JPH02179422A - フィルムまたはシートの重量制御方法 - Google Patents

フィルムまたはシートの重量制御方法

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JPH02179422A
JPH02179422A JP33507188A JP33507188A JPH02179422A JP H02179422 A JPH02179422 A JP H02179422A JP 33507188 A JP33507188 A JP 33507188A JP 33507188 A JP33507188 A JP 33507188A JP H02179422 A JPH02179422 A JP H02179422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
value
film
winder
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33507188A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Kaneko
金子 勝明
Shiro Hatayama
畑山 四郎
Tetsuji Miyazawa
宮沢 哲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP33507188A priority Critical patent/JPH02179422A/ja
Publication of JPH02179422A publication Critical patent/JPH02179422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフィルムまたはシート(以下単にフィルムとす
る)、とくには軟質フィルムの重量制御方法に関するも
のである。
(従来の技術) フィルムの巻取品の重量変動要因を大別すると、流れ方
向の変動と幅方向の変動に分類される。前者には押出機
への供給ムラから生ずるサージング要因、配合物温度の
バラツキ、シリンダー温度設定のコントロール不良から
生ずる周期上のうねり変動、粉砕品(回収品)・配合物
の混合比率のバラツキによる脈動的変動等が考えられ、
後者には金型リップ調整不完全による厚さのバラツキ、
金型ゾーン温度設定のコントロール不良から生ずる周期
的流れムラ変動による厚さのバラツキ等が考えられる。
この対策として従来は第4図に示したような重量制御方
法が行なわれていた。
(発明が解決しようとする課題) この制御方法において、幅方向の変動は成形直後のフィ
ルムについてその厚さを自動厚さ計測装置を用いて幅方
向にスキャニングし、その検出値に基いて金型ゾーン温
度条件で金型の流れ分布をコントロールし、詳細な部分
調整は金型のリップを調整することによって対応できる
。しかし流れ方向の変動はこれよりも逼かに大きい経時
的な大波である上、この変動値のフィルムのテンション
による影響が異なることから、上記装置による平均検出
値との差が大きくなり、この値に基く制御では最終製品
の厚さを再現しにくくなり、ともするとオーバーアクシ
ョンになるという問題があった。また、手動による重量
測定に基ずく引・巻取機の速度調整では人的にバラツキ
が大きく、充分な対策とはいえなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記課題を解決するための鋭意研究を重ね
た結果、この発明を完成するに至ったもので、このフィ
ルムまたはシートの重量制御方法は巻取機の後方に重量
チェッカを設置してロールフィルム毎の重量を測定し、
この測定値を演算機構において予めきめられた制御領域
値と対比演算し、その変量値を引・巻取機の速度制御機
構に伝達させるものである。
(発明の作用) 以下、本発明の作用を第1図〜第3図に基いて説明する
。第1図は本発明が適用される装置の一例を示すもので
ある。
図においてlは押出成形機、2は金型であり、ここで成
形されたフィルムまたはシート3は引取機4を経て巻取
機5に至り、所定の長さのロール6として巻取られる。
ロール6は製品払出台車7により運び出されて、ロール
毎に重量チェッカ8で秤量された後、系外に取り出され
る。
9は自動厚さ計測装置でフィルムの厚さを幅方向にスキ
ャニングして計測する。これらの測定値は人力インター
フェース10を経てコンピュータ制御機構11に送られ
、その演算機構において中心値と、これに対する偏差が
算出され、その偏差値の大きさに応じて電圧アナログ送
出出力に変換されて出カニニット12より金型2に送ら
れ、金型の幅方向における温度条件およびリップ間隙の
調整が行なわれる。
一方、重量%ェツカ8での測定値も、同様に人力インタ
ーフェース10を経てコンピュータ制御機構11に送ら
れるが、この場合にはその演算機構に第2図に示すよう
な、上々限値、上限値、中央値、下限値、下々限値の5
段階のレベルが予め設定され、それぞれの測定値の大き
さに応じて第3図に示した順序で操作が行なわれるよう
になっている。すなわち、第2図において中央値は製品
重量の目標値であり、測定値が上限値と下限値の間にあ
るときは引・巻取機の速度制御が行なわれないように非
制御領域が設定されている。これはこの範囲が狭い程、
製品重量のバラツキは小さくなる筈であるが、流れ方向
の変動要因には前述したように配合物温度のバラツキや
配合物・リサイクル品の混合比の変動からのサージング
による押出機吐出量の周期的うねり現象等があるため、
実際にはこのようにはならず、却ってオーバーアクショ
ンによってバラツキの増大する恐れがあるためである。
重量チェッカ8での測定値が、コンピュータ制御機構1
1における5段階のレベルと照合されて上限値と下限値
との間の非制御領域にあると判断されたときは、第3図
に示されるように、制御系は作動せず、秤量されたロー
ル6は製品としてそのまま払い出される。なお第3図に
おける引・巻取機速度・自動粗調整とは流れ方向の厚み
変動値の平均値に対する判断に基づいて、引・巻取機速
度を基準値に近ずける方向にとりあえず調整し、(例え
ば厚さが基準値よりも厚い場合には引・巻取速度を速く
する。)この調整した後の厚みが重量換算で上止限値、
上下限値の範囲内になるまで調整することをいう。なお
、粗調整が完了したのちは重量による自動調整に切り替
わる。
しかし、この測定値が上限値と上々限値(または下限値
と下々限値)の間の制御領域内にあると判断されたとき
は、秤量されたロール6はそのまま製品として払い出さ
れるが、同時にコンピュータ制御機構11の演算機構に
おいて中央値との偏差が算出され、その大きさに応じて
電圧アナログ送出出力に変換され、出カニニット12よ
り引・巻取機4.5の速度制御機構13.14に伝達さ
れ、その速度を加速側(または減速側)に偏差値に比例
して制御させ、フィルム厚を減少させて(または増加さ
せて)流れ方向の製品重量を減少(または増加)し、そ
の均一化を達成する。
さらに、測定値が上々限値を越えた(または下々限値を
下回った)場合には第3図に示すように、制御信号を出
力せず、ロールフィルムにマーキングして不良品として
振り分けると共に、異常警報を出力する。
なお、第1図において15は必要に応じて用いられるプ
リンタ、16はキーボード、17はメモリーである。
以上のように本発明による重量制御方法では測定値を比
較1(上限値または下限値)と比較2(上々限値または
下々限値)との2段階で判別することにより、極めて合
理的な制御を行なうことができる。
次に、本発明の具体的態様を実施例により説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
〈実施例〉 ポリ塩化ビニル100重量部、DINA50重量部、C
a−Znステアレート3重量部からなる軟質塩化ビニル
樹脂を、第1図に示した装置で、250m/分の速度で
厚み16μmのフィルムに製膜し、500m巻きのロー
ルにした。各ロール毎に重量チェッカで秤量し、その測
定値を演算機構に伝達した。演算機構では上々限値18
,33og、上限値18.230g、中央値18,13
og、下限値18,030g、下々限値17.930g
に設定値を定めておき、計算値が上々限値と上限値との
間、または下限値と下々限値との間になったときに、測
定値の中央値との偏差値に比例して引・巻取速度を加速
側または減速側に制御してフィルムの厚さを減少または
増加させるようにした。
これを従来の手動調整による方法と、それぞれ1056
木のロールについて試験した結果を、下表に示した。
(発明の効果) 本発明によれば ■製品間の重量バラツキを減少でき、品質の向上と共に
樹脂量の低減が図れる。・・・上記したように重量制御
の実施により重量のバラツキを手動調整時の48%に制
御することが可能になったため、平均値を現状の75g
/サイクルから150g/サイクルに下げて管理するこ
とが可能となる。したがフて、重量目付で下式により1
台当り2.25/を月の低減が可能となる。
低減重量=0.15kgx400サイクル×25日−1
,50t/月 ■製造時、人的介在なしに重量自動制御が可能なため操
作の簡素化および省力化が達成される。
■インラインのため、即時前工程へのフィードバックが
でき、不良品が減少する。
■軽・通量不良品と良品の自動判別処理が可能となり、
不良品についてはマーキングして払い出すため、−次検
査作業の簡素化及び後工程とのライン化が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第3図は本発明の実施例に係わり、第1図は本
発明を実施するためのフィルムまたはシートの重量制御
装置についての概略説明図、第2図は本発明のコンピュ
ータ制御機構における設定レベルの説明図、第3図はこ
の重量制御方式のフローチャート図である。第4図は従
来の重量制御方式のフローチャート図である。 (主要な符号の説明) 3・−・フィルムまたはシート、 4・・・引取機、    5・・・巻取機、6・・・ロ
ールフィルム、 8・・・重量チェッカ、 11・・・コンピュータ制御機構、 13・・・引取機の速度制御機構、 14・・・巻取機の速度制御機構。 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 巻取機の後方に重量チェッカを設置してロールフィルム
    毎の重量を測定し、この測定値を演算機構において予め
    決められた制御領域値と対比演算し、その変量値を引・
    巻取機の速度制御機構に伝達させることを特徴とするフ
    ィルムまたはシートの重量制御方法。
JP33507188A 1988-12-28 1988-12-28 フィルムまたはシートの重量制御方法 Pending JPH02179422A (ja)

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JP33507188A JPH02179422A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 フィルムまたはシートの重量制御方法

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JPH02179422A true JPH02179422A (ja) 1990-07-12

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ID=18284439

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JP33507188A Pending JPH02179422A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 フィルムまたはシートの重量制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114872293A (zh) * 2022-05-24 2022-08-09 安徽理工大学 一种eva塑料薄膜挤出机

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135284U (ja) * 1984-08-06 1986-03-04 三和テッキ株式会社 スプリングハンガのロツク装置

Patent Citations (1)

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