JPH021748A - プラスチック廃棄物を再処理する方法 - Google Patents

プラスチック廃棄物を再処理する方法

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JPH021748A
JPH021748A JP63310254A JP31025488A JPH021748A JP H021748 A JPH021748 A JP H021748A JP 63310254 A JP63310254 A JP 63310254A JP 31025488 A JP31025488 A JP 31025488A JP H021748 A JPH021748 A JP H021748A
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plastic waste
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Klaus Gloistein
クラウス・グロイスタイン
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    • C08J3/091Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in organic liquids characterised by the chemical constitution of the organic liquid
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    • B27N3/00Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業トの利用分野 本発明は、ポリスチロールをベースとしたプラスチック
廃棄物を再処理するための方法ならびにプラスチックの
再利用に関する。
従来の技術 プラスチック、特に合成樹脂類は日常の生活で広く利用
されている。多くのプラスチックは旧来の材料、例えば
各種の道具、装置、家具、調度等の素材としての木材ま
たは金属の代替物として用いられるほかに、包装材料お
よび容器材料としても広《用いられている。
プラスチックのこのように広い応用範囲に基いて、処分
されねばならない廃棄物が発生する割合も当然多くなっ
ている。特にこの割合が高められたのは、毎日必要とさ
れる食料品が一般にプラスチックの包装乃至容器を用い
て取扱われるようになってからである。勿論、一般家庭
におけるのみならず、産業分野でも種々異なるプラスチ
ック廃棄物が生じ、これらは最終的に廃棄物処理場に堆
積乃至埋設される。産業分野では包装用材料以外にも、
例えばスチロールプレートの加工に際して生ずるような
切り屑の形での廃棄物も生ずる。
プラスチックは自然の環境条件に対して安定な化学的特
性を有している。特に、プラスチックは水に不溶であり
、空気中の酸素によって侵されず、しかも地上に多数棲
息している微生物または有機体によって他の物質に変換
されず、分解されることもない。従って、大量に生産さ
れたプラスチックはその廃棄処理上で大きな問題を惹起
することになる。何故ならば、これらのプラスチックが
もはや不要とされた時、つまり廃物と看做された際には
、場合により何百年にも亘って残存してもよいように最
終処分(堆積、埋蔵)されねばならない。
大抵のプラスチックは石油もしくは石油製品を原料とし
ており、石油の蓄えは遠からず消費しつくされるものと
思われるので、最近になってプラスチック廃棄物を再利
用する努力が払われるようになった。
然しこのようなプラスチック廃棄物の再利用、つまり生
産プロセスへの材料の還元、いわゆるリサイクルを実施
するためには、一連の技術的な問題点がある。
例えば吹込成形、射出成形などの工業的な加工に際して
生ずるプラスチック廃棄物を直接その出発材料に還元す
るか、或いは場合により処理しやすい顆粒に変換して再
び同じ目的、つまり吹込成形乃至射出成形のために用い
ることは公知である。
或る種の使用範囲、例えば燃料用コンテナのような剛性
で衝撃耐性の容器を製作する場合などに用いられるプラ
スチックは、所定の特性を有していなければならないの
で、それに適した材料しか利用出来ない。従って、例え
ばシート、フィルム等のフォイル又は比較的軟質のフオ
ーム材料から成るプラスチックの廃棄物は、そのま\の
形で耐衝撃性容器を製作するリサイクルプロセスに利用
することは不可能である。
更に別の技術的な問題点として、日常の必需品から生ず
るプラスチック廃棄物が、特にこれが食品の包装に用い
られた場合には著しく汚損されているのみならず、例え
ば紙のラベルが貼付されていたら、アルミニウム箔また
は他種のプラスチックと一緒にまとめられていたりする
ことが挙げられる。
この場合、日々の生活必需品として特に広く用いられて
いるのが、ポリスチロールをベースとしたプラスチック
である。
こ\に言うポリスチロールをベースとしたプラスチック
とは、純粋なポリスチロールから成るプラスチックのみ
ならず、例えばブタジェン、アクリルニトリル又はそれ
に類する物質のような他のプラスチックとのグラフト重
合または共重合により生成され、但しその化学構造上の
観点から主としてスチロール及びポリスチロール単位に
より規定されるようなプラスチックをも意味する。更に
この範鴫に属するプラスチックとしては、種々異なる材
料、例えばポリスチロール、染料乃至顔料、軟化剤から
成り、また発泡プラスチックの場合には促進剤としてそ
の化学措造が上述の如く主にスチロール乃至ポリスチロ
ール単位によって形成される促進剤を含むようなプラス
チックがある。
食料品を包装乃至収容するためにポリスチロールを用い
る点に関しては何の懸念もなく、従ってこの分野ではポ
リスチロールが専ら包装材料として利用されており、例
えばヨーグルト入れ、果物皿、飲物用クゼラス、プラス
チック皿などは概ねポリスチロールから製作される。
更に、ポリスチロールは発泡材料に変換され易いという
特性に基いて、包装材料として広い応用範囲を有してい
る。この場合、ポリスチロールは発泡物質+成形体とし
てのいわゆる緩充填材料(loose−fill−ma
ferial)として用いられるのみならず、必要に応
じて特別な形状に成形された発泡物質ブロックとしても
用いられる。
特にブタジェン乃至アクリルニトリルとの共重合生成物
、いわゆる耐衝撃靭性のポリスチロールとしては、数多
くの家庭用品、例えば深皿または鉢、スプーン等に広く
用いられる。更にまたプラスチック玩具の大部分もポリ
スチロールから製作される。何故ならば、ポリスチロー
ルは前述のように人体に無害であり、仮に子供がその一
部を日中にしたり囁下したりしても危険はないからであ
る。
上述した種類のプラスチック廃棄物を再利用する場合に
は、原則的に以下のような諸問題が生ずる。
プラスチックの廃棄物は、化学的に統一した最終製品の
原材料を提供しうるようにするため、出来るだけ化学的
に統一した組成のもの同士で集められ乃至は単離される
この問題は、ポリエチレンまたはポリプロピレンをベー
スとしたプラスチックにおいて、専門的な訓練を受けた
作業員が手による予選別を実施することにより解決され
うる。何故ならば、ポリエチレンはその化学組成が殆ど
変化せず、主に単独重合生成物として用いられるからで
ある。ポリエチレンプラスチックは、主として高圧ポリ
エチレンまたは低圧ポリエチレンから措成されるが、両
者はポリエチレン連鎖の分岐数によって区別される。そ
れらの材料は原則的に異った使用分野で、つまり一方は
包装用フォイルとして、また他方は耐衝撃性の容器とし
て用いられるので、再利用プロセスにおけるその選別は
比較的簡単に行われる。
このような形式による公知の方法においては、その組成
の等しいポリスチロール廃棄物が選別されて廃棄場へ送
られる。何故ならば、これらの廃棄物は組成がまちまち
であるため、代替可能なつまり正当化しうる手間乃至費
用で個々の分級分(フラグ)、即ち本来予定されている
使用のための製作プロセスに再び個別的に供給すること
の出来る分級針として分類され得ないからである。
別の問題として挙げられるのは、プラスチックをこれに
付着している汚れまたは他の物質、例えばラベルもしく
は金属箔などから分離することである。
この問題は、プラスチック廃棄物を強力な洗浄処理する
ことで部分的に解決されうる。この場合、廃棄物に洗浄
後にシュレッダ−で細かく切り刻まれ、次いで装置的に
極めて高価な装置により、例えば濃度に応じて分離され
る。この処理は、例えばサイクロン内で所定濃度の塩水
溶液を用いることによって実施可能であり、その濃度設
定に際しては、例えば所望のプラスチックのみが該溶液
に浮び、別の部分、例えば金属箔または他のプラスチッ
クは沈むような数値が選ばれる。然しこの分離方法には
無駄が多く、極めてコスト高である。
更に別の問題として、場合により特別なごみ容器内に予
選別乃至予収集されたプラスチックを中間的に保管して
おく問題があり、特にポリスチロールを含むプラスチッ
ク材料の場合には、さきに述べたように、この種の材料
が大抵は極めて嵩高のカップ、箱または発泡ブロックの
形を呈する包装乃至収納材料として用いられる点に難が
ある。
プラスチック部品を住宅地域に配設された所謂「グリー
ン・ボックス」のまとめて収集することは一般に良く知
られた事実であるが、通常この種の容器における収容量
は限られており、嵩高の廃棄物を収容するためには、高
価なプレス装置またはタンパ−を容器に装着するか、或
いは頻繁に容器を空にしておく必要がある。この種のリ
サイクリング法における経済性は、回収されるプラスチ
ックの量によって左右されるので、例えばカップ、発泡
プラスチックブロックなどの嵩高な廃棄物の充填されう
るごみ容器の単位容積当り収容量が極めて少いことは明
らかである。
ポリスチロールをベースとしたプラスチック廃棄物にお
いては、既に示唆した一つの問題として、ポリスチロー
ルを含むプラスチックの組成が多様であることに基き、
ポリスチロールベースのそれぞれ特殊なプラスチックが
極めて多量に生じない限り、・この種のプラスチックを
経済的にその本来の生産プロセスに還元させ得ないとい
う事実がある。
つまりその意味するところは、例えば所定の強度と靭性
とを有していなければならず、しかも同時に割れたり裂
けたりしないように脆弱であってもならないヨーグルト
容器などは、これらの特別な性質を有する廃棄物材料か
らでなければ製作出来ないということである。仮にこの
種の容器を、例えばはり純粋なポリスチロールから成る
発泡プラスチック廃棄物と混合したとするならば、リサ
イクリングプロセス後にその結果として得られたプラス
チックは、もはやこの種の容器を製作するのにも発泡プ
ラスチックを製作するのにも適さない物質になる。それ
自体比較的容易に実施されうろこの視覚的な特徴に基い
た分離、例えば発泡プラスチックと食品容器との分離を
実際に行うためには、このリサイクリング法全体の経済
性をおぼつかなくさせかねないほど費用の嵩む堆積スペ
ースが必要とされる。
発明が解決しようとする問題点 そこで本発明の課題とするところは、ポリスチロールを
ベースとしたプラスチック廃棄物を、簡単かつ経済的に
しかも僅かな所要スペースで処理しうるようにすること
にある。
問題点を解決するための手段 上記の課題を解決すべく提案された本発明の措置によれ
ば、先づポリスチロールをベースとした廃棄物が集めら
れ、収集されたポリスチロールベースのプラスチック廃
棄物がこの種のプラスチックを溶解することの出来る溶
剤により処理され、このようにして得られた溶液が残滓
物から分離され、分離された溶液が接着剤として再利用
されるようにした。
発明の作用と効果 例えば前述した包装乃至荷造り用ブロックのようなポリ
スチロールベースの発泡プラスチックは、本発明による
処理を行う際に、その容積を著しく軽減させて貯蔵およ
び処理の行い易い形に変形される。例えばこの場合、1
立方メートルのプラスチックブロックは約10リツトル
の溶液に変換可能であり、これは当初の容積をその1パ
ーセントにまで減少させることを意味する。これと同様
に、例えばカップ、ボール、鉢または各種の皿のような
容器類も溶液にすることでその容積を著しく軽減するこ
とが可能である。更にこのことは、それ自体はコンパク
トであっても嵩高な形状を有する材料、例えば射出成形
品廃棄物、それも特に流し込み成形半割体の溝に沿った
部分の廃棄物とか、おもちゃの人形のような玩具廃棄物
とか、或いは建材ブロックとかの材料にも適用される。
このような容積軽減が行われることによって、所定の集
積地でポリスチロールを含むプラスチック廃棄物をそれ
ぞれ異なった分級性ごとに分離して集めること、つまり
、例えば耐衝撃靭性のポリスチロールを発泡スチロール
又脆性のスチロールと区別して集めること、並びにこれ
を別々の溶液とすることが可能になる。この集積地では
、廃棄物が場合により攪拌機のような装置を備えた容器
に投入され、現場で溶液に変換される。従って、所定の
堆積スペースまたは所定の大きさの収集装置で極めて大
量のポリスチロール含有プラスチック廃棄物を集めるこ
とが出来る。このようにして生じた溶液は、バキューム
・カーにより定期的に汲み上げられ、新たな溶剤と交換
される。
それぞれ異った化学組成を有するプラスチック廃棄物は
、眼で識別出来る特徴に基いた手による予選別作業によ
って、ポリスチロールをベースとしたプラスチック廃棄
物と他の化学組成のプラスチック廃棄物との分級性に予
選別され、ポリスチロールをベースとしたプラスチック
の単数乃び/又は複数の分級性を溶剤で処理した後に、
その溶液が残留物から分離される。
このような措置がとられるならば、種々異なるプラスチ
ック廃棄物を中枢的な箇所に集めること、それもポリス
チロールを含まない廃棄物は別個に集めてそれぞれ自体
公知の処理工程に送ることが出来るという利点が生ずる
。溶解されたポリスチロール含有廃棄物は、溶剤によっ
て溶かされない残滓物から分離可能であり、このことは
、例えばアルミニウム箔で閉鎖されているヨーグルト容
器などの場合に効果的である。このようなアルミニウム
箔は、容器を開けた際にも大抵の場合はその縁の接合部
、例えば接着箇所に残されたま\である。本発明の方法
による処理を実施する場合、アルミニウム箔とヨーグル
ト容器との接合は解離され、その際に金属が不溶な残滓
として残るのに対し、プラスチックは溶解せしめられる
。溶液を汲み上げる際には、例えば濾過ふるいのような
公知の手段を利用することによりこの種の残滓物を回収
することが出来る。そのために用いるコンテナからは、
固形の残滓物が所定量を超えた際にこれを除去しなけれ
ばならない。
本発明による方法の有利な1実施例においては、ポリス
チロールをベースとしたプラスチックの廃棄物が色別に
仕分けられ、各色の廃棄物がそれぞれ別々の溶液に変換
される。
この措置によって得られる利点は、プラスチックをその
もとの色のま\で溶液に変換させ、次いで有色の製品と
して後続の処理を行うことが出来ることにある。
更に本発明による別の有利な実施例においては、エステ
ル類、ケトン類、芳香族炭化水素類、塩素置換された炭
化水素類のグループから選ばれた溶剤、もしくはこれら
の溶剤の混合物が溶剤として使用される。
この措置によって得られる利点は、ポリスチロールがこ
の種の溶剤に申分なく可溶であることに基き、迅速に多
量の溶液として変換されうろことにある。つまり、所定
の組成を有するプラスチック材料が突発的に生じた場合
にも、これを直ちに溶液に変換することが出来る。
大抵の場合、この種の溶剤には他のプラスチック、例え
ばポリエチレン又はポリプロピレンをベースとしたプラ
スチックは不溶であるので、集められたポリスチロール
廃棄物との弁別が出来なかったため、もしくは誤って混
入した他種のプラスチックが溶解されることはない。更
にこの種の溶剤には、金属も紙も木材も不溶であり、従
ってこのような物質から成る結合材料、即ち、例えばプ
ラスチックコーティングされた金属、または金属乃至ア
スベストの担体フォイルを有する発泡ポリスチロールを
含む緩衛材料、またはポリスチロールベースのプラスチ
ック乃至他種のプラスチックなどを互いに分離すること
が可能である。
本発明による方法の特別な実施例においては、エステル
として酢酸エチルエステル乃び/又は酢酸メチルエステ
ルが用いられている。なおこの場合、85パーセントの
酢酸エスルエステルと15パーセントの酢酸メチルエス
テルとの混合物を用いると特に効果的である。
この措置によって得られる利点は、可溶性が高く環境を
汚染しない溶剤が用いられ、しかもこの溶剤が処理作業
に携わる人員を悪臭で悩ますことも殆どないというとこ
ろにある。
更に別の実施例によれば、ケトンとしてアセトンが用い
られ、芳香族炭化水素としてペンゾール乃び/又はトル
オ・−ル乃び/又はキジロールが用いられ、塩素置換さ
れた炭化水素として塩化メチレン乃び/又はトリクロル
エチレンが用いられる。
この措置の利点は、ポリスチロールをベースとしたプラ
スチック廃棄物をこの溶剤で処理するに当り、廃棄物を
特に迅速に本発明による溶液に変換しうることにあり、
それと同時に、比較的低い沸点を有し必要に応じて簡単
に回収することの出来る経済的な溶剤が使用されうる。
本発明による方法を実施するに当り、得られる溶液のプ
ラスチック成分が溶液の総重伍に対し5〜75重伍パ重
上パーセントを占めるようにしておくと特に有利である
本発明による該定課題の枠内において、本発明の方法に
よって得られた溶液は接着剤として利用される。このよ
うな接着剤としての利用が行われるのは、この溶液が極
めて多種多用な材料を接着させる傑出した特性を有して
いることに基いている。従って、例えばこの種の溶液を
用いてヒートパイプの断熱用紙又は断熱フオームプラス
チックを互いに且つヒートパイプ自体と接着することが
可能であり、更にほこの接着剤によってプラスチックの
模型組立材料を組立てることも出来る。そのほかにも、
例えば石材を石材に、石材を木材に、木材を木材に、木
材をプラスチックに、木材をセラミックタイルに、コル
クをコルクに、コルクを木材に、皮革を皮革に、皮革を
木材に、それぞれ接着することが可能である。更に、例
えば壊れた植木鉢とか食器類のようなセラミック(焼物
)の部分を互いに接着することも、或いはセラミックタ
イルを他種のタイル、石材の床タイルまたは壁タイル上
に接着したり、種類の異なったプラスチック同士を互い
に接着したり、更には金属パーツ、例えば鉄を鉄に接着
することも可能である。なお、上記の各側は、万能接着
剤としての広範な応用の可能性を説明するためのもので
ある。
ポリスチロールをベースとしたプラスチック廃棄物の溶
液は、全て接着特性を有しており、この場合、ポリスチ
ロールをベースとした種類の異なるプラスチック廃棄物
を混合したものから得られた溶液も使用可能である。従
って、所定の組成を有するポリスチロールベースのプラ
スチック廃棄物のみを溶解するように注意する必要はな
い。つまり換言するならば、この種の溶液に例えば玩具
の廃棄物または飲物用グラスと発泡プラスチック廃棄物
とを同時に溶解させてもよく、これによって得られた溶
液もやはり優れた接着特性を有している。本発明による
方法の変化実施態様においては、それぞれ異ったプラス
チック含有率の接着剤を製造することが可能であって、
例えば比較的低いプラスチック含有率の接着剤が枚葉紙
または絨穂などを接着するために用いられるのに対し、
プラスチック含有率の高い接着剤はプラスチック同士を
接合するために用いられる。
有色のプラスチックを接着するための接着剤としては、
同じような色の溶液を生ぜしめるような本発明による方
法の変化実施態様で製造された溶液を用いると特に有利
である。接着剤をこのように用いるならば、例えば模型
工作(プラスチックモデルの製作)を行う場合、モデル
ユニットでは個々の部品がプラスチックの数片により互
いに接続保持されているので、勿論同じ色の材料から成
るこの保持条片から組立てようとするプラスチック片を
切り離した後にこの条片を前述した溶剤間で溶かすこと
が出来る。このことによって得られる利点は、プラスチ
ック片を接着する際に接着しようとする材料と部分的に
同一の材料を含み、しかも同一の色を有する接着剤が利
用出来るところにある。従って、強固で視覚的にも適正
な接着結合が達成され、その結合部に後から着色する必
要がない。
本発明による方法で製造された溶液を接着剤として用い
る場合には、プラスチックの廃棄物がそのもとの用途と
は異なる用途で利用され、しかもかなり長期間に亙って
使用されることになるので、この再利用方式においては
、単に廃棄物の生産プロセスへの還元が行われるのみな
らず、すぐにまた新しい廃棄物を生産することにならな
いような別のプロセスに廃棄物を導入することが達成さ
れる。
更に本発明による設定課題の枠内における本発明の別の
応用例では、本発明により製造された溶液がプラスチッ
ク顆粒を製造するために用いられる。そのためには、溶
剤が蒸留、蒸発、真空蒸発またはそれに類する処理によ
って溶液から除去され、このようにして得られたプラス
チック残滓が押出加工される。これによって得られたプ
ラスチック顆粒は、その特性゛に応じて再利用されるか
、或いは最終的に処分される。溶液がポリスチロールを
ベースとした単一のプラスチック廃棄物から製造された
もの、例えば耐衝撃靭性の単一ポリスチロールから成っ
ているものである場合には、その溶液から得られた顆粒
は再び同種の製品を製造するために利用出来る。
そうでない場合、またはそれが望ましくない場合には、
分離された溶剤が本発明の方法を実施するために回収乃
至再利用され、得られた顆粒は適宜に最終処分される。
この最終処分が行われるのは、例えば発泡プラスチック
ブロック又はタイル状製品のように極めて嵩高のプラス
チック廃棄物を固くコンパクトで最終処分に適した物体
に変換することが望ましいとされた場合である。このよ
うな場合には、本発明による溶解方法と実施するに当っ
て、ポリスチロールを含むプラスチック廃棄物の選別に
注意をはらう必要はない。
実施例 次に添付図面に示した若干の実施例につき本発明の詳細
な説明する。
例  1 スチロポール(Styropor)なる保護商標を有す
る市場で人手可能な発泡プラスチックとしての包装用材
料0.5gを85パーセントの酢酸エチルエステルと1
5パーセントの酢酸メチルエステルとの混合液3.7g
内に室温で強力な揺動により溶解させる。これによって
得られる稀溶液状の溶液は、溶液の総重量に対して約1
2重量パーセントのプラスチック成分を含有している。
例2 防音、断熱等の遮断材として用いられるスチロポールプ
レ−1・の破砕片としてのスチロポール廃棄物3.0g
を85パーセントの酢酸メチルエステルと15パーセン
トの酢酸メチルエステルとの混合液3.7g内に数回の
振り混ぜて溶解させるが、この場合、先づスチロボール
破砕片をより細かく砕いてから順次この溶液内に投入す
る。これによって得られる高粘度の溶液は、約45パー
セントのプラスチック成分を含有している。
例3 85パーセントの酢酸エチルエステルと15パーセント
の酢酸メチルエステルとの混合液内に、比較的重くポリ
スチロールを含む赤いプラスチック玩具部品1.5gを
室温で溶解させる。これによって得られる深紅の溶液は
、約40パーセントのプラスチック成分を含有している
例4 例3の溶剤混合液2.3g内にポリスチロールを含む青
い玩具部品6.0gを溶解させる。これによって得られ
る高粘度の青い溶液は、約73パーセントのプラスチッ
ク成分を含有している。
例5 アセトン3.7g内にポリスチロールを含む比較的重く
白い玩具部品0.5gを溶解させる。これによって得ら
れる殆ど無色の溶液は、約12パーセントのプラスチッ
ク成分を含有している。
例6 アセトン3.7g内にポリスチロールを含む赤い玩具部
品3.0gを溶解させる。これによって得られる中粘度
で深紅の溶液は、約45パーセントのプラスチック成分
を含有している。
例7 例3〜6の溶剤内に、玩具部品(プラスチック組木ブロ
ック)の代りにポリスチロールを含む同重量のおもちゃ
の人形、またはポリスチロールを含む黒いプラスチック
製ハンガー(洋服掛け)を溶解させる。
例8 プラスチックモデルユニットにおいて接着しようとする
構成要素を切り離した後に残るポリスチロールを含む射
出成形品断片0.5g−を、例1の溶剤混合液3.7g
内に振り混ぜで溶解させる。
これによって得られる稀溶液は、約12パーセントのプ
ラスチック成分を含有している。
例9 例8の場合と同じような緑色の射出成形品断片3.4g
を、例1の溶剤混合液3.7g内に数回振り混ぜで溶解
させる。これによって得られる深い緑色の高粘度溶液は
、約48パーセントのプラスチック成分を含有している
例  10 ポリスチロールを含むプラスチック製の緑色を呈する底
面部分とポリエチレン製の透明な天井部分とから構成さ
れており、この場合底面部分と天井部分とには印刷され
た紙が貼り付けられているようなプラスチックの箱を破
砕し、その破片を例1の溶剤混合液50m1内に投入し
て数回振り混ぜる。2.3分後にはポリスチロールをベ
ースとした緑色のプラスチック部分が溶解し、紙のラベ
ル並びにポリエチレン部分は溶液上に浮び上がる。
この混合液は眼の粗いフィルタシープ上に注がれ、これ
によって液状の成分と固体成分とが分離される。
例  11 例1〜例10の溶液をそれぞれ2cm3づつ互いに混合
する。これによって得られる灰褐色の溶液は中程度の粘
度を有している。
例  12 第1図に示された軟質木材から成る長さ20cm。
正方形横断面1.4X1.4cmの2本の角材12゜1
4をその各端部側の側面16で4cmの長さに亙って接
着する。そのため両角材における4×1゜4cmの端部
側側面の一方に例3による溶液が塗布され、両角材は互
いに圧着された状態で12時間放置される。互いに接着
された両角材12.14は、一方の角材12が接着面1
6と反対側の長手面で完全に支承台10に裁着するよう
に、支承台10に取付けられる。この場合、角材12の
接着面16の範囲における端面は、支承台10の縁とは
ゾ同−平面を成すように整合される。角材12における
接着結合部18とは反対側の端部は、緊締装置13によ
り支承台10に不動に締付は固定される。
他方の角材14における上位側面上には、自由に突出し
ている端面15から8cmの距離をおいたところで5.
5kgの重力が作用せしめられる。この重力により角材
14上に及ぼされるエネルギーF1は、接着結合部18
の外縁から約8cmの距離で作用する。この接着結合部
18は、10時間の連続負荷を受けた後にも不変であっ
た。重力を約10kgに増大した実験に際しては、角材
14が重力作用部分と接着結合部との間で折れたが、接
着結合部自体はこの負荷に耐えた。
上述実施例を同寸法ではあるが、硬質木材から成る角材
12.14で反復して行い、更にこの場合、接着面16
を約120°Cの温度で乾燥した。
この実施例で接着された角材12.14は10kgの負
荷に対しても持ちこたえることが出来た。
例  13 第2図に示された長さ35cm、幅12cm、厚さl 
cmのアスベストプレート20は広幅面側で割られてお
り、これによって生じた破断箇所22が例11の混合溶
液で接着された。そのため破断縁にはこの溶液が塗布さ
れ、画部分に圧力を加えて互いに突き合わせ、これを1
2時間に互いに保持した。接着されたアスベストプレー
ト20は、接着結合部28が支承台10の外縁部の外に
位置するように、つまりアスベストプレート20の自由
突出部内に位置するように、支承台10上にセットされ
た。アスベストプレー1・10の支承台10−Lに位置
する端部は、緊締装置13により不動に固定された。
アスベストプレー1・20上おける自由に突出する端面
24から約3cmの距離をおいたところ、つまり両端縁
からほり等距離の部位には10kgの重錘が載設された
。この重錘により及ぼされるエネルギーF2は、接着結
合部28から約10cm離れたところでアスベストプレ
ート20上に作用せしめられた。この重力負荷を受けて
もアスベストプレート20は破損されず、接着結合部2
8は更にそれ以りの負荷にも耐えることが出来た。
重力負荷を高めた場合、アスベストプレート20はエネ
ルギーF2の作用箇所と接着結合部28との間の範囲で
折れたが、接着結合部自体は全く無傷のま\であった。
例  ]4 第3図に示された長さ7cm、幅2cmの2枚の数片3
0.32は、端部側で2cmの長さに亙り互いに接着さ
れ、これによって生じた接着面44の面積は約4eJで
あり、接着剤としては例6の溶液が用いられている。
この場合、条片30は第1乃至第2のフォイル条片34
乃至36から成っており、透明なポリエステル素材から
製作されたこれらの条片は、それぞれ約0.5mmの厚
さを有している。両フォイル条片34,36は、それぞ
れ全面的に例6の溶液により互いに接着されている。
条片32も同様に互いに接着された2枚の合同なフォイ
ル条昌38乃至40から成っており、これらのフォイル
条片も例6による溶液で互いに接着されている。
条片38はその端部側で緊締装置46の2つのジョー4
8.50により締付固定されている。
条片30の自由突出端部には、75kgの重力にト■当
する引張力F3が作用せしめられる。接着結合部42は
数時間に亙りこの引張−剪断一応力を受けても不変であ
った。更にこの応力を繰返し作用させた場合にも、接着
結合そのものには何らの変化も生じなかった。
この第3図に示した装置を用いた別の実験では、条片3
0の自由突出端部における端面に1.1tの重量を有す
る自動車が接続され、自動車はこれを緊締装置46によ
り条片30乃至32を介して引張ることによって平坦な
道路にを数メートルに亙り動かされた。
この例の予備実験においては、単に2枚のフォイル条片
36乃至38のみが接着面44に亙り互いに接着され、
次いで前記の引張りテストが行われた。この場合、フォ
イル条片34は接着結合部42と力F3の作用点との間
で裂けたが、接着結合部自体は全く損傷を受けなかった
例  15 下面に発泡プラスチックの下敷をf・】゛する面積的2
0cJの拭上の底面に、例1による溶液を塗布し、砂岩
の床上に接着した。拭上の底面はその下敷の上で極めて
良好な安定性を有しており、これをはがす際には難なく
取外すことが出来たが、発泡プラスチックの下敷の部分
は砂岩の床上に残存し、たま\であった。砂岩の床の上
残留した発泡プラスチック部分はへらを用いることによ
り容易に除去可能である。
例  16 種々異なるメーカーによる自動車のポリスチロールを含
むテールランプカバーを塩化メチレンに溶解させ、これ
によって得られた溶液をガラスの容器内に注いだ。塩化
メチレンは加熱により蒸発せしめられ、冷却後に得られ
た残滓はコンパクトな固体であり、ガラス容器から容易
に解離することが出来た。
例  17 幅約3cm、長さ約30cmの屋根瓦(いわゆるフラン
クフルト瓦)をその幅に沿って中央で割り、両断片を互
いに突合せ接合した。そのため、破断縁には例3の組成
を有する例7のプラスチックハンガーから得られた黒い
溶液を塗布し、室温で12時間に亙り圧着保持した。こ
ようにして接着された屋根瓦を屋根に取付けて外界の影
響下においた。接着箇所は数ケ月後にも不変のま\であ
り、水密状態を保った。この期間中には太陽光線の照射
による加熱と降霜による冷却とに基く約+25℃から約
−5℃までの温度変動があった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による接着剤の1実施例における接着特
性をテストするための装置を示す断面図。 第2図は接着特性をテストするための第2の装置を示す
断面図。 第3図は本発明による接着剤の別の実施例における接着
特性をテストするための装置を示す斜視図である。 符号−覧 10・・・・・・・・・・・・支承台 12.14・・・角 材 13・・・・・・・・・・・・緊締・装置15・・・・
・・・・・・・・自由突出端面16・・・・・・・・・
・・・接着面 18・・・・・・・・・・・・接着結合部20・・・・
・・・・・・・・アスベストプレート22・・・・・・
・・・・・・破断箇所24・・・・・・・・・・・・自
由突出端面28・・・・・・・・・・・・接着結合部3
0、32・・・条 片 34.36・・・フォイル条片 38.40・・・フォイル条片 42・・・・・・・・・・・・接着結合部44・・・・
・・・・・・・・接着面 46・・・・・・・・・・・・緊締装置48.50・・
・ジョー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチック廃棄物を再処理する方法において、 a)ポリスチロールをベースとした廃棄物を集め、 b)集められたポリスチロールベースのプラスチック廃
    棄物をこの種のプラスチックを溶解することの出来る溶
    剤を用いて処理し、 c)このようにして得られた溶液を残滓物から分離し、 d)分離された溶液を接着剤として再利用することを特
    徴とする方法。
  2. (2)ポリスチロールをベースとしたプラスチック廃棄
    物をその色別に分類し、色別に分けられた各廃棄物をそ
    れぞれ別の溶液として変換することを特徴とする前記請
    求項第(1)項に記載の方法。
  3. (3)ポリスチロールではなく、特にポリエチレンをベ
    ースとしたプラスチック廃棄物とポリスチロールをベー
    スとしたプラスチック廃棄物とを一緒に区分けし、上記
    b)の即ち、集められたポリスチロールベースのプラス
    チック廃棄物とこの種のプラスチックを溶解することの
    出来る溶剤を用いて処理する工程で、ポリスチロール選
    択性の溶剤によりこれらのプラスチック廃棄物を溶解し
    、上記c)の即ち、このようにして得られた溶液を残滓
    物から分離する工程で、この溶液を未溶解のプラスチッ
    ク廃棄物から分離することを特徴とする前記請求項第(
    1)項または第(2)項に記載の方法。
  4. (4)エステル類、ケトン類、芳香族炭化水素類、塩素
    置換された炭化水素類のグループから選ばれた溶剤、も
    しくはこれらの溶剤の混合物を用いることを特徴とする
    前記請求項第(1)項〜第(3)項のいづれか1項に記
    載の方法。
  5. (5)エステルとして酢酸エチルエステル及び/又は酢
    酸メチルエステルを用いることを特徴とする前記請求項
    第(4)項に記載の方法。
  6. (6)85容量パーセントの酢酸エチルエステルと15
    容量パーセントの酢酸メチルエステルとから成る混合物
    を用いることを特徴とする前記請求項第(5)項に記載
    の方法。
  7. (7)ケトンとしてアセトンを用いることを特徴とする
    前記請求項第(4)項〜第(6)項のいづれか1項に記
    載の方法。
  8. (8)芳香族炭化水素としてベンゾール及び1/又はト
    ルオール及び/又はキシロールを用いることを特徴とす
    る前記請求項第(4)項〜第(7)項のいづれか1項に
    記載の方法。
  9. (9)塩素置換された炭化水素として塩化メチレン及び
    /又はトリクロルエチレンを用いることを特徴とする前
    記請求項第(4)項〜第(8)項のいづれか1項に記載
    の方法。
  10. (10)溶液のプラスチック成分を溶液総重量に対して
    5〜75重量パーセントの割合にしておくことを特徴と
    する前記請求項第(1)項〜第(9)項のいづれか1項
    に記載の方法。
  11. (11)プラスチック廃棄物を再処理する方法において
    、 a)ポリスチロールをベースとした廃棄物を集め、 b)ポリスチロールをベースとしたプラスチック廃棄物
    の分級分をこの種のプラスチック廃棄物を溶解すること
    の出来る溶剤を用いて処理し、 c)このようにして得られた溶液を残滓物から分離し、
    この溶液から溶剤を蒸留、蒸発、真空蒸発によって除去
    し、残留した固形の残滓物を再利用に供することを特徴
    とする方法。
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