JPH02176018A - 法面緑化工事における植生基盤形成方法 - Google Patents
法面緑化工事における植生基盤形成方法Info
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- JPH02176018A JPH02176018A JP29317587A JP29317587A JPH02176018A JP H02176018 A JPH02176018 A JP H02176018A JP 29317587 A JP29317587 A JP 29317587A JP 29317587 A JP29317587 A JP 29317587A JP H02176018 A JPH02176018 A JP H02176018A
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、人口的に造成された裸地や、無機質で劣性土
壌の岩盤等の法面を緑化して保護するいわゆる法面緑化
工事に先立って実施する植生基盤の形成方法に関するも
のである。
壌の岩盤等の法面を緑化して保護するいわゆる法面緑化
工事に先立って実施する植生基盤の形成方法に関するも
のである。
本出願人は、植生基盤を形成するための緑化基盤材に、
肥料の外に粘着材としてコンニャクの飛粉を配合し、こ
れに水を加えて混合したスラリーを法面に吹き付ける工
法を提案（特公昭５４−１３６４号公報・特公昭６０−
４６９２３号公報参照）した。
肥料の外に粘着材としてコンニャクの飛粉を配合し、こ
れに水を加えて混合したスラリーを法面に吹き付ける工
法を提案（特公昭５４−１３６４号公報・特公昭６０−
４６９２３号公報参照）した。
上記緑化基盤材としては山砂・肥料・粘着材等が用いら
れる。山砂は施工現場で容易に調達できるもので軽石を
含むものも使用する。肥料は石灰や化学肥料（粒状・固
形の高度化成肥料）が用いられる。粘着材として混合す
るコンニャク飛粉も遅効性肥料として役立つ。
れる。山砂は施工現場で容易に調達できるもので軽石を
含むものも使用する。肥料は石灰や化学肥料（粒状・固
形の高度化成肥料）が用いられる。粘着材として混合す
るコンニャク飛粉も遅効性肥料として役立つ。
実際の施工に当たっては以上の諸材料の外に、更に土壌
改良材としてピートモスおよびその類似物を混入してい
る。
改良材としてピートモスおよびその類似物を混入してい
る。
ところが上記ピートモスおよびその類似物は輸入品であ
るためコストが高い、そこでこれの代替材料が求められ
ていたが適当なものがながった。
るためコストが高い、そこでこれの代替材料が求められ
ていたが適当なものがながった。
本発明は、従来の法面緑化工事における植生基盤形成に
際して混入する土壌改良に係る上記の問題点を解決する
ことを目的とする。
際して混入する土壌改良に係る上記の問題点を解決する
ことを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、法面緑化工事に
おける植生基盤方法において、緑化基盤材、肥料、粘着
材に、有機性産業廃棄物または生活廃棄物を微生物によ
って処理して粉末あるいは粒状化した発生材を土壌改良
材として配合し、これに水を加えて混合したスラリーを
、法面に所定の厚さとなるように吹き付けるようにした
ものである。
おける植生基盤方法において、緑化基盤材、肥料、粘着
材に、有機性産業廃棄物または生活廃棄物を微生物によ
って処理して粉末あるいは粒状化した発生材を土壌改良
材として配合し、これに水を加えて混合したスラリーを
、法面に所定の厚さとなるように吹き付けるようにした
ものである。
上記手段に基づく作用を説明すると、緑化基盤材、肥料
、粘着材に対し、土壌改良材として加えた有機性産業廃
棄物または生活廃棄物を微生物で処理して粉末あるいは
粒状化した発生材は、発酵堆肥として機能する。
、粘着材に対し、土壌改良材として加えた有機性産業廃
棄物または生活廃棄物を微生物で処理して粉末あるいは
粒状化した発生材は、発酵堆肥として機能する。
すなわち、緑化基盤材の団粒効果・水はけ・水もち・通
気性等が向上し、肥料を効きやすくする。また微量では
あるが肥料効果もある。
気性等が向上し、肥料を効きやすくする。また微量では
あるが肥料効果もある。
従って、植生基盤層の上に吹付施工した種子層中の種子
の発芽を促し、根の活着を確実にする。
の発芽を促し、根の活着を確実にする。
粘着材の作用によって吹付材料の他山に対する固着を良
好にし、また施工初期における種子の飛散流失が防止さ
れる。
好にし、また施工初期における種子の飛散流失が防止さ
れる。
次に本発明方法の実施例を説明する。まず、緑化基盤材
は山砂あるいは軽石を含む山砂を用いる。肥料は土壌改
良材を兼ねる有機性廃棄物の微生物処理発生材である。
は山砂あるいは軽石を含む山砂を用いる。肥料は土壌改
良材を兼ねる有機性廃棄物の微生物処理発生材である。
粘着材はコンニャクの飛粉を用い、これに水を加えて配
合する。
合する。
本発明が特徴とする土壌改良材は次のようにして得られ
る。
る。
一般家庭から出る生ごみを主とする生活廃棄物、また青
果商・鮮魚商・食肉商等の店、飲食店レストラン・ホテ
ル・病院・青果物水産物市場・畜殺堝・食品加エエ堝・
飼料工場・肥料工場・皮革加エエ堝・木材加エエ堝など
から出る種々の有機性産業廃棄物に、セラミックスを担
体としてこれに微生物を定着させた発酵剤を相当量加え
て加熱し、一定温度に保った状態で送気撹拌する。
果商・鮮魚商・食肉商等の店、飲食店レストラン・ホテ
ル・病院・青果物水産物市場・畜殺堝・食品加エエ堝・
飼料工場・肥料工場・皮革加エエ堝・木材加エエ堝など
から出る種々の有機性産業廃棄物に、セラミックスを担
体としてこれに微生物を定着させた発酵剤を相当量加え
て加熱し、一定温度に保った状態で送気撹拌する。
そうすると微生物が繁殖して廃棄物を発酵させ、廃棄物
中の水分・油脂分その他腐敗の元となる成分を分解気化
しながら微生物は急速に増殖する。
中の水分・油脂分その他腐敗の元となる成分を分解気化
しながら微生物は急速に増殖する。
以上の発酵処理を一定時間行なうと廃棄物は完全に分解
してさらさらした水分の少ない粉末ないし粒状の堆肥物
質に変化する。
してさらさらした水分の少ない粉末ないし粒状の堆肥物
質に変化する。
上記発酵処理を行なう全自動処理装置が開発され実用に
供されており、大量の廃棄物を短い時間で処理でき、廃
棄物の容積は２０〜１０％まで縮小する。
供されており、大量の廃棄物を短い時間で処理でき、廃
棄物の容積は２０〜１０％まで縮小する。
植生基盤形成方法付スラリーの配合割合の一例を示すと
、吹付厚さ１０ａｓ、吹付面１１００ｒｒｌ当たり、 緑化基盤材（山砂又は軽石を含む山砂）１７ｍ”粘着材
（コンニャクの飛粉） ２５５ｋｇ肥料兼土壌
改良材（有機性廃棄物の 微生物処理発生材） ４７− 水 １５
００〜１６００１２である。
、吹付厚さ１０ａｓ、吹付面１１００ｒｒｌ当たり、 緑化基盤材（山砂又は軽石を含む山砂）１７ｍ”粘着材
（コンニャクの飛粉） ２５５ｋｇ肥料兼土壌
改良材（有機性廃棄物の 微生物処理発生材） ４７− 水 １５
００〜１６００１２である。
吹付作業は、先ず施工する法面の浮石や木片等を除去し
、公知のモルタル吹付ｖ１械に上記の材料および水を投
入して撹拌することにより粘度の高いスラリーを作り、
このスラリーを図面に示すように法面１に略均−に吹き
付けて所定の厚さの植生基盤層２を形成するものである
。
、公知のモルタル吹付ｖ１械に上記の材料および水を投
入して撹拌することにより粘度の高いスラリーを作り、
このスラリーを図面に示すように法面１に略均−に吹き
付けて所定の厚さの植生基盤層２を形成するものである
。
次いで上記植生基盤層２の上に、公知の手段によって種
子を含むスラリーを吹き付けて種子層３を形成する０種
子層３を形成する吹き付はスラリーの配合割合の一例を
示すと、吹付面積１００ｍ当たり、 種子 （クングアキー３１フ２スクその他）
２ 檀フェイバー（木質繊維）
２０雌コンニヤクの飛粉
５０ＩＩＫ水
４００〜５００ ｆｆ〔発明の効果〕 本発明の法面緑化工事における植生基盤形成方法は、法
面に吹き付けるスラリー中に緑化基盤材、肥料、粘着材
と共に、土壌改良材として従来のピートモスに代えて有
機性産業廃棄物または生活廃棄物を微生物によって処理
した粉末あるいは粒状化した発生材を配合するものであ
るから、捨てられていた腐敗しやすい廃棄物の有効利用
できて、微生物による発酵分解処理する工程を必要とす
るものの、その原材料は全くの廃棄物であるから、従来
輸入品に顆っていたピートモスに比べて処理工程に要す
るコストははるかに安価であり、法面緑化工事のコスト
を低減できる効果がある。
子を含むスラリーを吹き付けて種子層３を形成する０種
子層３を形成する吹き付はスラリーの配合割合の一例を
示すと、吹付面積１００ｍ当たり、 種子 （クングアキー３１フ２スクその他）
２ 檀フェイバー（木質繊維）
２０雌コンニヤクの飛粉
５０ＩＩＫ水
４００〜５００ ｆｆ〔発明の効果〕 本発明の法面緑化工事における植生基盤形成方法は、法
面に吹き付けるスラリー中に緑化基盤材、肥料、粘着材
と共に、土壌改良材として従来のピートモスに代えて有
機性産業廃棄物または生活廃棄物を微生物によって処理
した粉末あるいは粒状化した発生材を配合するものであ
るから、捨てられていた腐敗しやすい廃棄物の有効利用
できて、微生物による発酵分解処理する工程を必要とす
るものの、その原材料は全くの廃棄物であるから、従来
輸入品に顆っていたピートモスに比べて処理工程に要す
るコストははるかに安価であり、法面緑化工事のコスト
を低減できる効果がある。
図は本発明方法の実施例を示す法面の縦断側面図である
。 １・・・・法面 ２・・・・植生基盤層 ３・・・・種子層 特許出願人 上毛緑産工業株式会社
。 １・・・・法面 ２・・・・植生基盤層 ３・・・・種子層 特許出願人 上毛緑産工業株式会社
Claims (1)
- （１）緑化基盤材、肥料、粘着材に、有機性産業廃棄物
または生活廃棄物を微生物によって処理して粉末あるい
は粒状化した発生材を土壌改良材として配合し、これに
水を加えて混合したスラリーを、法面に所定の厚さとな
るように吹き付けることを特徴とする法面緑化工事にお
ける植生基盤形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29317587A JPH02176018A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 法面緑化工事における植生基盤形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29317587A JPH02176018A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 法面緑化工事における植生基盤形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02176018A true JPH02176018A (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=17791382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29317587A Pending JPH02176018A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 法面緑化工事における植生基盤形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02176018A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102668836A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-09-19 | 青岛高次团粒生态技术有限公司 | 一种适于赤泥堆场喷播绿化方法 |
| CN102668835A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-09-19 | 青岛高次团粒生态技术有限公司 | 用于北方地区冶金尾矿坝的植被恢复方法 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP29317587A patent/JPH02176018A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102668836A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-09-19 | 青岛高次团粒生态技术有限公司 | 一种适于赤泥堆场喷播绿化方法 |
| CN102668835A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-09-19 | 青岛高次团粒生态技术有限公司 | 用于北方地区冶金尾矿坝的植被恢复方法 |
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