JPH02172959A - 4―アミノフェノール誘導体 - Google Patents

4―アミノフェノール誘導体

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JPH02172959A
JPH02172959A JP63330643A JP33064388A JPH02172959A JP H02172959 A JPH02172959 A JP H02172959A JP 63330643 A JP63330643 A JP 63330643A JP 33064388 A JP33064388 A JP 33064388A JP H02172959 A JPH02172959 A JP H02172959A
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JP
Japan
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lower alkyl
substituted
dimethylphenol
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Application number
JP63330643A
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English (en)
Inventor
Hirozumi Inoue
井上 博純
Hiroshi Kurokuzuhara
黒葛原 啓
Ichiro Ikezawa
池沢 一郎
Hoten Uchida
内田 奉典
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はりポキシゲナーゼ阻害剤として有用な新規4−
アミノフェノール誘導体及びその塩に関する。
(従来の技術) 従来、2.6−ジクロロ−4−アミノフェノール誘導体
、例えば2.6−ジクロロ−4−(3゜4.5−)リメ
トキシベンゾイル)アミノフェノールが免疫調整作用又
はP CA (passive cuta−neous
 anapbylaxis )抑制作用を有することは
知られている(特開昭6l−271268)。
(発明の構成及び効果) 本発明は次式で示される新規4−アミノフェノール誘導
体及びその塩に関する。
(但し、R1及びR3は低級アルキル基、低級アルカノ
イル基又はシクロアルキル基、Rsは低級アルキル基、
低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ基、ニトロ
基、水酸基、アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、低級
アルカノイルアミノ基及びフェニル基′から選ばれる1
〜5個の基で置換されたフェニル基又は1〜3個の低級
アルキル基で置換されたベンゾキノリル基、Yは単結合
手、低級アルキレン基又は低級アルケニレン基、ZOは
保護されていてもよい水酸基を表す、)本発明の目的物
(1)及びその塩は優れた5リポキシゲナ一ゼ阻害作用
を有し、抗アレルギー剤及び抗炎症剤として有用な医薬
化合物である。
本発明の目的物の好ましい例としては、−紋穴(1)に
おいて、ZOが置換もしくは非置換フェニル低級アルキ
ル基、置換もしくは非置換フェニル低級アルコキシカル
ボニル基、置換もしくは非置換フェニルスルホニル基及
び低級アルカノイル基から選ばれる基で保護されていて
もよい水酸基であるものがあげられ、より好ましい化合
物としては、R1及びRtが低級アルキル基、ZOが水
酸基又は置換もしくは非置換フェニル低級アルコ:トシ
基であるものがあげられる。
この内、さらに好ましい化合物としては、R3が低級ア
ルコキシ基、低級アルカノイルオキシ基、水fa基、ア
ミノ基及びジメチルアミノ基から選ばれる1又は2個の
基で置換されたフェニル基である化合物があげられる。
本発明において、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
低級アルカノイル基、低級アルカノイルアミノ基、ジ低
級アルキルアミノ基、低級アルカノイルアミノ基、シク
ロアルキル基、低級アルキレン基及び低級アルケニレン
基の例としては、それぞれ炭素数1〜4のアルキル基、
炭素数1〜4のアルコキシ基、炭素数2〜5のアルカノ
イル基、炭素数2〜5のアルカノイルオキシ基、炭素数
2〜8のジアルキルアミノ基、炭素数2〜5のアルカノ
イルアミノ基、炭素数3〜7のシクロアルキル基、炭素
数1〜・4のアルキレン基及び炭素数2〜4のアルケニ
レン基があげられる。
目的物(1)の塩としては、R3が水酸基lf換フェニ
ル基又はZOが水酸基である場合は、アルカリ金属塩(
例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類
金属塩(例えば、カルシウム塩等)、アルミニウム塩の
如き塩基性塩があげられ、またRコがアミノ基又はジ低
級アルキルアミノ基で置換されたフェニル基である場合
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩の如き無機酸付加塩
、酢酸塩、シュウ酸塩、ベンゼンスルホン酸塩の如き有
機酸付加塩があげられる。
本発明によれば、目的物(1)は、−紋穴(但し、R1
、R1及びZOは前記と同一意味を有する。) で示されるアニリン化合物又はその塩と一般弐HOOC
−Y−R3(1) (但し、R3及びYは前記と同一意味を有する。)で示
されるカルボン酸化合物、その反応性誘導体又はその塩
とを縮合反応させることによって製することができる。
アニリン化合物(II)又はその塩とカルボン酸化合物
(III)又はその反応性誘導体との縮合反応はペプチ
ド合成の常法に従い実施することができる0例えば、ア
ニリン化合物(II)又はその塩とカルボン酸化合物(
III)又はその塩との縮合反応は、適当な溶媒中、縮
合剤の存在下又は非存在下で実施することができる。ア
ニリン化合物(II)の塩としては無機酸付加塩及び有
機酸付加塩をいずれも好適に用いることができ、一方カ
ルボン酸化合物(III)の塩としては、アルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、第三級有機アミン塩、アルミ
ニウム塩、鉄塩等の塩基性塩を好適に用いることができ
る。縮合剤としては慣用の縮合剤をいずれも用いること
ができるが、とりわけN、N’−ジシクロへキシルカル
ボジイミド、N−シクロヘキシル−N”−モルホリノカ
ルボジイミド、N−エチル−N’−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド等を用いるのが望ましい。
一方、アニリン化合物(n)又はその塩とカルボン酸化
合物(III)の反応性誘導体との縮合反応は、例えば
、適当な溶媒中、脱酸剤の存在下又は非存在下で実施゛
することができる。カルボン酸化合物(III)の反応
性誘導体としては、対応する酸ハライド、混合酸無水物
、活性エステルなどをいずれも好適に用いることができ
る。脱酸剤としては、水酸化アルカリ金属、炭酸アルカ
リ金属、炭酸水素アルカリ金属の如き無機塩基、トリア
ルキルアミン、・N、N−ジアルキルアニリン、ピリジ
ン、N−アルキルモルホリンなどの有機塩基ヲいずれも
好適に用いることができる。
」二記のいずれの縮合反応も、反応に影響を与えない溶
媒(例えば、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、ジクロ1コメタン、酢酸エチル、ジメチルホルホギ
シド、ジオキナン等)中、水冷〜加温下で好適に進行す
る。
こうして得られた目的物(1)において、ZOが保護さ
れた水酸基である場合、所望により、当該保護基はその
種類に応じ、常法に従って適宜除去することができる。
また、目的物(1)は、所望とあれば、その置換基ない
し側鎖を常法により還元、アルキル化、アシル化、加水
分解もしくは酸化して相互に変換することも可能であり
、例えばYがアルケニレン基である目的物(1)は、還
元してYがアルキレン基である目的物(1)に変換する
ことができる。
あるいはR3がアミノフェニル基である目的物(■)は
、対応するニトロフェニル体を還元して製することもで
き、またR3がジ低級アルキルアミノフェニル基、低級
アルカノイルアミノフェニル基である目的物(1)は、
対応するアミノフェニル体を低級アルキル化もしくは低
級アルカノイル化して製することもできる。更に、目的
物(1)のウチ、R1がヒドロキシフェニル基である化
合物は、R3が低級アルコキシフェニル基である目的物
(+)を常法でエーテル加水分解して製することもでき
、またR3がベンゾキノリル基である化合物は、R1が
ジヒドロキシフェニル基である目的物(1)を空気酸化
して製することもできる。
かくし”ζ得られた本発明の目的物(1)又はその塩は
、5−リポキシゲナーゼ阻害活性、アレルギー性疾患の
症状を惹起する化学伝達物質であるS RS −A (
slow reacting 5ubstance o
r ana−pl+ylaxis)合成阻害作用、ロイ
コトリエンB、及びC4生成阻害作用並びにP A F
 (plateletacLivatinlHfact
or)誘発致死防護作用を示し、抗アレルギー剤及び抗
炎症剤として有用な医薬化合物である。
本発明の目的物(1)は遊離のまま又はその薬理的に許
容しうる塩のいずれでも医薬用途に用いることができる
が、とりわけ遊離の形で用いるのが好ましい。
本発明の目的物(り又はその薬理的に許容しろる塩は経
口的にも非経口的にも投与することができる。非経口的
に投与する場合の剤型としては、例えば、注射剤、軟膏
剤、エアゾール剤等が、経口投与する場合の剤型として
は、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤、乳剤、懸
濁液剤等があげられる。
目的物(1)又はその薬理的に許容しうる塩の投与量は
投与経路、患者の年齢、体重、状態及び疾患の種類など
によって異なるが、一般に0. 3〜300mg/kg
/日の範囲であるのが好ましい。
尚、原料化合物(IT)の内、R1及びR1の少なくと
も一つが低級アルカノイル基である化合物は、一般式 (但し、R1−及びR1+の少なくとも一つは水素原子
、他は低級アルキル基又はシクロアル;トル基を表す、
) で示されるフェノール化合物をフリーデル−クラフッ反
応の定法に従い低級アルカノイル化したのち、生成する
2−低級アルカノイルフェノール化合物(IV)の4位
を、常法により、二I・0化あるいはニトロソ化後、還
元して製することができる。
実験例1 5−1ボキシ゛ −ゼ ラットの培養好塩基球性白血病細胞株1?BL−1$4
11胞より5−リポキシゲナーゼを含む酵素液を調製し
、インドメタシン、塩化カルシウム、アデノシン三リン
酸及び被検物質の存在下、放射性標識したアラキドン酸
を基質として反応させた。反応液の一定層を薄層上にス
ポットして展開分N後、酵素反応産物5−11ETE(
5−ヒドロ;トシエイコサテトラエン酸)画分の放射活
性を測定することにより5−リポキシゲナーゼ活性の指
標とした。被検物質の5−リポキシゲナーゼ阻害活性は
、対照試験における反応を50%抑制する濃度IC1゜
(8M)で表示した。
(Biochimica et fliophysic
a Acta 795巻458頁(1984年)記載の
M、Furukawaらの方法〕第1表 (表中、Meはメチル基、Acはアセチル基を表す。
以下同様、) 実験例2 0イコ  エンC 卵白アルブミンで感作したモルモットの肺を細片とし、
被検物質及びインドメタシンの存在下卵白アルブミンと
反応させて生ずるロイコトリエンC4を溶媒抽出し、ラ
ジオイムノアッセイにより定置した。被検物質のロイコ
トリエンC4生成阻害作用は、検体濃度10−’Mにお
ける阻害%で表示した。
実験結果は下記第2表記載の通りである。
7−−′ 実験例3 0イコ 1エンB モルモットにカゼインを腹腔内投与することにより好中
球を主体とする細胞の浮遊液を調製し、被検物質の存在
下アラキドン酸及びカルシウムイオノフオアA2318
7と反応させた。生成されたロイコトリエンB4は、溶
媒抽出後、高速液体クロマトグラフィーを用いて標準ロ
イコトリエンB4に相当するピークの面積より定量した
。被検物質のロイコトリエンB、生成阻害作用は、濃度
10−’Mにおける阻害%で表示した。
(Prostagrandins 31巻358頁(1
986年)記載のM、B、Douglassらの方法) 実験結果は下記第3表記載の通りである。
実験例4 PAF’     優作囲− マウス腹腔内に被検物質を投与し、30分後にLD?。
相当量のPAPを尾静脈より投与して、PAF投与1時
間後の生存率を求めた。
下記第4表記載の化合物は、30■g7Kgの投与で生
存率100%を示した。
第4表 実施例1゜ 4−ベンジルオキシ−3,5−ジメチルアニリン1.6
gのジメチルホルムアミド 、氷冷下に炭酸水素カリウム1.17gを加え、ついで
3,4−ジアセトキシシンナモ・イルクロリド2.0g
のジメチルホルムアミド10d溶液を5〜7°Cで滴下
後、室温で2時間撹拌する.反応液を氷水中に注ぎ、1
0%塩酸でpH1とし酢酸エチルで抽出する.抽出液を
水洗、乾燥後濃縮し、残渣をメタノールから再結晶して
N−(3.4−ジアセトキシシンナモイル)−4−ベン
ジルオキシ−3.5−ジメチルアニリン2.64gを得
る。
M.p.125 〜127 °C Ma s s  (m/e)  :  473.  3
82NMR (CDC ts  )  δ :2.29
(S,1211)、  4.79(5.211)、  
6.41(d.1611z,Ill)、  7.25(
S.511)。
7、35(3.211)、  7.32  〜7.50
(m.311)実施例2 アルゴン気流下、4−アミノ−2. 6−ジメチルフェ
ノール600mgのテトラヒドロフラン20ml溶液に
水冷下、3−メトキシ桂皮酸779IIIgを加え、つ
いでジシクロへキシルカルボジイミド902mg,l−
ヒドロキシベンゾトリアゾール118 tngを加え、
室温で終夜撹拌する。反応液に酢酸エチルを加えた後、
10%塩酸、水、5%炭酸水素ナトリウム及び水で洗浄
し、乾燥後濃縮する。
残渣を酢酸エチル−n−ヘキサンから再結晶して4(3
−ノドキシシンナモイル)アミノ−2.6−ジメチルフ
ェノール890■を得る。
M.ρ. 195.5〜197℃ M a s s (m/ e )  : 297. 1
61, 137NMR  (DMSO−di  )  
δ: 2.15(S,611)、  3.80(S.3
11)、  6.77(d.1511z,III)、 
 7.24(S,211)、  7.4’)(d. 1
511z. III)実施例3 水冷下に2.5−ジットキシ桂皮酸4.16gをアセト
ニトリル50dに溶解し、トリエチルアミン3.03g
,次いでジエチルフォスフォロクロリデ−1−4.13
gを加え、1時間撹拌したのち、4−アミノ−2.6−
ジメチルフェノール274gを加え室温で反応する.反
応終了後、氷片を加え、次いで5%炭酸水素ナトリウム
水溶液を加え析出する結晶をろ取し、イソプロピルエー
テルで洗浄する.j斗られた結晶を酢酸エチルから再結
晶して、4−(2.5−ジメトキシシンナモイルアミノ
)−2,(3−ジメチルフェノール4。
64gを白色結晶として得る。
M.  p. 198.5〜199.5℃(分解)Ma
 s s (m/ e)  :327. 191. 1
76、 137金物を得る。
第5表 NMR  (DMSO−di  )  δ: 2.16
(S.611)、  3.76(5.311)、  3
.82(5.311)、  6.81(d,15.81
1z。
III)、  6.93−7.08(m.  311)
、  7.25(S,211)。
7、72(d. 15.811z. ill)実施例4
〜14 対応原料化合物を実施例1、実施例2又は実施例3と同
様に処理して第5表及び第6表記載の化(表中、phは
フェニル基を表す、以下開襟、)第6表 ロビオニル〕アミノー2,6−シメチルフエノール58
■を得る。
M、  p、 118〜119℃ Ma s s (m/e)  :385NMR(CDC
Is )  δ:2.19(S、611)、 2.27
(S、611)、 2.56(t、711z、211)
、 3.03(t、711z、211)、 7.08(
S、211) 実施例16〜19 対応原料化合物を実施例15と同様に処理して第7表記
載の化合物を得る。
第7表 実施例15 N−(3,4−ジアセトキシシンナモイル)4−ヘンシ
ルオキシ−3,5−ジメチルアニリン100mgをエタ
ノール5Idl及びテトラ上1′ロアラン5dの混液中
、10%パラジウム−炭素30mgの存在下常温常圧で
接触還元する0反応終了後パラジウムー炭素を濾去し、
テトラヒドロフランで洗浄する。濾1夜及び洗液を減圧
濃縮し、残渣をイソプロピルエーテル−〇−ヘキサンよ
り再結晶して4− (3−(3,4−ジアセトキシフェ
ニル)プ実hs例20 4−(4−ニトロシンナモイル)アミノ−2゜6−ジツ
チルフエノール10gのジメチルホルムアミド10〇−
溶液に10%パラジウム−炭素3gの存在下、50〜6
0℃で常圧水素中、接触還元する0反応終了後パラジウ
ムー炭素を濾去し、濾液から溶媒を留去し、残渣をエタ
ノール−イソプロピルエーテルから再結晶して4− (
3−(4アミノフエニル)プロピオニルコアミノ−2゜
6−シメチルフエノール6.78gを得る。
M、  p、190〜191.5 ℃ M a s s  (m/ e ) : 284(M”
)+  137NMR(DMSO−d、)δ: 2.1
2(S、6+1)、  2.69(t、5.5112,
211)、  6.47(d、8.311z、2]1)
  6.87(d、8.311z、211)、  7.
10(S、211)実施例21 4−(4−ニトロシンナモイル)アミノ−2゜6−シメ
チルフエノール3.0gをエタノール50I11ニ懸濁
し、塩化スズ(II)二水和物8.7gを加えて加熱還
流する0反応液を氷水に注ぎ、炭酸カリウムでアルカリ
性とする。結晶を濾取し、酢酸エチルから再結晶して4
−(4−アミノシンナモイル)アミノ−2,6−ジメチ
ルフェノール1、OOgを得る。
M、P、180〜182°C M a s s (m/ e ) : 282(H”)
、 146.137N M R(D M S 0−dh
)δ: 2.15(S、611)、 6.44(d、1
611z、111)、 6.56(d、711z、21
1)、 7.23(S、2II)、  7.27(d、
711z、211)、  7.36(d、1611z、
111)実施例22 4−(3−メトキシシンナモイル)アミノ−26−シメ
チルフエノール1.2gのジクロロエタン100d溶液
に一78°Cで三臭化ホウ素5゜0gのジクロロエタン
5M1溶液を加える。同温で30分撹拌後、室温で1時
間撹拌する0反応液を氷水に注ぎ析出具を濾取し、酢酸
エチルから再結晶して4−(3−ヒドロキシシンナモイ
ル)アミノ−2,6−ジメチルフェノール66011g
を得る。
M、ρ、215〜21B ’C(分解)M a s s
 (m/ e ) : 2B3.14’L 137NM
R(DMSO−d、)δ: 2.15(5,6+1)、
  6.69(d、1611z、III)、  7.2
3(5,211)、  7.41(d、1611z。
III) 実施例23〜25 対応原料化合物を実施例22と同様に処理して第8表記
載の化合物を得る。
第8表 ルー1.4−ベンゾキノン−6−イル)ペンクツイルア
ミノ]−2,6−シメチルフエノールを得る。
M、  p、 131〜133°C(酢酸エチル−ヘキ
サン)Ma s s  (m/e)  :  369.
137実施例26 4− (5−(3,4,6−1−ジメチル−2,5・−
ジヒ1′ロキシフェニル)ペンタノイルアミノ〕2.6
−ジメチルフェノールを空気中で酸化させるとにより4
−(5−(2,3,5−1リッチNMR(DMSO−d
、)δ: 1.24−1.75(si、  411)、
、1.93(s、  611)、  1.96(s、 
 311)、  2.12(s。
G11)、  2.1−2.5(w、  411)、 
 7.09(s、  211)実施例27 4− (3−(3−メトキシフェニル)プロピオニルコ
アミノ−2,6−シメチルフエノール740■及びエチ
ルメルカプタン230■のジクロロメタン5Qsffi
懸濁液にアルゴン気流中、水冷撹拌下で塩化アルミニウ
ム1.17gを加え、室温で2時間撹拌する0反応液に
氷を加えクロロボルム−エタノールで抽出し、乾燻後、
?a縮する。残渣をシリカゲルクロマ1グラフイーで?
#製〔溶媒:イソブト1ビルエーテルーエタノール(1
0: 1)〕シ、エタノール−イソプロピルエーテルか
ら再結晶して4− (3−(3−ヒドロキシフェニル)
プロピオニルコアミノ−2,6−シメチルフエノール4
33+gを得る。
M、p、131〜132℃ M a s s (m/ e ) : 2B5.137
゜NMR(DMSO−dh)δ: 2.11(S、6+
1)、 2.79(L、?11z、211)、 2.5
 (211)、 7.09(S、211)実施例2日 4−〔2−メチル−3−(4−メトキシフェニル)プロ
ピオニルコアミノ−2,6−シメチルフエノールを実施
例27と同様に処理して4−〔2メチル−・3−(4−
ヒドロキシフェニル)プロピオニル)アミノ−2,6−
ジメチルフェノールを得る。
M、p、1(io〜162℃ M a s s (m/ e ) : 299+ 13
7゜NMR(DMSO−dh)δ: 1.01(d、5
.?lIz、311)。
2.11(S、611)、 2.3−3.0(s+、3
11)、 6.63(d。
8.6112.211)、  6.98(d、8.61
1z、211)、  7.06(S、2+1) 実施例29 4− (3−(4−アミノフェニル)プロピオニルコア
ミノ−2,6−シメチルフエノール2. 0gをホルマ
リン(ホルムアルデヒドの37%水溶液)5.6mと共
にアセトニトリル30−中に溶解し、シアノ水素化ホウ
素ナトリウムを加えて、さらに酢酸0.7−をゆっくり
と加える0反応液を室温で2時間撹拌後、水で希釈しテ
トラヒドロフラン−酢酸エチルで抽出する。抽出液を乾
燥後、濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(
酢酸エチル−n−ヘキサン(1: 1) )で精製する
。溶出液から得られる結晶を酢酸エチル−n−ヘキサン
から再結晶して4− (3−(4−C’)Jチルアミノ
)フェニル〕プロピオニル)アミノ−2,6−シメチル
フエノール1.8gを得る。
M、p、178〜179℃ M a s s (m/ e ) : 312+ 13
7゜NMR(DMSO−d、)δ:  2.12(S、
611)、  2.83(3,611)、  2.7−
2.95(s、211)、  6.63(d、8,51
1z、211)、  7.05(d、8.51(z、2
11)、  7.10(S、211)実施例30 4− (3−(4−アミノフェニル)プロピオニルコア
ミノ−2,6−シメチルフエノール2. 0g及びトリ
エチルアミン2.13gのテトラヒドロフラン45m溶
液に、水冷下にアセチルクロリド0.61gを加えて1
時間反応させる0反応液に水を加え酢酸エチルで抽出し
、抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去する。残渣をエタ
ノール−酢酸エチルより再結晶して4− (3−(4−
アセチルアミノフェニル)プロピオニルコアミノ−2゜
6−シメチルフエノール1.96gを得る。
M、  p、 218.5℃(分解) M a s s (m/ e ) + 326(M”)
、 137NMR(DMSO−a、)δj 2.12(
5,611)、  2.01(3,3H)、  7.0
8(5,211)、  7.13(d、8.511z、
2If)、  7.47(d、8.5z、211)参考
例1 (1)2−n−プロピルフェノール50gの塩化メチレ
ン溶液にトリエチルアミンを加え、さらに、水冷下、ア
セチルクロリドの塩化メチレン溶液を加え、攪拌したの
ち、洗浄、乾燥、溶媒を留去する、残渣にクロロベンゼ
ン、ついで塩化アルミニウムを加え還流する。冷却後、
反応液に氷片を加え、10%水酸化ナトリウム水溶液で
アルカリ性とし、室温で攪拌、アルミニウムコンプレッ
クスを分解する。ついで、10%塩酸でpH4としたの
ち、エーテルで抽出し、洗浄、乾燥後、減圧:a縮する
。残渣をシリカゲルカラムで分離生成して、6−アセチ
ル−2−(n−プロピル)フェノール30.1gを油状
物として得る。
(2)硝M銅(n)  ・3水和物を無水酢酸と室温で
撹拌し、コンプレックスを作る。一方、上記(])で得
られた生成物14gの無水酢M溶液に、水冷下、上記コ
ンプレックスを加える。室温で撹拌したのち、氷水中に
注加し、酢酸エチル抽出、洗浄、乾燥後、溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルカラムで精製して、6−アセチル
−4−ニトロ−2(0−プロピル)フェノール10gを
油状物として得る。
(3)上記(1)で得られた生成物10gのエタノール
溶液に、塩化スズ・2永和物を加え、還流する。
冷却後、5%炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酪酸エ
チル抽出し、洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、残渣を塩酸
塩にして、G−アセチル−4−アミノ−2−(n−プロ
ピル)フェノール・塩酸塩8゜7gをi)る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1及びR^2は低級アルキル基、低級アル
    カノイル基又はシクロアルキル基、R^3は低級アルキ
    ル基、低級アルコキシ基、低級アルカノイルオキシ基、
    ニトロ基、水酸基、アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基
    、低級アルカノイルアミノ基及びフェニル基から選ばれ
    る1〜5個の基で置換されたフェニル基又は1〜3個の
    低級アルキル基で置換されたベンゾキノリル基、Yは単
    結合手、低級アルキレン基又は低級アルケニレン基、Z
    Oは保護されていてもよい水酸基を表す。) で示される4−アミノフェノール誘導体又はその塩。 2、R^1及びR^2が低級アルキル基、ZOが水酸基
    又は置換もしくは非置換フェニル低級アルコキシ基であ
    る請求項1記載の4−アミノフェノール誘導体又はその
    塩。
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