JPH02183998A - 中性粒子入射装置 - Google Patents
中性粒子入射装置Info
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- JPH02183998A JPH02183998A JP1002712A JP271289A JPH02183998A JP H02183998 A JPH02183998 A JP H02183998A JP 1002712 A JP1002712 A JP 1002712A JP 271289 A JP271289 A JP 271289A JP H02183998 A JPH02183998 A JP H02183998A
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 title claims description 16
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Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、中性粒子入射装置に係り、特に、核融合炉プ
ラズマの加熱、または、電流駆動に好適な、核融合装置
の中性粒子入射装置コtに関する。
ラズマの加熱、または、電流駆動に好適な、核融合装置
の中性粒子入射装置コtに関する。
核融合炉プラズマでは、高速(数百ギロ電子ボルト)の
中性粒子を入射することにより、プラズマ温度を上昇さ
せ、あるいは、プラズマ中の電流を駆動する。この中性
粒子入射装置の開発11漂は。
中性粒子を入射することにより、プラズマ温度を上昇さ
せ、あるいは、プラズマ中の電流を駆動する。この中性
粒子入射装置の開発11漂は。
現在、重水素負イオンを五百キロ電子ボルトまで加速し
、中性化するものである。加速した負イオンビームの分
布制御装置については、プラズマ・核融合学会第4回秋
季講演会予稿集(1987年)第147頁において論じ
られている。
、中性化するものである。加速した負イオンビームの分
布制御装置については、プラズマ・核融合学会第4回秋
季講演会予稿集(1987年)第147頁において論じ
られている。
第2図により、従来技術を説明する。第2図において、
加速電極4により加速された1つ一イオンは、偏向コイ
ル5d、および、5eにより進行方向を変えられ、中性
化セル6へ突入する。前述の文献によれば、D−イオン
ビーt1の大きさは0.2mX2.4 m、中性化セ
ルの長さ、すなわち、D−イオンビームが中性ガス中を
走る距離は26mである。偏向コイル5d、及び、5c
の電流値を変えることにより、ビーム中やビームの偏り
を制御する。
加速電極4により加速された1つ一イオンは、偏向コイ
ル5d、および、5eにより進行方向を変えられ、中性
化セル6へ突入する。前述の文献によれば、D−イオン
ビーt1の大きさは0.2mX2.4 m、中性化セ
ルの長さ、すなわち、D−イオンビームが中性ガス中を
走る距離は26mである。偏向コイル5d、及び、5c
の電流値を変えることにより、ビーム中やビームの偏り
を制御する。
−4−記従来技術は、次の二点に問題がある。第一は、
D−−イオンとともに引き出されろ7ヒ子e である。
D−−イオンとともに引き出されろ7ヒ子e である。
現在、加速電極により加速されるe−とレーとの比はお
よそ1である([核融合開発の現状J (1987年
)日本原子力研究所発行、第59頁より)。このe−は
D−ビームの発散や中性D2ガスの′混雑を引き起こす
。偏向コイル5dと58の間の、粒子ビームが最も濃い
部分では偏向磁場が弱いため、e−も偏向されずに1〕
−イオンとともに進んでしまう。
よそ1である([核融合開発の現状J (1987年
)日本原子力研究所発行、第59頁より)。このe−は
D−ビームの発散や中性D2ガスの′混雑を引き起こす
。偏向コイル5dと58の間の、粒子ビームが最も濃い
部分では偏向磁場が弱いため、e−も偏向されずに1〕
−イオンとともに進んでしまう。
第二は、加速されたY)−イオンのエネルギの違いによ
るビームの発散である。第3図に示すように、D−イオ
ンの速さの違いにより、偏向コイル5(」により偏向さ
れる角度が異なる。この違い八〇がわずかであっても、
中性化セルが長いため、その出口では大きいばらつきと
なる。
るビームの発散である。第3図に示すように、D−イオ
ンの速さの違いにより、偏向コイル5(」により偏向さ
れる角度が異なる。この違い八〇がわずかであっても、
中性化セルが長いため、その出口では大きいばらつきと
なる。
本発明の目的は、負イオンとともに引き出される電子を
抑え、エネルギの違いによるビームのばらつきの無い中
性粒子入射装置を得ることにある。
抑え、エネルギの違いによるビームのばらつきの無い中
性粒子入射装置を得ることにある。
上記目的は、負イオンビームの進向方向に沿って、逆向
きで大きさの等しい磁場を発生する2n(nは整数)組
のコイルを設けることにより達成される。
きで大きさの等しい磁場を発生する2n(nは整数)組
のコイルを設けることにより達成される。
本発明の作用を、第4図に、より説明する。偏向コイル
5aにより偏向された負イオンビーlえは、偏向コイル
5bにより当初の進行方向と平行になる。このとき、偏
向コイル5aと5bの磁場の強さが同じなので、偏向コ
イル5aでエネルギの違いにより偏向角が異なっても、
偏向コイル5bではどちらも平行なビームとなり、ビー
ムが発散することはない。
5aにより偏向された負イオンビーlえは、偏向コイル
5bにより当初の進行方向と平行になる。このとき、偏
向コイル5aと5bの磁場の強さが同じなので、偏向コ
イル5aでエネルギの違いにより偏向角が異なっても、
偏向コイル5bではどちらも平行なビームとなり、ビー
ムが発散することはない。
また、ビームの進路で磁場は−様なので、サイクロ1−
ロン半径がD−の1/60である(シーは偏向コイル5
aで反射され、D−イオンとは分離できる。
ロン半径がD−の1/60である(シーは偏向コイル5
aで反射され、D−イオンとは分離できる。
以下、本発明の一実施例として、磁石の組数が二組の場
合を第1図により説明する。第1図において、1はイオ
ン源、2〜4は各々、引き出し電極、電子抑制電極、及
び、加速電極であり、電極′1π位制御装置7により制
御する。58〜5Cは偏向コイルであり、コイル電流制
御′3装置8により制御する。6は中性化セルであり、
核融合炉へとビームを導く。9は不純物イオン用のダン
プであり、偏向されなかった高エネルギの重イオンを熱
化する。
合を第1図により説明する。第1図において、1はイオ
ン源、2〜4は各々、引き出し電極、電子抑制電極、及
び、加速電極であり、電極′1π位制御装置7により制
御する。58〜5Cは偏向コイルであり、コイル電流制
御′3装置8により制御する。6は中性化セルであり、
核融合炉へとビームを導く。9は不純物イオン用のダン
プであり、偏向されなかった高エネルギの重イオンを熱
化する。
次に、各部の動作を説明する。イオン′tX1から引き
出し電極2により引き出された■〕シーオン、及び、電
子e−のうち、e−の大部分は電子抑制電極3が反射さ
れ、残りはD−とともに加速電極4で加速される。偏向
コイル5aでD−は偏向され、e−は完全に反射される
。偏向されたD−ビームは偏向コイル5bで、再び、平
行なビームとなり、中性化セル6へ進む。偏向コイル5
Cは、低エネルギのD−イオン偏向の補正用であり、第
4図に示すように、偏向コイル5a及び5bにより進行
方向がシフトし過ぎた部分(第4図破線)を抑える働き
をする。ビームの入射位置は、偏向コイル5a及び5b
の磁場Bを変えることにより制御する。磁石の組数がn
組になっても同様である。
出し電極2により引き出された■〕シーオン、及び、電
子e−のうち、e−の大部分は電子抑制電極3が反射さ
れ、残りはD−とともに加速電極4で加速される。偏向
コイル5aでD−は偏向され、e−は完全に反射される
。偏向されたD−ビームは偏向コイル5bで、再び、平
行なビームとなり、中性化セル6へ進む。偏向コイル5
Cは、低エネルギのD−イオン偏向の補正用であり、第
4図に示すように、偏向コイル5a及び5bにより進行
方向がシフトし過ぎた部分(第4図破線)を抑える働き
をする。ビームの入射位置は、偏向コイル5a及び5b
の磁場Bを変えることにより制御する。磁石の組数がn
組になっても同様である。
本実施例によれば、D−イオンビームへの電子ビームの
混入を排除でき、また、偏向角のばらつきなしに、粒子
ビームの入射位置を変えることができる。
混入を排除でき、また、偏向角のばらつきなしに、粒子
ビームの入射位置を変えることができる。
本発明によれば、負イオンビームの発散を抑えられ、ま
た、中性化セルの容器の損傷なしに、プラズマへの中性
粒子入射位置を容易に制御することができる。
た、中性化セルの容器の損傷なしに、プラズマへの中性
粒子入射位置を容易に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の中性粒子入射装置の断面図
、第2図は従来技術の中性粒子入射装置の断面図、第3
図は従来技術によるイオンの軌道を示す図、第4図は本
発明によるイオンの軌道を示す図である。 1・・イオン源、2・・・引き出し電極、3・電子抑制
電極、4・・・加速電極、58〜5e・・・偏向コイル
、6・・・中性化セル、7・・・@極電位制御装置斤、
8・・・コイル電流制御装置、9・・・重イオンダンプ
。 第2図
、第2図は従来技術の中性粒子入射装置の断面図、第3
図は従来技術によるイオンの軌道を示す図、第4図は本
発明によるイオンの軌道を示す図である。 1・・イオン源、2・・・引き出し電極、3・電子抑制
電極、4・・・加速電極、58〜5e・・・偏向コイル
、6・・・中性化セル、7・・・@極電位制御装置斤、
8・・・コイル電流制御装置、9・・・重イオンダンプ
。 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、イオン源と、前記イオン源から所望の電荷をもつイ
オンを引き出し、それを加速する電極と、加速した前記
イオンから電荷をはぎ取り中性粒子とするための中性化
セルよりなる中性粒子入射装置において、 前記加速電極と前記中性化セルとの間に一対の対向する
磁石をイオンの進行方向に沿つて二n(nは整数)組設
けたことを特徴とする中性粒子入射装置。 2、特許請求項第1項において、 前記磁石を二組設けたことを特徴とする中性粒子入射装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1002712A JPH02183998A (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 中性粒子入射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1002712A JPH02183998A (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 中性粒子入射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02183998A true JPH02183998A (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=11536916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1002712A Pending JPH02183998A (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 中性粒子入射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02183998A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018022698A (ja) * | 2012-09-04 | 2018-02-08 | トライ アルファ エナジー, インコーポレイテッド | 陰イオンに基づく中性ビーム入射器 |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP1002712A patent/JPH02183998A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018022698A (ja) * | 2012-09-04 | 2018-02-08 | トライ アルファ エナジー, インコーポレイテッド | 陰イオンに基づく中性ビーム入射器 |
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