JPH02182271A - 放射線測定装置 - Google Patents

放射線測定装置

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JPH02182271A
JPH02182271A JP50389A JP50389A JPH02182271A JP H02182271 A JPH02182271 A JP H02182271A JP 50389 A JP50389 A JP 50389A JP 50389 A JP50389 A JP 50389A JP H02182271 A JPH02182271 A JP H02182271A
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JP
Japan
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phantom
water
radiation
human body
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Application number
JP50389A
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Inventor
Hiroshi Kikuchi
宏 菊地
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/169Exploration, location of contaminated surface areas

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、放射線治療装置等の放射線の特性を測定す
るための放射線測定装置に関するもので、さらに詳しく
いうと、人体に等価なファントムを用いて人体に吸収さ
れるX&!、γ線等の放射線量をシミュレートする放射
線測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図、第5図は、従来の放射線測定装置1%に、医療
用ライナックの出力放射線の測定に用いらねている放射
線測定装置を示し、図において、水ファントム(1)は
、人体等価のファントムを形成する容器で通常アクリル
等の人体の比重に近い材料で作られ、水(6)を図のよ
うに入れた状態で使用され、人体等価ファントムの代表
とする。排水バルブ(2)は水ファントム(1)の中の
水を排水するためのもの、駆動機構(3)は水ファント
ム(1)の中で放射線を測定するための測定プローブ(
57)を走査させるためのものである。駆動−1!!隔
操作器(5)は駆動機構(3)を操作するもので、放射
線発生中に放射線防護された別の室から測定プローブ(
57)を駆動し、かつ、その位置を表示する部分である
。第4図は放射線治療装置にライナックを用いた場合を
示し、ライナックの固定架台(51)、放射線を患者の
周囲から照射できるように回転可能な回転架台(52)
、放射線とKXIIIを発生する場合のタゲット(53
)、発生したX線を必要な照射野内に限定するためのコ
リメータ(54)等を備えている。
(55)はコリメータ(54)Kより限定されたX線、
(56)は回転架台(52)Kよりターゲット(53)
が回転する中心でアイソセンタと呼ぶ。(56b)はア
イソセンタ(56)を含む回転架台(52)の回転軸で
ある。線量計(5B)は駆動遠隔操作器(5)と同様に
別の室において測定プローブ(57)Kより測定された
放射線蓋を増幅表示する。水ファントム(11は台座(
59)上に設定されている。
第5図における(X)、 (Y)、 (Z)は三次元を
表わす各座標とする。(X’)は図の左右方間(■は紙
面に直角の方向、(Zlは鉛直方向で、図では放射線は
2方向に上より下方へ照射さねている。既に述べたよう
に、(3)は駆動機構であるが、(X) 、 (Y) 
、 (Z)の三軸に従い、(3)l、(3Y)、(3Z
’H!各k(1’)軸方向への駆動機構である。ここで
は減速器を介してリバーシブルモータKIIIA動され
るプーリと対になった自由回転のプーリ(3XP)、(
3YP)、(3ZP)と、コノ間を回転するベルト(4
XB)、 (4YB)、 (4ZB”1によりImXk
he構(3X”l、(3Y)、(3Z)とり、て例示す
る。なお、(3YP)、 (4YB’)は図に現われて
いない。各ベルト(4XB’) 、 (4YB)、 (
42B)Kそわぞれホルダ(4X)l(4Y)、(4z
)が取付けられている。
図の例では、測定プローブ(57)はホルダ(4z)K
取付けられ、ホルダ(4z)はベルト(4ZB)K取付
けられている。駆動機構(3z)はホルダ(4X)K取
付けらね、ホルダ(4X)はベル)(4XB)に固定さ
ねている。駆動機構(3X)はホルダ(4Y)KG付ゆ
られ、ホルタ−(4Y)はベルト(4YB)K固定され
ている。ベル)(4YB)は駆動機構(3Y)として駆
動される。以上により、測定プローブ(57)は水ファ
ントム(1)の水(6)の中の任意の位置の放射線量を
検出することかできる。
次に、この図において、(61)は水面からの測定プロ
ーブ(57)の位置の深さで、放射線が測定プローブ(
57)K達するまでの水の厚さを示し、通常記号dで表
わす。ただし、ここでは数式を用いる場合に微分記号の
dと1なるので、座標2を用いて測定プローブ(57)
の深さ(61)を表わす。
(62)はか−射線源から水ファントム(1)の水の表
面までの距離で、S S D (Source−8ur
face Distauceの略)と呼ぶ。(63)は
数対線源から6(1]定ブローフ(57>1での距離で
、S CD (5ource−Chan]、berDi
stauceの略で、測定プローブをChamberを
呼ぶ)と称している。
次に動作について説明する。放射線を治療に用いる場合
には、人体に有害な放射線を照射して癌等の悪性腫瘍細
胞を死滅させようとするものであるから、人体にどのよ
うに放射線が吸収されていくか、治療前に十分シミュレ
ートされていたけわばならない。そのため1で、人体と
比重の極めて近い水や、人体と等価な比重を持つ特定に
開発さねた固体材料を用いて放射線の特性を測定するこ
とがl要な作業として各病院で行われている。
ここでは放射線としてX線を例にして説明を進める。ま
た、放射線治療装置はライナックを例にする。X線治療
にはライナックの回転架台(52)を動かさずに照射す
る固定照射法と、回転架台(51)’&アイソセンタ(
56)の周囲に回転させながら照射する回転照射法、あ
るいはある角度で停止して照射した後、回転し、次の所
定の角度で停止し、再び照射することを繰返す多門照射
法等がある。葉だ、用いるX線はライナックの機種によ
’l 11々のエネルギのものが用いられ、このエネル
ギは、同じ厚さを通過しても吸収されるX線量が違うこ
と’vg味し、異なる治療効果を示すことになる。さら
に、X線は、人体を通過するとき表面からある深さで吸
収されるX線量が最大となる現象を示すが(これなどル
ドアツブ、最大となる点を最大電離平衡点という)、エ
ネルギによりこの最大電離平衡点が異なる。
以上のように、種々の治療法、糧々のエネルギのXSが
あるため、X線の特性は人体等価ファントムを用いて入
念K 測定チエツクされる。これらの測定の中で代表的
な特性チエツクの方法を第6図に示す。同図(a)は5
SD(62)を一定にして深さ(61)の各点での値を
チエツクしたものである。
この測定をP DD (Perceutage Dep
tb Dose深部量す分率)と呼び、最大電離平衡点
C以下dmax=最大となる深さdと略す)KおけるX
線量を100%とした相対1iHDaを深さdに対して
プロットしたものである。同図(blは5CD(63)
を一定にして庶さ(61)の各点の値をチエツクしたも
ので、この測定をT P R(Ti 5sue−Pea
k Rat io組紙最大値比)と呼び、相対線量DR
と深さdの示す所はPDDと同じである。いずれの場合
も照射野を特定な値に定め、放射線の中心軸に沿って深
さ方向(第5図の2方向)K 111定するのが代表的
な特性となる。PDDとTPRの違いは、PDDが人体
等価ファントム中KX線が照射されて、このファントム
中を進んでいくX線がファントムに吸収されていく過程
を示しているのに対し、TPRは例えばアイソセンタ(
56)の点における吸収X線の量が、放射線源、すなわ
ちターゲット(53)とアイソセンタ(56)の間の人
体等価ファントムの厚さが変化すると、どのように変化
するかを示している。いずれの場合もX線のエネルギが
高くなると第6図(a)。
(b) Kおけるdの値が(1maxから大きい方のD
Rの減衰特性は緩やかになり、かつ、d ma、Xより
大きい値を示す部分における表現は次のようになる。
PDDの場合のDRをDPとし、TPHの場合のDRを
DTとして、 ! Dp  =  kp()2 exp  (−λt)・(
11t+i DT  =  kT exp  (−λz)・−(zl
ここで、Zは深さ(61)の値、tは5SD(62)の
値、λは人体等価ファントム(ここでは水)のX線に対
する線吸収係数でX線エネルギにより異った値となる。
kp 、 kTは係数で、第6図ではDR100%がa
maxのとぎであるので、z=o(d=o)のと、!K
(11式および(2)式のそれぞれD p + D T
は1ではなく、z = OK外挿された値1以上の値と
なっているσ〕で、このときの値をk p + k T
としている。
次に、PDD 、 TPRの測定方法について説明する
第4図において、ライナックの固定架台(51)FC支
持された回転架台(52)内に電子を加速するシステム
(図示せず)があり、加速された電子がタゲツ)(53
)K入射してX線(55)が発生する。
X線(55)の広がりはコリメータ(54)Kより制御
さねて照射野が決めらハる。X線(55)はアイソセン
タ(56)に向かって照射され、回転架台(52)は回
転軸(56b+)の周囲に回転し得る。アイソセンタ(
56)の付近に水ファントム(1)が台座(59)の上
に設定されている。測定プローブ(57)は駆動機構(
3)Kより水ファントム(1)の中の種々の点のX線量
を検出し、−置針(58)Kよりモニタされ、表示や記
録が行われる。制御機構(3)は駆動遠隔操作器(5)
Kより測定プローブ(57)の位置をモニタし、かつ、
任意の位置に駆動する。
第5図における機能は既に述べたが、PDDの場合には
5SD(62)を一定にして測定プローブ(57)を2
方向に移動させながらX線量を測定していく。
方、TPRノ場合は、測定プローブ(57)が5CD(
63)一定となるように位置が保たれ、水の深さ(61
)を変化させてX線量を測定していく。
実際はこのTPRの測定は大変な作業で、その方法は色
々工夫がさ名ている。第5図の場合の排水バルブ(2)
Kより保々に水を抜きながら深さd (61’1を変化
させたり、第5図とは別に測定プローブ(5’l’&水
フアントム(1)と独立した別のホルダにより固定し、
台座(59)K上下駆動機構を設げ、水ファントム(1
)全体を上下に動かす方法をとったり、さらには固体の
人体等価ファントムを開発し、厚さの判明している板状
のファントムを順次連ねていくことにより、深さd (
61)を変化させる等の方法である。いずれもある陳さ
dの値によるX線量測定後、ライナックのある治療室に
人が入っていき、深さd(61)の値を変化させて次の
X線量測定をする作業を繰り返すことにより、第6図(
b)のTPR特性を作るという手間のかかる作業を行わ
なければならない、PDDO伸」定はこれに対し測定プ
ローブ(57)を移動させればよいので、測定の手間は
TPRK対して大幅に縮減できる。
さて、以上KXX線エネルギよりPDDおよびTPRの
減衰特性が変わることを述べたが、治療に用いるX線の
エネルギを物理学的な意味とは別に治療上の意味合いか
ら、PDDまたはTPRの減衰特性を測定することによ
り、X線エネルギを定める方法が放射線治療分野では採
用さねている。(1)式および(2)式でエネルギ依存
を示すのは線吸収係数λであり、これにより減衰特性が
変化するのは明らかである。
測定はPDDの方が容易である。このため、従来、PD
DODB線を用いてX線エネルギ測定を行う方法を採用
することが多かった。その代表的な方法は、dmaXの
値と(1)式のDpの値が50%になる深さdの値の双
方が所定の値となることにより所定のエネルギとする方
法、あるいは(x)式の2を特定の値(例えば10cm
)と定め、このときのDPの値が所定の値となるとき所
定のエネルギとする方法であった。
近年、X線エネルギは水ファントム中に吸収される放射
線量として抽えようという考え方が広まり、TPR法に
より(2)式における所定の深さにおけるDTの所定の
値により所定のX線エネルギとするか、(2)式が適用
できる十分な深さの2点(d−=10cm&20cmが
代表的な値)におけるDTO比(I)r2ocm/DT
lOcm)が所定の仙となることにより所定のX線エネ
ルギとする方法で、装置のXみ特性の評価および特性測
定を行ことか行われるようになった。
また、第5図の水ファントム(1)Kよる測定糸では、
以上の深さ方向のデータの他に照射野の広がり方向(X
、Y方向)K測定グローブ(57)を走食し、放射線の
線量の分布を測定することも行われている。
〔発明が解決しようとする課題] 従来の放射@御」定装置は以上のように構成されている
ので、TPRの測定を行うのに水を用いる場合は、深さ
dを変更する毎に水ファントムの傍に行き深さdを目視
でコントロールしなければならず、深さclK対して多
数の点の測定には多大な労力と時間を要し、かつ、水面
の表面張力により水面位置の目視が不十分で労力と時間
の割Kfi度の恐い測定データしか得られない。また、
測定プロブを走査して測定するときは水面に多少の波立
ちができ、深さdの値が不正確になるなどの問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、TPHの測定においても遠隔により連続的に
深さdを変化させて水面の位置を正確に測定することが
でき−かつ、測定プローブが走査しても水面に波立ちの
生じない放射線測定装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明vc係る放射線測定装置は、水ファントムの水
面に固体の人体等価ファントムを浮かべこの人体等価フ
ァントムは、岸さの判明している板を遠隔操作により測
定の照射野内に設置または排除することかできる。さら
に、ファントム中に外部から水を遠隔操作で供給、排出
する手段な備えている。
〔作 用〕
この発明においては、固体の人体等価ファンタムで水面
を正しく定めその下の水の増減を行わしめるので、水面
の位置の演1」定精度を向上するとともに波立ちを押え
、また、ファントム中の水を遠隔操作により給、操する
ので、TPRの測定が容易になる。
〔実施例〕
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示し、第1図に
おいて、水(6)の表面に薄い固体の人体等価ファント
ム(11)を浮かべる。このファントムはここでは表面
ファントムと称し、図に示すように水面に浮くように箱
形になっている。ベルト(12)は表面ファントム(1
1)の表面位置をモニタするためのもので、lす(12
a’)および(12b)はベル) (12)と表面ファ
ントム(II)V滑らかに上下させる。プーリ(13)
はベルト(12)Kより回転され、この回転により表面
ファントム(11)の位M′?インクリメンタルエンコ
ーダのようなモニタ(14)で測定する。表面ファント
ム(]1)の上下移動の際に横方向に動くのを規制する
棹(15)は、表面ファントム(11’)K開けた穴を
負通している。針(16)および目盛(17)は表面フ
ァントム(11)の位置を目視により視認するためのも
のである。
水ファントム(1)の近傍におかれたリザーバタンク(
18)Kは、リザーバタンク(18)内の水を吸い上げ
るためのバイブ(19Hoよびポンプ(20)が設けら
れ、ポンプ(20)のコントローラ(21)は、遠隔操
作と共に手元での0N10FFも可能で慶、す、かつ、
別室での遠隔操作器(図示せず)でも操作できる。ホー
ス(22)は水ファントム(1)K水を導くためのもの
である。排水バルブ(2)K接続された電極バルブ(2
3)のコントローラ(24)は、その遠隔操作器(図示
せず)Kよっても、手元でも電極バルブ(23)を開閉
できる。(25)はりザバタンク(18)の排水バルブ
である。
第2図において、(31)はベースとなる固体の人体等
価ファントムで、ここではペースファントムとオぷ。(
32)は厚さの判明している板状の固体の人体等価ファ
ントムで−ここでは板状ファントムと呼ぶ。(32a)
は板状ファントム(32)がペースファントム(31)
の上に積み積ねられた状態を示す。(33)は板状ファ
ントム(32)の駆動@禍のホルダ、(34)は板状フ
ァントム(32)の移動用のレールで両側にある。駆動
機構(35)は板状ファントム(32)のペースファン
トム(31)の上方への設定、排除を行う。
ここで、TPRを測定する場合の深さの違う2点の測定
値の差を求める場合に注意を要するのは、次のように考
えることができる。
各測定法の測定プローブ(57)の深さd (61)の
設定精度に対する正確さを検討するためK(11゜(2
)式から全微分を求めると、 T 次に、TPR匠よるエネルギ測定はDTd+ 、 DT
dzをそねそれ深さdt、dzにおけるDTO値ととし
、DAをエネルギ測定パラメータとして、DA=DTd
2/DTdl     ・・・(5)ただし、Z1+2
2は旅さdt、dzの値で、△ZI+Δz2はzl I
 Z2測定時の設足l/′#度である。
いま、10MvXIvi!の代表的な値として、λ= 
2.99 x 10−3mm ”を用い、また、△2.
△Z1+△Z2+の設定精度をそれぞれ1 rrm 〔
(61式においては△Zl、△Z2は逆符号の′M悪の
ときとする〕と仮定すると、 (31、(4) 、 (
61式により測定値のl#度は次のようKなる。ただし
、!=] 00 omm、(3)式のz=182mm(
Dp=05の位! )、 (61式のz1=1000面
、z2=200mmとする〇 △Dp  =  0.47%、 △DT/I)r= o
、30%△DA=06% すなわち、DAの精度はDP、DTK比べ悪いが、さら
に既に述べたようKTPHの測定の困難さに起因するf
#度悪化、すなわち可能なΔzfJ″−PPDでは03
〜0.5II′rn可能に対しTPRでは1mmがせい
ぜいでTPRはPDDK比べ3〜4倍精度が悪い。この
精度の悪い方法を用いてエネルギを決定するためには、
TPRを深さd(61)の異なる多数の点(例えは10
〜15点)でのTPRの値を求め、こわらの多数のデー
タから最小自釆法)・るいは簡便な方法としてのΣ△(
シグマデルタ)法を用いて、(2)式のに丁およびλの
値を定めた実験式を求めた後、この実験式にdt、dz
の値(規定ではd i−10Cm rdz =20 c
m ’>’1代人してDA = DTdt −DTdz
を求めることにより、精度の良いX線エネルギの決定が
可能となるのである。
この発明は、短い時間にTPRの多くの測π点を求める
ことを主眼としており、第1図の実施例において、表面
ファントム(11)を水ファントム(1)の表面に浮か
せてやる。表面ファントム(11)が沈まないよう、図
のように箱形にすれば浮力が働き、水ファントム(1)
の水面を水量多基により上下し、水面ファントム(11
)下の水の量は表面ファントム(11)の上下方向の位
置で代表されることになる。従って測定プローブ(57
)と表面ファントム(11)の表面(空気に接する側の
面)の間の距離・深さd (61”lは、表面ファント
ム(11)の上下方向の位置をモニタすれば一意的に求
められる。こわを行うのがベルト(12)、重り(12
a )+(12b)で、表面ファントム(11)の位置
をベルト(12)を介してプーリ(13)K伝えらねる
。重り(12a )、 (12b)はベルト(12)が
適度に張るために必要である。プーリ(13)からその
回転量がモニタ(14”lK伝えられ、電気的に表面フ
ァントム(11)の位置をモニタし、例えば駆動遠隔制
御器(5)K表T:l、、てやれば、モニタ値を読むこ
とができる。一方、表面ファントム(11に指針(16
)を取付け、水ファントム(1)K目盛(17)を設け
たので、水ファントム(1)の近傍からでも表面ファン
トム(11)の位νtを知ることができる。
ところで、表匪ファントム(11)を用いる理由は、水
面の位置を電気的にモニタでき、かつ1表面張力部をさ
げて視認も容易にできることと共に、水面を平面に規制
できることが貞要な点である。
水ファントム(1)中の水(6)を増減すると水が動き
、このため水面は波立ったり、うねったりし、水面のモ
ニタは極めて暖味となり、深さdの値は精度が悪(なる
り〕である。この水面を正しく平面に規制することかで
きれば、深さdの測定は精度の高いものが侍らねる。
表面ファントム(11)が上下するとき、横方向に流れ
るのを棒(15)で制止している。さてリザバタンク(
18)の中に水(6)があり、パイプ(19)と通して
ポンプ(20)Kより吸いあげられた水はホース(22
)を曲って水ファントム(1)K流れ込み、表面ファン
トム(11)を上昇さセる。ポンプ(20)のON10
 F Fは、遠隔でも操作でき、また、コントローラ(
21)Kよっても可能とする。次に、コントローラ<2
4’)Kより遠隔または手元において電磁バルブ(23
)を開いてやると、水ファントム(1)の水はリザーバ
タンク〔18)に流れ、表面ファントム(11)の位置
は下降する。この場合、リザバタンク(18)の水面を
水ファントム(1)の水面より低くなるようリザーバタ
ンク(18)を設定してやれば、電磁バルブ(23)を
開くことにより自動的に水ファントム(1)からリザー
バタンク(18)に水は移動する。
以上のようにして、測定プローブ(57)は固定のまま
、深さd(61)の値を自由に変化させることができ、
TPRの測定を容易に行うことができることになる。
次に、第2図により固体人体等価ファントムを用いてT
PRを測定する方法を説明する。ペースファントム(3
1)の中に測定プローブ(57)が挿入されている。従
ってこの上に板状ファントム(32)を1ねていけば、
板状ファントム(32)の板厚毎のデイスクリードなT
PRの値が測定される。板状ファントム(32)はV−
ル(34)K沿って駆動機構(35)Kよりペースファ
ントム(31)のスフ上のものから順次、X線の照射野
内に設定される。
この板状ファントム(32)の数により、深さdの値は
求められる。また、ペースファントム(31)から最も
遠い板状ファントム(32)から順次、照射野内から駆
動機構(35)Kより排除していけば、同様に深さdの
値は判る。このようにしてTPRが測定できる。
第2図の場合、X線の照射方向は、上から下向きでなく
てもよい。図示の固体人体等価ファントムを横置ぎにし
、板状ファントム(32)は水平方向に移動するように
設定すれば、横向きの照射に対してもTPRの測定が可
能となり、また、人体等価ファントムを天地を逆にすれ
ば、下から上向きの照射に対してもTPHの測定かでざ
る。これらは水ファントム(1)では不可能な測定を可
能にしている。
第3図は、測定プローブ(57)を水ファントム(1)
の任意の位置に走査できる駆動機構(3)を付加した他
の実施例を示し2、その他、第1図におけると同一符号
は同一部分を示しており、説明は省略する。
かような構成により、測定プローブ(57)を駆動機構
(3) K設定する。表面ファントム(11)は水ファ
ントム(1)の側壁との間に間隙を設け、ここを駆動機
構(3)が測定プローブ(57)の位置を駆動する通路
とする。表面ファントム(11)一定のまま、測定プロ
ーブ(57)を水ファントム(1)中の任意の位置に移
動させることができるが、表面ファントム(11)がな
ければ水面が波立つが表面ファントム(11)の効果に
より水面は平面に規制され、PDDやX線量の分布を測
定する場合にも精度の高い測定を可能としている。また
、測定プローブ(11)の深さ位置を自由に設定できる
ので水の量を適宜の量に設定することができ、TPHの
測定においても測定が容易になる。
なお、上記の実施例においては、ベルl−(12)およ
び重り(12a)、 (12b)は1箇所のみ描いたが
、表面ファントム(11)の傾きを規制するために複数
箇所に設け、バランスをとることも考えられる。
また、第1図、第3図ではリザーバタンク(18)を用
いたが、水量コントロールの可能な水道を用い、排水は
建物の排水口へ流してもよく、この場合は水は新鮮であ
る。
さらに、目盛(17)は、ファントムの位置が測定毎に
変化するので、位置を読みやすいように、上下にスライ
ド設定できるもの5でもよい。
また、この発明は、本文中に述べた多数の測定点を用い
最小自乗法あるいはΣΔ法によるデータ処理を行い、実
験式を定めた上で所定のDP、DTあるいはDAの値を
求めるプログラムを搭載した放射線測定装置であっても
よい。
〔発明の効果〕
この発明は、以上の説明から明らかなように、水ファン
トムの表面に、放射線照射野を十分に被うことのできる
、広くて薄い固体の人体等価ファントムを浮かせ、固体
ファントムと測定プローフ間の水ファントムの厚さを変
えるようにしたので、TPHの画定が容易、迅速にでき
、ファントム表面の波立ちが生じないので深さdが正確
に決まり、測定精度の高いものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図しまこの発明の一実施例の立断面図、第2図は同
じく一部拡大立断面図、第3図は他の実施例の立断面図
、第4図は従来の放射線測定装置の立断面図、第5図は
第4図のものの要部立断面図、第6図は第4図のものの
特性線図である。 (1)・・水ファントム、(6)・・水、(11)・・
表面(固体)ファントム、(14)・eモニタ、(1B
)・・リザーバタンク、(20)・・ポンプ、(25)
+10排水バルブ、(55)e−X線、(57)−−測
定グローブ。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人    曾  我  道  照 事件の表示 特願昭64 503号 発明の名称 放射線測定装置 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所     東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
名 称  (601)三菱電機株式会社代表者 志岐守
哉 4゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 医療用ライナツク等の放射線発生装置により発生するX
    線、γ線等の放射線を測定する装置であつて、放射線源
    から所定の位置に設置された人体等価ファントム中に放
    射線測定用の測定プローブを設定し、放射線源と前記測
    定プローブの間に存在する人体等価ファントムの厚さを
    変化させて前記人体等価ファントムに放射線が吸収され
    ていく前記人体等価ファントム厚さと放射線線量の関係
    を測定する放射線測定装置において、前記人体等価ファ
    ントムに水を用い、この水の表面に浮かされ放射線照射
    野を十分に被うよう広く、かつ、十分薄い人体等価の固
    体ファントムと、この固体ファントムと前記測定プロー
    ブの間の前記水ファントムの厚さを変化させるために前
    記水ファントム中に外部から水を供給、排出する手段と
    を備えてなることを特徴とする放射線測定装置。
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