JPH0217493A - 半径方向圧縮ばねを用いた燃料柱保持体 - Google Patents

半径方向圧縮ばねを用いた燃料柱保持体

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JPH0217493A
JPH0217493A JP1106140A JP10614089A JPH0217493A JP H0217493 A JPH0217493 A JP H0217493A JP 1106140 A JP1106140 A JP 1106140A JP 10614089 A JP10614089 A JP 10614089A JP H0217493 A JPH0217493 A JP H0217493A
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JP
Japan
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spring
fuel
rod
diameter
fuel rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP1106140A
Other languages
English (en)
Inventor
Eric B Johansson
エリック・バーティル・ヨハンソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Filing date
Publication date
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/04Constructional details
    • G21C3/16Details of the construction within the casing
    • G21C3/18Internal spacers or other non-active material within the casing, e.g. compensating for expansion of fuel rods or for compensating excess reactivity
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] 本発明は燃料棒に関し、特に、製造と出荷中燃料棒内の
燃料ペレットを圧縮状態に保つばねクランプを開示する
[先行技術の要約] 燃料ペレットを入れた燃料棒は原子炉における基本要素
である。通例、いわゆる「燃料棒」は筒形のウラニウム
またはプルトニウム燃料ペレットを装填したジルカロイ
円筒を含む。筒形燃料ペレットの外周直径は、これらを
入れる筒形中空ジルカロイ棒の内径より小さい。燃料棒
は通例長さが165インチ程度であり、設計燃料荷重に
応じ、その全長のうちの140ないし150インチが燃
料ペレットによって占められる。
燃料棒は通例両端が栓で閉ざされかつ密封される。通常
、まず棒の一端に栓をし、その後、燃料ペレットを装着
する。次に、保持用ばねが挿入されて燃料ペレットを燃
料棒の栓付き端部に押圧する。
また、ジルカロイ合金チップを充填しかつ両端に穴を設
けた筒形缶を装着する。ジルカロイ合金チップは燃料棒
内に存在し得る水素を吸収する。
自由水素が存在する場合、それは燃料棒管体に吸収され
た管体を脆くする。缶とジルカロイ合金チップは「ゲッ
タ」と呼ばれる。
次に、第2栓を取り付けそして燃料棒管体に溶接する。
この第2栓はばねを圧縮するので、溶接作業中それを保
持するために軸方向の力が必要である。
次に、燃料棒内に存在するガスをポンプで小孔を経て吸
出し、その後、燃料棒にヘリウムを満たす。ヘリウム圧
力は通例1〜10気圧(14,7〜147ボンド毎平方
インチ)である。次いで燃料棒を密封する。
密封された燃料棒は燃料ペレット柱と保持ばねとゲッタ
を内蔵する。残りの空間は最初充填ヘリウムガスによっ
て占有されている。原子炉運転中、不活性ガスであるキ
セノンとクリプトンが核分裂過程の副産物として発生す
る。これらのガスも、充填ヘリウムガスによって最明占
有された空間に入らなければならない。
不活性ガスがたまるにつれ圧力が上がる。通例、寿命末
期の圧力は1000〜3000ポンド毎平方インチの範
囲にある。この圧力を最小にするために望ましいことは
、保持ばねによって占められる空間を最少にすることで
ある。
最終的に生ずる圧力を予測して、燃料棒の寸法を定めそ
して両端に栓を設ける。燃料棒には、たまったガスの圧
力で破裂や割れを起こさないような筒形側壁寸法を与え
る。また、ジルカロイ栓を棒の各端で溶接する。両枠は
ガス漏れを防ぐように気密に溶接される。つまり、原子
炉内の寿命末期に近い燃料棒は、高圧高温のガスを入れ
るように形成した圧力容器でもある。
燃料棒は、製造当初、水平に置かれてペレットを装填さ
れる。さらに、ペレット装填棒を動かす時も、同棒は水
平に置かれた状態にある。横倒し状態の燃料棒は、最終
製造に要する諸段階を完了する間、各所に動かされる。
このような水平状態移動中、比較的重いペレットが、(
燃料棒の底部に至る)集積位置から、棒の頂部における
ガス空間を占める非集積位置に移動する危険が常に存在
する。
製造場所から、燃料棒を最終的に燃料束内に設置して利
用する原子炉へ出荷中、燃料棒は通例溝に置かれる。も
し燃料ペレットが拘束されなければ、集積位置からガス
空間へのペレットの移動が起こるおそれがある。
燃料棒は、原子炉内に設置される時、垂直に置かれる。
燃料柱に間隙があると、このような間隙はペレットのく
さび作用と摩擦のため閉ざされない。軸方向間隙の存在
は望ましくない結果をもたらす。
詳述すると、原子炉は1000ps1程度の圧力下で働
く。棒内の圧力は最初200psl程度であることを想
起されたい。もし燃料棒設置時にペレットが所要の積重
ね接種関係になければ、棒はペレット分離域において原
子炉圧力でくびれ、ベレ、 j′す、、tHからずらす
おそれがある。このような現象は、1個のペレットが適
所からずれである角度傾いた場合に生じ得る。この時、
ペレットは棒の内周にくさび状に当接し、隣接ペレット
から離れたままになる。このような場合、燃料棒の内側
の非占有域は原子炉の圧力で最初にくびれる可能性があ
る。
燃料棒内で燃料ペレットがずれると2つの結果が起こる
第1に軸方向出力分布が変わり、燃料柱内の軸方向間隙
近くの局所出力が高くなる。この高い局所出力は燃料棒
の局所過熱を引起こす。
第2に、燃料棒の過大応力または割れが起こるおそれが
ある。
これらの困難に対処するため、先行技術ではばねを燃料
集合体内で用いる。このばねは棒の一端の溶接端栓に接
触する。ばねはまたその燃料棒端における隣接燃料ペレ
ットに接触する。
通例、ばねはゲッタを内包するかまたはそれに接触する
ように形成される。いずれの場合も、ばねは、棒の両端
が密封された後、燃料ペレットを燃料棒の一端に押し付
けた状態に保とうとする力を加える。
[発明が解決しようとする課題] この種のばね組立体は、本改良設計の達成のために倉入
りに分析された結果、少なくとも5つの問題を抱えてい
ることがわかった。
第1に、ばねは最後の燃料ペレットから燃料棒の端栓ま
で延在する。全長12インチ程度のこの占有は、ばねの
区域を増大させ、そして燃料柱と、燃料ペレット内で核
分裂により生ずるガスとに利用し得る空間を減らす。
第2に、ばねは中性子吸収体である。中性子は、さもな
ければ所望連鎖反応に用いうるちのであるが、ばねの過
剰質口の材料と接触する時に吸収され失われる。
第3に、端栓と燃料ペレットとの間の全空間は長さが変
わる。その結果、様々な長さのペレット装填に用いるば
ねの長さ形状は変化しなければならない。つまり、相異
なる燃料設計は相異なるばねを必要とし、これは燃料棒
の製造を複雑にする因子である。
第4に、ばねの装着は燃料棒製造の最後段階の一つであ
る。それより前の製造段階中、ばねは存在せず、燃料柱
内のペレット間の間隙を広くする可能性がある。
最後に、端栓に隣接するばねの端部は溶接中端栓に接触
し、端栓を保持するために軸方向が必要である。さらに
、ばねのこの部分は溶接によって同度に加熱される区域
にある。溶接熱はばね特性を変えるおそれがある。
一つの問題を認識することによって、発明が構成される
ことは、下記の説明から理解されよう。
[発明の要約] 製造中と出荷中に燃料棒内で燃料ペレットを保持し、原
子炉内での燃料棒設置前に燃料ペレットがそれらの設計
位置から移動しないようにする保持用ばねを開示する。
原子炉燃料を内蔵する筒形中実核燃料ペレットは燃料棒
内に配置され、燃料棒の内径よりわずかに小さい外径を
存する。ペレット設置後、保持用二部分ばねが燃料棒の
端部に挿入される。保持用コイルばねの第1圧縮ばね部
として、従来のコイルばねが、圧縮状態で作用して燃料
ペレットを所定力で押圧し、通例、燃料棒が水f向きで
ある時、水平位置にあるペレット群を詰込み位置に押圧
する。この従来のコイルばねは燃料棒の内径より小さい
直径をもつ。保持用コイルばねの第2部分である固定用
ばね部は、燃料棒の内径を超える直径をもつコイルばね
である。
この固定用コイルばねは、燃料棒の内径より小さな外径
までらせん状に巻締められ、棒内に挿入され、その後解
放されて棒の内径に達する。固定用コイルばねの一端を
固定用コイルばねの他端に対して巻くことにより、固定
用コイルばねは棒の内径より小さな直径までねじり巻き
される。ばねの装着は、固定用ばねの巻締めと、巻締め
られた固定用ばねの挿入と、装若燃料ペレットを圧縮ば
ねで圧縮することと、巻締められた固定用コイルばねを
解放して緩めることにより固定用ばねを燃料棒の内壁に
固着させることを包含する。開示設計は従来の燃料ゲッ
タを含むもので、圧縮および固定ばね部を1本だけのワ
イヤで作るような好適−体構造を持つものとして示され
る。
発明の他の1=1的と特徴と利点 本発明の目的は、燃料棒内で燃料ペレットを圧縮状態に
保持するための簡単な二部分ばねクランプを開示するこ
とである。2セツトのらせん形コイルを持つばねを開示
する。第1コイルセツトは燃料ペレットに接する圧縮ば
ねである。第2コイルセツトは燃料棒の内径を超える直
径を持つ固定用ばねである。この固定用コイルばねは燃
料棒の内径より小さな外径までらせん状に巻締められる
巻締められた固定用ばねは圧縮ばねが燃料ペレットに接
触するように挿入され、燃料ペレットは圧縮ばねにより
圧縮される。燃料ペレットが所望圧縮状態になった時、
固定用ばねが解放されて棒内壁に固着し、燃料ペレット
を圧縮状態に固定する。
開示した二部分ばねクランプの利点は、それが燃料棒内
で最少の空間を占めることである。もはやばねは最終ペ
レットと端栓との間に延在する必要はない。その代わり
、ばねは2〜4インチ程度の比較的短い距離を占め得る
第2に、新しいばねは燃料棒内に入れる金属の量を最少
にする。ばねクランプは端栓に接触するものより廉価で
あるばかりでなく、望ましくない中性子吸収をなす金属
の存在量を少なくする。
第3に、新しいばねは燃料棒内のペレット群の全長の変
化を許容する。一つのばね設計を、長短にかかわらず全
ての燃料ペレット装填形態に用いることができる。
第4に、新しいばねは燃料ペレットの挿入直後に挿入さ
れる。その後、ペレットは後続製造段階中拘束される。
最後に、燃料被覆または棒の側壁に固着するクランプは
もはや端栓に接しない。端栓に力がかからないので、も
はや溶接中に対抗力を加えなくても端栓の密封が可能で
ある。さらに、クランプは溶接箇所から離れた燃料棒の
側壁に固着するので、溶接熱はクランプの金属特性に悪
影響を与えない。
本発明の他の目的はクランプを装着する方法と装置を開
示することである。本発明のこの特徴によれば、燃料棒
の内径を超える直径を持つコイルばねの少なくとも第2
部分を燃料棒へのばね挿入中、比較的小さな直径に巻締
めておく。このコイルばね部は、らせん巻ねじり力をか
ける工具によって燃料棒の内径より少ない外径までらせ
ん状に巻締められる。その後、巻締められたばねとそれ
に続〈従来の圧縮コイルばね部が棒内に挿入される。力
を加えた挿入を続けて設計圧縮力を燃料ペレットにかけ
る。この力は7ポンド程度である。
この力に達したら、巻締められたばねは解放され、筒形
被覆壁の内径に達する。こうしてペレットが固定される
開示した方法の一利点は、それが簡単かつ遠隔式であり
、未熟練者でも実行しやすいことである。
この方法の他の利点は、ペレットにかかるばね圧縮力が
ただちにi’lF1定されることである。従って、クラ
ンプが燃料棒の内径に合う時、ペレットをあらかじめ精
確に圧縮しておくことができ、その後枠を密封する。
本方法の他の利点は、装着したばねがペレットを保持す
ることである。この保持は棒の両端密封のかなり前に生
ずる。端栓溶接時にそれを押圧する力が存在しないばか
りでなく、ばねクランプ設置の瞬間からペレットは所望
の圧縮荷重を受ける。
本発明の他の目的と特徴と利点は以下の詳述と添付図面
を参照すればさらに明らかになろう。
第1図は燃料棒Fの頂部だけを示す。燃料棒Fのド部に
はペレットPが封じ込められている。端栓Eが棒Fの端
に溶接部14で溶接されている。
ばねは2つの作用部分を存する。第1部分は従来の圧縮
コイルばね16である。圧縮コイルばね16は長さが2
.5インチ程度である。
ばねクランプの第2部分は同定用コイルばね部18であ
る。
コイルばね16はコイルばね18と異なる。コイルばね
16は筒形被IFの内径より小さな内径をqする。従っ
て、コイルばね16は従来のように圧縮状態で燃料ペレ
ットPに作用する。固定用ばね18は元来披IFの内径
を超える直径を有する。
次に、ばねの挿入を要約する。通例、固定用ばね18で
あるコイルばねはらせん状に巻かれ、その直径を減らす
ように湾曲する方向に巻締められる。この巻締めは、ば
ね18の外径が燃料棒または[2Fの内径より小さくな
るまで続く。
このような巻締め状態でばねを挿入する。その際、まず
圧縮ばね16を挿入し、次いで、巻締めた固定用ばね1
8を挿入する。ばねの挿入は、圧縮ばね16が燃料ペレ
ットPに設置力をかけるまで行われる。例えば、合計7
ポンド程度の力をかけることが望ましいかもしれない。
この合計力が生じたら、固定用ばね18の巻きが緩めら
れ、この時固定用ばね18は被覆Fの内側に固るする。
第1図に示した特定実施例では、ゲッタGが棒端に設け
られている。通例、ゲッタはそれが固定用ばね18の内
径内に収まるような直径を与えられる。
固定用ばね18を装着したらペレットPが固定されるこ
とは理解されよう。その後、端栓Eを溶接部14で溶接
し得る。
コイルばね18の巻締め、挿入および固定方法は理解し
やすい。(第2図参照) ばね装着工具は第1外筒20と内筒22を具備する。M
L?i20にはスロット24が設けられ、コイルばね1
8の端34を受入れる。下側の内筒22にはスロット2
6が設けられ、コイルばね18の端36と係合する。
図示のように、内筒22はスロット26においてばねの
突起36と接触している。同様に、外筒20はスロット
24においてばねの上端34と接触している。
コイルばね18はらせん状に巻締められている。
こ巻締めは、ばね18の直径を減らす方向に生じている
。図示の巻締めばねは燃料棒F内に挿入されている。
第1図では、外筒20と内筒22は解放され、互いに回
転し終わっている。
コイルばね18は膨張し外径が増している。ばね18は
膨張状態で燃料棒Fの内壁に固着している。ばね18は
、燃料ペレットにかかったばね力をスケールSに表示す
るように挿入されている。
簡単に例示した挿入方法では、ばね部18の巻締め状態
中、燃料ペレットにかかる圧縮力をM1定できることを
理解されたい。簡単に述べると、燃料ペレットに対する
圧縮作用は巻かれたばねに反作用を及ぼすので、その反
力のDI定により、作業者は燃料ペレットに精確に予荷
重をかけることができる。
第3図と第4図は別の実施例を示す。この実施例では、
固定用ばね18と圧縮ばね16は連続するワイヤコイル
で作られている。第3図では、ゲッタGは圧縮ばねの内
部にはまり込んでいる。第4図では、ゲッタG2は圧縮
ばねと燃料ペレット柱の頂部との間に配置されている。
第5図は、固定用ばねと圧縮ばねが連続ワイヤコイルで
作られる実施例用の装着工具を示す。固定用コイル18
と圧縮コイル16をもつ一体の燃料性保持体が装着工具
とともに示されている。
装着工具は外筒60と内筒62からなる。内筒62の上
部は一つの直径をもち、下部64はそれより小さな直径
を有する。内筒62の底部に設けた舌状部64がスロッ
ト52により座金50と係合する。この場合、装着工具
の内軸が固定用ばねと圧縮ばねとを貫通し、そして圧縮
ばねの底部に溶接した座金と係合する。
基本的な装着方法は同じである。燃料棒内への挿入前に
、燃料性保持体を装着J二具に取り付けそして所望の軸
方向荷重に達するまで圧縮する。次に、内筒62を外筒
60に対して回し固定用ばね18を内筒62の大径部分
に巻締める。舌状部64はスロット52と係合して座金
50の回転と軸方向移動を阻止し、こうして圧縮ばね1
6にかかる圧縮荷重を維持する。工具と保持体の燃料棒
内への挿入は、座金50が燃料柱の頂部またはゲッタに
接するまで行われる。次いで内筒62は外筒60に対す
る回転を許される。これによりばねの固定用部分18が
部分的に緩んで燃料棒に当接する。保持体の固定用部分
18はこの時圧縮部分16を圧縮状態に保持し、工具の
引抜きを可能にする。
以上から理解されるように、本発明は多様な態様で実施
し得るものである。また、二部分コイルばねを設けるこ
とと、その一部分が燃料棒Fの内径に合致し得ることが
本発明の作用に重要である。
ばね部16.18の一体構造が好適であるが、本装置で
は2つの別々のばねの使用も可能であることを理解され
たい。両分離ばねは任意の便利な方法で互いに結合され
得る。例えば、ゲッタをこのような相互結合に用いても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃料棒の側面図で、下から上に向かって、燃料
ペレットと、ばねの圧縮部分と、ばねの固定用部分と、
内蔵ゲッタと、燃料棒端栓とを示す。第2図は第1図の
ばねクランプの巻締めを示す。第3図は一体の燃料性保
持体における圧縮コイルばね内部のゲッタの配置を示す
。第4図は一体の燃料性保持体における燃料柱頂部と圧
縮ばね間のゲッタの配置を示す。第5図は一体の保持体
をその装着工具とともに示す。 E:端栓、F:燃料棒(筒形彼m)%G、G2 ニゲツ
タ、P:ペレット、16:圧縮コイルばね部、18:固
定用コイルばね部、20:外筒、22:内筒、24.2
6:スロット、60:外筒、62:内筒、50:座金、
52ニスロツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内周直径を有する燃料棒と、この燃料棒内に配置し
    た複数の筒形燃料ペレットであって、前記内周直径より
    小さな直径を有しそして前記燃料棒内に該棒の長さより
    短かい距離にわたり端と端を接して積み重ねられた筒形
    燃料ペレットと、前記棒の両端を密封するジルカロイ端
    栓と、前記棒の一端に隣接し前記ペレットを前記棒の他
    端に押圧する圧縮ばねとを含む燃料棒構造において、少
    なくとも第1小径コイルばね部と第2大径コイルばね部
    を有するコイルばねと、前記第1および第2ばね部を連
    結する手段とを設け、前記第1小径コイルばね部は前記
    燃料棒内径より小さな外径を有し、前記第1コイルばね
    部は圧縮されて前記燃料ペレットに接触し、これにより
    前記ペレットは前記ばねから遠い方の棒端に押し付けら
    れ、前記第2コイルばね部は前記燃料棒内径より大きな
    常態外径を有し、前記第2コイルばね部は前記燃料棒内
    径に合わせられるようにした前記圧縮ばねに特徴のある
    燃料棒構造。 2、両コイルばね部の一方がゲッタを内包している請求
    項1記載の燃料棒構造。 3、前記第1および第2ばね部を接合した請求項1記載
    の燃料棒構造。 4、前記第1および第2ばね部を1本のワイヤで形成し
    た請求項3記載の燃料棒構造。 5、複数の燃料ペレットを燃料棒の内径に対して固定す
    る方法であって、あらかじめ選定された内径を有する筒
    形燃料棒を設ける段階と、前記燃料棒の一端を閉ざす段
    階と、前記燃料棒の内径より小さな外径を有し自由に動
    き得る複数の筒形ペレットを挿入する段階と、前記燃料
    棒の内径より小さな第1直径をもつ一部分と、前記燃料
    棒の内径より大きな外径をもつ第2部分とを有する二部
    分コイルばねを設ける段階と、前記コイルばねの前記第
    2部分をねじってらせん状に巻くことより前記コイルば
    ねの直径を前記燃料棒内径より小さな直径に減らす段階
    と、前記燃料ペレットを前記圧縮ばねで圧縮することに
    より前記燃料ペレットに適度の圧縮力をかける段階と、
    前記適度の圧縮力が存在する時前記第2ばね部分の前記
    らせん巻を緩めることにより前記第2ばね部分が前記筒
    形棒の内壁に固着して前記燃料ペレットを所定の場所に
    保持するようにする段階とからなる燃料ペレット固定方
    法。 6、ゲッタを挿入する段階を含む請求項5記載の方法。 7、前記の二部分コイルばねを設ける段階は両ばね部分
    を互いに接合した二部分コイルばねを設けることからな
    る、請求項5記載の方法。 8、前記の二部分ばねを設ける段階は前記二部分ばねを
    1本のワイヤで形成する段階を包含する、請求項7記載
    の方法。 9、一端が開きそして他端が密封された燃料棒内で複数
    の燃料ペレットが圧縮されていて、前記燃料ペレットは
    前記棒内に配置される筒形燃料ペレットを含み、これら
    の筒形燃料ペレットは燃料棒内周直径より小さな直径を
    有しそして前記燃料棒内に該棒の長さより短かい距離に
    わたり端と端を接して積み重ねられていて、前記棒の一
    端を密封する少なくとも1個のジルカロイ端栓と、前記
    ペレットを前記棒端に押圧するために前記棒の他端に隣
    接する圧縮ばねと、前記ばねを挿入する装置とを含む燃
    料ペレット圧縮装置において、前記圧縮ばねと前記挿入
    装置の改良として、第1小径コイルばね部と第2大径コ
    イルばね部を有するコイルばねと、前記第1および第2
    ばね部を連結する手段とを設け、前記第1小径コイルば
    ね部は前記燃料棒内径より小さな外径を有し、前記第1
    コイルばね部は圧縮されて前記燃料ペレットを前記棒の
    前記密封端と前記ばねとの間に圧縮し、前記第2コイル
    ばね部は前記燃料棒内径より大きな常態外径を有し、前
    記第2コイルばね部は前記燃料棒内径に合わせられるも
    のであり、また前記第2ばね部をらせん状に巻締めるた
    めの第1および第2部材を設け、これらの第1および第
    2部材は前記第2ばね部を前記棒内径より大きな直径か
    ら前記棒内径より小さな直径に巻締めるために前記第2
    ばね部のそれぞれの端を把持するように形成されており
    、両部材が解放された時前記ばねが拡大して前記棒内径
    に合致し得るようにした燃料ペレット圧縮装置。 10、前記第2ばね部の一端に取り付けた座金を含み、
    また、前記巻締め部材の一方が前記ばねを巻くために前
    記座金と係合する請求項9記載の燃料ペレット圧縮装置
JP1106140A 1988-05-02 1989-04-27 半径方向圧縮ばねを用いた燃料柱保持体 Pending JPH0217493A (ja)

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US07/189,443 US4871509A (en) 1988-05-02 1988-05-02 Fuel column retainer using radially compressed spring

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