JPH02180156A - 無菌包装容器とその充填方法 - Google Patents
無菌包装容器とその充填方法Info
- Publication number
- JPH02180156A JPH02180156A JP63334547A JP33454788A JPH02180156A JP H02180156 A JPH02180156 A JP H02180156A JP 63334547 A JP63334547 A JP 63334547A JP 33454788 A JP33454788 A JP 33454788A JP H02180156 A JPH02180156 A JP H02180156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug member
- membrane
- cylindrical spout
- filling
- packaging container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000012856 packing Methods 0.000 title abstract 6
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims abstract description 34
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000011049 filling Methods 0.000 claims description 40
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 2
- 230000005251 gamma ray Effects 0.000 abstract description 3
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 abstract description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 11
- 238000009455 aseptic packaging Methods 0.000 description 10
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 6
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 5
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 3
- 238000012371 Aseptic Filling Methods 0.000 description 2
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 2
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004702 low-density polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5877—Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はジュースやコーヒー等の飲料品、その他、衛生
的な管理を必要とする食品を無菌的に包装するための容
器及びその充填方法に係り、特に、食品を衛生的に貯蔵
、分配するのに用いる可撓性の無菌包装容器及びその充
填方法の改良に関する。
的な管理を必要とする食品を無菌的に包装するための容
器及びその充填方法に係り、特に、食品を衛生的に貯蔵
、分配するのに用いる可撓性の無菌包装容器及びその充
填方法の改良に関する。
近年、ジュースやコーヒー等の飲料品、その他、衛生的
な管理を必要とする食品を衛生的に貯蔵、分配する容器
及びその充填方法として合成プラスチック性の可撓性容
器に内容物を無菌的に充填した後、熱溶着により容器を
密閉する方法が用いられている。
な管理を必要とする食品を衛生的に貯蔵、分配する容器
及びその充填方法として合成プラスチック性の可撓性容
器に内容物を無菌的に充填した後、熱溶着により容器を
密閉する方法が用いられている。
これらは、例えば特公昭63−23048号公報に記載
されている。以ド、この従来発明の11!E要を第4図
を参照して説明する。
されている。以ド、この従来発明の11!E要を第4図
を参照して説明する。
第4図において従来例に係る無菌包装容器40は合成プ
ラスチック性のフィルム42a、42bが周縁部43に
おいて熱溶着されて袋状に形成されている。この無菌包
装容器40には筒状注出口44がその下部フランジ44
aの上面とフィルム42aの裏面が熱溶着されることに
よりフィルム42、aに取り付けられており、この筒状
注出口44の上面はメンブラン45が上部フランジ44
bに熱溶着されることにより密封されている。
ラスチック性のフィルム42a、42bが周縁部43に
おいて熱溶着されて袋状に形成されている。この無菌包
装容器40には筒状注出口44がその下部フランジ44
aの上面とフィルム42aの裏面が熱溶着されることに
よりフィルム42、aに取り付けられており、この筒状
注出口44の上面はメンブラン45が上部フランジ44
bに熱溶着されることにより密封されている。
また、フラップ46は筒状注出口44の下部フランジ4
4aの下面に部分的に熱溶着されており、内容物が可撓
性容器内に入り込むための間隙が与えられている。
4aの下面に部分的に熱溶着されており、内容物が可撓
性容器内に入り込むための間隙が与えられている。
次に、従来例に係る無菌包装容器の充填方法について説
明する。
明する。
まず、最初に、前記筒状注出口44、メンブラン45及
びフラップ46はγ線により滅菌される。
びフラップ46はγ線により滅菌される。
次に、無菌包装容器は無菌充填機に搬送され、無菌充填
機においてメンブラン45の上面を蒸気滅菌し、滅菌後
、メンブラン45を破って被充填物の充填を行った後、
フラップ46を筒状注出口44の下部フランジ44aの
下面に完全に熱溶むして閉鎖する。
機においてメンブラン45の上面を蒸気滅菌し、滅菌後
、メンブラン45を破って被充填物の充填を行った後、
フラップ46を筒状注出口44の下部フランジ44aの
下面に完全に熱溶むして閉鎖する。
しかしながら、上記従来例によれば、フラップ46は間
隙を形成するよう部分的にのみ筒状注出口の下部フラン
ジ44aに溶着されており、シールの溶着が不安定であ
るため内容物の充填を高圧で行うとフラップが剥離する
おそれがあり、高速度で被充填物を充填できないという
問題がある。
隙を形成するよう部分的にのみ筒状注出口の下部フラン
ジ44aに溶着されており、シールの溶着が不安定であ
るため内容物の充填を高圧で行うとフラップが剥離する
おそれがあり、高速度で被充填物を充填できないという
問題がある。
また、披充物は前記下部フランジ44aとこれに部分的
に付着されているフラップ46の付着されていない比較
的小さな間隙部分を通って容器内に充填されるので液体
状のものしか充填できず固形物は充填できないという問
題もある。
に付着されているフラップ46の付着されていない比較
的小さな間隙部分を通って容器内に充填されるので液体
状のものしか充填できず固形物は充填できないという問
題もある。
さらに、被充填物が間隙にf;i善し、内容物充填後の
フラップ46の下部フランジ44aに対する熱溶着が不
完全になることがある。
フラップ46の下部フランジ44aに対する熱溶着が不
完全になることがある。
そこで、本発明は内部が無菌処理された後に内容物を充
填できるようにフィルムの周縁を接むして互いに対向す
るフィルム部分を形成した無菌包装容器において、この
無菌包装容器の一方のフィルム部分に設けられた筒状注
出口の上面フランン部と、前記一方のフィルム部分に対
向する他方のフィルム部分の前記筒状注出口に対応する
部分に取り付けられ前記筒状注出口内にと嵌合された栓
部材の上面とに前記筒状注出口を密封するメンブランを
熱溶青し栓部材の筒状注出口からの引き抜きによりメン
ブランを栓部材とともに前記筒状注出口の上面フランジ
部から剥がすようにして構成するとともに、上記無菌包
装容器に被充填物を充填する方法を (イ) 前記筒状注出口と前記栓部材を嵌合した状態に
おいてその11% a部及び前記筒状注出口をシルして
いるメンブランを滅菌する第1工程(ロ) 充填機内に
おいて前記メンブランと前記被充填物流出ノズルを滅菌
する第2工程(ハ) 前記筒状注出口と前記栓部材との
嵌合を解除するとともに、前記メンブランを裂開し、被
充填物を充填する第3工程 (ニ) 前記栓部材を前記筒状注出口の中間位置まで挿
入した後、これらを滅菌する第4工程(ホ) 前記栓部
材を前記筒状注出口と嵌合させる第5工程 とて構成するようにした。
填できるようにフィルムの周縁を接むして互いに対向す
るフィルム部分を形成した無菌包装容器において、この
無菌包装容器の一方のフィルム部分に設けられた筒状注
出口の上面フランン部と、前記一方のフィルム部分に対
向する他方のフィルム部分の前記筒状注出口に対応する
部分に取り付けられ前記筒状注出口内にと嵌合された栓
部材の上面とに前記筒状注出口を密封するメンブランを
熱溶青し栓部材の筒状注出口からの引き抜きによりメン
ブランを栓部材とともに前記筒状注出口の上面フランジ
部から剥がすようにして構成するとともに、上記無菌包
装容器に被充填物を充填する方法を (イ) 前記筒状注出口と前記栓部材を嵌合した状態に
おいてその11% a部及び前記筒状注出口をシルして
いるメンブランを滅菌する第1工程(ロ) 充填機内に
おいて前記メンブランと前記被充填物流出ノズルを滅菌
する第2工程(ハ) 前記筒状注出口と前記栓部材との
嵌合を解除するとともに、前記メンブランを裂開し、被
充填物を充填する第3工程 (ニ) 前記栓部材を前記筒状注出口の中間位置まで挿
入した後、これらを滅菌する第4工程(ホ) 前記栓部
材を前記筒状注出口と嵌合させる第5工程 とて構成するようにした。
筒状注出口の上面をシールしているメンブランは被充填
物の充填まで無菌包装容器の筒状注出口と栓部材との嵌
合部を衛生的に保つ。
物の充填まで無菌包装容器の筒状注出口と栓部材との嵌
合部を衛生的に保つ。
無菌包装容器に被充填物を充填するに際しては、筒状注
出口と栓部材との嵌合を解除して栓部材に付着している
メンブランの中央部を筒状注出口のい上面フランジ部か
ら剥がして筒状注出口を解放し、その後に後充填を行い
、充填終了後、筒状注出口と栓部材を嵌合させることに
より無菌包装容器の封止を行う。
出口と栓部材との嵌合を解除して栓部材に付着している
メンブランの中央部を筒状注出口のい上面フランジ部か
ら剥がして筒状注出口を解放し、その後に後充填を行い
、充填終了後、筒状注出口と栓部材を嵌合させることに
より無菌包装容器の封止を行う。
これによって、衛生的な管理を必要とする食品を安全、
確実に貯蔵、分配することができるばかりでなく、被充
填物の充填終了後の無菌包装容器の封止を筒状注出口と
栓部材の嵌合により行うため、被充填物の急速充填が可
能となり、また固体状の被充填物の充填が可能となり、
さらに充填後の無菌包装容器の封止が確実になる結果、
無菌状態の維持、被充填物の貯蔵が確実になる。
確実に貯蔵、分配することができるばかりでなく、被充
填物の充填終了後の無菌包装容器の封止を筒状注出口と
栓部材の嵌合により行うため、被充填物の急速充填が可
能となり、また固体状の被充填物の充填が可能となり、
さらに充填後の無菌包装容器の封止が確実になる結果、
無菌状態の維持、被充填物の貯蔵が確実になる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
る。
本発明に係る無菌包装容器10は第1図に示されるよう
に無菌処理した合成プラスチック性の上側フィルム2a
、及び下側フィルム2bが周縁部3において熱溶着され
て袋状に形成されている。
に無菌処理した合成プラスチック性の上側フィルム2a
、及び下側フィルム2bが周縁部3において熱溶着され
て袋状に形成されている。
このフィルム2a、2bには例えばPE/l蒸管PET
/PEやPE/A[蒸着ナイロン/PEやPE/エバー
ル/PEなどのガスバリア性を有する多層フィルムが用
いられる。
/PEやPE/A[蒸着ナイロン/PEやPE/エバー
ル/PEなどのガスバリア性を有する多層フィルムが用
いられる。
この無菌包装容器10の上側フィルム2aには、筒状注
出口4がその下面フランジ4aと上側フィルム2aの裏
面が熱溶着されることによりに取付けられており、この
筒状注出口4の上面はLDPE (低密度ポリエチレン
)やHDPE (高密度ポリエチレン)など比較的融点
の低い樹脂で形成されるメンブラン5が上面フランジ4
bに熱溶着されることにより密封されている。上記筒状
注出口4の外周には上下に側部フランジ4e。
出口4がその下面フランジ4aと上側フィルム2aの裏
面が熱溶着されることによりに取付けられており、この
筒状注出口4の上面はLDPE (低密度ポリエチレン
)やHDPE (高密度ポリエチレン)など比較的融点
の低い樹脂で形成されるメンブラン5が上面フランジ4
bに熱溶着されることにより密封されている。上記筒状
注出口4の外周には上下に側部フランジ4e。
4fが形成され、この側部フランジ4e、4f内に容器
を充填機に装着したときに充填機の注出口クランプ7が
挿入される。(第2図(b))。また、筒状注出口4の
内面下部には係合溝部4cが形成されている。
を充填機に装着したときに充填機の注出口クランプ7が
挿入される。(第2図(b))。また、筒状注出口4の
内面下部には係合溝部4cが形成されている。
また、前記フィルム2aの筒状注出口4が取付けられた
位置に対応して下側フィルム2bには前記筒状注出口と
嵌合するカップ状の栓部材6か、そのフランジ部6aが
フィルム2bに熱溶着されることにより備えられている
。この栓部材6の外周上部にはゴムのシール用Oリング
6bが、その外周下部には上記筒状注出口6の係合溝4
cと嵌合する嵌合凸部6cが設けられている。
位置に対応して下側フィルム2bには前記筒状注出口と
嵌合するカップ状の栓部材6か、そのフランジ部6aが
フィルム2bに熱溶着されることにより備えられている
。この栓部材6の外周上部にはゴムのシール用Oリング
6bが、その外周下部には上記筒状注出口6の係合溝4
cと嵌合する嵌合凸部6cが設けられている。
また、内容物の充填前の筒状注出口4と栓部材6が嵌合
している状態において、メンブラン5は栓部材6の上面
6dと部分的に熱溶着されている。
している状態において、メンブラン5は栓部材6の上面
6dと部分的に熱溶着されている。
尚、メンブラン5の上面フランジ部4bにおける熱溶着
よりも栓部材の上i!11i6dにおける熱溶着は強く
なっている。
よりも栓部材の上i!11i6dにおける熱溶着は強く
なっている。
次に、本発明に係る無菌包装容器に被充填物を無菌的に
充填する方法1ごついて第2図を参照して説明する。
充填する方法1ごついて第2図を参照して説明する。
まず、最初に無菌包装容器における筒状注出口4と栓部
材6の嵌合部及びメンブラン5は充填機に搬送される前
に第2図(a)に示される状態でγ線発生装置Iから発
射されたγ線により滅菌される。
材6の嵌合部及びメンブラン5は充填機に搬送される前
に第2図(a)に示される状態でγ線発生装置Iから発
射されたγ線により滅菌される。
次に、無菌包装容器10は充填機20内に搬送され、ク
ランプ7で把持されることにより第2図(b)に示され
る状態で保持される。この充填機20はノズルフレーム
30を有し、このノズルフレーム30内の空間内にバル
ブ部材24が」二下動可能に収納され、バルブ部材24
を上下動させることにより充填ノズル口23を開閉する
。また、ノズルフレーム30の中央部には1黄方向に充
填物供給管33が設けられ、その下部には蒸気流入口2
2が設けられている。
ランプ7で把持されることにより第2図(b)に示され
る状態で保持される。この充填機20はノズルフレーム
30を有し、このノズルフレーム30内の空間内にバル
ブ部材24が」二下動可能に収納され、バルブ部材24
を上下動させることにより充填ノズル口23を開閉する
。また、ノズルフレーム30の中央部には1黄方向に充
填物供給管33が設けられ、その下部には蒸気流入口2
2が設けられている。
次に、蒸気流入口22から熱蒸気が流入し、メンブラン
5及び充填ノズル口23を滅菌するとメンブラン5の筒
状注出口4の上面フランジ部4bに対する溶着は弱くな
る。
5及び充填ノズル口23を滅菌するとメンブラン5の筒
状注出口4の上面フランジ部4bに対する溶着は弱くな
る。
次いで、第2図(c)に示されるように充填機20側に
設けられた引き抜き棒8が栓部材の内部に挿入され、第
2図(d)に示されるように栓部材を引き抜くことによ
り筒状注出口4と栓部材6との嵌合が解除され、これに
よりメンブラン5は上面フランジ部4bとの熱溶着が剥
がれ栓部材6とともに無菌包装容器10内に引き込まれ
る。その後、バルブ部材24は上昇し被充填物流入口3
3を開き充填が開始される。
設けられた引き抜き棒8が栓部材の内部に挿入され、第
2図(d)に示されるように栓部材を引き抜くことによ
り筒状注出口4と栓部材6との嵌合が解除され、これに
よりメンブラン5は上面フランジ部4bとの熱溶着が剥
がれ栓部材6とともに無菌包装容器10内に引き込まれ
る。その後、バルブ部材24は上昇し被充填物流入口3
3を開き充填が開始される。
充填が完了すると第2図(e)に示されるように、直ち
にバルブ部材24は下降し被充填物の流入を停止する。
にバルブ部材24は下降し被充填物の流入を停止する。
そして、筒状注出口4に中間位置まで嵌合せしめられ、
この状態でこれらは蒸気流入口22から流入する熱蒸気
により滅菌された後、栓部材6を筒状注出口4内に完全
に押込んで嵌合する。
この状態でこれらは蒸気流入口22から流入する熱蒸気
により滅菌された後、栓部材6を筒状注出口4内に完全
に押込んで嵌合する。
その後、第2図(f)に示されるように筒状態材4の上
面には筒状態材と栓部材の嵌合部を衛生的に保つために
オーバーキャップ7が被せられ、無菌充填を終了する。
面には筒状態材と栓部材の嵌合部を衛生的に保つために
オーバーキャップ7が被せられ、無菌充填を終了する。
尚、最初の]二程のγ線による滅菌は、オンラインで行
ってもよいし、オフラインで行ってもよい。
ってもよいし、オフラインで行ってもよい。
また、筒状注出口4の上面フランジ部4bに溶性された
メンブランの周縁部にミシン目mを入れれは栓部材6を
筒状注出口4から引き抜いたときにメンブラン5が容易
にミシン口から裂開される(第3図)。
メンブランの周縁部にミシン目mを入れれは栓部材6を
筒状注出口4から引き抜いたときにメンブラン5が容易
にミシン口から裂開される(第3図)。
本発明は以上のように構成したので、衛生的な管理を必
要とする食品を安全、確実に貯蔵、分配することができ
るばかりでなく、被充填物の充填終了後の無菌包装容器
の封止を筒状注出口と栓部材の嵌合により行うため、被
充填物の急速充填が可能となり、また固体状の被充填物
の充填が可能となり、さらに充填後の無菌包装容器の封
止が確実になる結果、無菌状態Q維持、被充填物の貯蔵
が確実になるという効果も奏する。
要とする食品を安全、確実に貯蔵、分配することができ
るばかりでなく、被充填物の充填終了後の無菌包装容器
の封止を筒状注出口と栓部材の嵌合により行うため、被
充填物の急速充填が可能となり、また固体状の被充填物
の充填が可能となり、さらに充填後の無菌包装容器の封
止が確実になる結果、無菌状態Q維持、被充填物の貯蔵
が確実になるという効果も奏する。
第1図は本発明に係る無菌包装容器の断面図、第2図(
a)〜(f)は無菌包装容器に被充填物を無菌的に充填
する工程を説明するための動作状態説明図、第3図は本
発明の一実施例に係る無菌包装容器の筒状注出口とメン
ブランとの溶着状態を示す平面図、第4図は従来例に係
る無菌包装容器の断面図である。 2a、2b・・・フィルム、4・・・筒状注出口、5・
・メンブラン、6・・・栓部材、10・・・無菌包装容
器、20・・・充填機、23・・・充填ノズル口。 出願人代理人 石 川 泰 カー2図(a) 第 図 (d) 第 図(C) 鴇 図(e)
a)〜(f)は無菌包装容器に被充填物を無菌的に充填
する工程を説明するための動作状態説明図、第3図は本
発明の一実施例に係る無菌包装容器の筒状注出口とメン
ブランとの溶着状態を示す平面図、第4図は従来例に係
る無菌包装容器の断面図である。 2a、2b・・・フィルム、4・・・筒状注出口、5・
・メンブラン、6・・・栓部材、10・・・無菌包装容
器、20・・・充填機、23・・・充填ノズル口。 出願人代理人 石 川 泰 カー2図(a) 第 図 (d) 第 図(C) 鴇 図(e)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内部が無菌処理された後に内容物を充填できるよう
にフィルムの周縁を接着して互いに対向するフィルム部
分を形成した無菌包装容器において、この無菌包装容器
の一方のフィルム部分に設けられた筒状注出口の上面フ
ランジ部と、前記一方のフィルム部分に対向する他方の
フィルム部分の前記筒状注出口に対応する部分に取り付
けられ前記筒状注出口内にと嵌合された栓部材の上面と
に前記筒状注出口を密封するメンブランを熱溶着し栓部
材の筒状注出口からの引き抜きによりメンブランを栓部
材とともに前記筒状注出口の上面フランジ部から剥がす
ようにしたことを特徴とする無菌包装容器。 2、前記メンブランの周縁部にミシン目をいれたことを
特徴とする請求項1記載の無菌包装容器。 3、次の各工程の結合からなる、請求項1又は2記載の
無菌包装容器に被充填物を充填する方法 (イ)前記筒状注出口と前記栓部材を嵌合した状態にお
いてその嵌合部及び前記筒状注出口をシールしているメ
ンブランを滅菌する第1工程(ロ)充填機内において前
記メンブランと前記被充填物流出ノズルを滅菌する第2
工程 (ハ)前記筒状注出口と前記栓部材との嵌合を解除する
とともに、前記メンブランを裂開し、被充填物を充填す
る第3工程 (ニ)前記栓部材を前記筒状注出口の中間位置まで挿入
した後、これらを滅菌する第4工程(ホ)前記栓部材を
前記筒状注出口と嵌合させる第5工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334547A JP2713751B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 無菌包装容器とその充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63334547A JP2713751B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 無菌包装容器とその充填方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180156A true JPH02180156A (ja) | 1990-07-13 |
JP2713751B2 JP2713751B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=18278635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63334547A Expired - Fee Related JP2713751B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 無菌包装容器とその充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713751B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110142A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-05-21 | Noriya Akaishi | 水素同位体ガスとヘリウムガス識別検出装置 |
JPS62110143A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Res Dev Corp Of Japan | 感応媒体 |
JPS62110143U (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-14 | ||
JPS63102654U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-04 | ||
JPS63105656U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63334547A patent/JP2713751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62110142A (ja) * | 1985-07-17 | 1987-05-21 | Noriya Akaishi | 水素同位体ガスとヘリウムガス識別検出装置 |
JPS62110143A (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-21 | Res Dev Corp Of Japan | 感応媒体 |
JPS62110143U (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-14 | ||
JPS63102654U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-04 | ||
JPS63105656U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2713751B2 (ja) | 1998-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FI79501C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av livsmedels- och dryckesbehaollare, anordning foer genomfoerande av foerfarandet samt behaollare framstaellt enligt foerfarandet. | |
US4830205A (en) | Baby feeding packs | |
US4452378A (en) | Gussetted bottom pouch | |
TWI400181B (zh) | 用於將出水口安裝於彈性薄囊袋的方法 | |
JP4590453B2 (ja) | シール可能容器、および容器をシールするための方法 | |
EP3307642B1 (en) | Piercing valve assembly and fluid transfer device therewith | |
AU660786B2 (en) | Improved flexible container | |
JP2001199457A (ja) | 流動食用の注出口付きパウチ | |
JP2005206162A (ja) | 注出口付きパウチ | |
JP2000175988A (ja) | 経腸栄養剤用容器 | |
JPH02180156A (ja) | 無菌包装容器とその充填方法 | |
JP2721216B2 (ja) | 無菌包装容器とその充填方法 | |
AU717281B2 (en) | A packaging container, a method and an assembly for filling same | |
JP2721217B2 (ja) | 無菌包装容器とその充填方法 | |
WO2004108545A1 (ja) | 流動食用包装袋 | |
JP2021079977A (ja) | 袋状容器の注出口ユニット | |
US20060037966A1 (en) | Method for applying a resealable pouring element to a container and corresponding container | |
US20080008403A1 (en) | Aseptic package | |
JPH0511185Y2 (ja) | ||
RU2171763C2 (ru) | Упаковочный контейнер, способ его заполнения и устройство для осуществления способа | |
JP2001180698A (ja) | 流体製品収納バッグおよびその内容物の注出方法 | |
JPH11189249A (ja) | 口部材付き包装袋及び包装体 | |
JPH07299117A (ja) | 輸液バッグ | |
JP2000142716A (ja) | 不定形容器 | |
JP2002264911A (ja) | 包装袋及び無菌充填方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |