JPH02173986A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

Info

Publication number
JPH02173986A
JPH02173986A JP33040188A JP33040188A JPH02173986A JP H02173986 A JPH02173986 A JP H02173986A JP 33040188 A JP33040188 A JP 33040188A JP 33040188 A JP33040188 A JP 33040188A JP H02173986 A JPH02173986 A JP H02173986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
servo
data
signal
head
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33040188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Asada
浅田 英雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP33040188A priority Critical patent/JPH02173986A/ja
Publication of JPH02173986A publication Critical patent/JPH02173986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置のヘッド位置決め方式に関し
、特にデータ面サーボ方式によるヘッド位置決め方式に
関し、データ面上のサーボエリアのサーボデータ及びサ
ーボデータによる位置情報の検出手段に関する。
〔従来の技術〕
従来のトラックフォローイング方式のヘッド位置決め方
式にはサーボ面サーボ方式とデータ面サーボ方式とが存
在する。基本的には両者は同様な方式であるが、まずサ
ーボ面サーボ方式を採用している磁気ディスク装置につ
いて図面を参照して説明する。
第6図はサーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置の回路
ブロック図の概略図を示している。第6図において、磁
気ディスク板51a、51b、51c。
51dはスピンドルモーター52によって回転させられ
る。スピンドルモータ52はスピンドルモータ駆動回路
67によって一定回転となるように回転制御される。磁
気ディスク板51a、51b。
51c、51dの各磁気ディスク板では上下両面をデー
タを記録するデータ面として使用しているが、本図で示
す場合の磁気ディスク装置では磁気ディスク板51cの
上面をサーボデータが書き込まれているサーボディスク
として使用している。
サーボディスクには第7図に示すようにサーボディスク
70に同心円状で複数本のサーボトラック71が配置さ
れて、更に総てのサーボトラック71には同一位置にイ
ンデックス信号エリア72が配置されている。以下に詳
しく述べるが、インデックス信号エリア72のサーボデ
ータよりインデックス信号を生成する。インデックス信
号は磁気ディスク板の回転の始点となる信号でありデー
タの書き込み動作及び読み出し動作の基準となる重要な
信号である。磁気ヘッドにはデータ面にデータを書き込
んだり、或はデータ面に書き込まれているデータを読み
出したりするために複数のデータヘッド54と、サーボ
ディスクのサーボデータを読み出すためのサーボヘッド
53とがある。これらのヘッドは位置決め機構55に実
装されていて、総てのヘッドが連動して磁気ディスク板
上の任意のデータトラック(サーボトラック)に位置決
めされる。位置決め機構55はボイスコイルモータ56
によって位置決め駆動される。
データヘッド54によりデータ面にデータを書き込む場
合は、磁気ディスク装置の上位装置から送られてくる書
き込みデータ60を書き込み読み出し駆動回路57によ
って書き込みデータ60に従った電流信号に変換し、デ
ータヘッド54を駆動して磁気ディスク板にデータを書
き込む。また、データヘッド54によりデータ面に書き
込まれているデータを読み出す場合は、データヘッド5
4により読み出される読み出し信号を書き込み読み出し
駆動回路57によって増幅し、データ弁別回路58によ
って読み出しデータ59にっ弁別され上位装置に送信さ
れる。一方、サーボヘッド53により読み出されるサー
ボディスクのサーボデータの信号はサーボ信号増幅回路
63によって増幅された後、クロック発生回路62によ
りサーボデータ信号に含まれているクロック信号からデ
ータ弁別回路58で使用される書き込み読み出しクロッ
ク信号、位置誤差信号発生回路64で使用されるクロッ
ク信号、及びインデックス信号61が生成される。増幅
されたサーボデータの信号は位置誤差信号発生回路64
に入力された位置誤差信号65に変換される。位置誤差
信号発生回路64は先に述べたようにサーボディスクの
T−ポ信号から位置誤差信号65を生成する回路である
。位置誤差信号65とは第8図及び第9図で加しく示し
ているが、ヘッドの位置決め制御の基準となる信号で位
置誤差信号65のゼロックス点の数でヘッドが移動した
トラックの数を知ることができ、位置誤差信号65の傾
きでヘッドが移動している速度を知ることができ、更に
は位置誤差信号65の信号レベルの大きさで目的トラッ
クまでの距離を知ることができる。位置決め制御回路6
6は上位装置からヘッド移動命令(シーク命令68)を
受けると、そのシーク命令68で指定される目的シリン
ダー(トラック)までのシリンダー数、ヘッド移動中の
位置誤差信号65、及びヘッド移動中にボイスコイルモ
ータ56に流れた電流によりボイスコイルモータ56を
制御し、位置決め機構55を駆動させサーボヘッド53
及びデータヘッド54をシーク命令68で指定される目
的のシリンダーに位置決めするように制御する。
サーボディスク上のサーボトラックに書き込まれている
サーボデータ信号と、そのサーボデータ信号から構成さ
れる装置誤差信号について第8図、及び第9図を参照し
て説明する。第8図にはサーボトラック71に書き込ま
れているサーボデータ信号の一部分を示しているが、実
際のサーボトラックには本図に示す信号が連続して一部
分書き込まれている。
第8図に示すようにサーボデータ信号はID信号77、
シンク信号78、及び位置信号79.80から構成され
ている。更に位置信号には位相の異なる2種類の位置信
号があり、本図の例ではそれらの位置信号を偶数トラッ
ク位置信号79、奇数トラック位置信号80と呼ぶこと
にする。シンク信号78はクロック発生回路62で種々
のりcr +7り信号を発生させるための基準信号とし
て使用される。また、ID信号77は通常シンク信号7
8と対になって配置されるが第8図に示すID信号欠落
個所81のようにID信号77が欠落している個所があ
る。サーボトラック71のインデックス信号エリア72
におけるサーボデータ信号には、このID信号欠落個所
81が数個所配置されていて、ID信号77の配置・欠
落の組み合わせでインデックス信号を表している。クロ
ック発生回路62ではサーボデータ信号のID信号77
の有無を検出し、ID信号77の配置・欠落の組み合わ
せを検出してインデックス信号61を発生させる。
更に、サーボデータ信号の位置信号79.80は位置誤
差信号発生回路64で位置誤差信号65に変換される。
第8図において、サーボヘッド53がサーボトラック7
1のa点、b点、及び0点に位置したときのサーボデー
タ信号の読み出し信号は各々サーボ読み出し信号83 
a、 83 b、 83 cとなる。位置誤差信号65
は偶数トラック位置信号79と奇数トラック位置信号8
0との読み出し信号レベルの差に比例した信号である。
第9図に、サーボトラック71上をサーボヘッド53が
矢印Aの方向に移動したときの位置誤差信号65を示す
。本図に示すように位置誤差信号65のゼロクロステン
83はサーボトラックとサーボトラックとの境にサーボ
ヘッド53が位置したときに発生する。ヘッド移動中に
位置誤差信号65のこのゼロクロス点83の数を計数す
ることによりサーボヘッド53が移動したサーボトラッ
ク(シリンダー)の数を知ることができる。また、位置
誤差信号65の傾きはサーボヘッド53の移動速度に比
例している。更に、位置誤差信号65の信号レベルはサ
ーボトラックの境、即ちゼロクロス点83からのサーボ
ヘッド53の位置までの距離を表す。
次に、ヘッドの位置決め制御について説明する。
位置決め制御回路66は上位装置からのシーク命令68
を受けるときは、目的のシリンダーまでに移動すべきシ
リンダー数の値も同時に受は取る。
位置決め制御回路66がシーク命令68を受けると、そ
の移動すべきシリンダー数よりヘッド移動速度を決定し
ボイスコイルモータ56を駆動スル。
ヘッド移動中はサーボディスクのサーボデータより位置
誤差信号65を生成し、この位置誤差信号65の傾きか
らヘッド移動の実際の速度を確認しながら指定した速度
になるようにボイスコイルモータ56の速度を制御する
。またヘッド移動中の位置誤差信号65のゼロクロス点
の数がらヘッドが移動したシリンダー数を知ることがで
きる。
これにより上位装置により指定されたシリンダーまで移
動してきたことを確認すると、次に位置誤差信号65の
信号レベルがゼロレベルとなるようにボイスコイルモー
タ56を制御しヘッドを位置決めする。これでヘッド移
動動作を終了するが、ヘッドを一定のシリンダーに位置
決め保持しているときも位置誤差信号65の信号レベル
がゼロレベルを保持するようにボイスコイルモータ56
を制御している。
以上サーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置の回路ブロ
ック図、及びヘッド位置決め制御について説明したが、
次にデータ面サーボ方式の磁気ディスク装置について説
明する。
データ面サーボ方式の磁気ディスク装置の回路ブロック
図も第6図に示すサーボ面サーボ方式の磁気ディスク装
置の回路ブロック図と基本的には同様である。しかしデ
ータ面サーボ方式の磁気ディスク装置では使用している
磁気ディスク板は総てデータ面として使用されていて、
サーボ専用のサーボディスクはない。第1O図はデータ
面について示している。第10図において、データ面7
3はサーボエリア75とデータエリア76とに分割され
ていて、サーボエリア75は等間隔に複数個配置されて
いて、サーボエリア75とサーボエリア75との間に実
際にデータを記録するデータエリア76が配置されてい
る。サーボエリア75にはサーボトラック7Iが配置さ
れて、データエリア76にはデータトラック74が配置
されている。また、データトラック74はデータトラッ
ク74の中心がサーボトラック71とサーボトラック7
1との境に一致するように配置される。これはデータヘ
ッド54がサーボトラック71とサーボトラック71と
の境に位置決めされるように制御され、データの書き込
み或は読み出しを行うためである。
更に、データ面サーボ方式の磁気ディスク装置では、第
6図に示すようなサーボディスクのサーボデータを読み
出すサーボヘッド53は実装されていなく、実装されて
いるヘッドは総てデータヘッド54となる。データヘッ
ド54によって読み出される読み出し信号には、第10
図に示すサーボエリア75のサーボデータの信号とデー
タエリア76のデータの信号とが含まれる。データ面サ
ーボ方式の磁気ディスク装置では、第6図に示す書き込
み読み出し駆動回路57でデータ信号とサーボ信号とが
弁別され、サーボ信号はサーボ信号増幅回路63でクロ
ック信号と位置信号とに弁別され、弁別された位置信号
は位置誤差信号発生回路64によって位置誤差信号65
に生成される。データ面73のサーボエリア75のサー
ボトラック71のサーボデータは、第8図に示すサーボ
面サーボ方式のサーボデータと同様であり、サーボデー
タを読み出した場合のサーボ読み出し信号82も同様で
ある。また、サーボ読み圧し信号82から位置誤差信号
65が生成される様子も第9図に示している場合と同様
である。しかしながら、データ面サーボ方式の場合は、
サーボ面サーボ方式と異なりサーボデータが連続的に配
置されておらず第10図に示すように断続的に配置され
ている。このため、サーボエリア75を読ゐ出す度にサ
ーボデータの位置信号をサンプル・ホールドして位置誤
差信号65を生成する。
データ面サーボ方式のヘッド位置決め制御も先に述べた
サーボ面サーボ方式のヘッド位置決め制御と同様である
。データヘッド54の位置決め移動中は、データ面のサ
ーボエリア75のサーボデータから構成される装置誤差
信号65のゼロクロス点の数を計数することでデータヘ
ッド54が通過したデータトラックの数を知ることがで
き、位置誤差信号65の傾きでデータヘッド54の移動
速度を知ることができ、更に位置誤差信号65の信号レ
ベルから目的のデータトラックからのデータヘッド54
の距離を知ることができる。
ヘッド位置決め制御の最終的には、目的のデータトラッ
クで位置誤差信号65の信号レベルがゼロレベルを保持
するようにボイスコイルモータ56を制御して、データ
ヘッド54を目的のデータトラックに位置決めする。
以上説明したようにデータ面サーボ方式の磁気ディスク
装置では、実際にデータを書き込み或は読み出すデータ
面にサーボエリアを設け、このサーボエリアのサーボデ
ータによりデータヘッドを位置決めしている。このため
、データ面サーボ方式の磁気ディスク装置では、先に説
明したサーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置より精度
の高いヘッド位置決め制御を行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の磁気ディスク装置のサーボ面サーボ方式
のヘッド位置決め方式ではサーボディスクのサーボデー
タによりサーボヘッドを位置決め制御することでデータ
ヘッドを位置決めしている。このため、磁気デ、イスク
装置の温度変化による位置決め機構55の熱膨張差、或
は経年変化による位置決め機構55の寸法の歪みなどに
よりサーボヘッドとデータヘッドの寸法関係が狂い、デ
ータヘッドを正確にデータトラックに位置決めすること
ができなくなることがあり、データトラックの間隔を狭
めてデータトラックの密度を高めるには限界のある欠点
がある。
更に、これを解決するためのデータ面差サーボ方式のヘ
ッド位置決め方式では、データ面上に複数個のサーボエ
リアを一定間隔で配置し、そのサーボエリアのサーボデ
ータをデータの書き込み或は読み出しを行うデータヘッ
ドにより読み出し、読み出したサーボデータをサンプル
・ホールドすることにより位置誤差信号を生成して、デ
ータヘッドの位置決め制御している。しかしながら、デ
ータヘッドの位置決め速度がある程度早くなると位置誤
差信号を生成するためのサーボデータのサンプル数が不
足して正確に位置誤差信号を生成することができなくな
り、データヘッドの移動中に位置誤差信号から得られる
データヘッドの移動速度、及びデータヘッドが移動した
データトラックの数が正確に得られなくなる。このため
、データ面サーボ方式ではサーボ面サーボ方式に比べて
、データヘッドの移動速度に制限のある欠点がある。
また許容される移動速度を増加させるために、データ面
のサーボエリアの数を増やすとデータエリアが減少して
データの記録容量が減少してしまうという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気ディスク装置では、データヘッドの位置決
め精度を高めるために位置決め方式としてデータ面サー
ボ方式を採用し、データ面サーボ方式のデータヘッドの
移動速度を高めるために以下に示す手段を有している。
サーボエリアを構成するサーボトラックにサーボトラッ
ク群番号の異なる複数の種類のサーボトラック群が存在
し、サーボトラック群を順番に繰り返して配列すること
でサーボエリアが構成する。
複数の種類のサーボトラック群は各々同様に位置信号の
位相の異なる複数の種類のサーボトラックを順番に配列
することから構成する。
書き込み・読み出し手段を任意のデータトラックに位置
決めするために書き込み・読み出し手段を移動させる場
合、書き込み・読み出し手段が最高速度で移動したとき
、書き込み・読み出し手段がデータ面の一つのデータエ
リアのサーボデータを読み出してから次のデータエリア
のサーボデータを読み出すまでに書き込み・読み出し手
段が移動するサーボトラック(或はデータトラック)の
数がサーボトラック群の数とサーボトラック群を構成す
るサーボトラックの数とを掛けた数より小さくなるよう
に、移動速度の最高速度、サーボエリアの間隔、サーボ
トラック群の種類の数、サーボトラック群を構成するサ
ーボトラックの数、及びサーボトラックの間隔が設定さ
れている。
サーボエリアのサーボトラックのサーボデータを書き込
み・読み出し手段により読み出した読み出し信号からサ
ーボトラック群の群番号を解読する群番号解読手段と、
サーボトラック群を構成するサーボトラックの位置信号
の位相を検出する位相検出手段とを有する。
書き込み・読み出し手段を任意のデータトラックに位置
決めするために、書き込み・読み出し手段を移動させて
いる間に、書き込み・読み出し手段が通過する際に読み
出しサーボエリアの一つのサーボエリアのサーボトラッ
クのサーボデータから群番号解読手段と位相検出手段と
により得られる書き込み・読み出し手段が読み出した(
通過した)サーボエリアのサーボトラックの種類の情報
と、次に書き込み・読み出し手段が読み出すサーボエリ
アのサーボトラックのサーボデータとから同様に得られ
る書き込み・読み出し手段が読み出したサーボトラック
の種類の情報とにより、書き込み・読み出し手段がサー
ボエリアの一つのサーボエリアを通過してから次のサー
ボエリアを通過する間に、書き込み・読み出し手段が移
動してきたサーボトラック(或はデータトラック)の数
を検出する移動トラック数検出手段、及び書き込み・読
み出し手段が移動してきた速度を検出する速度検出手段
とを有する。
(実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
本発明を実施した磁気ディスク装置の回路ブロックの概
略図を第1図に示す。第1図に示す回路ブロック図は、
第6図に示している従来のサーボ面サーボ方式の磁気デ
ィスク装置の回路プロ、ツクと基本的には変わるところ
はない。しかしながら、第1図に示している磁気ディス
ク板1は総てデータ面として使用されていて、そのデー
タ面には第10図に示すようにサーボエリア75とデー
タエリア76とが配置されている。サーボエリア75は
等間隔で複数個配置されていて、サーボエリア75とサ
ーボエリア75との間にはデータエリア76が配置され
ている。第2図に磁気ディスク板1のデータ面のサーボ
エリアに配列されているサーボトラックについて示す。
第2図にはデータ面に配置されている複数のサーボエリ
アのなかの一部のサーボエリア11についてを示してい
るが、他のサーボエリアも同様である。サーボエリア1
1とサーボエリア11との間にはデータエリア12が配
置されていて、サーボエリア11にはサーボトラック1
4が配列されていてデータエリア12にはデータトラッ
ク13が配列されている。
データトラック13とサーボトラック14との位置関係
はデータトラック13の中心がサーボトラック14とサ
ーボトラック14との境に一致するように配置される。
サーボエリア11に配列されているサーボトラック14
には、サーボトラック群15a、15b、15cの3種
類のサーボトラック群がある。サーボトラック群15a
、15b。
及び15cには、各々異なるサーボトラック群番号が付
加されている。また、サーボエリア11はサーボトラッ
ク群15a、15b、15c、更に、15a、15b、
・・・・・・と順番に繰り返し配列することで構成され
ている。更に、各々のサーボトラック群15a、15b
、15cには同様に位置信号の位相の異なるサーボトラ
ック16c、16b、16c、及び16dの4種類のサ
ーボトラックが配置されている。第3図にサーボエリア
11のサーボトラック16のサーボデータの一部分につ
いて示している。
第3図に示すようにサーボデータはID信号17、シン
ク18、及び位置信号19,20.21、及び22から
構成されている。位置信号には位相の異なる4種類の位
置信号19,20,21.22が存在していて、サーボ
トラック16aには位置信号19と22、サーボトラッ
ク16bには位置信号19と20、サーボトラック16
cには位置信号20と21、サーボトラック16dには
位置信号21と22が各々配置されている。更にID信
号17はシンク信号18と対になって配置されるが、サ
ーボデータには第3図に示すID信号欠落個所23のよ
うにID信号17が欠落している個所が幾つか存在して
いる。ID信号17の配置・欠落の組み合わせでサーボ
トラック群の群番号を表している。即ち、サーボトラッ
ク群15a。
15b、15c、及び15dを構成しているサーボトラ
ックの各々で異なるID信号17の配置・欠落の組み合
わせを有している。サーボトラック16のシンク信号1
8は第1図に示す磁気ディスク装置の回路ブロック図の
り四ツク発生回路5で種々のクロック信号を発生させる
ための基準信号として使用される。またクロック発生回
路5ではID信号17の有無を検出し、配置・欠落の組
み合わせを検出してサーボトラック群番号を解読する。
一方、サーボデータの位置信号19,20゜21、及び
22は位置誤差信号発生回路6で、N位置誤差信号7と
Q位置誤差信号8に変換される。
第3図において、データヘッド2がサーボトラック16
のa点、b点、0点、及びd点に位置したときのサーボ
データの読み出し信号は、各々サーボデータ読み出し信
号24a、24b、24c。
24dとなる。位置誤差信号発生回路6では、第4図に
示すようにデータヘッド2が矢印Cの方向に移動したと
きに、位置信号20の読み出し信号のレベルから位置信
号22の読み出し信号のレベルをひいた差分の信号に比
例したN位置誤差信号7と、位置信号19の読み出し信
号のレベルから位置信号21の読み出し信号のレベルを
ひいた差分の信号に比例したQ位置誤差信号8との2種
類の位置誤差信号を発生させる。尚、第4図に示す矢印
Aはデータヘッド2が移動する方向を示していて、矢印
Bは磁気ディスク板1の回転方向を示している。このた
め、データヘッド2のデータ面上の移動軌跡は矢印Cと
なる。
第1図に示す位置決め制御回路9では位置誤差信号発生
回路6によって生成されたN位置誤差信号7とQ位置換
差信号8及びクロック発生回路5によって解読されたト
ラック群番号から、データヘッド2が一つのサーボエリ
ア11から次のサーボエリア11に移動したときの移動
速度及び移動したサーボトラック数(或はデータトラッ
ク数)を検出している。第5図に移動速度検出回路及び
移動トラック数検出回路について示す。第5図において
、比較回路27はN位置誤差信号7の信号レベルとQ位
置換差信号8の信号レベルとの大きさを互いに比較して
、第4図に示すようにN位置誤差信号7の信号レベルが
Q位置誤差信号の信号レベルより大きい場合にはN>Q
信号25を発生させ、N位置誤差信号7の信号レベルが
Q位置換差信号8を180°反転した信号である同位置
誤差信号より大きい場合にはN>Q信号26を発生させ
る。第4図に示すように、N>Q信号25とN>Q信号
26との信号レベルによりデータヘッド2が読み出して
いるサーボトラック16の種類を知ることができる。例
えば、N>Q信号25=“0”でN>で信号26=“0
”であればデータヘッド2がサーボトラック16dとサ
ーボトラック16aとの間にあることを示していて、N
>Q信号25=゛1”でN>Q信号26=“1″であれ
ばデータヘッド2がサーボトラック16bとサーボトラ
ック16cとの間にあることを示している。レジスタ(
A) 28はデータヘッド2がサーボエリア11を通過
したときのN>Q信号25、N>Q信号26、及びサー
ボトラック群番号30を記憶する。レジスタ(A) 2
8は4ビツトのレジスタで、レジスタ(A) 28のO
ビット目にN>Q信号26を、1ビツト目にN>Q信号
25を、2ビツト目3ビツト目にサーボトラック群番号
30を記憶する。サーボトラック群番号30は、#1サ
ーボトラック群15aを“00”、#2サーボトラック
群15bを“01′、及び#3サーボトラック群15c
を“10”で表す。例えば、データヘッド2が#1サー
ボトラック群のサーボトラック16aとサーボトラック
16bとの間を通過すると、レジスタ(A) 28には
0001″が記憶される。また、#3サーボトラック群
15cのサーボトラック16cとサーボトラック16d
との間を通過すると、レジスタ(A) 28には“10
10″が記憶される。レジスタ(A)28に新しい値が
記憶されると、それまでにレジスタ(A) 28に記憶
されていた値はレジスタ(B)29に転送され記憶され
る。即ち、データヘッド2が一つのサーボエリア11を
通過するとレジスタ(A) 28には、そのサーボエリ
ア11のサーボトラック群番号、及びサーボトラック種
類が記憶され、レジスタ(B)29には、その前に通過
したサーボエリア11のサーボトラック群番号、及びサ
ーボトラック種類が記憶される。演算回路31は、レジ
スタ(A) 28に記憶されている値とレジスタ(B)
 29に記憶されている値との差を演算する回路で、演
算した結果の値は、データヘッド2が一つのサーボエリ
ア11を通過してから次をサーボエリア11を通過する
までに移動したサーボトラックの数である移動トラック
数32を表すことになる。変換回路33は、移動トラッ
ク数32の値からデータヘッド2の移動速度を生成する
回路である。データヘッド2が一つのサーボエリア11
を通過してから次のサーボエリア11を通過するまで掛
かる時間は、磁気ディスク板の回転速度とデータ面上に
配置されているサーボエリア11の個数とによって決定
される。例えば、磁気ディスク板が3600回転/分で
回転し、データ面上の72個のサーボエリア11が配置
されていると、データヘッド2は、約231μS毎にサ
ーボエリア11を通過することになる。この例のデータ
面で、サーボトラックの間隔が23.1μmとし移動し
たサーボトラックの数を10とすると、変換回路33は
(23,1・μmxlO)/231μsを演算して1m
/sの移動速度34を出力する。以上説明したように、
第5図に示す本発明の磁気ディスク装置の移動速度検出
回路及び移動トラック数検出回路では、データヘッド2
がサーボエリア11を通過する度にサーボエリア11の
サーボトラックのサーボデータを読み出し、サーボトラ
ックのサーボトラック群番号、及びサーボトラックの位
置信号の位相との関係からサーボトラックの種類を検出
し、データヘッド2が一つのサーボエリア11を通過し
てから次のサーボエリア11を通過するまでに移動した
サーボトラックの数、及び移動速度を検出する。
位置決め制御回路9では、これらの移動したサーボトラ
ックの数、移動速度によりデータヘッド2の位置決め制
御を行っている。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明の磁気ディスク装置では(1
)ヘッドの位置決め方式としてデータ面サーボ方式を採
用し、(2)複数類のサーボトラック群番号、及び複数
類の位置信号を有する複数類のサーボトラックの組み合
わせてデータ面のサーボエリアを構成し、(3)ヘッド
位置決め動作時データヘッドが最高速度で移動しても、
データヘッドが一つのデータエリアを通過してから次の
データエリアを通過するまでにデータヘッドが移動する
サーボトラックの数がサーボトラック群の数とサーボト
ラック群を構成するサーボトラックの数とを掛けた数よ
り小さくなるように、サーボエリアの間隔、サーボトラ
ック群の種類の数、位置信号の位相の異なるサーボトラ
ックの数、及びサーボトラックの間隔を設定し、(4)
サーボトラックの読み出し信号からサーボトラックの群
番号を解読する群番号解読手段と、サーボトラック群を
構成するサーボトラックの位置信号の位相を検出する位
相検出手段とを有し、(4)これらの手段によりデータ
ヘッドが一つのサーボエリアを通過してから次のサーボ
エリアを通過するまでの間にデータヘッドが移動したサ
ーボトラックの数、及びを移動してきた速度を検出し、
ヘッド位置決め制御を行うこ七でヘッド移動速度を低下
することなくヘッド位置決め精度を高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ディスク装置の回路ブロック図の
概略図、第2図は本発明の磁気ディスク装置のデータ面
のサーボエリアのサーボトラックについて、第3図は本
発明のサーボエリアのサーボデータについて、第4図は
本発明の位置誤差信号について、第5図は本発明の移動
速度検出回路、及び移動トラック数検出回路の概略図、
第6図はサーボ面サーボ方式の磁気ディスク装置の回路
ブロック図の概略図、第7図はサーボディスクについて
、第8図はサーボトラックのサーボデータについて、第
9図は従来の磁気ディスク装置の位置誤差信号について
、第10図はデータ面サーボ方式のデータ面について、
各々示している。 1・・・・・・磁気ディスク板、2・・・・・・データ
ヘッド、3・・・・・・書き込み読み出し駆動回路、4
・・・・・・サーボ信号増幅回路、5・・・・・・クロ
ック発生回路、6・・・・・・位置誤差信号発生回路、
7・・・・・・N位置誤差信号、8・・・・・・Q位置
誤差信号、9・・・・・・位置決め制御回路、11・・
・・・・サーボエリア、12・・・・・・データエリア
、13・・・・・・データトラック、14・・・・・・
サーボトラック、15・・・・・・サーボトラック群、
16・・・・・・サーボトラック、17・・・・・・I
D信号、18・・・・・・シンク信号、19,20,2
1.22・・・・・・位置信号、23・・・・・・ID
信号欠落個所、24・・・・・・サーボ読み出し信号、
25・・・・・・N>Q信号、26・・・・・・N>Q
信号、27・・・・・・比較回路、28・・・・・・レ
ジスタ(A)、29・・・・・・レジスタ(B)、30
・・・・・・サーボトラック群トラック番号、31・・
・・・・演算回路、32・・・・・・移動トラック数、
33・・・・・・変換回路、34・・・・・・移動速度
、51・・・・・・m気ディスク板、52・・・・・・
スピンドルモータ、53・・・・・・サーボヘッド、5
4・・・・・・データヘッド、55・・・・・・位置決
め機構、56・・・・・・ボイスコイルモータ、57・
・・・・・書き込み読み出し駆動回路、58・・・・・
・データ弁別回路、59・・・・・・読み出しデ、−タ
、60・・・・・・書き込みデータ、61・・・・・・
インデックス信号、62・・・・・・クロック発生回路
、63・・・・・・サーボ信号増幅回路、64・・・・
・・位置誤差信号発生回路、65・・・・・・位置誤差
信号、66・・・・・・位置決め制御回路、67・・・
・・・スピンドルモータ駆動回路、68・・・・・・シ
ーク命令、70・・・・・・サーボディスク、71・・
・・・・サーボトラック、72・・・・・・インデック
ス信号エリア、73・・・・・・データ面、74・・・
・・・データトラック、75・・・・・・サーボエリア
、76・・・・・・データエリア、77・・・・・・I
D信号、78・・・・・・シンク信号、79.80・・
・・・・位置信号、81・・・・・・ID信号欠落個所
、82・・・・・・サーボ読み出し信号、83・・・・
・・ゼロクロス点。 代理人 弁理士  内 原   晋 第3図 第4図 サーボ゛トラ、り 第7図 ノ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一枚以上の磁気ディスク板と、前記磁
    気ディスク板を回転する手段と、前記磁気ディスク板上
    のデータ面上の任意のデータトラックにデータを書き込
    み・読み出しする手段と、前記磁気ディスク板のデータ
    面上に等間隔で複数個のサーボエリアを配置し、前記サ
    ーボエリア上のサーボトラックのサーボデータによって
    、前記書き込み・読み出し手段を前記データトラックの
    任意のデータトラック上に位置決めする位置決め制御手
    段とを少なくとも有する磁気ディスク装置において、前
    記サーボデータは、オフトラックの量を具体的に示す第
    1の位置情報と、複数トラック単位でグループに分ける
    第2の位置情報との少なくとも2つの位置に関する情報
    を有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. (2)前記第1および第2の位置情報は前記磁気ディス
    ク板の半径方向に対して周期的に変化するものであり前
    記第1の位置情報は小さな第1の周期で変化し、前記第
    1および第2の位置情報を合わせることにより前記第1
    の周期の数倍の大きな第2の周期が構成されることを特
    徴とする請求項(1)記載の磁気ディスク装置。
  3. (3)前記第1の位置情報は信号のタイミングとレベル
    により位置を示す情報であり、前記第2の位置情報は信
    号の特定タイミングに信号があるかないかにより位置を
    示す情報であることを特徴とする請求項(2)記載の磁
    気ディスク装置。
JP33040188A 1988-12-26 1988-12-26 磁気ディスク装置 Pending JPH02173986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33040188A JPH02173986A (ja) 1988-12-26 1988-12-26 磁気ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33040188A JPH02173986A (ja) 1988-12-26 1988-12-26 磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02173986A true JPH02173986A (ja) 1990-07-05

Family

ID=18232188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33040188A Pending JPH02173986A (ja) 1988-12-26 1988-12-26 磁気ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02173986A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4007493A (en) Track positioning system for magnetic transducer head
EP0393116B1 (en) Servo pattern
US4454549A (en) Slant track sector servo
US6590728B1 (en) Hard disk having extended data region
US6195230B1 (en) Disk head assembly with multiple read and/or write transducers for improved performance
JPH0449187B2 (ja)
JPH0430111B2 (ja)
US5164863A (en) Method for writing servo patterns to a disc of a hard disc drive
US4835632A (en) Disk file digital servo control system with multiple sampling rate
CA1124389A (en) Transducer positioning system for rotating disk drive units
JPS6159678A (ja) 磁気記録デイスク
US4925717A (en) Disk-shaped recording medium and disk apparatus
US7511912B2 (en) Writing multiple servo sector patterns to improve servo sector alignment on multiple surfaces
US5051851A (en) Method and apparatus for positioning head on the basis of premeasured amount of displacement
KR910013171A (ko) 디스크 구동장치
EP0285452A2 (en) Magnetic disk apparatus using both servo-surface servo and data-surface servo
US6005728A (en) Disk recording medium for embodying high capacity hard disk drive
JPH02173986A (ja) 磁気ディスク装置
JP2523316B2 (ja) 磁気デイスクへのサ−ボ・デ−タの記録方法とその装置
JPH0480471B2 (ja)
JPH09161250A (ja) 情報記録媒体及びその情報記録/再生方法
EP0093713A1 (en) Track identification code recording method
JPH10172252A (ja) 磁気ディスク媒体及び磁気ディスク装置
JP3225672B2 (ja) 記録媒体および記録再生装置
KR100417228B1 (ko) 세개의버스트신호를갖는하드디스크드라이브기록매체