JPH02184328A - 膜処理装置 - Google Patents

膜処理装置

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JPH02184328A
JPH02184328A JP280989A JP280989A JPH02184328A JP H02184328 A JPH02184328 A JP H02184328A JP 280989 A JP280989 A JP 280989A JP 280989 A JP280989 A JP 280989A JP H02184328 A JPH02184328 A JP H02184328A
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JP
Japan
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tank
membrane
pressure
circulation
pressurized
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Pending
Application number
JP280989A
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English (en)
Inventor
Wataru Nosaka
野坂 亙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shonan Koryo Corp
Original Assignee
Shonan Koryo Corp
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は膜処理装置に関し、特に加圧窒素カス−Fにお
りる膜処理装置に関するものである。
(従来の技術) 膜処理装置GJ、処理対象物質の特性によって各種の膜
が使用されている。処理対象物質の大きさが1〜10−
1μmの懸濁質や微生物にはよとして精密)1υ、過性
、限外濾過法、また10− ’ 〜1.0− ’ 71
mのコロイドや中分子、低分子物質、イオン等は逆浸透
法、電解透析法等が使用される。一般に膜処理は駆動力
として、圧力差、濃度差、電位差等を利用しており、そ
のうち圧力差による場合は、流体の流れか膜面に平行な
所謂クロス・フロ一方式を採るため、長時間の連続濾過
が可能となり、大流量の循環方式が採用されるようにな
った。この循環方式では、ポンプ動力を用いて単純に循
環させるか、あるいはポンプ動力を節約するため、膜処
理装置を含む系を密閉し、循環−〇しめる方式を採用し
ている。
(発明か解決しようとする課題) 循環方式においては、通常、常温またはそれ以上の温度
で長時間空気に曝されていることが多く、従って微生物
の繁夕1?i等あるG料:1゛処理物の酸化等の好まし
くない変化が起こる。このため、循環系を蜜月し、又は
更に不活性カス置換法によって酸化を防止することが一
部試められているが、不活性ガス置換法は酸素分圧を1
゛分(こ低下せしめるに至らないため、酸化防止効果が
不充分である。
従って、これまで処理物の充分な酸化防止を行う膜処理
装置は存在していない状況にある。
本発明者は、従来方法のこれらの欠点を一挙に解消し、
処理物の酸化防止効果、微生物の増殖防止を充分にする
装置を得んとして鋭意研究の結果、窒素カスを一定加圧
条件下で調製原料液と接触−けじめ、膜処理する物理的
手段がよい事に想到し、本発明を完成させるに至った。
(課題を解決するだめの手段) 本発明しJ、加圧窒素ガス(J(給ライン、ヘソIスペ
ースを加圧窒素カス供給ラインからの加圧ガスて充填す
る循環系り一−ヒスタンク、このタンクに調製原料液を
供給湯る供給ポンプ、前記タンクからの力11圧原液を
膜処理する膜処理装置、この膜処理装置に加圧原液を循
環させる循環ポンプからなり、原液をゲージ圧2月50
 K P a〜15MPaの窒素カス条(’l下、II
Q処理する膜処理装置である。
木装置は、密閉されており、積極的に窒素ガスを系内に
溶解さゼるために、条件に応じ加圧の程度を変えること
かでき、循環タンクの−L部の加圧窒素カス雰囲気中に
て原液をガスと接触せしめ、あろいC11ポツプの吐出
i?B に窒素ガスを圧入−〇しめ、あるいはインジェ
クターを使用して窒素ガスを7昆合せし、める等、加圧
窒素カス供給ラインからの加圧窒素カスを1−分に溶解
せしめた状態にて、膜処理を1テうことかできる。また
、調製原料液を供給する供給ポンプを、力吋I窒素ガス
供給に使用するごともCきイ)。
本発明におい(使用する窒素カスはゲージ圧力150K
[’a以十に加圧する。全工程をり−シ圧)月50にP
a−15MPaの窒素ガス条件下で処理する。特に、l
iJ製原料液を膜処理装置に供給するための循環系サー
ビスタンクにしJヘノ1′スペースを設り、常時、調製
原料液の頂部の空間を加圧窒素ガスで充満させる。ゲー
ジ圧力を150 K P a以上の窒素ガス条件ドに維
持すると、加工物溶存ガス中の酸素濃度が相対的に極度
に低下することになる。ゲージ圧力が150KPa未?
Ziの場合には本発明の「j的を十分に達成することが
できず、また15MPaを超える装置は実用上好ましく
ない。
また、本発明において使用する調製原料液とは、工業用
、医薬用、食品用等、膜処理において酸化や微生物の繁
殖を防止することが望まれる分野において調製される原
液であり、浮遊状、懸濁状、コロイド状、7容液状いず
れのものも用いられる。
膜処理装置には、精密濾過法、限外濾過法、逆浸透法に
よる従来の方法を使用することができる。
(発明の効果) 本発明は叙−にの如き構成のものであり、動植物Mi織
およびその加工品等の抽出液なとを膜体を利用して分離
するT程、即ち、濾過、濠縮、特定成分の分離等におい
て、加圧窒素カスを有効に利用して晶質の劣化を回避す
ることができ、これを用いることにより以下の効果が得
られる。
(1)窒素ガス加圧「に処理するため、処理系中の酸素
分圧か極度に低くなり、且つ処理物溶存ガス中の酸素濃
度も極度に低くなるので、処理物の酸化および好まし7
からさる微生物の増殖を防止できる。
(2)処理物中に窒素カスを溶解させるため、安定した
雰囲気の下に持続的に処理が可能である。
(3)密閉系の処理であり、単に処理物中に窒素ガスを
溶存−Uしめる処理であるため、食品等ではその本来の
風味をJFiなうことかない。
(実施例) 以下に本発明の実施例を図面に基づき説明する。
実施例1 第1図乙こおいて、Iり処理装置の循環系サービスタン
ク、このタンクであるハランスクンク1に供給ポンプ2
を接続する。タンク1の上部に加圧窒素ガス供給うイン
3を配管する。このライン3にはタンク1の上部6.Z
取りつりた窒素カス圧入用ノスルを接続する。循環ポン
プ4はタンクlと膜処理装置5をaむ耐圧性の閉回路を
形成するように配管接続する。
膜処理装置5はガラス、関分子素)A、セラミック等の
平板型式、スパイラル型式、管状型式、中空糸型式の膜
処理装置等を使用し、加圧原液を精密濾過する。
先ず、タンクI中の空気を水にて置換し、あるいは真空
ポンプにて可及的に排除したのら、調製原料液を供給ポ
ンプ2によって送太し、ライン3から窒素ガスを圧入し
、150〜300KPaを維持しつつ、循環ポンプ4に
て人里の液を膜部に通過せしめる。透過液用に見合う液
量を供給ポンプ2からこの系に圧入しつつ、運転を相続
する。この場合補給液はタンク上部のガス中に放出する
ことが望ましい。
所定の液量を処理し終えるか又は濃縮が進み、運転に支
障か生ずるに及んで運転をとめる。濃縮された透過液を
排出し、必要ならば洗浄を行い、次す−イクルを開始す
る。
実施例2 この実施例では、実施例1て使用し、た精密)濾過膜の
代わりに、膜処理装置に限外濾、過膜を使用する。膜部
&J平板型式、スパイラル型式、管状型式、中空糸型式
等の何れでもよい。窒素ガス圧は1.50KPa・〜1
MPaか好ゴミしい。
実施例3 この実施例では、実施例1て使用した精密濾過膜の代わ
りに、膜処理装置に逆浸透膜を使用する。
膜63合成膜を使用し、モジエール化した管状、スパイ
ラル、中空糸型か好ましい。窒素ガス圧は、1〜1.5
 M P a と広い範囲で処理することかできる。
実施例4 この実施例では、逆浸透膜に、実施例3と同様にモジ−
1、−ル化した管状、スパイラル、中空糸型の合成膜を
使用する。その面]圧性と対象液の性質に基ついて運転
圧力は設定されるが、一般に他の膜に比−・、非常に高
い圧力にて運転するごとかでき、通常3〜6MPa、さ
ら乙こは10〜15MPaにて処理するごとか可能であ
る。
この装置は、第2図に示したよ・うに、実施例]の装置
のタンク1と循環ポンプ4の間に、さらに高圧用供給ポ
ンプ6を配し、吐出部にゲージ圧1〜15MPaの高圧
窒素供給装置7を接続し、原料液を加圧後、一部をタン
ク1に戻しつつ、さらに供給ポンプ6から高圧にて循環
ポンプ4に送出する。
循環ポンプ4ば前記実施例とは異なり、ゲージ圧3〜1
5MPaに耐えられる充分な耐圧強度を持つ循環タンク
またはヘッダー8を接続し、膜処理装置5の循環出口に
ヘッダー8を配置する。循環ポンプ4は充分な耐圧性能
を有するケーシングおよびシールを備え、Iり処理装置
5とヘッダー8と共に密閉系を構成する。タンク1の原
液」一部空間には、200〜800KPaの加圧窒素ガ
スを充填する。充分に高い圧力の窒素ガスを、高圧用供
給ポンプ6の吐出部に接続した高圧窒素供給装置7によ
って、適量送入する。
実施例5 実施例4の高圧用供給ポンプ6のμ」山部に接続と7だ
高圧窒素供給装置7の代わりに、第3IAに示ずように
、インジェクタ9を用いて300〜800KPaの低圧
窒素カスを混合しつつ高圧系内に圧入する。
この場合GJポンプ能力を高める必要がある。
実施例6 タンク1と膜処理装置5の間に高圧循環タンク10を配
置した密閉高圧系において、第4図に示すように、制圧
用供給ポンプ6に直接循環ポンプ4およびjT’i圧循
環タンク10を接続し、さらに、液体窒素供給ポンプ1
1を高圧循環タンク10に接続する。
タンク1の原液−1一部空間には、200〜800KP
aの加圧窒素ガスを充填すると共に、液体窒素を、高圧
循環タンク10に適量送入する。
4 M面の面前な説明 第1図は、本発明装置の第一の実施例を示す概略線図、 第2図は、本発明装置の第二の実施例を示す概路線回、 第3図は、本発明装置の第三の実施例を示す概路線IA
、 第4図は、本発明装置の第四の実施例を示す概略線図で
ある。
1・・・バランスタンク  2・・・(共イ合ボンフ。
3・・・加圧窒素ガス供給ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加圧窒素ガス供給ライン、ヘッドスペースを加圧
    窒素ガス供給ラインからの加圧ガスで充填する循環系サ
    ービスタンク、このタンクに調製原料液を供給する供給
    ポンプ、前記タンクからの加圧原液を膜処理する膜処理
    装置、この膜処理装置に加圧原液を循環させる循環ポン
    プからなり、原液をゲージ圧150KPa〜15MPa
    の窒素ガス条件下、膜処理する膜処理装置。
  2. (2)膜処理装置と循環ポンプの間に、さらにゲージ圧
    1〜15MPaに耐えられる循環タンクまたはヘッダー
    を配した請求項1記載の膜処理装置。
  3. (3)循環系サービスタンクと膜処理装置の間に、さら
    にゲージ圧1〜15MPaの高圧窒素供給装置を吐出部
    に備えた高圧用供給ポンプを配した請求項2記載の膜処
    理装置。
  4. (4)循環タンクに液体窒素供給ポンプを配した請求項
    2記載の膜処理装置。
JP280989A 1989-01-11 1989-01-11 膜処理装置 Pending JPH02184328A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015797A3 (de) * 1999-08-26 2001-09-27 Bucher Guyer Ag Querstrom-filtrationsverfahren, sowie anlage zu dessen durchführung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001015797A3 (de) * 1999-08-26 2001-09-27 Bucher Guyer Ag Querstrom-filtrationsverfahren, sowie anlage zu dessen durchführung

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