JPH0218144A - ロードセンシングバルブ取付構造 - Google Patents

ロードセンシングバルブ取付構造

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JPH0218144A
JPH0218144A JP16639688A JP16639688A JPH0218144A JP H0218144 A JPH0218144 A JP H0218144A JP 16639688 A JP16639688 A JP 16639688A JP 16639688 A JP16639688 A JP 16639688A JP H0218144 A JPH0218144 A JP H0218144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
sensor
valve
load
elastic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16639688A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nagazoe
永添 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0218144A publication Critical patent/JPH0218144A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧式ブレーキの後輪口・ンクを防止するた
めに、制動力の配分を調整するロードセンシングバルブ
取付構造に関する。
(従来の技術) 従来のロードセンシングバルブ取付構造としては、例え
ば、[ルノーエスバソ整備要領書」に記載されている構
造か知られている。
この従来の取付構造では、前輪と後輪との制動力配分と
して、理想制動力配分曲線特性に近似した折れ線特性が
得られる様に、空車状態ではロードセンシングバルブの
バルブ作動開始点(スプリットポイント)が低圧側であ
られれ、積載状態ではスプリットポイントが高圧側であ
られれるように、積載状況に応じて間隔が変化するバル
ブレバーと車輪側ブラケットとの間にセンサースプリン
グを介装し、有効に後輪の先口ツクを防止している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のロードセンシングバルブ取付構造
にあっては、前記センサースプリングが車輪側ブラケッ
トに固定されたロッドに対し、ナツトとスプリングシー
トとを介して設けられていた為、凹凸路走行時等におい
てバウンド・リバウンドを繰り返す場合、前記ナツトと
スプリングとが離反・衝突による打音が発生してしまう
という問題があった。
又、バルブ作動開始点を決めるセットスプリングのセッ
ト荷重を変化させるべく設けられるセンサー荷重の付与
手段が、センサースプリングのみによる手段であった為
、センサースプリングの撓みに対するセンサー荷重特性
が一義的な比例上昇勾配特性となり、特に、空車状態か
ら中積状態においてセンサースプリングの所定の撓み変
化量に対するセンサー荷重の増大量が大きく、この領域
において、後輪の先口ツクを防止する微妙なりャホイー
ルシリンダ液圧の制御が困難であるという問題があった
本発明は、上述のような問題に着目し、凹凸路等での走
行時におけるナツトとスプリングシートとの打音を防止
出来ると共に、空車状態から中積状態において最適のり
ャホイールシリンダ液圧にきめこまかく制御出来るロー
ドセンシングバルブ取付構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明のロードセンシングバ
ルブ取付構造本発明は、車体側部材に固定されたロード
センシングバルブと、車輪側部材に固定された車輪側ブ
ラケットと、バルブ作動開始点を決めるセットスプリン
グのセット荷重を変化させるべく前記ロードセンシング
バルブの端部に設けられたバルブレバーと、該バルブレ
バーと前記車輪側ブラケットとの間に介装されたセンサ
ースプリングとを備えたリンケージタイプのロドセンシ
ングバルブ取付構造において、前記センサースプリング
の端部に設けられたナツトとスプリングシートとの間に
、センサースプリングよりはね定数が小さく、その弾性
変形領域においてセンサー荷重を与える弾性体を挿着し
た手段とした。
(作 用) 凹凸路走行時等においてばね上部材とばね下部材の大き
なストローク変化をもたらすバウンド・リバウンドを繰
り返し、スプリングシート間隔がセンサースプリングの
自由長を越えてしまう場合は、ナツトとスプリングシー
トとが離反・近接を繰り返すが、ナ・ントとスプリング
シートとの間には弾性体を挿着した為、両者の衝突によ
る打音が防止される。
又、バルブ作動開始点を決めるセットスプリングのセッ
ト荷重を変化させるべく設けられるセンサー荷重の付与
手段として、センサースプリングと弾性体による手段と
している為、空車状態から車両重量が増大した場合、ば
ね定数の小さな弾性体がセンサースプリングの撓みに先
行して撓むことになり、センサースプリング及び弾性体
の総撓みに対するセンサー荷重特性が、弾性体の撓み影
響を主体とする小勾配特性部とセンサースプリングの撓
み影響を主体とする比例勾配特性部による2段上昇勾配
特性となる。
従って、小勾配特性部となる空車状態から中積状態にお
いては、センサースプリング及び弾性体の所定の撓み変
化量に対するセンサー荷重の増大量が小さく、この領域
において、後輪の先口ツクを防止する微妙できめこまか
なスプリットポイントの設定によるリヤホイールシリン
ダ液圧の制御を行なうことが出来る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、構成を説明する。
第1図は本発明実施例のロードセンシングバルブ取付構
造を示す図で、車体フレーム1 (車体側部材)にボル
ト2.3により固定されたロードセンシングバルブ4と
、リヤアクスルケース5(車輪側部材)に溶接により固
定された車輪側ブラケット6と、バルブ作動開始点を決
めるセットスプリング4aのセット荷重を変化させるべ
く前記ロードセンシングバルブ4の端部に設けられたバ
ルフレバー7と、該バルブレバー7と前記車輪側フラケ
ット6との間に介装されたリンク機構8.ロッド9.セ
ンサースプリング101弾性体11とを備えたリンケー
ジタイプの取付構造となっている。
前記ロードセンシングバルブ4は、ブレーキ操作に基づ
いて図外のマスクシリンダーで発生したブレーキ液圧を
図外のりャホイールシリンダーに配送するブレーキ配管
の途中に設けられ、マスクシリンダー液圧が低圧時には
そのままブレーキ液圧をリヤホイールシリン−へ送り、
バルブ作動開始点(スプリットポイント)を越えると、
バルブ開閉による減圧作用でマスクシリンダー液圧を所
定の減圧比(レデューシングレシオ)で減圧し、リヤホ
イールシリンダへ送る機能を持つ。
ここで、前記スプリットポイントの位置を決めるのがバ
ルブボディ4b内のプランジャ4Cをバルブ開方向に付
勢するセットスプリング4aであり、このセット荷重を
決めるのがセンサースプリング10及び弾性体11であ
る。
前記バルブレバー7は、前記バルフポディ4bのレバー
支持ビン4dに揺動可能に支持され、レバー一端部には
スプリングリテーナ4eが固定され、レバー他端部がセ
ンサースプリング支持部となっている。
尚、バルブレバー7の揺動を所定に規制する為、バルフ
ポディ4bに当接するストッパ部7aが形成されている
前記リンク機構8は、前記車体フレーム1とリヤアクス
ルケース5との相対変位を、変位方向変換と変位量減少
を図るべく設けられた部材で、車輪側ビン8aと第1リ
ンクプレート8bと可動ビン8cと第2リンクプレーh
8dと固定ビン8eとを有して構成されている。
前記ロッド9は、下端部が前記第2リンクプレート8d
にビン結合され、上端部にはダブルナツト12が螺合さ
れている。
前記センサースプリング10は、前記ロッドを内部に挿
通したアッパースプリングシート13とロアスプリング
シート14との間に介装され、圧縮方向の撓みによって
センサー荷重F2をバルブレバー7に与えるようにして
いる。
前記弾性体11は、前記ダブルナツト12とアッパース
プリングシート13との間に挿着され、その素材(ゴム
等)や形状(椀形)等により弾性変形性を高めた部材で
、そのばね定数に1は前記センサースプリング10のは
ね定数に2より小さく、その弾性変形領域においてバル
ブレバー7にセンサー荷重F1を与えるようにしている
次に、作用を説明する。
(イ)ブレーキ液圧制御作用 路面走行時にブレーキペダル等を踏んで制動する場合、
ブレーキ踏力がマスクシリンダーでマスクシリンダー液
圧の変換され、フロントホイールシリンダとりャホイー
ルシリンダに配送される。
この前後輪へのブレーキ液圧のうち、リヤホイールシリ
ンダーに配送すされるリヤホイールシリンダ液圧は、リ
ヤ側へのブレーキ配管の途中に設けられたロードセンシ
ングバルブ4によりスプリットポイントを越えると、バ
ルブ開閉による減圧作用で減圧され、後輪制動力を抑制
する制御が行なわれる。
ここで、車両が空車時と積載時とでは、後輪の輪荷重が
異なり、空車制動時の方が早期に後輪ロックを起し易い
し、また、積載制動時に早期にブレーキ液圧を減圧する
と制動力不足を起す。
その為、第1図に示すように、車体フレーム1とリヤア
クスルケース5との相対間隔が車重により変化すること
を利用し、両者間にセンサースプリング10及び弾性体
11を設け、センサースプリング10及び弾性体11の
伸縮によるセンサー荷重F (= Fl + F2)の
変化により、スプリットポイントを決定するセットスプ
リング4aのセット荷重を変化させるようにしている。
これによって、ブレーキ液圧配分特性としては第4図に
示すように、スプリットポイントが車重の増大に従って
A点−8点−0点というように移動し、車重にかかわら
ず、有効に後輪の先口ツク防止が出来る。
(ロ)凹凸路走行時 凹凸路走行時等において、ばね上部材である車体フレー
ム1とばね下部材であるリヤアクスルケース5との大き
なストローク変化をもたらすバラ。
ンド・リバウンドを繰り返し、両スプリングシート13
.14の間隔がセンサースプリング10の自由長を越え
てしまう場合は、ダブルナツト12とアッパースプリン
グシート13とが離反・近接を繰り返す。
しかし、ダブルナツト12とアッパースプリングシート
13との間には弾性体11を挿着した為、メタル接触が
回避され、両者の衝突による打音が防止される。
(ハ)センサー荷重発生作用 スプリットポイントを決めるセットスプリング4aのセ
ット荷重を変化させるべく設けられるセンサー荷重Fの
付与手段として、センサースプリング10と弾性体11
による手段としている為、空車状態から車両重量が増大
した場合、はね定数の小さな弾性体11がセンサースプ
リング10の撓みに先行して撓むことになり、センサー
スプリング10及び弾性体11の総撓みδに対するセン
サー荷重Fの特性が、第3図に示すように、弾性体11
の撓み影響を主体とする小勾配特性部Sとセンサースプ
リング10の撓み影響を主体とする比例勾配特性部S2
による2段上昇勾配特性となる。
従って、小勾配特性部S1となる空車状態から中積状態
においては、センサースプリング10及び弾性体11の
所定の撓み変化量△ろに対するセンサー荷重Fの増大量
ΔFが、従来のようにセンサースプリングのみによる場
合のセンサー荷重Fの増大量△Foに比べて非常に小さ
い。
即ち、この空車から中積領域においては、小勾配特性部
S、に従ってセンサー荷重Fが発生することになり、第
3図に示すように、撓み使用域の拡大が図られ、後輪の
先口ツクを防止する微妙できめこまかなスプリットポイ
ントの設定によるリヤホイールシリンダ液圧の制御を行
なうことが出来る。
尚、第2図に示すように、弾性体11がその変形限界を
越えたら、総撓みδはセンサースプリング10のみによ
るものとなり、比例勾配特性部S2に従ってセンサー荷
重F(=ll)が発生する。
以上説明してきたように、実施例のロードセンシングバ
ルブ取付構造にあっては、弾性体11をセンサースプリ
ング10に対して直列に追加するだけの簡単であり、且
つ、既存の構造に容易に適応可能な構造でありながら、
凹凸路等での走行時におけるダブルナツト11とアッパ
ースプリングシート13との打音を防止出来ると共に、
空車状態から中積状態において最適のりャホイールシリ
ンダ液圧にきめこまかく制御出来る。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、実施例ではゴム素材による打音防止面で好適な
弾性体の例を示したが、コイルスプリング等、異なる種
類の弾性体であっても良い。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のロードセンシングバ
ルブ取付構造にあっては、センサースプリングの端部に
設けられたナツトとスプリングシートとの間に、センサ
ースプリングよりはね定数が小さく、その弾性変形領域
においてセンサースプリングにセンサー荷重を与える弾
性体を挿着した為、弾性体をセンサースプリングに対し
て直列に追加するだけの簡単であり、且つ、既存の構造
に容易に適応可能な構造でありながら、凹凸路等での走
行時におけるナツトとスプリングシートとの打音を防止
出来ると共に、空車状態から中積状態において最適のり
ャホイールシリンダ液圧にきめこまかく制御出来るとい
う効果か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のロードセンシングバルブ取付構
造を示す図、第2図は弾性体の変形限界状態を示す要部
断面図、第3図はセンサースプリングと弾性体による撓
みに対するセンサー荷重特性図、第4図はロードセンシ
ングバルブが適応された車両での制動時におけるブレー
キ液圧配分特性図である。 1・・・車体フレーム(車体側部材) 4・・・ロードセンシングバルブ 4a・・・セットスプリング 5・・・リヤアクスルケース(車輪側部材)6・・・車
輪側フラケット 7・・・バルブレバー 8・・・リンク機構 9・・・ロッド 10・・・センサースプリング 11・・・弾性体 12・・・ダブルナツトXナツト) 13・・−アッパースプリングシート (スプリングシート)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車体側部材に固定されたロードセンシングバルブと、車
    輪側部材に固定された車輪側ブラケットと、バルブ作動
    開始点を決めるセットスプリングのセット荷重を変化さ
    せるべく前記ロードセンシングバルブの端部に設けられ
    たバルブレバーと、該バルブレバーと前記車輪側ブラケ
    ットとの間に介装されたセンサースプリングとを備えた
    リンケージタイプのロードセンシングバルブ取付構造に
    おいて、 前記センサースプリングの端部に設けられたナットとス
    プリングシートとの間に、センサースプリングよりばね
    定数が小さく、その弾性変形領域においてセンサー荷重
    を与える弾性体を挿着したことを特徴とするロードセン
    シングバルブ取付構造。
JP16639688A 1988-07-04 1988-07-04 ロードセンシングバルブ取付構造 Pending JPH0218144A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16639688A JPH0218144A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 ロードセンシングバルブ取付構造

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JP16639688A JPH0218144A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 ロードセンシングバルブ取付構造

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JPH0218144A true JPH0218144A (ja) 1990-01-22

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ID=15830642

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16639688A Pending JPH0218144A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 ロードセンシングバルブ取付構造

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JP (1) JPH0218144A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576820A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd 多数トーンの塗装方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0576820A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd 多数トーンの塗装方法

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