JPH02180915A - 反応性系並びにポリウレタンプラスチツクの製造方法 - Google Patents

反応性系並びにポリウレタンプラスチツクの製造方法

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JPH02180915A
JPH02180915A JP1276194A JP27619489A JPH02180915A JP H02180915 A JPH02180915 A JP H02180915A JP 1276194 A JP1276194 A JP 1276194A JP 27619489 A JP27619489 A JP 27619489A JP H02180915 A JPH02180915 A JP H02180915A
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polyisocyanate
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Hanns-Peter Mueller
ハンス・ペーテル・ミユーラー
Otto Ganster
オツトー・ガンステル
Bruno Luckas
ブルーノ・ラツカス
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Bayer AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・ の1 本発明は、特別なポリイソシアネート成分及びこのポリ
イソシアネート成分に対する反応性成分及び随意に助剤
及び添加剤からなる新規な反応性系に関する0本発明は
更に、該反応性系を用いてイソシアヌレート基含有ポリ
ウレタンプラスチックを製造する方法に関する。
l来皇肢歪 イソシアヌレート基含有プラスチックの製造は以前から
長く知られており、種々の態様で工業的規模で実施され
る。例えば、他国特許公開明細書第2,534,247
号には、三量化触媒として強塩基性化合物例えばアルカ
リアセテート又はアルカリフェルレートを用いてイソシ
アヌレート変性ポリウレタンを基材とする成形物を製造
する方法が記載されている。これらの触媒を用いると、
0.75〜2分の硬化時間が達成され得る。しかしなが
ら、この方法は、−層長い硬化時間に対して(即ち、実
際にしばしば必要とされる反応混合物の一層長い可使時
間に対して)用いられ得ず、何故ならその場合塩基性触
媒は非常に少ない量にて用いられねばならないからであ
る。従って、酸性不純物(出発物質又は添加剤中に存在
し得る。)が、触媒を中和することにより硬化反応時間
に完全に制御できない影響を及ぼし得る。その場合、出
発物質の再現性のある加工処理はもはや可能でない。
例えば独国特許公開明細書第1,809.391号に三
量化触媒として推奨されているマンニッヒ塩基は比較的
長い可使時間を与えるけれども、かかる化合物は非常に
遅(かつしばしば不完全な最終硬化をもたらすという欠
点を有し、そのため生じるプラスチックの熱的性質は不
良なものとなる。
B < ゛   5  る醤 本発明の目的は、反応して高品質のイソシアヌレート基
含有ポリウレタンを生成するが上記の公知の系の欠点を
伴わない新規な反応性系を提供することである。所望の
反応性系は、室温又は温和にのみ高められた温度におい
て実用的要件にとって充分な程長い可使時間と高められ
た温度において短い硬化時間を合わせ持つべきである。
督     るための この目的は以下に詳述する本発明の反応性系により達成
され、しかして該系はイソシアヌレート変性ポリウレタ
ンプラスチックを製造するための本発明の方法に用いら
れる。
本発明は、 (a) (i)有機ポリイソシアネート少なくとも1種
からなるポリイソシアネート成分及び (ii)有機エポキシド少なくとも1種からなるエポキ
シド成分であって、該エポキシド成分はアルキル化剤の
存在下で加熱することにより安定化されておりしかも該
加熱は随意にポリイソシアネート成分(i)の少なくと
も一部を更に存在させてかつo、 o o s〜0.1
5モルのエポキシド基が100重量部の成分(a)中に
存在するような成分(i)と(it)の量を用いて行わ
れている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
する有機化合物少なくとも1種からなりかつ成分(a)
中のイソシアネート基1個につき0.1〜0.9個のイ
ソシアネート反応性基が存在するような量のイソシアネ
ート反応性成分であって、成分(b)の少なくとも10
重量%は約2000より大きい分子量を有する化合物か
らなる該イソシアネート反応性成分、(c)随意に、該
貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合物の総量の各10
0gにつき少なくともo、 o o sモルの第3級ア
ミン窒素原子(成分(b)中に存在する第3級アミン窒
素原子を含めて)を含有するような量の第3級アミン及
び (d)随意に、他の助剤及び添加剤 からなる、反応性系に関する。
本発明はまた、イソシアヌレート基を含有し随意に発泡
したポリウレタンプラスチックを製造する方法において
、 (1)約60℃より低い(好ましくは、40°Cより低
い)温度にて随意にモールド中で (a) (i)有機ポリイソシアネート少なくとも1種
からなるポリイソシアネート成分及び (ii)有機エポキシド少なくとも1種からなるエポキ
シド成分であって、該エポキシド成分はアルキル化剤の
存在下で加熱することにより安定化されておりしかも該
加熱は随意にポリイソシアネート成分(i)の少なくと
も一部を存在させてかつ0.005〜0.15モルのエ
ポキシド基が100重量部の成分(a)中に存在するよ
うな成分(i)と(」i)の量を用いて行われている該
エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
するを機化合物少なくとも1種からなりかつ成分(a)
中のイソシアネート基1個につき0.1〜0.9個のイ
ソシアネート反応性基が存在するような量のイソシアネ
ート反応性成分であって、成分(b)の少なくとも10
重雪量は約2000より大きい分子量を有する化合物か
らなる該イソシアネート反応性成分、(c)随意に、該
貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合物の総量の各10
0gにつき少なくとも0、005モルの第3級アミン窒
素原子(成分(b)中に存在する第3級アミン窒素原子
を含めて)を含有するような量の第3級アミン及び (d)随意に、他の助剤及び添加剤 を混合することにより反応性系を調製し、そして(2)
熱を加えることによりかつ/又はポリウレタン生成反応
の熱を用いることにより該反応性系を少なくとも60°
Cの温度に加熱する、ことを特徴とする上記方法に関す
る。
本発明の反応性系の成分(a)は、(1)ポリイソシア
ネート成分と(it)エポキシド成分(エポキシド成分
は、アルキル化剤の存在下での熱処理により安定化され
ている。)との混合物からなる。安定化させる熱処理は
、例えば米国特許第4.766、158号に記載されて
いるように、イソシアネート基とエポキシド基との間の
反応を大いに抑制する。
ポリイソシアネート成分(4)は、ポリウレタン化学か
ら知られたタイプの有機ポリイソシアネート少なくとも
1種からなり、例えばヘキサメチレンジイソシアネート
、異性体キシレンジイソシアネート、4.4′−ジイソ
シアナトジシクロヘキシルメタン、2.4−及び/又は
2.6−ジイツシアナトトルエン、並びに4.4′−ジ
イソシアナトジフェニルメタン及びこれと2.4′−ジ
イソシアナトジフェニルメタン及び随意に少量の2.γ
−ジイソシアナトジフェニルメタン及び/又はそれらの
高級同族体との混合物である。このタイプの混合物はア
ニリン−ホルムアルデヒドの縮合物の公知のホスゲン化
で生成される、ということは公知である。これらのポリ
イソシアネートのウレタン変性、カルボジイミド変性、
ウレットジオン変性、イソシアヌレート変性及び/又は
ビウレット変性誘導体もまた用いられ得る。ポリイソシ
アネート成分(i)は、好ましくは芳香族ポリイソシア
ネート少なくとも1種からなる。室温で液状であるジフ
ェニルメタン系のポリイソシアネート及びポリイソシア
ネート混合物並びにこれらのポリイソシアネート又はポ
リイソシアネート混合物の液状誘導体が特に適する。ポ
リイソシアネート成分O)は、一般に約15〜50重量
%(好ましくは、22〜32重量%)のNGO含有率を
有する。
エポキシド成分(ii)は、好ましくは1分子当たり1
〜4個(−層好ましくは、1〜2個)のエポキシド基を
含有しかつ約70ないし約500(好ましくは、170
〜220)のエポキシド当量を有する、有機エポキシド
(即ち、エポキシド基を含有する有機化合物)少なくと
も1種からなる。
適当な有機エポキシドには、モノエポキシド及び高官能
価のポリエポキシドがある。適当なモノエポキシドの例
には、フェノキシプロピレンオキシド、スチレンオキシ
ド及びグリシジルアルコールがある。適当な高官能価の
ポリエポキシドの例には、多価フェノール特にビスフェ
ノールへのポリグリシジルエーテル、芳香族アミンを基
材としたポリエポキシド化合物特にN、N−ビス(エポ
キシプロピル)アニリン、N、に−ジメチル−N、N’
−ビス(エポキシプロピル) −4、4’−ジアミノジ
フェニルメタン及びN、N−ビス(エポキシプロピル)
−4−fミノフェニルグリシジルエーテル、環状脂肪族
ジカルボン酸のポリグリシジルエステル特にヘキサヒド
ロフタル酸ジグリシジルエステル、並びにヘキサヒドロ
フタル酸無水物nモルとn個のヒドロキシル基を含有す
るポリオール1モル(ここで、nは約2〜6の整数であ
る。)好ましくはへキサヒドロフタル酸無水物3モルと
1,1゜1−トリメチロールプロパン1モルの反応生成
物のポリエポキシドがある。
エポキシド(i i)は、イソシアネート基に対するそ
れらの反応性に関する限り抑制された形態即ち安定化さ
れた形態で本発明の成分(a)中に存在する。エポキシ
ドはアルキル化剤の存在下で約30℃ないし約150℃
(好ましくは、80〜130’C)にて熱処理により安
定化され、しかしてアルキル化剤は一般にエポキシドの
重量を基準として約0.005重量%ないし約1重量%
の量(好ましくは、0.05〜0625重量%の量)に
て用いられる。熱処理は一般に約15〜60分間続けら
れ、またポリイソシアネート成分(i)の不存在下又は
ポリイソシアネート成分(i)の少なくとも一部の存在
下で行われ得る。か(して、アルキル化剤の添加並びに
それに続(熱処理は、エポキシドがポリイソシアネート
と一緒にされる前にあるいはエポキシドがポリイソシア
ネートの少なくとも一部と混合された後に行われ得る。
適当なアルキル化剤には、メチルヨーダイト、硫酸ジメ
チル及び好ましくは約110ないし約250の範囲の分
子量を有しかつアルキル基において1個ないし約4個の
炭素原子を含有するスルホン酸アルキルエステルがある
。適当なスルホン酸アルキルエステルには、脂肪族スル
ホン酸アルキルエステル及び芳香族スルホン酸アルキル
エステルがある。適当な脂肪族スルホン酸アルキルエス
テルには、ブタンスルホン酸メチルエステル、ペルフル
オロブタンスルホン酸メチルエステル及ヒヘキサンスル
ホン酸エチルエステルがある。適当な芳香族スルホン酸
アルキルエステルには、ベンゼンスルホン酸メチルエス
テル、エチルエステル及びブチルエステル、p−)ルエ
ンスルホン酸メチルエステル、エチルエステル及びブチ
ルエステル、l−ナフタレンスルホン酸メチルエステル
、3−ニトロベンゼンスルホン酸メチルエステル、並び
に2−ナフタレンスルホン酸メ、チルエステルがある。
芳香族スルホン酸エステルが好ましい。
p−)ルエンスルホン酸メチルエステルが特に好ましい
成分(a)中に存在するエポキシド(ii)の量は、成
分(a)の各100gにつき約0.005モルないし約
0.15モル(好ましくは、0.01〜0.05モル)
のエポキシド基が存在するような量である。
本発明の反応性系の成分(b)は、約62ないし約12
.000の範囲(好ましくは、62〜6.000の範囲
)の分子量を有しかつ2個ないし約8個(好ましくは、
2〜4個)のイソシアネート反応性基を含有する有機化
合物受なくとも1種からなる。好ましいイソシアネート
反応性基には芳香族第1級アミノ又はヒドロキシル基及
び−層好ましくは脂肪族ヒドロキシル基があり、但し成
分(b)の少なくとも10重量%は2000より大きい
分子量を有する化合物からなる(分子量は、イソシアネ
ート反応性基の官能価と含有率から計算され得る。)。
成分(b)は全部又は一部が、2ないし約8(好ましく
は、2〜4)のヒドロキシル官能価を有する低分子量の
ポリヒドロキシル化合物(62〜400の範囲の分子量
)又は比較的高分子量のポリヒドロキシル化合物(40
0〜12.000の範囲好ましくは400〜6,000
の範囲の分子量)からなり得る。適当な低分子量のポリ
ヒドロキシル化合物(多価アルコールともいう。)の例
には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1
.4−ジヒドロキシブタン、1.6−シヒドロキジヘキ
サン、トリメチロールプロパン、グリセロール、ペンタ
エリトリット、ソルビット及びショ糖がある。適当な比
較的高分子量のポリヒドロキシル化合物には、プロピレ
ンオキシド及び/又はエチレンオキシドを用いて(これ
らのアルキレンオキシドは、当該技術で知られた方法の
いずれかを用いていかなる11(資)序で添加されても
よい、)適当な開始剤分子(例えば、上記に挙げた多価
アルコール、アンモニア、アミン(例えば、エチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、2.4−ジアミノト
ルエン又はアニリン)又はアミノアルコール(例えば、
エタノールアミン))をアルコキシ化することにより得
られ得るところの、ポリウレタン化学から知られたタイ
プのポリヒドロキシポリエーテルがある。上記に挙げた
低分子量のアルコールと多塩基カルボン酸(例えば、ア
ジピン酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸又はテトラ
ヒドロフタル酸)又はこれらの酸の無水物とを公知の方
法を用いて反応させることにより得られ得るタイプのポ
リエステルポリオールもまた適する。
高分子量の重付加物又は重縮合物又はポリマーが細かく
分散された形態で又は溶解された形態で又はグラフトさ
れた形態で存在しているところの比較的高分子量のポリ
ヒドロキシポリエーテルも通する。適当なかかる変性ポ
リヒドロキシル化合物は、例えば重付加反応(例えば、
ポリイソシアネートとアミン官能性化合物との間の反応
)又は重縮合反応(例えば、ホルムアルデヒドとフェノ
ール及び/又はアミンとの間の反応)をヒドロキシル基
含有化合物中でその場で行うことにより得られ得る。か
かる方法は、例えば独国特許公告明細書第1,168,
075号及び第1,260,142号並びに独国特許公
開明細書第2.324.134号、第2,423,98
4号、第2.512.385号、第2.513.815
号、第2.550.796号、第2,550,797号
、第2.550,833号、第2.550.862号、
第2,633,293号及び第2.639,254号に
記載されている。しかしながら、米国特許第3,869
,413号又は独国特許公開明細書第2,550.86
0号に記載されているように、調製された水性ポリマー
分散体をポリヒドロキシル化合物と混合しそして次いで
その混合物から水を除去することも可能である。
とニルポリマーによって変性されたポリヒドロキシル化
合物例えばポリエーテルの存在下で(米国特許第3,3
83,351号、第3,304,273号、第3,52
3゜093号及び第3,110.695号並びに独国特
許公告明細書第1,152.536号)又はポリカーボ
ネートポリオール(独国特許明細書第1,769,79
5号及び米国特許第3.637,909号)の存在下で
スチレン及びアクリロニトリルを重合させることにより
得られるタイプのものもまた、本発明の成分(b)とし
て適する。独国特許公開明細書第2.442.101号
、第2.644922号及び第2.646.141号に
従ってビニルホスホン酸エステル及び随意に(メタ)ア
クリロニトリル、(メタ)アクリルアミド又はOH官能
性(メタ)アクリレートでグラフト重合することにより
変性されたポリエーテルポリオールを用いる場合、特に
難燃性プラスチックが得られる。
本発明に従って成分(b)として用いるのに適した上記
の化合物の代表的なものは、例えば「“高重合体(Hi
gh Polymers)”、第XVISJ、「“ポリ
ウレタン、化学と技術(Polyurethanes、
 Chemistry and Technology
)“、yA者サすンダーズ(Saunders)及びフ
リックz (Frisch)+  インターサイエンス
・パブリッシャーズ(Interscience Pu
blishers) +  = ニーヨーク/ロンドン
、第1巻(1962)の第32〜42頁及び第44〜5
4頁並びに第■巻(1964)の第5〜6頁及び第19
8〜199頁」及び「1プラスチック便覧(Kunst
stoH−Handbuch)”、第VII巻2.フィ
ーヴエークーへヒトレン(Vieweg−)1acht
len) 、カール−ハンザー−フェアラーク(Car
l−Hanser−Verlag) 、  ミュンヘン
、 1966、例えば第45〜71頁」に記載されてい
る。
成分(b)はまた全部又は一部が、末端芳香族第1級ア
ミノ基を含有するポリエーテルポリアミン例えば欧州特
許出願公報第79 、536号、独国特許公開明細書第
2.948.419号、第2,019,432号及び第
2゜619.840号並びに米国特許明細書第3.80
8.250号、第3,975,426号及び第4,01
6.143号に記載の方法により得られ得るタイプのも
のからなり得る。
成分(b)はまた、上記で述べた要件を満たす低分子量
の芳香族ジアミンを混合物の成分として含有し得る。好
ましい芳香族ジアミンには、1.4−ジアミノベンゼン
、2.4−ジアミノトルエン、2.4′−及び/又は4
.4′−ジアミノジフェニルメタン、並びに好ましくは
アミノ基に対して少なくとも1つのオルト位置にアルキ
ル置換基及び随意にアミノ基に対して他のオルト位置に
メチル置換基を含有するジアミン(−層好ましくは第1
のアミノ基に対してオルト位置に少なくとも1個のアル
キル置換基及び第2のアミノ基に対してオルト位置に各
々1〜3個の炭素原子を有する2個のアルキル置換基を
含有するジアミン、最も好ましくはアミノ基に対して少
なくとも1つのオルト位置にエチル、プロピル及び/又
はイソプロピル置換基を含有するジアミン)がある、好
ましいジアミンには、2.4−ジアミノメシチレン、1
,3.5−トリエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1
.3.5−トリイソプロピル−2,4−ジアミノベンゼ
ン、■−メチルー3.5−ジエチル、2.4−ジアミノ
ベンゼン及びこれと1−メチル−3,5−ジエチル−2
,6−ジアミノベンゼンとの工業的混合物、4.6−シ
メチルー2−エチル−1,3−ジアミノベンゼン、3.
5.3’、5’−テトラエチル−4,4’−ジアミノジ
フェニルメタン、3,5.3’、5’−テトライソプロ
ピル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン並びに3.
5−ジエチル−r、5′−ジイソプロピル−4,4′−
ジアミノジフェニルメタンがある。
かかる芳香族ジアミンの混合物もまた用いられ得る。
しかしながら、特に好ましい態様では、成分(b)は、
62〜6000の範囲の分子量及び2〜3のヒドロキシ
ル官能価を有する上記に挙げたタイプのポリオールのみ
からなる。
成分(b)は、成分(a)のイソシアネート基1個につ
き成分(b)のイソシアネート反応性基的0.1個ない
し約0.9個(好ましくは、0.1〜0.5個)が存在
するような量にて本発明による系中に存在する。
成分(c)は第3級アミンからなり、しかして該第3級
アミンは好ましくはイソシアネート反応性基を含有せず
かつ101〜250の分子量を有する。適当な第3級ア
ミンには、ポリウレタン化学で知られた第3級アミン触
媒がある。適当な第3級アミンの例には、トリエチルア
ミン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン、N−
エチルモルホリン、N−ココモルホリン、N、N、N’
、N’−テトラメチルエチレンジアミン、1.4−ジア
ザビシクロ[2,2,21オクタン、N−メチル−「−
(ジメチルアミノエチル)ピペラジン、NlN−ジメチ
ルシクロヘキシルアミン、N、N、N’、N’−テトラ
メチル−1,3−ブタンジアミン、1−シアノエチル−
2−フェニルイミタソール、1.2−ジメチルイミダゾ
ール及び2−メチルイミダゾールがある。好ましい第3
級アミンには、N、N−ジメチルベンジルアミンがある
。特に好ましい第3級アミンには下記の式 に相当する化合物があり、何故ならそれらは本発明の方
法において用いられる条件下で不揮発性でありかつ実質
的に無臭であるからである。
第3級アミン(c)は、成分(b)中に随意に存在する
第3級アミン窒素原子を含めて第3級アミン窒素原子の
含有率が反応混合物全体の総量(即ち、成分(a)、(
b)、(c)及び(d)の総量)の100g当たり少な
くともO,OO5モル(好ましくは、100g当たり少
なくとも0.01モル)になるような量にて本発明によ
る系に存在する。しかしながら、第3級アミン窒素原子
が上記の範囲内の量にて成分(b)中に存在する場合で
さえ、第3級アミン(c)はまた該混合物全体に成分(
c)が寄与する第3級アミン窒素原子の含有率が100
g当たり0、 OO5〜0.15モルになるような量に
て用いられることが好ましい。
随意的な助剤及び添加剤(d)には、例えば膨張剤、表
面活性剤、気泡安定剤及び内部離型剤がある。
適当な膨張剤には、水、メチレンクロライド、フルオロ
トリクロロメタン、ジクロロジフルオロメタン、クロロ
ジフルオロメタン及び本質的に不活性なガス(例えば、
窒素、空気及び二酸化炭素)がある、かかる不活性ガス
が用いられる場合、ベンチュリノズル又は中空かくはん
機(独国特許公開明細書第3,224.037号に記載
されているように)により成分(b)、(c)又は(d
)の混合物中に常圧に基づいて一般に少なくとも10容
量%の量(好ましくは、少なくとも20容量%の量)の
ガスを混入することにより、反応混合物にガスが装填さ
れる。
適当な表面活性剤は、出発物質の均質化を助成する化合
物であり、例えば脂肪酸のナトリウム塩及び脂肪酸とア
ミンとの塩(例えば、ジエチルアミンオレエート及びジ
ェタノールアミンステアレート)がある。
適当な気泡安定剤は、好ましくは水溶性ポリエーテルシ
ロキサンである。これらの化合物の構造は、一般にエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマーがポリ
ジメチルシロキサン基に結合しているようなものである
。かかる気泡安定剤は、例えば米国特許第2.764,
565号に記載されている。
随意的な膨張剤、表面活性剤及び気泡安定剤の量は、−
触に成分(a)、(b)、(c)及び(d)の総重量を
基準として15重量%未満(好ましくは、10重量%以
下)である。
随意に用いられる助剤(d)にはまた、公知の内部離型
剤例えば独国特許公開明細書第1,953,637号(
米国特許第3,726.952号に相当すると信じられ
る。)、第2,121,670号(英国特許第1,36
5,215号に相当すると信じられる。)、第2,43
1.968号(米国特許第4,098,731号に相当
すると信じられる。)及び第2,404,310号(米
国特許第4,058,492号に相当すると信じられる
。)に記載のものがある。好ましい離型剤には、少なく
とも12個の脂肪族炭素原子を含有する脂肪酸と2個又
はそれ以上の炭素原子を含有する第1級モノ、ジ又はポ
リアミンもしくはアミド基又はエステル基を含有しかつ
少なくとも1個の第1級、第2級又は第3級アミノ基を
含有するアミンとの塩(少なくとも25個の脂肪族炭素
原子を含有する。)、−塩基及び/又は多塩基カルボン
酸と少なくとも5のヒドロキシル価又は酸価を有する多
官能性アルコールとのエステル(飽和及び/又は不飽和
のC0OH基及び/又はOH%含有エステルである。)
、リシノール酸と長鎖脂肪酸とのエステル様反応生成物
、カルボン酸と第3級アミンとの塩、並びに天然又は合
成の油、脂肪及びワックスがある。特に好ましい離型剤
は、アミド基含有アミンのオレイン酸塩又はタル油脂肪
酸塩(N−ジメチルアミノプロピルアミンとオレイン酸
又はタル油脂肪酸との反応により得られる。)並びに2
モルのオレイン酸と1モルの1.4−ジアザビシクロ[
2,2,21オクタンとの塩である。
上記に挙げた好ましい離型剤に加えて、本発明の方法に
おいて他の公知の離型剤を個々に又は上記に挙げた好ま
しい離型剤と混合して用いることも原則的に可能である
。これらの他の適当な離型剤には、例えば独国特許公告
明細書第2,307,589号による脂肪酸エステルと
ポリイソシアネートとの反応生成物、独国特許公開明細
書第2,356,652号(米国特許第4,033,9
12号に相当すると信じられる。)による反応性水素原
子を含有するポリシロキサンとモノ及び/又はポリイソ
シアネートとの反応生成物、独国特許公開明細書第2.
363.452号(米国特許第4,024,090号に
相当すると信じられる。)によるヒドロキシメチル基を
含有するポリシロキサンとモノ及び/又はポリカルボン
酸とのエステル、並びに独国特許公開明細書第2.42
7゜273号又は独国特許公開明細書第2,431.9
68号(米国特許第4,098,731号に相当すると
信じられる。)によるアミノ基を含有するポリシロキサ
ンと脂肪酸との塩がある。
内部離型剤が用いられる場合、内部離型剤は、反応混合
物全体を基準として10重量%まで(好ましくは、6重
量%まで)の総量にて用いられる。
随意に用いられる他の添加剤(d)には、充填剤染料、
顔料及び防炎剤がある。
適当な充填剤特に強化充填剤の例には、シリケート含有
勧賞例えば層状シリケート(例えば、アンチボライト、
サーペンティン、ホーンブレンド、アムフィパイル、ク
リソタイル及びタルク)、金属酸化物(例えば、カオリ
ン、アルミニウム酸化物、チタン酸化物及び鉄酸化物)
、金属塩(例えば、白亜及び重晶石)、無機顔料(例え
ば、硫化カドミウム及び硫化亜鉛)、ガラス、アスベス
ト粉等がある。好ましい充填剤には、天然及び合成の繊
維物質例えばアスベスト、ウオラストナイト及び特に種
々の長さのガラス繊維(随意にサイジングされたもの)
がある、充填剤は、個々に又は混合して用いられ得る。
充填剤が用いられる場合、充填剤は有利には成分(a)
、(b)、(c)及び(d)の総重量を基準として50
重量%までの量にて(好ましくは、30重量%までの量
にて)反応混合物に添加される。
適当な防炎剤には、トリクレジルホスフェート、トリス
(2−クロロエチル)ホスフェート、トリス(クロロプ
ロピル)ホスフェート及び2.3−ジブロモプロピルホ
スフェートがある。既に挙げたハロゲン置換ホスフェー
トに加えて、無機の防炎剤例えば酸化アルミニウム水和
物、ポリリン酸アンモニウム及び硫酸カルシウムを用い
ることも可能である。成分(a)、(b)、(c)及び
(d)の総量を基準として25重量%までの防炎剤を用
いることが一般に最良である。
通常の助剤及び添加剤は、科学文献例えば「“高重合体
(旧gh Polymers)″、第XVI巻」及び「
“ポリウレタン、化学と技術(Polyurethan
es+Chemistry and Technolo
gy)”n ME者サすンダーズ(Saunders)
及びフリンジs (Frisch)、 インターサイエ
ンス°パブリツシャーズ(■口terscienceP
ublishers) 、  =x−ヨーク/ロンドン
、第1巻(1962)及び第1[5(1964) Jに
充分に論じられている。
本発明による反応性系を製造するために、成分(a)、
(b)、(c)及び(d)は約60℃未満(好ましくは
、40°C未満)の温度にて一緒に混合される。
ゆっくり反応する混合物に対しては、個々の成分のすべ
てを手で混合しそして次いで生じた混合物を注型又は流
延することが可能である。しかしながら、好ましい処理
操作では、ポリイソシアネート成分(a)が、ポリオー
ル成分(b)とアミン成分(c)との前もって調製され
た混合物と混合される。
随意的な助剤及び添加剤(d)が用いられる場合、それ
らは成分(a’)及び成分(b)と(c)との混合物の
両方に添加され(それらがそれぞれの成分と混和性であ
ることを条件とする。)あるいは該混合物に別々に添加
され得る。
作厘勉来 上述したようにして得られる本発明の反応性系は60℃
未満にて120分までの可使時間を有し、何故なら、直
ちに始まるポリウレタン生成反応は最初のうちは硬化を
もたらさずかつしばしば有意的な粘度上昇さえもたらさ
ないで単に反応温度の上昇をもたらすにすぎないからで
ある。過剰のイソシアネート基が三量化し始めるように
硬化反応が明らかに促進するのは、績糸の反応熱及び/
又は外部加熱に因り温度が約60°Cを越えた後のみで
ある。従って、本発明による系は成形物の製造に特に適
しており、比較的短いモールド内時間とともに合わせ持
つ比較的長い可使時間及び流し込み時間が本発明の系の
特に顕著な特徴である。
本発明の反応性系は、中実又は発泡した成形物又は注型
物を作るために本発明の方法に従って用いられ得る。そ
れによって得られる材料の用途例には、パレット、ハウ
ジング、濾過板、コーン、芯材、シリンダー、ローラー
及び窓用形材の絶縁ウェブがある。非常に肉厚の壁体が
困難なく作られ得るので、得られる材料は厚板の製造に
も適し、しかして発泡した形N4(密度範囲400〜8
00kg/m)では模型製作板として用いられ得る。
1施班 次の例により、本発明の方法の詳細を更に示す。
上記に記載した本発明は、その精神においても範囲にお
いてもこれらの例により限定されるべきでない、下記の
処理操作の条件について公知の種々のU様が用いられ得
ることが、当業者により容易に理解されよう、別設指摘
がなければ、温度はすべて摂氏度であり、百分率はすべ
て重量百分率である。
例 本発明による例1〜9において、成分■は、ポリイソシ
アネート−エポキシドの混合物(後記の調製物1又は2
)を別のポリイソシアネート(後記のポリイソシアネー
トA)と混合することにより調製された本発明の[ポリ
イソシアネート成分(a)」であった0本発明による例
1〜9の成分■は、本発明の「成分(b)及び(C)」
の混合物であった。成分I及び成分■をかくはん機で混
合した。
表1に記載の各反応混合物についての硬化時間は、表1
に示した初期温度(即ち、室温又は40℃)にて厚紙製
カップ(直径9C11,高さ14cm。
充填量250g)中で硬化が始まるまでの経過時間であ
る0表2に記載の結果は、加熱された金属板上に注がれ
た各反応混合物の硬化時間に関する。
表1において、例1〜6は異なるエポキシド(単官能性
及び二官能性)及び異なるエポキシド濃度の影響を示す
表2において、例7.8及び9についてのデータの比較
により、少量の酸性不純物即ちジブチルホスフェートの
影響が示されている。更に、本発明に相当しない比較例
10及び11は、本発明の方法におおよそ匹敵する可使
時間は触媒としてのカリウムアセテートを極めて低濃度
で用いる場合のみ達成されるということを示している(
50〜70°Cにおける例7と比較例10及び11参照
)。
カリウムアセテートが触媒として用いられる場合(本発
明に相当しない、)、反応性に及ぼす温度の影響は非常
に大きく、そのため反応混合物の温度制御に非常に厳密
な要件が置かれることになる。
比較例13は、比較触媒のカリウムアセテートの濃度が
増大されると全く不適切な(即ち、過度に短い)可使時
間になるということを示している。
本発明による方法の決定的な利点は、比較例12を例日
及び9と比較すると明らかになる。酸性不純物として添
加されたジブチルホスフェートは撓めて少量でさえ、カ
リウムアセテートで触媒される混合物の硬化を防げる。
対照的に、本発明による混合物は、該酸性不純物が存在
する場合の反応性ははるかに小さい変化しか受けない。
〔出発物質〕
調製物1 1000gのカルボジイミド変性4.4′−ジイソシア
ナトジフェニルメタン(NGO含有率30重量%)及び
680gのフェノキシプロピレンオキシド、これらの成
分の混合物に、1gのp−)ルエンスルホン酸メチルエ
ステルを添加した。かくして得られた混合物を、次いで
120°Cにて30分間加熱した。NCO含有率17.
0重量%、粘度(25°C) 19sPa、s 。
調製物2 1000gの調製物1と同じカルボジイミド変性ジイソ
シアネート及び680gのビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテル11iII製物1の場合と同じようにして
、安定化を行った。NGO含有率17.0重量%、粘度
(25°C) 400mPa、s 。
ポリイソシアネートA 4.4′−ジイソシアナトジフェニルメタンとトリプロ
ピレングリコールのセミプレポリマー、NCO含有率2
3重量%、粘度(25°C)To(]+Pa、S  。
ポリオールl トリメチロールプロパンのプロポキシ化及びそれに続く
プロポキシ化生成物のエトキシ化(PO:EOの重量比
82.5417.5)によって製造されたポリエーテル
ポリオール(OH価35)。
ポリオール2 プロピレングリコールのプロポキシ化及びそれに続くプ
ロポキシ化生成物のエトキシ化(PO:EOの重量比8
7:13)によって製造されたポリエーテルポリオール
(OH(I+150)。
(以下余白) 本発明は次の態様を含む。
1、下記の(a)、(b)及び(c)即ち(a) (i
)を機ポリイソシアネート少なくとも1種からなるポリ
イソシアネート成分及び (ii)有機エポキシド少なくとも1種からなるエポキ
シド成分であって、アルキル化剤の存在下で加熱するこ
とにより安定化されている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
する有機化合物少なくとも1種からなりかつ成分(a)
中のイソシアネート基1個につき0.1〜0.9個のイ
ソシアネート反応性基が存在するような量のイソシアネ
ート反応性成分であって、成分(b)の少なくとも10
重量%は約2000より大きい分子量を有する化合物か
らなる該イソシアネート反応性成分及び (c)随意に、該貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合
物の総量の各100gにつき少なくとも0、 OO5モ
ルの第3級アミン窒素原子(成分(b)中に存在する第
3級アミン窒素原子を含めて)を含有するような量の第
3級アミンの上記の(a)、(b)及び(C)からなる
反応性系。
2、更に (d)他の助剤及び添加剤 を含む、上記1記載の反応性系。
3、エポキシド成分(li)が、アルキル化剤の存在下
かつポリイソシアネート成分(+)の少なくとも一部を
更に存在させてしかも0.005〜0.15モルのエポ
キシド基が100重量部の成分(a)中に存在するよう
な成分(i)と(ii)の量を用いて加熱することによ
り安定化されている、上記1記載の反応性系。
4、ポリイソシアネート成分(+)が、室温で液状であ
るジフェニルメタン系のポリイソシアネート又はポリイ
ソシアネート混合物あるいはこれらのポリイソシアネー
ト又はポリイソシアネート混合物の液状誘導体である、
上記1記載の反応性系。
5、イソシアネート反応性成分(b)が、400〜12
,000の範囲の分子量及び2〜4のヒドロキシル官能
価を有するポリヒドロキシル化合物である、上記1記載
の反応性系。
6、下記の(a)、(b)、(c)及び(d)即ち(a
) (+)室温で液状であるジフェニルメタン系のポリ
イソシアネート又はポリイソシアネート混合物あるいは
これらのポリイソシアネート又はポリイソシアネート混
合物の液状誘導体及び (ii)有機エポキシド少なくとも11gからなるエポ
キシド成分であって、アルキル化剤の存在下かつポリイ
ソシアネート成分(i)の少なくとも一部を更に存在さ
せてしかも0.005〜0.15モルのエポキシド基が
100重量部の成分(a)中に存在するような成分(4
)と(目)の量を用いて加熱することにより安定化され
ている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)400〜12.000の範囲の分子量及び2〜4
ののヒドロキシル官能価を有するポリヒドロキシル化合
物であって、成分(a)中のイソシアネート基1個につ
き0.1〜0.9個のイソシアネート反応性基が存在す
るような量の該ポリヒドロキシル化合物、但し成分(b
)の少なくとも10重量%は約2000より大きい分子
量を有する化合物からなる、 (c)該貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合物の総量
の各100gにつき少なくとも0.005モルの第3級
アミン窒素原子(成分(b)中に存在する第3級アミン
窒素原子を含めて)を含有するような量の第3級アミン
及び (d)他の助剤及び添加剤 の上記の(a)、(b)、(c)及び(d)からなる、
上記1記戦の反応性系。
7、イソシアヌレート基を含有し随意に発泡したポリウ
レタンプラスチックを製造する方法において、 (1)約60°Cより低い温度にて随意にモールド中(
a) (f)有機ポリイソシアネート少なくとも]、 
1fJからなるポリイソシアネート成分及び (ii) 存機エポキシド少なくともtillからなる
エポキシド成分であって、アルキル化剤の存在下で加熱
することにより安定化されている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
する有機化合物受なくとも1種からなりかつ成分(a)
中のイソシアネート基1個につき0.1〜0.9個のイ
ソシアネート反応性基が存在するような量のイソシアネ
ート反応性成分であって、成分(b)の少なくともIO
重壁量は約2000より大きい分子量を有する化合物か
らなる該イソシアネート反応性成分及び (c)随意に、該貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合
物の総量の各100gにつき少なくとも0、005モル
の第3級アミン窒素原子(成分(b)中に存在する第3
級アミン窒素原子を含めて)を含有するような量の第3
級アミンを混合することにより反応性系を調製し、そし
て(2)熱を加えることによりかつ/又はポリウレタン
生成反応の熱を用いることにより該反応性系を少なくと
も60℃の温度に加熱する、 ことを特徴とする上記方法。
8、反応性系が更に (d)他の助剤及び添加剤 を含む、上記7記載の方法。
9、反応性系を約40°Cより低い温度にて混合する、
上記7記載の方法。
10、エポキシド成分(it)が、アルキル化剤の存在
下かつポリイソシアネート成分(1)の少なくとも一部
を更に存在させてしかも0.005〜0.15モルのエ
ポキシド基が100重量部の成分(a)中に存在するよ
うな成分(1)と(il)の量を用いて加熱することに
より安定化されている、上記7記載の方法。
11、インシアヌレート基を含有し随意に発泡したポリ
ウレタンプラスチックを製造するための上記7記載の方
法であって、 (1)約40℃より低い温度にてモールド中で(a) 
(i)有機ポリイソシアネート少なくとも1種からなる
ポリイソシアネート成分及び (i i)有機エポキシド少なくとも1種からなるエポ
キシド成分であって、アルキル化剤の存在下かつポリイ
ソシアネート成分(i)の少なくとも一部を更に存在さ
せてしかt+0.005〜0.15モルのエポキシド基
が100重量部の成分(a)中に存在するような成分(
+)と(ii)の量を用いて加熱することにより安定化
されている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
する有機化合物少なくとも1種からなりカッ成分(a)
中のインシアネー)、11個につき0.1〜0.9個の
イソシアネート反応性基が存在するような量のイソシア
ネート反応性成分であって、成分(b)の少なくとも1
0重量%は約2000より大きい分子量を有する化合物
からなる該イソシアネート反応性成分、(c)随意に、
該貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合物の総量の各1
00gにつき少なくともo、 o o sモルの第3級
アミン窒素原子(成分(b)中に存在する第3級アミン
窒素原子を含めて)を含有するような量の第3級アミン
及び (d)他の助剤及び添加剤 を混合することにより反応性系を調製し、そして(2)
熱を加えることによりかっ/又はポリウレタン生成反応
の熱を用いることにより該反応性系を少なくとも60°
Cの温度に加熱する、ことからなる上記方法。
代理人の氏名   川原1)−穂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の(a)、(b)及び(c)即ち (a)(i)有機ポリイソシアネート少なくとも1種か
    らなるポリイソシアネート成分及び (ii)有機エポキシド少なくとも1種からなるエポキ
    シド成分であって、アルキル化剤 の存在下で加熱することにより安定化さ れている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
    する有機化合物少なくとも1種からなりかつ成分(a)
    中のイソシアネート基1個につき0.1〜0.9個のイ
    ソシアネート反応性基が存在するような量のイソシアネ
    ート反応性成分であって、成分(b)の少なくとも10
    重量%は約2000より大きい分子量を有する化合物か
    らなる該イソシアネート反応性成分及び (c)随意に、該貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合
    物の総量の各100gにつき少なくとも0.005モル
    の第3級アミン窒素原子(成分(b)中に存在する第3
    級アミン窒素原子を含めて)を含有するような量の第3
    級アミン の上記の(a)、(b)及び(c)からなる反応性系。 2、イソシアヌレート基を含有し随意に発泡したポリウ
    レタンプラスチックを製造する方法において、 (1)約60℃より低い温度にて随意にモールド中で (a)(i)有機ポリイソシアネート少なくとも1種か
    らなるポリイソシアネート成分及び (ii)有機エポキシド少なくとも1種からなるエポキ
    シド成分であって、アルキル化剤 の存在下で加熱することにより安定化さ れている該エポキシド成分 の貯蔵可能な混合物、 (b)少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含有
    する有機化合物少なくとも1種からなりかつ成分(a)
    中のイソシアネート基1個につき0.1〜0.9個のイ
    ソシアネート反応性基が存在するような量のイソシアネ
    ート反応性成分であって、成分(b)の少なくとも10
    重量%は約2000より大きい分子量を有する化合物か
    らなる該イソシアネート反応性成分及び (c)随意に、該貯蔵可能な混合物が該貯蔵可能な混合
    物の総量の各100gにつき少なくとも0.005モル
    の第3級アミン窒素原子(成分(b)中に存在する第3
    級アミン窒素原子を含めて)を含有するような量の第3
    級アミン を混合することにより反応性系を調製し、そして(2)
    熱を加えることによりかつ/又はポリウレタン生成反応
    の熱を用いることにより該反応性系を少なくとも60℃
    の温度に加熱する、 ことを特徴とする上記方法。
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