JPH02183807A - 工具逃げ動作制御方式 - Google Patents
工具逃げ動作制御方式Info
- Publication number
- JPH02183807A JPH02183807A JP415489A JP415489A JPH02183807A JP H02183807 A JPH02183807 A JP H02183807A JP 415489 A JP415489 A JP 415489A JP 415489 A JP415489 A JP 415489A JP H02183807 A JPH02183807 A JP H02183807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- workpiece
- cut
- hardness
- control method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 21
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 41
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 37
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 101100008044 Caenorhabditis elegans cut-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は旋削加工の工具の逃げ動作を制御する数値制御
装置の工具逃げ動作制御方式に関し、特にワークの材質
の硬度に応じて工具の逃げ動作のパターンを変化させる
工具逃げ動作制御方式に関する。
装置の工具逃げ動作制御方式に関し、特にワークの材質
の硬度に応じて工具の逃げ動作のパターンを変化させる
工具逃げ動作制御方式に関する。
旋削加工では、例えば荒削り加工の余肉とり作業のよう
に一定の切削量の加工工程をサイクリックに行って所要
の形状を仕上げる加工がある。
に一定の切削量の加工工程をサイクリックに行って所要
の形状を仕上げる加工がある。
第5図に従来の数値制御装置による荒削り加工の概念図
を示す。図において、実線の矢印は切削送りによる工具
通路、破線の矢印は早送りによる工具通路を示す。工具
10の刃先10aは点P20より点P21に切削送りで
移動して、ワーク3を切り込み量D10だけ切削する。
を示す。図において、実線の矢印は切削送りによる工具
通路、破線の矢印は早送りによる工具通路を示す。工具
10の刃先10aは点P20より点P21に切削送りで
移動して、ワーク3を切り込み量D10だけ切削する。
この後、刃先10aを切削面から逃がすために、切り上
げ角度θの方向に切り上げて移動する。切り上げ角度θ
は通常45°に設定されており、加工条件に係わらず一
定である。切削面からの距離が戻し逃げ最ΔXとなる点
P22からはZ軸方向に点P23まで早送りで移動する
。
げ角度θの方向に切り上げて移動する。切り上げ角度θ
は通常45°に設定されており、加工条件に係わらず一
定である。切削面からの距離が戻し逃げ最ΔXとなる点
P22からはZ軸方向に点P23まで早送りで移動する
。
これで初回の加工サイクルが終了し、継続して点P2;
3を開始点として点P24、点P25、点P26、・・
・−−−一−−−−−−−・のように移動する次の加工
サイクルが行われる。このような加工サイクルを繰り返
し、最終的にワーク3の形状を加工する。なお、以上の
一連の通路は、実際には数値制御装置(CNC)の固定
サイクル指令により1ブロツクで指令される。
3を開始点として点P24、点P25、点P26、・・
・−−−一−−−−−−−・のように移動する次の加工
サイクルが行われる。このような加工サイクルを繰り返
し、最終的にワーク3の形状を加工する。なお、以上の
一連の通路は、実際には数値制御装置(CNC)の固定
サイクル指令により1ブロツクで指令される。
ところで、ワークの材質が硬い場合には、切削工程の終
点P21において45°の切り上げ角度で刃先10aを
逃がすと、ワーク3の端面3cに加工サイクル数に相当
する数の円周状のすし目が生じる。このすじ目は硬い材
質のワーク程大きく生じ、仕上げ加工を行っても完全に
消えないことがある。
点P21において45°の切り上げ角度で刃先10aを
逃がすと、ワーク3の端面3cに加工サイクル数に相当
する数の円周状のすし目が生じる。このすじ目は硬い材
質のワーク程大きく生じ、仕上げ加工を行っても完全に
消えないことがある。
一方、柔らかい材質のワークの場合にも一貫して45°
の切り上げ角度で逃がしていたのでは加工時間が無駄に
費やされることになる。
の切り上げ角度で逃がしていたのでは加工時間が無駄に
費やされることになる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ワ
ークの材質の硬度に応じて工具の逃げ動作のパターンを
変化させる工具逃げ動作制御方式を提供することを目的
とする。
ークの材質の硬度に応じて工具の逃げ動作のパターンを
変化させる工具逃げ動作制御方式を提供することを目的
とする。
本発明では上記課題を解決するために、旋削加工の工具
の逃げ動作を制御する数値制御装置の工具逃げ動作制御
方式において、ワーク材質の硬度に対応させて工具の逃
げ動作のパターンを複数種類設け、前記複数のパターン
の中から加工すべきワークの硬度に該当したパターンを
選択し、前記該当したパターンに従った径路で前記工具
を所定位置に移動させることを特徴とする工具逃げ動作
制御方式が、提供される。
の逃げ動作を制御する数値制御装置の工具逃げ動作制御
方式において、ワーク材質の硬度に対応させて工具の逃
げ動作のパターンを複数種類設け、前記複数のパターン
の中から加工すべきワークの硬度に該当したパターンを
選択し、前記該当したパターンに従った径路で前記工具
を所定位置に移動させることを特徴とする工具逃げ動作
制御方式が、提供される。
〔作用)
工具の逃げ動作のパターンを複数種類設け、これを加工
すべき材質の硬度に対応させてメモリに登録しておく。
すべき材質の硬度に対応させてメモリに登録しておく。
加工する際には、所定の方法によってワークの硬度を求
め、この硬度に該当した逃げ動作のパターンに従って工
具を移動させる。
め、この硬度に該当した逃げ動作のパターンに従って工
具を移動させる。
〔実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の一実施例の工具逃げ動作制御方式によ
るワークの硬度を決定する際の数値制御装置の処理のフ
ローチャートである。図において、Sに続く数値はステ
ップ番号を示す。なお、Dχは加工プログラムの材質デ
ータに設定されている切り込み量の値であり、一般に硬
い材質のワークの場合には小さな値に設定され、柔らか
い材質のワークの場合には大きな値に設定されている。
るワークの硬度を決定する際の数値制御装置の処理のフ
ローチャートである。図において、Sに続く数値はステ
ップ番号を示す。なお、Dχは加工プログラムの材質デ
ータに設定されている切り込み量の値であり、一般に硬
い材質のワークの場合には小さな値に設定され、柔らか
い材質のワークの場合には大きな値に設定されている。
Dl及びD2は基準値であり、DI<D2である。
〔S1〕切り込みlDxが基準値D1以下かどうかを判
定する。D1以下の場合はS2へ、異なる場合はS3へ
いく。
定する。D1以下の場合はS2へ、異なる場合はS3へ
いく。
〔S2〕切り込み量Dxが基準値D2以上かどうかを判
定する。D2以上の場合はS3へ、異なる場合はS5へ
いく。
定する。D2以上の場合はS3へ、異なる場合はS5へ
いく。
〔S3〕ワークは硬い材質であると判定する。
[S4]ワークは柔らかい材質であると判定する。
〔S5〕ワークは中稈度の硬度の材質であると判定する
。
。
このように、切り込み量Dxの値に基づいてワークの硬
度を決定する。
度を決定する。
第1図(a)及び(b)は本発明の第1の実施例の概念
図であり、以上の判定方法によってワークが硬い材質と
判定された場合の工具の逃げ動作のパターンを示した図
である。なお、この加工は固定サイクルによる荒削り加
工である。
図であり、以上の判定方法によってワークが硬い材質と
判定された場合の工具の逃げ動作のパターンを示した図
である。なお、この加工は固定サイクルによる荒削り加
工である。
第1図(a)は初回の加工サイクルの逃げ動作のパター
ンであり、実線の矢印は切削送りによる工具通路、破線
の矢印は早送りによる工具通路を示す。STI〜ST3
は工程であり、数値は実行順序を示す。
ンであり、実線の矢印は切削送りによる工具通路、破線
の矢印は早送りによる工具通路を示す。STI〜ST3
は工程であり、数値は実行順序を示す。
工程STIでは、工具10の刃先10aを点POより点
PIに切削送りで移動してワーク1を切り込み量Dxl
だけ切削し、1aに示す形状に加工する。工程ST2で
は、刃先10aをX軸方向に切削送りで点P2まで移動
する。この結果、工程STIの終点PIで端面1cに生
じたすじ目が除去される。工程ST3では、点POと同
じZ座標で、点P2よりもX軸方向に戻し逃げ量ΔX1
だけ逃げた位置の点P3に早送りして初回の加工サイク
ルを終了する。
PIに切削送りで移動してワーク1を切り込み量Dxl
だけ切削し、1aに示す形状に加工する。工程ST2で
は、刃先10aをX軸方向に切削送りで点P2まで移動
する。この結果、工程STIの終点PIで端面1cに生
じたすじ目が除去される。工程ST3では、点POと同
じZ座標で、点P2よりもX軸方向に戻し逃げ量ΔX1
だけ逃げた位置の点P3に早送りして初回の加工サイク
ルを終了する。
第1図(b)は2回目の加工サイクルの逃げ動作のパタ
ーンを示した図である。図において、加工サイクルの開
始点は点P3であり、工程ST4によって工具の刃先1
0aを点P4に早送りで移動する。工程ST5では、点
P5に切削送りで移動してワーク1をさらに切り込み1
Dxlだけ切削し、tbに示す形状に加工する。工程S
6では、刃先10aをX軸方向に切削送りで点PIまで
移動する。この結果、工程S5の終点P5で端面ICに
生じたすじ目が除去される。工程ST7では、開始点P
3と同じZ座標で、点PLよりもX軸方向に戻し逃げ量
ΔX1だけ逃げた位置の点P7に早送りして2回目の加
工サイクルを終了する。
ーンを示した図である。図において、加工サイクルの開
始点は点P3であり、工程ST4によって工具の刃先1
0aを点P4に早送りで移動する。工程ST5では、点
P5に切削送りで移動してワーク1をさらに切り込み1
Dxlだけ切削し、tbに示す形状に加工する。工程S
6では、刃先10aをX軸方向に切削送りで点PIまで
移動する。この結果、工程S5の終点P5で端面ICに
生じたすじ目が除去される。工程ST7では、開始点P
3と同じZ座標で、点PLよりもX軸方向に戻し逃げ量
ΔX1だけ逃げた位置の点P7に早送りして2回目の加
工サイクルを終了する。
以下、上記と同様の加工サイクルを必要回数だけ繰り返
して所要の形状に加工する。
して所要の形状に加工する。
第2図(a)及び(b)は本発明の第2の実施例の概念
図であり、先に述べた判定方法によってワークが柔らか
い材質と判定された場合の工具の逃げ動作のパターンを
示した図である。この加工も固定サイクルによる荒削り
加工である。
図であり、先に述べた判定方法によってワークが柔らか
い材質と判定された場合の工具の逃げ動作のパターンを
示した図である。この加工も固定サイクルによる荒削り
加工である。
第2図(a)は初回の加工サイクルの逃げ動作のパター
ンであり、実線の矢印は切削送りによる工具通路、破線
の矢印は早送りによる工具通路を示す。5TII、5T
12は工程であり、数値は実行順序を示す。
ンであり、実線の矢印は切削送りによる工具通路、破線
の矢印は早送りによる工具通路を示す。5TII、5T
12は工程であり、数値は実行順序を示す。
工程5TIIでは、工具10の刃先10aを点PLOよ
り点pHに切削送りで移動してワーク2を切り込みlD
x2だけ切削し、2aに示す形状に加工する。なお、こ
の場合はワークの材質が柔らかいので、工程5TIIの
終点pHにおいて端面2cにすじ目は生じない。工程5
T12では、点PIOと同じZ座標で、点pHよりもX
軸方向に戻し逃げ量ΔX2だけ逃げた位置の点P12に
直線径路で早送りして初回の加工サイクルを終了する。
り点pHに切削送りで移動してワーク2を切り込みlD
x2だけ切削し、2aに示す形状に加工する。なお、こ
の場合はワークの材質が柔らかいので、工程5TIIの
終点pHにおいて端面2cにすじ目は生じない。工程5
T12では、点PIOと同じZ座標で、点pHよりもX
軸方向に戻し逃げ量ΔX2だけ逃げた位置の点P12に
直線径路で早送りして初回の加工サイクルを終了する。
第2図(b)は2回目の加工サイクルの逃げ動作のパタ
ーンを示した図である。図において、加工サイクルの開
始点は点PL2であり、工程5T13によって工具の刃
先10aを点P13に早送りで移動する。工程5T14
では、点P14に切削送りで移動してワーク2をさらに
切り込み量Dx2だけ切削し、2bに示す形状に加工す
る。なお、この場合も初回の加工サイクルと同様に、端
面2cにすじ目は生じない。工程ST’15では、開始
点P12と同じZ座標で、点P14よりもX軸方向に戻
し逃げ量ΔX2だけ逃げた位置の点P15に直線径路で
早送りして2回目の加工サイクルを終了する。
ーンを示した図である。図において、加工サイクルの開
始点は点PL2であり、工程5T13によって工具の刃
先10aを点P13に早送りで移動する。工程5T14
では、点P14に切削送りで移動してワーク2をさらに
切り込み量Dx2だけ切削し、2bに示す形状に加工す
る。なお、この場合も初回の加工サイクルと同様に、端
面2cにすじ目は生じない。工程ST’15では、開始
点P12と同じZ座標で、点P14よりもX軸方向に戻
し逃げ量ΔX2だけ逃げた位置の点P15に直線径路で
早送りして2回目の加工サイクルを終了する。
以下、上記と同様の加工サイクルを必要回数だけ繰り返
して所要の形状に加工する。このように、ワークの材質
が柔らかい場合には、切削工程終了後に直ちに次の加工
サイクルの開始点に移動するので加工時間が短縮する。
して所要の形状に加工する。このように、ワークの材質
が柔らかい場合には、切削工程終了後に直ちに次の加工
サイクルの開始点に移動するので加工時間が短縮する。
なお、図示しないが、先の判定方法により中程度の硬度
と判定されたワークの場合の逃げ動作のパターンは、工
具の刃先を切削工程の終点から45°の角度で切り上げ
た後、次の加工サイクルの終点に移動する。
と判定されたワークの場合の逃げ動作のパターンは、工
具の刃先を切削工程の終点から45°の角度で切り上げ
た後、次の加工サイクルの終点に移動する。
第4図に本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの構成図を示す。図において、31はプロセッサ
、32はROMで本数値制御装置を制御するコントロー
ルプログラムが格納されている。33はRAM、34は
表示器、35は不揮発性メモリでバッテリバックアップ
されたCMO5等が使用され、加工プログラムや切り込
み量の基準値D1、D2等の各種のパラメータが格納さ
れている。16は操作盤、17は旋盤用の工作機械であ
る。
ウェアの構成図を示す。図において、31はプロセッサ
、32はROMで本数値制御装置を制御するコントロー
ルプログラムが格納されている。33はRAM、34は
表示器、35は不揮発性メモリでバッテリバックアップ
されたCMO5等が使用され、加工プログラムや切り込
み量の基準値D1、D2等の各種のパラメータが格納さ
れている。16は操作盤、17は旋盤用の工作機械であ
る。
以上説明したように本発明では、ワークの材質に応じて
工具の逃げ動作のパターンを変化させるので、例えば硬
い材質の場合にはワークの端面にすじ目が残らず、精度
の良い加工ができる。
工具の逃げ動作のパターンを変化させるので、例えば硬
い材質の場合にはワークの端面にすじ目が残らず、精度
の良い加工ができる。
また、柔らかい材質の場合には無駄な逃げ径路を経ない
ので加工時間が短縮される。
ので加工時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例における初回の加
工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第1図(b)は本発明の第1の実施例における2回目の
加工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第2図(a)は本発明の第2の実施例における初回の加
工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第2図(b)は本発明の第2の実施例における2回目の
加工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第3図は本発明の一実施例の工具逃げ動作制御方式によ
るワークの硬度を決定する際の数値制御11装置の処理
のフローチャート、 第4図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの構成図、 第5図は従来の数値制御装置による荒加工時の逃げ動作
のパターンを示した図である。 5TII〜S T 15−一−−−−−−−・−工程Δ
X1、ΔX2−・−−m−・−戻し逃げ量Dxl、Dx
2−・−−−−−・・−切り込み量DI、D 2−一一
一・・−・・−・−切り込み量の基準値31−・・・−
・−・・−・プロセッサ35−・−−−一一一・・−・
−不揮発性メモリ37−・−・−・−・・−・−・・工
作機械特許用19ff人 ファナック株式会社代理人
弁理士 服部毅巖 1、 PO,P Pi、P PlolPI pH、PI STI〜5T 2−−−−−−・−・−一−−−ワークa・−−−−一
・−・−工具の刃先 3−−−−−−・・−・−・加工開始点5−−−−−−
−−−−−・−切削工程の終点2・・−・−・・−−m
−−−・加工開始点4−・・・ 切削工程の終点 7−・−・−・−=−工程 第1 図 第2 図(a) ×巾由 第1 図(b) 第2図(b)
工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第1図(b)は本発明の第1の実施例における2回目の
加工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第2図(a)は本発明の第2の実施例における初回の加
工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第2図(b)は本発明の第2の実施例における2回目の
加工サイクルの逃げ動作のパターンを示した図、 第3図は本発明の一実施例の工具逃げ動作制御方式によ
るワークの硬度を決定する際の数値制御11装置の処理
のフローチャート、 第4図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの構成図、 第5図は従来の数値制御装置による荒加工時の逃げ動作
のパターンを示した図である。 5TII〜S T 15−一−−−−−−−・−工程Δ
X1、ΔX2−・−−m−・−戻し逃げ量Dxl、Dx
2−・−−−−−・・−切り込み量DI、D 2−一一
一・・−・・−・−切り込み量の基準値31−・・・−
・−・・−・プロセッサ35−・−−−一一一・・−・
−不揮発性メモリ37−・−・−・−・・−・−・・工
作機械特許用19ff人 ファナック株式会社代理人
弁理士 服部毅巖 1、 PO,P Pi、P PlolPI pH、PI STI〜5T 2−−−−−−・−・−一−−−ワークa・−−−−一
・−・−工具の刃先 3−−−−−−・・−・−・加工開始点5−−−−−−
−−−−−・−切削工程の終点2・・−・−・・−−m
−−−・加工開始点4−・・・ 切削工程の終点 7−・−・−・−=−工程 第1 図 第2 図(a) ×巾由 第1 図(b) 第2図(b)
Claims (6)
- (1)旋削加工の工具の逃げ動作を制御する数値制御装
置の工具逃げ動作制御方式において、ワークの材質の硬
度に対応させて工具の逃げ動作のパターンを複数種類設
け、 前記複数のパターンの中から加工すべきワークの硬度に
該当したパターンを選択し、 前記該当したパターンに従った径路で前記工具を所定位
置に移動させることを特徴とする工具逃げ動作制御方式
。 - (2)前記ワークの硬度を加工プログラムの材質データ
に設定されている切り込み量の大きさに基づいて決定す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工具逃
げ動作制御方式。 - (3)前記切り込み量を第1の基準値と比較し、前記切
り込み量が前記第1の基準値以下のときは前記ワークを
硬い材質とみなし、 前記硬い材質に対応した前記パターンを、前記切削工程
による切削面に対して垂直方向に一定距離切削送りした
後に前記所定位置に早送りするパターンとすることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の工具逃げ動作制御
方式。 - (4)前記切り込み量を前記第1の基準値より大きな値
の第2の基準値と比較し、 前記切り込み量が前記第2の基準値以上のときは前記ワ
ークを柔らかい材質とみなし、 前記柔らかい材質に対応した前記パターンを、特定の逃
がし径路を経ずに前記所定位置に最短距離で早送りする
パターンとすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の工具逃げ動作制御方式。 - (5)前記旋削加工は荒削り加工であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の工具逃げ動作制御方式。 - (6)前記荒削り加工は固定サイクルで指令され、前記
所定位置は次の加工サイクルの開始点であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の工具逃げ動作制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP415489A JPH02183807A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 工具逃げ動作制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP415489A JPH02183807A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 工具逃げ動作制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02183807A true JPH02183807A (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=11576838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP415489A Pending JPH02183807A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 工具逃げ動作制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02183807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016152768A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | シチズンホールディングス株式会社 | 工作機械及びこの工作機械の制御装置 |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP415489A patent/JPH02183807A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016152768A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | シチズンホールディングス株式会社 | 工作機械及びこの工作機械の制御装置 |
JPWO2016152768A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2018-01-25 | シチズン時計株式会社 | 工作機械及びこの工作機械の制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8145348B2 (en) | Tool selection method for machine tool, control device, and numerically controlled lathe | |
EP0160097B1 (en) | Area machining method | |
JP2005519355A5 (ja) | ||
US4739489A (en) | Area cutting method | |
US4703415A (en) | Method of approach in area cutting | |
WO1988010173A1 (fr) | Dispositif de profilage | |
KR860002075B1 (ko) | 수치제어 가공방식 | |
JP2005288563A (ja) | 加工プログラム作成方法、及び加工プログラム作成装置 | |
JPH02183807A (ja) | 工具逃げ動作制御方式 | |
JPH0631590A (ja) | Nc加工用工具移動経路の作成方法 | |
EP0161321B1 (en) | Machining method for machine tool | |
JP2009142915A (ja) | 工作機械およびその切削加工方法 | |
JPH0253161B2 (ja) | ||
RU2674376C1 (ru) | Способ фрезерования внутренних радиусных сопряжений поверхностей деталей | |
WO1987000474A1 (en) | Surface machining method | |
EP0231388A1 (en) | Surface machining method | |
EP4245444A1 (en) | Method for controlling superimposed machining of nc machine tool | |
JP2024022154A (ja) | スカイビングカッタを用いた外歯車加工方法 | |
JPS60161002A (ja) | 数値制御旋盤における荒削り加工方法 | |
JPH07108438A (ja) | コンピュータによる加工干渉チェック方法および加工干渉回避プログラムの作成方法 | |
JPH08276348A (ja) | Ncデータの作成方法 | |
JP2846885B2 (ja) | Ncデータ作成装置 | |
KR970005564B1 (ko) | 수치 제어 장치의 사이클 가공 방법 | |
KR0151088B1 (ko) | 선반용 자동 공구궤적 생성프로그램을 이용한 대상물 가공방법 | |
JPH04291605A (ja) | 干渉防止機能を持つ加工装置 |