JPH021814Y2 - - Google Patents

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JPH021814Y2
JPH021814Y2 JP16770885U JP16770885U JPH021814Y2 JP H021814 Y2 JPH021814 Y2 JP H021814Y2 JP 16770885 U JP16770885 U JP 16770885U JP 16770885 U JP16770885 U JP 16770885U JP H021814 Y2 JPH021814 Y2 JP H021814Y2
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contact
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contact piece
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、回路または機器などの相互間を電気
的に接続するコネクタ装置に関する。
B 考案の概要 本考案は、一方のコンタクトと、この一方のコ
ンタクトに挿入される他方のコンタクトとから成
るコネクタ装置において、 カバーに形成した挿入孔の周壁の同一円周上に
複数の掛止孔を設け、この掛止孔のそれぞれに前
記挿入孔内に配置されたコンタクト片のフツク部
を掛止し、このコンタクト片と前記カバーとの間
にスプリングを介在し、このスプリングのスプリ
ング力に抗して前記コンタクト片のコンタクト部
に形成の係合溝に固定金具を係合して前記一方の
コンタクトを構成することにより、 導体使用量の軽減を図り、且つ、組立ての簡素
化を図つたものである。
C 従来の技術 コネクタ装置には、一方のコンタクトが他方の
コンタクトを二方向から挾持して双方のコンタク
ト間を接続するピンチヒンガータイプのものと、
一方のコンタクトに他方のコンタクトが挿入され
他方のコンタクトをほぼ全周囲から挾持して双方
のコンタクト間を接続するリングコンタクトタイ
プのものとがある。
上記リングコンタクトタイプの従来のものが第
3図及び第4図に示されている。
第3図及び第4図において、一方のコンタクト
1のコンタクト片7は円弧状を有し、外周面と内
周面との対角線上の角にそれぞれ係止溝20a,
20bが形成されている。このコンタクト片7の
隣り同士は、それぞれ互いの係止溝20a,20
bに係止されて全体で円筒形を有して挿入孔4が
構成されている。この挿入孔4内には端部がコン
タクト片7の溝21に係合している円板状の支え
板22が配置され、また、コンタクト片7で構成
される円筒形の外周はスプリング23にて束縛さ
れている。
而して、他方のコンタクト3を一方のコンタク
ト1の挿入孔4に挿入すると、挿入孔4がスプリ
ング力に抗して広がり双方のコンタクト1,3間
が接続されるものである。
D 考案が解決しようとする問題点 上記リングコンタクトタイプのコネクタ装置
は、ピンチヒンガータイプのものに比較してコン
タクト1,3間の接触面積が大きいので電気特性
に優れている。しかしながら、他方のコンタクト
3の全周囲において一方のコンタクト1が接触す
るため、導体使用量が非常に多いという欠点があ
る。また、一方のコンタクト1の組立ては例えば
二つの円柱状の治工具の円周面にコンタクト片7
を順序よく配置して円筒形を形成し、この円筒形
の円周面にスプリング23を巻きつけて組立てら
れ、組立てに際し、多くのコンタクト片7を使用
し、且つ、治工具を使用する等のため組立てが面
倒であるという欠点がある。
そこで、本考案は上記欠点を解消し、導体使用
量の軽減化及び組立ての簡素化となるコネクタ装
置を提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 而して、上記目的を達成するための本考案の構
成は、他方のコンタクトが挿入される挿入孔を有
しこの挿入孔を構成する周壁の同一円周上に複数
の掛止孔を設けたカバーと、このカバーの前記挿
入孔内に前記掛止孔の数だけ配置され前記掛止孔
に挿入されて前記カバーに掛止されるフツク部と
下記する固定金具が係合する係合溝を設けたコン
タクト部とを有するコンタクト片と、このコンタ
クト片と前記カバーとの間に介在されたスプリン
グと、このスプリングのスプリング力に抗して前
記コンタクト片の係合溝に係合された固定金具と
から一方のコンタクトを構成し、他方のコンタク
トを前記挿入孔内に挿入し前記スプリングのスプ
リング力により前記コンタクト片が前記他方のコ
ンタクトに密着したことを特徴とする。
F 作用 従つて、本考案は他方のコンタクトに所定間隔
で密着するコンタクト片を使用し、従来の如く他
方のコンタクトの全周囲に密着するようにコンタ
クト片を使用しないので、導体使用量の軽減化が
図れる。また、スプリングと共にコンタクト片を
カバーの挿入孔内に挿入しフツク部を掛止溝に挿
入してコンタクト片をカバーに掛止し、その後、
固定金具を挿入孔にコンタクト片の係合溝に係合
するまで挿入すれば組立てが完了する。
G 実施例 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図及び第2図においてコネクタ装置が示さ
れ、一方のコンタクト1は以下のように構成され
ている。
即ち、カバー2には他方のコンタクト3が挿入
される挿入孔4が形成されこの挿入孔4を構成す
る周壁5には同一円周上に複数の掛止孔6が形成
されている。この実施例においては、掛止孔6は
所定間隔に八つ形成されている。
コンタクト片7は導体にてフツク部8とコンタ
クト部9とから構成され、前記挿入孔4内に前記
掛止孔6の数だけ配置されている。
前記フツク部8はコンタクト部9の中央に垂設
され、その先端が前記掛止孔6からカバー2外に
突出してコンタクト片7がカバー2に掛止されて
いる。
前記コンタクト部9は、他方のコンタクト3の
接触面10のほぼ中央に係合溝11が形成されて
おり、また、コンタクト部9の両端側は曲面状に
形成されて他方のコンにクト3がスムーズに挿入
されるようになつている。
スプリング12は、前記フツク部8に挿入さ
れ、前記コンタクト片7とカバー2との間に介在
されてコンタクト片7を挿入孔4中心に押圧して
いる。
固定金具13は、円板状をなし、前記スプリン
グ12のスプリング力によりその端部が前記コン
タクト片7のそれぞれの係合溝11に係合してい
る。
他方のコンタクト3は、導体にて円柱状に形成
され、その径は前記コンタクト片7群の内面を結
んで構成される径より少し大きく設けられてい
る。
上記構成において、他方のコンタクト3を一方
のコンタクト1の挿入孔4に挿入すると、スプリ
ング12のスプリング力に抗してコンタクト片7
がカバー2内面に向かつて移動して双方のコンタ
クト1,3間がスプリング力にて密着される。
また、一方のコンタクト1を組み立てるには、
先づコンタクト片7のフツク部8にスプリング1
2を挿入する。そして、このコンタクト片7をカ
バー2の挿入孔4に挿入し、フツク部8を掛止孔
6に挿入してコンタクト片7をカバー2に掛止す
る。すると、コンタクト片7はスプリング力によ
つて挿入孔4内に傾斜して配置される。
次に、固定金具13をスプリング12のスプリ
ング力に抗して挿入し、固定金具13の端部がコ
ンタクト片7の係合溝11に係合すれば完了する
ものである。
尚、この実施例においては、コンタクト片7が
八個の場合を示したが、数を増やせばコネクタ装
置の電気特性がされり優れたものになる反面導体
使用量が増すので、コンタクト片7の個数は、電
気特性とコストとの関係を考慮して適宜決定され
る。
H 考案の効果 以上述べたように本考案によれば、カバーの挿
入孔内にスプリングにて付勢されるコンタクト片
を複数配置して一方のコンタクトを構成したの
で、従来の比較して導体使用量の軽減が図れる。
また、組立て工程が単純で、且つ、組立てに治工
具を使用する必要がないため組立ての簡素化が図
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図はコネクタ装置の斜視図、第2図は第1図の
A−A線断面図、第3図及び第4図は本考案の従
来例を示し、第3図はコネクタ装置の斜視図、第
4図は第3図のB−B線断面図である。 1……一方のコンタクト、2……カバー、3…
…他方のコンタクト、4……挿入孔、5……周
壁、6……掛止孔、7……コンタクト片、8……
フツク部、9……コンタクト部、11……係合
溝、12,23……スプリング、13……固定金
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 他方のコンタクトが挿入される挿入孔を有しこ
    の挿入孔を構成する周壁の同一円周上に複数の掛
    止孔を設けたカバーと、このカバーの前記挿入孔
    内に前記掛止孔の数だけ配置され前記掛止孔に挿
    入されて前記カバーに掛止されるフツク部と下記
    する固定金具が係合する係合溝を設けたコンタク
    ト部とを有するコンタクト片と、このコンタクト
    片と前記カバーとの間に介在されたスプリング
    と、このスプリングのスプリング力に抗して前記
    コンタクト片の係合溝に係合された固定金具とか
    ら一方のコンタクトを構成し、他方のコンタクト
    を前記挿入孔内に挿入し前記スプリングのスプリ
    ング力により前記コンタクト片が前記他方のコン
    タクトに密着したことを特徴とするコネクタ装
    置。
JP16770885U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH021814Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16770885U JPH021814Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP16770885U JPH021814Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6276473U JPS6276473U (ja) 1987-05-16
JPH021814Y2 true JPH021814Y2 (ja) 1990-01-17

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JP16770885U Expired JPH021814Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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