JPH021726A - エステル末端停止ポリカーボネート - Google Patents

エステル末端停止ポリカーボネート

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JPH021726A
JPH021726A JP63307085A JP30708588A JPH021726A JP H021726 A JPH021726 A JP H021726A JP 63307085 A JP63307085 A JP 63307085A JP 30708588 A JP30708588 A JP 30708588A JP H021726 A JPH021726 A JP H021726A
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JP
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group
formula
tables
formulas
chemical formulas
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JP63307085A
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English (en)
Inventor
Niles Richard Rosenquist
ナイルズ・リチャード・ローゼンクイスト
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/18Block or graft polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation
    • C08G64/14Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation containing a chain-terminating or -crosslinking agent

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリカーボネート樹脂に関し、そして更に詳し
くはエステル基で末端停止されたポリマー鎖を含むポリ
カーボネート樹脂、それらの製造法及びそれらのヒドロ
キシル末端基を含むポリカーボネートの製造における利
用に関する。
・−・の  なfll 本発明に対する先行技術ではないが、ヒドロキシルポリ
カーボネート樹脂及びそれらの5J ti法が、198
6年12月8日にビルレス(Pyles) 、ロンシリ
−(Longely)及びハサウエイ(Hathawa
ylにより提出された現在r’la%係属中の米国特許
出願第939゜391号の明細書に記載されている。そ
の製造法は、ヒドロキシル末端停止ポリカーボネート樹
脂を生成させるための2樹脂製造における連鎖停止剤と
して、例えば式(■): (式中R′はアルキレン基又はアリーレン基を表わす) で示される様なモノ保護ビスヒドロキシル化合物の使用
及びその後の保護基の除去を必要とする。
これらのヒドロキシ末端停止樹脂は、その後ヒドロキシ
基での反応を経てポリマーブレンド及び共重合体の製造
に宵月な反応性末端基樹脂に転化される。他のヒドロキ
シル末端停止ポリカーボネートも、本発明に先行して知
られている。しかし、ヒドロキシル基末端停止ポリカー
ボネート樹脂は、一般に、そして有利で良く知られた界
面重合反応で直接製造される場合には特に製造が困難で
ある。
従来からこの方法において、当量過剰のハロゲン化カル
ボニルをビスフェノール及びモノ官能性連鎖停止剤と反
応させるのが最も有利であるために、困難が生ずる。し
かし、この方法 で直接ヒドロキシル末端停止樹脂を製造するため、連鎖
停止剤は省略され、そして僅かに当世未満のハロゲン化
カルボニルが必要とされる。ハロゲン化カルボニル添加
速度の調節及びハロゲン化カルボニルの副反応及び揮発
への損失の調節が困難なため、ヒドロキシ末端基量及び
樹脂分子量の調節が困難となる。
本発明方法は、界面重合でのモノエステル末端基を含む
ポリカーボネート樹脂の製造を可能にする。得られるポ
リマーは、ヒドロキシル基末端停止ポリカーボネートの
製造において有用な末端基構造を有し、前記ヒドロキシ
ル基本端停■トポリカーボネートは広範な官能化ポリカ
ーボネート樹脂及びポリカーボネート樹脂共重合体の製
造に使用できる。
ILの」(塞 本発明は、界面重合条件下、分子量を調節する割合の式
 (Ill: (式中Rは熱分解時にβ−説離に従い 得るヒドロカービル基を表わす) の化合物の存在下で二価フェノールをハロゲン化カルボ
ニルと反応させることを含む、エステル基で木端停止さ
れたポリマー鎖を含むポリカーボネート樹脂の製造法か
ら成る。好ましくは、Rは熱分解による除去に従い得る
アルキル基又はシクロアルキル基を表わす。
そのほか、本発明は前記製造法の製品、熱分解生成物、
及びこれらの官能化ポリカーボネート樹脂d脂及び共重
合体製造における用途から成る。
本明細書中で用いられる「ヒドロカービル基」という用
語は、母体炭化水素から水素原子を取り除いて得られる
1価の成分を意味する。脂肪族ヒドロカービル基の代表
例は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基及びこれらの異性体形等を包含する1乃至9個の炭
素原子を含むアルキル基ニジクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロ
へブチル基、シクロオクチル基等を包含する3乃至8個
の炭素原子を含むシクロアルキル基:2−メチルシクロ
プロピル基、 3.4−ジメチルシクロヘキシル基等を
包含する4乃至12個の炭素原子を含むアルキル1le
t換シクロアルキル基:3−へキセニル基等を包含する
3乃至9個の炭素原子を含むアルケニル基:及びフェネ
チル基、フェンプロピル基、フェンブチル基等を包含す
る7乃至10個の炭素原子を含むアラルキル基などであ
る。好適なヒドロカービル基は、例えばイソプロピル基
及びシクロヘキシル基など、式 (II)の構造中のす
キサ原子に対してベータ位の炭素上に1個の水素原子を
有する。
の 適な態 の−な ポリカーボネートy脂及びそれらの界面重合による製造
法が良く知られており、例えば米国特許第3.028.
365号、同 3.334.154号、同3.275゜
601号、同3.915.926号、同3.030.3
31号、同3169、121号、同3.027.814
号及び同4.188.314号各明細書に示されている
詳細な事項が参照される。
一般的に、前記界面重合の方法は二価フェノールのハロ
ゲン化カルボニル(炭酸エステル前駆物質)との反応か
ら成る。
前記製造法の反応条件は変動し得るが、好適な方法のい
くつかは、典型的にフェノール反応物質を水不混和性溶
媒中に溶解又は分散させること及び適宜の触媒及び水性
苛性溶液の存在下、そして調節されたp+(条件下で航
記反応物質をホスゲン等の炭酸エステル面駆物りτと接
触させることをGも、最も訝通に用いられろ水不混和性
溶媒は、塩化メチレン、 1.1−ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、トルエン等を包含する。
法も良く知られている。上記二価フェノールの代使用さ
れる触媒は、二価フェノール反応物質の炭酸エステル前
駆物質との重合速度を高める0代表的で、しかしこれら
に限定されない触媒の例は、トリエチルアミン等の第三
級アミン、第四級ホスホニウム化合物、第四級アンモニ
ウム化合物等を包含する0本発明に係わるポリカーボネ
ート樹脂の好適な製造法は、ホスゲン化反応を含む、ホ
スゲン化反応が進行する温度は、0℃より低い温度から
100℃を超える温度までの範囲で変動し得る。ホスゲ
ン化反応は、好ましくは室温(25℃)乃至50℃の温
度で進行する0反応が発熱性であるため、ホスゲンの添
加速度が反応温度を調節するために用いられ得る。必要
とされるホスゲンの世は、−船釣に二価フェノールの世
、そしてそのほかに存在する何れかのジカルボン酸の量
次第で決められる。
本発明に係わるポリカーボネート樹脂の製造に使用され
る二価フェノール反応物質は一船釣に良く知らた化合物
であり、同様にそれらの製造表側は、一般式 (111
1: (式中Aは1乃至約15個の炭素原子 を含む2価の炭−化水素基、l乃至約 15個の炭素原子を含むハロゲンで 置換された2価の炭化水素基及び 等の二価の基から成る群から選ばれ、 式 (IIIJ中の各Xは夫々ハロゲン原子、l乃至約
8個の炭素原子を含む アルキル基、6乃至18個の炭素原 子を含むアリール基N7乃至約14 個の炭素原子を含むアラルキル基 等のヒドロカービル基、l乃至約8 個の炭素原子を含むオキシアルキル 基及び6乃至19IIiの炭素原子を含むオキシアリー
ル基から成る群から 選ばれ、醜はO又はlであり、そし てyはO乃至4の整数である) のフェノール性ジオールである。
有利に使用されるいくつかの二価フェノールの代表例は
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、
4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)へブタン、2
.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニ
ル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,゛
・−ジブロモフェニル)プロパン等のビスフェノール:
ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス(’3
.5−ジクロロー 4−ヒドロキシフェニル)エーテル
等の二価フェニルエーテル、p、 p’ −ジヒドロキ
シビフェニル、3.3j −ジクロロ−4,41−ジヒ
ドロキシビフェニル等のジヒドロキシジフェノール:ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3,5
−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン等のジ
ヒドロキシアリールスルホンニレツルシノール及びハイ
ドロキノン等のジヒドロキシベンゼン:1.4−ジヒド
ロキシ−2,5−ジクロロベンゼン、 !、4−ジヒド
ロキシー 3−メチルベンゼン等のハロー及びアルキル
−置換ジヒドロキシベンゼン:及びビス(4−ヒドロキ
シフェニル)スルフィド及びビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホキシド等のジヒドロキシジフェニルスルフ
ィド及びスルホキシドである。様々なそのほかの二価フ
ェノールも入手可能であり、そして米国特許第2、99
9.835号、同3.028゜365号及び同3.15
3.008号各明細書に開示されている。勿論、2Fg
!又はそれ以上の異なる二価フェノール又は二価フェノ
ールとグリコールの組を使用することも可能である。
好適な式 B r Bの二価フェノールは、4.4ノー
ビスフエノール類である。
本発明に係わる樹脂の製造に使用される炭酸エステル前
駆物質は、ハロゲン化カルボニル、炭酸ジアリール又は
ビスハロホルマートであり得る。ハロゲン化カルボニル
は、臭化カルボニル、塩化カルボニル及びそれらの混合
物を包含する。
ビスハロホルマートは、 2.3−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、ハイドロキノン等のビスクロロ
ホルマートなどの二価フェノールのビスハロホルマート
、又はエチレングリコール、ネオペンチレンゲリコール
、ポリエチレングリコール等のビスクロロホルマートな
どのグリコールのビスクロロホルマートを包含する。使
用しくJる炭酸ジアリールの代表例は、炭酸ジフェニル
及び炭酸ジ(トリル)等の炭酸ジ(アルキルフェニル)
である、適切な炭酸ジアリールのいくつかのそのほかの
非限定的な例は、炭酸ジ(ナフチル)、炭酸フェニルト
リル等を包含する。
好適な炭酸エステル前駆物質はハロゲン化カルボニルで
あり、ホスゲンとしても知られている塩化カルボニルが
好適なハロゲン化カルボニルである。
本明細書で用いられる用語「ポリカーボネート」は、コ
ポリエステル−ポリカーボネート、即ち式・ (式中りは重合反応に使用され る二価フェノールの2価の芳 香族基である) の繰返しポリカーボネート鎖単位に加えて、例えば式: (式中Rは以下に定義される とおりである) の反復、即ち繰返しカルボン酸エステル単位な含む樹脂
を包含する。
WM己コポリエステル−ポリカーボネート樹脂もまた、
当該技術分野の熟達者に良く知られた界面重合法によっ
て製造され、例えば米国特許第3、169.121号及
び同4.487.896号各明細書が参照される。
一般的に、コポリニス、チル−ポリカーボネート樹脂は
ポリカーボネートホモポリマーの製造に関して前述した
とおりに、しかし水不混和性溶媒中での添加された二官
能性カルボン酸(エステル前駆物質)の存在下で製造さ
れる。
一般的に、線状ポリエステルの製造に従来から使用され
ている全ての二官能性カルボン酸くジカルボン酸)を本
発明に係わるコポリエステル−カーボネート樹脂の製造
に使用することができる。一般的に、使用し得る二官能
性カルボン酸は脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸及
び脂肪族−芳香族カルボン酸を包含する。これらの酸は
良く知られており、そして例えば米国特許第3゜+69
. [1号明細書に開示されている。上記二官能性カル
ボン酸の代表例は、式 (IVI  :の二官能性カル
ボン酸である1式中、Rはアルキレン、アルキリデン又
は脂環式基、エチレン性不飽和を含むアルキレン、アル
キリデン又は指環式基、フェニレン、ビフェニレン等の
芳香族基、アルキレン又はアルキリデン基等の非芳香族
結合を介して連結された2個又はそれ以上の芳香族基、
そしてトリレン、キシレン等の2価のアラルキル基であ
る。Rは、カルボキシル又はヒドロ! キシル基である0文字qは、Rがヒドロキシル基の場合
は整数1.Rがカルボキシル基の場合はO又はlを表わ
す。
使用される好適な二官能性カルボン酸は、芳香族ジカル
ボン酸である。とりわけ有用な芳香族ジカルボン酸は、
一般式 (V): で表わされるものである1式中jは、0乃至4の値を有
する正の整数であり、そして各R3は夫々アルキル基、
好ましくは低級アルキル基(l乃至約5個の炭素原子を
含む)から成る群から選ばれる。
単一の酸と同様に、これらの二官能性カルボン酸の混合
物も使用し得る。従って、本明細書中で二官能性カルボ
ン酸という用語が使われている場合、この用語が個々の
カルボン酸と同様に2種又はそれ以上の異なる二官能性
カルボン酸の混合物をも包含すると理解されるべきであ
る。
芳香族ジカルボン酸として最適なのは、イソフタル酸、
テレフタル酸及びこれらの混合物である。
二官能性カルボン酸自体を使用するよりも、前記酸の反
応性誘導体を使用することができるし、そしてしばしば
−層好ましい、これら反応性誘導体の例は、酸ハライド
である。好適な酸ハライドは、酸ジクロリド及び酸ジブ
ロミドである。従って、例えばイソフタル酸、テレフタ
ル酸又はこれらの混合物を用いる代りにイソフタロイル
ジクロリド、テレフタロイルジクロリド及びこれらの混
合物を使用することができる。
本発明に係わるコポリエステル−カーボネート樹脂を製
造するのに使用される反応物質の割合は、製品樹脂の企
図された利用法に応じて変動し得る。当該技術分野の熟
達者は、前記引用された米国特許明細書に記載されてい
る様に宵月な割合を知っている。一般的に、エステル結
合の世は炭酸エステル結合に対して約5乃至約90モル
パーセント、好ましくは約35乃至約80モルパーセン
トであり得る1例えば、イソフタロイルジクロリド4モ
ル及びホスゲン1モルと完全に反応した5モルのビスフ
ェノール−Aは、80モルパーセントがエステル結合で
あるコポリエステル−カーボネートを与える。
その他に本発明の範囲内に包含されるのは、ランダムに
枝分れしたポリカーボネート樹脂である。
この熱可塑性のランダムに枝分れしたポリカーボネート
を得るには、炭酸エステル前駆物質及び非必須随意にエ
ステル前駆物質も含まれる反応混合物中で、少量(典型
的には使用される二価フェノールの量を基準として0.
05乃至2モルパーセント)の多官能性芳香族化合物が
、二価フェノールとの共反応物質となる。これらの多官
能性芳香族化合物は、ヒドロキシル、カルボキシル、カ
ルボン酸無水物、ハロホルミル又はこれらの混合物であ
り得る。これら多官能性化合物のいくつかの例示的で非
限定的な例は、トリメリド酸無水物、トリメリド酸、ト
リメリチルトリクロリド、4−クロロホルミルフタル酸
無水物、ピロメリト酸、ピロメリト酸二無水物、メリト
酸、メリト酸無水物、トリメシン酸、ベンゾフェノンテ
トラカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水
物等を包含する。ランダムに枝分れしたポリカーボネー
トを製造するのに宵月な他の有機多官能性化合物が、米
国特許第3.635.895号及び同4.00+、 1
84号各明細書に開示されている。
従来からのポリカーボネート製造の界面正合法において
、通常1分子量刑節剤(連鎖停止剤)が炭酸エステル前
駆物質との接触の前又は接触の間に反応混合物に添加さ
れる。有用な分子ff1F1節剤は、これらに限定され
ないがフェノール、クロマン−11パラターシャリ−ブ
チルフェノール、p−クミルフェノール等のm個フエノ
ールを包含する1分子量刑節の方法は当該技術分野で良
く知られており、そして本発明に係わる樹脂の分子量を
調節するために使用される。
本発明方法は、新規な連Sr1停止剤の使用によって従
来からのポリカーボネート製造に関する界面重合法から
逸脱している。単一の連鎖停止F剤として、又は1種又
はそれ以上の前記公知の連鎖停止剤との組合せで使用さ
れるのは、式 (Ill:(式中Rは前述の意味を有す
る) のエステル化合物である0反応混合物に加えられる式 
(III の化合物の割合は変動し得るが、しかし通常
は二価フェノール反応物質の0.5乃至25重世パーセ
ントの範囲内である。
式 (II)の化合物は、それらの製造法と共に一般に
良く知られている。一般的に、式 fl 11の化合物
はこの半エステルを得るための前記式(V)(式中Jは
Oである)の対応するジカルボン酸の部分エステル化に
よって製造され得る。エステル化は、式 (Vl)  
: R−OH (式中Rは前述の意味を有する) のアルコールによる。
環置換基が互いにオルト位にある式 (II)の化合物
も2無水フタル酸と等モル割合の式(Vllのアルコー
ルとの反応によって′A逍され得る0反応は、化学世論
割合の反応物質を混合し、そして該混合物をそのままで
、あるいは不活性有機溶媒の存在下で、好ましくは約l
OO乃至200℃に加熱することにより行なわれ得る0
本明細書中で用いられる「不活性有機溶媒」という用語
は、反応物質との反応に介入したり、あるいは所望され
る反応経路に悪影響を与えたりしない反応物質用の有機
溶媒を意味する。不活性有機溶媒の代表例は、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等である。一般的
な方法が、米国特許第3.578゜638号明細書に記
載されている。
式 (Vりのアルコールは良く知られている0式 (V
llのアルコールの代表例は、エタノール、イソプロパ
ツール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、フェネチ
ルアルコール等である。
当該技術分野の熟達者は、以上に示された説明から本発
明に係わるポリカーボネート樹脂が図式 (Vll) 
: (式中Rはご沢までそれに届すると された意味を有する) で表わされ得ると理解する0式 (V I I )の末
端キャップされたポリカーボネート樹脂は、ポリカーボ
ネートブロック共重合体の製造に有用なカルボン酸末端
停止ポリカーボネート樹脂の中間体として有用である。
これらの式 (Vll1の樹脂の用途は、式 (VII
l中のRが水素原子を表わす一層進んだ中間体(過渡的
)ポリマーを得るため 式 (v I I lの樹脂の
熱分解によってもたらされる。か<シ”c’。
前記式 (I I)の化合物で末端キャップされた本発
明に係わるポリカーボネートが熱分解、即ちR基の除去
を成し遂げるのに十分な時間(通常は5乃至60分)の
ioo乃至350℃、好ましくは200乃至300℃の
温度への暴露により本発明の中間体過渡的樹脂に転化さ
れる。R基を除去するための熱分解条件下で、カルボキ
シル基が生成する。この活性カルボキシル基は、隣接す
るポリカーボネート樹脂鎖と直ちに反応し得る。これの
交換反応は、CO□H基がエステル基へ転化し、そして
元の炭酸エステル又はエステル官能基から誘導される新
たなヒドロキシル末端基が生成する結果となる。かくし
て、本発明はそのほか図式%式%) のFM脂を包含する。触媒割合のエステル交換反応触媒
が、前記交換を促進するために存在し得る。
触媒割合は2通常前記樹脂組成物の約0.00001乃
至0.01重世部の範囲内である。有用なエステル交換
反応触媒は、従来からエステル交換反応に使用されてい
る塩基性触媒である。上記触媒の代表例は、例えば水酸
化リチウム等のアルカリ及びアルカリ土類金属の酸化物
、水素化物、水酸化物又はアミドである。そのほか、例
えば酸化亜鉛等の塩基性金属酸化物である。エステル交
換反応触媒のそのほかの代表例は、ステアリン酸リチウ
ム等の弱酸の塩:テトラオクチル=チタナート等の有機
チタン触媒ニジブチルスズニオキシド等の有機スズ触媒
:例えば米国特許箱4.330.669号及び同4、3
95.062号各明細書に記載されているものの様なア
ルミニウム又はホウ素アニオン含有触媒などである。
かくして得られる樹脂は、官能化ポリカーボネート樹脂
及び多種多様の熱可塑性樹脂(例えばポリアミド、ポリ
エステル、ポリウレタン等)とのブロック共重合体の製
造に使用され得る。
前述の本発明に係わるポリカーボネート樹脂は、約10
.000乃至約200.000、好ましくは約30、0
00乃至約 150.000のffi量平均分子盟及び
塩化メチレン中、25℃で測定して少なくとも約0.3
dR,7g、好ましくは約0.45乃至約1、40  
dll/ gの固有粘度を有し得る。
以下の実施例及び製造例は、本発明の製造及び利用の態
様及び方法を説明し、そして本発明の実施について本発
明者の意図するベスト・モードを示しているが、しかし
本発明を限定するものと解釈されるべきではない、報告
されているものについて、以下の試験が行なわれた。
11組瓜 固有粘度は、25℃の温度、塩化メチレン中で測定され
、そしてデシリットル/グラム(dj!/g)の単位で
報告されている。
ヒドロキシル−基 ヒドロキシル末端基分析は、ニコレット1Nicole
tl 1705xスペクトロメーターを用いて3584
 cm−’での赤外吸収分析によって行なわれた。ヒド
ロキシル量は5既知の濃度のビスフェノール−Aが添加
された極めて少ないヒドロキシル量のポリカーボネート
樹脂溶液の3584 c+s−’での吸光度を測定する
ことによって作成された校正曲線を参照して計算された
適宜の反応容器に、無水フタル酸と 2.0倍モル過剰
のイソプロピルアルコールが装入された。装入物が、還
流温度で約1時間加熱された。
この時間の最後に、反応混合物の7リコートが赤外分析
によって無水物の不在を示した。溶媒が真空下で取り除
かれ、そして残留物がトリエンから再結晶されて !、
2−ベンゼンジカルボン酸千ノーイソプロピルエステル
が得られた(融点 73−77℃)。
11口11 200011n四ツロフラスコに、機械的かくはん具、
pHプローブ、水性苛性液導入管及びドライアイス凝縮
器及びガス導入管を接続したタライゼンアダプターを取
付けた。このフラスコに、水560mβ、塩化メチレン
 680mβ、トリエチルアミン2.8 mAl (0
,02モル)、前記1.2−ベンゼンジカルボン酸モノ
−イソプロピルエステル5.65 g(0,025モル
)及びビスフェノール−Al14g(0,50モル)を
加えた。かくはん下、25%水酸化ナトリウウム水溶液
の添加により pHを10.0に上げ、その後pHを9
.5乃至11.5に維持しながらホスゲンをフラスコ中
にIg/分の速度で60分間(0,6モル)導入した0
反応の最後に、 pHを Ili:調節した。 Fa4
脂層をブラインばから分離し、その後洗液が酸性のまま
となるまで(通常は1回だけ必要とされる)3型皿%I
C℃水溶液で洗浄し、次いで蒸留水で2度洗浄した。そ
の後、樹脂をワーリングブレンダー内のメタノール15
0011β中で沈殿させ、そして更に500 mj2の
メタノールで洗浄した。
大U 本実施例は本発明に係わる実施例ではなく、比較のため
になされた。
従来からのポリカーボネート樹脂用末端キャップ剤であ
るフェノールを前記 1.2−ベンゼンジカルボン酸モ
ノ−イソプロとルエステ°ルの代りに使用した以外は、
前記実施例1で使用されたのと実質的に同じ方法で、樹
脂を調製した。
Xj口1l 実施例I及び比較実施PI2の樹脂の各5グラム分を、
別々にベトリ皿に置き、115℃の空気循還オーブン内
で乾燥し、その後300℃、51を圧に設定された真空
オーブン内に置いた。1時間の間、試料を15分間隔で
取り出した(最初の15分間、オーブン温度を285℃
から300℃に徐々に高めた)、これら試料に関して固
有粘度及びヒドロキシル末端基量を測定した。結果を下
記表1に示した。
表1 イソプロピルエステル末端基 樹脂及び従来からの末端基樹 脂の真空オーブン熱分解の結 300 ℃1 5III+1で 01目l− 実施例1 イソプロピルニス チル7 キャップ IVOH*端基 一匣L1−−− 比較実施例2 フェノール ゛ キャップ IV  OH末端基 一団且り−−− 0   0.435 270    0.443 20
未満15     0.404   795     
   0.456    253 0     0.3
87   159[10,43740450,4622
1500,45654600,48622300,44
053表1に示されている様に、実施例1の樹脂に関す
る反応条件下で樹脂中での迅速なヒドロキシ末端基の生
成、そして比較実施例からは無視し得るヒドロキシ木端
基の生成が起る。60分の反応時間で、2230 pp
mの011基は樹脂中の各100個の反復単位につき約
3.3モルのOH基、即ち3.3モル%のヒドロキシ末
端基に対応する。前記試料の固有粘度(0,4861を
有するポリカーボネート樹脂が、典型的には3.5乃至
4.0モル%の末端基を含むが、これはヒドロキシ末端
基の実質的に完全な生成を示す。
前記式 (Vr[又はVlll l を有する本発明に
係わるポリカーボネートm脂は、多種多様の反応性合成
ポリマー(例えばポリアミド、ポリカーボネート、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリエーテル等)とのブロッ
ク共重合体の製造に使用され得る。一般的に5これは先
ず最初に前記樹脂のヒドロキシル又はカルボキシル末端
基と適宜の官能化剤とを反応させることにより達成され
る0例えば、前it!D脂は新規なブロックポリカーボ
ネート又はポリエステルカーボネート樹脂を生成させる
ために、ホスゲン又は式 (V)の二酸の二酸クロリド
誘導体、そのほかに存在する式 (III)の二価フェ
ノールと反応され得る0代りに、前記ヒドロキシル末端
樹脂は前記米国特許出願第939.391号の明細書に
記載されている方法で誘導体化されることができ、そし
てその誘導体化された樹脂は前記出願の明細書に記載さ
れた方法で、一部分がポリカーボネート−ポリアミド共
重合体から成るポリアミドとのブレンドを製造するため
に使用され得る。
かくして、本発明に係わる樹脂は官能化ポリカーボネー
ト樹脂及び例えばポリアミド、ポリエステル、ポリウレ
タン等の多種多様の熱可塑性樹脂とのブロック共重合体
の製造に使用され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)界面重合条件下、分子量を調節する割合の式(I
    I): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは熱分解時にβ−脱離に従い 得るヒドロカービル基を表わす) の化合物の存在下で二価フェノールをハロゲン化カルボ
    ニルと反応させることを含む、エステル基で連鎖停止さ
    れたポリカーボネート樹脂の製造法。 二価フェノールが式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Aは1乃至約15個の炭素原子 を含む2価の炭化水素基、1乃至約 15個の炭素原子を含むハロゲンで 置換された2価の炭化水素基及び −S−、−S−S−、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、−O−、又は▲数
    式、化学式、表等があります▼ 等の二価の基から成る群から選ばれ、 式(III)中の各Xは夫々ハロゲン原 子、ヒドロカービル基、オキシアル キル基又はオキシアリール基から成 る群から選ばれ、mは0又は1であ り、そして yは0乃至4の整数であ る) を有する二価フェノールから選ばれる請求項1記載の製
    造法。 (3)ハロゲン化カルボニルがホスゲンである請求項2
    記載の製造法。 (4)Rが熱分解による除去に従い得るアルキル基又は
    シクロアルキル基を表わす請求項1記載の製造法。 (5)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは熱分解時にβ−脱離に従い 得るヒドロカービル基を表わす) の1価の成分で末端キャップされたポリカーボネート樹
    脂。 (6)Rがアルキル基又はシクロアルキル基を表わす請
    求項5記載の樹脂。 (7)Rがイソプロピル基を表わす請求項6記載の樹脂
    。 (8)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の1価の成分で末端キャップされた過渡的ポリカーボネ
    ート樹脂。 (9)図式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の樹脂。 (10)請求項9記載のポリカーボネート樹脂と反応性
    、合成、ポリマー性樹脂との反応により製造されるブロ
    ック共重合体。
JP63307085A 1987-12-14 1988-12-06 エステル末端停止ポリカーボネート Pending JPH021726A (ja)

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US4814395A (en) 1989-03-21
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