JPH02176031A

JPH02176031A - 手洗設備付大便器ユニット

Info

Publication number: JPH02176031A
Application number: JP32961688A
Authority: JP
Inventors: Yuji Sato; 裕二佐藤; Kenji Nagahama; 長浜　賢治
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1988-12-27
Filing date: 1988-12-27
Publication date: 1990-07-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は洋風のユニット式バスルームに好適な、即ち、
省スペースタイプの手洗設備付大便器ユニットに関する
。

（従来の技術）従来、省スペースタイプの手洗設備付大便器ユニットは
、ロータンク式になっていた。

つまり、水洗式大便器への洗浄水供給を便器後部に載置
したロータンクで行なう一方、タンクの上蓋を幅広漏斗
状のシンクとし、これに蛇口を臨ませて手洗に供した構
成になっていた。

（発明が解決しようとする課題）この為、省スペース効果には優れていたが、水量と水勢
に千金を期し難く、水洗時にまどろっこしい思いをする
ことがあった。

本発明は斯かる従来の手洗設備付大便器ユニツにおける
問題点を有効に解決すべく為されたもので、その目的と
する処は、省スペースタイプで、しかも便器水洗を手際
良く行なうことができる手洗設備付大便器ユニットを提
供するにある。

（課題を解決するための手段）と２目的を達成すべく本発明は、フラッシュバルブを収
容した配管ケーシングと、その前面部に着設してフラッ
シュバルブと取合わせた水洗式大便器と、配管ケーシン
グの上部に設けたシンクと、これに臨む給水部材とで手
洗設備付大便器ユニットを構成するようにした。

（作用）上記手段によれば、フラッシュバルブが水量と水勢を確
保し、配管ケーシングがシンクの三次元配置を可能とす
る。

（実施例）以下、本発明の実施例に係る手洗設備付大便器ユニット
と、そのユニット式バスルームへの設備例に付き、添付
図面に基いて詳細な説明を行なう。

先ず、第１図及び第２図を参照して、本実施例に係る手
洗設備付大便器ユニットの構成を説明する。

第１図及び第２図は同ユニットの取合間係を分り易く示
す為主要配管を正面側及び上面側から見た姿図で、関連
部材は仮想線で示す。

図中、Ｕｔは本実施例に係る手洗設備付大便器ユニット
の全体を表し、同ユニツ）Ｕｔは、フラッシュバルブ１
０を収容した配管ケーシングと２０、これ２０の前面部
Ｆｐに着設してフラッシュバルブ２０と取合わせた水洗
式の洋風大便器３０と、ケーシング２０の上部Ｃｔに設
けた卵形のシンク４０と、このシンク４０に右上方から
臨む給水用の蛇口５０から成り、本実施例の場合、後述
の適用例に合せ、ユニツｈＵｔ全体を防水床パンＰｎ上
に載置固定し、ケーシング２０の左側面、後面及び右側
面を、床パンＰｎの周縁立上げフランジ部Ｐｎｆ上に建
廻した壁パネル連結構造の平壁Ｗｕｌ　、　Ｗｕ２　、
　Ｗｕ３で被覆する。尚、図中、Ｐｃは各壁パネルの壁
装部、Ｐｆは壁装部Ｐｃを裏補強する補強枠、またＷｕ
は各平壁が連なって構成する部屋周壁、Ｓｕはそれによ
り画成される室内空間である。

フラッシュバルブ１０は、室外の給水用取合管路Ｐ１か
らＵ字状引込管路Ｆｉｌを介して水流を取込む給排水金
具１１と、便器３０の後部３０ａにスパッド１２で取合
うフラッシュライン１３との間に介設して、給排水金具
１１との間に交した導水管１４にコック１４ａを入れ、
その操作レバー１５をケーシング２０の表側に突出させ
る。

ケーシング２０は、第４図に示すように、前面部ＦＰを
着脱可能な金属板２１．２２．２３と、その上方を覆う
水切り用幕板２４で構成し、上部Ｃｔは樹脂製若しくは
擬石製カウンター２５とする０図中、１５ａはレバー１
５の支持プレート、２５ａはフラッシュ系統の点検蓋、
２５ｂはカウンター２５の上面、２５ｃは水返し用の立
上げ部、２５ｄはシンク４０との取合穴である。

シンク４０は、排水口４０ａ下の直管４１にトラップ４
２をつなぎ、その出口側曲管４３と室外管路Ｐ２を取合
わせる０図中、４０ｂはシンク４０の洗面ポール部、４
０ｃはポール部４０ｂの上級沿いに設けたフランジ部で
カウンタ−２５下面に当て込み止着される。

蛇口５０は、室外の給水取合管路Ｐ１に分枝Ｐ１２を設
けて室内に引込んだ給水路Ｐ１２′をカウンタ−２５上
面２５ｂに立上げ、取合わせる。

図中、５１は小水栓、５２はツマミ型コックである。

本実施例によれば、大便器３０の水洗にフラッシュバル
ブ１０を用いているので、十分な水量と水勢を得ること
ができ、また、シンク４０をカウンター２５の一部とし
て組込んでいるので、改めて手洗器を別設する必要がな
い。

こへで、第３図及び第４図を参照して、上記二二ッ）Ｕ
ｔのバスルームへの設備例を説明しておく。

第３図バスルームの横断平面図、第４図は第３図の４−
４線断面図で、上記実施例と同じ部材は同じ参照番号で
表されている。

図中、Ｕｂはユニット式バスルームの全体を示し、バス
ルームＵｂは、躯体床ＦｂにピットＰｔを設けて床パン
Ｐｎを設置し、その防水層上にタイル仕上の床Ｆｔを張
る一方、パンＰｎ周縁の立上フランジ部Ｐｎｆ上に壁パ
ネル連結構造の壁Ｗｕを建廻し、正面に出入口Ｅｕを設
けて左勝手のドドアＤｒを着け、以って、全体をパネル
組構造の天井Ｃｕで上方から塞ぎ上げることにより、（
正面左奥に出隅Ａｏがある点を除けば）平面視略長方形
状の部屋空間Ｓｕを画成した構造のもので、ｌＷｕは、
出入口Ｅｕ左手の正面平壁Ｗｕ１から、左平壁Ｗｕ２、
出隅ＡＯ左右の交差壁Ｗ　ｕ３　、　Ｗ　ｕ４、それに
奥の平壁Ｗｕ５及び右平壁Ｗｕ８を経て、出入口Ｅｕに
戻る周壁となっており、その外側を張壁Ｗｐ、Ｗｐ’と
躯体壁ｗｂが取巻いている０図中、ＫｎはドアＤｒのノ
ブ、Ｐｉ、Ｐ２は室外の給湯及び給水管路である。

出入口ＥｕのドアＤｒを開けると、すぐ足元にタイル床
Ｆｔが広がっており、中Ｓｕに入ってドアＤｒを閉め、
右手の壁Ｗｕ８を見ると、タオル掛けＴｈと跳ね水遮断
カーテンのガイドレールＲｇが目に映り、そこで、下方
へ視線を落すと、タイル床Ｆｔを見切る流し溝Ｄｎが目
に入り、その奥側−帯を洋風の浴槽Ｂｔが占領している
０図中、Ｃｗは集水口、Ｇｒはハンドグリップ、Ｍｙは
湯水混合栓、またＨｓはハンドシャワー、Ｒｓはそのレ
ストである。

次いで、左手に目をやると、出隅Ａｏ左側の交差壁Ｗｕ
３と正面平壁Ｗ　ｕ　１との間に前記手洗設備付大便器
ユニー）Ｕｔがピッタリ収まっており、その上方に、予
備品の置棚Ｔｎと照明灯Ｌｔが、また便器３０の正面右
手の壁Ｗｕ１面に紙巻器Ｒ１が取付けられている０図中
、Ｓｈｌ、Ｓｂ２は大便器３０の排便管と浴槽Ｂｔ足下
の集水口Ｃｗにつながるシャフトである。

（発明の効果）以上の説明により明らかな如く、本発明によれば、フラ
ッシュバルブを収容した配管ケーシングと、その前面部
に着設してフラッシュバルブと取合わせた水洗式大便器
と、配管ケーシングの上部に設けたシンクと、これに臨
む給水部材とで手洗設備付大便器ユニットを構成するよ
うにしたので、省スペースが可能なばかりか、便器水洗
を手際良く行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に係る手洗設備付大便器ユニット
及びこれを設備したユニット式バスルームに付き示した
もので、第１図及び第２図は同ユニットの正面及び上面
から見た配管姿図、第３図バスルームの横断平面図、第
４図は第３図の４−４線断面図である。尚、図中、１０はフラッシュバルブ、２０は配管ケーシ
ング、Ｆｐはその前部、Ｃｔは上部、３０は水洗大便器
、４０はシンク、５０は蛇口、Ｕｔは手洗設備付大便器
ユニー、ト、ｕｂはユニット式ハスルームを表している
。特許出

Claims

【特許請求の範囲】

フラッシュバルブを収容した配管ケーシングと、該配管
ケーシングの前面部に着設し前記フラッシュバルブと取
合わせた水洗式大便器と、前記配管ケーシングの上部に
設けたシンクと、該シンクに臨む給水部材とから成る手
洗設備付大便器ユニット。