JPH02173375A - ロータリー排送ポンプ - Google Patents

ロータリー排送ポンプ

Info

Publication number
JPH02173375A
JPH02173375A JP32725788A JP32725788A JPH02173375A JP H02173375 A JPH02173375 A JP H02173375A JP 32725788 A JP32725788 A JP 32725788A JP 32725788 A JP32725788 A JP 32725788A JP H02173375 A JPH02173375 A JP H02173375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
casing
blade
guide hole
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32725788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07101036B2 (ja
Inventor
Kozaburo Nitta
新田 孝三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP63327257A priority Critical patent/JPH07101036B2/ja
Publication of JPH02173375A publication Critical patent/JPH02173375A/ja
Publication of JPH07101036B2 publication Critical patent/JPH07101036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスラリー、特に湾屈・河底に堆積したヘドロを
効率よく採取するための新規なロータリー排送ポンプに
関する。
〔従来の技術〕
一般に、湾屈などに堆積したスラリー状のヘドロはガス
の発生による異臭や養殖魚の死滅、更には海水の汚濁な
ど、周辺環境に各種の悪影響を及ぼすことから、これを
適切に廃棄処理することが強く望まれている。また廃棄
処理に際しては、採取したヘドロをある程度乾燥させて
からトラックで運搬したり、或いはヘドロを収納するた
めの特殊なコンテナを用意する必要があるが、何れにし
てもヘドロの水分含有量をできるかぎり少なくすること
が好ましい。
ところで、従来は湾屈などに堆積したヘドロを採取する
場合、渦巻き型のドレッジポンプによって水分と共に吸
引するか、或いはコンクリートポンプを用いて吸引し、
以降の処理段階に送るものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
前項で述べたものの内、ドレソジポンプはその構造上、
含水率が90%以」二の水分を多量に含んだヘドロにつ
いて吸引性能を発揮する。しかし、このポンプによって
採取されたヘドロを乾燥するには天Hによれば長時間お
よび広大な敷地を必要とし、乾燥機によれば多大なコス
トがかかり、極めて能率の悪い処理作業を余儀なくされ
るものであった。また、コンクリートポンプによる場合
には、その構成がピストン方式であるため設備が大型化
する割りには一回のII送量が少なく、採取コストが割
高となる上に、金属部分であるピストン・シリンダーな
どの摺動部分の磨耗が早く、その保守コストも高くつく
という課題を有していた。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は上記課題を解決するために、一側に吸入口、他
側に吐出口を備えたケーシングと、このケーシングの中
心と偏心し、かつケーシングの上部内周面に接して回転
するロータと、該ロータの内部に形成される加圧室と、
上記ロータに放射状に設けた複数のガイド孔と、それぞ
れのガイド孔に摺動自在に収納され、上記加圧室内を気
密にするブレードとからなり、該ブレードが上記加圧室
の内圧の上昇に伴ってロータ外方へ付勢されることでブ
レード先端が」−記ケーシングの内周面と接触して回転
するという手段を用いた。
また、ブレードの表面をウレタンゴムでコーティングす
るという手段も用いた。
〔作   用〕
上記構成のロータリー排送ポンプは、ロータが回転ずれ
ば、その各ガイド孔に収納されたブレドも回転する。こ
れと同時に加圧室に流体を注入して内圧を高めれば、ブ
レードはその基端面に流体の加圧を受けてロータ外方へ
向かって摺動し、先端がケーシングの内周面と接触した
状態で回転する。また、ロータがケーシング中心と偏心
しているのでケーシング下部にポンプ室が形成されるが
、ポンプ室内の圧力は吸入口側では負圧、吐出口側でば
正圧となり、スラリーを吸引して押し出すという作用を
奏する。
更に、表面がウレタンゴムでコーティングされたプレー
トは、ケーシング内周面およびロータの案内孔との接触
性が高まってポンプ室および加圧室の密閉性を維持する
という作用を奏する。
〔実 施 例〕
以下、本発明の構成を図面に示す実施例に従って更に具
体的に述べると、■は鋳鋼製のポンプ本体、2は油圧モ
ータ、3は中間ギヤ4a・4bを介して上記油圧モータ
1により駆動されるシャフト、5はケーシング6内に収
納され、ケーシング6と同じ幅を持ったロータであって
、上記シャツl−3に連結され、副シャフト7に支持さ
れて回転する。
ロータ5には六方向から案内孔8が貫設され、この案内
孔8に沿ってガイド孔9を構成するように複数のブロッ
ク10を一定間隔でロータ5に固定している。また、上
記ロータ5はケーシングの上部内周面6aにのみ接触し
て回転するように中心位置を設定している。すなわち、
ケーシング6の中心と比べ、ロータ5の中心はポンプ上
部側に偏心している。
また、11ば各案内孔8及びガイド孔9に摺動自在に収
納されたブレードで、ロータ5の外周面と当接する段部
11aを有する。上記段部11aから先端1]、bまで
の長さは、ガイド孔9の距離と一致する。また、12は
ロータ5の内部に形成される加圧室であって、各案内孔
8及びガイド孔9にブレード11を摺動自在に収納する
ことで気密状態となるものである。
更に、上記加圧室12には、上記副シャフト7の中心に
貫設された貫通ロアaよりバルブ13を介してエアーま
たはオイルなどの流体を封入して加圧可能としたもので
ある。また、」−記ハルブ13の取付部にはロータシー
ルを施して流体の漏れを防止している。
尚、上記ブレード11の表面はウレタンゴムでコーティ
ングが施され、また少なくともケーシングの内周面6a
・6bとこれに当接するロータのブロック10は、ハイ
クローム鋳鉄などの耐磨耗性金属を使用するものである
さらに、ケーシング6は第2図に見られるように、ロー
タ5を」二側内周面6aとのみ接する偏心配置とするこ
とで該ロータの下側に同一幅のポンプ室14が形成され
る。該ポンプ室はロータ5から突出するブレード11に
よって分割され、その両側に吸入口15と吐出口16を
それぞれ設けたものである。
次に、上記構成の本発明のロータリー排送ポンプの作動
要領について述べると、先ず油圧モータ2が駆動すれば
、中間ギヤ4a・4bを介してシャフト3が回転し、更
にこれと連動してロータ5も回転する。
続いてロータ5の加圧室12にバルブ13より流体を圧
入して内圧を上昇させれば、案内孔8及びガイド孔9に
収納された各ブレード11の基端11c面にのみ流体の
圧力がかかるので、ブレードは外方へのみ付勢されて、
その先端11bがケーシング6の内周面6a・6bに接
触しながら回転する。
このようにブレード11が回転すると、分割されたポン
プ室14のうち、14Aは負圧状態であるから吸入口1
5と連通したときから該吸入口にあるスラリーを吸引し
始め、ポンプ室14Bに至る。
次にポンプ室14Cに至れば徐々に室容積が減少してゆ
くので、スラリーは吐出口16へ押し出され始め、ポン
プ室14Dで吐出口16との連通を閉じるに至って排送
を完了する。従って、この動作を連続して行うことによ
ってスラリーの排送が可能となるのである。
なお、ポンプ室14Dにはできるだけ残留スラリーがな
いようにしなければならず、そのために吐出口の終端部
16aをポンプ室14A側へ近づけてやることが好まし
いが、何れにしても少量の残留スラリーは避けることが
できない。因みに、スラリーが超微細な粉粒のみの場合
は問題はないが、通常はスラリーには珪素粒等の硬質粒
が含まれているのでケーシング6とブレード11の接触
面で擦傷を生じてしまう。しかし、本実施例ではブレー
ド11をウレタンゴムでコーティングしているため、こ
れを防止することができる他、吐出口の終端部16aに
おいてブレード11の前面に付着する残留スラリーは、
該ブレードとエツジを形成した上記終端部の当接によっ
て吐出口16側へ確実に弾き飛ばされることとなる。ま
た、上記ケーシング6の内周面とロータのブロック10
はハイクローム鋳鉄製であるから磨耗し難く、スラリー
の漏れを防止するものである。
本実施例では、ポンプ室14の直径を7Qcm、厚さ2
0cmでロータ5の回転数55rpmとした場合には1
時間で約150n?のスラリーを排送することができた
。また、このスラリーの含水率は約60%と、極めて固
形分の多いスラリーを排送することができた。
尚、ロータ5はガイド孔9とこれを形成するブロック1
0の分割形態に限らず、加圧室12を広い空間としたり
、その他種々の構成とすることができるが、最低限ブレ
ード11のガイド孔9と、加圧室12を有することを要
件とするものである。
また、ブレード11の枚数は六枚に限定されず、ポンプ
の性能やスラリーの性質に応じて適宜変更することもあ
るが、これに伴ってブレード11の収納部数を増減し、
更に加圧室12の内圧も調節する。
この他、上記ブレード11は先端をエツジ形とした上側
の形状に限らず、第3図に見られるように砂や砂利の排
送用として先端を半円形としても良く、排送するスラリ
ーの性質に応じて適宜変更し得るものである。
〔発明の効果〕
本発明のロータリー排送ポンプは、ケーシング内で偏心
回転するロータにブレードを収納し、該ブレードの回転
によってヘドロなどのスラリーを排送する構成としたも
のであるから、従来の渦巻き型のドレソジポンプとは異
なり、含水率の低いヘドロでも容易に排送することが可
能であって、これ以後のヘドロの乾燥処理が簡単且つ安
価に行え、ヘドロの固形分の回収率を大幅に向上させる
ことができた。
また、上記ブレード先端とケーシング内周面の接触圧は
、加圧室の内圧の増減によって適宜変更し得る構成であ
るため、スラリーの性質に応じて排送能力を可変するこ
とができ、更に、上記接触圧の適正な調節によってケー
シング内周面の磨耗も抑制されるものである。
4゜ 更にまた、従来のコンクリートポンプのようにポンプ自
体が大型化することなく、極めてコンパクトにすること
ができる。
この他、ブレードをウレタンコーティングすれば、ケー
シングを傷めることなく、該ケーシングとブレードの接
触性を高めることができるので、スラリーの漏れを極度
に抑制可能なロータリー排送ポンプを実現することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロータリー排送ポンプの縦断面図、第
2図はポンプ室の内部構造を示す横断面図、また第3図
はブレードの他の形状を示す縦断面図である。 尚、図中5・・・ロータ、6・・・ケーシング、6a・
・・」二部内周面、6b・・・下部内周面、9・・・ガ
イド孔、11・・・ブレード、llb・・・先端、12
・・・加圧室、15・・・吸入口、I6・・・吐出口。 以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一側に吸入口15、他側に吐出口16を備えたケー
    シング6と、このケーシングの中心と偏心し、かつケー
    シングの上部内周面6aに接して回転するロータ5と、
    該ロータの内部に形成される加圧室12と、上記ロータ
    5に放射状に設けた複数のガイド孔9と、それぞれのガ
    イド孔に摺動自在に収納され、上記加圧室12内を気密
    にするブレード11とからなり、該ブレードが上記加圧
    室12の内圧の上昇に伴ってロータ外方へ付勢されるこ
    とで上記ブレード先端11bが上記ケーシングの内周面
    6a・6bと接触して回転することを特徴としたロータ
    リー排送ポンプ。 2、ブレード11の表面をウレタンゴムでコーティング
    した請求項1記載のロータリー排送ポンプ。
JP63327257A 1988-12-23 1988-12-23 ロータリー排送ポンプ Expired - Fee Related JPH07101036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63327257A JPH07101036B2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 ロータリー排送ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63327257A JPH07101036B2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 ロータリー排送ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02173375A true JPH02173375A (ja) 1990-07-04
JPH07101036B2 JPH07101036B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=18197092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63327257A Expired - Fee Related JPH07101036B2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 ロータリー排送ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07101036B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5259741A (en) * 1992-04-03 1993-11-09 Engineering Corporation Rotary drainage pump lubrication device and separator
JP2017020367A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 株式会社杉原工業 スラリーポンプ
GB2571794A (en) * 2018-03-09 2019-09-11 Gordon Hall Keith Split blane vane pump

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610954U (ja) * 1979-07-05 1981-01-30
JPS59130088U (ja) * 1983-02-21 1984-08-31 東京部品工業株式会社 ベ−ンポンプ用ベ−ン
JPS6295188U (ja) * 1985-12-04 1987-06-17

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5610954U (ja) * 1979-07-05 1981-01-30
JPS59130088U (ja) * 1983-02-21 1984-08-31 東京部品工業株式会社 ベ−ンポンプ用ベ−ン
JPS6295188U (ja) * 1985-12-04 1987-06-17

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5259741A (en) * 1992-04-03 1993-11-09 Engineering Corporation Rotary drainage pump lubrication device and separator
JP2017020367A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 株式会社杉原工業 スラリーポンプ
GB2571794A (en) * 2018-03-09 2019-09-11 Gordon Hall Keith Split blane vane pump

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07101036B2 (ja) 1995-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1016261B (zh) 旋转波形运动式空气压缩机
JPH02173375A (ja) ロータリー排送ポンプ
JPH07158574A (ja) 揺動型ロータリー圧縮機
US3130682A (en) Gear pump
US3762843A (en) Van type rotary hydraulic transducer
GB2125901A (en) Rotary positive-displacement gas-compressor
JPH09303252A (ja) 油圧ポンプ装置
KR100408152B1 (ko) 로터리 베인형 진공펌프의 실린더구조
KR960038127A (ko) 회전베인형 유체압기기
JPS63167089A (ja) ベ−ンポンプ
KR100360236B1 (ko) 스크롤 압축기의 가스누설 저감구조
JPH02130283A (ja) ロータリー排送ポンプ
JPS6179881A (ja) ベ−ンポンプ
CN1143719A (zh) 一种抽吸高真空度的方法
JPS5960093A (ja) スクロ−ル・コンプレツサ
SU989144A1 (ru) Вакуумный насос
KR100317378B1 (ko) 스크롤 압축기의 진공압축 방지장치
RU2137944C1 (ru) Жидкостно-кольцевая машина
JPH01155091A (ja) ベーン型回転圧縮機
JPH05288164A (ja) ロータリー排送ポンプの潤滑装置
KR200260080Y1 (ko) 공기압축펌프
KR100220004B1 (ko) 기어펌프 구조
KR200332480Y1 (ko) 베인형 공기압축기
JPS58222995A (ja) ポンプ装置
KR100389537B1 (ko) 로타리압축기의토출포트

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees