JPH02172577A - 捩り型振動子用圧電セラミック素子 - Google Patents

捩り型振動子用圧電セラミック素子

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JPH02172577A
JPH02172577A JP63326021A JP32602188A JPH02172577A JP H02172577 A JPH02172577 A JP H02172577A JP 63326021 A JP63326021 A JP 63326021A JP 32602188 A JP32602188 A JP 32602188A JP H02172577 A JPH02172577 A JP H02172577A
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electrodes
electrode
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piezoelectric ceramic
split
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Mitsuo Tamura
光男 田村
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、超音波モータ、超音波加工機、あるいはメカ
ニカルフィルター等において、捩り振動モードを発生さ
せて使用する複合振動子の捩りモードの発生源である圧
電振動素子に関する。
[従来の技術] 従来、この種の用途の圧電振動素子は、圧電セラミック
スの有する厚みすべり振動モードを連結する剛体の捩り
モードに変更するように、構成するものであり、駆動電
界の方向と分極軸とは直交しているものである。
第7図(a)、(b)は捩り型圧電振動子の駆動源とし
て、理想的な圧電セラミック素子の構成を示す図で、圧
電セラミックス51.51−の中心軸の周囲を同心円状
に矢印52.52″で示されるような分極軸が通るもの
である。しかしながら、第7図に示されるような構成は
圧電セラミックスにおいて、分極処理上不可能であり、
第7図の構成に近似的になるような振動子がいくつか提
案されている。
第8図及び第9図は第7図の圧電振動素子に近似した圧
電振動素子を示す斜視図である。第8図(a)及び(b
)で示される分割方式で実現された圧電捩り型振動子は
、一つの円板61もしくは、リング61′が何個かの分
割された素片からなり夫々の矢印で示される分極軸62
.及び62′を結ぶと近似的な第7図に示す構造と夫々
なるものである。
また、第9図は分割電極方式によって、第7図で示す圧
電捩り型振動子の理想的な構成を実現するもので、(a
)はリング71に対して分極用の電極72を放射状に形
成した状態を示し、(b)は分極時の電界の加え方と電
気力線の様子を模式的に示した。(c)は(b)で分極
した電極を取り去り、もとの電極間に新たに分割電極を
形成し、同一の方向のすべり振動が発生するように結線
した様子を部分の断面図で示している。第8図に示すよ
うに、円板もしくは、リングの上下面に、放射状の何本
かの分極用の電極72,72.を形成し、表裏別々に分
極処理を施して2組の電極群72a、72bに分かれた
分割電極とするものである。このようにして、駆動電界
に対して直交する分極成分を得るもので、近似的に第7
図の構成を実現している。
[発明が解決しようとする課8] しかしながら、第8図の従来方式の素子分割方式の場合
、1)分極並びに加工工程が複雑になり、コストアップ
になる、2)接着条件により特性が左右され易い。3)
電気機械変換効率が低い。笠の欠点を有していた。
更に、第9図で示す電極分割方式の場合は、1)分極に
際して電気力線は、表面に集中するため、分極は表面層
で大きく、中部で小さく電気機械変換効率が低い。2)
駆動電極を分割する必要があり、振動子の電気端子の取
り出し方等で設計が複雑になる等の欠点を有していた。
そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点を除去するた
めになされたもので、分極並びに加工工程が簡単で、安
価に製造することができ、接着条件等の製造条件により
接着条件により特性が左右されない、電気機械変換効率
等が高く、設計が簡単な捩り型振動子用圧電セラミック
素子を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、圧電セラミックリングの互いに対向す
る第1の面及び第2の面に夫々放射状に分割した複数の
第1の分割電極及び複数の第2の分割電極を施し、前記
第1の分割電極及び第2の分割電極間で電気力線が厚み
方向に対して一定の傾斜角度を有するように、前記第1
の分割電極及び第2の分割電極の組合わせを選択して、
複数回に分けて分極処理をした後、前記複数の第1の分
割電極を電気的に結合して第1の全面電極とするととも
に、前記複数の第2の分割電極を電気的に結合して第2
の全面電極としたことを特徴とする捩り型振動子用圧電
セラミック素子が得られる。
[作 用コ 本発明の捩り型振動子用圧電セラミック素子においては
、圧電セラミックリングに互いに対向する第1の面及び
第2の面に夫々放射状に分割した第1の分割電極及び第
2の分割電極に、この第1の分割電極及び第2の分割電
極間で電気力線が厚み方向に対して一定の傾斜角度を有
するように、第1の分割電極及び第2の分割電極の組合
わせを選択して、複数回に分けて分極処理を行い、複数
の第1の分割電極を電気的に結合して第1の全面電極と
し、複数の第2の分割電極同士を電気的に結合して第2
の全面電極としている。
これらの第1の全面電極及び第2の全面電極間に、この
圧電セラミックリングの共振周波数に等しい周波数の交
流電圧を印加すると、この圧電セラミックリングの分極
方向と電界方向とは一定の角をなして交差する。したが
って、圧電セラミックリングの第1の面及び第2の面の
周方向に沿って互いに逆方向に歪む捩り振動が発生する
[実施例] 以下図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第7図は、捩りモード振動子の圧電素子としての理想的
な分極状態を示す図である。
しかしながら、実際上は、円板もしくはリングの単体に
対して第7図のような分極は不可能である。今までに、
第8図及び第9図は近似的に第7図の状態を実現した従
来の方式である。
第1図は本発明の実施例に係る捩り型振動子用圧電セラ
ミック素子を示す図である。第2図は第1図の捩り型振
動子用圧電セラミック素子の周方向を直線的に展開した
図である。第2図において、圧電セラミック素子10の
上面上の第1の分割電極をAI+ A2+ ・・・、A
にれらに対向する底面上の第2の電極をBl g  B
2 + ・・・、B、とする。
電極A、及び81間にのみ直流電圧を一定の温度下で印
加すると、矢印13の方向に分極を生じる。
次に電極A4及び82間、電極A5及び83間、A、及
びB、−1間、又は電極A2及び85間等の第1の分割
電極Akヤ、及び第2の分割電極B。
(但しkは自然数)間に順次直流電界を印加してゆくと
、電極面と一定の傾斜を有する分極が周方向で順次処理
して行くことができる。分極処理において電極A、及び
電極88間に直流電界を印加しているとき、電極A、の
隣の電極A4及び電極B、の隣の電極82間に電界を印
加すると、電気力線の方向が多少変わるために、分極方
向の角度が不均一になる。ところが、電極A3及び電極
81間に直流電圧を印加しているとき、電極A8及び電
極86間の分極は、影響を殆ど与えられる事はない。従
って、分極処理は、何ステップかの間隔を持って同時に
平行処理することが可能である。
第3図は第1及び第2の電極の平行処理の一例を示す図
である。この図において、第1の分割電極1,1°、1
°’、1”’は同時に遥電圧が印加できる。次ぎに、第
1の分割電極2.2’22゛°と順次矢印15で示され
るように、行うことができる。
電極面と一定の傾斜角度を持った分極軸がある場合厚み
辷り振動モードが発生することは、良く知られている(
“圧電セラミック材料″田中哲部、岡崎清他共編 学献
社 1973年刊 参照)従って、適当な寸法の金属環
を両側に接着して、ランジュバン振動子とした場合、捩
じりモードの基本周波数で共振することになる。
第4図は第1図の構成に対して上下を夫々全面電極とし
て交流電圧を印加した場合のすべり変位の発生する様子
を示す図である。この図において、交流電源16を上下
面の第1及び第2の全面電極17及び18間に接続する
と、上下面近傍は互いに逆方向に周に沿う方向に歪みが
発生する。
第5図は実施例における圧電セラミックスの形状を示し
、第1表に関連する諸事項を記入した。
次に、第6図に示すように、アルミニウム製円柱21.
21−を両面に導電接着剤で接着した後、交流型R23
に接続して、捩り振動子としての基本性能を確認した。
この結果を第2表に示す。
第  2  表 第  1  表 *IKHzでのill定値 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、製法プロセスが簡
便で、接着条件の影響がない、電気機械充填効率の高い
等の利点をもった捩り振動子用圧電セラミック素子の提
供が可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す図で、リング状の圧電
セラミックス上下面の電極は、放射状に分割されており
、分極は、上下の電極群を選択して電極面に対して分極
軸が一定の角度を成すように構成したものである。 第2図は第1図の構成を実現するための分極方法を示す
図で、上下で電圧を印加する電極の位置がずれている。 第3図は第2図の分極を効率的に行うために互いに干渉
しない離れた位置同士同時の分極処理の説明に供する図
である。 第4図は第1図の構成に対して上下を夫々全面電極とし
て交流電圧を印加した場合のすべり変位の発生する様子
を示す図である。 第5図は実施例において作製した圧電セラミックリング
の形状を示す図で、あわせて寸法も記入した。 第6図は第5図の圧電セラミックリングを用いて捩り振
動子を構成したときの主要寸法を示す図である。 第7図(a)、(b)は捩り型圧電振動子の駆動源とし
て、理想的な圧電セラミック素子の構成を示す図である
。 第8図(a)、(b)は第7図の構成を近似的に分割方
式で実現した図で、図では円板(a)とリング(b)に
ついて、4分割した場合について示しである。 第9図は分割電極方式によって、第1図の構成を実現す
るもので、(a)はリング1に対して分極用の電極2を
放射状に形成した状態を示す図で、(b)は分極時の電
界の加え方と電気力線の様子を模式的に示し、(C)は
(b)で分極した電極を取り去り、もとの電極間に新た
に分割電極を形成し、同一の方向のすべり振動が発生す
るように結線した様子を示す部分図である。 図中A、、A2.・・・、Aoは第1の分割電極、Bl
 * 82 * ・・・2 B、、は第2の分割電極、
10は圧電セラミック素子、13は矢印、1.11”、
1”’及び2,2° 2゛° 2°゛′は第1の分割電
極の対応部分、15は矢印、16は交流電源、17は第
1の全面電極、18は第2の全面電極、21.21−は
アルミニウム製円柱、23は交流電源、51.51−は
圧電セラミックス、52.52−は分極軸を示す矢印、
61は円板、61゛はリング、62.62−は分極軸を
示す矢印、71はリング、72は分極用電極、72a、
72bは表裏電極群である。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.圧電セラミックリングの互いに対向する第1の面及
    び第2の面に夫々放射状に分割した複数の第1の分割電
    極及び複数の第2の分割電極を施し、前記第1の分割電
    極及び第2の分割電極間で電気力線が厚み方向に対して
    一定の傾斜角度を有するように、前記第1の分割電極及
    び第2の分割電極の組合わせを選択して、複数回に分け
    て分極処理をした後、前記複数の第1の分割電極を電気
    的に結合して第1の全面電極とするとともに、前記複数
    の第2の分割電極を電気的に結合して第2の全面電極と
    したことを特徴とする捩り型振動子用圧電セラミック素
    子。
JP63326021A 1988-12-26 1988-12-26 捩り型振動子用圧電セラミック素子 Expired - Lifetime JPH074575B2 (ja)

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JPH074575B2 JPH074575B2 (ja) 1995-01-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662766A (en) * 1993-04-08 1997-09-02 Taiji Mishima Tool horn converting longitudinal vibration to torsional vibration
CN115259838A (zh) * 2022-08-19 2022-11-01 中船重工海声科技有限公司 一种扭转振动晶环及其制作方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662766A (en) * 1993-04-08 1997-09-02 Taiji Mishima Tool horn converting longitudinal vibration to torsional vibration
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