、その実用的効果は大きい。
第1図は本発明の第1の実施例における画像表示装置の
ブロック図、第2図は同装置における動作波形図、第3
図は同装置における特性図、第4図は同装置における補
正信号作成回路のブロック図、第5図は同補正信号作成
回路の動作波形図、第6図は同補正信号作成回路の特性
図、第7図は本発明の第2の実施例における画像表示装
置のブロック図、第8図は同装置における動作波形図、
第9図は同装置における特性図、第10図は同装置にお
ける走査速度変調有無のレスポンス図、第11図は本発
明の第3の実施例における画像表示装置の斜視図、第1
2図は同装置における動作波形図、第13図は水平偏向
回路の構成図、第14図は同装置のブロック図、第15
図は同装置における動作波形図、第16図は本発明の第
4の実施例における画像表示装置の斜視図、第17図は
同装置における動作波形図、第18図は同装置における
色むら補正回路のブロック図、第19図は同色むら補正
回路の動作波形図、第20図は本発明の第5の実施例に
おける画像表示装置のブロック図、第21図は同装置に
おける動作波形図、第22図は同装置における画面構成
図、第23図は同装置における特性図、第24図は同装
置における色度図、第25図は同装置における2度走査
の特性図、第26図は本発明の第6の実施例における画
像表示装置のブロック図、第27図は同装置における動
作波形図、第28図は同装置における画面構成図、第2
9図は同装置における特性図、第30図は同装置におけ
る画面構成図、第31図は従来例において複数ブロック
に分割された画像スクリーンを持つ画像表示装置の斜視
図、第32図は従来例の画像表示装置装置の信号処理系
統図、第33図は従来の色むら補正回路の動作説明図、
第34図は画像表示装置の蛍光面構成図である。 1・・・画像スクリーン、3・・・水平偏向電極、5・
・・線状カソード、16・・・表示領域、17・・・イ
ンデックス領域、27・・・補正信号作成回路、28・
・・重畳回路、30・・・シリアル−パラレル変換回路
、36・・・輪郭補正信号作成回路、34.51・・・
補助偏向電極、64・・・色むら補正回路、71・・・
垂直走査回路、72.89・・・てい倍回路、三角波発
生回路、74.90・・・時間軸圧縮型シリアル−パラ
レル変換回路、81・・・R蛍光体、82・・・G蛍光
体、83・・・B蛍光体、88・・・垂直補正信号作成
回路、87・・・補助走査電極、 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか18第 図 ’y’p−−シシアル−ハ0ラレルJ!横目山ト前光面
上め位置 第 図 第 図 第 図 シクーンリアル−ノでクレルJ!オー可渭ト嘘し忙J行
上のイ二」L 第 図 !光面上のal 型光面上の位夏 型光面上の俊l 多戸゛−ンワ7ル−バラレルJIO,¥1)第 図 第 図 電光面上す位置 第10図 ピーAt?丸 電光圓上の位工 第11図 第12図 第 3図 (b) 博伺目距 第15図 (d) 蛍光面上の信置 第16図 1817図 第19因 第21図 第22図 水モ乏艷方商 第20図 第23図 声d1スクソーン 室光梁上のat χ 色演凹 第 25図 前光習上例位1 散九圓1ヶ位l !光“阻]二のf1エ 第 2T、図 第 図 第 32図 啜九面上の像! トリオ数−25トソオ ¥!フu1イ言号 224〜22ハ・・ラインメモν 24イ、24マー 帯4へjd1フイJレグ第33図 τ 一
ブロック図、第2図は同装置における動作波形図、第3
図は同装置における特性図、第4図は同装置における補
正信号作成回路のブロック図、第5図は同補正信号作成
回路の動作波形図、第6図は同補正信号作成回路の特性
図、第7図は本発明の第2の実施例における画像表示装
置のブロック図、第8図は同装置における動作波形図、
第9図は同装置における特性図、第10図は同装置にお
ける走査速度変調有無のレスポンス図、第11図は本発
明の第3の実施例における画像表示装置の斜視図、第1
2図は同装置における動作波形図、第13図は水平偏向
回路の構成図、第14図は同装置のブロック図、第15
図は同装置における動作波形図、第16図は本発明の第
4の実施例における画像表示装置の斜視図、第17図は
同装置における動作波形図、第18図は同装置における
色むら補正回路のブロック図、第19図は同色むら補正
回路の動作波形図、第20図は本発明の第5の実施例に
おける画像表示装置のブロック図、第21図は同装置に
おける動作波形図、第22図は同装置における画面構成
図、第23図は同装置における特性図、第24図は同装
置における色度図、第25図は同装置における2度走査
の特性図、第26図は本発明の第6の実施例における画
像表示装置のブロック図、第27図は同装置における動
作波形図、第28図は同装置における画面構成図、第2
9図は同装置における特性図、第30図は同装置におけ
る画面構成図、第31図は従来例において複数ブロック
に分割された画像スクリーンを持つ画像表示装置の斜視
図、第32図は従来例の画像表示装置装置の信号処理系
統図、第33図は従来の色むら補正回路の動作説明図、
第34図は画像表示装置の蛍光面構成図である。 1・・・画像スクリーン、3・・・水平偏向電極、5・
・・線状カソード、16・・・表示領域、17・・・イ
ンデックス領域、27・・・補正信号作成回路、28・
・・重畳回路、30・・・シリアル−パラレル変換回路
、36・・・輪郭補正信号作成回路、34.51・・・
補助偏向電極、64・・・色むら補正回路、71・・・
垂直走査回路、72.89・・・てい倍回路、三角波発
生回路、74.90・・・時間軸圧縮型シリアル−パラ
レル変換回路、81・・・R蛍光体、82・・・G蛍光
体、83・・・B蛍光体、88・・・垂直補正信号作成
回路、87・・・補助走査電極、 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか18第 図 ’y’p−−シシアル−ハ0ラレルJ!横目山ト前光面
上め位置 第 図 第 図 第 図 シクーンリアル−ノでクレルJ!オー可渭ト嘘し忙J行
上のイ二」L 第 図 !光面上のal 型光面上の位夏 型光面上の俊l 多戸゛−ンワ7ル−バラレルJIO,¥1)第 図 第 図 電光面上す位置 第10図 ピーAt?丸 電光圓上の位工 第11図 第12図 第 3図 (b) 博伺目距 第15図 (d) 蛍光面上の信置 第16図 1817図 第19因 第21図 第22図 水モ乏艷方商 第20図 第23図 声d1スクソーン 室光梁上のat χ 色演凹 第 25図 前光習上例位1 散九圓1ヶ位l !光“阻]二のf1エ 第 2T、図 第 図 第 32図 啜九面上の像! トリオ数−25トソオ ¥!フu1イ言号 224〜22ハ・・ラインメモν 24イ、24マー 帯4へjd1フイJレグ第33図 τ 一
Claims (9)
- (1)各蛍光体が繰り返し順次配列された蛍光面を設け
た複数の画像表示領域と、前記画像表示領域を発光させ
る複数の電子銃と、前記画面表示領域を電子ビームを連
続的に偏向させる複数の偏向手段と、映像信号を前記各
画像表示領域に対応させるためシリアル−パラレル変換
を行なう手段と、前記シリアル−パラレル変換手段から
のパラレル信号の各蛍光体位置に対応した信号より補正
信号を作成する手段と、この補正信号を前記偏向波形に
重畳して各蛍光体位置のみの電子ビームの走査速度を変
調する手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。 - (2)補正信号作成手段が、パラレル信号の各蛍光体位
置の表示期間のみの偏向速度を停止させるための補正信
号や、前記表示期間のパルス応答を改善するためのパラ
レル信号を一次微分した補正信号を作成するようにした
ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - (3)重畳手段が、補助偏向電極を設けて行なうように
したことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - (4)各蛍光体が繰り返し順次配列された蛍光面を設け
た複数の画像表示領域と、有効画面外にインデックス蛍
光体が設けられたインデックス領域と、前記画像表示領
域を発光させる複数の電子銃と、全画面領域を電子ビー
ムを連続的に偏向させる複数の偏向手段と、前記インデ
ックス領域からの光を検出して色むら補正信号として出
力する手段と、前記色むら補正信号によって各色の映像
信号の印加タイミングの制御や前記各画像表示領域に対
応させるためのシリアル−パラレル変換を行なう手段と
、前記シリアル−パラレル変換手段からのパラレル信号
の各蛍光体位置に対応した信号より補正信号を作成する
手段と、この補正信号を前記画像表示領域の偏向波形に
重畳する手段と、前記重畳手段により各蛍光体位置のみ
の電子ビームの走査速度を変調する手段と、前記パラレ
ル信号を前記画像表示素子のカソードに印加する手段と
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - (5)重畳手段が、色むら補正信号を作成するための初
期調整時は補正信号の重畳は行なわず、調整後の画像映
出時は補正信号の重畳を行なうようにしたことを特徴と
する請求項4記載の画像表示装置。 - (6)各蛍光体が繰り返し順次配列された蛍光面を設け
た複数の画像表示領域と、有効画面外にインデックス蛍
光体が設けられたインデックス領域と、前記画像表示領
域を発光させる複数の電子銃と、全画面領域を電子ビー
ムを連続的に偏向させる複数の偏向電極と、前記画面表
示領域のみ補助偏向を行なう補助偏向電極とを備えたこ
とを特徴とする画像表示装置。 - (7)各蛍光体が水平方向に繰り返し順次配列された蛍
光面を設けた複数の画像表示領域と、前記画像表示領域
を発光させる複数の電子銃と、前記画面表示領域の同一
走査ラインを交互にn回偏向させる複数の偏向手段と、
映像信号を各画像表示領域の走査方向の各色蛍光体配列
に対応させるためシリアル−パラレル変換を行なう手段
と、前記パラレル信号を前記画像表示素子のカソードに
印加する手段と、前記パラレル信号が画像表示領域の同
一走査ラインの各色蛍光体に走査されるように各ライン
毎の垂直走査を制御する手段とを備えたことを特徴とす
る画像表示装置。 - (8)各蛍光体が垂直方向に繰り返し順次配列された蛍
光面を設けた複数の画像表示領域と、前記画像表示領域
を発光させる複数の電子銃と、前記画面表示領域を偏向
させる複数の偏向手段と、映像信号を各画像表示領域の
走査ラインの各色蛍光体配列に対応させるためシリアル
−パラレル変換を行なう手段と、前記パラレル信号を前
記画像表示素子のカソードに印加する手段と、前記パラ
レル信号が画像表示領域の走査ラインの各色蛍光体に走
査されるように各ライン毎の垂直走査を制御する手段と
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - (9)各蛍光体が垂直方向に繰り返し順次配列された蛍
光面を設けた複数の画像表示領域と、前記画像表示領域
を発光させる複数の電子銃と、前記画面表示領域を電子
ビームを偏向させる複数の偏向電極と、前記画面表示領
域の走査ラインの蛍光体に対応した位置に各色信号が映
出されるように補助走査を行なう補助走査電極とを備え
たことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP525489A JPH02185191A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP525489A JPH02185191A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02185191A true JPH02185191A (ja) | 1990-07-19 |
Family
ID=11606085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP525489A Pending JPH02185191A (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02185191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6407519B1 (en) | 1999-06-07 | 2002-06-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode-ray tube system capable of providing beam spots of a small diameter |
-
1989
- 1989-01-12 JP JP525489A patent/JPH02185191A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6407519B1 (en) | 1999-06-07 | 2002-06-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cathode-ray tube system capable of providing beam spots of a small diameter |
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